JP5890435B2 - 異なる変調速度で送信されるパケットの往復時間を測定することによるWi−Fiコネクティビティのトラブルシューティング - Google Patents

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    • H04W84/12WLAN [Wireless Local Area Networks]

Description

本発明は、ステーションおよびアクセスポイントを含むワイヤレス通信ネットワークをテストする方法に関する。
ローカルエリアネットワーク(LAN)用のワイヤレス送信は、今や、エンドユーザのための十分に確立された技術である。ローカルエリアネットワークの基本的な部分は、ローカルエリアネットワークをインターネットに接続する住居用ゲートウェイである。ワイヤレスデバイスをローカルエリアネットワークに接続するためのメカニズムは、Wi−Fiと呼ばれる。これは、ワイヤレス送信に関するIEEE802.11規格群を使用するデバイスについてのWi−Fi Allianceのブランド名である。IEEE802.11規格は、住居用ゲートウェイをアクセスポイントとして定義し、アクセスポイントに接続されたワイヤレスデバイスがステーションと呼ばれる。Wi−Fi規格は、家庭のあらゆるところに分散されたワイヤレスデバイスをデータケーブルの必要なしに住居用ゲートウェイに接続できるように定義されている。IEEE802.11b規格およびIEEE802.11g規格は、2.4GHZ ISM帯域を使用し、後から開発された802.11g規格では、最大で54Mbit/sのデータレートが可能である。これをさらに改良したのが802.11n規格であり、2.4GHZ ISM帯域と5GHZ U−NII帯域の両方を使用することができ、最大で600Mbit/sの理論データレートが可能になる。Wi−Fiネットワークは、WLAN(ワイヤレスローカルエリアネットワーク)と呼ばれることも多い。
しかし、Wi−Fi技術は、それ自体の成功の犠牲になっている。すなわち、データ送信に選択することのできるいくつかの重なり合わない周波数チャネルがある場合でも(ヨーロッパでは4つ、米国では3つ)、都市部では近傍のWi−Fiデバイスからの干渉が重大な問題になっている。また、2.4GHZ ISM帯域を使用する他のデバイス、たとえば、Bluetooth(登録商標)デバイス、電子レンジ、ベビーフォンなどもある。
したがって、ある環境では、Wi−Fi接続の性能が不十分になり、場合によっては接続が失われることがある。これらの環境のうちのいくつかは自明であり、エンドユーザに対して容易に説明できる。たとえば、ステーションとアクセスポイントとの間の距離が遠過ぎる場合、信号レベルが低く、性能が影響を受ける。これらの環境のうちの他のいくつかの環境は、「目に見えず」、エンドユーザから理解されず、たとえば、ステーションとアクセスポイントとの間の天井または壁内のメタルグリッド、または他のWi−Fiデバイスおよび非Wi−Fiデバイスからの干渉などである。多くの場合、エンドユーザは問題の原因を診断し問題を是正することができない。エンドユーザがヘルプデスクに電話をかける可能性がある場合にも、専門家が特殊なテスト機器を携えて現場に出向くことなくWi−Fiの問題を診断するのは非常に困難である。
Wi−Fiコネクティビティのトラブルシュートは、オペレータおよび機器ベンダにとって多くの理由で重大な問題である。
− ユーザは、ワイヤレス技術を十分に理解しておらず、ユーザは、関連付けられた後、「固定回線」による安定したリンクコネクティビティおよび帯域幅を期待する。
− 時間に応じて変化するワイヤレスリンク品質に関する正確なデータを得るのは困難である。
− 多数の因子、たとえば、他のアクセスポイント、干渉、隠れたノード、送信電力、受信感度がワイヤレスリンク品質に影響を与え、したがって、部分的な情報では問題を診断するのに不十分である。したがって、1つのアクセスポイントのみまたはステーションのみの情報では不十分であることが多い。
− サービスプロバイダまたは機器ベンダは、Wi−Fiネットワークが使用される建物に関する情報をほとんどまたはまったく有さないが、建物のトポロジーはWi−Fiネットワークリンク性能に影響を与える。
