JP2011501030A - 冷凍コンプレッサ内の油ポンプ用固定装置 - Google Patents

冷凍コンプレッサ内の油ポンプ用固定装置 Download PDF

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Abstract

本発明の固定構造は、下部に油溜め(3)を画定するシェル(1)で、シリンダブロック(2)に軸支され、環状薄層積層体により形成されたロータ(6)を保持するクランク軸(4)と、上部をロータ(6)に装着し、下部を油溜め(3)内に浸した管状スリーブ(20)とポンプ軸(30)とを備える油ポンプ(10)とを収容したシェルを備える型のコンプレッサに適用される。固定装置は、管状スリーブ(20)周りに径方向と軸方向とにロックされる少なくとも1つの保持要素(40)を備えており、これに径方向外側ロック部(41)を持たせ、管状スリーブ(20)をロータ(6)に対し軸方向にロックすべく、2つの連続する環状薄層間に形成した個々の対向する周辺伸張部(6c)に対し密接させて径方向に押し付ける。

Description

本発明は、概ね密閉されたシェル内部で下部に油溜めを画定し、コンプレッサの冷凍ガス圧送機構を駆動するクランク軸を内部に軸支するとともに、環状薄層積層体により形成された電動モータロータを保持するシリンダブロックを保持し、さらに上部をロータに装着し、下部を油溜め内に浸した管状スリーブと、管状スリーブ内部にあって、この管状スリーブの内壁と環状ギャップを画定し、シェルとシリンダブロックのうち一方の部品により支持された下端部を有する定置ポンプ軸とを備える油ポンプを下部に保持する型の冷凍コンプレッサ内の油ポンプ用固定装置に関する。より具体的な形態では、本発明はロータに対する油ポンプの固定装置に関する。
大多数の冷凍コンプレッサを適正動作させる重要な要素は、互いに対し相対運動を有する構成要素の適切な潤滑である。潤滑は、概ね密閉されたシェルの下位部分の内部に画定された油溜め内に備わる潤滑油を圧送することで得られる。この油は、相対運動を呈するコンプレッサ部品に達するまで圧送され、そこから前記油は例えば重力により油溜めへ戻される。
いくつかの知られている構造では、コンプレッサは潤滑油ポンプを保持する概ね垂直なクランク軸を備えており、このポンプが前記クランク軸の回転を用い前記油を潤滑対象であるコンプレッサ部品へ導く。これらの構造では、油はスピンと機械的ドラッグとにより油溜めから圧送される。
テクノロジーはますます冷凍コンプレッサの性能を向上させてきており、このような改善を得る形態の1つが、コンプレッサの冷凍能力をそれを結合した冷凍システム内でその動作時に調整することによるものであり、そのことで熱負荷の減少時に前記コンプレッサの動作回転数が減らせるようになる。この処置は可変速コンプレッサ(VCC)を用いて実行され、そのことが冷凍システムの著しい性能向上の獲得を可能にしている。それにもかかわらず、低速回転時にコンプレッサを良好に動作させるには、コンプレッサの幾つかの構成態様におけるさらなる改良が依然として必要である。これらの構成態様の1つは、相対運動を有する構成要素、具体的には軸受を潤滑する油の圧送に関するものである。コンプレッサ内の油圧送について最も用いられる考えは、圧送を果たす遠心効果に基づくものである。遠心効果は、ポンプ回転速度を用いて油内に遠心力を生成する。低速回転動作にあっては、この遠心効果は弱められ、潤滑要求に応えるには他の圧送原理を創り出す必要がある。
可変速コンプレッサ内での油の圧送用に、幾つかの従来技術解決策が知られている。これらの構成(国際公開第93/22557号パンフレット、米国特許第6450785号明細書)では、クランク軸は表面流路を配設したポンプ軸を下部に保持しており、これを管状スリーブの内面に配置し、ポンプ軸と管状スリーブのうち一方の部品を他方の部品に対し回転可能に定置し、モータの回転により生ずる遠心力により吸引される油に対しドラッグ効果をもたらしている。
国際公開第93/22557号パンフレットに開示された解決策は、電動モータステータに取り付けた管状スリーブを固定ロッドによりポンプ軸と共に回転させるべく、螺旋溝を外面に配設してクランク軸に固定したポンプ軸を提示しており、前記管状スリーブは径方向のギャップを持たせてポンプ軸周りに装着してある。
