JP2011251699A - ノズル付きキャップ - Google Patents

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Abstract

【課題】 本発明は、内容液の吐出範囲を可変とすることにより、広い使用目的および使用形態を広い範囲に拡げることを目的とする。
【解決手段】キャップ本体1に複数のノズル筒6を起立設し、このノズル筒6に結合した操作体8の回動変位を利用してノズル筒6を傾動変位させ、この各ノズル筒6の相対的な傾動変位によりノズル口7の間隔を変化させ、このノズル口7の間隔の変化により内容液の吐出範囲を自在に拡大・縮小変化させて、内容液の吐出状態を使用目的に適合させたものとする。
【選択図】 図5

Description

本発明は、複数のノズル筒を起立設したノズル付きキャップに関するものである。
特許文献1には、容器体に組付けられるキャップ本体に複数のノズル筒を並列に起立設することにより、ノズル筒が並列に位置した範囲に、容器体に収納した内容液を同時に吐出し、これにより広い幅範囲に内容液を吐出しながら塗布することができるようにした技術が開示されている。
特開2006−051230公報
しかしながら、上記した従来技術にあっては、内容液の吐出範囲が固定されるため、その使用目的および使用形態が限定されることになり、このため使用分野および使用する内容液の種類が制限される、と云う問題があった。
そこで本発明は、上記した従来技術における問題点を解消すべく創案されたもので、内容液の吐出範囲を可変とすることを技術的課題とし、もって内容液の使用目的および使用形態を広い範囲にすることができるようにすることを目的とする。
上記技術的課題を解決する手段の内、本発明の主たる構成は、
内容液を収納した容器体の口筒部に組付く有頂筒体の頂壁に、複数のノズル筒を起立設したキャップ本体と、各ノズル筒を嵌入組付けする結合孔を有してキャップ本体に組付く操作体とから成ること、
キャップ本体における複数のノズル筒の起立設を、この各ノズル筒の上端のノズル口が相対的に接近・離反する傾動変位可能なものとすること、
操作体のキャップ本体への組付きを、このキャップ本体に対する操作体の相対回動により、複数のノズル筒を相対的に接近・離反する方向に傾動変位させるものとすること、
にある。
キャップ本体に起立設されたノズル筒は、傾動変位可能に設けられており、結合孔により嵌合組付きした操作体のキャップ本体に対する回動変位により、相互に接近・離反する方向に傾動変位するので、操作体の回動操作により接近方向に傾動変位させられた場合には、上端のノズル口が接近して、内容液を集中的に吐出し、反対に離反方向に傾動変位させられた場合には、ノズル口が大きく離れて、内容液を拡散吐出することになる。
本発明の別の構成は、上記した主たる構成に加えて、頂壁に対する複数のノズル筒の傾動変位可能な起立設を、ノズル筒を起立設した頂壁部分を撓み変形が容易な薄壁状の撓み壁とし、この撓み壁の一部にノズル筒の傾動変位の軸を形成する軸片壁部を残存状に形成したものとした、ものである。
ノズル筒を起立設した頂壁部分を撓み壁とし、この撓み壁の一部に軸片壁部を残存状に形成したものは、ノズル筒を確実に傾動変位可能に起立設すると共に、このノズル筒の傾動変位方向を、軸片壁部により一定方向に規制することができる。
また、本発明の別の構成は、上記した主たる構成に加えて、操作体に回動操作される操作板を設け、この操作板に各ノズル筒が個々に嵌合する結合孔を開設し、この結合孔の内の回動中心を形成する装着孔部に対して残りの結合孔を、前記装着孔部の中心に関して点対称となる渦巻線に沿った孔状の傾動孔部に形成した、ものである。
