JP2011255622A - インサート樹脂成形体およびその成形方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】成形時、キャビティ内における熱可塑性樹脂フィルムの容易かつ確実な位置決めおよび保持により極めて品質の良好な外観を得る構造を有するインサート樹脂成形体およびその成形方法を提供する。
【解決手段】インサート樹脂成形体の成形方法は、成形型のキャビティを区画する壁面に形成された凹部の底壁よりも大きく成形された熱可塑性樹脂フィルムを準備する工程(ステップS1)と、前記熱可塑性樹脂フィルムを撓ませて前記凹部の互いに対向する側壁間に挟み込み前記凹部に嵌め込む工程(ステップS2)と、前記キャビティ内に溶融した熱可塑性樹脂を射出または注入する工程(ステップS3)と、を備える。
【選択図】 図4

Description

本発明は、熱可塑性樹脂フィルムを熱可塑性樹脂基体に接着したインサート樹脂成形体およびその成形方法に関する。
フィルム、特に熱可塑性樹脂フィルムを熱可塑性樹脂基体にインサート成形(インモールドデコレーションまたは型内加飾成形)する成形方法は、表面仕上げ方法の一種である。インサート成形は、先ず、装飾フィルムとしての熱可塑性樹脂フィルムを適宜の形状に形成し、次いで射出成形金型などの成形型に配置し、そして熱可塑性樹脂フィルムの裏側に溶融した熱可塑性樹脂を射出または注入してインサート樹脂成形体を得る(例えば、特許文献1参照)。
ここで、キャビティ内における熱可塑性樹脂フィルムの位置決めやキャビティ内に位置決めされた熱可塑性樹脂フィルムの保持は、インサート樹脂成形体の品質を大きく左右する。すなわち、キャビティ内における熱可塑性樹脂フィルムの位置決めが不正確であったり、キャビティ内の熱可塑性樹脂フィルムが意図せず移動すれば、インサート樹脂成形体の装飾は良好な品質を得られず、当該のインサート樹脂成形体は不良品となる。
そこで、空気を吸引することで熱可塑性樹脂フィルムを保持しつつ金型に配置した後、熱可塑性樹脂フィルムを帯電させて金型に密着させるインサート樹脂成形体の成形方法が知られている(例えば、特許文献2参照)。
特表2006−520707号公報 特開平8−1717号公報
従来のインサート樹脂成形体の成形方法は、熱可塑性樹脂フィルムをキャビティ内に配置するために、空気を吸引するなどの保持構造を余分に必要とする。このような保持構造を必要とすることは、ホコリなどの異物の混入による不良品の発生を起こしたり、吸引口の形が成形されたインサート樹脂成形体に現れたり、インサート成形工程の効率化の妨げにもなる。また、キャビティ内に配置した熱可塑性樹脂フィルムを帯電させて金型に密着させる方法は、熱可塑性樹脂フィルムにホコリの付着、吸着を促すことになる。
そこで、本発明は、成形時、キャビティ内における熱可塑性樹脂フィルムの容易かつ確実な位置決めおよび保持により極めて品質の良好な外観を得る構造を有するインサート樹脂成形体を提供する。
また、本発明は、熱可塑性樹脂フィルムをキャビティ内に容易かつ確実に位置決めおよび保持し、極めて品質の良好な外観を有するインサート樹脂成形体を成形するインサート樹脂成形体の成形方法を提供する。
前記の課題を解決するため本発明に係るインサート樹脂成形体は、凸部を有する熱可塑性樹脂基体と、前記凸部の頂壁と側壁の一部とを覆い前記熱可塑性樹脂基体に接着された熱可塑性樹脂フィルムと、を備えることを特徴とする。
また、本発明に係るインサート樹脂成形体の成形方法は、成形型のキャビティを区画する壁面に形成された凹部の底壁よりも大きく成形された熱可塑性樹脂フィルムを準備する工程と、前記熱可塑性樹脂フィルムを撓ませて前記凹部の互いに対向する側壁間に挟み込み前記凹部に嵌め込む工程と、前記キャビティ内に溶融した熱可塑性樹脂を射出または注入する工程と、を備えたことを特徴とする。
本発明によれば、成形時、キャビティ内における熱可塑性樹脂フィルムの容易かつ確実な位置決めおよび保持により極めて品質の良好な外観を得る構造を有するインサート樹脂成形体を提供できる。
また、本発明によれば、熱可塑性樹脂フィルムをキャビティ内に容易かつ確実に位置決めおよび保持し、極めて品質の良好な外観を有するインサート樹脂成形体を成形するインサート樹脂成形体の成形方法を提供できる。
