JP2011255891A - 車両想起音出力装置及び車両想起音出力方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】
交通安全に寄与できる車両想起音を出力する。
【解決手段】
騒音レベル算出部122が、収音部150による収音結果に基づいて、車両CRの周囲の騒音レベルを算出する。また、距離算出部123が、撮影部160による撮影結果に基づいて、注意喚起対象者の存在の有無を判定し、注意喚起対象者が存在する場合に当該注意喚起対象者までの距離を算出する。そして、レベル制御部124は、注意喚起対象者までの距離が参照距離以上であった場合には、騒音レベルに基づいて新たな補正レベル値を算出した後にレベル調整値を算出する。一方、レベル制御部124は、注意喚起対象者までの距離が当該参照距離未満であった場合には、騒音レベルにかかわらず、最新に参照距離となった時点の補正レベル値を採用してレベル調整値を算出する。こうして算出されたレベル調整値に基づいて、車両想起音の出力音量が調整される。
【選択図】 図3
交通安全に寄与できる車両想起音を出力する。
【解決手段】
騒音レベル算出部122が、収音部150による収音結果に基づいて、車両CRの周囲の騒音レベルを算出する。また、距離算出部123が、撮影部160による撮影結果に基づいて、注意喚起対象者の存在の有無を判定し、注意喚起対象者が存在する場合に当該注意喚起対象者までの距離を算出する。そして、レベル制御部124は、注意喚起対象者までの距離が参照距離以上であった場合には、騒音レベルに基づいて新たな補正レベル値を算出した後にレベル調整値を算出する。一方、レベル制御部124は、注意喚起対象者までの距離が当該参照距離未満であった場合には、騒音レベルにかかわらず、最新に参照距離となった時点の補正レベル値を採用してレベル調整値を算出する。こうして算出されたレベル調整値に基づいて、車両想起音の出力音量が調整される。
【選択図】 図3
Description
本発明は、車両想起音出力装置、車両想起音出力方法及び車両想起音出力プログラム、並びに、当該車両想起音出力プログラムが記録された記録媒体に関する。
近年、電池を駆動力源とする電気自動車や、電池を駆動力源の一部とするハイブリッド車の普及が進んでいる。こうした車両が、電池を駆動力源として走行する場合には、従来のガソリン車と比べて、車外における駆動音のレベルが飛躍的に低くなる。この結果、歩行者や自転車の運転者が、後方等の視野外から接近する車両の存在に気付けない事態が起こり得る。かかる事態の発生は、交通安全上、深刻な問題である。
このため、車両の走行状況に対応する擬似エンジン音を車外へ出力する技術について、様々な提案がなされている。こうした提案技術の中に、車両周辺の騒音のレベルを検出し、検出された騒音レベルに対応した音量及び/又は種類の報知音を車外へ出力する技術がある(特許文献1:以下、「従来例1」と呼ぶ)。この従来例1の技術では、検出された騒音レベルが高いほど報知音の出力音量を大きくするようになっている。
また、カメラによる車両の周辺の撮影結果に基づいて、走行擬似音を変化させる技術も提案されている(特許文献2:以下、「従来例2」と呼ぶ)。この従来例2の技術では、当該撮影結果に基づいて、車両の周辺に歩行者等の人物がいるか否かを判定する。そして、当該判定の結果が肯定的であった場合には、人物がいる方向への走行擬似音の音量を増加させるようになっている。
上述した従来例1の技術では、報知音の出力音量は、車両の周辺における騒音レベルによって定まる。このため、歩行者等は、聴取された報知音の音量を頼りとして、車両との間の距離を把握することができない。例えば、車両が歩行者等に近付くように走行していても、車両位置における騒音のレベルが低くなる場合には、歩行者等により聴取される報知音の音量が小さくなっていく事態も発生し得る。かかる事態の発生の可能性を除去できない従来例1の技術を適用した場合には、歩行者等は、危険防止のために、報知音が聞こえたときには、目視により車両の位置を確認することが必要となる。
上述した従来例2の技術では、歩行者等の存在を検出したときに、歩行者等がいる方向への走行擬似音の音量を増加させる。しかしながら、走行擬似音の音量は、周囲の騒音レベルを考慮せずに定まるので、周囲の騒音レベルが高い場合には、歩行者等は、車両が近接するまで、車両の接近を認識できない事態が発生し得る。すなわち、従来例2の技術の適用では、走行擬似音が有効な警告音とはならない場合があった。
このため、車両の接近を歩行者等に確実に知らせるとともに、聴取された報知音の音量を頼りとして、歩行者等が車両との間の距離を把握することができる車両想起音を出力できる技術が望まれている。かかる要請に応えることが、本発明が解決すべき課題の一つとして挙げられる。
本発明は、上記の事情を鑑みてなされたものであり、交通安全に寄与することができる新たな車両想起音出力装置及び車両想起音出力方法を提供することを目的とする。
