JP2011257976A - サーバーラックの冷却システム - Google Patents

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隆 北川
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Abstract

【課題】 重力を利用して冷却液を供給することで、サーバーラック内の複数のサーバーを経済的に冷却する。
【解決手段】 この冷却システム1は、冷却液Cをサーバーラック2の上部タンク3から重力により複数のサーバー4に供給する。各サーバー4に冷却配管8を設け、冷却液Cをサーバー内部の発熱機器に循環させる。サーバーラック2の下部に、サーバー4を通過した後の冷却液Cを回収する下部タンク5を設置する。上部タンク3と下部タンク5に水位計15,19を設け、水位計15,19の出力に基づき、コントローラ20で還流ポンプ16の回転数を制御し、サーバー4から回収したとほぼ同量の冷却液Cを下部タンク5から熱交換器18を介して上部タンク3に戻す。
【選択図】 図1

Description

本発明は、サーバーラック内に収納された複数のサーバーを冷却するシステムに関する。
近年、冷却能力を高めるために、冷媒に液体を用いた液冷方式の冷却システムが提案されている。例えば、特許文献1には、図2に示すような冷却システムが記載されている。このシステム51は、サーバーラック52の上部に冷却器53を装備し、タンク54の冷却液Cを循環ポンプ55により給水配管56を介して複数のサーバー57に供給する。
各サーバー57には、CPU等の発熱部58を冷却する冷却配管59と、冷却液Cを冷却配管59に通して発熱部58に送り込む冷却ポンプ60とが設けられている。そして、サーバー57を通過した冷却液Cを排水配管61に通して冷却器53に戻し、熱交換器62を通過させた後に、循環ポンプ55で再給水するようになっている。
特開2004−246649号公報
従来の冷却システム51によれば、それぞれのサーバー57に冷却ポンプ55が設けられているので、発熱部58の温度に基づいて必要なサーバー57だけを効率よく冷却できる。しかし、循環ポンプ55に、複数の冷却ポンプ60の容量を総計した大容量のポンプを使用する必要があるため(特許文献1の段落0037参照)、冷却システム51の製作コストが高くつく不都合があった。また、各サーバー57の冷却需要に早期に応答できるように、大容量の循環ポンプ55を常に駆動しておく必要があるため、システム51の電力消費量が嵩むという問題点もあった。
そこで、本発明の目的は、製作コストおよび消費電力量を抑え、サーバーラック内の複数のサーバーを経済的に冷却できるシステムを提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明の冷却システムは、内部に貯留した冷却液を重力によりサーバーラックの上部から複数のサーバーに供給する上部タンクと、サーバーを通過した冷却液をラックの下部で回収する下部タンクと、回収量とほぼ同量の冷却液を下部タンクから上部タンクに戻す還流ポンプとを備えたことを特徴とする。
また、本発明の冷却システムは、上部タンクへの冷却液の戻しを自動的に行うために、上部タンクと下部タンクに冷却液の貯留量を計測する水位計を設け、水位計の出力に基づいて還流ポンプを制御するコントローラを備えたことを特徴とする。好ましくは、還流ポンプと上部タンクとの間に、冷却液の温度を低下させる熱交換器が設けられる。
本発明の冷却システムによれば、重力を利用して冷却液を上部タンクから複数のサーバーに供給し、サーバーから下部タンクに回収し、回収量と同量の冷却液を還流ポンプで上部タンクに戻すので、サーバーごとのポンプを不要にし、小型の還流ポンプを使用して必要時にのみ駆動し、システムの製作コストと消費電力量を抑え、サーバーラック内の複数のサーバーを経済的に冷却できるという効果がある。
本発明の一実施形態を示すサーバーラック冷却システムの立面図である。 従来のサーバーラック冷却システムを示す立面図である。
