JP2011503929A - ピング(ping)を用いたセッション初期化プロトコル登録 - Google Patents

ピング(ping)を用いたセッション初期化プロトコル登録 Download PDF

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Abstract

無線通信におけるIPマルチメディア・サブシステムおよびモバイル・デバイスへのセッション初期化プロトコル・ベースの登録を改善することを容易にするシステムおよび方法論が記載される。モバイル・デバイスは、利用可能な1または複数のSIPサーバ(例えば、プロキシ・コール・セッション制御機能)を発見する。モバイル・デバイスは、到達可能性を判定するために、発見されたおのおののサーバへピング・メッセージを発行する。ピング・メッセージに関連付けられた測定された往復時間に少なくとも部分的に基づいて、モバイル・デバイスは、少なくとも1つのサーバとの登録手続きを開始する。

Description

関連出願に対する相互参照
本出願は、2007年10月5日に出願された"METHOD AND APPARATUS FOR OPTIMIZING A REGISTRATION PROCEDURE"と題された米国仮出願60/978,072号の利益を主張する。上記出願の全体は、参照によって本明細書に組み込まれる。
以下の説明は、一般に、無線通信に関し、さらに詳しくは、到達可能性を判定するために、ピング・メッセージを用いることによって、セッション初期化プロトコル登録を改善することに関する。
無線通信システムは、例えば、音声、データ等のようなさまざまなタイプのコンテンツを通信するために広く開発されてきた。一般的な無線通信システムは、利用可能なシステム・リソース(例えば、帯域幅、送信電力等)を共有することにより、複数のユーザとの通信をサポートすることができる多元接続システムでありうる。そのような多元接続システムの例は、符号分割多元接続(CDMA)システム、時分割多元接続(TDMA)システム、周波数分割多元接続(FDMA)システム、直交周波数分割多元接続(OFDMA)システム等を含む。さらに、これらシステムは、例えば、第3世代パートナシップ計画(3GPP)、3GPP2、3GPPロング・ターム・イボリューション(LTE)等のような仕様に準拠しうる。
通常、無線多元接続通信システムは、複数のモバイル・デバイスのための通信を同時にサポートすることができる。おのおののモバイル・デバイスは、順方向リンクおよび逆方向リンクによる送信を介して、1または複数の基地局と通信することができる。順方向リンク(すなわち、ダウンリンク)は、基地局からモバイル・デバイスへの通信リンクを称し、逆方向リンク(すなわち、アップリンク)は、モバイル・デバイスから基地局への通信リンクを称する。さらに、モバイル・デバイスと基地局との間の通信は、単一入力単一出力(SISO)システム、複数入力単一出力(MISO)システム、複数入力複数出力(MIMO)システム等によって確立されうる。それに加えて、ピア・ツー・ピア無線ネットワーク構成で、モバイル・デバイスが他のモバイル・デバイスと(および/または基地局が他の基地局と)通信することができる。
無線通信システムはしばしば、有効範囲領域を提供する1または複数の基地局を使用する。一般的な基地局は、ブロードキャスト・サービス、マルチキャスト・サービス、および/またはユニキャスト・サービスのために、複数のデータ・ストリームを送信する。ここで、データ・ストリームは、アクセス端末に対して興味のある独立した受信からなるデータのストリームでありうる。そのような基地局の有効範囲領域内のアクセス端末は、合成ストリームによって搬送される1つ、1つより多い、または全てのデータ・ストリームを受信するために適用されうる。同様に、アクセス端末は、基地局あるいは他のアクセス端末へデータを送信することができる。
MIMOシステムは、データ送信のために、一般に、複数(N個)の送信アンテナと、複数(N個)の受信アンテナとを使用する。N個の送信アンテナおよびN個の受信アンテナによって形成されるMIMOチャネルは、空間チャネルとも称されるN個の独立チャネルへ分割される。ここでN≦min{N、N}である。N個の独立チャネルのおのおのは、ディメンションに相当する。さらに、複数の送信アンテナおよび受信アンテナによって生成される追加のディメンションが利用される場合、MIMOシステムは、(例えば、高められたスペクトル効率、より高いスループット、および/またはより高い信頼性のような)向上されたパフォーマンスを与える。
以下は、1または複数の実施形態の基本的な理解を与えるために、そのような実施形態の簡略化された概要を示す。この概要は、考えられるすべての実施形態の広範囲な概観ではなく、すべての実施形態の重要要素や決定的要素を特定することも、何れかまたは全ての実施形態のスコープを線引きすることも意図されていない。その唯一の目的は、後に示されるより詳細な記載に対する前置きとして、簡略化された形式で1または複数の実施形態のいくつかの概念を表すことである。
1または複数の実施形態およびその対応する開示によれば、無線通信におけるモバイル・デバイスのセッション初期化プロトコル・ベースの登録およびマルチメディア・サブシステムの改良に関するさまざまな態様が記載される。モバイル・デバイスは、利用可能な1または複数のSIPサーバ(例えば、プロキシ・コール・セッション制御機能)を発見する。モバイル・デバイスは、到達可能性を判定するために、発見されたおのおののサーバへ、並行してピング(PING)メッセージを発行する。ピング・メッセージに関連付けられ、測定された往復時間に少なくとも部分的に基づいて、モバイル・デバイスは、少なくとも1つのサーバへの登録手続きを開始する。
関連する態様によれば、セッション初期化プロトコル登録を改良することを容易にする方法が提供される。この方法は複数のプロキシ・サーバを発見することを備えうる。この方法はまた、発見されたおのおののプロキシ・サーバへピング・メッセージを送信することを含む。ピング・メッセージは、リターン応答を要求する。さらに、この方法は、おのおののピング・メッセージに関連付けられた往復時間を測定することを含みうる。それに加えて、この方法はまた、測定された往復時間に基づいて、発見されたプロキシ・サーバのうちの少なくとも1つへの登録手続きを開始することを含みうる。
別の態様は、セッション初期化プロトコル登録を容易にする通信装置に関する。この通信装置は、複数のプロキシ・サーバを発見する手段を含みうる。この通信装置はまた、発見されたおのおののプロキシ・サーバへピング・メッセージを送信する手段を備えうる。ピング・メッセージは、リターン応答を要求する。さらに、通信装置は、おのおののピング・メッセージに関連付けられた往復時間を測定する手段を含みうる。それに加えて、通信装置はまた、測定された往復時間に基づいて、発見されたプロキシ・サーバのうちの少なくとも1つへの登録手続きを開始する手段をも備えうる。
さらに別の態様は、無線通信装置に関する。この無線通信装置は、複数のプロキシ・サーバを発見することと、リターン応答を要求するピング・メッセージを、発見されたおのおののプロキシ・サーバへ送信することと、おのおののピング・メッセージに関連付けられた往復時間を測定することと、測定された往復時間に基づいて、発見されたプロキシ・サーバのうちの少なくとも1つへの登録手続きを開始することと、に関連する命令群を保持するメモリを含みうる。それに加えて、この無線通信装置はさらに、メモリに接続されメモリに保持された命令群を実行するように構成されたプロセッサを備えうる。
また別の態様は、コンピュータ読取可能媒体を有しうるコンピュータ・プログラム製品に関する。コンピュータ読取可能媒体は、コンピュータに対して、複数のプロキシ・サーバを発見させるためのコードを含みうる。コンピュータ読取可能媒体はまた、コンピュータに対して、発見されたおのおののプロキシ・サーバへピング・メッセージを送信させるためのコードをも備えうる。ピング・メッセージはリターン応答を要求する。さらに、コンピュータ読取可能媒体は、コンピュータに対して、おのおののピング・メッセージに関連付けられた往復時間を測定させるためのコードを含みうる。それに加えて、コンピュータ読取可能媒体は、コンピュータに対して、測定された往復時間に基づいて、発見されたプロキシ・サーバのうちの少なくとも1つへの登録手続きを開始させるためのコードを備えうる。
別の態様は、無線通信システムにおける装置に関する。この装置は、複数のプロキシ・サーバを発見するように構成されたプロセッサを備えうる。このプロセッサはまた、発見されたおのおののプロキシ・サーバへピング・メッセージを送信するように構成されうる。ピング・メッセージは、リターン応答を要求する。プロセッサはさらに、おのおののピング・メッセージに関連付けられた往復時間を測定するように構成されうる。それに加えて、プロセッサは、測定された往復時間に基づいて、発見されたプロキシ・サーバのうちの少なくとも1つへの登録手続きを開始するように構成されうる。
本明細書に記述された別の態様は、モバイル・デバイスのセッション初期化プロトコル登録を容易にする方法に関する。この方法は、モバイル・デバイスから少なくとも1つのピング・メッセージを受信することを含みうる。この方法はまた、少なくとも1つのピング・メッセージに応答して、モバイル・デバイスへリターン・メッセージを送信することを備えうる。それに加えて、この方法はまた、少なくとも1つのピング・メッセージの送信とリターン・メッセージの受信とに必要な往復時間に少なくとも部分的に基づいて、モバイル・デバイスの登録を開始することを含みうる。
また別の態様は、セッション初期化プロトコル登録を容易にする通信装置に関する。この通信装置は、モバイル・デバイスから少なくとも1つのピング・メッセージを受信する手段を備えうる。この通信装置はさらに、少なくとも1つのピング・メッセージに応答してモバイル・デバイスへリターン・メッセージを送信する手段を含みうる。それに加えて、この通信装置は、少なくとも1つのピング・メッセージの送信とリターン・メッセージの受信とのために必要な往復時間に少なくとも部分的に基づいて、モバイル・デバイスの登録を開始することを含みうる。