操作板に結合孔を開設し、この結合孔の内の回動中心を形成する装着孔部に対して残りの結合孔を、装着孔部の中心に関して点対称となる渦巻線に沿った孔状の傾動孔部に形成したものにあっては、操作板の装着孔部を中心とした回動変位により、この装着孔部に嵌合したノズル筒に対して、傾動孔部に嵌合したノズル筒を等しく接近・離反変位させることができる。
また、本発明の別の構成は、上記した主たる構成に加えて、三つのノズル筒を一列に起立設すると共に、三つの結合孔を開設し、中央のノズル筒を中央の結合孔である装着孔部に嵌合させ、両側のノズル筒を両側の結合孔である傾動孔部に嵌合させた、ものである。
三つのノズル筒を一列に起立設すると共に、三つの結合孔を開設し、中央のノズル筒を中央の装着孔部に嵌合させ、両側のノズル筒を両側の傾動孔部に嵌合させたものにあっては、一つのノズル筒に対して両側の二つのノズル筒が接近・離反傾動変位するので、各ノズル筒の相対傾動変位状態およびその程度を認識し易い。
また、本発明の別の構成は、上記した主たる構成に加えて、各ノズル筒と各結合孔との間に、係止溝と該係止溝に係合する係止条とから成る結合保持機能部を形成した、ものである。
各ノズル筒と各結合孔との間に、結合保持機能部を形成したものにあっては、各ノズル筒の結合孔に対する嵌合組付きを安定して保持することができる。
また、本発明の別の構成は、上記した主たる構成に加えて、操作板の下面に、装着孔部となる結合孔の開口縁から結合筒片を垂下設し、この結合筒片のノズル筒との間に、操作体の回動変位位置を保持する操作位置保持機能部を形成した、ものである。
結合筒片のノズル筒との間に、操作位置保持機能部を形成したものにあっては、各ノズル筒の傾動変位姿勢を安定して保持することができる。
また、本発明の別の構成は、操作位置保持機能部を形成した構成に加えて、操作位置保持機能部を、結合筒片の内周面とノズル筒の外周面の一方に突設した係止突片と、この係止突片が係合する他方に形成したガイド溝から構成し、このガイド溝を、周方向に沿って形成すると共に、係止突片が突き当たる両端の手前に係止突片が乗り越え係止する乗り越え突片を有する構成とした、ものである。
操作位置保持機能部を、係止突片とガイド溝から構成したものにあっては、傾動限界まで傾動変位したノズル筒の傾動姿勢を、安定して保持する。
また、本発明の別の構成は、操作位置保持機能部を係止突片とガイド溝から構成したのに加えて、ガイド溝の周方向に沿った中央を、ノズル筒が傾動変位していない状態時に係止突片が位置する部分とした、ものである。
ガイド溝の周方向に沿った中央を、ノズル筒が傾動変位していない状態時に係止突片が位置する部分としたものにあっては、各ノズル筒が直立しているノズル付きキャップの中立姿勢から拡散吐出姿勢、集中吐出姿勢への切換えを速やかに効率よく行える。
本発明の注出キャップは、上記した構成としたので、以下に示す効果を奏する。
複数のノズル筒を傾動変位可能に設けたので、内容液を集中的に吐出する状態と拡散吐出する状態の間で自在に変化させることができ、これにより内容液の使用形態の変化範囲を拡げることができると共に、その使用目的範囲も拡げることができる。
ノズル筒を起立設した頂壁部分を撓み壁とし、この撓み壁の一部に軸片壁部を残存状に形成したものは、ノズル筒を確実に傾動変位可能に起立設すると共に、このノズル筒の傾動変位方向を、軸片壁部により一定方向に規制することができるので、ノズル筒の円滑で正確な傾動変位を得ることができる。
操作板に結合孔を開設し、この結合孔の内の回動中心を形成する装着孔部に対して残りの結合孔を、装着孔部の中心に関して点対称となる渦巻線に沿った孔状の傾動孔部に形成したものにあっては、装着孔部に嵌合したノズル筒に対して、傾動孔部に嵌合したノズル筒を等しく接近・離反変位させることができるので、内容液の集中および拡散吐出を精度よく行うことができる。
