JP2011253969A - 光半導体装置およびその製造方法 - Google Patents

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慎一 向井
Masanori Nishino
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Abstract

【課題】封止樹脂の光半導体装置外への漏れ出しや、封止樹脂内での気泡の発生を抑制することを目的とする。
【解決手段】樹脂104の、リードフレーム103または放熱体あるいはその両方との界面に空隙部107を設けることにより、封止樹脂108が前記界面に形成された隙間を浸透したとしても、空隙部107に溜り、封止樹脂108の光半導体装置101外部への漏れや封止樹脂108中での気泡の発生を抑制する事ができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、リードフレームや放熱体を樹脂モールドしてなる光半導体装置とその製造方法に関するものである。
近年、光半導体装置は高輝度高出力化に伴い発光時の発熱量が非常に大きくなり、その熱を放熱するために搭載される放熱板の熱容量を増すために放熱板をできる限り大型化する必要性が大きくなっている。一方で、小型化、高密度実装化の市場要求も依然として高いものがある。そのため、従来の放熱板付き光半導体装置は、リードフレームに放熱板を嵌合固定し、接着剤を使用して固定してリードフレームと放熱板とを固定した後、成形樹脂により一体成形していた(例えば、特許文献1参照)。
以下、図4を用いて従来の光半導体装置について説明する。
図4は従来の光半導体装置の構成を示す断面図であり、図4(a)は全体構成を示す断面図、図4(b)は図4(a)のB部を拡大する概略拡大図である。
図4において、半導体発光装置401は、第一のリードフレーム402と、金属体407に搭載されたLED素子403と、金属細線のボンディングワイヤ404を介してLED素子403と導通接続された第二のリードフレーム405と、LED素子403を囲繞すると共に、第一と第二のリードフレーム402、405を固定する樹脂部406とを備え、さらに、LED素子403が搭載された第一のリードフレーム403の下部に熱伝導体の放熱板としての金属体407が嵌め入れ形成されており、半導体発光装置401内に封止樹脂408が充填されていた。
特開2004−214436号公報
しかしながら、従来の光半導体装置では、リードフレームと放熱板としての金属体407を有し、金属体407をリードフレームに嵌入し固定させた後、封止樹脂で樹脂部406を一体成形する構成となる。そのため、金属体407と樹脂部406との境界は、密着性が弱くなり僅かながら隙間を有していた。一方、光半導体装置は、主にLED素子406とボンディングワイヤ404とを保護するため、透光性樹脂である封止樹脂408で樹脂封止される。透光性樹脂が、封止樹脂部と樹脂部406と金属体407の境界からが容易に浸透し、半導体発光装置401の底部に透光性樹脂が漏れ出し、外観不良や半田付け性の低下等を引き起こし、また、隙間に溜まっていた空気が気泡409として封止樹脂408内に発生するといった課題があった。
本発明は、前記従来の課題を解決するもので、封止樹脂の光半導体装置外への漏れ出しや、封止樹脂内での気泡の発生を抑制することを目的とする。
前記従来の目的を達成するために、本発明の光半導体装置は、搭載部あるいはワイヤボンディング領域を備える複数のリードフレームと、前記搭載部および前記ワイヤボンディング領域を露出する凹部を備えて前記リードフレームをモールドする樹脂と、前記搭載部に搭載される光半導体素子と、前記光半導体素子と前記ワイヤボンディング領域とを電気的に接続するボンディングワイヤと、前記凹部を封止する封止樹脂と、前記樹脂と前記リードフレームとの境界部分の前記樹脂表面に形成される1または複数の空隙部とを有することを特徴とする。
また、前記空隙部を、前記リードフレームの前記搭載部形成面に対する裏面と境界を接する前記樹脂表面に形成することが好ましい。
また、前記空隙部は、光半導体装置の外端近傍に形成することが好ましい。
また、ワイヤボンディング領域を備える複数のリードフレームと、搭載部を備える放熱体と、前記搭載部および前記ワイヤボンディング領域を露出する凹部を備えて前記リードフレームおよび放熱体をモールドする樹脂と、前記搭載部に搭載される光半導体素子と、前記光半導体素子と前記ワイヤボンディング領域とを電気的に接続するボンディングワイヤと、前記凹部を封止する封止樹脂と、前記リードフレームまたは前記放熱体と接する前記樹脂表面の少なくとも1箇所に形成される1または複数の空隙部とを有することを特徴とする。
