JP2011256989A - 軸受装置、情報記録再生装置 - Google Patents

軸受装置、情報記録再生装置 Download PDF

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Abstract

【課題】転がり軸受のトルクや寿命に悪影響を与えることなく、高剛性化を図ること。
【解決手段】ベースに立設されたシャフト20と、該シャフトを径方向外側から囲み、且つシャフトと同軸上に配設されたスリーブ21と、シャフトとスリーブとの間に介装され、シャフトに固定された内輪30、スリーブに固定された外輪31、及び内輪と外輪との間に転動自在に保持された転動体32を有する転がり軸受22、23、24と、を備え、転がり軸受が、シャフトとスリーブとの間に、該シャフトの軸方向に沿って3つ以上配設され、外輪と内輪とのうちの一方には、他方に対してシャフトの軸方向に沿ったアキシアル方向に予圧が付与されている軸受装置を提供する。
【選択図】図3

Description

本発明は、軸受装置及びこれを有する情報記録再生装置に関するものである。
従来から、各種の情報を磁気的又は光学的にディスクに記録・再生させるハードディスク等の情報記録再生装置が知られている。一般的に、この種の情報記録再生装置は、ディスクに信号を記録再生するヘッド部が先端に設けられたスイングアームを有するアクチュエータを備えている。
このアクチュエータは、スイングアームの基端側に設けられた軸受装置に回動可能に支持されている。つまり、この軸受装置を回動させることで、スイングアームを水平面に沿って回動させることができ、スイングアーム先端のヘッド部をディスクの所定位置に移動させることで信号の記録や再生を行うことができる。
ところで、スイングアームを回動させる軸受装置としては、一般的にシャフトとスリーブとの間に2つの転がり軸受を介装したものが知られている(特許文献1及び2参照)。
特開2003−90349号公報 特開2004−68860号公報
近年、コンピュータ機器におけるハードディスク等のさらなる大容量化に対応するため、スイングアームの高速化や目標トラックに対する位置決め性能の高精度化がますます求められている。つまり、スイングアームの作動の信頼性をさらに高めることが求められている。そのため、スイングアームを回動自在に支持する軸受装置には、さらなる高剛性化が望まれている。
通常、軸受装置の剛性を高めるためには、転がり軸受の剛性を高める必要がある。そのため、軸受装置の組み立て時に、アキシアル方向に予圧(プリロード)を付与することで、外輪及び内輪と転動体との内部隙間をゼロ又はマイナスにさせた状態で転がり軸受を組み付け、該転がり軸受の剛性を高めている。この際、上記予圧を増大するほど、転がり軸受の剛性を高めることが可能とされている。
しかしながら、剛性が高まる反面、予圧が増大するほど、転がり軸受のトルクも高くなってしまい、スイングアームが滑らかに動き難くなってしまううえ、スイング速度も低下してしまうものであった。更に、予圧が増大するほど、外輪及び内輪と転動体とが過度に接触して面圧が高くなってしまい、寿命が短くなってしまうものであった。
従って、これらのバランスを取りながら予圧量を決定し、転がり軸受の剛性を定めている。よって、2つの転がり軸受を有する従来の軸受装置では、自ずと全体の剛性が定まってしまい、トルクや寿命に悪影響を与えずに剛性を高めることは難しいものであった。
本発明は、このような事情に考慮してなされたもので、その目的は、転がり軸受のトルクや寿命に悪影響を与えることなく、高剛性化を図ることができる軸受装置、及びこれを有する情報記録再生装置を提供することである。
本発明は、前記課題を解決するために以下の手段を提供する。
(1)本発明に係る軸受装置は、ベースに立設された円柱状のシャフトと、該シャフトを径方向外側から囲み、且つシャフトと同軸上に配設された円筒状のスリーブと、前記シャフトと前記スリーブとの間に介装され、シャフトに固定された内輪、スリーブに固定された外輪、及び内輪と外輪との間に転動自在に保持された複数の転動体を有する転がり軸受と、を備え、前記転がり軸受が、前記シャフトと前記スリーブとの間に、該シャフトの軸方向に沿って3つ以上配設され、前記外輪と前記内輪とのうちの一方には、他方に対して前記シャフトの軸方向に沿ったアキシアル方向に予圧が付与されていることを特徴とする。
