JP2011253076A - 画像形成システム - Google Patents

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Takamitsu Satsukawa
孝充 薩川
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Abstract

【課題】後処理装置の設置位置又は給紙トレイの用紙セット位置のズレをユーザ又はサービスマンが容易に認識できるようにすることで、用紙の片寄りや傾きを未然に防止することができるようにする。
【解決手段】本発明に係る画像形成システム1によれば、制御部11は、給紙トレイT1〜T3から順次用紙を搬送し、画像形成装置10及び第1後処理装置20、第2後処理装置30、第3後処理装置40のそれぞれにおける用紙搬送時のズレ量データを取得し、当該取得したズレ量データを比較することにより、後処理装置の設置位置又は給紙トレイの用紙セット位置にズレあるか否かを判断する。そして、ズレがあると判断した場合に、その旨を示す情報を表示部13に表示させる。
【選択図】図3

Description

本発明は、画像形成システムに関する。
後処理装置を画像形成装置に接続すると、後処理装置の設置位置に軽微なズレが生じることがある。この後処理装置の設置位置のズレにより、搬送された用紙に片寄りや傾きが生じる。
図7Aは、画像形成装置に複数の後処理装置を連続して接続した画像形成システムにおいて、後処理装置FNS2の設置位置に比較的大きなズレがある場合の、各装置間で生じる用紙の片寄り及び傾き、後端の後処理装置における用紙の片寄り及び傾きを示す図である。画像形成装置に複数の後処理装置を連続して接続すると、図7Aに示すように、装置間で生じる用紙の片寄りや傾きの量が加算されていくので、後端の後処理装置まで用紙が搬送された段階で、用紙の片寄りや傾きが非常に大きくなってしまうことがある。この用紙の片寄りや傾きは、ジャムの発生や仕上がりの悪い印刷物が出力される等の原因となる。
図7Bは、画像形成装置に複数の後処理装置を連続して接続した画像形成システムにおいて、給紙トレイ2の用紙セット位置に比較的大きなズレがある場合の、各装置間で生じる用紙の片寄り及び傾き、後端の後処理装置における用紙の片寄り及び傾きを示す図である。図7Bに示すように、各装置間で生じる用紙の片寄り及び傾きは小さくても、給紙トレイの用紙セット位置のズレが比較的大きい場合は、そのズレによる用紙の片寄りや傾きに各装置間における用紙の片寄りや傾きが加算されるので、後端の後処理装置まで用紙が搬送された段階で、用紙の片寄りや傾きが非常に大きくなってしまうことがある。この場合も同様にジャムや仕上がりの悪い印刷物が出力される等の問題が発生する。
そこで、例えば特許文献1には、画像形成装置側の給紙トレイ毎の画像形成位置補正情報、又は記録紙端部検知情報の何れかの情報を画像形成装置から受けて、画像形成装置から送られてくる記録紙に対して整合板によって主走査方向の位置の整合を行う後処理装置が記載されている。
特開2010−001110号公報
しかしながら、特許文献1の用紙の補正は、メカ機構により行うものであるため、メカ機構の制約により補正可能な位置に制約があり、制限を超える位置に用紙が搬送された場合は正常に後処理を行うことができず、ジャム等が発生してしまう。
本発明の課題は、後処理装置の設置位置又は給紙トレイの用紙セット位置のズレをユーザ又はサービスマンが容易に認識できるようにすることで、用紙の片寄りや傾きを未然に防止することができるようにすることである。
上記課題を解決するため、請求項1に記載の発明は、
給紙トレイから用紙を搬送して当該用紙に画像を形成する画像形成装置と、当該画像形成装置に接続され、当該画像形成装置から搬送された画像形成済みの用紙に後処理を施す後処理装置と、を備える画像形成システムであって、
前記画像形成装置及び前記後処理装置のぞれぞれは、
前記給紙トレイから搬送された用紙の側端位置を検知する用紙側端位置検知部と、
前記給紙トレイから搬送された用紙の傾きを検知する用紙傾き検知部と、
前記用紙側端位置検知部により検知された用紙側端位置及び前記用紙傾き検知部より検知された用紙の傾きに基づいて当該装置における用紙搬送時の用紙の片寄り及び傾きを示すズレ量データを算出する算出部と、
を備え、
前記画像形成装置は、
表示部と、
前記給紙トレイから用紙を搬送し、前記画像形成装置及び前記後処理装置のそれぞれにおける用紙搬送時のズレ量データを取得し、当該取得したズレ量データを比較することにより、前記後処理装置の設置位置又は前記画像形成装置の給紙トレイの用紙セット位置にズレあるか否かを判断し、前記ズレがあると判断した場合に、その旨を示す情報を前記表示部に表示させる制御部と、
を備える。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、
前記画像形成装置は、前記給紙トレイを複数備え、
