JP2011255058A - 流水検知装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 本発明の流水検知装置はスイングチャッキ式の弁構造であり、弁体7の軸受け8と対向する部分に本体1を貫通して設置されたレバー軸11を設け、該レバー軸11の各々の端部に第1のレバー11A、第2のレバー11Bを接続固定して第1のレバー11Aを弁開方向に付勢した。弁体7が開放すると第1のレバー11Aおよび第2のレバー11Bが回動してスイッチ装置17をオンにする。レバー軸11を弁体7の軸受け8と対向する部分に設けたことで弁体7の開放による変位を検出する際に、軸受け8付近よりも軸受け8と対抗する部分の方が、変位量が大きいのでスイッチ装置17による変位の検出が容易となる。
【選択図】 図2
Description
さらに、レバー軸が弁体の軸受けと対向する部分、つまり弁体の軸受けから離れた部分に設置されることで、弁体が開放動作した際に弁体の軸受け部分の変位量よりも弁体の軸受けと対向する部分の変位量の方が大きくなる。またレバーの回動動作は弁体の回動動作とは独立しているので、弁体の回動による変位量が大きい部分にレバーおよびレバー軸を設置し、レバーの長さを任意に設定することで弁体開放時におけるレバーの回動角度をコントロールすることが可能となる。レバーの弁体開放時における回動角度は10度から60度の範囲がよく、より好ましくは20度から45度の範囲が望ましい。
付勢部材は第1のレバーを弁開方向に付勢しており、その付勢力は閉止状態の弁体にも及ぶが、閉止状態の弁体が開放しない程度の力である。
また、付勢部材は第1のレバーに直接設置することが可能であり、その手段として第1のレバーの弁体と接触する側と対向する側にゴム状弾性体、ばね、錘、磁石等を設置することで実現可能である。さらに付勢部材はレバー軸を介して第1のレバーに作用させることも可能であり、その手段として第2のレバー側にゴム状弾性体、ばね、錘、磁石等を設置することで実現可能である。
弁体が全開放した際に、第1のレバーは回動規制部材により弁体の軌跡より内側の位置、つまり弁体の回動軸から弁体の縁部の軌跡の内側の範囲内で係留される。弁体が全開放状態から閉止状態に戻る際に第1のレバーを付勢して閉止状態に戻るので、第1のレバーも元の位置に戻ることができる。
第1のレバーが当接する弁体の縁部として、弁体が着座する弁座面より外方に突出した当接部を弁体に形成しておくと、弁体が開放状態から閉止する動作の際に第1のレバーが弁体と弁座の間に挟まってしまうことを防止できる。
弁体を回動させる差圧は、流体の流量と流体が通過する流路の面積、形状の影響を受けて変化する。そこで本発明では弁体の一次側面に本体内部の流路にオリフィスを形成するスカート部を設けることで流体の通過面積を減少させ、小さな流水の変化を増幅することで弁体の開き角度を大きくすることができる。
二次側配管の継ぎ目等からの微小な水漏れにより二次側配管が減圧状態となったり、他系統の流水検知装置の作動によりポンプが起動することで配管内に水の振動が発生したりすると、非火災時であっても一時的に弁体が開放することがある。このように非火災時に一時的に弁体が開放する場合であっても、本発明では錘部によって直ちに閉弁状態に復帰させることができ、閉止時のシール性を確保することができる。
スカート部が錘部を兼ねるため、錘部として別部材を用意する必要がなく無用な部品増を回避できる。
付勢部材をゴム状弾性体、ばねのような弾性部材、錘、磁石とすることで、簡易な構成で付勢部材を実現することができる。
配管内の水の振動等により非火災時であっても一時的に弁体が開放する等、非火災時に一時的に弁体が開放する場合、遅延手段により弁体の開放からスイッチ装置がオンとなるまでの時間を遅延させることで非火災時にスイッチ装置がオンして誤警報を発生することを予防する。遅延手段は、弁体が開放してからスイッチ装置がオンとなる前に弁体が閉止した場合には遅延状態がリセットされるものを用いるのが好ましい。
従来の作動弁型流水検知装置では弁体の回動による変位をスイッチ装置により検出していたので弁体の開放に連動して回動する部材とスイッチ装置の間に弁体の開放に連動して開放する部材の動作を受けて該動作による変位を遅延させてスイッチ装置に作用する部材が必要であり構成が複雑となっていたが、本発明では弁体の回動とレバーの回動は独立しているのでレバーの回動動作を遅延手段によって遅くすることで弁体が開放してからスイッチ装置が作動するまでの時間的間隔を設けることができる。
レバー軸の動作を緩慢にすることで、レバー軸に固定設置された第2のレバーの動作も緩慢になり、弁体が開放してからスイッチ装置がオンとなるまでの時間を遅延することができる。
また、弁体の開放する速さに対して第1のレバーが設置されたレバー軸の回動する速さは遅延手段により遅くなることから、第1のレバーは弁体から直ちに離れて回動するので第1のレバーが弁体の回動動作の妨げにならない。