米国特許第6450785号明細書に開示された解決策は、管状スリーブを電動モータの軸およびロータと共に回転させながら定置状態のままとするため、その外面に外部から螺旋溝を設け、下部を電動モータステータに取り付けたポンプ軸を提示している。
ブラジル特許出願第0604908−7号明細書の解決対象は、管状スリーブにその内面に螺旋溝を設け、ロータクランク軸組み立て体に固定し、ポンプ軸をステータとシェルのうち一方の部品に取り付けた油ポンプを提示している。
この油ポンプ構成はより高い圧送効率に帰着し、主に低速回転時の効率的な圧送を可能にしている。この構成の圧送原理により、コンプレッサは極端な低速転時に容量調整を用いて動作させることができる。
油ポンプから油をより良好に圧送するには、油ポンプの管状スリーブ内の螺旋溝により画定された油上昇流路を最大可能な直径をもって作成し、前記螺旋溝を管状スリーブ内部に設け、油ポンプから遠心力により圧送される油を螺旋溝の底部に押し付けて上方へドラッグされるようスリーブが回転することが望ましい。油ポンプの管状スリーブは遠心力の強烈な圧縮を伴って回転するため、油は螺旋溝を通ってそこから逸脱することなく上昇し、何故なら遠心力が流路の底部へ油を押し込み、前記螺旋溝の側壁が重力により油が降下できないようにするからである。螺旋溝の螺旋状展開の下部に密接するこの油は、徐々に上昇しながらドラッグされる。管状スリーブの内面に流路を配設することは、いずれにしても望ましいことである。しかしながら、金属材料からなる管状スリーブ内での螺旋溝の機械加工は極めて困難で高価でかつ複雑である。従って、内部螺旋溝を既に含むプラスチック材にて管状スリーブを作成することが望ましい。
それにもかかわらず、プラスチック材で出来た管状スリーブをクランク軸の下部管状部分またはロータの軸孔の内部に直接固定することは、プラスチック材が時間とともに主にコンプレッサシェル内部の動作温度条件にさらされるときに、その寸法的な特徴が変化するという事実に由来する深刻な不都合を呈する。摩擦や螺合による機械的干渉を用いる固定は、コンプレッサの所望の有効寿命期間中にプラスチック製管状スリーブの信頼できる強固で正確な保持を保証せず、ミスアライメントの発生や内蔵部品の早期摩耗やコンプレッサ設計により要求される潤滑度を増進させるには不十分な油の圧送を許すことになる。
本発明の1つの目的は、コンプレッサの全動作寿命にわたりクランク軸とロータのうち一方の部品に対し油ポンプの適切で確実な固定を可能にし保証する冷凍コンプレッサ内の油ポンプ用固定装置を提供することにある。
本発明の1つの具体的目的は、先に特記したように、油ポンプを固定する部分を形成するのに用いるものとは異なる材料にて前記油ポンプを提供する場合、特に油ポンプをプラスチック材等にて提供するときに、コンプレッサのクランク軸またはロータに対する油ポンプの所望の固定を保証する装置を提供することにある。
本発明の別の目的は、先に特記したように、さらに油ポンプとクランク軸との間に正確な軸方向の相対的位置決めを達成し、コンプレッサの全動作寿命にわたってこの位置決めを維持できるようにする装置を提供することにある。
本発明のさらなる目的は、先に特記したように、固定対象である部品の高い組み立て精度を必要とせず、低コストで組み立て装着するのが容易な装置を提供することにある。
本発明のこれらおよび他の目的は、下部に油溜めを画定するシェルで、シリンダブロックから下方へ突出する下部を有するクランク軸を内部に軸支するシリンダブロックと、環状薄層積層体により形成され、その内部にクランク軸の下部が嵌合固定される上側孔部と、下側孔部とを有する軸方向中心孔を画定する電動モータロータと、上部をロータに装着し、下部を油溜め内に浸した管状スリーブと、管状スリーブ内部にあって、この管状スリーブの内壁と環状ギャップを画定し、シェルとシリンダブロックのうち一方の部品により支持された下端部を有する定置ポンプ軸とを備える油ポンプとを保持するシェルを備える型のコンプレッサ内の油ポンプ用固定装置の提供を介して達成される。
本発明の固定装置は、管状スリーブ周りに配置され、そこに径方向と軸方向とにロックされる少なくとも1つの保持要素を備え、保持要素に径方向外側ロック部を持たせ、2つの連続する環状薄層間に形成した個々の対向する周辺伸張部に対し密接させて径方向に押し付け、管状スリーブをロータに対し軸方向にロックする。
本発明を実施する1つの方法によれば、固定装置は管状スリーブ周りに配置した複数の保持要素を備え、各保持要素がそのロック部をロータの下側孔部の内壁の個々の周辺伸張部上に密接させる。