三つのノズル筒を一列に起立設すると共に、三つの結合孔を開設し、中央のノズル筒を中央の装着孔部に嵌合させ、両側のノズル筒を両側の傾動孔部に嵌合させたものにあっては、各ノズル筒の相対傾動変位状態およびその程度を認識し易いので、適正で精度のよい取り扱いを得ることができる。
各ノズル筒と各結合孔との間に、結合保持機能部を形成したものにあっては、各ノズル筒の結合孔に対する嵌合組付きを安定して保持することができるので、内容液の安定した集中吐出動作および拡散吐出動作を得ることができる。
結合筒片のノズル筒との間に、操作位置保持機能部を形成したものにあっては、各ノズル筒の傾動変位姿勢を安定して保持することができるので、内容液の吐出状態を安定して保持することができる。
操作位置保持機能部を、係止突片とガイド溝から構成したものにあっては、傾動限界まで傾動変位したノズル筒の傾動姿勢を、安定して保持するので、内容液の集中吐出動作および拡散吐出動作を安定させることができる。
ガイド溝の周方向に沿った中央を、ノズル筒が傾動変位していない状態時に係止突片が位置する部分としたものにあっては、各ノズル筒が直立しているノズル付きキャップの中立姿勢から拡散吐出姿勢、集中吐出姿勢への切換えを速やかに効率よく行えるので、内容液の吐出状態の変更を効率よく行うことができる。
本発明のキャップの一実施例を示す、分離状態の縦断面図である。 中立吐出状態時の姿勢を示す、全体縦断面図である。 図2に示した中立吐出状態の、平面図である。 図2に示した実施例の、キャップ本体の底面図である。 拡散吐出状態時の姿勢を示す、全体縦断面図である。 図5に示した拡散吐出状態時の姿勢を示す、平面図である。 集中吐出状態時の姿勢を示す、全体縦断面図である。 図7に示した集中吐出状態時の姿勢を示す、平面図である。 図2中、A−A線に沿って切断矢視した、部分拡大平断面図である。
以下、図面を参照して、本発明の実施形態例について説明する。図示実施形態例は、三つのノズル筒6を一列に起立設したキャップ本体1に、三つの結合孔10を開設した操作体8を、各結合孔10にノズル筒6を個々に嵌合させて組付けている。
キャップ本体1は、内容液を収納する容器体21(図5参照参照)の口筒部22に、密に螺合結合する組付き筒2の上端に頂壁3を連設し、この頂壁3の上面に、上方に縮径すると共に、上端にノズル口7を開設した三つのノズル筒6を一列に起立設し、各ノズル筒6を起立設した頂壁3部分に、容易に撓み変形する薄壁状の撓み壁部4(図2および図4参照)を形成し、この撓み壁部4の一部に、肉厚な頂壁3の一部を残存させた形態で、ノズル筒6の傾動変位の軸として機能する軸片壁部5を形成している。
操作体8は、周端縁に滑り止め用の細かい凹凸を形成した平円板状の操作板9に三つの結合孔10を開設し、中央の結合孔10を操作体8の回動中心を提供する装着孔部11とし、両側の結合孔10を、装着孔部11の中心に関して点対称の配置および形状で傾動孔部12として形成し、図示実施形態例の場合は、図3に示すように、この両傾動孔部12は、略渦巻線に沿って傾斜した円弧孔形状に構成され、操作板9の下面の装着孔部11開口縁からは、ノズル筒6に外嵌する結合筒片13を垂下設している。
各ノズル筒6の外周面の略中央高さ位置には、周溝状の係止溝15(図1参照)が形成されており、また各結合孔10の孔面の上側開口縁部には、係止溝15に係合する周突条状の係止突条16(図1参照)が突周設されており、この係止溝15と係止突条16との組合せにより、各ノズル筒6に対する操作体8の組付きを安定して保持する結合保持機能部14を構成している。