本発明に係る軸受装置によれば、シャフトとスリーブとの間に3つ以上の転がり軸受が介装されているので、各転がり軸受の剛性を従来よりも低く抑えたとしても、軸受装置全体としての剛性を高めることができる。つまり、各転がり軸受について、外輪と内輪とのうちの一方にアキシアル方向に予圧を付与する際、その予圧量を従来よりも低くしたとしても軸受装置の高剛性化を図ることができる。
しかも、予圧量を低く抑えることができるので、各転がり軸受のトルクや寿命に悪影響を与える恐れがない。むしろ、各転がり軸受のトルクを減少させることが可能であるので、スリーブを滑らかに高速度で回動させることが可能となる。また、面圧を減少させることも可能であるので、各転がり軸受の寿命を延ばすことができ、結果的に軸受装置全体の寿命を延ばすことも可能である。
(2)また、上記本発明の軸受装置において、前記転がり軸受が、前記シャフトの先端部側に配設された第1転がり軸受と、前記シャフトの基端部側に配設された第2転がり軸受と、前記シャフトの軸方向に沿って前記第1転がり軸受と前記第2転がり軸受との間に挟まれるように配設された第3転がり軸受と、を備えていても構わない。
この場合には、シャフトとスリーブとの間に、シャフトの軸方向に沿って3つの転がり軸受が配設されている。即ち、シャフトの先端部側に第1転がり軸受が配設され、シャフトの基端部側(ベースに近い側)に第2転がり軸受が配設され、これら両軸受の間に挟まれるように第3転がり軸受が配設されている。
特に、転がり軸受を3つに限定して部品点数の増加を極力抑えているので、コスト増加を抑制できる。しかも、軸受装置全体としてのコスト増加を抑制しながら、上述した高剛性化の実現、及びトルクや寿命に悪影響を与え難いという効果を同時に奏効できるので、軸受装置としての商品価値を高めることができる。
(3)また、上記本発明の軸受装置において、前記第3転がり軸受が、前記シャフトの軸方向に沿った、前記第1転がり軸受の配設位置と前記第2転がり軸受の配設位置との中間位置よりも、第1転がり軸受又は第2転がり軸受のいずれか側に寄った位置に配設されていても構わない。
この場合には、第3転がり軸受が、第1転がり軸受又は第2転がり軸受のいずれか側に寄った位置に配設されているので、例えば外部からスリーブに曲げモーメントが伝わり、シャフトに対してスリーブを傾けさせようとする力が作用したとしても、第3転がり軸受にラジアル方向の荷重を支持させることが可能である。
仮に、第3転がり軸受が、シャフトの軸方向に沿った第1転がり軸受の配設位置と第2転がり軸受の配設位置との中間位置に配設されている場合には、スリーブが傾いたときに第3転がり軸受にラジアル方向の荷重が作用し難く、該第3転がり軸受をスリーブの支持に貢献させることが難しい。
しかしながら、第3転がり軸受を上記位置に配設することで、スリーブが傾いたときにラジアル方向の荷重を支持させることができ、軸受装置の剛性をさらに高めることができる。
(4)また、上記本発明の軸受装置において、前記第3転がり軸受が、前記中間位置よりも、前記第1転がり軸受側に寄った位置に配設されていても構わない。
この場合には、第3転がり軸受が、シャフトの先端部側に配設された第1転がり軸受側に寄った位置に配設されているので、スリーブが傾いたときにラジアル方向の荷重をより効果的に支持することが可能である。従って、軸受装置のさらなる剛性増加を図ることができる。
(5)また、本発明に係る情報記録再生装置は、上記本発明の軸受装置と、前記スリーブに外嵌されて該スリーブと共に前記シャフトの回りを回動自在とされ、ヘッドジンバルアッセンブリを支持するアーム部を有するキャリッジと、磁気記録媒体を一定方向に回転させる回転駆動部と、前記キャリッジを回動させ、ヘッドジンバルアッセンブリを前記磁気記録媒体の表面に平行な方向に向けて移動させるアクチュエータと、を備えていることを特徴とする。
本発明に係る情報記録再生装置によれば、高剛性化が図られ、転がり軸受のトルクや寿命に悪影響を与えることがない軸受装置を備えているので、アーム部を滑らか且つ高速に移動させることができるうえ、磁気記録媒体の目標トラックに対してヘッドジンバルアッセンブリを高精度に位置制御させることができる。さらに製品寿命を延ばして耐久性能を高めることができる。これらのことから、高性能化及び高品質化を図ることができる。
本発明に係る軸受装置によれば、転がり軸受のトルクや寿命に悪影響を与えることなく、高剛性化を図ることができる。
また、本発明に係る情報記録再生装置によれば、上記軸受装置を備えているので、高性能化及び高品質化を図ることができる。