また、前記空隙部が、前記リードフレームと接する前記樹脂表面および前記放熱体と接する前記樹脂表面の両方に形成され、前記リードフレームと接する前記樹脂表面および前記放熱体と接する前記樹脂表面に形成される前記空隙部が互いに接続されることが好ましい。
また、前記リードフレームと接する前記空隙部は光半導体装置の外端近傍に形成し、前記放熱体と接する前記空隙部は前記放熱体と前記樹脂とが接する面の外端から内端の中間点近傍に形成することが好ましい。
さらに、本発明の光半導体装置の製造方は、前記光半導体装置を製造する際に、前記放熱体を嵌入する貫通孔を設けながら前記リードフレームを前記樹脂でモールドする工程と、前記放熱体を前記貫通孔に嵌入する工程と、前記搭載部に前記光半導体素子を搭載する工程と、前記光半導体素子と前記ワイヤボンディング領域とを前記ボンディングワイヤで電気的に接続する工程と、前記凹部を前記封止樹脂で封止する工程とを有し、前記モールドする工程にて、前記樹脂に前記空隙部を同時に形成することを特徴とする。
以上により、封止樹脂の光半導体装置外への漏れ出しや、封止樹脂内での気泡の発生を抑制することができる。
以上のように、樹脂の、リードフレームまたは放熱体あるいはその両方との界面に空隙部を設けることにより、封止樹脂が前記界面に形成された隙間を浸透したとしても、空隙部に溜り、封止樹脂の光半導体装置外部への漏れや封止樹脂中での気泡の発生を抑制する事ができる。
実施の形態1における光半導体装置の構成を示す断面図 実施の形態2における光半導体装置の構成を示す断面図 実施の形態3における光半導体装置の製造方法を説明する工程断面図 従来の光半導体装置の構成を示す断面図
以下本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。
(実施の形態1)
まず、図1を用いて実施の形態1における光半導体装置の構成について説明する。
図1は実施の形態1における光半導体装置の構成を示す断面図であり、図1(a)は全体構成を示す断面図、図1(b)は図1(a)のA部を拡大する要部拡大図である。
図1に示すように、リードフレーム103と、リードフレーム103を囲んで形成された樹脂成形体104を有し、光半導体素子105と非接触のリードパット部103bと電気的にボンディングワイヤ106で接触させ、その光半導体素子105を覆うように樹脂成形体104の凹部内に注入した封止樹脂108を有し、リードフレーム103の裏面に空隙部107を形成することにより光半導体装置101が形成される。このときリードフレーム103の裏面とは、光半導体素子105とボンディングワイヤ106が施される面の裏側を表す。また、樹脂成形体104はリードフレーム103の表面側に形成される第一樹脂104aと、リードフレーム103の裏面側に形成される第二樹脂104bとから構成される。
リードフレーム103の表面に窪みや突起などの流れ止めを施すことは一般的に知られている。しかしながら、リードフレーム103の表面側に沿って流れる封止樹脂108を抑制する際には有効であるが、リードフレーム103の裏面側に沿って封止樹脂108が流れる際には窪みや突起はほとんど作用を成さないため、樹脂漏れの発生を抑制することはできない。そこで、第一樹脂104aとリードフレーム103との境界を浸透する封止樹脂108は、リードフレーム103上面にV溝109を付けることで抑制する。一方リードフレーム103の裏面に空隙部107を形成することにより、その空隙部107が第2樹脂104bとリードフレーム103との境界を浸透する封止樹脂108の溜まり場となるために樹脂漏れを防ぐことができる。ここでは、空隙部の例としてV溝109を形成する構成を例に説明したが、V溝109を形成しない構成であっても良い。また、空隙部107をリードフレーム103の裏面に形成する構成を例に説明したが、表面あるいは表裏両面にそれぞれ1または複数の空隙部107を形成する構成とすることもできる。
また、空隙部107の形成位置として、気泡防止のために空隙内の空気を逃がし易くするため、第二樹脂104bの外端部にできるだけ近い位置で開口するように形成し、封止樹脂108部への空気の流入を抑えるために封止樹脂108部から遠ざけるように形成することが好ましい。よって、第一樹脂204aから成る反射枠体内端とリードフレーム103裏面の第二樹脂104bの外端の中間点より第二樹脂104b外端部にできるだけ近い位置に空隙部107を設けることが望ましい。つまり、リードフレーム103と樹脂成形体104とが接する面において、空隙部107を光半導体装置101の外端近傍に形成することが望ましい。