本明細書に記載されたさらなる態様は、メモリを備えうる無線通信装置に関する。このメモリは、モバイル・デバイスから少なくとも1つのピング・メッセージを受信することと、少なくとも1つのピング・メッセージに応答して、モバイル・デバイスへリターン・メッセージを送信することと、少なくとも1つのピング・メッセージの送信とリターン・メッセージの受信とに必要な往復時間に少なくとも部分的に基づいて、モバイル・デバイスの登録を開始することと、に関連する命令群を保持しうる。それに加えて、この無線通信装置はさらに、メモリに接続されメモリ内に保持された命令群を実行するように構成されたプロセッサを含みうる。
また別の態様は、モバイル・デバイスからの少なくとも1つのピング・メッセージをコンピュータに受信させるためのコードを含むコンピュータ読取可能媒体を有するコンピュータ・プログラム製品に関する。コンピュータ読取可能媒体はさらに、コンピュータに対して、少なくとも1つのピング・メッセージに応答してモバイル・デバイスへリターン・メッセージを送信させるためのコードを備えうる。それに加えて、コンピュータ読取可能媒体は、コンピュータに対して、少なくとも1つのピング・メッセージの送信とリターン・メッセージの受信とに必要な往復時間に少なくとも部分的に基づいて、モバイル・デバイスの登録を開始させるためのコードを含みうる。
また別の態様は、無線通信システムにおける装置に関する。この装置は、モバイル・デバイスから少なくとも1つのピング・メッセージを受信するように構成されたプロセッサを備えうる。このプロセッサはまた、少なくとも1つのピング・メッセージに応答して、モバイル・デバイスへリターン・メッセージを送信するように構成されうる。それに加えて、このプロセッサは、少なくとも1つのピング・メッセージの送信とリターン・メッセージの受信のために必要な往復時間に少なくとも部分的に基づいて、モバイル・デバイスの登録を開始するように構成されうる。
前述した目的および関連する目的を達成するために、1または複数の実施形態は、後に十分に記載され、特許請求の範囲において特に指摘されている特徴を備える。次の記載および添付図面は、1または複数の実施形態のある実例となる態様を詳細に記載する。しかしながら、これらの態様は、さまざまな実施形態の原理が適用されるさまざまな方法のうちの僅かしか示しておらず、記載された実施形態は、そのような全ての局面およびそれらの等価物を示すことが意図されている。
図1は、本明細書に記載されたさまざまな態様にしたがう無線通信システムの実例である。 図2は、無線通信環境内で適用される通信装置の実例である。 図3は、登録手続きを開始する前にプロキシSIPサーバの到達可能性を判定することを容易にする無線通信システムの実例である。 図4は、主題とする開示の態様にしたがってプロキシ・サーバの選択および登録を示すコール・フローを例示する。 図5は、セッション初期化プロトコルを用いてIMS登録手続きを開始する前に、到達可能なサーバを選択することを容易にする方法論の例示である。 図6は、セッション初期化プロトコルを用いてIMS登録手続きを開始する前に、到達可能なサーバを選択することを容易にする方法論の例示である。 図7は、開示された主題の態様にしたがって無線通信システム内のモバイル・デバイスに関連付けられた通信を容易にするシステムの例示である。 図8は、開示された主題の態様にしたがって無線通信システム内のモバイル・デバイスに関連付けられた通信を容易にするシステムの例示である。 図9は、本明細書に記載されたさまざまなシステムおよび方法と共に適用されうる無線ネットワーク環境の例示である。 図10は、ピング(ping)メッセージによってSIP登録中にP−CSCFの到達可能性を判定するシステムの例示である。 図11は、セッション初期化プロトコル登録を容易にするシステムの例示である。
さまざまな態様が、全体を通じて同一要素を示すために同一の参照番号が使用される図面を参照して説明される。以下の記載では、説明の目的のために、1または複数の実施形態の完全な理解を提供するために、多くの具体的な詳細が述べられる。しかしながら、そのような実施形態は、これら具体的な詳細無しで実現されうることが明確である。他の事例では、1または複数の実施形態の記載を容易にするために、周知の構成およびデバイスがブロック図形式で示される。
本願で使用されるように、用語「構成要素」、「モジュール」、「システム」等は、ハードウェア、ファームウェア、ハードウェアとソフトウェアとの組み合わせ、ソフトウェア、あるいは実行中のソフトウェアのうちの何れかであるコンピュータ関連エンティティを称することが意図されている。例えば、構成要素は、限定される訳ではないが、プロセッサ上で実行中のプロセス、プロセッサ、オブジェクト、実行形式、実行スレッド、プログラム、および/またはコンピュータでありうる。例示によれば、コンピュータ・デバイス上で実行中のアプリケーションと、コンピュータ・デバイスとの両方が構成要素になりえる。1または複数の構成要素は、プロセスおよび/または実行スレッド内に存在し、構成要素は、1つのコンピュータに局在化されるか、および/または、2つ以上のコンピュータに分散されうる。さらに、これらの構成要素は、さまざまなデータ構造を格納したさまざまなコンピュータ読取可能媒体から実行可能である。これら構成要素は、(例えば、信号によってローカル・システムや分散システム内の他の構成要素とインタラクトする1つの構成要素からのデータ、および/または、他のシステムを備えた例えばインターネットのようなネットワークを介して他の構成要素とインタラクトする1つの構成要素からのデータのような)1または複数のデータのパケットを有する信号にしたがって、ローカル処理および/またはリモート処理によって通信することができる。
さらに、さまざまな実施形態が、本明細書では、モバイル・デバイスに関して記載される。モバイル・デバイスはまた、システム、加入者ユニット、加入者局、モバイル局、モバイル、遠隔局、遠隔端末、アクセス端末、ユーザ端末、端末、無線通信デバイス、ユーザ・エージェント、またはユーザ機器(UE)とも称されうる。モバイル・デバイスは、セルラ電話、コードレス電話、セッション初期化プロトコル(SIP)電話、無線ローカル・ループ(WLL)局、携帯情報端末(PDA)、無線接続機能を有するハンドヘルド・デバイス、コンピュータ・デバイス、あるいは、無線モデムに接続されたその他の処理デバイスでありうる。さらに、本明細書では、さまざまな実施形態が、基地局に関して記載される。基地局は、モバイル・デバイスと通信するために利用され、また、アクセス・ポイント、ノードB、イボルブド・ノードB(eNodeBまたはeNB)、基地トランシーバ局(BTS)、またはその他幾つかの専門用語でも称されうる。
さらに、本明細書に記載のさまざまな態様または特徴は、標準的なプログラミング技術および/またはエンジニアリング技術を用いた方法、装置、または製造物品として実現されうる。本明細書で使用される用語「製造物品」は、任意のコンピュータ読取可能デバイス、キャリア、または媒体からアクセスすることが可能なコンピュータ・プログラムを含むことが意図される。例えば、コンピュータ読取可能媒体は、限定される訳ではないが、磁気記憶装置(例えば、ハード・ディスク、フロッピー(登録商標)ディスク、磁気ストリップ等)、光ディスク(例えば、コンパクト・ディスク(CD)、デジタル・バーサタイル・ディスク(DVD)等)、スマート・カード、およびフラッシュ・メモリ・デバイス(例えば、EPROM、カード、スティック、キー・ドライブ等)を含みうる。さらに、本明細書に記載されたさまざまな記憶媒体は、情報を格納するための1または複数のデバイス、および/または、その他の機械読取可能媒体を表すことができる。用語「機械読取可能媒体」は、限定されることなく、無線チャネル、および、命令群および/またはデータを格納、包含、および/または搬送することができるその他さまざまな媒体を含みうる。
本明細書に記載された技術は、例えば符号分割多元接続(CDMA)、時分割多元接続(TDMA)、周波数分割多元接続(FDMA)、直交周波数分割多元接続(OFDMA)、単一キャリア周波数領域多重化(SC−FDMA)、およびその他のシステムのようなさまざまな無線通信システムに使用されうる。「システム」、「ネットワーク」という用語はしばしば置換可能に使用される。CDMAシステムは、例えばユニバーサル地上ラジオ・アクセス(UTRA)、CDMA2000等のような無線技術を実現することができる。UTRAは、広帯域CDMA(W−CDMA)およびCDMAのその他の変形を含んでいる。CDMA2000は、IS−2000規格、IS−95規格、およびIS−856規格をカバーする。TDMAシステムは、例えばグローバル移動体通信システム(GSM)のような無線技術を実現することができる。OFDMAシステムは、例えばイボルブドUTRA(E−UTRA)、超モバイル・ブロードバンド(UMB)、IEEE 802.11(Wi−Fi)、IEEE 802.16(WiMAX)、IEEE 802.20、フラッシュ−OFDM(登録商標)等のような無線技術を実現することができる。UTRAおよびE−UTRAは、ユニバーサル・モバイル・テレコミュニケーション・システム(UMTS)の一部である。3GPPロング・ターム・イボリューション(LTE)は、ダウンリンクではOFDMAを適用し、アップリンクではSC−FDMAを適用するE−UTRAを用いるUMTSの最新のリリースである。UTRA、E−UTRA、UMTS、LTE、およびGSMは、「第3世代パートナシップ計画」(3GPP)と命名された組織からの文書に記載されている。CDMA2000およびUMBは、「第3世代パートナシップ計画2」(3GPP2)からの文書に記載されている。
図1に示すように、無線通信システム100が、本明細書に示されたさまざまな実施形態にしたがって例示される。システム100は、複数のアンテナ・グループを含むことができる基地局102を備える。例えば、1つのアンテナ・グループは、アンテナ104およびアンテナ106を含むことができ、別のグループはアンテナ108およびアンテナ110を備えることができ、さらに別のグループはアンテナ112およびアンテナ114を含むことができる。おのおののアンテナ・グループについて2つのアンテナが例示されているが、おのおののグループについて、それよりも多いあるいはそれよりも少ないアンテナが適用されうる。基地局102はさらに、送信機チェーンおよび受信機チェーンを含みうる。それらおのおのは、当業者によって理解されるように、信号の送信および受信に関連付けられた複数の構成要素(例えば、プロセッサ、変調器、マルチプレクサ、復調器、デマルチプレクサ、アンテナ等)を備えうる。