前記制御部は、前記複数の給紙トレイを順次切り替えて用紙を搬送し、前記複数の給紙トレイのそれぞれから搬送された用紙についてのズレ量データを前記画像形成装置及び前記後処理装置のそれぞれから取得し、前記複数の給紙トレイから搬送された用紙についてのズレ量データのバラツキが予め定められた基準範囲内であって、前記画像形成装置におけるズレ量データとの差分が予め定められた基準範囲を超える後処理装置が存在した場合に、当該後処理装置の設置位置にズレがあると判断し、当該後処理装置の設置位置にズレがあることを示す情報を前記表示部に表示させる。
請求項3に記載の発明は、請求項2に記載の発明において、
前記制御部は、前記複数の給紙トレイのそれぞれから搬送された用紙についてのズレ量データのバラツキが予め定められた基準範囲を超えている場合、他の給紙トレイから搬送された用紙についてのズレ量データとの差分が予め定められた基準範囲を超える給紙トレイを特定して、当該給紙トレイの用紙セット位置にズレがあることを示す情報を前記表示部に表示させる。
請求項4に記載の発明は、請求項1〜3の何れか一項に記載の発明において、
前記制御部に対し、前記後処理装置の設置位置又は前記画像形成装置の給紙トレイの用紙セット位置にズレあるか否かを判断する処理の実行を指示するための操作部を備え、
前記制御部は、前記操作部から入力される指示に応じて前記複数の給紙トレイから用紙を搬送し、前記後処理装置の設置位置又は前記画像形成装置の給紙トレイの用紙セット位置にズレあるか否かの判断を行う。
請求項5に記載の発明は、請求項1〜4の何れか一項に記載の発明において、
前記制御部は、更に、前記画像形成装置及び前記後処理装置におけるズレ量データを前記表示部に一覧表示させる。
請求項6に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、
前記制御部は、印刷中に使用する給紙トレイの切り替えが行われた場合に、切り替え先の給紙トレイから用紙を搬送し、前記画像形成装置及び前記後処理装置のそれぞれにおける用紙搬送時のズレ量データを取得して、前記後処理装置の設置位置又は前記画像形成装置の給紙トレイの用紙セット位置にズレあるか否かの判断を行い、前記ズレがあると判断した場合に印刷を停止して、前記ズレがある旨を示す情報を前記表示部に表示させる。
請求項7に記載の発明は、請求項1〜6の何れか一項に記載の発明において、
前記制御部は、前記後処理装置の設置位置又は前記画像形成装置の給紙トレイの用紙セット位置にズレあるか否かの判断を行うために給紙トレイから用紙を搬送する際に、搬送経路上における用紙傾き補正機能をOFFにする。
本発明によれば、後処理装置の設置位置又は給紙トレイの用紙セット位置のズレをユーザ又はサービスマンが容易に認識することができるので、用紙の片寄りや傾きを未然に防止することが可能となる。
本実施の形態における画像形成システムの概略構成を示す図である。 図1の画像形成システムを構成する各装置の機能的構成を示すブロック図である。 図2の画像形成装置の制御部により実行されるズレ検知モード処理を示すフローチャートである。 図2の各制御部により実行される用紙側端位置及び用紙傾き測定処理を示すフローチャートである。 後処理装置の設置位置にズレがある場合において図2の表示部に表示されるズレ量データの一覧の一例を示す図である。 給紙トレイの用紙セット位置にズレがある場合において図2の表示部に表示されるズレ量データの一覧の一例を示す図である。 図2の画像形成装置の制御部により実行される印刷時ズレ検知処理を示すフローチャートである。 後処理装置の設置位置にズレがある場合の画像形成システムの接続状況を示す図である。 給紙トレイの紙セット位置にズレがある場合の画像形成システムの接続状況を示す図である。
以下、図を参照して本発明の実施の形態を詳細に説明する。
図1は、本実施形態の画像形成システム1の概略構成を示す正面図である。
図1に示すように、本実施形態に係る画像形成システム1は、画像形成装置10と、これにオプション接続された第1後処理装置20と、第2後処理装置30と、第3後処理装置40と、を備えて構成される。
本実施形態に係る画像形成装置10は、スキャナ部機能、コピー機能、プリンタ機能を備えた、いわゆるディジタル複合機である。なお、本発明を適用可能な画像形成装置10は複合機に限定されず、例えば、複写機、プリンタ等であってもよい。
第1後処理装置20、第2後処理装置30、第3後処理装置40は、画像形成装置10から搬送された用紙に、ソート、ステイプル、パンチ、折り処理、製本処理等の各種後処理を行う、いわゆるフィニッシャーである。
図2は、画像形成装置10、第1後処理装置20、第2後処理装置30、及び第3後処理装置40の機能的構成を示すブロック図である。
図2に示すように、画像形成装置10は、 制御部11、操作部12、表示部13、画像読取部14、給紙部15、画像形成部16、搬送部17、用紙側端検知部18、用紙傾き検知部19、通信部101、設定情報記憶部102等を備えて構成され、各部はバス103を介して接続されている。