リードフレーム103の界面の隙間を浸透する封止樹脂108を空隙部107に留置し、光半導体装置101底面へ漏れ出す速度を抑制する事により封止樹脂108の自然硬化を促進させ、空隙部107の内部に封止樹脂108の成型体を形成させる。その結果、固化された封止樹脂108によって、新たに浸透してくる封止樹脂108が光半導体装置101底面へ漏れる事を防止する事が可能となる。
また、封止樹脂108を空隙部107に充填することで、固化した後、係止効果を発揮が発揮され、リードフレーム103,樹脂成形体104および封止樹脂108が強固に固定され、光半導体装置101が強固な構造となるという効果も奏する。
さらに、隙間の発生状況や封止樹脂の状態など場合によっては、この光半導体装置101の形状では、第2樹脂104bとリードフレーム103の境界を気泡110が通過し封止樹脂108内部に侵入することを防止するため、空隙部107の位置を光半導体装置101の中心よりも外周寄りに位置付ける事で光半導体装置101の外側に空気を逃がし易くする事ができ、封止樹脂108内に気泡が発生することを抑制することができる。
以上のように、リードフレーム103と樹脂成形体104との間に隙間が生じた場合であっても、樹脂成形体104のリードフレーム103との境界に空隙部107を形成することにより、隙間から流れ出た封止樹脂108を空隙部107に留めることができるため、封止樹脂の光半導体装置外への漏れ出しや、封止樹脂内での気泡の発生を抑制することができる。
(実施の形態2)
次に、図2を用いて実施の形態2における光半導体装置の構成について説明する。実施の形態2として、高輝度、高出力の光半導体装置に用いられる放熱板の役割を持つ金属体を備える光半導体装置について説明する。
図2は実施の形態2における光半導体装置の構成を示す断面図である。
空隙部207には、漏れ出た封止樹脂208を充填する効果があり、空隙部207を形成するための一つの方法として金属体202を用いる構造を下記に記す。
図2において、リードフレーム203と、リードフレーム203を囲んで形成された樹脂成形体204と、樹脂成形体204に嵌入された放熱体として例えば金属体202と、金属体202の搭載部202aに光半導体素子205を載せ、その光半導体素子205を覆うように樹脂成型体204の凹部内に注入した封止樹脂208を有し、リードフレーム203の裏面に設けられる樹脂成型体204に空隙部207を形成することにより光半導体装置201が形成される。このときリードフレーム203の裏面とは、リードフレーム203のボンディングワイヤ206が施される面の裏側を表す。また、樹脂成形体204はリードフレーム203の表面側に形成される第一樹脂204aと、リードフレーム203の裏面側に形成される第二樹脂204bとから構成される。
リードフレーム203の表面に窪みや突起などの流れ止めを施すことは一般的に知られている。しかしながら、リードフレーム203の表面側に沿って流れる封止樹脂208を抑制する際には有効であるが、リードフレーム203の裏面側に沿って封止樹脂208が流れる際には窪みや突起はほとんど作用を成さないため、樹脂漏れが発生し易いという問題がある。そこで、第一樹脂204aとリードフレーム203との境界を浸透する封止樹脂208は、リードフレーム203上面にV溝209を付けることで抑制する。一方リードフレーム203の裏面に空隙部207を形成することにより、その空隙部207が第二樹脂204bとリードフレーム203の境界と第二樹脂204bと金属体202の境界に形成された隙間を浸透した封止樹脂208の溜まり場となるため樹脂漏れを防ぐことが可能となる。ここでは、V溝209を形成する構成を例に説明したが、V溝209を形成しない構成であっても良い。また、空隙部207をリードフレーム203の裏面に形成する構成を例に説明したが、表面あるいは表裏両面にそれぞれ1または複数の空隙部207を形成する構成とすることもできる。
さらに、封止樹脂208を空隙部207に留置し、光半導体装置201底面へ漏れ出す速度を抑制する事により封止樹脂208の自然硬化を促進させ、空隙部207の内部に封止樹脂208の成型体を形成させる。その結果、固化された封止樹脂208によって、新たに浸透してくる封止樹脂208が光半導体装置201底面に漏れる事を防止する事が可能となる。