本発明を実施する別の方法によれば、複数の保持要素は互いに軸方向に位置合わせし離間する少なくとも2つの保持要素と、直径両端に対向し、第1の2つの保持要素に対し軸方向に等しく離間する少なくとも1つの保持要素とを備える。
本発明の具体的態様にあっては、各保持要素は約120°から約270°の間の周辺伸張部を有し、ロータの下側孔部の内径を若干上回る外径を呈する開いたリングを含み、管状スリーブには少なくとも1つの外周流路が配設してあり、その内部に管状スリーブ周りに装着した少なくとも1つの保持要素を収容して軸方向にロックし、これにより各保持要素のロック部の少なくとも一部がロータ内部で管状スリーブの装着変位とは反対の方向に偏向できるようにしてある。
本発明は、同封図面を参照し、本発明の一実施形態の例示により下記に説明される。
ブラジル特許出願第0604908−7号明細書により構成された油ポンプを下部に保持し、前記コンプレッサのシェルの下部に画定された油溜めの油の中に一部浸した垂直クランク軸を呈する冷凍コンプレッサの拡大縦断面図を概略的に表わす。 図1に類似する図を表わすが、本発明により構成される油ポンプをその中に装着したクランク軸の下部領域だけを示す。 本発明の油ポンプの管状スリーブの拡大縦断面図を表わす。 本発明の油ポンプの管状スリーブの拡大側面図を表わす。 図4Aに示した管状スリーブの中間領域の拡大図を表わす。 図4Bに示した管状スリーブの中間領域の拡大斜視図であるが、図4Aと図4Bに表わされた図に対し左方に約45°角度をずらした方向に視たものである。 図4Aに示した位置に対し90°回転させた油ポンプの管状スリーブの側面図を表わす。 開いたリングの形をした保持要素の上面図を表わす。 図4Bに類似する図を表わすが、管状スリーブ周りに装着した開いたリングの形をした3つの保持要素を示す。 図7Aに示した管状スリーブの中間領域の拡大斜視図を表わすが、右方に約45°角度をずらした方向に視たものである。 開いたリング形状保持要素を既に保持する管状スリーブの断面図を表わし、前記図は図7Aの矢印VIII−VIII方向に視たものであり、断面図を見通す外周流路のリングだけを示すものである。 ロータ内部の管状スリーブの装着領域の縦断面図を表わし、ロータの下側孔部の内壁と干渉するときの保持要素がとる位置取りを示す。
本発明は、その中で往復動ピストン(図示せず)を駆動するシリンダを画定するシリンダブロック2を保持する概ね密閉されたシェル1を呈する(例えば、冷凍システムに適用される型からなる)往復式密閉コンプレッサについて説明される。シェル1の内側下部には油溜め3が画定されており、そこから潤滑油は油ポンプ10によりコンプレッサ可動部品へ圧送される。
ここに記載する構成では、冷凍コンプレッサはピストンを動かすクランク軸4により駆動される型であり、前記クランク軸4は上部に偏心部(図示せず)を呈し、シリンダブロック2に中間部を軸支されており、シリンダブロック2から下方に突出し油ポンプ10を保持する下部を有する。
シリンダブロック2は電動モータステータ5を固定しており、さらにクランク軸4に取り付けられたロータ6を含んでいて、このクランク軸4をモータ動作時に回転させるが、前記ロータ6は軸方向中心孔6aを呈する環状薄層積層体により形成されており、その中心孔6aはその内部にクランク軸4の下部4aが嵌合固定される上側孔部と、ロータ6を形成する薄層積層体の連続する各2つの環状薄層間に周辺伸張部6cを形成する内壁を呈する下側孔部6bとを有する。
油ポンプ10は、ロータ6に装着した上部21と油溜め3内に浸した下部22と管状スリーブ20内部の細長い定置ポンプ軸30とを含み、管状スリーブ20の隣接する対向内面に対し環状ギャップを画定し、ブラジル特許出願第0604908−7号明細書にて既に説明したように装着下端部31をシェル1とシリンダブロック2のうち一方の部品により支持してある。この以前の構成では、管状スリーブ20はクランク軸4の円筒状の管状下部4aに螺合により固定されている(図1)。
ポンプ軸30は、この構成では定置されており、その装着下端部31をシェル1とシリンダブロック2とステータ5の部品の少なくとも1つに固定されるよう、管状スリーブ20の下部21の下端部21aを越えて突出させて呈示しており、前記固定は同時係属ブラジル特許出願第0604908−7号内で説明されている適当な手段や、または指片、接着剤、螺子、リベット、クランプ、ホック、溶接等によっても行われ、この固定は本発明の目的ではない。