基地局102は、例えばモバイル・デバイス116およびモバイル・デバイス122のような1または複数のアクセス端末と通信することができる。しかしながら、基地局102は、モバイル・デバイス116およびモバイル・デバイス122に類似した実質的に任意の数のモバイル・デバイスと通信しうることが理解されるべきである。モバイル・デバイス116およびモバイル・デバイス122は、例えば、セルラ電話、スマート・フォン、ラップトップ、ハンドヘルド通信デバイス、ハンドヘルド・コンピュータ・デバイス、衛星ラジオ、全地球測位システム、PDA、および/または、無線通信システム100を介して通信するのに適切なその他任意のデバイスでありうる。図示するように、モバイル・デバイス116は、アンテナ112およびアンテナ114と通信している。ここで、アンテナ112およびアンテナ114は、順方向リンク118によってモバイル・デバイス116へ情報を送信し、逆方向リンク120によってモバイル・デバイス116から情報を受信する。さらに、モバイル・デバイス122はアンテナ104およびアンテナ106と通信している。ここで、アンテナ104およびアンテナ106は、順方向リンク124でモバイル・デバイス122へ情報を送信し、逆方向リンク126でモバイル・デバイス122から情報を受信する。周波数分割デュプレクス(FDD)システムでは、例えば、順方向リンク118は、逆方向リンク120によって使用されるものとは異なる周波数帯域を使用し、順方向リンク124は、逆方向リンク126によって使用されるものとは異なる周波数帯域を使用しうる。さらに、時分割デュプレクス(TDD)システムでは、順方向リンク118および逆方向リンク120は、共通の周波数帯域を使用し、順方向リンク124および逆方向リンク126は、共通の周波数帯域を使用しうる。
通信するように指定された領域および/またはアンテナのおのおののグループは、基地局102のセクタと称されうる。例えば、基地局102によってカバーされる領域のセクタ内のモバイル・デバイスへ通信するために複数のアンテナが設計されうる。順方向リンク118および順方向リンク124による通信では、基地局102の送信アンテナは、モバイル・デバイス116およびモバイル・デバイス122のための順方向リンク118および順方向リンク124の信号対雑音比を向上するためにビームフォーミングを適用することができる。例えば、これは、希望の方角に信号を向けるためにプリコーダを使用することにより提供されうる。また、基地局102は、関連する有効通信範囲内にランダムに分布しているモバイル・デバイス116、122へ送信するためにビームフォーミングを利用している間、近隣セル内のモバイル・デバイスは、すべてのモバイル・デバイスに対して単一のアンテナで送信する基地局に比べて、少ない干渉しか被らない。さらに、モバイル・デバイス116、122は、1つの例において、ピア・トゥ・ピアまたはアド・ホック技術を用いて互いにダイレクトに通信しうる。一例によれば、システム100は、複数入力複数出力(MIMO)通信システムになりえる。さらに、システム100は、(例えば、順方向リンク、逆方向リンクのような)通信チャネルを分割するために、例えばFDD、TDD等のような実質的に任意のタイプのデュプレクス技術を利用しうる。
図2に移って、無線通信環境内で適用される通信装置200が例示される。この通信装置200は、基地局または基地局の一部、モバイル・デバイスまたはモバイル・デバイスの一部、あるいは、無線通信環境において送信されたデータを受信する実質的に任意の通信装置でありうる。通信システムにおいて通信装置200は、登録手続きを開始する前に、到達可能なセッション初期化プロトコル(SIP)サーバを選択することを可能にするために、後述するような構成要素を適用しうる。
この通信装置200は、マルチメディア通信セッションをセットアップおよび/または破棄するためにSIP(例えば、シグナリング・プロトコル)を利用するセッション初期化プロトコル(SIP)モジュール202を含みうる。例えば、SIPは、限定される訳ではないが、ビデオ会議、インスタント・メッセージング、オンライン・ゲーム、ストリーミング・マルチメディア等のようなアプリケーションに関連付けられたセッションを確立するために適用されうる。それに加え、SIPは、無線通信システムにおけるIPベースのマルチメディア・サービスを可能にするために、IPマルチメディア・サブシステム(IMS)内で通信セッションを確立するために利用されうる。
例によれば、SIPモジュール202は、通信装置200と(図示しない)IMSとの間のインタフェースを提供するプロキシ・コール・セッション制御機能(P−CSCF)のようなSIPサーバを発見する。SIPモジュール202は、例えばダイナミック・ホスト・コンフィギュレーション・プロトコル(DHCP)サーバから、P−CSCFエントリのリストを取得することによって、SIPサーバを発見しうる。SIPモジュール202には、発見したSIPサーバが到達可能であるとは保証されない。取得されたリスト上のP−CSCFエントリ(例えば、削除されるべきでされていない古いエントリ)は、通信装置200と一時的にコンタクトしていないか、あるいは、アクティブにならない。1つの態様では、SIPモジュール202は、到達可能性を判定するために、P−CSCFエントリを用いて登録手続きを開始する。この登録手続きは、到達可能性を判定するために、リスト内のおのおののエントリに対して約30秒を必要とする複数の試行を必要とする。
別の態様によれば、通信装置200はさらに、SIPサーバ(例えば、P−CSCF)の到達可能性を確認することを容易にするピング・モジュール204を含みうる。ピング・モジュール204は、おのおののSIPサーバへのピング・メッセージを送信しうる。1つの態様では、ピング・モジュール204は、すべてのプロキシ・サーバへ並行してピング・メッセージを送信する。ピング・メッセージは、ネットワーク内の特定のサーバ/エンティティの利用可能性を検査するメカニズムである。ピング・メッセージは、ターゲット(例えば、プロキシ・サーバまたはP−CSCF)がピング・メッセージを受信すると、応答をリターンするようにターゲットからの応答を要求する。到達可能または利用可能なターゲットは応答をリターンする一方、到達可能ではないターゲットは、応答をリターンしない。ピング・モジュール204は、特定のピング・メッセージを送信され受信されるために必要な時間に、応答が送信され受信されるために必要な時間が加えられたものに相当する往復時間を測定しうる。別の例において、ピング・モジュール204は、往復時間測定値の信頼性を高めるために、複数のピング・メッセージを送信しうる。ピング・モジュール204は、全ての往復時間測定値を集め、平均時間、最短時間、最長時間、中央時間、および/または、測定値の収集に適用することが可能なその他任意の統計的なメトリックのうちの少なくとも1つを評価しうる。
通信装置200はまた、到達可能なサーバからサーバ(例えば、プロキシ・サーバまたはP−CSCF)を選択するサーバ選択モジュール206を含みうる。到達可能なサーバは、ピング・モジュール204によって送信されたピング・メッセージに応答を送った、発見されたサーバを含んでいる。サーバ選択モジュール206は、測定された最短往復時間を持つサーバを選択しうる。さらに、サーバ選択モジュール206は、複数の測定値に基づいて、最短平均往復時間、最短往復時間、最長往復時間、または中央往復時間を持つサーバを選択しうる。それに加えて、サーバ選択モジュール206は、統計的なメトリックの組み合わせに基づいてサーバを選択しうることが認識されるべきである。例えば、サーバ選択モジュール206は、平均往復時間が最短とはいっても、第2のサーバとほぼ同じである一方、第2のサーバよりも短い中央往復時間を有するサーバを選択しうる。選択後、SIPモジュール202は、選択されたサーバへの登録手続きを開始しうる。
別の態様によれば、通信装置200は、第1のレスポンダ(例えば、ピング・メッセージに応答するP−CSCF、プロキシ・サーバ、あるいは最初のサーバ)へのSIP登録を進める。第1のレスポンダへのこの初期登録中、通信装置200は、その後に応答する他のサーバを無視する。通信装置200は、他のサーバから受信した応答を保持しうる。したがって、この初期登録に失敗した場合、通信装置200は、応答を受信した他のサーバへの登録を試みる。例えば、通信装置200は、上述したこれらのような選択技術を適用しうる。それに加えて、通信装置200は、時間内に応答する第2のサーバへの登録を試みる。通信装置200は、登録が成功するまで、必要に応じて何度もこの処理を繰り返しうる。
さらに、図示していないが、通信装置200は、サーバ、プロキシ・サーバ、および/またはP−CSCFを発見し、ピング・メッセージを送信し、ピング・メッセージ応答を受信し、往復時間を測定し、往復時間測定値に基づいてサーバを選択する等を行うための命令群を保持するメモリを含みうることが認識されるべきである。それに加えて、メモリは、信頼性向上のために、複数のピング・メッセージからの測定値を集め、統計的に分析するための命令群を保持する。さらに、通信装置200は、命令群(例えば、メモリ内に保持された命令群、別のソースから取得された命令群)を実行することに関連して利用されうるプロセッサを含むことができる。
図3に示すように、登録手続きの開始前にプロキシSIPサーバの到達可能性を判定することを容易にする無線通信システム300が例示される。システム300は、基地局304(および/または、(図示しない)任意の数の別のデバイス)と通信しうるアクセス端末302(例えば、モバイル・デバイス、ユーザ機器、モバイル端末等)を含む。基地局304は、順方向リンク・チャネルすなわちダウンリンク・チャネルでアクセス端末302へ情報を送信しうる。基地局304はさらに、逆方向リンク・チャネルすなわちアップリンク・チャネルでアクセス端末302から情報を受信しうる。さらに、システム300は、MIMOシステムになりえる。それに加えて、システム300は、OFDMA無線ネットワーク(例えば、3GPP、3GPP2、3GPP LTE等)で動作しうる。また、基地局304において図示および以下に説明される構成要素および機能は、一例において、その逆に、アクセス端末302内にも存在しうる。