それに応じて、家庭用Wi−Fiネットワークコネクティビティは、主インターネットサービスプロバイダサポートコストおよびヘルプデスクへの電話の原因の1つになる。オペレータが現在注目しているのは主として、ステーションをアクセスポイントに関連付けるWi−Fiネットワークインストールである。したがって、インターネットサービスプロバイダは、リンク品質および性能を含むエンドユーザのワイヤレス環境をよりうまく理解する方法を探している。Wi−Fi性能に関しては、オペレータは、Internet Gateway DeviceデータモデルBBF TR−098に規定されているようなWi−Fiパラメータへのアクセスを可能にする、Broadband Forum TR−069プロトコルなどのリモート管理プロトコルを使用してもよい。しかし、TR−069を介して得られる情報は、非常に限定されており、エンドユーザがヘルプデスクに電話をかける場合、家庭のトポロジーおよび問題についての説明は、たとえば、自分のアクセスポイントが部屋Xにあり、ワイヤレスプリンタが部屋Yにあるが、ワイヤレスプリンタがオンである場合、自分のワイヤレスデバイスZのコネクティビティが限定されるかあるいはまったくなくなるなどというように、時間およびコストのかかるプロセスになることがある。したがって、情報を収集し、これを解釈し、解決策をエンドユーザに提案するWi−Fi診断ツールが特に必要である。
複数のWi−Fiアクセスポイントおよび複数のアクセスネットワークの予備評価を実施する方法が開示されている(たとえば、特許文献1参照)。事前評価は、アクセスポイントがインターネットに接続されているか否かを判定し、アクセスネットワークがモバイルデバイスと事前に指定されたインターネットホストとの間で実現することのできるパス性能を測定する。インターネットコネクティビティを判定するために、ピングメッセージ、たとえばICMPエコーを使用してテスト側パーティをピングする手順が記載されている。評価ソフトウェアは、ピング結果、たとえば応答時間、および試行の割合として表された成功した応答の数を記憶する。アクセスポイントのエンドツーエンドパス性能を判定するために、ICMPピングメッセージを使用してユーザクライアントデバイスとテスト中のアクセスポイントとの間のスループットおよび遅延特性が記録される。
望ましいレベルのネットワーク性能を得るためにワイヤレスネットワークデバイスまたは有線ネットワークデバイスの最適な構成設定または好ましい構成設定を判定する方法が開示されている(たとえば、特許文献2参照)。サイト特有のネットワークモデルが適応的処理と一緒に使用され、効率的な設計およびネットワーク性能の継続的管理が実行される。この方法は、全体的なネットワーク性能およびコストを反復的に求め、さらに機器の設定、位置、および向きを反復する。サイト特有のソフトウェアアプリケーションとネットワークの物理的構成要素との間でリアルタイム制御が実現され、絶えず変動するトラフィック状態および干渉状態を表示し、記憶し、それらの状態に任意のデバイスを反復的に適応させるのが可能になる。
米国特許出願公開第2010/0110921号明細書 米国特許第7295960号明細書
ステーションおよびアクセスポイントを含むワイヤレス通信ネットワークをテストするための方法は、異なる変調速度を有するパケットをある周波数帯域内でステーションからアクセスポイントに送信するステップと、確認のために待機し、各パケットの往復時間を測定するステップと、各パケットの測定された往復時間およびパケットの基準往復時間を考慮することによって性能値を算出するステップとを含む。
好ましい実施形態では、性能値は、基準往復時間と測定された往復時間との比を算出することによって求められ、パケットの往復時間は、パケットをステーションからアクセスポイントに送信しアクセスポイントからステーションに送り返すことによって測定される。あるいは、ステーションがアクセスポイントにパケットを送信し、アクセスポイントがステーションに肯定応答パケットを送り返し、それぞれの往復時間が測定される。この方法は有利なことに、ピング管理ユーティリティを使用してパケットを送信し、往復時間を測定する。
変調速度は、特に最低変調速度と最高変調速度との間で変化させ、パケットサイズは、一定であるかあるいは最小パケットサイズと最大パケットサイズとの間で変化させる。
本発明の一態様では、この方法は、性能値の数値評価を使用し、たとえば、性能クラスを性能値に関連付けるためのしきい値を使用することによって、ユーザのために自動化される。性能クラスはたとえば、「最適性能」、「レンジ限定」、「干渉問題」などであってもよい。それぞれのしきい値を使用することによって、ユーザのホームネットワークのいくつかの位置の性能を特徴付ける多数の性能クラスを定義することができる。
