JP2011500297A - 吸引チューブを接続するための装置 - Google Patents

Abstract

吸引チューブ（３）を接続するための本発明の装置は、吸引チューブ（３）をコネクタピース（１０）の領域に密閉的に押しかぶせることができるように形成されたコネクタピース（１０）を有する。この装置は、また、少なくとも部分的にコネクタピースを覆い、スリーブ（２）とコネクタピース（１０）の間に吸引チューブ（３）用の空間を残した、コネクタピース（１０）の前述の領域に押しかぶせることができるスリーブ（２）を有する。スリーブ（２）とコネクタピース（１０）の間の接続は、２つの部分の少なくとも１つを破壊することによってのみ分離できる。スリーブ（２）の外側の形状は、第２の吸引チューブがスリーブ（２）に密閉的にはまらないようにする。従って、本発明の装置に密閉的に接続される吸引チューブ（３）は、装置を破壊せずには取り外せない。さらに、より大きな直径を有するチューブを密閉的にスリーブ（２）に押しかぶせることは不可能である。
【選択図】図１

Description

本発明は、請求項１のプリアンブルに記載の吸引チューブを接続するための装置、請求項１７のプリアンブルに記載の接続ユニット及び請求項２２のプリアンブルに記載の吸引ユニットに関する。

従来技術において、特に医療分野での吸引チューブ及びドレナージチューブ用の、非常にさまざまな種類のチューブ接続部がたくさん知られており、例えば、特許文献１〜７に記載されている。

チューブ接続部、又はチューブを接続するための装置では、チューブは通常、コネクタピースに押しかぶせられるか又はコネクタピースに押し込まれ、コネクタピースの形状によって、又は付加的な固定部分を用いて固定される。

たいていの装置では、吸引チューブは用意に取り替えられる。しかしながら、例えば、胸郭ドレナージ等のドレナージ用途、又は母乳をポンプで吸いとる（ｐｕｍｐｉｎｇ ｏｆｆ）ための搾乳器のように、吸引チューブを装置から取り外して、場合により他のものに取り替えることが望ましくない使用領域がある。これについてのいくつかの理由としては、衛生状態、ポンプシステムの機能的安全性、及び取り替え部品の廉価な又は不満足な複製品に対する保護が挙げられる。

ＥＰ１５５２８５８ ＵＳ３８７６２３４ ＵＳ４１２３０９１ ＵＳ４５１１１６３ ＵＳ４６０７８６８ ＵＳ５９８８７００ ＷＯ９８／２４５００

従って、本発明の目的は、吸引チューブを破壊せずに取り外せないようにし、吸引チューブを他のチューブに取り替えられないようにする、吸引チューブを接続するための装置を提供することである。

この目的は、請求項１の特徴を有する装置、及び請求項１７及び２２それぞれの特徴を有する接続ユニット及び吸引ユニットによって達成される。

吸引チューブを接続するための本発明の装置は、吸引チューブをコネクタピースの領域に密閉的に押しかぶせることができるように形成されたコネクタピースを有する。本発明の装置はさらに、コネクタピースの前記領域に押しかぶせることのできる、少なくとも部分的に前記領域を覆うスリーブを有し、スリーブとコネクタピースの間に吸引チューブ用の空間を残す。スリーブとコネクタピースの間の接続は、２つの部分の少なくとも１つ、好ましくは両方の部分を破壊することによってのみ分離できる。スリーブは、第２の吸引チューブがスリーブに当接して密閉しない外面形状を有する。

これによって、製造時又は工場で密閉的に接続されたチューブは、破壊せずには取り外せず、再装備できない。装置及びチューブは、不適切に互いに接続されないようになっている。装置の機能信頼性及び衛生要件の順守が保証される。また、オリジナルのチューブの代わりに使用できる廉価なチューブはないことも保証される。

さらに、製造時に取り付けられたチューブを、簡単に切り取ったりできないし、スリーブに押しかぶせられる、より大きな直径の代用チューブで置き換えることもできない。スリーブの外形により、このような代用チューブとの密閉された接続を得ることが不可能となる。これはまた、吸引ユニットの機能的安全性を保証する。というのも、他の吸引直径は他の吸引作用を引き起こすからである。

これはまた、製造時に互いに接続される装置の全ての部品は、製造業者が想定した期間だけ、又はいずれかの部品が汚染されるか又は故障するまでしか使用できないことを保証する。