請求項1に記載の発明は、走行中の車両の周囲に注意喚起対象者が存在する場合に、前記車両の外部へ車両想起音を出力する車両想起音出力装置であって、前記車両の周囲の騒音レベルを検出する騒音検出部と;前記検出された騒音レベルに基づいて、前記車両想起音の出力音量を制御する音量制御部と;を備え、前記音量制御部は、前記注意喚起対象者と前記車両との距離が参照距離未満となった場合に、前記検出された騒音レベルに基づく前記車両想起音の出力音量の制御を停止する、ことを特徴とする車両想起音出力装置である。
請求項2に記載の発明は、走行中の車両の周囲に注意喚起対象者が存在する場合に、前記車両の外部へ車両想起音を出力する車両想起音出力装置において使用される車両想起音出力方法であって、前記車両の周囲の騒音レベルを検出する検出工程と;前記検出された騒音レベルに基づいて、前記車両想起音の出力音量を制御する制御工程と;を備え、前記注意喚起対象者と前記車両との距離が参照距離未満となった場合に、前記検出された騒音レベルに基づく前記車両想起音の出力音量の制御を停止する、ことを特徴とする車両想起音出力方法である。
請求項3に記載の発明は、請求項2に記載の車両想起音出力方法を演算部により実行させる、ことを特徴とする車両想起音出力プログラムである。
請求項4に記載の発明は、請求項3に記載の車両想起音出力プログラムが、演算部により読取可能に記録されている、ことを特徴とする記録媒体である。
以下、本発明の一実施形態を、図1〜図7を参照して説明する。なお、以下の説明及び図面においては、同一又は同等の要素には同一符号を付し、重複する説明を省略する。
[構成]
図1には、一実施形態に係る車両想起音出力装置としての擬似エンジン音発生装置100の概略的な構成が、ブロック図にて示されている。この図1に示されるように、擬似エンジン音発生装置100は、電気自動車CR(以下、単に「車両CR」という)に搭載され、車両CRに装備されたアクセル情報センサ910、回転数情報センサ920及び車速センサ930と接続されている。
図1には、一実施形態に係る車両想起音出力装置としての擬似エンジン音発生装置100の概略的な構成が、ブロック図にて示されている。この図1に示されるように、擬似エンジン音発生装置100は、電気自動車CR(以下、単に「車両CR」という)に搭載され、車両CRに装備されたアクセル情報センサ910、回転数情報センサ920及び車速センサ930と接続されている。
ここで、アクセル情報センサ910は、アクセル踏み込み量に対応するアクセル開度を測定し、測定結果を反映した測定信号ARSを出力する。また、回転数情報センサ920は、モータ回転数を測定し、測定結果を反映した測定信号ERSを出力する。また、車速センサ930は、車速に対応する車輪又は車軸の回転数を測定し、測定結果を反映した測定信号SPSを出力する。
なお、本実施形態では、車両CRの走行を制御するECU(Electrical Control Unit)とを接続する信号ハーネスに検出ハーネスを噛ませることにより、又は、ECUからアドオン車載装置向けに引き出されている出力ハーネスを利用することにより、アクセル情報センサ910、回転数情報センサ920、及び、車速センサ930のそれぞれと擬似エンジン音出力装置100とを接続している。この結果、測定信号ARS,ERS,SPSが擬似エンジン音発生装置100に供給されるようになっている。
擬似エンジン音発生装置100は、取得部110と、デジタル処理部120と、アナログ処理部130と、2個のスピーカ140L,140Rとを備えている。また、擬似エンジン音発生装置100は、騒音検出部の一部としての収音部150と、撮影部160とを備えている。
上記の取得部110は、車両CRに装備されたアクセル情報センサ910から送られた測定信号ARSと、回転数情報センサ920から送られた測定信号ERSとを受ける。そして、取得部110は、測定信号ARSをデジタル処理部120で処理可能な形態の信号に変換し、アクセル情報ARとしてデジタル処理部120へ送る。また、取得部110は、測定信号ERSをデジタル処理部120で処理可能な形態の信号に変換し、回転数情報ERとしてデジタル処理部120へ送る。
さらに、取得部110は、車両CRに装備された車速センサ930から送られた測定信号SPSを受ける。そして、取得部110は、測定信号SPSをデジタル処理部120で処理可能な形態の信号に変換し、車速情報SPとしてデジタル処理部120へ送る。
上記のデジタル処理部120は、取得部110から送られたアクセル情報AR及び回転数情報ERを受ける。そして、デジタル処理部120は、アクセル情報AR及び回転数情報ERに基づいて、擬似エンジン音信号PEDを生成する。生成された擬似エンジン音信号PEDは、アナログ処理部130へ送られる。
また、デジタル処理部120は、取得部110から送られた車速情報SP、収音部150から送られた収音データASD、及び、撮影部160から送られた撮影データIMDを更に受ける。そして、デジタル処理部120は、回転数情報ER、車速情報SP、収音データASD及び撮影データIMDに基づいて、レベル指定値LCL,LCRを生成する。生成されたレベル指定値LCL,LCRは、アナログ処理部130へ送られる。