本発明の解決策では、管状スリーブ20は共に回転するようロータ6に固定してあり、油溜め3内に収容された潤滑油内に浸した下部と、螺旋状の外面油流路4bに流体連通する上部とを呈しており、流路4bはクランク軸4内に配設されていて、油ポンプ10が圧送する油を潤滑対象であるコンプレッサ部品へ導く。
管状スリーブ20はロータ6の回転時の回転運動にて駆動され、前記運動は電動モータの作動により引き起こされ、その間ポンプ軸30は回転可能に固定されたままである。管状スリーブ20とポンプ軸30との間の相対的な回転運動が、機械的ドラッグと遠心力とにより油溜め3からの油の上昇運動を引き起こす。油の上昇運動は管状スリーブ20の内面上に螺旋溝20aの形で設けられた流路を介して行われ、このスリーブは油溜め3の潤滑油内に浸したその端部から伸びていて、この油を潤滑対象であるコンプレッサの相対的運動部品に対し圧送する。
螺旋溝20aは、ポンプ軸30の隣接する対向外面部分と共に潤滑油上昇流路を画定し、この流路がここで説明する油ポンプにより圧送される油をコンプレッサの相対的運動と共に油溜め3から部品へ運ぶ。ポンプ軸30は、管状スリーブ内部でクランク軸4に対し直交する径方向に自由変位させられるよう管状スリーブ20の内部に配置し、ロータ6に対して回転可能に固定してある。
本発明を実施する1つの方法では、前記クランク軸4に恒久的に当接する少なくとも管状スリーブ20をプラスチック材にて成形する。この具体的構成は、前述の利点を呈する。具体的な構成形態にあっては、管状スリーブ20とポンプ軸30は例えばプラスチック材にて提供される。
プラスチック材による管状スリーブ20およびポンプ軸30の部品の構成により、これらの構成要素の製造が容易になり、特に管状スリーブ20の内面への螺旋溝20aの形成が容易になる。さらに、プラスチック材による製造はまた、前記材料の低熱伝導度が故に圧送対象である油に対しクランク軸4からの熱伝導を最小化する。
本発明は前述した型のコンプレッサ内の油ポンプ10の固定装置を提供し、前記装置は管状スリーブ20周りに配置してスリーブに対し径方向と軸方向とにロックさせる少なくとも1つの保持要素40を備える。保持要素40は径方向外側ロック部41を有しており、これをロータ6の薄層積層体の2つの連続する環状薄層間に形成した個々の対向する周辺伸張部6cに対し密接させて径方向に押し付け、管状スリーブ20をロータ6に対し軸方向にロックする。
同封図面に示した本発明の一実施方法によれば、先に説明したように、管状スリーブ20は管状スリーブ20の軸を横断する少なくとも1つの平面内に配置される複数の保持要素40を保持する。
保持要素(複数可)40は、コンプレッサの全動作寿命期間中ロータ6に対する油ポンプ10の固定が変わらず維持されるよう保証すべく、管状スリーブ20とは異なる材料にて入手され、シェル1の内部に存在する温度等の周囲の条件にさらされるときの変形に対する耐性が高い。本発明を実施する1つの方法として、保持要素40は金属製とする。
しかしながら、図示はしていないが、本解決策の固定装置は1つの保持要素40だけを、例えば好ましくは金属製の環状ディスクの形で提示し、それを管状スリーブ20によって保持するか、または管状スリーブ20をロータ内に挿入する前にロータ6に対し装着することができ、あるいはまた2つの保持要素40だけを単一部材または別個の部材にて互いに直径両端に対向させて配置することを理解すべきである。
保持要素40の数は、ロータ6に対するそれらの固定動作によるだけでなく、管状スリーブ20の構成的特徴によっても規定される。管状スリーブ20がその上部をクランク軸4の管状下部4a内で伸縮自在に嵌合案内させない構成にあっては、保持要素40はさらにクランク軸4に対し管状スリーブ20を調芯し軸方向に位置合わせさせる機能を呈する。これらの場合、本発明の固定装置は、互いに角度方向に離間する少なくとも3つの保持要素40を呈示しなければならず、例えば図示のように、2つの保持要素40を軸方向に位置合わせし離間させるとともに別の保持要素40を直径両端に対向させ、第1の2つの保持要素に対し軸方向に等しく離間させる。本発明を実施するこの方法では、他の保持要素40が存在する場合、これらに3つの保持要素40に対し呈示したこの配置を持たせ、管状スリーブ20上のバイナリーモーメントを排除することができる。