本発明に係る情報記録再生装置の実施形態を示す斜視図である。 図1に示す情報記録再生装置のピボット軸周辺の縦断面図である。 図2に示すピボット軸の縦断面図である。 図3に示すピボット軸の製造方法を示す一工程図であって、シャフトに第2転がり軸受を挿入した状態を示す図である。 図4に示す状態からシャフトにスリーブを被せる直前の状態を示す図である。 図5に示す状態からシャフトとスリーブとの間に第3転がり軸受を挿入する直前の状態を示す図である。 図6に示す状態から第3転がり軸受及び第2転がり軸受に予圧を付与している状態を示す図である。 図7に示す状態における第3転がり軸受の拡大断面図である。 図7に示す状態における第2転がり軸受の拡大断面図である。 図7に示す状態からシャフトとスリーブとの間にスペーサリング及び第1転がり軸受を挿入する直前の状態を示す図である。 図10に示す状態から第1転がり軸受に予圧を付与している状態を示す図である。 図11に示す状態における第1転がり軸受の拡大断面図である。 ピボット軸の変形例を示す図であって、第1転がり軸受と第3転がり軸受とを直接接触させた状態で組み合わせた場合の断面図である。 本実施形態のピボット軸と従来のピボット軸とについて、実際にアキシアル方向の共振周波数に関して測定を行った結果を示す図であって、ピボット軸をアキシアル方向に加振させ、スリーブにてアキシアル方向の共振周波数測定を行った測定結果である。 本実施形態のピボット軸と従来のピボット軸とについて、実際にトルクに関して測定を行った結果を示す図であって、スリーブ固定でシャフトが1回転する間の平均トルクの測定を行った測定結果である。 本実施形態のピボット軸と従来のピボット軸とについて、実際にトルクに関して測定を行った結果を示す図であって、スリーブ固定でシャフトが1回転する間のピークトルクの測定を行った測定結果である。 本実施形態のピボット軸と従来のピボット軸とについて、実際にトルクに関して測定を行った結果を示す図であって、スリーブ固定でシャフトが1回転する間の最大値と最小値とのトルクの差の測定を行った測定結果である。
以下、本発明に係る軸受装置の実施形態を、図1から図13を参照して説明する。なお、本実施形態では、軸受装置が情報記録再生装置のピボット軸に用いられている場合について説明する。
(情報記録再生装置)
本実施形態の情報記録再生装置1は、図1に示すように、垂直記録層を有するディスク(磁気記録媒体)Dに対して垂直記録方式で書き込みを行う装置であって、キャリッジ2と、キャリッジ2の基端側から光導波路3を介して光束を供給するレーザ光源4と、キャリッジ2の先端側に支持されたヘッドジンバルアッセンブリ(HGA)5と、ヘッドジンバルアッセンブリ5をディスク面(ディスクDの表面)D1に平行な水平面内方向にスキャン移動させるアクチュエータ6と、回転軸線L1を中心にディスクDを一定方向に回転させるスピンドルモータ(回転駆動部)7と、情報に応じて変調した電流をヘッドジンバルアッセンブリ5のスライダ5bに対して供給する制御部8と、これら各構成品を内部に収容するハウジング9と、を備えている
ハウジング9は、アルミニウム等の金属材料からなる上部開口部を有する箱型形状のものであり、上面視四角形状の底部(ベース)9aと、底部9aの周縁において底部9aに対して鉛直方向に立設する周壁(不図示)とで構成されている。そして、周壁に囲まれた内側には、上述した各構成品を収容する凹部が形成される。
なお、図1においては、説明を分かりやすくするため、ハウジング9の周囲を取り囲む周壁を省略している。
また、このハウジング9には、ハウジング9の上部開口部を塞ぐように図示しない蓋が着脱可能に固定されるようになっている。底部9aの略中心には、上記スピンドルモータ7が取り付けられており、該スピンドルモータ7に中心孔を嵌め込むことでディスクDが着脱自在に固定されている。
ディスクDの外側で、底部9aの一つの隅角部には、上述したアクチュエータ6が取り付けられている。このアクチュエータ6には、ピボット軸10を中心に水平面内で回転軸線L2を中心に回動可能なキャリッジ2が取り付けられている。
このキャリッジ2は、基端部から先端部に向けて(ディスクD方向に向けて)延設されたアーム部2aと、アーム部2aを介して片持ち状に支持する基部2bとが、削り出し加工等により一体形成されたものである。基部2bは、略直方体形状に形成されたものであり、ピボット軸10回りに回動可能に支持されている。つまり、基部2bはピボット軸10を介してアクチュエータ6に連結されており、このピボット軸10がキャリッジ2の回転中心となっている。