なお、デジタル処理部120の構成の詳細については、後述する。
上記のアナログ処理部130は、デジタル処理部120から送られた擬似エンジン音信号PED及びレベル指定値LCL,LCRを受ける。そして、アナログ処理部130は、レベル指定値LCLに従ったレベルを有するとともに、擬似エンジン音信号PEDを反映した波形のアナログ信号である出力音信号AOSLを生成する。こうして生成された出力音信号AOSLは、スピーカ140Lへ送られる。
また、アナログ処理部130は、レベル指定値LCRに従ったレベルを有するとともに、擬似エンジン音信号PEDを反映した波形のアナログ信号である出力音信号AOSRを生成する。こうして生成された出力音信号AOSRは、スピーカ140Rへ送られる。
なお、アナログ処理部130の構成の詳細については、後述する。
上記のスピーカ140Lは、アナログ処理部130から送られた出力音信号AOSLを受ける。そして、スピーカ140Lは、出力音信号AOSLに従って擬似エンジン音を出力する。
上記のスピーカ140Rは、アナログ処理部130から送られた出力音信号AOSRを受ける。そして、スピーカ140Rは、出力音信号AOSRに従って擬似エンジン音を出力する。
上記の収音部150は、マイクロフォンを備えて構成される。収音部150は、車両CRの周辺の音を収音する。そして、収音部150は、収音結果を、デジタル形式の収音データASDとして、デジタル処理部120へ送る。
上記の撮影部160は、撮像カメラを備えて構成される。撮影部160は、車両CRの前方の撮影を行う。そして、撮影部160は、撮影結果を、デジタル形式の撮影データIMDとして、デジタル処理部120へ送る。
なお、上述したスピーカ140L,140R、収音部150及び撮影部160の本実施形態における配設位置が、図2に示されている。この図2に示されるように、スピーカ140Lは、車両CRの前方バンパーの左側端部付近に配設され、前方へ向けて擬似エンジン音を出力するようになっている。また、スピーカ140Rは、車両CRの前方バンパーの右側端部付近に配設され、前方へ向けて擬似エンジン音を出力するようになっている。
収音部150は、車両CRの車室天井部材の外面上に配置される。この収音部150は、スピーカ140L,140Rよりも車両CRの後方側に配設されているので、スピーカ140L,140Rから出力された擬似エンジン音の影響を受けず、又は、殆ど受けずに、車両CRの周辺において発生している騒音を収音するようになっている。
撮影部160は、車両CRのルームミラーの裏側等の車両CRの前方を見渡せる位置に配設される。この撮影部160は、広角視野で車両CRの前方を撮影することができるようになっている。
次に、デジタル処理部120の構成について、より詳細に説明する。デジタル処理部120は、図3に示されるように、生成部121と、騒音検出部の一部としての騒音レベル算出部122と、距離算出部123と、音量制御部としてのレベル制御部124とを備えている。
上記の生成部121は、内部に波形テーブルWFTを有している。この波形テーブルWFTには、取得部110から送られるアクセル情報ARと回転数情報ERとの組み合わせに関連付けて、擬似エンジン音の波形パターンが登録されている。かかる回転数情報ERとアクセル情報ARとの組み合わせと、波形パターンとの関係は、実験、経験等に基づいて予め得られた車両CRの車種について平均的な関係となっている。
生成部121は、取得部110から送られたアクセル情報AR及び回転数情報ERを受ける。そして、生成部121は、アクセル情報AR及び回転数情報ERに基づいて波形テーブルWFTを参照し、アクセル情報ARと回転数情報ERとの組み合わせに対応する波形パターンを読み取る。こうして読み取られた波形パターンは、擬似エンジン音信号PEDとして、アナログ処理部130へ送られる。
上記の騒音レベル算出部122は、収音部150から送られた収音データASDを受ける。そして、騒音レベル算出部122は、収音データASDに対応する周囲音のレベルを算出することにより、車両CRの周囲における騒音レベルNLを算出する。算出された騒音レベルNLは、レベル制御部124へ送られる。
上記の距離算出部123は、撮影部160から送られた撮影データIMDを受ける。そして、距離算出部123は、撮影データIMDが示す画像を解析して、撮影視野内に、歩行者、自転車搭乗者等の注意喚起対象者が存在しているか否かを判定する。この判定の結果は、判定フラグFLとして、レベル制御部124へ送られる。
なお、本実施形態では、距離算出部123は、注意喚起対象者が存在していると判定された場合には判定フラグFLを「ON」に設定し、注意喚起対象者が存在していないと判定された場合には判定フラグFLを「OFF」に設定するようになっている。