管状スリーブ20が図示のようにクランク軸4の管状下部4aの内部に装着した上部22を呈する構成にあっては、保持要素40に油ポンプ10の管状スリーブ20をロータ6に固定する機能だけを持たせることができ、この場合本発明の固定装置に1つのまたは2つのみの保持要素40を持たせることができる。
保持要素40のそれぞれの管状スリーブ20への装着は、それらが管状スリーブ20に対し軸方向と径方向とに回転可能にロックされるよう行われ、ロータ6に対する管状スリーブ20の固定はロータ6の下側孔部6bの周辺伸張部6c内において各保持要素40の外側端部が形成するロック部41間の干渉により達成される。管状スリーブ20周りに配置された複数の保持要素40を呈する構成では、各保持要素40はそのロック部41をロータ6の下側孔部6bの内壁の個々の周辺伸張部6cに密接させる。
固定装置が少なくとも3つの保持要素40を呈する本発明を実施する1つの方法によれば、ロータ6の下側孔部6bの内壁の各周辺伸張部6cを管状スリーブ20の軸に直交する平面内に形成し、それを他の周辺伸張部6cの平面に対し平行に軸方向に変位させる。
本発明を実施する1つの方法では、各保持要素40は約120°から約270°の間の周辺伸張部を有する開いたリングを備える。しかしながら、120°から180°の間の周辺伸張部を呈する保持要素40の構成により、管状スリーブ20の軸を横断する単一平面内での2または3つの共面保持要素40の装着が可能になる。
この例示構成では、各保持要素40は約180°から約270°の周辺伸張部を有する開いたリングを備える。
各開いたリング形状保持要素40は、ロータ6の下側孔部6bの内径を若干上回る外径を呈する開いたリングの外側エッジの周辺伸張部と、管状スリーブ20の外径を若干上回る直径を有する内部エッジ42とにより形成されたロック部41を呈する。ロック部41は、正中対称面X上に配置された中間部40aと、正中対称面Xに関し対称をなし、中間部40aと開いたリングの1対の自由端40cとの間に形成された2つの側部40bとを備える。
本発明によれば、管状スリーブ20には少なくとも1つの外周流路23が設けられ、その内部に管状スリーブ20周りに装着した少なくとも1つの開いたリング形状の保持要素40を収容して径方向と軸方向にロックし、これによりロック部41の全てまたはその一部をロータ6の内部において管状スリーブ20の装着変位方向とは反対の方向に偏向させることができる。
この、すなわち各外周流路23は、その周りに少なくとも1つの保持要素40の内側エッジ42が密接する底部壁23aと、下部壁23bと、上部壁23cとを呈する。
従って、図示の構成では、各保持要素40が個々の外周流路23内に確実にロックできるようにすべく、この外周流路にはその下部壁23b内に突起の形でその上に個々の保持要素40の側部40bが密接する2つの下側ストップ24aが組み込まれるよう構成してある。各外周流路23の上部壁23cは、保持要素40の中間部40aと側部40bの少なくとも一部が密接する座を形成するため、保持要素40の外側エッジに沿って一定または変化する数値を有して片持ち支持した径方向伸張部に沿って外周流路23から径方向外方へ突出するロック部41を構成することができる。
各保持要素40が一旦個々の外周流路23内に固定的に保持されると、ロータ6の内部への管状スリーブ20の挿入時に、各保持要素のロック部41がロータ6の下側孔部6bの内壁の対向する周辺伸張部6cと干渉し、ロータ6に対し管状スリーブ20の変位とは反対方向に押し付けられて下方へ偏向し(図9)、偏向度は図2に示すようにロータ6の管状スリーブ20の最終装着位置に達するまでロータ6の薄層積層体の内部エッジに対するロック部41の移動に従って変化する。
ロータ6内へのポンプの装着時にロック部41が偏向できるようにすべく、各外周流路23は下部壁23b内に形成した径方向外側伸張部23dを管状スリーブ20を横断する平面に対し低位としてあり、これにより保持要素40は下部を軸方向に密接させ、個々の外周流路23内部に保持される。図示の構成例では、前記密接面は、例示実施形態において、側部6bが形成する保持要素40の個々の部分に対する下側ストップ24aの作用面により形成される。