本発明の実施形態に係るインサート樹脂成形体の成形方法に用いる金型と熱可塑性樹脂フィルムとを概略的に示した断面図。 本発明の実施形態に係るインサート樹脂成形体の成形方法に用いる金型と熱可塑性樹脂フィルムとを概略的に示した断面図。 本発明の実施形態に係るインサート樹脂成形体の成形方法における金型の他の例を概略的に示した正面図。 本発明の実施形態に係るインサート樹脂成形体の成形方法を示したフローチャート。 本発明の実施形態に係るインサート樹脂成形体の成形方法においてキャビティ内に溶融した熱可塑性樹脂を射出した状態を概略的に示した断面図。 本発明の実施形態に係るインサート樹脂成形体を概略的に示した断面図。 本発明の実施形態に係るインサート樹脂成形体を概略的に示した部分的な断面図。
以下、本発明に係るインサート樹脂成形体およびその成形方法の実施形態について、図1から図7を参照して説明する。
図1は、本発明の実施形態に係るインサート樹脂成形体の成形方法に用いる金型と熱可塑性樹脂フィルムとを概略的に示した断面図である。図1は、金型に熱可塑性樹脂フィルムを配置する前の状態を示した断面図である。
図1に示すように、本実施形態に係る成形方法に用いられる金型11(成形型)は、固定金型12と、固定金型12に対して移動自在な可動金型13と、を備える。金型11は、固定金型12および可動金型13を組み合わされた状態でインサート樹脂成形体を成形するためのキャビティ15を有する。
固定金型12は、キャビティ15を区画するよう凹んだ第一キャビティ壁面16と、第一キャビティ壁面16に形成された凹部18と、を有する。
可動金型13は、キャビティ15を区画するよう凸形状に突き出た第二キャビティ壁面21と、第二キャビティ壁面21に開口された樹脂射出孔(図示省略)と、を有する。第二キャビティ壁面21は、第一キャビティ壁面16の凹みに嵌り込んでキャビティ15を形成する(図1中、二点鎖線)。
熱可塑性樹脂フィルム23は、インサート樹脂成形体にインサート成形されるものであり、インサート樹脂成形体の外面、特にその意匠面を構成するものである。熱可塑性樹脂フィルム23は、例えば、ポリカーボネート、ABS、セルロースエステル、ポリエチレン(PE)、ポリプロピレン(PP)、ポリエチレンテレフタレート(PET)、ポリブチレンテレフタレート(PBT)、ポリメチルメタクリレート(PMMA)、PVC、ポリエステル、ポリスルホン、ポリエーテルスルホン、ポリエーテルエーテルケトン(PEEK)、ポリアリールエーテルスルホン、ポリウレタン(PU)およびポリアミド(PA)のいずれかを用いて構成される。また、熱可塑性樹脂フィルム23は、機能的な多層フィルム、ポリマー混合物もしくはブレンドでできているフィルム、補強材料もしくはフィラーが含まれているフィルムのいずれかを用いて構成することもできる。
さらに、熱可塑性樹脂フィルム23は、凹部18の底壁18aよりも大きく成形される。換言すると、熱可塑性樹脂フィルム23は、凹部18の互いに対向する側壁18b、18c間の距離L’よりも長い自由長Lを有する。
図2は、本発明の実施形態に係るインサート樹脂成形体の成形方法に用いる金型と熱可塑性樹脂フィルムとを概略的に示した断面図である。図2は、金型に熱可塑性樹脂フィルムを配置した状態を示した断面図である。
図2に示すように、本実施形態に係る成形方法において、熱可塑性樹脂フィルム23は、凹部18の側壁18b、18c間にアーチ状に撓ませて挟み込まれ凹部18に保持される。
凹部18は、互いに対向する側壁18b、18cに抜き勾配0度に形成された保持部25を有する。保持部25は、側壁18b、18cの全面に存在する必要は無く、少なくとも熱可塑性樹脂フィルム23に当接される部分に有れば良い。
ここで、熱可塑性樹脂フィルム23は厚さDを有するとともに、距離L’の側壁18b、18c間に高さHのアーチ形状を描く。なお、第一キャビティ壁面16の一部である凹部18の底壁18aと第二キャビティ壁面21との間の距離H’は、熱可塑性樹脂フィルム23のアーチ高さHよりも大きい。
図3は、本発明の実施形態に係るインサート樹脂成形体の成形方法における金型の他の例を概略的に示した正面図である。