システム300はさらに、無線ネットワークのラジオ機能の実行、および、公衆交換回線網とインタフェースしうる(図示しない)コア・ネットワークへの接続またはインタフェースの提供を行うアクセス・ネットワーク306を含みうる。アクセス・ネットワーク306は、ラジオ・アクセス・ネットワーク、UMTS地上ラジオ・アクセス・ネットワーク、LTEネットワーク、イボリューション・データ・オプティマイズド(EV−DO)ネットワーク等でありうる。それに加えて、アクセス・ネットワーク306は、ラジオ・リソースの利用度および信頼性を制御する1または複数の(図示しない)ラジオ・ネットワーク・コントローラを含みうる。システム300はまた、例えばアクセス端末302のようなモバイル・デバイスに関連付けられたポイント・トゥ・ポイント(PPP)セッションを確立、維持、および終了しうるパケット・データ・サービング・ノード(PDSN)308を含みうる。PDSN308は、GSMネットワークまたはUMTSネットワーク内のGPRSサポート・ノードであるか、あるいは、特定のネットワークのためのPPP接続を管理するその他任意のサポート・ノードでありうることが認識されるべきである。それに加えて、システム300は、1または複数のP−CSCFサーバ310を含みうる。これは、アクセス端末302のSIP登録を可能にし、アクセス端末302とIMS(図示せず)との間の接続を容易にする。
例示によれば、アクセス端末302は、エアによって、あるいはラジオ接続によって、基地局304と通信しうる。基地局304は、A8/A9コントローラ312を含む。これは、基地局304とアクセス・ネットワーク306との間のA8インタフェースおよび/またはA9インタフェースを確立しうる。特に、A8インタフェースは、アクセス・ネットワーク306のパケット制御機能(図示せず)と基地局304との間で、ユーザ・データを伝送する。A9インタフェースは、基地局304とアクセス・ネットワーク306との間で制御情報またはシグナリング情報を伝送する。一方、アクセス・ネットワーク306は、A10/A11コントローラ314を含みうる。これは、アクセス・ネットワーク306とPDSN308との間にA10インタフェースおよび/またはA11インタフェースを確立し、利用することを容易にする。A8インタフェースおよびA9インタフェースと同様に、A10インタフェースおよびA11インタフェースも、アクセス・ネットワーク306とPDSN308との間で、ユーザ・データおよびシグナリング情報をそれぞれ伝送する。
例によれば、アクセス端末302は、IMSによって提供されるマルチメディア・サービスへのIP接続(例えば、マルチメディア通信セッション)を要求するSIPアプリケーション316を含みうる。例えば、SIPアプリケーション316は、ボイス・オーバIPアプリケーション、マルチメディア・ストリーミング・アプリケーション、あるいは、IMSを必要とするその他任意のマルチメディア・ベースのアプリケーションでありうる。アクセス端末302は、SIPアプリケーション316によって適用されうるマルチメディア通信セッションの確立を容易にするSIPモジュール318を含む。SIPモジュール318は、アクセス端末302とIPマルチメディア・サブシステムとの間のインタフェースを提供するプロキシ・サーバ(例えば、P−CSCFサーバ310)のリストを取得するディスカバリ・モジュール320を含みうる。ディスカバリ・モジュール320は、おのおののP−CSCF310のためのエントリを有するリストをDHCPサーバから取得する。態様によれば、P−CSCF310は、動作すると、DHCPへの登録を行い、これによって、DHCPサーバは、利用可能なサーバのリストに、P−CSCF310のためのエントリを生成できるようになる。このリストを獲得するために、アクセス端末302は、エアによって、基地局304へシグナルすることができる。基地局304は、A8インタフェースまたはA9インタフェースによって、アクセス・ネットワーク306へ要求を転送することができる。アクセス・ネットワーク306は、A10インタフェースまたはA11インタフェースによって、アクセス端末302のためのPPP接続を確立するようにPDSN308へ要求しうる。その後、アクセス端末302は、サーバまたはその他の構成要素へアクセスするために、IPベースのプロトコルを利用しうる。
リスト内のどのサーバが到達可能であるかを判定するために、ディスカバリ・モジュール320によって取得されたリスト内のおのおののプロキシ・サーバへピング・メッセージを送信するピング・モジュール322が提供される。態様によれば、ピング・モジュール322は、ピング・メッセージを全てのサーバへ並行して送信しうる。ピング・モジュール322は、ピング・メッセージの送信のタイム・スタンプ、および、リターン応答に関連付けられたタイム・スタンプに基づいて往復時間を測定する往復評価部324を含みうる。サーバ選択モジュール326は、到達可能なサーバのセットから、プロキシ・サーバを選択しうる。到達可能なサーバは、ピング・メッセージに対する応答をリターンするサーバである。態様によれば、サーバ選択モジュール326は、往復時間評価部324によって判定された最短の往復時間を持つプロキシ・サーバを選択しうる。選択後、選択されたプロキシ・サーバへのSIP登録を開始し、SIPアプリケーション316のためのマルチメディア通信セッションの確立を可能にする。それに加えて、サーバ選択モジュール326は、到達可能なすべてのサーバを、測定された往復時間にしたがってランク付けし、マルチメディア・セッションが確立されるまで、ランク付けされたおのおののサーバへの登録を開始しうる。
図4は、主題とする開示の態様にしたがってプロキシ・サーバ(例えば、P−CSCF)を選択し、プロキシ・サーバに登録することを示すコール・フロー400を例示する。このコール・フロー400は、アクセス端末(AT)、アクセス・ネットワーク(AN)、およびパケット・データ・サービング・ノード(PDSN)を含む。コール・フロー400は、1×EV−DO改訂Aシステムにおけるボイス・オーバIP(VoIP)機能のコンテキストで記載される。しかしながら、コール・フロー400に示す手続きは、他の機能および/または他のシステムに適用されうることが認識されるべきである。
例によれば、以下にしたがってSIP予約がなされうる。SIPアプリケーションおよびVoIP QoSアプリケーションが開始される。ATの下部レイヤとのインタラクションに基づいて、SIP/VoIPアプリケーションは、現在関連付けられているANがVoIPをサポートしているかを把握する。それに加えて、所与のANが、MPAおよび/またはEMPAを用いてATを設定するのであれば、このANはQoSアウェア(aware)であると考えられる。ANがVoIPをサポートしないのであれば、ATは、コール・フロー400の残りをバイパスし、回路交換ネットワークに登録する。VoIPアプリケーションは、リアルタイム・プロトコル(RTP)QoSを設定する。RTP設定が完了すると、VoIPアプリケーションが、SIPアプリケーションに対して、IMS登録を実行するようにトリガする。SIPアプリケーションは、P−CSCF(例えば、SIPサーバ)のアドレスを獲得し、SIPフローのためのQoSの設定および/または起動を行う。SIP QoSの設定および起動がなされると、ATは、IMS登録を進める。SIPアプリケーションがタイム・アウトになり、応答を受信しない場合、SIPアプリケーションは、別のP−CSCFに到達することを試みる。IMSが成功すれば、必要ならば、P−CSCFのアドレスが、SIP QoS設定において変更されうる。SIP予約は、オープン状態を保つ。
コール・フロー400に戻って、別のアプローチが記載される。まず、401において、ATが初めて起動する。402において、ATはセッション・ネゴシエーションを実行する。ANは、ANがマルチ・フロー・パケット・アプリケーション(MPA)/エンハンスト・マルチ・フロー・パケット・アプリケーション(EMPA)のパラメータ・ネゴシエーションの一部として取り扱いうるサービス品質(QoS)プロファイルのリストを提供する。さらに、402は、アクセス認証(例えば、アクセス端末の認証)を含む。
403において、PPPセッションがまだ確立されていない場合、SIPは、PPPセッションの開始をトリガする。404において、VoIPアプリケーションは、最初のコールを求めるRTPフローを設定することを要求する。ANは、RTPフローを搬送するために必要とされる適切なパラメータを用いて、ラジオ・プロトコルを設定する。405において、ANは、A10インタフェース接続を確立するためにA11シグナリングを実行する。406において、トラフィック・フロー・テンプレート(TFT)がフィルタリングを行い、RSVPメッセージングによって、PDSNにおいて、チャネル処理情報が設定される。406の後、RTPフローが正しく設定され、予約は、オフ状態で残る。VoIPアプリケーションは、RTP QoSフロー設定が成功したことが通知される。
407において、SIPアプリケーションが、P−CSCF(例えば、SIPサーバ)アドレスのリストを決定する。408において、SIPアプリケーションが、SIP QoSフローを設定することを要求する。ATはANとネゴシエートして、SIPフローを搬送するために必要とされるラジオ・プロトコルを設定する。その上、必要なTFTフィルタを用いてPDSNも設定される。409において、A10接続がANとPDSNとの間で確立される。410において、ATは、PDSNにおけるフィルタをセットアップするために、RSVPメッセージング゛を実行する。TFTフィルタおよびチャネル処理情報が、PDSNにおいて設定される。SIPフローのために利用されるフィルタは、P−CSCFのソース・アドレスであり、ATの宛先アドレスである。利用されるP−CSCFアドレスは、P−CSCFアドレスのリストからのアドレスである。