また、装置の個々の部品の、容易に製造可能な、不十分で廉価な複製品が売りに出されないようにする。これは、ドレナージ又は搾乳器においては特に重要である。なぜなら、これらの場合、胸カバー、チューブ及び患者又は母親側で使用される吸引ユニットの他の部品は、使い捨て品であり、大量に使用されているにもかかわらず、厳しい品質基準に合致しなければならないからである。

好ましい実施形態では、スリーブは、外径を有する本体を有し、この本体に一体的に形成され、本体の外径より大きい直径を有する外側フランジを有し、このフランジが、少なくとも部分的に環状（ｃｉｒｃｕｍｆｅｒｅｎｔｉａｌ）の、円形から外れる輪郭を有する。

コネクタピース及びスリーブは、好ましくはプラスチックからなり、特に射出成形によって作られる。これにより、これらの部品を安価に製造することができる。

コネクタピース及びスリーブは、好ましくは、スナップフィット閉鎖により、互いに接続され、これらの部品は、比較的単純な形をしているため、安価に、特に射出成形によって製造できる。

好ましくは、スリーブは、吸引チューブの密閉又は固定に寄与する。しかしながら、スリーブはまた、圧力をかけずに、吸引チューブに載る（ｒｅｓｔ ｏｎ）ことができ、又は、吸引チューブから間隔をあけることさえ可能である。

スリーブは、チューブをその接続領域において外部から保護するというさらなる利点を有する。さらに、スリーブがコネクタピースを越えて突き出している場合、吸引チューブがこの領域においてねじれたり場合によっては割れたりすることを防ぐ。

さらなる有利な実施形態は、従属請求項に示す。

図１は、立体分解図で示した、吸引チューブを接続するための本発明の装置を備えた、搾乳器のダイヤフラムキャップの斜視図である。 図２は、組み立てた状態での、図１の装置を備えたダイヤフラムキャップを示す。 図３ａは、図１の装置を備えたキャップの長手方向断面図である。 図３ｂは、不適当な代用チューブを取り付けた、図３ａの長手方向断面図である。 図４ａは、図３の詳細部の拡大図である。 図４ｂは、図４ａの詳細部の変形を示す。 図５は、本発明のコネクタピースの長手方向断面の拡大図である。 図６は、本発明のスリーブの長手方向断面図である。 図７は、図６のスリーブを第１の側から見た斜視図である。 図８は、図６のスリーブを第２の側から見た斜視図である。 図９は、ダイヤフラムキャップと本発明の装置を備えた搾乳機の一部を示す。 図１０は、ダイヤフラムキャップ、本発明の装置、胸カバー及び哺乳瓶を備えた交換キットの斜視図である。

以下、添付の図に示した好ましい例示の実施形態に基づき、本発明を説明する。
以下に記載する例示の実施形態は、母乳をポンプで吸いとるための搾乳器のダイヤフラムキャップに、吸引チューブを密閉的に接続するための装置に関する。この種のダイヤフラムキャップは、ＵＳ６６９９２１３から公知である。

しかしながら、本発明の教示は、この種の使用に制限されない。例えば、本発明の装置は、搾乳器の技術分野では、異なる形状のダイヤフラムキャップにも、ポンプ自身への接続にも、胸カバーへの接続にも使用することができる。さらに、ドレナージ分野、特に、創傷ドレナージ又は胸郭ドレナージでも同様に使用でき、又は他の分野、特に医療技術でも使用できる。

図１〜３のダイヤフラムキャップ１は、通常硬く、内部空洞１４を備えたボウル型のフードを有する。これは、吸引ポンプのポンプダイヤフラム上に取り付けられ、そこにしっかりと接続される。空洞１４は、コネクタピース１０内部で延びる導管１５を通って外部に通じる。コネクタピース１０は、ダイヤフラムキャップ１に固定して接続される。前記コネクタピース１０は、この場合、プラスチック射出成形工程でダイヤフラムキャップと一体に製造される。前記コネクタピース１０は、好ましくは本質的に剛性の構造をしている。

ダイヤフラムキャップ１から突き出しているコネクタピース１０の自由端１２は、吸引チューブ３（図には小さい部分だけ示されている）の第１の端部を受ける役目をもつ。吸引チューブ３は、この自由端１２の上にかぶせられたり、又は押しかぶせられる。