また、装着孔部11に嵌入する中央のノズル筒6の外周面の、係止溝15よりも下位となる箇所には、短い縦突条状の係止突片18(図9参照)が突設されており、この係止突片18に対向する結合筒片13の内周面箇所には、所望する周方向範囲(図示実施形態例の場合は、図3で示された45°+45°=90°の範囲)に亘って、係止突片18が係合摺接するガイド溝19が形成されており、このガイド溝19の係止突片18が突き当たる両端の手前に、係止突片18が乗り越え係止する突出高の低い乗り越え突片20を突設し、ガイド溝19と乗り越え突片20の組合せと、係止突片18とにより、ノズル筒6の傾動変位姿勢を保持して操作体8を回動操作位置に安定して保持する操作位置保持機能部17を構成している。
なお、装着孔部12に嵌合して傾動変位する必要のない中央のノズル筒6を起立設した頂壁3部分に撓み壁部4が形成されているのは、両側のノズル筒6の傾動変位ができるだけスムーズに行われるようにするためで、中央のノズル筒6下端の大半は、図に示されるように肉厚な頂壁3部分に直接連設されている。
次に、図示したノズル付きキャップの取り扱い例を説明する。
キャップ本体1と操作体8の組付けは、キャップ本体1に対して操作体8を上方から、各ノズル筒6を各結合孔10に嵌入させながら押下げ、結合保持機能部14の係止溝15と係止突条16を係合させることにより達成(図1参照)される。
この図1および図2に示されたキャップは、各ノズル筒6が直立した、標準の吐出姿勢である中立吐出姿勢状態となっており、両側のノズル筒6は、それぞれ両傾動孔部12の中央部分に位置し、各ノズル筒6からは、この各ノズル筒6間隔で内容液を吐出して使用に供する。
この中立吐出姿勢から操作体8を、図3において反時計回り方向に回動させると、図5および図6に示すように、両側のノズル筒6は両側の傾動孔部12のガイド作用により、中央のノズル筒6から離れる方向に傾動変位した拡散吐出姿勢状態となり、このため各ノズル口7は互いに離反するので、容器体21の胴部23をスクイズ変形させて吐出される内容液は、広い範囲に吐出されることになる。
この場合、図6に示すように、ノズル筒6が傾動孔部12の端部に突き当たる状態の離反傾動限界位置まで傾動すると、両ノズル筒6にはある程度の復帰弾力が作用するのであるが、結合保持機能部14の作用により、ノズル筒6と傾動孔部12との係合組付きが安定的に保持されると共に、操作位置保持機能部17(図9参照)の作用により、拡散吐出姿勢状態は安定的に保持される。
また、操作体8を時計回り方向に回動させると、図7および図8に示すように、両側のノズル筒6は両側の傾動孔部12のガイド作用により、中央のノズル筒6に接近する方向に傾動変位した集中吐出姿勢状態となり、このため各ノズル口7は互いに接近するので、容器体21の胴部23をスクイズ変形させて吐出される内容液は、狭い範囲に集中して吐出されることになる。
この場合、図8に示すように、ノズル筒6が傾動孔部12の端部に突き当たる状態の接近傾動限界位置まで傾動すると、両ノズル筒6に復帰弾力が作用するのであるが、結合保持機能部14の作用により、ノズル筒6と傾動孔部12との係合組付きが安定的に保持されると共に、操作位置保持機能部17の作用により、集中吐出姿勢状態は安定的に保持される。
なお、以上の実施形態例の説明ではノズル筒6を三つ設けた例を説明したが、ノズル筒6の数はこれに限定されることはなく、複数本(二本から五本程度が適当)設けることも可能である。また、傾動孔部12の例として略渦巻線に沿って傾斜した円弧孔状の例を説明したが、傾動孔部12の構造はこれに限定されることはなく、傾斜した単純な直線長円状としてもよい。
また、結合保持機能部14における構造は、係止溝15と係止突条16との組合せに限定されることはなく、要はノズル筒6に対して操作体8が妄りに抜け出ないように係止すればよく、同様に操作位置保持機能部17の図示した構造に限定されることはなく、要はノズル筒6と結合筒片13との間に妄りな回動変位が発生しないようにすればよい。