また、距離算出部123は、注意喚起対象者が存在していると判定された場合に、撮影データIMDが示す画像を更に解析して、車両CRから注意喚起対象者までの距離DT、及び、注意喚起対象者が存在する方向DRを算出する。算出された距離DT及び方向DRは、レベル制御部124へ送られる。
なお、判定フラグFL、距離DT及び方向DRを総称する場合には、算出情報CIと呼ぶものとする。図3においては、この意味で、「CI」を記している。
上記のレベル制御部124は、取得部110から送られた車速情報SPを受ける。そして、レベル制御部124は、車速情報SPに基づいて、参照距離DT0を算出する。ここで、参照距離DT0は、安全のために必要な措置をとるのに必要かつ十分な時間T0を、擬似エンジン音を聴取した注意喚起対象者に与えるとの観点から、車速情報SPに対応する車速値をVTとした場合に、次の(1)を用いて算出される。
DT0=VT・T0 …(1)
DT0=VT・T0 …(1)
なお、時間T0は、実験、シミュレーション、経験等に基づいて予め定められ、レベル制御部124内に保持される。
また、レベル制御部124は、取得部110から送られた回転数情報ER、騒音レベル算出部122から送られた騒音レベルNL、並びに、距離算出部123から送られた判定フラグFL、距離DT及び方向DRを受ける。そして、レベル制御部124は、回転数情報ER、騒音レベルNL、判定フラグFL、距離DT及び方向DR、並びに、参照距離DT0に基づいて、レベル指定値LCL,LCRを生成し、生成されたレベル指定値LCL,LCRをアナログ処理部130へ送る。かかるレベル指定値LCL,LCRの生成処理については、後述する。
なお、レベル指定値LCLは、スピーカ140Lからの出力音量を調整するための指定値である。また、レベル指定値LCRは、スピーカ140Rからの出力音量を調整するための指定値である。
次いで、上述したアナログ処理部130の構成について、より詳細に説明する。アナログ処理部130は、図4に示されるように、DA(Digital to Analogue)変換部131と、レベル調整部132L,132Rと、パワー増幅部133L,133Rとを備えている。
上記のDA変換部131は、DA変換器を備えて構成されている。このDA変換部131は、デジタル処理部120から送られた擬似エンジン音信号PEDを受ける。そして、DA変換部131は、擬似エンジン音信号PEDをアナログ信号に変換する。DA変換部131による変換結果であるアナログ変換信号PESは、レベル調整部132L,132Rへ送られる。
上記のレベル調整部132Lは、電子ボリューム素子等を備えて構成されている。このレベル調整部132Lは、デジタル処理部120から送られたレベル指定値LCLに従って、DA変換部131から送られたアナログ変換信号PESに対してレベル調整処理を施す。レベル調整部132Lによる調整結果であるレベル調整信号LCSLは、パワー増幅部133Lへ送られる。
上記のレベル調整部132Rは、上述したレベル調整部132Lと同様に、電子ボリューム素子等を備えて構成されている。このレベル調整部132Rは、デジタル処理部120から送られたレベル指定値LCRに従って、DA変換部131から送られたアナログ変換信号PESに対してレベル調整処理を施す。レベル調整部132Rによる調整結果であるレベル調整信号LCSRは、パワー増幅部133Rへ送られる。
上記のパワー増幅部133Lは、パワー増幅器を備えて構成される。このパワー増幅部133Lは、レベル調整部132Lから送られたレベル調整信号LCSLを受ける。そして、パワー増幅部133Lは、レベル調整信号LCSLをパワー増幅する。パワー増幅部133Lによる増幅結果である出力音信号AOSLは、スピーカ140Lへ送られる。
上記のパワー増幅部133Rは、上述したパワー増幅部133Lと同様に、パワー増幅器を備えて構成される。このパワー増幅部133Rは、レベル調整部132Rから送られたレベル調整信号LCSRを受ける。そして、パワー増幅部133Rは、レベル調整信号LCSRをパワー増幅する。パワー増幅部133Rによる増幅結果である出力音信号AOSRは、スピーカ140Rへ送られる。
<動作>
次に、上記のように構成された擬似エンジン音発生装置100の動作について、デジタル処理部120における擬似エンジン音信号PEDの生成処理及び擬似エンジン音の出力音量の制御処理に主に着目して説明する。
次に、上記のように構成された擬似エンジン音発生装置100の動作について、デジタル処理部120における擬似エンジン音信号PEDの生成処理及び擬似エンジン音の出力音量の制御処理に主に着目して説明する。
擬似エンジン音発生装置100では、取得部110が、アクセル情報センサ910から送られた測定信号ARSと、回転数情報センサ920から送られた測定信号ERSとを受ける。そして、取得部110は、測定信号ARSがデジタル処理部120で処理可能な形態に変換されたアクセル情報AR、及び、測定信号ERSがデジタル処理部120で処理可能な形態に変換された回転数情報ERを生成し、生成されたアクセル情報AR及び回転数情報ERをデジタル処理部120へ送る(図1参照)。