同封図面に示した構成では、各外周流路23はその下部壁23bに管状スリーブ20に対し差し渡し面に関し対称な2つの下側ストップ24aが組み込んである。各下側ストップ24aは突起の形をしており、2つの下側ストップ24aは同様に突起の形をした直径両端で対向する2つの上側ストップ24bに作動的に関連付けてあり、この2つの上側ストップ24bは外周流路23の上部壁23c内に組み込まれ、2つの下側ストップ24a間を下方に突出し、従って保持要素40を押圧し、ロック部41と個々の上側ストップ24bの径方向外側の保持要素40の径方向隣接伸張部(図示の実施形態では、2つの側部40b内に形成)とに、ロータ6内の管状スリーブ20の挿通方向とは反対方向に初期偏向を分与する。この構成にあっては、保持要素40はその側部40bの一方を2つの下側ストップ24aの端部の一方に密接させ、またその側部40bの他方を前記下側ストップ24aの反対側の端部に密接させ、両側部は直径両端にて対向し正中対称面Xに直交する平行弦の形をして延在する。
保持要素40の事前の偏向は、ロータ6内部の管状スリーブ20の、干渉による、より大きな公差余裕を持った、装着を容易にするのに資する。図示の構成では、管状スリーブ20の直径面の同側に配置された2つの下側ストップ24aの各端部対と個々の隣接する上側ストップ24bとにより形成される各組のストップが、保持要素40の個々の側部40bに対し作用することを理解すべきである。
図面によれば、管状スリーブ20の直径面の同側に配置した下側ストップ24aと隣接する上側ストップ24bの端部どうしが、前記ストップが保持する保持要素40の正中対称面Xに関し対称に配置されている。
図面中に提案した構成にあっては、2つの上側ストップは開いたリングの形をとる保持要素40の正中対称面Xに関し対称に配置されており、2つの下側ストップ24aは前記正中対称面Xに対し横断方向に配置されている。ストップ構成は異なる外周流路23内においても変更しないままとし、各保持要素40を管状スリーブ20に対し直径両端に対向する2つの位置のいずれにも装着できるようにしてあり、その結果、異なる高さに装着された保持要素40は図7A、図7B、図8、図9により良く示されているように、互いに順次180°ずつオフセットする。
各外周流路23はさらに、径方向壁23eを保持要素40の正中対称面Xに一致するよう配置して組み込んであり、この保持要素を個々の外周流路23内に装着する際に、前記径方向壁23eが保持要素40のための回転防止ストップとして機能する。
本発明の固定装置用の図示の構造形態にあっては、管状スリーブ20は複数の外周流路23を含んでおり、これらが互いに軸方向に隣接し、それぞれ開いたリングの形をした個々の保持要素40を受ける。
図示の構成にあっては、各外周流路23はその底部壁23aを管状スリーブ20の個々の外面伸張部により形成してあり、個々の開いたリング形状保持要素40の厚さを相当上回る幅を呈しており、各外周流路23の上部壁23cと下部壁23bには既に前述したように上側ストップ24bと下側ストップ24aが組み込まれている。各外周流路23の前記上壁23cと下壁23bの下側ストップ24aと上側ストップ24bとの間で、これらストップに対し少なくとも1つの個々の保持要素40が干渉により軸方向に密接する。
図示の構成形態にあっては、外周流路23は管状スリーブ20に単一部材にて組み込んだ外周リブ25の間に画定されており、管状スリーブにはさらに、外周流路23よりも下位側にロータ6の下端部環状薄層に対し密接させる周縁環状フランジ26が備わっており、ロータ6の下側孔部の内部に対する管状スリーブ20の軸方向変位を制限するとともに、管状スリーブ20とクランク軸4の管状下部4aとの間での挿入および相対的な軸方向位置決めもまた制限する装着ストップを形成している。
管状スリーブ20周りに180°を上回る周辺伸張部を呈する保持要素40の装着については、各保持要素40は個々の外周流路23内へのその挿入期間中に弾性変形にさらされ、開いたリングの対向する自由端40cの径方向間隙をもって得られる開口位置へ押し付けられ、ついにはそれらは管状スリーブの外径に達し、前記対向する自由端40cはそこで個々の外周流路23内部で管状スリーブ20の外面周りに密接する状態に導かれる。この状態にあっては、各保持要素40の内側エッジ42は管状スリーブ20の外面に対し密接するか、または管状スリーブに対し小さな径方向ギャップを維持し、従ってロータ6の下側孔部6bの内壁とのその干渉時に保持要素40をより良好に適応させることができる。しかしながら、保持要素40が180°未満の周辺伸張部を呈する場合、管状スリーブ20周りの保持要素40の装着は保持要素40の弾性変形を伴わずになされ、管状スリーブ20に対する保持要素の径方向ロックは下側ストップおよび上側ストップと各個々の保持要素40との干渉により得られる。この場合、下側ストップ24aは図示の構成の上側ストップ24bが示す形態と位置を取ることができ、2つの上側ストップ24bは正中対称面X上で直径両端に対向させる形式で配置される。