本発明のさらなる態様では、この方法は、ユーザのホームネットワークを分析するための、モバイルワイヤレスデバイス用のテストアプリケーションとして設けられる。モバイルデバイスは、アプリケーションを起動した後テストの開始時にそれぞれのアクセスポイントに接続される、たとえばスマートフォン、タブレットPC、またはラップトップである。テスト時に、ユーザは、家屋内の異なる場所、たとえば各部屋またはカバレージの問題を有する特定の部屋内の異なる場所にモバイルデバイスを運ぶ。ユーザは、特定の時間に特定の場所で多数のテストを開始し、モバイルデバイスまたはステーションは、モバイルデバイスに関する情報をできるだけ多くログに記録する。
本発明の好ましい実施形態について、以下に一例として概略図を参照して詳しく説明する。
Wi−Fiネットワークの性能を例示するためにIPピングマトリックスとして構成された、テスト方法によって得られた性能値を示す図である。 図1によるテスト方法によって得られた特定のシナリオの結果の図である。
本発明の図および説明が、本発明を明確に理解するのに適切な要素を例示し、一方、説明を明確にするために、代表的なデジタルマルチメディアコンテンツ配信方法およびシステムに見いだされる他の要素を省略するように簡略化されていることを理解されたい。しかし、そのような要素は本技術分野で公知であるので、本明細書ではそのような要素について詳しくは説明しない。本明細書の開示は、当業者に知られているすべてのそのような変形例および修正例に関する。
本発明は、ステーションのWi−Fi構成を操作してマクロレベルテストを実行する。本発明の態様では、アクセスポイントの変調速度設定値が下限、たとえば1Mb/sまで減らされ、次いで、この変調速度は元の変調速度設定値の範囲全体にわたって上限まで変化させられる。各変調速度について、マクロレベルテスト結果が測定される。マクロレベルテストによって、ステーションからアクセスポイントまでおよびアクセスポイントからステーションまでのパケットの往復時間が測定される。有利なことに、ピングパケットが使用され、次いで、所与のパケットサイズについてピング往復時間が測定される。次いで、これらのテスト結果が、同じテストで理想条件、すなわち、信号対雑音比(SNR)が良好であり、干渉が生じないなどの条件で得られる結果と比較される。そのようにして、パーセント単位の性能値が得られる。しかし、ピングパケットの代わりに、任意の他のスループットテストを使用し、異なる変調速度を含めることによって、様々なサイズのパケットの往復時間を測定してもよい。
たとえば、パケットサイズが500バイトのピングをIEEE802.11bに従って1Mb/s変調速度で使用すると、理想的な条件では往復時間が10msになり得る。この試験の結果、特定のテスト環境において往復時間が20msになる場合、2つの結果が得られる。すなわち、ステーションとアクセスポイントとの間の無線パスは、1Mb/sの変調パケットを転送できるほど良好であり、すなわち、アップリンクとダウンリンクの両方のSNR比が十分であり、この変調による実際のスループットは理想的なスループットの2分の1に過ぎない。これは、Wi−Fi干渉、すなわち、別のWi−Fiネットワークとの媒体の共有、または非Wi−Fi干渉による結果であり得る。
所与のステーションについて所与のWi−Fiチャネルにおいて、単一のパケットサイズ、すなわち500バイトに対して異なる変調速度を使用し、性能値を解釈した場合、性能問題の考えられる原因に関する結論を事前に導くことが可能である。具体例を示す。性能値が、24Mb/sよりも低いすべての変調速度について100%であり、この値よりも高いすべての変調速度について0%である場合、送信性能がSNRによって、すなわち、ステーションとアクセスポイントとの間の距離またはパスロスによって限定されていると結論付けることができる。性能値がすべての変調速度について50%である場合、無線パスは、SNRの観点からは良好であるが、このチャネルでは干渉が生じていると結論付けることができる。その場合、Wi−Fi設定を別のチャネルに変更してこの干渉から離れることは理にかなっている。
所与のチャネルでの所与のステーションについてのテスト結果を異なるチャネルおよび異なる位置ならびに/あるいは異なるステーションにおけるテスト結果と組み合わせると、Wi−Fiネットワークの診断をさらに向上させることができる。最後に、たとえば別のWi−Fiチャネルが選択されるかまたはアクセスポイントが別の場所に移されたある構成が最終的に選択されたときに、上述のテスト方法を再び使用して変更の結果を評価することができる。