また、空隙部207は、第二樹脂204bとリードフレーム203との界面または第二樹脂204bと金属体202との界面あるいはその両方に形成し、その形状は任意である。また、リードフレーム203から金属体202に第二樹脂204bを貫通するように空隙部207を形成しても良い。この場合、空隙部207の最適な上端位置(リードフレーム203と空隙部207が接している箇所)として、気泡防止のために空隙内の空気を逃がし易くするため、上端は第二樹脂204bの外端部にできるだけ近い位置で開口するように設置し、封止樹脂208部への空気の流入を抑えるために封止樹脂208部から遠ざけるように形成することが好ましい。よって、第一樹脂204aから成る反射枠体内端とリードフレーム203裏面の第二樹脂204bの外端の中間点より第二樹脂204b外端部にできるだけ近い位置に空隙部207の開口部を設けることが望ましい。最適な下端位置(金属202と空隙部207が接している箇所)として、光半導体装置201底部へ封止樹脂208が漏れる場合、金属体202と第二樹脂204bとの隙間への侵入が起こっている。また、封止樹脂308に気泡が発生する場合、金属体202と第二樹脂204bとの隙間に空隙内の空気が侵入し発生している。そこで、両不具合を防ぐために、空隙部207の下端は、第二樹脂204bの下面と金属体302との界面の中間点近傍に位置することが望ましい。
また、図2に示すように、金属体2はリードフレーム203に嵌入して形成される。 本発明は、金属体202上に光半導体素子205が設けられ、前記金属体202とリードフレーム203は、第一樹脂204aと第二樹脂204bとに覆われた構造をとる。また、光半導体素子205とボンディングワイヤ206で電気的に接続されるリードフレーム203とを合成樹脂である封止樹脂208により樹脂封止する。前記リードフレーム203は導通を図るために金属めっきが施された銅あるいは銅合金を主材とする導電性金属配線で、そのリードフレーム203と第二樹脂204bと金属体202が嵌合することで、金属体202付き光半導体装置201といったデバイス構成が可能となっている。
その後、リードフレーム203下面の第二樹脂204bと金属体202とを固定するように合成樹脂を射出成形することで、前記金属体202と前記リードフレーム203とを前記第一樹脂204aと第二樹脂204bとを一体成形する。
また、このとき樹脂成形体204とリードフレーム203と金属体202の位置決めの際に、第二樹脂204bを金属体202と嵌合させるように形成する事で第二樹脂204bを成形した際に開放されていた空隙部207を密閉させる事が可能となり、空隙部207を形成する。
このように、リードフレーム203下部の第二樹脂204bと、リードフレーム203または金属体202あるいはその両方との境界に空隙部207を形成することにより、第二樹脂204bとリードフレーム203あるいは金属体202とに隙間が生じたとしても、隙間から封止樹脂208が外部に漏れだすことを抑制できる。
(実施の形態3)
次に、実施の形態3として、実施の形態2における光半導体装置の製造方法を説明する。
図3は実施の形態3における光半導体装置の製造方法を説明する工程断面図である。
図3において、図3(a)の第一成形工程は、リードフレーム303と第一樹脂304aと第二樹脂304bとを一体成形した工程である。このとき、リードフレーム303裏面の押さえとして成形金型(図示せず)のコアピン(図示せず)を挿入しておく、樹脂成形後コアピン(図示せず)を抜くと第二樹脂304bとリードフレーム303で囲まれた凹形状の空隙部307が形成される。同時に、金属体302を嵌入させる貫通孔310も形成する。
次に、図3(b)の金属体位置決め工程では、前記第二樹脂304bと金属体302を射出成形用金型により位置決めし、前記金属体302を貫通孔310に嵌入する。位置決めの際には、第二樹脂304bの下部と、金属体302の鍔部とが接するように成形金型(図示せず)の面で付き合わせることとする。
最後に、図3(c)の第二成形工程および完成体構造では、図3(b)の金属体位置決め工程後、リードフレーム303下面の第二樹脂304bと金属体302とを固定するように第三樹脂304cを射出成形することで、金属体302とリードフレーム303とを第一樹脂304aと第二樹脂304bとで一体成形する。また、射出成形により前記金属体302と前記リードフレーム303と前記第一樹脂304aと第二樹脂304bとをモールドし、光半導体素子305を搭載してリードフレーム303とボンディングワイヤ306で電気的に接続した後に封止樹脂308を注入することにより、所望の光半導体装置301を得た様子を示す。