さらに、取得部110は、車速センサ930から送られた測定信号SPSを受ける。そして、取得部110は、測定信号SPSをデジタル処理部120で処理可能な形態の信号に変換して車速情報SPを生成し、生成された車速情報SPをデジタル処理部120へ送る(図1参照)。
また、デジタル処理部120では、騒音レベル算出部122が、収音部150から送られた収音データASDを受ける。そして、騒音レベル算出部122は、収音データASDに対応する周囲音のレベルを算出することにより、騒音レベルNLを算出する。こうして算出された騒音レベルNLは、レベル制御部124へ送られる(図3参照)。
また、デジタル処理部120では、距離算出部123が、撮影部160から送られた撮影データIMDを受ける。そして、距離算出部123は、撮影データIMDが示す画像を解析して、判定フラグFL、距離DT及び方向DRを算出する。こうして算出された判定フラグFL、距離DT及び方向DRは、レベル制御部124へ送られる(図3参照)。
なお、距離算出部123は、注意喚起対象者候補が複数人存在する場合には、注意喚起対象者候補のそれぞれまでの距離を算出する。引き続き、距離算出部123は、算出された距離が最短であった注意喚起対象者候補を注意喚起対象者に特定し、特定された注意喚起対象者までの距離を、距離DTとして特定する。そして、距離算出部123は、特定された注意喚起対象者への方向を、方向DRとして算出する。
上述したアクセル情報AR、回転数情報ER及び車速情報SP、並びに、騒音レベルNL、判定フラグFL、距離DT及び方向DRに基づいて、擬似エンジン音信号PEDの生成処理及びレベル指定値LCL,LCRの算出処理が行われる。
《擬似エンジン音信号PEDの生成処理》
擬似エンジン音信号PEDの生成処理は、上述のようにして取得部110から送られたアクセル情報AR及び回転数情報ERを受けたデジタル処理部120の生成部121により実行される。
擬似エンジン音信号PEDの生成処理は、上述のようにして取得部110から送られたアクセル情報AR及び回転数情報ERを受けたデジタル処理部120の生成部121により実行される。
かかる生成処理に際しては、図5に示されるように、まず、ステップS11において、生成部121が、新たにアクセル情報AR及び回転数情報ERを受けたか否かを判定する。この判定の結果が否定的であった場合(ステップS11:N)には、ステップS11の処理が繰り返される。
生成部121が新たにアクセル情報AR及び回転数情報ERを受け、ステップS11における判定の結果が肯定的となると(ステップS11:Y)、処理はステップS12へ進む。このステップS12では、生成部121が、新たに取得部110から送られたアクセル情報AR及び回転数情報ERとの組み合わせに関連付けて波形テーブルWFTに登録された波形パターンWFDを読み取る。
次に、ステップS13において、生成部121が、新たに読み取られた波形パターンが現時点における波形パターンから変化しているか否かを判定することにより、波形パターンを変化させるべきか否かを判定する。この判定が否定的であった場合(ステップS13:N)には、処理はステップS11へ戻る。
一方、ステップS13における判定の結果が肯定的であった場合(ステップS13:Y)には、処理はステップS14へ進む。このステップS14では、生成部121が、新たに読み取られた波形パターンに基づいた擬似エンジン音信号PEDの生成を開始する。こうして生成された擬似エンジン音信号PEDは、アナログ処理部130へ送られる(図2参照)。そして、処理はステップS11へ戻る。
なお、ステップS14で開始された新たに読み取られた波形パターンに基づく擬似エンジン音信号PEDの生成処理は、次にステップS14が実行されるまで継続するようになっている。
《擬似エンジン音の出力音量の制御処理》
擬似エンジン音の出力音量の制御処理は、上述のようにして取得部110から送られた回転数情報ER及び車速情報SP、騒音レベル算出部122から送られた騒音レベルNL、並びに、距離算出部123から送られた判定フラグFL、距離DT及び方向DRを受けたレベル制御部124により実行される。
擬似エンジン音の出力音量の制御処理は、上述のようにして取得部110から送られた回転数情報ER及び車速情報SP、騒音レベル算出部122から送られた騒音レベルNL、並びに、距離算出部123から送られた判定フラグFL、距離DT及び方向DRを受けたレベル制御部124により実行される。
かかる出力音量の制御処理に際しては、図6に示されるように、まず、ステップS21において、レベル制御部124が、回転数情報ER及び車速情報SP、騒音レベルNL、並びに、判定フラグFL、距離DT及び方向DRから成る算出情報CIのいずれかを新たに受けたか否かを判定する。この判定の結果が否定的であった場合(ステップS21:N)には、ステップS21の処理が繰り返される。