次に、アクセスポイントおよびステーションを含むWi−Fiネットワークの性能を例示するためのIPピングマトリックスを示す図1に関して、この方法の好ましい実施形態について詳しく説明する。この方法は、最小サイズと最大サイズの間、たとえば、1バイトと単一のWi−Fiフレームのペイロードの最大サイズである2346バイトとの間のサイズを有するピングパケットを使用する。各パケットの往復時間は、パケットをステーションからアクセスポイントに送信し、アクセスポイントからステーションに送り返すことによって測定される。あるいは、ステーションがアクセスポイントにパケットを送信し、アクセスポイントがステーションに肯定応答パケットを送り返し、それぞれの往復時間が測定される。
変調速度は、最低変調速度と最高変調速度との間、たとえば、1Mb/sとIEEE802.11g規格による最高変調速度である54Mb/sとの間で修正される。変調速度Rは、図1の縦軸に表され、パケットサイズPが横軸に表されている。データ対ごとに、パケットサイズおよび変調速度、パーセント単位の性能値が公式RTTperfect/RTTtestedに従って算出され、この場合、RTTperfectは理想的な往復時間であり、RTTtestedは測定された往復時間である。次いで、性能値は、各性能値の変調速度RおよびパケットサイズPに従ってIPピングマトリックスとして表される。理想的な往復時間は、この場合、特に、ユーザの家庭内のすべての位置に対して同じである基準往復時間として使用される。あるいは、任意の他の一定の往復時間を基準往復時間として使用してもよい。さらに、任意の他の公式を使用して基準往復時間および測定された往復時間から性能値を求めてもよい。
理想的な往復時間は、たとえばモバイルワイヤレスデバイスをステーションの近くに配置し、低変調速度のパケットをステーションからアクセスポイントに送信し、確認を待ち、パケットの往復時間を測定することによって求めてもよい。様々なパケットサイズおよび様々な変調速度のピングパケットを送信し、それぞれの性能値を算出すると、テストされているWi−Fiネットワークの性能に関する詳細な情報が得られる。
ピングは、インターネットネットワーク上のホストのアクセス可能性をテストし、送信元ホストから送信先コンピュータに送信されるメッセージの往復時間を測定するのに使用されるコンピュータネットワーク管理ユーティリティである。ピングは、インターネットコントロールメッセージプロトコル(ICMP)エコーリクエストパケットを送信先コンピュータに送信し、ICMPエコー返信応答を待つことによって動作する。ピングは、往復時間を測定し、任意のパケットロスを記録する。
図2に、アクセスポイントおよびステーションを備えるWi−Fiネットワークに関して生じる可能性のあるいくつかの状況に関する簡略化された結果が示されている。図2Aには、テスト中に使用されるすべてのパケットサイズおよびすべての変調速度についてデータスループットが高く、たとえば1Mb/sから54Mb/sまでの変調速度および1バイトから2346バイトまでのパケットサイズについて90%よりも高いWi−Fiネットワークに関する結果が示されている。このテスト結果は、このWi−Fiネットワークが最適な条件で動作していることを示している。
図2Bには、より低い変調速度についてのすべてのパケットサイズについて性能レートが最適であり、たとえば24Mb/sよりも低い変調速度について90%よりも高いWi−Fiネットワークに関する結果が示されている。しかし、より高い変調速度については、性能レートは非常に低くなり、たとえば10%よりも低くなる。このことは、ステーションとアクセスポイントとの間の距離がWi−Fiネットワークのカバレージの限界にあることを示す。その理由は、アクセスポイントによって変調速度がより高い場合よりも容易に復号することのできる低変調速度では、すべてのパケットサイズを認識できるからである。しかし、復号により優れた信号対雑音比が必要であるより高い変調速度では、すべてのサイズのパケットを復号するのはほとんど不可能であり、場合によってはまったく不可能である。したがって、図2Bのテスト結果は、テストされているWi−Fiネットワークがレンジ限界を有し、したがって、このネットワークでは高いデータスループットを得ることができないことを明確に示している。