制御部11は、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)等により構成されている。制御部11のCPUは、ROMに記憶されているシステムプログラムや、後述するズレ検知モード処理や印刷時ズレ検知処理をはじめとする各種処理を実行するための各種処理プログラムを読み出してRAMに展開し、展開したプログラムに従って画像形成装置10の各部の動作を集中制御する。
操作部12は、表示部13の表示画面上に透明電極を格子状に配置した感圧式(抵抗膜圧式)のタッチパネルにより構成されている。タッチパネルは、手指やタッチペン等で押下された力点のXY座標を電圧値で検出し、検出された位置信号を操作信号として制御部11に出力する。また、操作部12は、数字ボタン(テンキー)、スタートボタン等の各種操作ボタンを備え、ボタン操作による操作信号を制御部11に出力する。
表示部13は、LCD(Liquid Crystal Display)により構成され、制御部11から入力される表示信号の指示に従って表示画面上に各種操作画面や装置の状態表示、各機能の動作状況等の表示を行う。例えば、表示部13は、ズレ検知モードへの移行を指示するための操作画面を表示する。ズレ検知モードとは、給紙トレイT1〜T3のそれぞれから用紙を搬送して画像形成装置10、第1後処理装置20、第2後処理装置30、第4後処理装置40における用紙の片寄り及び傾きを検知し、この用紙の片寄りや傾きに基づいて各後処理装置の設置位置や給紙トレイT1〜T3の用紙セット位置にズレがあるか否かを判断し、ズレがある場合に警告を表示するモードである。このズレ検知モードによる処理は、主として画像形成システム1の設置時や後処理装置の追加時にユーザ又はサービスマン等により実行される。また、表示部13は、後述する印刷時ズレ検知処理(図6参照)の実行のON/OFFの設定等の、各種設定を行うための設定画面を表示する。
画像読取部14は、原稿を載置するコンタクトガラスの下部にスキャナを備えて構成され、原稿の画像を読み取る。スキャナは、光源、CCD(Charge Coupled Device)等により構成され、光源から原稿へ照明走査した光の反射光を結像して光電変換することにより原稿の画像を読み取り、読み取った画像を画像形成部16に出力する。ここで、画像は、図形や写真等のイメージデータに限らず、文字や記号等のテキストデータ等も含む。
給紙部15は、用紙を収納する複数の給紙トレイT1〜T3を備える。給紙部15に複数の給紙トレイT1〜T3を有する構成とすることで、サイズ及び紙種の異なる用紙を複数セットしておくことができる。
画像形成部16は、感光体ドラム、帯電部、露光部、現像部、転写部、クリーニング部、及び定着部等を備え、画像読取部14により原稿を読み取ることにより取得された画像データ、又はLAN等を介して外部の情報端末から入力された画像データに基づいて用紙に画像を形成し出力する。
なお、画像形成部16は電子写真方式により用紙に画像を形成するものに限らず、インクジェット方式等の他の方式により画像を形成するものとしてもよい。
搬送部17は、搬送ローラ、搬送ベルト及びこれらを駆動するモータ等により構成され、制御部11からの指示に従って、給紙部15の給紙トレイT1〜T3の何れかに収納されている用紙を画像形成部16の各部へ搬送し、画像形成部16で画像形成された用紙を第1後処理装置20に排出する。
ここで、搬送部17の搬送経路上には、レジストローラ17aが設けられている。搬送部17においては、画像形成時に所定のタイミングでレジストローラ17aの回転を停止させ、給紙部15から搬送された用紙の先端がレジストローラ17aに突き当たるようにすることで、搬送された用紙の傾きを補正するレジスト補正を行っている。レジスト補正後、レジストローラ17aの回転を再開して転写部に用紙を搬送することで、用紙に対してトナー像が傾くことを防止することができる。
用紙側端検知部18は、搬送されてきた用紙の側端位置を検知して制御部11に出力する。
例えば、用紙側端検知部18は、画像形成システム1において使用可能な各用紙サイズに対応する複数のセンサを含んで構成される。複数のセンサは個別に又は一体的に主走査方向(用紙搬送方向に直交する方向)に移動可能であり、搬送されてきた用紙のサイズに対応するセンサがその用紙の側端を検知したときのセンサの移動距離(ホームポジションからの移動距離)を用紙側端位置を示す検知情報として制御部11に出力する。
用紙傾き検知部19は、搬送されてきた用紙の主走査方向に対する傾きを検知して制御部11に出力する。
例えば、用紙傾き検知部19は、主走査方向に一列に並べた複数のセンサを含んで構成されている。用紙傾き検知部19は、搬送された用紙が各センサにより検知されたタイミングを用紙の傾きを示す検知情報として制御部11に出力する。
通信部101は、シリアル通信I/F等により構成され、画像形成装置10と第1後処理装置20との間でのシリアル通信によるデータ送受信を制御する。