アーム部2aは、基部2bにおけるアクチュエータ6が取り付けられた側面2cと反対側の側面(隅角部の反対側の側面)2dにおいて、基部2bの上面の面方向(水平面内方向)と平行に延出する平板状のものであり、基部2bの高さ方向(垂直方向)に沿って3枚延出している。
具体的には、アーム部2aは、基端部から先端部に向かうにしたがって先細るテーパ形状に形成されており、各アーム部2a間に、ディスクDが挟み込まれるように配置されている。つまり、アーム部2aとディスクDとが、交互に配置可能に構成されており、アクチュエータ6の駆動によってアーム部2aがディスク面D1に平行な方向(水平面内方向)に移動可能になっている。
なお、キャリッジ2及びヘッドジンバルアッセンブリ5は、ディスクDの回転停止時にアクチュエータ6の駆動によって、ディスクD上から退避するようになっている。
ヘッドジンバルアッセンブリ5は、アーム部2aの先端に連接されており、サスペンション5aと、サスペンション5aの先端に取り付けられたスライダ5bとを備えている。また、ヘッドジンバルアッセンブリ5は、図示しない近接場光発生素子を有するスライダ5bに、レーザ光源4からの光束を導いて近接場光を発生させ、該近接場光を利用してディスクDに各種情報を記録再生させるものである。
なお、近接場光発生素子は、例えば、光学的微小開口やナノメートルサイズに形成された突起部等により構成されている。
(ピボット軸)
図2及び図3に示すように、ピボット軸10は、ハウジング9の底部9aに立設された略円柱状のシャフト20と、該シャフト20を径方向外側から囲み、且つシャフト20と同軸上に配設された略円筒状のスリーブ21と、シャフト20とスリーブ21との間に介装された第1転がり軸受22、第2転がり軸受23及び第3転がり軸受24と、を備えている。
シャフト20は、回転軸線L2に沿って延びた略円柱形状の棒状部材であり、ハウジング9の底部9a側が基端部とされ、軸方向に沿った反対側が先端部とされている。
なお、本実施形態では、回転軸線L2に直交する方向を径方向といい、回転軸線L2を中心に周回する方向を周方向という。
シャフト20の基端部には、該シャフト20の直径よりも拡径したフランジ部25と、シャフト20の直径よりも縮径した中径部26と、該中径部26よりも縮径した縮径部27と、が端部に向かって順番に連設されている。縮径部27には雄ねじ27aが形成されており、ハウジング9の底部9aに形成された雌ねじ9bに螺合している。
このようにして、シャフト20はハウジング9の底部9aに立設されている。この際、中径部26がハウジング9の底部9aに接することで、シャフト20の高さ方向の位置決めがなされている。
スリーブ21は、内周面がシャフト20の外周面に対して所定間隔離間し、且つ上記フランジ部25と略同径とされた略円筒形状に形成された部材である。また、このスリーブ21における第2転がり軸受23と第3転がり軸受24とが配設される間には、両転がり軸受23、24との間隔を軸方向に所定距離に保持させるスペーサ部21aが径方向内側に向けて突設されている。
そして、このスリーブ21は、キャリッジ2の基部2bに形成された取付孔2e内に圧入又は接着嵌合されている。
上述した3つの転がり軸受(第1転がり軸受22、第2転がり軸受23、第3転がり軸受24)は同一構成とされており、図3に示すように、シャフト20に固定された内輪30と、スリーブ21に固定された外輪31と、内輪30と外輪31との間に転動自在に保持された複数の転動体32と、で構成されている。
なお、本実施形態では、転動体32をボールとして説明している。また、この転動体32は、図示しない保持器によって転動可能に保持されている。
上記第1転がり軸受22は、シャフト20の先端部側に配設された状態で、内輪30がシャフト20の外周面に接着固定され、外輪31がスリーブ21の内周面に接着固定されている。
また、第2転がり軸受23は、シャフト20の基端部側、具体的にはフランジ部25とスペーサ部21aとの間に挟まれた状態で、内輪30がシャフト20の外周面に接着固定され、外輪31がスリーブ21の内周面に接着固定されている。
そして、第3転がり軸受24は、シャフト20の軸方向に沿って第1転がり軸受22と第2転がり軸受23との間に挟まれた状態、具体的にはスペーサ部21aに当接し、第1転がり軸受22と第2転がり軸受23との中間位置(図3に示す点P)よりも第1転がり軸受22側に寄った位置で、シャフト20とスリーブ21との間に装着されている。この際、内輪30がシャフト20の外周面に接着固定され、外輪31がスリーブ21の内周面に接着固定されている。