図2Cには、ピングマトリックスがすべてのパケットサイズおよびすべての変調速度についての性能値が約50%であるWi−Fiネットワークに関する結果が示されている。これは、別のWi−Fiネットワークの干渉信号があることを示す。その理由は、同じチャネルまたは近傍のチャネルにおける近傍のWi−Fiネットワークからの一定の信号がすべてのパケットサイズおよびすべての変調速度についてデータスループットに影響を与えるからである。
図2Dには、変調速度が低い場合、すべてのパケットサイズについて平均性能値が約50%であるが、変調速度が高い場合にはすべてのパケットサイズについて性能値が非常に低く、たとえば10%よりも低いWi−Fiネットワークに関する結果が示されている。これは、このWi−Fiネットワークが、図2Cに関して説明した干渉の問題を有し、さらに、図2Bに関するWi−Fiネットワークについて説明したように、このWi−Fiネットワークのレンジが限定されていることを示す。
最後に、変調速度が高くパケットサイズが小さい場合に性能値が高く、たとえば90%よりも高く、パケットサイズが大きく変調速度が低い場合には性能値が低く、性能値が、パケットサイズが小さく変調速度が低い場合とパケットサイズが大きく変調速度が高い場合の中間では約50%であるWi−Fiネットワークに関する結果が図2Eに示されている。これは、特に大きいパケットサイズに影響を与え、したがって、パケットサイズが大きい場合に性能値が最低になるバースト的な干渉信号があることを示す。他の場合には、より高い変調速度を使用した場合、このWi−Fiネットワークのデータスループットは高くなり、したがって、特定のサイズのパケットがステーションからアクセスポイントにより高速に配信される。したがって、最高変調速度で送信されたパケットは、バースト的な干渉信号による影響がより少なく、そのため、所与のパケットサイズについて、変調速度が高くなるほど性能値が高くなる。
図2に関して説明したように、この方法は、非常に様々な異なるWi−Fiネットワークシナリオを分析するのを可能にする。特に、Wi−Fi干渉または非Wi−Fi干渉が存在するシナリオをレンジ問題を有するWi−Fiネットワークから明確に区別することができる。図2から、たとえば500バイトまたは1キロバイトの一定のパケットサイズを使用し、変調速度を1Mb/sから54Mb/sの間で変化させた場合、たいていの状況では、Wi−Fiネットワークの問題に関する明確な表示を事前に得ることができることも分かる。
本発明の他の態様では、この方法は、ユーザの家庭用ネットワークの特定の位置について、図1に関して説明したように、IPピングマトリックスによって得られる性能値の数値評価を使用することによってユーザのために自動化される。この方法は、IPピングマトリックスに従って性能値の多数の性能クラスを定義するためのしきい値を使用する。性能クラスは、たとえば、図2に関して説明したように「最適性能」、「レンジ限定」、「干渉問題」などであってもよい。性能クラス「最適性能」は、たとえば、図2Aに関して説明したように、最小値と最大値との間の変調速度および最小値と最大値の間のパケットサイズについて90%よりも高い性能値のみを含むIPピングマトリックスに関する。性能クラス「レンジ限定」は、たとえば、図2Bに関して説明したように、24Mb/sよりも低い変調速度について90%よりも高い性能値を含み、24Mb/sよりも高い変調速度について10%よりも低い性能値を含むIPピングマトリックスに関する。性能クラス「干渉問題」は、たとえば、図2Cに関して説明したように、最小値と最大値の間のすべての変調速度および最小値と最大値の間のパケットサイズについて30%から70%の間の性能値のみを含むIPピングマトリックスに関する。したがって、それぞれのしきい値を定義することによって、IPピングマトリックスに多数の性能クラスを割り当てて、ユーザの家庭用ネットワークの性能を特徴付けることができる。
この自動化方法は有利なことに、ユーザの移動局上のテストアプリケーションとしてインストールすることができ、したがって、ユーザは、自分の家庭内の任意の位置に関するWi−Fi接続の品質を容易に分析することができる。このテストアプリケーションは、たとえば、Wi−Fi干渉が存在するかどうかを結果として示し、それぞれの方策を提案して問題を解決することができる。