第1後処理装置20は、図2に示すように、制御部21、搬送部22、後処理部23、用紙側端検知部24、用紙傾き検知部25、通信部26等を備えて構成され、各部はバス27を介して接続されている。
制御部21は、CPU、ROM、RAM等により構成される。制御部21のCPUは、制御部11からの指示に従って、ROMに記憶されているシステムプログラムや用紙側端位置及び用紙傾き測定処理をはじめとする各種処理を実行するためのプログラムを読み出してRAM内に展開し、展開されたプログラムに従って、第1後処理装置20の各部の動作を集中制御する。
搬送部22は、搬送ローラ、搬送ベルト及びこれらを駆動するモータ等により構成される。搬送部22は、制御部21からの指示に従って画像形成装置10から搬入された用紙を後処理部23に搬送し、後処理済みの用紙を第2後処理装置30に排出する。なお、搬送部22は、用紙の傾きを補正するレジストローラを備える構成とすることが好ましい。
後処理部23は、画像形成装置10から搬入された用紙に対し、例えば、ステイプル、パンチ、ソート等の後処理を施す。
用紙側端検知部24は、搬送部22により搬送されてきた用紙の側端位置を検知して制御部21に出力する。用紙傾き検知部25は、搬送部22により搬送されてきた用紙の主走査方向に対する傾きを検知して制御部21に出力する。なお、用紙側端検知部24及び用紙傾き検知部25の構成は、上述の用紙側端検知部18及び用紙傾き検知部19と同様である。
通信部26は、シリアル通信I/F等により構成される。通信部26は、画像形成装置10と第1後処理装置20との間でのシリアル通信によるデータ送受信を制御する。また、第1後処理装置20と第2後処理装置30との間でのシリアル通信によるデータ送受信を制御し、画像形成装置10と第2後処理装置30の間のデータ送受信の中継を行う。
第2後処理装置30、第3後処理装置40の制御部31、41、搬送部32、42、用紙側端検知部34、44、用紙傾き検知部35、45の構成は、それぞれ上述の制御部21、搬送部22、用紙側端検知部24、用紙傾き検知部25と同様であるので説明を援用する。
ただし、後処理部33、後処理部43は、それぞれ他の後処理装置と異なる後処理機能を備えており、それぞれ異なる後処理を行う。
また、通信部36は、第1後処理装置20と第2後処理装置30との間でのシリアル通信によるデータ送受信を制御するとともに、第2後処理装置30と第3後処理装置40との間でのシリアル通信によるデータ送受信を制御し、画像形成装置10と第3後処理装置40の間のデータ送受信の中継を行う。通信部46は、第2後処理装置30と第3後処理装置40との間でシリアル通信によるデータ送受信を制御する。
次に、画像形成システム1における動作について説明する。
図3は、制御部11により実行されるズレ検知モード処理のフローチャートである。ズレ検知モード処理は、表示部13に表示された操作画面から操作部12によりズレ検知モードへの移行が指示された際(即ち、ズレ検知モード処理の実行が指示された際)に、制御部11のCPUとROMに記憶されているプログラムとの協働により実行される。
まず、画像形成装置10、第1後処理装置20、第2後処理装置30及び第3後処理装置40における用紙搬送時のズレ量データの取得が行われる(ステップS1)。
具体的には、給紙部15の給紙トレイT1〜T3のうち用紙がセットされている何れかの給紙トレイから用紙が搬送され、通信部101により第1後処理装置20、第2後処理装置30、第3後処理装置40に対し、用紙側端位置及び用紙傾き測定処理の実行指示が送信される。
制御部11及び第1後処理装置20、第2後処理装置30、第3後処理装置40の制御部21、31、41においては、用紙側端位置及び用紙傾き測定処理が実行される。
ここで、図4を参照して、制御部11、21、31、41において実行される用紙側端位置及び用紙傾き測定処理について説明する。
まず、用紙傾き補正機能がOFFされる(ステップS101)。例えば、制御部11においては、搬送部17のモータ等を制御して、レジストローラ17aの回転を停止させることなく用紙をそのまま通過させる。制御部21、31、41においても、搬送経路上にレジストローラが存在する場合には、それぞれ搬送部22、32、42のモータ等を制御して、レジストローラの回転を停止させることなく用紙をそのまま通過させる。
次いで、搬送されてきた用紙の側端位置が用紙側端検知部(用紙側端検知部18、24、34又は44)により検知され(ステップS102)、搬送されてきた用紙の傾きが用紙傾き検知部(用紙傾き検知部19、25、35又は45)により検知される(ステップS103)。
次いで、用紙側端検知部から出力された用紙側端位置を示す値が予め定められた基準値と比較され、両者の差分がズレ量データとして算出される。また、用紙傾き検知部から出力された用紙の傾きを示す値がズレ量データとして取得される(ステップS104)。そして、算出されたズレ量データが制御部11に通知され(ステップS105)、用紙側端位置及び用紙傾き測定処理は終了する。