スリーブ２は、吸引チューブ３及びコネクタピース１０の自由端１２に押しかぶせられ、コネクタピース１０の外側へ突出する外側フランジ１１に、チューブから遠い方の端部で当たる（ｂｅａｒ ａｇａｉｎｓｔ）。これは図２からわかる。スリーブ２は、好ましくは、中空円筒形の本体２１、及び、コネクタピースから遠い方の端部に一体に形成された、半径方向外側に突出する保護リング又はフランジ２０を有する。前記スリーブ２もまた、好ましくは、プラスチック射出成形工程で製造される。

吸引チューブ３は、その第２の端部で、人間の胸に置くために使用される胸カバー（ここには示さず）に接続される。吸引チューブと胸カバーの接続は、取り外し可能であってもよいし、固定してもよい。固定する場合、破壊しなければ分離できない。

図４〜６には、コネクタピース１０、スリーブ２及びこれら２つの部分のスナップフィット接続の詳細が示されている。図５からわかるように、コネクタピース１０は、長手方向で急激な変化を有する外側輪郭を有する。これに対応して、スリーブ２の内側輪郭は、図６にあるように、その長手方向で急激に変化する。これによって、コネクタピース１０とスリーブ２の間には、破壊によってのみ取り外すことができる接続が生まれる。この種の接続はまた、２つの部分の異なる形状によって得ることもできる。しかしながら、好ましくはこの接続は、圧力嵌め及び／又は形状嵌め接続である。

図５のコネクタピースは、そのチューブ側の自由端１２に、密閉リブ１２’が設けられており、このリブは、好ましくは、チューブから遠いほうの端部が、角のとがった又は傾斜する、特に急傾斜する構造となっている。チューブ３は、自由端１２に押しかぶせられ、図４に見られるように、リブ１２’によって密閉的及び固定的に保持される。この場合、チューブ３は、最大、コネクタピース１０の半径方向外側に突出している内側フランジ１３まで押し動かすことができる。この内側フランジ１３は、外側フランジ１１より直径が小さい。内側フランジは、少なくとも外側フランジに向く方向、つまり、チューブから遠い側に、鋭利な及び／又は直角のエッジ１３’を形成する。

図６のスリーブは、いくつかの領域、この場合７個の領域２２〜２８を備える内側輪郭を有し、これらは、段を越えて互いへと移行し、これらのうちいくつかは異なる内径を有する。２つの領域の間、ここでは第４の領域２５及び第５の領域２６の間の環状の（ｃｉｒｃｕｍｆｅｒｅｎｔｉａｌ）段又は当接エッジ２９は、同様に、直角及び／又は鋭利な形状を有する。この場合、領域２５，２６は、チューブ側の端部に向かう方向に、より小さい内径からより大きい内径へと移っている。

最初に、スリーブ２をチューブ３に押しかぶせ、チューブ３をコネクタピース１０に押しかぶした後、スリーブ２もコネクタピース１０に押しつけ又は押しかぶせる。スリーブ２は、そのチューブから遠い側の端面が外側フランジ１１に当たる（ｂｅａｒ ｏｎ）まで、内側フランジ１３の上を、段２９でスライドする。このとき、エッジ２９はコネクタピース１０のエッジ１３’に当たっているため、スリーブ２をもはや引き戻すことはできない。従って、この接続は、スリーブ２及び／又はコネクタピース１０を壊すことによってのみ、外すことができる。

図４ａからわかるように、スリーブ２は、チューブ３に関して、固定又は密閉手段として働く。従って、スリーブ２は圧力がかかった状態でチューブ３に載っている。

しかしながら、図４ｂからわかるように、スリーブ２はチューブ３に関して固定又は密閉手段として働かないことも可能である。この場合、例えば、スリーブ２は、できる限り圧力がかからないようにチューブ３に載っているか、あるいは、ここに示すように、スリーブ自身とチューブの間に、それらが共有する長さ全体に沿って空き空間を残す。

スリーブ２は、また、外部からの保護手段として機能し、ここに示すように、チューブ近くの端部がコネクタピース１０を越えて突出する場合、チューブ３のねじれを防ぐ。これによって、チューブ接続部の剛性を高める。

本発明によると、図３ｂからわかるように、スリーブ２は、第２の吸引チューブ４がスリーブ２に密閉的にはまらないようにする外面形状を有する。これは、好ましくは、スリーブ２の外側輪郭が、少なくとも部分的な領域にわたり、円形から外れた形状を有するという事実によって達成される。