テストアプリケーションは、事前に新しい移動局上にインストールされてもあるいはインターネットを介してサービスプロバイダから供給されてもよい。ステーションは、テストの開始時にテストアプリケーションを起動する際にゲートウェイと対にされる。テストアプリケーションが起動されると、ユーザは自分の家屋内の好ましい位置に移動局を運んでテストを行うことができる。ユーザは、自分の家屋内で特定の時間に特定の位置でテストを開始し、移動局は専用の位置ごとにできるだけ多くの情報をロックする。したがって、テストアプリケーションは、ユーザのWi−Fi家庭用ネットワークの性能に関する詳細な情報をユーザに提供する。
ユーザは、たとえばワイヤレスモバイルデバイス、たとえばテストアプリケーションが事前にインストールされたスマートフォン、タブレットPC、またはラップトップを購入する。ユーザは、既存のWi−Fiメカニズムのいずれかを使用し、たとえば、新しいデバイス上のワイヤレスネットワークWPA事前共有キーを構成することによって、自分の家庭内のワイヤレスアクセスポイントにステーションとしてのワイヤレスモバイルデバイスを関連付ける。
あるいは、テストアプリケーションは、ユーザのアクセスポイント上にインストールされ、ユーザは、自分のモバイルデバイスによってアクセスポイントのエンベデッドグラフィカルユーザインターフェイスをブラウジングしてテストアプリケーションを起動する。ユーザが、たとえばリンクまたはボタンをクリックすることによってテストアプリケーションを起動した場合、ユーザのモバイルデバイス上にテストアプリケーションをインストールするにはどうするかに関するガイドが提示される。
テストアプリケーションがモバイルデバイス上にインストールされ実行された後、モバイルデバイスがWi−Fi家庭用ネットワークをテストする準備が整う。アクセスポイントとモバイルデバイスが同期すると、テストアプリケーションのユーザインターフェイスがユーザにテスト手順を指導する。ユーザは、部屋の中の位置、たとえば角部を選択し、アプリケーション「テスト」ボタンを押すように求められる。この時点で、アプリケーションは、図1および図2に関して説明したように、それぞれの位置に必要なすべての情報を収集し、この情報を位置情報および時間情報と一緒にログに記録する。位置情報は、ユーザによって割り当てられた分かりやすい名前、またはモバイルデバイスがGPS受信機を有する場合には考えられるGPS座標のいずれかと現在の位置情報である。時間情報は、テストが完了した後に、位置情報を性能データに関係付けるのに使用される。
さらなるステップでは、ユーザは、テストを実施するための別の部屋または別の位置を選択し、再びその位置に分かりやすい名前を割り当て、その位置でさらなるテストを実施することができる。すべてのテストが完了した後、テストアプリケーションは、各テストが実施された日時および試験が実施された位置、たとえば実際の地理的位置情報および/またはユーザが割り当てた分かりやすい名前の各情報を含むテスト結果をユーザに表示する。これらの結果には特に、Wi−Fiカバレージが良好である家屋またはアパート内の領域、どのワイヤレスデバイスも使用できないかまたは使用すべきでない領域、場合によっては、物理的に可能な場合のアクセスポイントの代替個所の考えられる提案、ユーザがリモートの場所でWi−Fiデバイスを使用しようとした場合にワイヤレスリピータを置くべき場所、および別のワイヤレスチャネルを使用するかまたは別の周波数帯域、たとえば2.4GHzではなく5GHzへ変更することの提案を含む家屋内の場所に関する干渉データが含まれる。
テスト結果は、インターネットサービスプロバイダによる利用および/またはリモート管理プロトコル、たとえばBroadband Forum TR−069プロトコルを介してアクセスポイントの製造業者による利用が可能であってもよい。これによって、インターネットサービスプロバイダは、ユーザと連絡をとり追加のワイヤレスリピータをユーザの家庭用ネットワークに配置するかまたはある機器を最適な性能が得られるように最新のWi−Fi技術にアップグレードすることが可能になる。
この方法は、ますます多くの人々が、サービスプロバイダまたはユーザに対する追加のコストなしにテストに使用できる、家庭でのラップトップ、ネットブック、スマートフォン、およびタブレットのようなモバイルワイヤレスデバイスを有するようになるという利点を有する。ユーザのモバイルワイヤレスデバイス上に容易にインストールすることのできるテストアプリケーションとしてこの方法を提供することによって、ユーザは、たとえば自分の家庭内の異なる場所でテストアプリケーションの起動ボタンを押すだけで、それぞれの場所で容易にテストを実施することができる。テスト結果は、ユーザがテスト後に他の介入なしに直ちに利用することができる。これらのテストは、ユーザによって単独で実施され、現在ユーザもインターネットサービスプロバイダも得ることができない貴重な情報を提供する。高価なテスト機器は必要とされない。