図3に戻り、用紙がセットされている全ての給紙トレイからの用紙搬送が終了したか否かが判断され、まだ用紙搬送をしていない給紙トレイが存在すると判断されると(ステップS2;NO)、用紙搬送に用いる給紙トレイの切り替えが行われ(ステップS3)、処理はステップS1に戻り、切り替え後の給紙トレイから搬送された用紙に対する用紙側端位置及び用紙傾き測定処理が実行される。用紙がセットされている全ての給紙トレイからの用紙搬送が終了したと判断されると(ステップS2;YES)、各給紙トレイから搬送された用紙の画像形成装置10、第1後処理装置20、第2後処理装置30、第3後処理装置40のそれぞれにおける用紙側端位置及び用紙傾きのズレ量データが表示部13に一覧表示される(ステップS4)。
図5A、図5Bは、ステップS4において表示部13に表示されるズレ量データの一覧の一例を示す図である。図5A、図5Bに示すように、ステップS4においては、各給紙トレイから搬送された用紙の画像形成装置10、第1後処理装置20、第2後処理装置30、第3後処理装置40における用紙側端位置及び用紙傾きのズレ量データが一覧表示される。図5Aに示す一覧は、画像形成システム1における装置間の接続状況が図7Aに示す場合(第2後処理装置30の設置位置がずれている場合)に取得されるズレ量データを示している。図5Bに示す一覧は、画像形成システム1における装置間の接続状況が図7Bに示す場合(給紙トレイT2の用紙セット位置がずれている場合)に取得されるズレ量データを示している。また、図5A、図5Bにおいて、トレイ1〜3とは、それぞれ給紙トレイT1〜T2を示し、本体とは、画像形成装置10を示し、FNS1〜FNS3とは、第1後処理装置20〜第3後処理装置40を示している。また、ズレ量データの単位は、ここではmmである。なお、ステップS4の段階では、警告メッセージ欄M1には何も表示されない。
次いで、給紙トレイ毎のズレ量データが比較され(ステップS5)、各給紙トレイのズレ量データ(各給紙トレイから搬送された用紙についてのズレ量データ)にバラツキがあるか否が判断される(ステップS6)。
例えば、画像形成装置10における各給紙トレイT1〜T3のズレ量データ(用紙側端位置、用紙傾き)の値の差分が算出され、当該差分が予め定められた基準範囲内(例えば、±1mm内)である場合、各給紙トレイのズレ量データにバラツキはない(同じ傾向にある)と判断される。画像形成装置10における各給紙トレイのズレ量データの差分が予め定められた基準範囲を超えている場合、各給紙トレイのズレ量データにバラツキがあると判断される。そして、他の給紙トレイのズレ量データとの差分が予め定められた基準範囲を超えている給紙トレイについては、そのトレイの識別情報(トレイ番号)がRAMに記憶される。
例えば、ズレ量データにバラツキがあるか否かを判断する際の基準範囲を±1mm内とすると、ステップS1で図5Aに示すズレ量データが取得された場合、各給紙トレイのズレ量データにバラツキがない(同じ傾向がある)と判断される。一方、ステップS1で図5Bに示すズレ量データが取得された場合、給紙トレイT2のズレ量データと他の給紙トレイのズレ量データの差分が基準範囲を超えているので、バラツキがあると判断される。
ステップS6において、各給紙トレイのズレ量データにバラツキがあると判断されると(ステップS6;YES)、他の給紙トレイのズレ量データとの差分が予め定められた基準範囲を超えている給紙トレイについて、用紙セット位置の確認を促す警告メッセージが表示部13の警告表示欄M1に表示される(ステップS7)。
例えば、図5Bに示す一覧では、給紙トレイT2から搬送された用紙について全ての装置で測定されたズレ量データの値が他の給紙トレイT1、T3のズレ量データの値と基準を超える差分がある(乖離している)。よって、給紙トレイT2の紙セット位置にズレであると推定することができる。そこで、一覧を表示した画面上の警告表示欄M1に「給紙トレイ2の紙セット位置を確認してください」等の警告メッセージが表示される。
ステップS6において、各給紙トレイのズレ量データにバラツキがないと判断されると(ステップS6;NO)、画像形成装置10のズレ量データと各後処理装置のズレ量データが比較される(ステップS8)。比較の結果、画像形成装置10のズレ量データとの差分が予め定められた基準範囲を超えた後処理装置が存在した場合(ステップS9;YES)、該当する後処理装置の設置位置の確認を促す警告メッセージが表示部13の警告表示欄M1に表示される(ステップS10)。そして、本処理は終了する。