411において、ATは、ラジオQoSフローおよびPDSNフィルタが正しく設定された後、ANに対して、予約を、オン状態にするように要求する。412において、ANは、SIP QoSフローが起動されたことをPDSNへ通知する。例によれば、RTPフローのQoSはCONFIGURED/READYであり、SIPフローのQoSはCONFIGURED/READY/GRANTEDである。例によれば、CONFIGUREDは、必要とされるQoSメトリックを提供する適切なネットワークにQoSが必要とされていることを示唆する。READYは、ネットワークが応答を行い、ATへQoS設定を提供していることを示す。QoS設定は、別のプロトコル・レイヤ(例えば、RLP、MAC等)のためのパラメータをプロビジョンすることを含みうる。GRANTEDは、QoSフローが、ATに割り当てられたQoSフロー動作に必要とされるリソースを用いてオンになったことを意味する。
413において、アプリケーションは、P−CSCFリストにおいて識別されるノード(例えば、SIPサーバ)に対してピング・メッセージを実行することを要求する。P−CSCFの発見中、ATは、どのリストが到達可能であるかを知らずに複数のアドレスを取得しうる。さらに、ATは、リスト内のP−CSCFエントリのサブセットのみへのアクセスを有する。ピング・メッセージは、上述したようなIMS登録処理によって到達可能性を発見することを直接的に試みることによって、アプリケーションによって被る不必要な遅延の回避を可能にする。ピング・メッセージは、迅速なサービス利用を可能にするために、正しいP−CSCFに関連付けられる際にATのパフォーマンスを迅速に改善する(例えば、アプリケーション登録の試みは、到達可能性が判定される前におよそ30秒を必要としうる)。態様によれば、ピング・メッセージは、すべてのP−CSCFエントリに対して並行して実行されうる。さらに、ATは、測定された往復時間に基づいて最も近いP−CSCFを発見しうる。ピング・メッセージはまた、測定値の信頼性を高めるために複数回数発行され、アプリケーションに対して、最短往復時間、平均往復時間、および/または、最長往復時間が与えられる。往復時間測定手続きは、SIPシグナリングに伴う遅延を最適化することを支援し、SIPセッションを確立する際にリアルタイムのインパクトを与えうる。アプリケーションは、到達可能なリスト内のP−CSCFエントリが通知され、往復時間と関連付けられうる。アプリケーションは、到達可能なP−CSCFエントリを用いて登録処理を実行する。これは、最短往復時間を有するエントリから開始される。この処理の間、ユーザがコールを開始すると、ATは、1×システムへ切り換え、ATは、コールが終了した場合に、この処理を再び実行しうる。ピング・メッセージによって、サービスは、最適化されたデータへ迅速に戻れるようになる。
414において、SIPフローのQoS設定が成功すると、IMS登録が開始される。1×EV−DOによるSMSがサポートされている場合、IMS登録が、デフォルト・フローによってなされうることが認識されるべきである。ATは、発見手続き中に判定されたP−CSCFのリストからアドレスを選択する。IMS登録がタイム・アウトになると、リストからの他のP−CSCFエントリを用いてIMS登録が試みられる。ATは、P−CSCFからの応答を待つタイマを起動する。ATは、IMS登録に伴う問題に遭遇する。例えば、ATは、特定のP−CSCFエントリへの登録のみが許可されうる。最初に選択されたサーバへの登録に失敗すると、ATは、到達可能な他のP−CSCFへの登録を再度試みる。
414において、選択されたP−CSCFについてのIMS登録が失敗すると、ステップ415およびステップ416がなされる。415において、ATは、P−CSCFリストから別のエントリを選択し、ステップ413およびステップ414を繰り返す。416において、TFTフィルタは、新たなP−CSCFアドレス(例えば、最終的に接続されているP−CSCFのアドレス)をサポートするように変更される必要がある。ATでは、ラジオ・パーツのためのオリジナルのQoS設定を維持しながら、QoS変更手続きが、フィルタ設定の変更を行う。
開示された処理におけるステップの具体的な順序または階層は、典型的なアプローチの例であることが理解される。設計選択に基づいて、処理のステップの具体的な順序または階層は、本開示のスコープを維持しながら再アレンジされうることが理解される。これらに伴う方法請求項は、さまざまなステップの要素をサンプル順で示しており、示された具体的な順序または階層に限定されることは意図されていない。
図5および図6に示すように、登録処理を開始する前に、P−CSCFの到達可能性を判定するために、ピング・メッセージを適用することに関連する方法論が例示される。説明を単純にする目的で、これら方法論は、一連の動作として示され説明されているが、これら方法論は、幾つかの動作が本明細書で示され記載されたものとは異なる順序で、あるいは他の動作と同時に生じうるので、動作の順序によって限定されないことが理解され認識されるべきである。例えば、当業者であれば、これら方法論はその代わりに、例えば状態図におけるように、一連の相互関連する状態またはイベントとして表されうることを理解し認識するだろう。さらに、1または複数の実施形態にしたがって方法論を実現するために、必ずしも例示された全ての動作が必要とされる訳ではない。
図5に移って、セッション初期化プロトコルを利用してIMS登録手続きを開始する前に、到達可能なサーバを選択することを容易にする方法論が例示される。一例において、この方法500は、マルチメディア・サービスを可能にするために、IMSとのマルチメディア通信セッションを確立するモバイル・デバイスによって適用されうる。参照番号502では、複数のプロキシ・コール・セッション制御機能(P−CSCF)が発見される。P−CSCFは、SIPサーバでありうる。参照番号504では、到達可能性を判定するために、おのおののP−CSCFサーバがピングされる(例えば、ピング・メッセージがサーバへ送信される)。ピング・メッセージは、到達可能なサーバがピング・メッセージに対する応答を送るように、リターン応答を要求する。参照番号506では、リターン応答が受信されたピング・メッセージに関連付けられた往復時間が測定される。参照番号508では、少なくとも1つの到達可能なP−CSCFへの登録手続きが開始される。実例によれば、登録手続きは、測定された最短の往復時間に関連付けられた到達可能なP−CSCFに対して開始されうる。
図6を参照して、セッション初期化プロトコルを用いてIMS登録手続きを開始する前に、到達可能なサーバを選択することを容易にする方法論500が例示される。一例において、方法600は、マルチメディア・サービスを可能にするために、IMSとのマルチメディア通信セッションを確立するモバイル・デバイスによって適用されうる。参照番号602では、複数のP−CSCFエントリを含むリストが取得される。参照番号604では、おのおののP−CSCFにピング・メッセージが並行して送信される。参照番号606では、受信したピング・メッセージ応答に関連付けられた往復時間が測定される。参照番号608では、測定値が十分に収集されたかに関する判定がなされる。例えば、設定は、N個の測定がなされるべきであることを示しうる。ここでNは、1以上の整数である。追加の測定が必要な場合、方法600は、参照番号604に戻り、別の組のピング・メッセージを発行し、更なる時間測定値を得る。測定値が十分に収集されると、方法600は、参照番号610に進み、収集された往復時間が集められる。例えば、収集された測定値が平均化される。さらに、最短値、最長値、中央値、あるいはその他任意の統計的メトリックが、収集された測定値に基づいて評価されうる。
参照番号612では、到達可能な最良のP−CSCFへの登録手続きが開始される。到達可能なP−CSCFは、ピング・メッセージに応答をリターンしたものである。例えば、最良のP−CSCFは、収集された往復時間が最短のものである。参照番号614では、登録が成功したかに関する判定がなされる。成功した場合、方法600は終了する。成功しない場合、方法600は、参照番号616に進み、必要であれば、次に到達可能なサーバへの登録が開始される。到達可能なサーバが利用可能でなければ、セッション確立は失敗する。方法600は、登録が成功するまで。参照番号614乃至616を反復しうる。
本明細書に記載された1または複数の態様にしたがって、ピング・メッセージに関連付けられた往復時間を測定することと、登録を開始するSIPサーバを選択することと、到達可能性を判定すること等に関する推論がなされうることが認識されるであろう。本明細書で使用されるように、「推論する」または「推論」なる文言は一般に、イベントおよび/またはデータによってキャプチャされるような観察のセットから、システム、環境、および/または、ユーザの状態を推理または推論するプロセスを称する。推論は、特定のコンテキストまたは動作を特定するために適用されるか、あるいは、例えば状態にわたる確率分布を生成しうる。推論は、確率論的、すなわち、データおよびイベントの考慮に基づいて、興味のある状態にわたる確率分布を計算することでありうる。推論はまた、イベントおよび/またはデータのセットから、より高いレベルのイベントを構築するために適用される技術を称することができる。そのような推論によって、イベントが時間的に近接していようといまいと、これらイベントおよびデータが1または幾つかのイベント・ソースおよびデータ・ソースに由来していようと、観察されたイベントおよび/または格納されたイベント・データのセットから、新たなイベントまたは動作を構築することができる。
図7は、開示された主題の態様にしたがって、無線通信システムにおけるモバイル・デバイスに関連付けられた通信を容易にしうるモバイル・デバイス700の例示である。モバイル・デバイス700は、例えばシステム100、システム200、システム300、方法論500、および方法論600に関連して本明細書に記載されたようなモバイル・デバイス116、200、または302と同じまたは類似しているか、および/または、同じまたは類似の機能を備えうることが認識されるべきである。