ステップS21における判定の結果が肯定的となると(ステップS21:Y)、処理はステップS22へ進む。このステップS22では、レベル制御部124が、注意喚起対象者が検出されているか否かを判定する。かかる判定に際して、レベル制御部124は、最新に受けた判定フラグFLが「ON」であるか否かを判定することにより、注意喚起対象者が検出されているか否かを判定する。
ステップS22における判定の結果が否定的であった場合(ステップS22:N)には、処理はステップS23へ進む。このステップS23では、レベル制御部124が、現時点において擬似エンジン音をスピーカ140L,140Rから出力中か否かを判定する。かかる判定に際して、レベル制御部124は、現時点におけるレベル指定値LCL,LCRとして、双方を無音レベル指定値としているか否かを判定することにより、現時点において擬似エンジン音を出力中か否かを判定する。
ステップS23における判定の結果が否定的であった場合(ステップS23:N)には、処理はステップS21へ戻る。一方、ステップS23における判定の結果が肯定的であった場合(ステップS23:Y)には、処理はステップS24へ進む。
ステップS24では、レベル制御部124が、スピーカ140L,140Rからの擬似エンジン音の出力を中止させる。かかるスピーカ140L,140Rからの擬似エンジン音の出力の中止に際して、レベル制御部124は、レベル指定値LCL,LCRの双方を無音レベル指定値に設定して、レベル指定値LCL,LCRをアナログ処理部130のレベル調整部132L,132Rへ送る(図3参照)。この結果、スピーカ140L,140Rからの擬似エンジン音の出力が中止される。
上述したステップS22における判定の結果が肯定的であった場合(ステップS22:Y)には、処理はステップS25へ進む。このステップS25では、レベル制御部124が、参照距離DT0を算出する。かかる算出に際して、レベル制御部124は、最新に受けた車速情報SPに対応する車速VTと、内部に保持している時間T0に基づき、上述した(1)式を利用して算出する。
次に、ステップS26において、レベル制御部124が、スピーカ140L用のレベル指定値LCL及びスピーカ140R用のレベル指定値LCRの算出処理を行う。かかるレベル指定値LCL,LCRの算出処理の内容については、後述する。
引き続き、ステップS27において、レベル制御部124が、算出されたレベル指定値LCL,LCRをアナログ処理部130へ送る(図3参照)。そして、処理はステップS21へ戻る。この後、上述したステップS21〜S27の処理が繰り返される。
次に、上述したステップS26におけるレベル指定値LCL,LCRの算出処理の内容について説明する。かかる算出処理に際しては、図7に示されるように、まず、ステップS31において、レベル制御部124が、回転数情報ERに基づいて、基本レベル値L1を算出する。こうして算出された基本レベル値L1は、回転数情報ERの値が大きくなるに従って、大きくなるようになっている。この結果、エンジン回転数が大きくなるに従ってエンジン音の音量が大きくなるガソリンエンジン車の場合と同様の態様で、モータ回転数に対応した音量の擬似エンジン音が、スピーカ140L,140Rから出力されるようになる。
なお、回転数情報ERと基本レベル値L1との関係は、実験、シミュレーション、経験等に基づいて予め定められる。
次に、ステップS32において、レベル制御部124が、注意喚起対象者までの現時点における距離が参照距離DT0未満であるか否かを判定する。この判定に際して、レベル制御部124は、最新に受信した距離DTを注意喚起対象者までの現時点における距離とみなして、参照距離DT0との比較を行う。
ステップS32における判定の結果が否定的であった場合(ステップS32:N)には、処理はステップS33へ進む。このステップS33では、レベル制御部124が、騒音ベルNLに基づいて、レベル補正値L2を算出する。そして、処理はステップS35へ進む。
なお、本実施形態では、最新に受信した騒音レベルNLを、そのままレベル補正値L2としている。
一方、ステップS32における判定の結果が肯定的であった場合(ステップS32:Y)には、処理はステップS34へ進む。このステップS34では、レベル制御部124が、レベル補正値L2として、レベル補正値の現在値を採用する。このため、距離DTが、参照距離DT0よりも長い状態から参照距離DT0よりも短い状態となった場合には、距離DTが参照距離DT0よりも短くなる直前に受信した騒音ベルNLに基づいて算出されたレベル補正値が、距離DTが参照距離DT0よりも短い状態が継続する期間におけるレベル補正値L2として利用される。そして、処理はステップS35へ進む。
ステップS35では、レベル制御部124が、基本レベル値L1とレベル補正値L2とを加算して、レベル調整値LVを算出する。引き続き、ステップS36において、レベル制御部124が、最新に受信した方向DRに基づいて、レベル調整値LVに対応する音量の擬似エンジン音が、方向DRへ向けて出力される状態と同等な状態を実現するためのレベル指定値LCL,LCRを算出する。こうしてレベル指定値LCL,LCRがステップS36において算出されると、ステップS26の処理が終了する。