なお、第1転がり軸受22と第3転がり軸受24との間には、環状のスペーサリング35が介装されており、両転がり軸受22、24の間に隙間を確保している。
ところで、上述した第1転がり軸受22、第2転がり軸受23及び第3転がり軸受24は、共にシャフト20の軸方向に沿ったアキシアル方向に予圧が付与された軸受とされている。つまり、外輪31と内輪30とのうちの一方には、他方に対してアキシアル方向に予圧が付与されている。各転がり軸受22、23、24の予圧方向は、図3に示す矢印方向である。
(ピボット軸の製造方法)
次に、上記のように構成されたピボット軸10の製造方法について、図4から図12を参照して説明する。
まず、図4に示すように、シャフト20の基端部側の外周面に図示しない接着剤(例えば嫌気性の接着剤)を塗布する。そして、シャフト20に第2転がり軸受23を挿通して、内輪30がフランジ部25に当接するまで第2転がり軸受23を押し込む。
次いで、図5に示すように、スペーサ部21aを挟んで該スペーサ部21aの上下部分にあたるスリーブ21の内周面に、第2転がり軸受23及び第3転がり軸受24用の接着剤をそれぞれ塗布すると共に、シャフト20の中間部付近における外周面に、第3転がり軸受24用の接着剤を塗布する。その後、シャフト20にスリーブ21を挿通して、スペーサ部21aが第2転がり軸受23の外輪31に当接するまでスリーブ21を押し込む。
次いで、図6に示すように、シャフト20とスリーブ21との間に画成された円環状空間内に第3転がり軸受24を挿入し、外輪31がスペーサ部21aに当接するまで第3転がり軸受24を押し込む。
次いで、第1転がり軸受22をセットする前に、第2転がり軸受23及び第3転がり軸受24に対してアキシアル方向に予圧を付与する。
即ち、図7に示すように、第3転がり軸受24の内輪30を第2転がり軸受23側に向けて所定圧力で押圧しながら、第2転がり軸受23及び第3転がり軸受24をシャフト20及びスリーブ21に固定する。
なお、第3転がり軸受24の内輪30を所定圧力で押圧する際には、押圧治具Jを用いる。この押圧治具Jは、先端が平坦面に形成されており、この先端を第3転がり軸受24の内輪30に対して確実且つ安定して当接させることが可能とされている。
特に、第3転がり軸受24は、内輪30が押圧治具Jにより押圧されるため、図8に示すように内輪30の転走面30aと転動体32とは転走面30aの中央部30bより押圧治具J側で点接触する。また、外輪31の転走面31aと転動体32とは、転走面31aの中央部31bよりも第2転がり軸受23側で点接触する。従って、予圧方向が、図8に示す矢印方向となる。
一方、第2転がり軸受23は、内輪30がフランジ部25側から押圧されることになるため、図9に示すように、内輪30の転走面30aと転動体32とは転走面30aの中央部30bよりもフランジ部25側で点接触する。また、外輪31の転走面31aと転動体32とは転走面31aの中央部31bよりも第3転がり軸受24側で点接触する。従って、予圧方向が、図9に示す矢印方向となる。
以上により、第2転がり軸受23及び第3転がり軸受24の予圧が終了する。
次いで、図10に示すように、シャフト20の先端部側の外周面及びスリーブ21の先端部側の内周面に、第1転がり軸受22用の接着剤を塗布した後、まず環状のスペーサリング35をシャフト20とスリーブ21との間に画成された円環状空間内に挿入し、第3転がり軸受24の外輪31上に載置する。
続いて、シャフト20とスリーブ21との間に画成された円環状空間内に第1転がり軸受22を挿入し、外輪31がスペーサリング35に当接するまで第1転がり軸受22を押し込む。
次いで、この第1転がり軸受22に対してアキシアル方向に予圧を付与する。
即ち、図11に示すように、第1転がり軸受22の内輪30を第3転がり軸受24側に向けて所定圧力で押圧しながら、第1転がり軸受22をシャフト20及びスリーブ21に固定する。なお、この場合であっても押圧治具Jを用いる。
特に、第1転がり軸受22は、内輪30が押圧治具Jにより押圧されるため、図12に示すように内輪30の転走面30aと転動体32とは転走面30aの中央部30bより押圧治具J側で点接触する。また、外輪31の転走面31aと転動体32とは、転走面31aの中央部31bよりも第3転がり軸受24側で点接触する。従って、予圧方向が、図12に示す矢印方向となる。