本発明を実施する一方法では、管状スリーブ20は約10.8mmの直径を呈し、流路は約1.1mmの深さを呈し、外周リブ25は約15.6mmの直径を呈し、一方で周縁環状フランジ26は約16mmを上回る直径を呈し、これは本明細書に記載する型の冷凍コンプレッサ内のロータ6の下側孔部6bの直径である。これらの寸法に対し、保持要素40を形成する各開いたリングは、約10.9mmから11mmの内径と、約16.1mmの外径と、約0.2mmの厚さとを呈する。各保持要素40の外径は、保持要素40を保持する管状スリーブ20のロータ6の中心孔への挿入時に、ロータ6の内壁に対する各保持要素40のロック部41の干渉による固定を助長する。
同封図面に示した本発明を実施する一方法では、管状スリーブ20はロータ6に固定され、前記管状スリーブ20の上部22がクランク軸4の管状下部4aの内部に装着される。それにもかかわらず、クランク軸4の下部4a内部への管状スリーブ20の上部21の装着がなされていない構成に対しても本発明が適用可能であることは理解すべきである。
同封図面に示した本発明の具体的構成では、周縁環状フランジ26は連続しており、管状スリーブ20の全周縁周りに配設してある。しかしながら、前記周縁環状フランジ26を管状スリーブ20の周縁伸張部の一部だけ占有して配設するか、またはまた管状スリーブ20の前記周縁伸張部の一部もしくは全部の周りにフランジセグメントの形で配設できることを理解すべきである。
別の可能な構成では、周縁環状フランジ26や周縁リブ25を単一部材にて管状スリーブ20に組み込むことはない。それらは、例えば螺合や嵌合や接着剤等の任意の適当な手段により前記スリーブ20内に保持することができる。管状スリーブ20内部へのポンプ軸30の装着は、ポンプ軸30の1つの上端部32をクランク軸4の下部4aの内部に対し所定の軸方向間隔をもって維持し、前記軸方向間隔が特にクランク軸4の隣接する内壁部分に対し画定されるよう行われる。この軸方向間隔がクランク軸4内部に通路チャンバを画定し、この通路チャンバに対し潤滑油上昇流路の各螺旋溝20aの上端を開口させ、油溜め2と前記通路チャンバとの潤滑油間の流体連通を可能にし、このことでクランク軸4の外面油流路との流体連通が維持され、潤滑対象であるコンプレッサ部品へ潤滑油が導かれる。
本明細書に提示する概念を主に図示の油ポンプ構成を考慮して説明してきたが、この具体的構成が本発明の適用可能性に対する何らの制約も意味しないことは理解すべきである。保護を意図するのは原理であり、具体的用途または構成形態ではない。

Claims (16)

  1. 下部に油溜め(3)を画定するシェルで、シリンダブロック(2)から下方へ突出する下部(4a)を有するクランク軸(4)を内部に軸支するシリンダブロック(2)と、環状薄層積層体により形成され、その内部にクランク軸(4)の下部(4a)が嵌合固定された上側孔部と、下側孔部(6b)とを有する軸方向中心孔(6a)を画定する電動モータロータ(6)と、上部をロータ(6)に装着し、下部を油溜め(3)内に浸した管状スリーブ(20)と、管状スリーブ(20)内部にあって、管状スリーブの内壁と環状ギャップを画定し、シェル(1)とシリンダブロック(2)のうち一方の部品により支持された下端部(31)を有する定置ポンプ軸(30)とを備える油ポンプ(10)とを保持するシェルを備える型の冷凍コンプレッサ内の油ポンプ用固定装置であって、管状スリーブ(20)周りに配置され、そこに径方向と軸方向とにロックされる少なくとも1つの保持要素(40)を備え、この保持要素(40)に径方向外側ロック部(41)を持たせ、これを2つの連続する環状薄層間に形成した個々の対向する周辺伸張部(6c)に対し密接させて径方向に押し付け、管状スリーブ(20)をロータ(6)に対し軸方向にロックすることを特徴とする、装置。