第2のレバーが動作してからスイッチ装置がオンとなるまでの時間を遅延させることでも弁体が開放してからスイッチ装置がオンとなるまでの時間を遅延することができる。第2のレバーとスイッチ装置の間に、動作が緩慢な可動部材を介在させることで実現可能となる。第1のレバーは弁開方向への付勢手段により弁体の回動動作に追従して回動動作することが可能となる。また付勢手段は弁体の開放動作を促す作用を有しており、弁体の開放動作が鋭敏になる。
1 本体
1a 開口
1b カバー
2 筐体
3 排水弁
6 弁座
7 弁体
7a 弁本体
7b 凸部(スカート部、錘部)
8 軸受け
9 弁棒
11 レバー軸
11A 第1のレバー
11B 第2のレバー
17 リミットスイッチ(スイッチ装置)
18 端子台
19 ストッパー
21 スイッチ作動片
22 弾発体
23 レバーストッパー
D ロータリーダンパー
W 錘(付勢部材)
弁体が全開放した際に、第1のレバーは回動規制部材により弁体の軌跡より内側の位置、つまり弁体の回動軸から弁体の縁部の軌跡の内側の範囲内で係留される。弁体が全開放状態から閉止状態に戻る際に第1のレバーを付勢して閉止状態に戻るので、第1のレバーも元の位置に戻ることができる。
第1のレバーが当接する弁体の縁部として、弁体が着座する弁座面より外方に突出した当接部を弁体に形成しておくと、弁体が開放状態から閉止する動作の際に第1のレバーが弁体と弁座の間に挟まってしまうことを防止できる。
Claims (9)
- 消火設備配管に接続する筒状の本体と、本体の内部に設ける逆止弁構造の弁体と、弁体の回動による流水を検知して所定の信号を出力するスイッチ装置とを備える流水検知装置において、
弁体の軸受けと対向する部分に本体の外部から挿通されており軸回りに回転するレバー軸と、
閉状態の弁体の縁部と当接するようにレバー軸の弁体側端部に設けられ、レバー軸の回転によって弁体の開方向へ会同する第1のレバーと、
第1のレバーを弁体の開方向に付勢する付勢部材と、
レバー軸の本体外部側に設けた第2のレバーと、
第2のレバーの回動によりオンオフするスイッチ装置と、を備えることを特徴とする流水検知装置。 - 第1のレバーの最大回動角度を弁体の回動動作の軌跡より内側の位置とする回動規制部材を有する請求項1記載の流水検知装置。
- 弁体の一次側面に弁体の回動によって本体内部にオリフィス状の流路を形成する突起状のスカート部を設ける請求項1または請求項2記載の流水検知装置。
- 弁体を閉方向に付勢する錘部を設ける請求項1〜請求項3何れか1項記載の流水検知装置。
- 錘部を、弁体の一次側面に本体内部にオリフィスを形成する突起状のスカート部にて形成した請求項1〜請求項4何れか1項記載の流水検知装置。
- 付勢部材がゴム状弾性体、ばね、錘、磁石の何れかである請求項1〜請求項5何れか1項記載の流水検知装置。
- 弁体が開放してからスイッチ装置がオンするまでの時間を遅延させる遅延手段を設ける請求項1〜請求項6何れか1項記載の流水検知装置。
- 遅延手段はレバー軸の回動動作を緩慢にするものである請求項1〜請求項7何れか1項記載の流水検知装置。
- 遅延手段は第2のレバーが動作してからスイッチ装置がオンとなるまでの時間を遅延させる請求項1〜請求項7何れか1項記載の流水検知装置。
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KR200472437Y1 (ko) * | 2013-10-08 | 2014-04-29 | 주식회사 효신 | 알람밸브 |
CN105715834A (zh) * | 2016-04-26 | 2016-06-29 | 苏州纽威阀门股份有限公司 | 一种旋启式止回阀 |
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JP2005253640A (ja) * | 2004-03-11 | 2005-09-22 | Senju Sprinkler Kk | 流水検知装置 |
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JP2009136432A (ja) * | 2007-12-05 | 2009-06-25 | Senju Sprinkler Kk | 流水検知装置 |
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- 2010-06-11 JP JP2010133519A patent/JP4616418B1/ja not_active Expired - Fee Related
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