図3に示すように、金型11の固定金型12Aは、凹部18の側壁18b、18cから突出させて形成された突起状保持部26を備える。突起状保持部26も保持部25と同様に側壁18b、18cの一部であり、抜き勾配0度に形成された部分である。
熱可塑性樹脂フィルム23は、突起状保持部26の間に挟み込まれて保持される。
このように構成された金型11および熱可塑性樹脂フィルム23を用いたインサート樹脂成形体30の成形方法を説明する。
図4は、本発明の実施形態に係るインサート樹脂成形体の成形方法を示したフローチャートである。
図5は、本発明の実施形態に係るインサート樹脂成形体の成形方法においてキャビティ内に溶融した熱可塑性樹脂を射出した状態を概略的に示した断面図である。
図4に示すように、本実施形態に係る成形方法は、熱可塑性樹脂フィルム23の準備工程(ステップS1)と、熱可塑性樹脂フィルム23の配置工程(ステップS2)と、熱可塑性樹脂31の充填工程(ステップS3)と、を備える。
準備工程(ステップS1)は、金型11のキャビティ15を区画する壁面(さらに詳しくは第一キャビティ壁面16)に形成された凹部18の底壁18aよりも大きく成形された熱可塑性樹脂フィルム23を準備する工程である(図1)。
次に、配置工程(ステップS2)は、熱可塑性樹脂フィルム23を撓ませて凹部18の互いに対向する側壁18b、18c間に挟み込み、熱可塑性樹脂フィルム23を凹部18に嵌め込み保持する工程である(図2)。このとき、熱可塑性樹脂フィルム23は保持にともない位置決めも成される。
充填工程(ステップS3)は、所定量の溶融した熱可塑性樹脂31をキャビティ15に射出または注入する工程である(図5)。
キャビティ15に導かれた熱可塑性樹脂31は、熱可塑性樹脂フィルム23を凹部18の底壁18aに押し付けながらキャビティ15内を満たすとともに、熱可塑性樹脂フィルム23の内面23a(キャビティ15の内側に位置する面)に接着しつつ時間の経過とともに固化し熱可塑性樹脂基体32を形成する。このとき、熱可塑性樹脂フィルム23と熱可塑性樹脂基体32との界面は混ざり合って融合する場合もある。熱可塑性樹脂31は、例えば、ポリカーボネート、アクリロニトリル/ブタジエン/スチレン(ABS)、スチレン/アクリロニトリル(SAN)、ポリブチレンテレフタレート(PBT)、ポリアミド(PA)、熱可塑性ポリウレタン(TPU)、ポリエチレンテレフタレート(PET)、ポリスチレン(PS)、ポリオキシメチレン(POM)、ポリオレフィン、例えば、ポリエチレン(PE)、ポリプロピレン(PP)、ポリエステル、ポリメチルメタクリレート(PMMA)、エラストマー変性ブレンド、熱可塑性PVCまたは熱可塑性ポリマーの混合物を用いる。また、熱可塑性樹脂31は、補強材料もしくはフィラーを有するものでも良い。
熱可塑性樹脂フィルム23は、キャビティ15に導かれた熱可塑性樹脂31によって凹部18の底壁18aに押し付けられて凹部18の底壁18aに沿った面(すなわち、インサート樹脂成形体30の外面30a)を構成するとともに、その縁部を凹部18の側壁(特に側壁18b、18c)に沿わせて折り曲げられる。
熱可塑性樹脂31が固化するとインサート樹脂成形体30が完成する。この後、インサート樹脂成形体30は金型11から取り出される。
発明者は、本実施形態に係る成形方法について、熱可塑性樹脂フィルム23の厚さD、自由長L、凹部18の側壁18b、18c間の距離L’を様々に変えてインサート樹脂成形体30を成形した。具体的には、厚さD=0.25mm、0.3mmおよび0.4mm、自由長L=50mm〜52.0mm、80.6mm〜81.2mmおよび160.1mm〜161.1mm、距離L’=49.9mm、80.4mmおよび159.9mmを組み合わせてインサート樹脂成形体30を成形した。熱可塑性樹脂フィルム23および熱可塑性樹脂31の素材はポリプロピレン(PP)である。
この成形の結果から、発明者は、1<(L÷L’)<1.0421の範囲において極希に凹部18から熱可塑性樹脂フィルム23が脱落するものの良好なインサート樹脂成形体30を得られることを見出した。さらに、発明者は、1<(L÷L’)<1.007の範囲であれば、熱可塑性樹脂フィルム23の脱落がほとんど発生せず極めて良好にインサート樹脂成形体30を得られることを見出した。
図6は、本発明の実施形態に係るインサート樹脂成形体を概略的に示した断面図である。