  2. 管状スリーブ(20)の軸を横断する少なくとも1つの平面内で管状スリーブ(20)周りに配置した複数の保持要素(40)を備え、各保持要素(40)がそのロック部(41)をロータ(6)の下側孔部(6b)の内壁の個々の周辺伸張部(6c)に密接させることを特徴とする、請求項1に記載の装置。
  3. 各保持要素(40)が、約120°から約270°の間の周辺伸張部を有し、ロータ(6)の下側孔部(6b)の内径を若干上回る外径を呈する開いたリングを備えることを特徴とする、請求項2に記載の装置。
  4. 管状スリーブ(20)が少なくとも1つの外周流路(23)を保持しており、その内部に管状スリーブ(20)周りに装着した少なくとも1つの保持要素(40)が収容されて軸方向にロックされ、これによりロック部(41)の少なくとも一部をロータ(6)の内部での管状スリーブ(20)の装着変位とは反対の方向に偏向することができることを特徴とする、請求項3に記載の装置。
  5. 互いに軸方向に隣接し、それぞれが開いたリングの形をした少なくとも1つの保持要素(40)を受ける複数の外周流路(23)を備えることを特徴とする、請求項4に記載の装置。
  6. 開いたリングの形をした各保持要素(40)が、個々の外周流路(23)の底部壁(23a)周りに密接させる内部エッジ(42)を呈することを特徴とする、請求項5に記載の構成。
  7. 各外周流路(23)が、その底部壁(23a)を管状スリーブ(20)の個々の外面伸張部により形成していることを特徴とする、請求項6に記載の装置。
  8. 各外周流路(23)が上部壁(23c)と下部壁(23b)とを有しており、この下部壁が管状スリーブ(20)を横断する平面に対し低位にある径方向外側伸張部(23d)を呈しており、それによって保持要素(40)が個々の外周流路23内部に下部を軸方向に密接させて保持されることを特徴とする、請求項7に記載の装置。
  9. 各外周流路(23)が個々の保持要素(40)の厚さよりも相当大きな幅を呈し、各外周流路(23)の下部壁(23b)と上部壁(23c)に下側ストップ(24a)と上側ストップ(24b)が組み込んであり、これらの間でかつこれらに対し少なくとも1つの個々の保持要素(40)が干渉によって軸方向に密接することを特徴とする、請求項8に記載の装置。
  10. 各外周流路(23)がその下部壁(23b)内に管状スリーブ(20)の直径面に関し対称をなす2つの下側ストップ(24a)を、またその上部壁(23c)内に下側ストップ(24b)間を下方へ突出する2つの上側ストップ(24b)が組み込んであり、保持要素(40)を押し付け、ロック部(41)と個々の上側ストップ(24a)の径方向外側の側部(40b)の径方向隣接伸張部とに対し、ロータ(6)内の管状スリーブ(20)の挿通方向とが反対方向に初期偏向を分与することを特徴とする、請求項9に記載の装置。
  11. 保持要素(40)の側部(40b)それぞれを、管状スリーブ(20)の直径面の同側に配置された下側ストップ(24a)および隣接する上側ストップ(24b)の端部間に保持することを特徴とする、請求項10に記載の装置。
  12. 管状スリーブ(20)の直径面の同側に配置した下側ストップ(24a)および隣接する上側ストップ(24b)の端部が、前記ストップが保持する保持要素(40)の対称面(X)に関し対称に配置したことを特徴とする、請求項11に記載の装置。
  13. 外周流路(23)が、管状スリーブ(20)に対し単一部材にて組み込んだ外周リブ(25)の間に画定したことを特徴とする、請求項12に記載の装置。
  14. 管状スリーブ(20)が、外周流路(23)の内部に、ロータ(6)の下端環状薄層に対し密接させ、ロータ(6)の下側孔部(6b)の内部に対する管状スリーブ(20)の軸方向変位を制限する装着ストップを形成する周縁環状フランジ(25)を備えることを特徴とする、請求項13に記載の装置。
  15. 管状スリーブ(20)がクランク軸(4)の管状下部(4a)の内部に装着される第1の端部(21)を呈することを特徴とし、クランク軸(4)の下部(4a)が管状である、請求項14に記載の装置。
  16. 複数の保持要素(40)が、互いに軸方向に位置合わせして離間する少なくとも2つの保持要素(40)と、第1の保持要素に対し直径方向に対向し軸方向に等しく離間する少なくとも1つの保持要素(40)とを含むことを特徴とする、請求項2に記載の装置。
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