そして最後に、全体を真空オーブンに入れて各接着剤を完全硬化させることにより、第1転がり軸受22、第2転がり軸受23及び第3転がり軸受24がそれぞれ上記方向に予圧が付与された状態でより強固に装着される。これにより、図3に示すピボット軸10の製造が終了する。
本実施形態のピボット軸10によれば、シャフト20とスリーブ21との間に3つの転がり軸受22、23、24が配設されているので、各転がり軸受22、23、24の剛性を従来よりも低く抑えたとしても、ピボット軸10全体としての剛性を高めることができる。つまり、各転がり軸受22、23、24についてアキシアル方向に予圧を付与する際に、その予圧量を従来よりも低くしたとしても、ピボット軸10の高剛性化を図ることができる。
しかも、予圧量を低く抑えることができるので、各転がり軸受22、23、24のトルクや寿命に悪影響を与える恐れがない。むしろ、各転がり軸受22、23、24のトルクを減少させることが可能であるので、スリーブ21を滑らかに高速度で回転させることが可能である。また、面圧を減少させることも可能であるので、各転がり軸受22、23、24の寿命を延ばすことができ、結果的にピボット軸10全体の寿命を延ばすことも可能である。
そして、このようなピボット軸10を備えている本実施形態の情報記録再生装置1によれば、アーム部2aを滑らか且つ高速に移動させることができるうえ、ディスクDの目標トラックに対してヘッドジンバルアッセンブリ5を高精度に位置制御させることができる。更に、製品寿命を延ばして耐久性能を高めることができる。これらのことから、高性能化及び高品質化を図ることができる。
特に、本実施形態では、転がり軸受を3つに限定して部品点数の増加を極力抑えているので、大型化及びコスト増加を抑制できる。しかも、ピボット軸10全体としての大型化及びコスト増加を抑制しながら、上述した高剛性化の実現、及びトルクや寿命に悪影響を与え難いという効果を同時に奏効できるので、ピボット軸10としての商品価値を高めることができるうえ、ヘッドジンバルアッセンブリ5の微細な位置制御が必要とされる情報記録再生装置1に好適な軸受装置とすることができる。
更に、本実施形態の第3転がり軸受24は、第2転がり軸受23よりも第1転がり軸受22側に寄った位置に配設されているので、例えば、図2に示すようにアーム部2aを有するキャリッジ2を介してスリーブ21に曲げモーメント(矢印M)が伝わり、シャフト20に対してスリーブ21を傾けさせようとする力が作用したとしても、第1転がり軸受22及び第2転がり軸受23だけでなく、第3転がり軸受24にもラジアル方向の荷重(矢印R)を支持させることが可能である。
通常、スライダ5bは、図示しない空気浮上用の正圧パッド等によりディスクDから浮上する力を受けると共に、アーム部2a等によってディスクD側に所定の力で押さえ付けられる。そのため、スライダ5bはこの両者の力のバランスによって、ディスクD上から所定距離離間した位置に浮上した状態となっている。
よって、アーム部2aにはディスクDに近づくような力が作用し易く、これに伴ってスリーブ21には上記曲げモーメントが作用し易い。
ここで、仮に第3転がり軸受24が、シャフト20の軸方向に沿った第1転がり軸受22の配設位置と、第2転がり軸受23の配設位置との中間位置に配設されている場合には、スリーブ21が傾いたときに第3転がり軸受24にラジアル方向の荷重が作用し難く、該第3転がり軸受24をスリーブ21の支持に貢献させることが難しい。
しかしながら、本実施形態では第3転がり軸受24が第1転がり軸受22側に寄っているので、スリーブ21が傾いたときにラジアル方向の荷重を支持することができ、ピボット軸10の剛性をさらに高めることができる。
特に、第3転がり軸受24が第2転がり軸受23側に寄っている場合よりも、第1転がり軸受22側に寄っている場合の方が、スリーブ21が傾いたときにラジアル方向の荷重をより効果的に支持し易いので好適である。
なお、本発明の技術範囲は上記実施の形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において種々の変更を加えることが可能である。
例えば、上記実施形態では、軸受装置を、近接場光を有する情報記録再生装置1のピボット軸10に適用した場合を例に挙げて説明したが、これに限られず、一般的なHDDや光ディスク装置等の軸受装置や、各種装置の回転軸部に適用することができる。
また、上記実施形態では、シャフト20とスリーブ21との間に3つの転がり軸受22、23、24を配設した場合を例に挙げて説明したが、3つに限定されるものではなく、4つ以上設けても構わない。但し、全体のコストやサイズを考慮すると、3つであることが好ましい。