以下、本発明の実施形態を図1に基づいて説明する。この冷却システム1は、サーバーラック2の上部に冷却液Cを貯留する上部タンク3を装備し、上部タンク3に補助ポンプ6が設けられている。サーバーラック2の下部には、サーバー4を通過した後の冷却液Cを回収する下部タンク5が設置されている。
上部タンク3および下部タンク5は、サーバーラック2のフレーム(図示略)上に設置してもよく、複数のサーバーラック2が共用できるように、ラックフレームから離れた専用の場所に設置することもできる。冷却液Cとしては、水の他に、絶縁性流体を使用することもできる。
サーバー4は、複数台がサーバーラック2の内部において上下方向に規定の間隔をおいて格納されている。各サーバー4には、CPUやLSI等の内部発熱機器(図示略)に冷却液Cを送る冷却配管8が配設されている。冷却配管8の入口側端部は、給水ヘッダー9と給水管10を介して上部タンク3の補助ポンプ6に接続されている。
冷却配管7の出口側端部は、排水ヘッダー11と排水管12を介して下部タンク5に接続されている。そして、上部タンク3が冷却液Cを重力によって各サーバー4の冷却配管8に供給し、冷却配管8を通過した冷却液Cを下部タンク5が回収する。
下部タンク5には水位計15が設けられ、下部タンク5の下流側に還流ポンプ16が設置されている。還流ポンプ16と上部タンク3との間の戻り配管17上に熱交換器18が設けられている。上部タンク3の水位計19、下部タンク5の水位計15および給水管10上の流量計14はそれぞれコントローラ20に接続されている。
コントローラ20は、タンク3,5の液量が常に一定値を保つように、水位計15,19の出力に基づいて還流ポンプ16の回転数を制御する。そして、還流ポンプ16がサーバー4から回収したとほぼ同じ量の冷却液Cを下部タンク5から上部タンク3に戻し、途中で熱交換器18が冷却液Cの温度を低下させるようになっている。
上記のように構成された冷却システム1によれば、上部タンク3が重力を利用して冷却液Cを供給するので、サーバー4ごとにポンプを設ける必要がなく、一台の小型の補助ポンプ6で複数のサーバー4に冷却液Cを分配できる。補助ポンプ6は冷却液Cを循環させる能力を持たないが、この実施形態の冷却システム1では、回収後の冷却液Cを還流ポンプ16より下部タンク5から上部タンク3に戻すことができる。
還流ポンプ16は、コントローラ20の制御によって、サーバー4から回収したとほぼ同量の冷却液Cを上部タンク3に戻すように動作するので、小容量の小型ポンプを使用できるうえ、必要時のみ駆動すればよい。したがって、冷却システム1の製作コストと消費電力量を抑え、サーバーラック2内の複数のサーバー4を経済的に冷却することができる。
本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、例えば、サーバー4の数や配置、冷却液の配管構成を変更したり、補助ポンプ6を省略したりするなど、発明の趣旨を逸脱しない範囲で、各部の構成を適宜に変更して実施することも可能である。
1 冷却システム
2 サーバーラック
3 上部タンク
4 サーバー
5 下部タンク
8 冷却配管
15 水位計
16 還流ポンプ
18 熱交換器
19 水位計
20 コントローラ

Claims (3)

  1. サーバーラック内に格納された複数のサーバーを冷却液で冷却するシステムであって、
    内部に貯留した冷却液を重力によりサーバーラックの上部から複数のサーバーに供給する上部タンクと、サーバーを通過した冷却液をラックの下部で回収する下部タンクと、回収量とほぼ同量の冷却液を下部タンクから上部タンクに戻す還流ポンプとを備えたことを特徴とする冷却システム。
  2. 上部タンクと下部タンクに冷却液の貯留量を計測する水位計を設け、水位計の出力に基づいて還流ポンプを制御するコントローラを備えた請求項1記載の冷却システム。
  3. 前記還流ポンプと上部タンクとの間に、冷却液の温度を低下させる熱交換器を設けた請求項1又は2記載の冷却システム。
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