したがって、この方法は、IEEE802.11規格およびWi−Fi Allianceガイドラインによって規定される挙動を除いて、ステーションの特定の挙動の仮定を必要としない。これらの仕様は、ワイヤレス家庭用ネットワークの特定の条件におけるWi−Fi性能を最適化するのに使用されるアルゴリズムに関する自由度が高い。最も重要なアルゴリズムは特に、再送挙動およびレート適応アルゴリズムであり、再送挙動では、うまく受信されたAからBへのデータフレームが「肯定応答フレーム」によって肯定応答される必要がある。「肯定応答フレーム」が受信されない場合、場合によってはよりロバストな変調を使用することによってある回数の再送が試みられる。レート適応アルゴリズムでは、各Wi−Fiノードが、データフレームを送信する際にどの変調速度を使用すべきかに関して最良のトレードオフを見つけることを連続的に試みる必要がある。変調速度が高速になるほど、受信機側での信号対雑音比を高くする必要があるが、フレームサイズが同じであるならばWi−Fi媒体が占有される時間は短くなる。このトレードオフは、再送の数、RX信号強度などのような多数の異なるパラメータに基づいて行われてもよい。さらに、RTS/CTS挙動、ワイヤレスフレームのより短いいくつかのフレームへのフラグメント化などのようないくつかの他のアルゴリズムは、ワイヤレス家庭用ネットワークの特定のWi−Fi実装形態の詳細な挙動に影響を及ぼす。
詳細な挙動の上述の自由度が、ステーションからの分析情報が利用できるかどうかに関して仮定がなされないという境界条件と相まって、アクセスポイント側で「マイクロレベル」分析、たとえばある変調時などにあるステーションとの間の再送の数の検査を実行し、これらをユーザにとって何らかの意味を有するものに変換できるように解釈することがある程度不可能になる。一方、マクロレベルテスト、すなわち、IPレイヤでのスループットまたはパケットロスのような、ワイヤレスリンク上でのデータ転送レベルでの分析は、ワイヤレス性能に対するユーザの知覚を正確に反映するが、性能問題を生じさせている原因についての見識をほとんどまたはまったく与えない。
それに応じて、上記に図1に関して説明した方法は、テストに使用されるステーションの挙動および分析情報の利用可能性に関する仮定を行わず、この方法は、異なる変調速度を有するパケットをある周波数帯域内でステーションからアクセスポイントに送信し、確認のために待機して往復時間を測定し、パケットごとの測定された往復時間および基準往復時間を考慮して性能値を算出することによって、マクロレベルテストに基づいて行われる。最終結果は、ワイヤレス性能に関するユーザの意見と直接相関付けられる。そのために、Wi−Fi劣化のあらゆる原因を検出することができ、これはマイクロレベルテストでは不可能である。
さらに、当業者には、本発明の範囲から逸脱せずに本発明の他の実施形態を利用してもよい。ワイヤレス通信ネットワークは、特にIEEE802.11規格の1つに従ったネットワークであり、周波数帯域は2.4GHz ISM帯域または5GHz U−NII帯域であるが、この方法では、任意の他の周波数帯域を使用する任意の他のワイヤレス通信ネットワークをテストしてもよい。したがって、本発明は、添付後の本明細書の特許請求の範囲に存在する。
本発明は以下の態様を含む。
(付記1)
ステーションおよびアクセスポイントを含むワイヤレス通信ネットワークをテストするための方法であって、
異なる変調速度(R)を有するパケットをある周波数帯域内で前記ステーションから前記アクセスポイントに送信するステップと、
確認のために待機し、各パケットの往復時間を測定するステップと、
各パケットの前記測定された往復時間および前記パケットの基準往復時間を考慮することによって性能値を算出するステップと、
を含む、前記方法。
(付記2)
前記ワイヤレス通信ネットワークは、IEEE802.11規格の1つに従ったネットワークである、付記1に記載の方法。
(付記3)
ピング管理ユーティリティを使用して前記パケットを送信するステップを含む、付記1または2に記載の方法。
(付記4)
前記周波数帯域は2.4GHz ISM帯域または5GHz U−NII帯域である、付記1、2、または3に記載の方法。
(付記5)
前記変調速度(R)は、最低変調速度と最高変調速度との間で変化する、付記1から4のいずれか一つに記載の方法。