また、転がり軸受を3つにした場合、第3転がり軸受24を第2転がり軸受23側に寄った位置に配設しても構わないし、シャフト20の軸方向に沿って第1転がり軸受22と第2転がり軸受23との略中間部付近に配設しても構わない。
また、上記実施形態では、第2転がり軸受23と第3転がり軸受24との間を、スリーブ21に突設されたスペーサ部21aによってシャフト20の軸方向に離間させたが、該スペーサ部21aを設けず、スリーブ21とは別部品のスペーサを利用しても構わない。
同様に、第1転がり軸受22と第3転がり軸受24との間をスペーサリング35によってシャフト20の軸方向に離間させたが、スリーブ21にスペーサ部21aを突設し、該スペーサ部21aを利用しても構わない。
更には、これらスペーサリング35やスペーサ部21aを利用して第1転がり軸受22と第3転がり軸受24との間を離間させるのではなく、両転がり軸受22、24をシャフト20の軸方向に直接接触させた状態で組み合わせても構わない。
この場合には、図13に示すように、第3転がり軸受24の内輪30に予圧を付与した際に、外輪31に対して内輪30が移動する移動量Yと、第1転がり軸受22の内輪30に予圧を付与した際に、外輪31に対して内輪30が移動する移動量Yと、が以下の関係を満たすように設計すれば良い。
即ち、(移動量Yと移動量Yとが同じ)或いは(移動量Yの方が移動量Yよりも大きい)、という関係を満たすように設計すれば良い。
また、上記実施形態では、転動体32をボールとしたが、ボールに限られず、ころ等の転動自在なものであれば構わない。
(実施例)
次に、上記実施形態の3つの転がり軸受22、23、24を有するピボット軸10と、従来の2つの転がり軸受を有するピボット軸と、について、実際に剛性及びトルクに関して測定を行った実施例について説明する。
はじめに、以下の条件で測定を行った。
上記実施形態のピボット軸10と、従来のピボット軸とは、転がり軸受の数が異なるだけで基本的な構成は同一である。転がり軸受の構成も同一であり、該転がり軸受の装着方法も同一である。なお、従来のピボット軸が有する2つの転がり軸受の配設位置は、上記実施形態のピボット軸10における、第1転がり軸受22及び第2転がり軸受23の配設位置と同じである。また、転動体32の数は、13個とした。
次に、上記実施形態のピボット軸10に関しては、第2転がり軸受23及び第3転がり軸受24を組み込んだ段階で、1回目の予圧として600gの荷重をアキシアル方向に付与し、その後、第1転がり軸受22を組み込んだ段階で、2回目の予圧として600gの荷重をアキシアル方向に付与した。
一方、従来のピボット軸に関しては、2つの転がり軸受を組み込んだ後に、予圧として1200gの荷重をアキシアル方向に付与した。
上記のように予圧を付与しながら製造した後、上記実施形態のピボット軸10と、従来のピボット軸とについて、まず剛性を測定した。
剛性の測定方法としては、両ピボット軸をアキシアル方向に加振させ、その間スリーブの端面にレーザー光を照射し、反射したレーザ光に基づいてアキシアル方向の共振周波数f(kHz)を測定した。一般的に共振周波数は剛性に比例するので、結果的に剛性を測定したことと同様である。
それぞれのピボット軸10について、周波数測定を5回行った結果を図14に示す。
この図14に示すように、従来のピボット軸については、5回の測定の平均値が略7.80kHzであり、その標準偏差(StDev)は略0.21kHzであった。なお、図14において、平均値を点で示し、上記標準偏差を考慮した数値範囲を点線で囲んで示している。
これに対して、上記実施形態のピボット軸10については、5回の測定の平均値が略8.75kHzであり、その標準偏差は略0.19kHzであった。
これらの結果から明らかなように、上記実施形態のピボット軸10は、各転がり軸受22、23、24の予圧力が従来に比べて低いにも関わらず、従来のピボット軸に比べて明らかに共振周波数fが高く、剛性が高いことが実際に確認できた。
次に、シャフトが1回転する間の平均トルク(g・cm)の測定を5回行った結果を図15に示す。
この図15に示すように、従来のピボット軸については、5回の測定の平均値が略1.02(g・cm)であり、その標準偏差は略0.06(g・cm)であった。
これに対して、上記実施形態のピボット軸10については、5回の測定の平均値が略0.97(g・cm)であり、その標準偏差は略0.05(g・cm)であった。