モバイル・デバイス700は、例えば(図示しない)受信アンテナから信号を受信し、受信信号に対して一般的な動作(例えば、フィルタ、増幅、ダウンコンバート等)を実行し、調整された信号をデジタル化して、サンプルを取得する受信機702を備える。受信機702は、例えばMMSE受信機であり、受信したシンボルを復調し、それらをチャネル推定のためにプロセッサ706へ送る復調器704を備えうる。プロセッサ706は、受信機702によって受信された情報を分析し、および/または、送信機716による送信のための情報を生成することに特化されたプロセッサ、モバイル・デバイス700の1または複数の構成要素を制御するプロセッサ、および/または、受信機702によって受信された情報を分析することと、送信機716による送信のための情報を生成することと、モバイル・デバイス700のうちの1または複数の構成要素を制御することとを全て行うプロセッサでありうる。モバイル・デバイス700はまた、例えば基地局(例えば102)、他の基地局(例えば122)等へ信号(例えば、データ)を送信することを容易にするために送信機718と連携して動作しうる変調器710を備えうる。
1つの態様では、プロセッサ706は、IMSによって提供されるマルチメディア・サービスへのIP接続(例えば、マルチメディア通信セッション)を要求するSIPアプリケーション316へ接続されうる。別の態様では、プロセッサ706は、SIPアプリケーション316によって適用されうるマルチメディア通信セッションの確立を容易にするSIPモジュール318へ接続されうる。SIPモジュール318は、モバイル・デバイス700とIPマルチメディア・サブシステムとの間のインタフェースを提供するプロキシ・サーバ(例えば、P−CSCFサーバ)のリストを取得しうる。プロセッサ706はまた、リスト内のどのサーバが到達可能であるかを判定するために、SIPモジュール318によって取得されたリスト内のおのおののプロキシ・サーバへピング・メッセージを送信するピング・モジュール322へ接続されうる。ピング・モジュール322は、ピング・メッセージの送信のタイム・スタンプ、および、リターン応答に関連付けられたタイム・スタンプに基づいて往復時間を測定しうる。他の態様では、プロセッサ706はさらに、到達可能なサーバのセットからプロキシ・サーバを選択するサーバ選択モジュール326に接続されうる。選択後、SIPアプリケーション316のマルチメディア通信セッションの確立を可能にするために、SIPモジュール318は、選択されたプロキシ・サーバへのSIP登録を開始しうる。
モバイル・デバイス700はさらにメモリ712を備えることができる。このメモリ712は、プロセッサ706に動作可能に接続され、送信されるデータ、受信されたデータ、利用可能なチャネルに関連する情報、分析された信号および/または干渉強度に関連付けられたデータ、割り当てられたチャネルや電力やレート等に関連する情報、および、チャネルの推定やチャネルを介した通信のために適切なその他任意の情報を格納しうる。メモリ712はさらに、(例えば、パフォーマンス・ベース、キャパシティ・ベース等での)チャネルの推定および/または利用に関連付けられたアルゴリズムおよび/またはプロトコルを格納しうる。
本明細書に記載のデータ・ストア(例えば、メモリ712)は、揮発性メモリであるか、あるいは不揮発性メモリである。あるいは、揮発性メモリと不揮発性メモリとの両方を含みうることが認識されるだろう。限定ではなく例示によって、不揮発性メモリは、読取専用メモリ(ROM)、プログラマブルROM(PROM)、電子的プログラマブルROM(EPROM)、電子的消去可能PROM(EEPROM)、あるいはフラッシュ・メモリを含みうる。揮発性メモリは、外部キャッシュ・メモリとして動作するランダム・アクセス・メモリ(RAM)を含みうる。限定ではなく例示によって、RAMは、例えばシンクロナスRAM(SRAM)、ダイナミックRAM(DRAM)、シンクロナスDRAM(SDRAM)、ダブル・データ・レートSDRAM(DDR SDRAM)、エンハンストSDRAM(ESDRAM)、シンクリンクDRAM(SLDRAM)、およびダイレクト・ラムバスRAM(DRRAM)のような多くの形態で利用可能である。主題となるシステムおよび方法のメモリ712は、限定される訳ではないが、これらおよびその他任意の適切なタイプのメモリを備えることが意図される。
SIPアプリケーション316、SIPモジュール318、ピング・モジュール322、および/または、サーバ選択モジュール326はおのおの、例えばシステム300に関連して本明細書でより十分説明されたそれぞれの構成要素と同一であるか、または類似しているか、あるいは、同日または類似の機能を備えうることが認識および理解されるべきである。SIPアプリケーション316、SIPモジュール318、ピング・モジュール322、サーバ選択モジュール326、およびメモリ712は、望まれる場合、おのおの(図示するような)スタンド・アロンなユニットであることができ、プロセッサ706内に含まれ、別の構成要素および/または実質的にそれらの任意の組み合わせ内に組み込まれうることがさらに認識および理解されるべきである。
図8は、開示された主題の態様にしたがって、無線通信システムにおいて、モバイル・デバイスに関連付けられた通信を容易にするシステム800の例示である。システム800は、複数の受信アンテナ806を介して1または複数のモバイル・デバイス804から信号を受信する受信機810と、送信アンテナ808を介して1または複数のモバイル・デバイス804へ信号を送信する送信機820と、を備えた基地局802(例えば、アクセス・ポイント)を備える。受信機810は、受信アンテナ806から情報を受信する。また、受信した情報を復調する復調器812と動作可能に関連付けられている。復調されたシンボルは、プロセッサ814によって分析される。プロセッサ814は、受信機810によって受信された情報を分析し、送信機820による送信のための情報を生成することに特化されたプロセッサであるか、基地局802の1または複数の構成要素を制御するプロセッサであるか、および/または、受信機810によって受信された情報の分析と、送信機820による送信のための情報の生成と、基地局802の1または複数の構成要素の制御とを同時に行うプロセッサでありうる。さらに、プロセッサ814は、図7に関連して上述したプロセッサと類似しており、信号(例えば、パイロット)強度および/または干渉強度を推定することに関連する情報、モバイル・デバイス804(または(図示しない)別の基地局)へ送信されるあるいはモバイル・デバイス804(または(図示しない)別の基地局)から受信したデータ、および/または、本明細書で述べたさまざまな動作および機能を実行することに関連するその他任意の適切な情報を格納するメモリ816に接続されている。
さらに、メモリ816は、送信されるデータ、受信されたデータ、利用可能なチャネルに関連する情報、分析された信号および/または干渉強度に関連付けられたデータ、割り当てられたチャネルや電力やレート等に関連する情報、および、チャネルの推定やチャネルを介した通信のために適切なその他任意の情報を格納しうる。メモリ816はそれに加えて、(例えば、パフォーマンス・ベース、キャパシティ・ベース等による)チャネルの推定および/または利用に関連付けられたアルゴリズムおよび/またはプロトコルを備えうる。基地局802はまた、(例えば、データのような)信号を例えばモバイル・デバイス804や他のモバイル・デバイスへ送信することを容易にするために、送信機820と連携して動作する変調器818を備える。さらに、プロセッサ814と別に示されているが、復調器812および/または変調器818は、プロセッサ814または複数のプロセッサ(図示せず)の一部であることが認識されるべきである。
本明細書に記載されたメモリ816は、揮発性メモリあるいは不揮発性メモリのいずれかであるか、あるいは、揮発性メモリと不揮発性メモリの両方を含みうることが認識されよう。例示によって、限定ではなく、不揮発性メモリは、読取専用メモリ(ROM)、プログラマブルROM(PROM)、EPROM(EPROM)、電子的に消去可能なPROM(EEPROM)、あるいはフラッシュ・メモリを含むことができる。揮発性メモリは、外部キャッシュ・メモリとして動作するランダム・アクセス・メモリ(RAM)を含むことができる。例示によって、限定ではなく、RAMは、例えばシンクロナスRAM(SRAM)、ダイナミックRAM(DRAM)、シンクロナスDRAM(SDRAM)、ダブル・データ・レートSDRAM(DDR SDRAM)、エンハンストSDRAM(ESDRAM)、同期リンクDRAM(SLDRAM)、およびダイレクト・ラムバスRAM(DRRAM)のような多くの形式で利用可能である。主題となるシステムおよび方法のメモリ808は、限定されるのではなく、これらおよびその他任意の適切なタイプのメモリを備えることが意図される。
図9は、無線通信システム900の例を示す。無線通信システム900は、簡潔さの目的で、1つの基地局910と1つのモバイル・デバイス950とを示している。しかしながら、システム900は、1より多い基地局、および/または、1より多いモバイル・デバイスを含むことができ、これら追加の基地局および/またはモバイル・デバイスは、以下に説明する基地局910およびモバイル・デバイス950の例と実質的に同じでも、別のものでもありうることが認識されるべきである。それに加えて、基地局910および/またはモバイル・デバイス950は、その間の無線通信を容易にするために、本明細書に記載されたシステム(図1乃至図3、図7および図8)、コール・フロー(図4)、および/または方法(図5乃至図6)を適用しうることが認識されるべきである。
基地局910では、多くのデータ・ストリームのためのトラフィック・データが、データ・ソース912から送信(TX)データ・プロセッサ914へ提供される。一例によれば、おのおののデータ・ストリームは、それぞれのアンテナを介して送信される。TXデータ・プロセッサ914は、トラフィック・データ・ストリームをフォーマットし、このデータ・ストリームのために選択された特定の符合化スキームに基づいて符号化し、インタリーブして、符合化されたデータを提供する。
おのおののデータ・ストリームの符合化されたデータは、直交周波数分割多重化(OFDM)技術を用いてパイロット・データと多重化されうる。さらに、あるいは、その代わりに、パイロット・シンボルは、周波数分割多重化(FDM)、時分割多重化(TDM)、あるいは符号分割多重化(CDM)されうる。パイロット・データは一般に、既知の方法で処理される既知のデータ・パターンであり、チャネル応答を推定するためにモバイル・デバイス950において使用されうる。おのおののデータ・ストリームについて多重化されたパイロットおよび符合化されたデータは、データ・ストリームのために選択された特定の変調スキーム(例えば、バイナリ・フェーズ・シフト・キーイング(BPSK)、直交フェーズ・シフト・キーイング(QPSK)、Mフェーズ・シフト・キーイング(M−PSK)、M直交振幅変調(M−QAM)等)に基づいて変調(例えば、シンボル・マップ)され、変調シンボルが提供される。おのおののデータ・ストリームのデータ・レート、符号化、および変調は、プロセッサ930によって実行または提供される命令によって決定されうる。