なお、レベル指定値LCL,LCRの算出アルゴリズムは、スピーカ140L,140Rの取り付け位置、スピーカ140L,140Rの出力特性に基づいて、予め定められる。
アナログ処理部130は、上述のようにしてデジタル処理部120から送られた擬似エンジン音信号PED及びレベル指定値LCL,LCRを受けると、出力音信号AOSL,AOSRを生成する。かかる出力音信号AOSL,AOSRの生成に際して、アナログ処理部130では、擬似エンジン音信号PEDを受けたDA変換部131が、擬似エンジン音信号PEDをDA変換する。そして、DA変換部131は、DA変換の結果であるアナログ変換信号PESを、レベル調整部132L,132Rへ送る(図4参照)。
DA変換部131から送られたアナログ変換信号PESを受けたレベル調整部132Lは、デジタル処理部120から送られたレベル指定値LCLに従って、アナログ変換信号PESに対してレベル調整処理を施す。そして、レベル調整部132Lは、レベル調整処理の結果であるレベル調整信号LCSLを、パワー増幅部133Lへ送る(図4参照)。
また、DA変換部131から送られたアナログ変換信号PESを受けたレベル調整部132Rは、デジタル処理部120から送られたレベル指定値LCRに従って、アナログ変換信号PESに対してレベル調整処理を施す。そして、レベル調整部132Rは、レベル調整処理の結果であるレベル調整信号LCSRを、パワー増幅部133Rへ送る(図4参照)。
レベル調整部132Lから送られたレベル調整信号LCSLを受けたパワー増幅部133Lは、レベル調整信号LCSLのパワー増幅を行う。そして、パワー増幅部133Lは、パワー増幅の結果である出力音信号AOSLを、スピーカ140Lへ送る(図4参照)。
また、レベル調整部132Rから送られたレベル調整信号LCSRを受けたパワー増幅部133Rは、レベル調整信号LCSRのパワー増幅を行う。そして、パワー増幅部133Rは、パワー増幅の結果である出力音信号AOSRを、スピーカ140Rへ送る(図4参照)。
アナログ処理部130から送られた出力音信号AOSLを受けたスピーカ140Lは、出力音信号AOSLに従って擬似エンジン音を出力する。また、アナログ処理部130から送られた出力音信号AOSRを受けたスピーカ140Rは、出力音信号AOSRに従って擬似エンジン音を出力する。
以上説明したように、本実施形態では、生成部121が、アクセル情報センサ910による測定結果と、回転数情報センサ920による測定結果とに基づいて、波形テーブルWFTを参照し、擬似エンジン音信号の波形パターンを特定する。そして、特定された波形パターンの擬似エンジン音信号を生成する。
一方、騒音レベル算出部122が、収音部150による収音結果に基づいて、車両CRの周囲の騒音レベルを算出する。また、距離算出部123が、撮影部160による撮影結果に基づいて、注意喚起対象者の存在の有無を判定し、注意喚起対象者が存在する場合に当該注意喚起対象者までの距離を算出する。
そして、レベル制御部124は、注意喚起対象者までの距離が参照距離以上であった場合には、騒音レベルに基づいて新たなレベル補正値を算出した後にレベル調整値を算出する。一方、レベル制御部124は、注意喚起対象者までの距離が当該参照距離未満であった場合には、騒音レベルにかかわらず、最新に参照距離DT0となった時点におけるレベル補正値(すなわち、レベル補正値の現在値)を新たなレベル補正値として採用した後にレベル調整値を算出する。
こうして算出されたレベル調整値に基づいて、レベル制御部124は、レベル指定値を算出し、算出されたレベル指定値をアナログ処理部130へ送る。レベル指定値を受けたアナログ処理部130では、レベル指定値に従って、擬似エンジン音信号のレベルを調整する。
このため、本実施形態では、注意喚起対象者までの距離が参照距離以上の場合には、車両の周辺の騒音レベルにかき消されることのない音量で車両想起音としての擬似エンジン音を発生できる。また、注意喚起対象者までの距離が参照距離未満となり、注意喚起対象者が車両の接近を車両想起音により把握できるようにすべき場合には、車両の周辺の騒音レベルの変化に伴う擬似エンジン音の音量制御を止める。したがって、本実施形態によれば、交通安全に寄与できる擬似エンジン音を発生することができる。
また、本実施形態では、擬似エンジン音を出力する左スピーカ及び右スピーカを用意するとともに、距離算出部123が、注意喚起対象者への方向を更に算出するようにしている。そして、レベル制御部124が、距離算出部123により算出された注意喚起対象者への方向に基づいて、左スピーカ用のレベル指定値及び右スピーカ用のレベル指定値を算出し、これらのレベル指定値に従って調整された音量で、左スピーカ及び右スピーカから擬似エンジン音を出力する。このため、注意喚起対象者の擬似エンジン音の可聴性を確保するとともに、擬似エンジン音の発生による周囲へ不要な騒音の発生を抑制することができる。