例えば、図5Aに示す一覧では、各給紙トレイT1〜T3間のズレ量データにバラツキがない(同じ傾向にある)。従って、各給紙トレイT1〜T3の用紙セット位置にズレはないと推定できる。一方、第2後処理装置30及び第3後処理装置40のズレ量データは、画像形成装置10のズレ量データとの差分が基準範囲を超えている。よって、前段にある第2後処理装置30の設置位置が画像形成装置10に対してずれていると推定できる。また、結果的にこれに後続する第3後処理装置40の設置位置も画像形成装置10に対してずれていると推定できる。そこで、一覧を表示した画面上の警告表示欄M1には、「第2後処理装置30及び後続する第3後処理装置40の設置位置を確認してください」等の警告メッセージが表示される。
一方、ステップS8の比較の結果、画像形成装置10のズレ量データとの差分が基準範囲を超えた後処理装置が存在しなかった場合(ステップS9;NO)、本処理は終了する。
次に、印刷中に用紙搬送に用いる給紙トレイの切り替えがあった場合に、制御部11により実行される印刷時ズレ検知処理について説明する。図6は、制御部11により実行される印刷時ズレ検知処理のフローチャートである。この処理は、印刷ジョブ中の所定のタイミング(例えば、ページ間)で制御部11のCPUとROMに記憶されているプログラムとの協働により実行される。
まず、設定情報記憶部102に記憶されている設定データが参照され、印刷時のズレ検知処理の実行がONに設定されているか否かが判断される(ステップS21)。印刷時のズレ検知処理の実行がONに設定されていないと判断された場合(ステップS21;NO)、印刷時ズレ検知処理は終了する。
印刷時のズレ検知処理の実行がONに設定されていると判断されると(ステップS21;YES)、用紙搬送に用いる給紙トレイが切り替えられたか否かが判断される(ステップS22)。用紙搬送に用いる給紙トレイが切り替えられていないと判断されると(ステップS22;NO)、印刷時ズレ検知処理は終了する。
用紙搬送に用いる給紙トレイが切り替えられたと判断されると(ステップS22;YES)、画像形成装置10、第1後処理装置20、第2後処理装置30及び第3後処理装置40における用紙搬送時のズレ量データの取得が行われる(ステップS23)。
具体的には、給紙部15の切り替え先の給紙トレイから用紙が搬送され、通信部101により第1後処理装置20、第2後処理装置30、第3後処理装置40に対し、用紙側端位置及び用紙傾き測定処理の実行指示が送信される。
制御部11及び第1後処理装置20、第2後処理装置30、第3後処理装置40の制御部21、31、41においては、図4に示す用紙側端位置及び用紙傾き測定処理が実行され、制御部11にズレ量データが送信される。
次いで、取得された各装置のズレ量データが予め定められた基準値と比較される(ステップS24)。比較の結果、予め定められた基準値を超えるズレ量データが存在しなかった場合(ステップS25;NO)、印刷時ズレ検知処理は終了する。
予め定められた基準値を超えるズレ量データが存在した場合(ステップS25;YES)、印刷ジョブが停止される(ステップS26)。
次いで、画像形成装置10のズレ量データと各後処理装置のズレ量データが比較される(ステップS27)。比較の結果、画像形成装置10のズレ量データとの差分が予め定められた基準値範囲を超える後処理装置が存在した場合(ステップS28;YES)、該当する後処理装置の設置位置の確認を促す警告メッセージが表示部13の警告表示欄M1に表示される(ステップS29)。例えば、「第2後処理装置30及び後続する第3後処理装置40の設置位置を確認してください」等の警告メッセージが表示される。そして、本処理は終了する。
一方、画像形成装置10のズレ量データとの差分が予め定められた基準範囲を超える後処理装置が存在しなかった場合(ステップS28;NO)、切り替え先の給紙トレイにおける紙セット位置の確認を促すメッセージが表示部13の警告表示欄M1に表示され、本処理は終了する。
印刷時ズレ検知処理は、これから開始される印刷ジョブで用紙が第3後処理装置40までジャムを起こすことなく搬送できるように、用紙搬送に使用する給紙トレイの紙セット位置及び後処理装置の設置位置にズレがないか確認し、ズレがあった場合に警告するための処理である。よって、画像形成システム1の設置時や後処理装置の追加時にズレ検知モードで実行するズレ検知モード処理のように、各給紙トレイから紙を搬送する必要はない。
以上説明したように、画像形成システム1によれば、制御部11は、給紙トレイT1〜T3から順次用紙を搬送し、画像形成装置10及び第1後処理装置20、第2後処理装置30、第3後処理装置40のそれぞれにおける用紙搬送時のズレ量データを取得し、当該取得したズレ量データを比較することにより、後処理装置の設置位置又は給紙トレイの用紙セット位置にズレあるか否かを判断する。そして、ズレがあると判断した場合に、その旨を示す情報を表示部13に表示させる。
従って、後処理装置の設置位置又は給紙トレイの用紙セット位置のズレをユーザ又はサービスマンが容易に認識することができるので、これらのズレを解消することで用紙の片寄りや傾きを未然に防止することが可能となる。