図7は、本発明の実施形態に係るインサート樹脂成形体を概略的に示した部分的な断面図である。
図6および図7に示すように、インサート樹脂成形体30は、凸部33を有する熱可塑性樹脂基体32と、凸部33の頂壁33aと側壁33bの一部とを覆い熱可塑性樹脂基体32に接着された熱可塑性樹脂フィルム23と、を備える。
熱可塑性樹脂基体32は熱可塑性樹脂31の固化したものであり、金型11の凹部18に対応した部分に凸部33を有する。
本実施形態に係るインサート樹脂成形体30の成形方法は、熱可塑性樹脂フィルム23を位置決めするために位置決め孔やこれに対応した位置決めピン、固定金型12および可動金型13に挟持するための特殊な形状部分を有する熱可塑性樹脂フィルム23を要することなく、熱可塑性樹脂フィルム23を撓ませて凹部18に嵌め込むことにより位置決めおよび保持できる。したがって、本実施形態に係るインサート樹脂成形体30の成形方法は、熱可塑性樹脂フィルム23の位置決めや位置決め後の保持にともなう労力や作業時間を要することなく、位置決めおよび保持のために余分な部分を熱可塑性樹脂フィルム23に形成する必要もなく、成形されたインサート樹脂成形体30から熱可塑性樹脂フィルム23の余分を除去する必要もなく、費用や労力、資源の有効活用の観点から極めて有利な成形方法である。
また、本実施形態に係るインサート樹脂成形体30の成形方法は、熱可塑性樹脂フィルム23をキャビティ15内に保持するために、空気を吸引するなどの保持構造を必要とせず、熱可塑性樹脂フィルム23を帯電させる必要もない。したがって、本実施形態に係るインサート樹脂成形体30は、ホコリなどの異物の混入による不良品の発生が抑制され、保持構造の形が外観に現れることなく、インサート成形工程の効率化に寄与できる。
さらに、インサート樹脂成形体30は、凸部33の側壁33bを覆う熱可塑性樹脂フィルム23の一部が金型11の抜き勾配0度の側壁18b、18cによって形成されるので、組み合わせられる他の部品との段差や隙間を生じにくく、組立品の外観に優れる。
本実施形態に係るインサート樹脂成形体30によれば、成形時、キャビティ15内における熱可塑性樹脂フィルム23の容易かつ確実な位置決めおよび保持により極めて品質の良好な外観を得る構造を有する。
また、本実施形態に係るインサート樹脂成形体30の成形方法によれば、熱可塑性樹脂フィルム23をキャビティ15内に容易かつ確実に位置決めおよび保持し、極めて品質の良好な外観を有するインサート樹脂成形体30を成形する。
11 金型
12、12A 固定金型
13 可動金型
15 キャビティ
16 第一キャビティ壁面
18 凹部
18a 底壁
18b、18c 側壁
21 第二キャビティ壁面
23 熱可塑性樹脂フィルム
23a 内面
25 保持部
26 突起状保持部
30 インサート樹脂成形体
30a 外面
31 熱可塑性樹脂
32 熱可塑性樹脂基体
33 凸部
33a 頂壁
33b 側壁

Claims (4)

  1. 凸部を有する熱可塑性樹脂基体と、
    前記凸部の頂壁と側壁の一部とを覆い前記熱可塑性樹脂基体に接着された熱可塑性樹脂フィルムと、を備えることを特徴とするインサート樹脂成形体。
  2. 成形型のキャビティを区画する壁面に形成された凹部の底壁よりも大きく成形された熱可塑性樹脂フィルムを準備する工程と、
    前記熱可塑性樹脂フィルムを撓ませて前記凹部の互いに対向する側壁間に挟み込み前記凹部に嵌め込む工程と、
    前記キャビティ内に溶融した熱可塑性樹脂を射出または注入する工程と、を備えたことを特徴とするインサート樹脂成形体の成形方法。
  3. 前記凹部の互いに対向する側壁は、抜き勾配0度に形成された前記熱可塑性樹脂フィルムの保持部を有することを特徴とする請求項2に記載のインサート樹脂成形体の成形方法。
  4. 前記熱可塑性樹脂フィルムを撓ませる方向に見て、前記熱可塑性樹脂フィルムの自由長Lおよび前記凹部の互いに対向する側壁間の距離L’の関係は、
    1<(L÷L’)<1.007
    であることを特徴とする請求項2または3に記載のインサート樹脂成形体の成形方法。
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