(付記6)
前記最低変調速度(R)は1Mb/sであり、前記最高変調速度は54Mb/sである、付記5に記載の方法。
(付記7)
パケットサイズ(P)は、一定であるかまたは最小パケットサイズと最大パケットサイズとの間で変化する、付記1から6のいずれか一つに記載の方法。
(付記8)
前記最小パケットサイズは1バイトであり、前記最大パケットサイズは、単一のWi−Fiフレームのペイロードの最大サイズである、付記7に記載の方法。
(付記9)
前記ステーションから前記アクセスポイントにパケットを送信し、前記アクセスポイントから前記ステーションに肯定応答パケットを送り返し、それぞれの前記往復時間を測定するステップを含む、付記1から8のいずれか一つに記載の方法。
(付記10)
前記性能値は、前記基準往復時間と前記測定された往復時間との比を算出することによって求められる、付記1から9のいずれか一つに記載の方法。
(付記11)
前記方法は、前記性能値の数値評価を使用することによってユーザのために自動化される、付記1から10のいずれか一つに記載の方法。
(付記12)
前記性能値の多数の性能クラスを定義するためのしきい値を使用するステップを含み、家庭用ネットワークの特定の位置の得られた性能値を前記性能クラスの1つに分類するステップを含む、付記11に記載の方法。
(付記13)
付記1から12のいずれか一つに記載の方法を使用する、テストアプリケーション。
(付記14)
付記13に記載のテストアプリケーションを含む、モバイルデバイス。
(付記15)
付記1から12のいずれか一つに記載の方法を使用するように適合された、モバイルデバイス。

Claims (15)

  1. ステーションおよびアクセスポイントを含むワイヤレス通信ネットワークをテストするための方法であって、
    異なる変調速度を有するパケットをある周波数帯域内で前記ステーションから前記アクセスポイントに送信するステップと、
    確認のために待機し、各パケットの往復時間を測定するステップと、
    各パケットの前記測定された往復時間および前記パケットの基準往復時間を考慮することによって性能値を算出するステップと、
    を含む、前記方法。
  2. 前記ワイヤレス通信ネットワークは、IEEE802.11規格の1つに従ったネットワークである、請求項1に記載の方法。
  3. ピング管理ユーティリティを使用して前記パケットを送信するステップを含む、請求項1または2に記載の方法。
  4. 前記周波数帯域は2.4GHz ISM帯域または5GHz U−NII帯域である、請求項1、2、または3に記載の方法。
  5. 前記変調速度は、最低変調速度と最高変調速度との間で変化する、請求項1から4のいずれか一項に記載の方法。
  6. 前記最低変調速度は1Mb/sであり、前記最高変調速度は54Mb/sである、請求項5に記載の方法。
  7. パケットサイズは、一定であるかまたは最小パケットサイズと最大パケットサイズとの間で変化する、請求項1から6のいずれか一項に記載の方法。
  8. 前記最小パケットサイズは1バイトであり、前記最大パケットサイズは、単一のWi−Fiフレームのペイロードの最大サイズである、請求項7に記載の方法。
  9. 前記ステーションから前記アクセスポイントにパケットを送信し、前記アクセスポイントから前記ステーションに肯定応答パケットを送り返し、それぞれの前記往復時間を測定するステップを含む、請求項1から8のいずれか一項に記載の方法。
  10. 前記性能値は、前記基準往復時間と前記測定された往復時間との比を算出することによって求められる、請求項1から9のいずれか一項に記載の方法。
  11. 前記方法は、前記性能値の数値評価を使用することによってユーザのために自動化される、請求項1から10のいずれか一項に記載の方法。
  12. 前記性能値の多数の性能クラスを定義するためのしきい値を使用するステップを含み、家庭用ネットワークの特定の位置の得られた性能値を前記性能クラスの1つに分類するステップを含む、請求項11に記載の方法。
  13. 請求項1から12のいずれか一項に記載の方法を使用する、テストアプリケーション。
  14. 請求項13に記載のテストアプリケーションを含む、モバイルデバイス。
  15. 請求項1から12のいずれか一項に記載の方法を使用するように適合された、モバイルデバイス。
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