例えば、制御部11は、操作部12からズレ検知モードへの移行が指示されると、ズレ検知モード処理を実行し、複数の給紙トレイT1〜T3のうち用紙がセットされているトレイを順次切り替えて用紙を搬送し、複数の給紙トレイT1〜T3のそれぞれから搬送された用紙についてのズレ量データを画像形成装置10及び第1後処理装置20、第2後処理装置30、第3後処理装置40のそれぞれから取得し、複数の給紙トレイから搬送された用紙についてのズレ量データのバラツキが予め定められた基準範囲内であって、画像形成装置10におけるズレ量データとの差分が予め定められた基準範囲を超える後処理装置が存在した場合に、当該後処理装置の設置位置にズレがあると判断する。そして、当該後処理装置の設置位置にズレがあることを示す情報を表示部13に表示させる。従って、設置位置にズレのある後処理装置をユーザやサービスマンが容易に認識することが可能となる。
また、制御部11は、複数の給紙トレイのそれぞれから搬送された用紙についてのズレ量データのバラツキが予め定められた基準範囲を超えている場合は、他の給紙トレイのズレ量データとの差分が予め定められた基準範囲を超える給紙トレイを特定して当該給紙トレイの用紙セット位置にズレがあることを示す情報を表示部13に表示させる。従って、用紙セット位置にずれのある給紙トレイをユーザが容易に認識することが可能となる。
制御部11は、操作部12からのズレ検知モードへの移行指示に応じて上記ズレ検知モード処理を実行するので、ユーザやサービスマンがズレを確認したいときにこの処理を実行することが可能となる。例えば、画像形成システム1の設置時や後処理装置の追加設置時等にサービスマンがズレ検知モードへの移行を指示することで、後処理装置の設置時に設置位置にズレがないかどうかを確認することが可能となる。また、給紙トレイT1〜T3の何れかへの用紙の入れ替え等を行った場合にユーザがズレ検知モードへの移行を指示することで、給紙トレイの用紙セット位置にズレがないかどうかを確認することが可能となる。
また、画像形成装置10、第1後処理装置20、第2後処理装置30、第3後処理装置40のそれぞれにおけるズレ量データを表示部13に一覧表示することで、各装置でどれだけ用紙の片寄りや傾きが生じているかをユーザ又はサービスマンが容易に把握することが可能となる。
また、印刷中に用紙搬送に用いる給紙トレイの切り替えが行われた場合に、切り替え先の給紙トレイから用紙を搬送し後処理装置の設置位置又は画像形成装置10の給紙トレイの用紙セット位置にズレあるか否かの判断を行って、ズレがあると判断した場合に印刷を停止してズレがある旨を示す情報を表示部13に表示させるようにすることで、給紙トレイの切り替えが行われた場合に、用紙セット位置のズレに起因するジャムや仕上がりの悪い印刷物が出力されることを未然に防止することが可能となる。
また、後処理装置の設置位置又は画像形成装置の給紙トレイの用紙セット位置にズレあるか否かの判断を行うために給紙トレイから用紙を搬送する場合は、搬送経路上における用紙傾き補正機能をOFFにすることで、後処理装置の設置位置又は画像形成装置の給紙トレイの用紙セット位置を正確にユーザ又はサービスマンに認識させることが可能となる。
なお、本実施の形態における記述は、本発明に係る画像形成システム1の好適な一例を示すものであり、これに限定されるものではない。
例えば、上記実施の形態においては、画像形成装置に後処理装置が3台接続されている場合を例にとり説明したが、後処理装置の台数は、特に限定されない。
また、制御部11における判断で使用される基準範囲は、同じものであってもよいし、異なるものとしてもよい。
また、例えば、上記実施の形態においては、後処理装置の設置位置にズレがある場合は、該当する後処理装置の設置位置の確認を促す警告メッセージを表示部13に表示させることとして説明したが、表示内容は上記実施の形態に限定されるものではない。例えば、「第2後処理装置30の設置位置にズレがあります。」等、該当する後処理装置の設置位置にズレがあることをユーザ又はサービスマンに通知するものであればよい。本実施の形態における警告メッセージとすれば、この警告メッセージによりズレのある後処理装置の設置位置をユーザ又はサービスマンに認識させるとともに確認させることができるので特に好ましい。給紙トレイの用紙セット位置にズレがある場合の表示内容についても同様である。
また、上記実施の形態においては、画像形成装置や後処理装置がレジストローラを備え、このレジストローラによる用紙傾き補正の機能をOFFにして後処理装置の設置位置や給紙トレイの用紙セット位置のズレ検知を行うこととしたが、用紙片寄り補正の補正機能が搬送経路上に設けられている場合は、用紙片寄り補正の補正機能も併せてOFFとすることが好ましい。後処理装置の設置位置や給紙トレイの用紙セット位置のズレを正確にユーザ又はサービスマンに認識させることができるようにするためである。
また、上記の説明では、本発明に係るプログラムのコンピュータ読み取り可能な媒体として、ROM、不揮発性メモリ、ハードディスク等を使用した例を開示したが、この例に限定されない。その他のコンピュータ読み取り可能な媒体として、CD−ROM等の可搬型記録媒体を適用することが可能である。また、本発明に係るプログラムのデータを通信回線を介して提供する媒体として、キャリアウエーブ(搬送波)も適用される。