続いて、シャフトが1回転する間のピークトルク(最大トルク)(g・cm)の測定を5回行った結果を図16に示す。
この図16に示すように、従来のピボット軸については、5回の測定の平均値が略1.15(g・cm)であり、その標準偏差は略0.06(g・cm)であった。
これに対して、上記実施形態のピボット軸10については、5回の測定の平均値が略1.10(g・cm)であり、その標準偏差は略0.05(g・cm)であった。
続いて、シャフトが1回転する間のピーク・ピークトルク(最大トルクと最小トルクとの差)(g・cm)の測定を5回行った結果を図17に示す。
この図17に示すように、従来のピボット軸については、5回の測定の平均値が略0.16(g・cm)であり、その標準偏差は略0.02(g・cm)であった。
これに対して、上記実施形態のピボット軸10については、5回の測定の平均値が略0.16(g・cm)であり、その標準偏差は略0.02(g・cm)であった。
上述したトルクに関する3つの測定結果から明らかなように、上記実施形態のピボット軸10は、従来のピボット軸に比べてトルクが低いことが実際に確認できた。これは、各転がり軸受22、23、24の予圧力が従来に比べて低いことが影響しているものと考える。特に、トルクが低いので、アーム部2aを有するキャリッジ2を滑らかに回動させることができるうえ、アーム部2aのスイング速度の向上化に実際に繋げることを確認することができた。しかも、トルクが低いので、面圧を下げて寿命を延ばすことができる点についても確認することができた。
このように、本発明の軸受装置によれば、転がり軸受のトルクや寿命に悪影響を与えることなく、高剛性化を図ることができるという、従来では奏することができない有利な作用効果を実際に奏効することができる点を確認することができた。
D…ディスク(磁気記録媒体)
1…情報記録再生装置
2…キャリッジ
2a…アーム部
5…ヘッドジンバルアッセンブリ
6…アクチュエータ
7…スピンドルモータ(回転駆動部)
9a…ハウジングの底部(ベース)
10…ピボット軸(軸受装置)
20…シャフト
21…スリーブ
22…第1転がり軸受
23…第2転がり軸受
24…第3転がり軸受
30…内輪
31…外輪
32…転動体

Claims (5)

  1. ベースに立設された円柱状のシャフトと、
    該シャフトを径方向外側から囲み、且つシャフトと同軸上に配設された円筒状のスリーブと、
    前記シャフトと前記スリーブとの間に介装され、シャフトに固定された内輪、スリーブに固定された外輪、及び内輪と外輪との間に転動自在に保持された複数の転動体を有する転がり軸受と、を備え、
    前記転がり軸受は、前記シャフトと前記スリーブとの間に、該シャフトの軸方向に沿って3つ以上配設され、
    前記外輪と前記内輪とのうちの一方には、他方に対して前記シャフトの軸方向に沿ったアキシアル方向に予圧が付与されていることを特徴とする軸受装置。
  2. 請求項1に記載の軸受装置において、
    前記転がり軸受は、
    前記シャフトの先端部側に配設された第1転がり軸受と、
    前記シャフトの基端部側に配設された第2転がり軸受と、
    前記シャフトの軸方向に沿って前記第1転がり軸受と前記第2転がり軸受との間に挟まれるように配設された第3転がり軸受と、を備えていることを特徴とする軸受装置。
  3. 請求項2に記載の軸受装置において、
    前記第3転がり軸受は、前記シャフトの軸方向に沿った、前記第1転がり軸受の配設位置と前記第2転がり軸受の配設位置との中間位置よりも、第1転がり軸受又は第2転がり軸受のいずれか側に寄った位置に配設されていることを特徴とする軸受装置。
  4. 請求項3に記載の軸受装置において、
    前記第3転がり軸受は、前記中間位置よりも、前記第1転がり軸受側に寄った位置に配設されていることを特徴とする軸受装置。
  5. 請求項1から4のいずれか1項に記載の軸受装置と、
    前記スリーブに外嵌されて該スリーブと共に前記シャフトの回りを回動自在とされ、ヘッドジンバルアッセンブリを支持するアーム部を有するキャリッジと、
    磁気記録媒体を一定方向に回転させる回転駆動部と、
    前記キャリッジを回動させ、ヘッドジンバルアッセンブリを前記磁気記録媒体の表面に平行な方向に向けて移動させるアクチュエータと、を備えていることを特徴とする情報記録再生装置。
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