また、金属体302を第一樹脂304aと第二樹脂304b形成後に嵌入するので、金属体302上面に第一樹脂304aと第二樹脂304bからなる樹脂バリの発生を防止することができる。
これによれば、金属体302の高さ寸法公差を厳しく管理する必要がなく、金属体302の嵌入は樹脂と行なわれるので金属体302のダメージ(カジリ)の発生を防止することができる。
本発明は、封止樹脂の光半導体装置外への漏れ出しや、封止樹脂内での気泡の発生を抑制することができ、リードフレームや放熱体を樹脂モールドしてなる光半導体装置とその製造方法等に有用である。
101、201、301 光半導体装置
103、203,303 リードフレーム
103b リードパット部
104、204,303 樹脂成形体
104a、204a、304a 第一樹脂
104b、204b、304b 第二樹脂
105、205、305 光半導体素子
106、206,306 ボンディングワイヤ
107,207,307 空隙部
108,208,308 封止樹脂
109,209,309 V溝
110 気泡
202、302 金属体
202a 搭載部
304c 第三樹脂
310 貫通孔
401 半導体発光装置
402 第一のリードフレーム
403 LED素子
404 ボンディングワイヤ
405 第二のリードフレーム
406 樹脂部
407 金属体
408 封止樹脂
409 気泡

Claims (7)

  1. 搭載部あるいはワイヤボンディング領域を備える複数のリードフレームと、
    前記搭載部および前記ワイヤボンディング領域を露出する凹部を備えて前記リードフレームをモールドする樹脂と、
    前記搭載部に搭載される光半導体素子と、
    前記光半導体素子と前記ワイヤボンディング領域とを電気的に接続するボンディングワイヤと、
    前記凹部を封止する封止樹脂と、
    前記樹脂と前記リードフレームとの境界部分の前記樹脂表面に形成される1または複数の空隙部と
    を有することを特徴とする光半導体装置。
  2. 前記空隙部を、前記リードフレームの前記搭載部形成面に対する裏面と境界を接する前記樹脂表面に形成することを特徴とする請求項1記載の光半導体装置。
  3. 前記空隙部は、光半導体装置の外端近傍に形成することを特徴とする請求項1または請求項2のいずれかに記載の光半導体装置。
  4. ワイヤボンディング領域を備える複数のリードフレームと、
    搭載部を備える放熱体と、
    前記搭載部および前記ワイヤボンディング領域を露出する凹部を備えて前記リードフレームおよび放熱体をモールドする樹脂と、
    前記搭載部に搭載される光半導体素子と、
    前記光半導体素子と前記ワイヤボンディング領域とを電気的に接続するボンディングワイヤと、
    前記凹部を封止する封止樹脂と、
    前記リードフレームまたは前記放熱体と接する前記樹脂表面の少なくとも1箇所に形成される1または複数の空隙部と
    を有することを特徴とする光半導体装置。
  5. 前記空隙部が、前記リードフレームと接する前記樹脂表面および前記放熱体と接する前記樹脂表面の両方に形成され、前記リードフレームと接する前記樹脂表面および前記放熱体と接する前記樹脂表面に形成される前記空隙部が互いに接続されることを特徴とする請求項4記載の光半導体装置。
  6. 前記リードフレームと接する前記空隙部は光半導体装置の外端近傍に形成し、前記放熱体と接する前記空隙部は前記放熱体と前記樹脂とが接する面の外端から内端の中間点近傍に形成することを特徴とする請求項4または請求項5のいずれかに記載の光半導体装置。
  7. 請求項4〜請求項6のいずれかに記載の光半導体装置を製造する際に、
    前記放熱体を嵌入する貫通孔を設けながら前記リードフレームを前記樹脂でモールドする工程と、
    前記放熱体を前記貫通孔に嵌入する工程と、
    前記搭載部に前記光半導体素子を搭載する工程と、
    前記光半導体素子と前記ワイヤボンディング領域とを前記ボンディングワイヤで電気的に接続する工程と、
    前記凹部を前記封止樹脂で封止する工程と
    を有し、前記モールドする工程にて、前記樹脂に前記空隙部を同時に形成することを特徴とする光半導体装置の製造方法。
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