この目的のために、図７及び８によりここに示された例においては、スリーブ２が、少なくとも部分的に（ここでは完全に）環状のフランジ２０を有し、このフランジは、円花飾り様の形状で、周囲に分散して配置される凹所又は刻み目２０’を有する。好ましくは、そのチューブから遠い方の側面は丸みのある、又はなだらかな斜面を有する形状である。フランジ２０は、好ましくは、スリーブの、コネクタピースから遠い側の端部に配置される。しかしながら、また、コネクタピースに近い側の端部、又はそれらの間の領域に配置されてもよい。

さらに、スリーブ２の本体２１に、リブ及び／又は溝２１’があると好ましい。好ましくは、これらは、フランジ２０の凹所又は刻み目２０’に隣接しており、本体２１の長手方向軸に平行に延びる。リブ又は溝２１’の代わりに又はこれに加えて、こぶ、又はくぼみ、又は他のタイプの凹所及び／又は隆起部があってもよい。ここで示された例では、凹所２０’に隣接する、軸方向に平行な溝２１’が存在している。

本発明の装置は、好ましくは、母乳をポンプで吸いとるための搾乳器の接続ユニットで使用することができ、前記ユニットが、この装置及び胸カバーに接続可能な吸引チューブを含む。胸カバーとのこの接続は、再度取り外すことができ、又は破壊することによってのみ取り外すことができる。二つ目の場合、胸カバーは、前記接続ユニットとともに吸引ユニットを形成する。さらに、胸カバーに取り付けられた哺乳瓶、又は他の乳収集容器を、吸引ユニットの構成部品とすることもできる。

これの代わりに又はこれに加えて、接続ユニットを、搾乳器側でダイヤフラムキャップに接続することもできる。図９は、２つのポンプダイヤフラム５０を互いに並べて配置した搾乳器５の上部を示す。これらのダイヤフラムの１つには、ダイヤフラムキャップ１がかぶせられており、このキャップに吸引チューブ３が固定されている。

ここに示されているように、ダイヤフラムキャップと接続ユニットの間の接続が、破壊によってのみ分離可能である場合、ダイヤフラムキャップもまた、接続ユニットの構成部品である。

これらの要素の好ましい組み合わせにより、交換キット、又は、少なくとも１つの本発明の装置、コネクタピース１０に一体的に又は破壊によってのみ分離可能に接続されたダイヤフラムキャップ１、コネクタピース１０に押しかぶせられ、スリーブ２によって覆われる吸引チューブ３、及び吸引チューブ３の別の端部と取り外し可能、又は破壊によってのみ取り外し可能に接続された胸カバー６を含む搾乳器用の吸引ユニットをもたらす。さらに、胸カバー６は、哺乳瓶７又は乳収集容器上にネジ止めできる。対応する例を図１０に示す。

従って、本発明のこの装置に密閉的に接続される吸引チューブは、破壊することなしに装置から取り外すことはできない。さらに、より大きな直径を有するチューブを、密閉的にスリーブに押しかぶせることはできない。

１ ダイヤフラムキャップ
１０ コネクタピース
１１ 外側フランジ
１２ 自由端
１２’ 密閉リブ
１３ 内側フランジ
１３’ 鋭利なエッジ
１４ 空洞
１５ 導管
２ スリーブ
２０ フランジ
２０’ 刻み目
２１ 本体
２１’ 溝
２２ 第１の領域
２３ 第２の領域
２４ 第３の領域
２５ 第４の領域
２６ 第５の領域
２７ 第６の領域
２８ 第７の領域
２９ 当接端
３ 吸引チューブ
４ 代用チューブ
５ 搾乳器
５０ ポンプダイヤフラム
６ 胸カバー
７ 哺乳瓶

Claims (22)