さらに、キャップ本体1に対する操作体8の回動変位可能な結合は、中央のノズル筒6を回動軸として機能させる構成に限定されることはなく、例えば操作板9の周端から組付き筒2に上端部に回動可能に外嵌する筒体を垂下設し、全てのノズル筒6を傾動変位させるように構成することも可能である。
以上説明したように、本発明のノズル付きキャップは、起立設した複数のノズル筒を傾動させて内容液の吐出範囲を可変とすることができるものであり、特に内容液がドレッシングや調味料の場合には、調理目的に合わせて内容液の吐出範囲を自由に設定することができ、内容液の吐出範囲調整可能なキャップとして幅広い利用展開が期待できる。
1 ;キャップ本体
2 ;組付き筒
3 ;頂壁
4 ;撓み壁部
5 ;軸片壁部
6 ;ノズル筒
7 ;ノズル口
8 ;操作体
9 ;操作板
10;結合孔
11;装着孔部
12;傾動孔部
13;結合筒片
14;結合保持機能部
15;係止溝
16;係止突条
17;操作位置保持機能部
18;係止突片
19;ガイド溝
20:乗り越え突片
21;容器体
22;口筒部
23;胴部

Claims (8)

  1. 内容液を収納した容器体の口筒部に組付く有頂筒体の頂壁に、複数のノズル筒を起立設したキャップ本体と、前記各ノズル筒を嵌入組付けする結合孔を有してキャップ本体に組付く操作体とから成り、前記複数のノズル筒の起立設を、該各ノズル筒の上端のノズル口が相対的に接近・離反する傾動変位可能なものとし、前記操作体のキャップ本体への組付きを、該キャップ本体に対する操作体の相対回動により、前記複数のノズル筒を相対的に接近・離反する方向に傾動変位させるものとしたノズル付きキャップ。
  2. 頂壁に対する複数のノズル筒の傾動変位可能な起立設を、前記ノズル筒を起立設した頂壁部分を撓み変形が容易な薄壁状の撓み壁とし、該撓み壁の一部にノズル筒の傾動変位の軸を形成する軸片壁部を残存状に形成したものとした請求項1に記載のノズル付きキャップ。
  3. 操作体に回動操作される操作板を設け、該操作板に各ノズル筒が個々に嵌合する結合孔を開設し、該結合孔の内の回動中心を形成する装着孔部に対して残りの結合孔を、前記装着孔部の中心に関して点対称となる渦巻線に沿った孔状の傾動孔部に形成した請求項1または2に記載のノズル付きキャップ。
  4. 三つのノズル筒を一列に起立設すると共に、三つの結合孔を開設し、前記中央のノズル筒を中央の結合孔である装着孔部に嵌合させ、前記両側のノズル筒を両側の結合孔である傾動孔部に嵌合させた請求項1乃至3に記載のノズル付きキャップ。
  5. 各ノズル筒と各結合孔との間に、係止溝と該係止溝に係合する係止条とから成る結合保持機能部を形成した請求項1乃至4に記載のノズル付きキャップ。
  6. 操作板の下面に、装着孔部となる結合孔の開口縁から結合筒片を垂下設し、該結合筒片のノズル筒との間に、操作体の回動変位位置を保持する操作位置保持機能部を形成した請求項1乃至5に記載のノズル付きキャップ。
  7. 操作位置保持機能部を、結合筒片の内周面とノズル筒の外周面の一方に突設した係止突片と、該係止突片が係合する他方に形成したガイド溝から構成し、該ガイド溝を、周方向に沿って形成すると共に、前記係止突片が突き当たる両端の手前に前記係止突片が乗り越え係止する乗り越え突片を有する構成とした請求項6に記載のノズル付きキャップ。
  8. ガイド溝の周方向に沿った中央を、ノズル筒が傾動変位していない状態時に係止突片が位置する部分とした請求項7に記載のノズル付きキャップ。
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