データ・ストリームの変調シンボルは、(例えば、OFDMのために)変調シンボルを処理するTX MIMOプロセッサ920に提供される。TX MIMOプロセッサ920はその後、N個の変調シンボル・ストリームを、N個の送信機(TMTR)922a乃至922tへ提供する。さまざまな実施形態において、TX MIMOプロセッサ920は、データ・ストリームのシンボル、および、そのシンボルが送信されるアンテナへ、ビームフォーミング重みを適用する。
おのおのの送信機922は、1または複数のアナログ信号を提供するために、それぞれのシンボル・ストリームを受信して処理し、さらには、MIMOチャネルを介した送信に適切な変調信号を提供するために、このアナログ信号を調整(例えば、増幅、フィルタ、およびアップコンバート)する。さらに、送信機922a乃至922tからのN個の変調信号は、N個のアンテナ924a乃至924tそれぞれから送信される。
モバイル・デバイス950では、送信された変調信号がN個のアンテナ952a乃至952rによって受信され、おのおののアンテナ952からの受信信号が、それぞれの受信機(RCVR)954a乃至954rへ提供される。おのおのの受信機954は、それぞれの信号を調整(例えば、フィルタ、増幅、およびダウンコンバート)し、この調整された信号をデジタル化してサンプルを提供し、さらにこのサンプルを処理して、対応する「受信された」シンボル・ストリームを提供する。
RXデータ・プロセッサ960は、N個の受信機954からN個のシンボル・ストリームを受信し、受信されたこれらシンボル・ストリームを、特定の受信機処理技術に基づいて処理して、N個の「検出された」シンボル・ストリームを提供する。RXデータ・プロセッサ960は、検出されたおのおののシンボル・ストリームを復調し、デインタリーブし、復号して、そのデータ・ストリームのためのトラフィック・データを復元する。RXデータ・プロセッサ960による処理は、基地局910におけるTX MIMOプロセッサ920およびTXデータ・プロセッサ914によって実行されるものと相補的である。
プロセッサ970は、上述したように、どの事前符合化行列を使用するのかを定期的に決定する。さらに、プロセッサ970は、行列インデクス部およびランク値部を備えた逆方向リンク・メッセージを規定することができる。
逆方向リンク・メッセージは、通信リンクおよび/または受信されたデータ・ストリームに関するさまざまなタイプの情報を備えうる。逆方向リンク・メッセージは、多くのデータ・ストリームに関するトラフィック・データをデータ・ソース936から受け取るTXデータ・プロセッサ938によって処理され、変調器980によって変調され、送信機954a乃至954rによって調整され、基地局910へ送り戻される。
基地局910では、モバイル・デバイス950からの変調信号が、アンテナ924によって受信され、受信機922によって調整され、復調器940によって復調され、RXデータ・プロセッサ942によって処理されて、モバイル・デバイス950によって送信された逆方向リンク・メッセージを抽出する。さらに、プロセッサ930は、ビームフォーミング重みを決定するためにどの事前符合化行列を使用するかを決定するために、この抽出されたメッセージを処理する。
プロセッサ930およびプロセッサ970は、基地局910およびモバイル・デバイス950それぞれにおける動作を指示(例えば、制御、調整、管理等)する。プロセッサ930およびプロセッサ970はそれぞれ、プログラム・コードおよびデータを格納するメモリ932およびメモリ972に関連付けられうる。プロセッサ930およびプロセッサ970はまた、アップリンクおよびダウンリンクそれぞれのための周波数およびインパルス応答推定値を導出する計算をも実行する。
本明細書に記載された実施形態は、ハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、ミドルウェア、マイクロコード、あるいはこれらの任意の組み合わせで実現されうることが理解されるべきである。ハードウェアで実現する場合、処理ユニットは、1または複数の特定用途向けIC(ASIC)、デジタル信号プロセッサ(DSP)、デジタル信号処理デバイス(DSPD)、プログラム可能論理回路(PLD)、フィールドプログラム可能ゲート・アレイ(FPGA)、プロセッサ、コントローラ、マイクロ・コントローラ、マイクロプロセッサ、本明細書に記載の機能を実行するために設計されたその他の電子ユニット、あるいはこれらの組み合わせ内に実装されうる。
これら実施形態が、ソフトウェア、ファームウェア、ミドルウェアあるいはマイクロコード、プログラム・コードあるいはコード・セグメントで実現される場合、これらは、例えば記憶素子のような機械読取可能媒体に格納されうる。コード・セグメントは、手続き、機能、サブプログラム、プログラム、ルーチン、サブルーチン、モジュール、ソフトウェア・パッケージ、クラス、または、命令、データ構造、あるいはプログラム文からなる任意の組み合わせを表すことができる。コード・セグメントは、情報、データ、引数、パラメータ、あるいは記憶内容の引渡しおよび/または受信を行うことによって、他のコード・セグメントまたはハードウェア回路に接続されうる。情報、引数、パラメータ、データ等は、メモリ共有、メッセージ引渡し、トークン引渡し、ネットワーク送信等を含む任意の適切な手段を用いて引渡し、転送、あるいは送信されうる。
ソフトウェアで実現する場合、本明細書に記載のこれら技術は、本明細書に記載の機能を実行するモジュール(例えば、手続き、機能等)を用いて実現されうる。ソフトウェア・コードは、メモリ・ユニット内に格納され、プロセッサによって実行されうる。メモリ・ユニットは、プロセッサ内部またはプロセッサ外部に実装されうる。プロセッサ外部に実装される場合、メモリ・ユニットは、当該技術分野で周知のさまざまな手段によってプロセッサと通信可能に接続されうる。
図10には、ピング・メッセージによるSIP登録中に、P−CSCFの到達可能性を判定するシステム1000が例示される。例えば、システム1000は、基地局、モバイル・デバイス等の中に少なくとも部分的に存在しうる。システム1000は、プロセッサ、ソフトウェア、またはそれらの組み合わせ(例えば、ファームウェア)によって実現される機能を表す機能ブロックでありうる機能ブロックを含むものとして示されることが認識されるべきである。システム1000は、連携して動作しうる電子構成要素の論理グループ1002を含む。例えば、論理グループ1002は、複数のプロキシ・サーバを発見するための電子構成要素1004を含みうる。さらに、論理グループ1002は、発見されたおのおののプロキシ・サーバへピング・メッセージを送信するための電子構成要素1006を備えうる。さらに、論理グループ1002は、おのおののピング・メッセージに関連付けられた往復時間を測定するための電子構成要素1008を備えうる。さらに、論理グループ1002は、少なくとも1つの発見されたプロキシ・サーバへの登録手続きを開始するための電子構成要素1010を備えうる。さらに、システム1000は、電子構成要素1004、1006、1008、1010に関連付けられた機能を実行するための命令群を保持するメモリ1012を含みうる。メモリ1012の外側にあると示されているが、電子構成要素1004、1006、1008、および1010のうちの1または複数は、メモリ1012内に存在しうることが理解されるべきである。
図11は、セッション初期化プロトコル登録を容易にすることを判定するシステム1100を例示する。例えば、システム1100は、基地局、モバイル・デバイス等の内部に少なくとも部分的に存在することができる。システム1100は、プロセッサ、ソフトウェア、またはそれらの組み合わせ(例えば、ファームウェア)によって実現される機能を表す機能ブロックでありうる機能ブロックを含むものとして示されることが認識されるべきである。システム1100は、連携して動作しうる電子構成要素の論理グループ1102を含む。例えば、論理グループ1102は、モバイル・デバイスから少なくとも1つのピング・メッセージを受信するための電子構成要素1104を含みうる。さらに、論理グループ1102は、少なくとも1つのピング・メッセージに応答してモバイル・デバイスへリターン・メッセージを送信するための電子構成要素1106を備えうる。さらに、論理グループ1102は、モバイル・デバイスへの登録を開始するための電子構成要素1108を備えうる。例えば、モバイル・デバイスへの登録は、少なくとも1つのピング・メッセージの送信およびリターン・メッセージの受信に必要とされる往復時間に少なくとも部分的に基づきうる。それに加えて、システム1100は、電子構成要素1104、1106、1108に関連付けられた機能を実行するための命令群を保持するメモリ1110を含みうる。メモリ1110の外側にあると示されているが、電子構成要素1104、1106、および1108のうちの1または複数は、メモリ1110内に存在しうることが理解されるべきである。
上述したものは、1または複数の実施形態の例を含んでいる。もちろん、上述した実施形態を説明する目的で、構成要素または方法論の考えられる全ての組み合わせを記述することは可能ではないが、当業者であれば、さまざまな実施形態のさらに多くの組み合わせおよび置き換えが可能であることを認識することができる。したがって、記載された実施形態は、特許請求の範囲の精神および範囲内にあるそのような全ての変更、修正、および変形を含むことが意図される。さらにまた、用語「含む」が、詳細説明あるいは特許請求の範囲のうちの何れかで使用されている限り、その用語は、用語「備える」が、請求項における遷移語として適用される場合に解釈されるように、用語「備える」と同様に包括的であることが意図される。

Claims (36)

  1. セッション初期化プロトコル登録のための方法であって、
    複数のプロキシ・サーバを発見することと、