また、本実施形態では、注意喚起対象者が存在しない場合には、擬似エンジン音を発生しないようにしている。このため、擬似エンジン音の発生による周囲へ不要な騒音の発生を更に抑制することができる。
また、本実施形態では、参照距離を車両の車速に基づいて算出するようにしている。このため、交通安全への寄与を更に図ることができる。
[実施形態の変形]
本発明は、上記の実施形態に限定されるものではなく、様々な変形が可能である。
本発明は、上記の実施形態に限定されるものではなく、様々な変形が可能である。
例えば、上記の実施形態では、車両想起音として擬似エンジン音を採用したが、擬似エンジン音とは異なる警告音を車両想起音として採用することもできる。この場合、基本レベル値L1を所定の一定値としてもよい。
また、上記の実施形態では、擬似エンジン音の出力方向の指向性のために2個のスピーカを用意するようにしたが、3個以上のスピーカを用意し、それぞれのスピーカから出力される擬似エンジン音の音量を制御するようにしてもよい。
さらに、回転を制御可能な部材に載置されたスピーカを少なくとも1個備えるようにし、注意喚起対象者の方向に応じて、当該部材の回転制御を行うようにしてもよい。
また、上記の実施形態では、画像解析を行って、注意喚起対象者までの距離を算出するようにしたが、測距装置を更に備えるようにし、測距装置による注意喚起対象者までの距離の測定結果を併用して、注意喚起対象者と車両CRとの距離を算出するようにしてもよい。
また、上記の実施形態では、電気自動車に搭載される装置に本願発明を適用したが、ハイブリッド車やマウンテンバイク等に搭載される装置に本願発明を適用することができるのは、勿論である。
なお、上記の実施形態におけるデジタル処理部を中央処理装置(CPU:Central Processor Unit)やDSP(Digital Signal Processor)を備えるコンピュータシステムとして構成し、上述したデジタル処理部の機能を、プログラムの実行によって実現するようにすることができる。これらのプログラムは、CD−ROM、DVD等の可搬型記録媒体に記録された形態で取得されるようにしてもよいし、インターネットなどのネットワークを介した配信の形態で取得されるようにしてもよい。
100 … 擬似エンジン音発生装置(車両想起音出力装置)
122 … 騒音レベル算出部(騒音検出部の一部)
124 … レベル制御部(音量制御部)
150 … 収音部(騒音検出部の一部)
122 … 騒音レベル算出部(騒音検出部の一部)
124 … レベル制御部(音量制御部)
150 … 収音部(騒音検出部の一部)
Claims (4)
- 走行中の車両の周囲に注意喚起対象者が存在する場合に、前記車両の外部へ車両想起音を出力する車両想起音出力装置であって、
前記車両の周囲の騒音レベルを検出する騒音検出部と;
前記検出された騒音レベルに基づいて、前記車両想起音の出力音量を制御する音量制御部と;を備え、
前記音量制御部は、前記注意喚起対象者と前記車両との距離が参照距離未満となった場合に、前記検出された騒音レベルに基づく前記車両想起音の出力音量の制御を停止する、
ことを特徴とする車両想起音出力装置。 - 走行中の車両の周囲に注意喚起対象者が存在する場合に、前記車両の外部へ車両想起音を出力する車両想起音出力装置において使用される車両想起音出力方法であって、
前記車両の周囲の騒音レベルを検出する検出工程と;
前記検出された騒音レベルに基づいて、前記車両想起音の出力音量を制御する制御工程と;を備え、
前記注意喚起対象者と前記車両との距離が参照距離未満となった場合に、前記検出された騒音レベルに基づく前記車両想起音の出力音量の制御を停止する、
ことを特徴とする車両想起音出力方法。 - 請求項2に記載の車両想起音出力方法を演算部により実行させる、ことを特徴とする車両想起音出力プログラム。
- 請求項3に記載の車両想起音出力プログラムが、演算部により読取可能に記録されている、ことを特徴とする記録媒体。
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JP2011159203A JP2011255891A (ja) | 2011-07-20 | 2011-07-20 | 車両想起音出力装置及び車両想起音出力方法 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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CN105128733A (zh) * | 2015-08-21 | 2015-12-09 | 盐城工学院 | 汽车新型智能指向性喇叭 |
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- 2011-07-20 JP JP2011159203A patent/JP2011255891A/ja active Pending
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