その他、各装置の細部構成及び細部動作に関しても、本発明の趣旨を逸脱することのない範囲で適宜変更可能である。
1 画像形成システム
10 画像形成装置
11 制御部
12 操作部
13 表示部
14 画像読取部
15 給紙部
16 画像形成部
17 搬送部
18 用紙側端検知部
19 用紙傾き検知部
101 通信部
102 設定情報記憶部
20 第1後処理装置
21 制御部
22 搬送部
23 後処理部
24 用紙側端検知部
25 用紙傾き検知部
26 通信部
30 第2後処理装置
31 制御部
32 搬送部
33 後処理部
34 用紙側端検知部
35 用紙傾き検知部
36 通信部
40 第3後処理装置
41 制御部
42 搬送部
43 後処理部
44 用紙側端検知部
45 用紙傾き検知部
46 通信部

Claims (7)

  1. 給紙トレイから用紙を搬送して当該用紙に画像を形成する画像形成装置と、当該画像形成装置に接続され、当該画像形成装置から搬送された画像形成済みの用紙に後処理を施す後処理装置と、を備える画像形成システムであって、
    前記画像形成装置及び前記後処理装置のぞれぞれは、
    前記給紙トレイから搬送された用紙の側端位置を検知する用紙側端位置検知部と、
    前記給紙トレイから搬送された用紙の傾きを検知する用紙傾き検知部と、
    前記用紙側端位置検知部により検知された用紙側端位置及び前記用紙傾き検知部より検知された用紙の傾きに基づいて当該装置における用紙搬送時の用紙の片寄り及び傾きを示すズレ量データを算出する算出部と、
    を備え、
    前記画像形成装置は、
    表示部と、
    前記給紙トレイから用紙を搬送し、前記画像形成装置及び前記後処理装置のそれぞれにおける用紙搬送時のズレ量データを取得し、当該取得したズレ量データを比較することにより、前記後処理装置の設置位置又は前記画像形成装置の給紙トレイの用紙セット位置にズレあるか否かを判断し、前記ズレがあると判断した場合に、その旨を示す情報を前記表示部に表示させる制御部と、
    を備える画像形成システム。
  2. 前記画像形成装置は、前記給紙トレイを複数備え、
    前記制御部は、前記複数の給紙トレイを順次切り替えて用紙を搬送し、前記複数の給紙トレイのそれぞれから搬送された用紙についてのズレ量データを前記画像形成装置及び前記後処理装置のそれぞれから取得し、前記複数の給紙トレイから搬送された用紙についてのズレ量データのバラツキが予め定められた基準範囲内であって、前記画像形成装置におけるズレ量データとの差分が予め定められた基準範囲を超える後処理装置が存在した場合に、当該後処理装置の設置位置にズレがあると判断し、当該後処理装置の設置位置にズレがあることを示す情報を前記表示部に表示させる請求項1に記載の画像形成システム。
  3. 前記制御部は、前記複数の給紙トレイのそれぞれから搬送された用紙についてのズレ量データのバラツキが予め定められた基準範囲を超えている場合、他の給紙トレイから搬送された用紙についてのズレ量データとの差分が予め定められた基準範囲を超える給紙トレイを特定し、当該給紙トレイの用紙セット位置にズレがあることを示す情報を前記表示部に表示させる請求項2に記載の画像形成システム。
  4. 前記制御部に対し、前記後処理装置の設置位置又は前記画像形成装置の給紙トレイの用紙セット位置にズレあるか否かを判断する処理の実行を指示するための操作部を備え、
    前記制御部は、前記操作部から入力される指示に応じて前記複数の給紙トレイから用紙を搬送し、前記後処理装置の設置位置又は前記画像形成装置の給紙トレイの用紙セット位置にズレあるか否かの判断を行う請求項1〜3の何れか一項に記載の画像形成システム。
  5. 前記制御部は、更に、前記画像形成装置及び前記後処理装置におけるズレ量データを前記表示部に一覧表示させる請求項1〜4の何れか一項に記載の画像形成システム。
  6. 前記制御部は、印刷中に使用する給紙トレイの切り替えが行われた場合に、切り替え先の給紙トレイから用紙を搬送し、前記画像形成装置及び前記後処理装置のそれぞれにおける用紙搬送時のズレ量データを取得して、前記後処理装置の設置位置又は前記画像形成装置の給紙トレイの用紙セット位置にズレあるか否かの判断を行い、前記ズレがあると判断した場合に印刷を停止して、前記ズレがある旨を示す情報を前記表示部に表示させる請求項1に記載の画像形成システム。
  7. 前記制御部は、前記後処理装置の設置位置又は前記画像形成装置の給紙トレイの用紙セット位置にズレあるか否かの判断を行うために給紙トレイから用紙を搬送する際に、搬送経路上における用紙傾き補正機能をOFFにする請求項1〜6の何れか一項に記載の画像形成システム。
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