    リターン応答を要求するピング・メッセージを、前記発見されたおのおののプロキシ・サーバへ送信することと、
    おのおののピング・メッセージに関連付けられた往復時間を測定することと、
    測定された往復時間に基づいて、前記発見されたプロキシ・サーバのうちの少なくとも1つへの登録手続きを開始することと
    を備える方法。
  2. 前記複数のプロキシ・サーバを発見することは、前記複数のプロキシ・サーバを含むリストを取得することを備える請求項1に記載の方法。
  3. 前記発見されたおのおののプロキシ・サーバへのピング・メッセージの送信は、並行してなされる請求項1に記載の方法。
  4. 前記発見されたおのおののプロキシ・サーバに関する複数の測定値を収集するために、ピング・メッセージを複数回発行することをさらに備える請求項1に記載の方法。
  5. 複数の測定値に基づいて、平均往復時間、最短往復時間、最長往復時間、中央往復時間のうちの少なくとも1つを判定することをさらに備える請求項4に記載の方法。
  6. 前記発見されたプロキシ・サーバが到達可能であることを確証するために、おのおののピング・メッセージに関連付けられたリターン応答を検出することをさらに備える請求項1に記載の方法。
  7. 測定された往復時間に基づいて、到達可能なプロキシ・サーバをランク付けすることをさらに備える請求項6に記載の方法。
  8. 前記登録手続きを開始することは、最短往復時間に関連付けられたプロキシ・サーバから始まって、接続が確立されるまで、到達可能なプロキシ・サーバへの登録を開始することを備える請求項7に記載の方法。
  9. 最短往復時間に対応する前記発見されたプロキシ・サーバからプロキシ・サーバを選択することをさらに備える請求項1に記載の方法。
  10. 前記ピング・メッセージに応答した第1のサーバへの登録手続きを開始することさらに備える請求項1に記載の方法。
  11. 前記第1のサーバとは異なるサーバから受信したピング・メッセージへの応答を保持することをさらに備える請求項10に記載の方法。
  12. 前記第1のサーバへの登録に失敗すると、前記ピング・メッセージへ応答した第2のサーバへの登録を試みることをさらに備える請求項11に記載の方法。
  13. セッション初期化プロトコル登録のための通信装置であって、
    複数のプロキシ・サーバを発見する手段と、
    リターン応答を要求するピング・メッセージを、前記発見されたおのおののプロキシ・サーバへ送信する手段と、
    おのおののピング・メッセージに関連付けられた往復時間を測定する手段と、
    測定された往復時間に基づいて、前記発見されたプロキシ・サーバのうちの少なくとも1つへの登録手続きを開始する手段と
    を備える通信装置。
  14. 無線通信装置であって、
    複数のプロキシ・サーバを発見することと、リターン応答を要求するピング・メッセージを、前記発見されたおのおののプロキシ・サーバへ送信することと、おのおののピング・メッセージに関連付けられた往復時間を測定することと、測定された往復時間に基づいて、前記発見されたプロキシ・サーバのうちの少なくとも1つへの登録手続きを開始することと、のための命令群を保持するメモリと、
    前記メモリに接続され、前記メモリに保持された命令群を実行するように構成されたプロセッサと
    を備える無線通信装置。
  15. 前記メモリはさらに、前記複数のプロキシ・サーバを含むリストを取得するための命令群を保持する請求項14に記載の無線通信装置。
  16. 前記発見されたおのおののプロキシ・サーバへのピング・メッセージの送信は、並行してなされる請求項14に記載の無線通信装置。
  17. 前記メモリはさらに、前記発見されたおのおののプロキシ・サーバに関する複数の測定値を収集するために、ピング・メッセージを複数回発行するための命令群を保持する請求項14に記載の無線通信装置。
  18. 前記メモリはさらに、複数の測定値に基づいて、平均往復時間、最短往復時間、最長往復時間、中央往復時間のうちの少なくとも1つを判定するための命令群を保持する請求項17に記載の無線通信装置。
  19. 前記メモリはさらに、前記発見されたプロキシ・サーバが到達可能であることを確証するために、おのおののピング・メッセージに関連付けられたリターン応答を検出するための命令群を保持する請求項14に記載の無線通信装置。
  20. 前記メモリはさらに、測定された往復時間に基づいて、到達可能なプロキシ・サーバをランク付けするための命令群を保持する請求項19に記載の無線通信装置。
  21. 前記メモリはさらに、最短往復時間に関連付けられたプロキシ・サーバから始まって、接続が確立されるまで、到達可能なプロキシ・サーバへの登録を開始するための命令群を保持する請求項20に記載の無線通信装置。
  22. 前記メモリはさらに、最短往復時間に対応する前記発見されたプロキシ・サーバからプロキシ・サーバを選択するための命令群を保持する請求項14に記載の無線通信装置。
  23. 前記メモリはさらに、前記ピング・メッセージに応答した第1のサーバへの登録手続きを開始するための命令群を保持する請求項14に記載の無線通信装置。
  24. 前記メモリはさらに、前記第1のサーバとは異なるサーバから受信したピング・メッセージへの応答を保持するための命令群を保持する請求項23に記載の無線通信装置。
  25. 前記メモリはさらに、前記第1のサーバへの登録に失敗すると、前記ピング・メッセージへ応答した第2のサーバへの登録を試みるための命令群を保持する請求項24に記載の無線通信装置。
  26. コンピュータに対して、複数のプロキシ・サーバを発見させるためのコードと、
    前記コンピュータに対して、リターン応答を要求するピング・メッセージを、前記発見されたおのおののプロキシ・サーバへ送信させるためのコードと、
    前記コンピュータに対して、おのおののピング・メッセージに関連付けられた往復時間を測定させるためのコードと、
    前記コンピュータに対して、測定された往復時間に基づいて、前記発見されたプロキシ・サーバのうちの少なくとも1つへの登録手続きを開始させるためのコードと、
    を備えるコンピュータ読取可能媒体を備えるコンピュータ・プログラム製品。
  27. 無線通信システムにおける装置であって、
    複数のプロキシ・サーバを発見し、リターン応答を要求するピング・メッセージを、前記発見されたおのおののプロキシ・サーバへ送信し、おのおののピング・メッセージに関連付けられた往復時間を測定し、測定された往復時間に基づいて、前記発見されたプロキシ・サーバのうちの少なくとも1つへの登録手続きを開始するように構成されたプロセッサを備える装置。
  28. モバイル・デバイスのセッション初期化プロトコル登録のための方法であって、
    モバイル・デバイスから少なくとも1つのピング・メッセージを受信することと、
    前記少なくとも1つのピング・メッセージに応答して、前記モバイル・デバイスへリターン・メッセージを送信することと、
    前記少なくとも1つのピング・メッセージの送信、および前記リターン・メッセージの受信に必要な往復時間に少なくとも部分的に基づいて、前記モバイル・デバイスへの登録を開始することと
    を備える方法。
  29. プロキシ・サーバのリストを含む少なくとも1つのサーバに登録することをさらに備える請求項28に記載の方法。
  30. 前記少なくとも1つのサーバへ登録することは、前記サーバのリストへエントリを追加する請求項29に記載の方法。
  31. セッション初期化プロトコル登録のための通信装置であって、
    モバイル・デバイスから少なくとも1つのピング・メッセージを受信する手段と、
    前記少なくとも1つのピング・メッセージに応答して、前記モバイル・デバイスへリターン・メッセージを送信する手段と、
    前記少なくとも1つのピング・メッセージの送信、および前記リターン・メッセージの受信に必要な往復時間に少なくとも部分的に基づいて、前記モバイル・デバイスへの登録を開始する手段と
    を備える通信装置。
  32. 無線通信装置であって、
    モバイル・デバイスから少なくとも1つのピング・メッセージを受信することと、前記少なくとも1つのピング・メッセージに応答して、前記モバイル・デバイスへリターン・メッセージを送信することと、前記少なくとも1つのピング・メッセージの送信、および前記リターン・メッセージの受信に必要な往復時間に少なくとも部分的に基づいて、前記モバイル・デバイスへの登録を開始することと、のための命令群を保持するメモリと、
    前記メモリに接続され、前記メモリに保持された命令群を実行するように構成されたプロセッサと
    を備える無線通信装置。
  33. 前記メモリはさらに、プロキシ・サーバのリストを含む少なくとも1つのサーバに登録するための命令群を保持する請求項32に記載の無線通信装置。
  34. 前記少なくとも1つのサーバへ登録することは、前記サーバのリストへエントリを追加する請求項33に記載の無線通信装置。
  35. コンピュータに対して、モバイル・デバイスから少なくとも1つのピング・メッセージを受信させるためのコードと、
    前記コンピュータに対して、前記少なくとも1つのピング・メッセージに応答して、前記モバイル・デバイスへリターン・メッセージを送信させるためのコードと、
    前記コンピュータに対して、前記少なくとも1つのピング・メッセージの送信、および前記リターン・メッセージの受信に必要な往復時間に少なくとも部分的に基づいて、前記モバイル・デバイスへの登録を開始させるためのコードと、
    を備えるコンピュータ読取可能媒体を備えるコンピュータ・プログラム製品。
  36. 無線通信システムにおける装置であって、
    モバイル・デバイスから少なくとも1つのピング・メッセージを受信し、前記少なくとも1つのピング・メッセージに応答して、前記モバイル・デバイスへリターン・メッセージを送信し、前記少なくとも1つのピング・メッセージの送信、および前記リターン・メッセージの受信に必要な往復時間に少なくとも部分的に基づいて、前記モバイル・デバイスへの登録を開始するように構成されたプロセッサを備える装置。
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