1. 吸引チューブ（３）を接続するための装置であって、前記装置が、前記吸引チューブ（３）をコネクタピース（１０）の領域に密閉的に押しかぶせることができるように形成されたコネクタピース（１０）を有し、
   前記装置が、さらに、前記コネクタピース（１０）の前記領域に押しかぶせることのできる、少なくとも部分的に前記領域を覆うスリーブ（２）を含み、スリーブ（２）とコネクタピース（１０）の間に前記吸引チューブ（３）用の空間を残し、
   スリーブ（２）とコネクタピース（１０）の間の接続は、これら２つの部分の少なくとも１つを破壊することによってのみ分離可能であり、
   前記スリーブ（２）が、第２の吸引チューブが前記スリーブ（２）に接して密閉しない外面形状を有することを特徴とする装置。
2. 前記スリーブ（２）とコネクタピース（１０）の間の接続が、両部分を破壊することによってのみ分離可能である、請求項１に記載の装置。
3. 前記スリーブ（２）が、外径を有する本体（２１）を有し、及び、前記本体（２１）に一体的に形成され、前記外径より大きな直径を有する外側フランジ（２０）を有し、前記フランジ（２０）が、少なくとも部分的に環状な（ｃｉｒｃｕｍｆｅｒｅｎｔｉａｌ）、円形から外れる外側輪郭を有する、請求項１又は２に記載の装置。
4. 前記外側フランジ（２０）が円花飾り様の形状を有する、請求項３に記載の装置。
5. 前記フランジ（２０）が凹所（２０’）を有し、この凹所が前記本体（２１）の凹所（２１’）と隣接する、請求項３又は４に記載の装置。
6. 前記フランジ（２０）が、前記スリーブ（２）の前記コネクタピースから遠い側の端部に配置されている、請求項３〜５のいずれか１項に記載の装置。
7. 前記スリーブ（２）を、前記コネクタピース（１０）に、形状嵌めまたは圧力嵌めで接続することができる、請求項１〜６のいずれか１項に記載の装置。
8. 前記スリーブ（２）を、前記コネクタピース（１０）に、スナップフィット閉鎖によって接続できる、請求項１〜７のいずれか１項に記載の装置。
9. 前記スリーブ（２）が、前記スリーブ（２）の長手方向で急激な変化部を含む内側輪郭を有し、前記コネクタピース（１０）が、前記内側輪郭の変化部に対応して、前記コネクタピース（１０）の長手方向で急激な変化部を有する外側輪郭を有し、前記スナップフィット閉鎖が、この内側輪郭及び外側輪郭によって形成されている、請求項８に記載の装置。
10. 前記スリーブ（２）が、その内面に環状の（ｃｉｒｃｕｍｆｅｒｅｎｔｉａｌ）当接端（２９）を有し、前記コネクタピース（１０）が、前記スリーブ（２）の押し乗せ方向とは逆向きに、この端（２９）に当たる（ｂｅａｒ ａｇａｉｎｓｔ）、半径方向外側に突出する第１のフランジ（１３）を有する、請求項１〜９のいずれか１項に記載の装置。
11. 前記スリーブ（２）が、その長さに沿って、内径を数回変える貫通孔を有する、請求項１〜１０のいずれか１項に記載の装置。
12. 前記コネクタピース（１０）が、前記吸引チューブ（３）を密閉的に受けるための密閉リブ（１２’）を備える自由端（１２）を有する、請求項１〜１１のいずれか１項に記載の装置。
13. 前記スリーブ（２）が、実質的中空の円筒形状を有し、その外面に、凹所（２０’）及び／又は隆起部を有する、請求項１〜１２のいずれか１項に記載の装置。
14. 前記凹所（２０’）及び／又は隆起部が、その長手方向軸に平行に配置されている、請求項１３に記載の装置。
15. 前記スリーブ（２）及び前記コネクタピース（１０）がプラスチックからなる、請求項１〜１４のいずれか１項に記載の装置。
16. 前記コネクタピース（１０）が、前記スリーブ（２）用の当接部として機能する、半径方向外側に突出する第２のフランジ（１１）を有する、請求項１〜１５のいずれか１項に記載の装置。
17. 母乳をポンプで吸いとるための搾乳器の接続ユニットであって、請求項１〜１６のいずれか１項に記載の装置、及び、この装置に第１の端部を介して接続される吸引チューブ（３）を含む接続ユニット。
18. 前記装置が、ポンプダイヤフラム（５０）を保護し、且つ前記ポンプダイヤフラム（５０）から取り外し可能なダイヤフラムキャップ（１）に、前記搾乳器の端部で接続できる、請求項１７に記載の接続ユニット。
19. 前記コネクタピース（１０）が、前記ダイヤフラムキャップ（１）に、このダイヤフラムキャップを破壊することによってのみ取り外し可能なように接続される、請求項１８に記載の接続ユニット。
20. 前記コネクタピース（１０）が、前記ダイヤフラムキャップ（１）に一体的に形成される、請求項１９に記載の接続ユニット。
21. 前記ダイヤフラムキャップ（１）がプラスチックからなる、請求項１８〜２０のいずれか１項に記載の接続ユニット。
22. 前記吸引ユニットが、請求項１７〜２１に記載の接続ユニット、及び胸の上に置くための胸カバー（６）を有し、前記吸引チューブ（３）が前記胸カバー（６）に第２の端部で接続される、母乳をポンプで吸いとるための搾乳器の吸引ユニット。
    

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