JP2011250445A - 情報処理装置、情報処理方法及びプログラム - Google Patents

情報処理装置、情報処理方法及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】ユーザによる能動的な操作なしに、インターネット上から取得した情報を表示する画面に画面変化を生じさせることを可能にし、かつ情報表示の中断時間を短縮できるようにする。
【解決手段】シナリオに含まれる取得スクリプトに従って、ネットワーク上から複数の情報を取得し、前記シナリオに含まれる変換スクリプトに従って、該情報から、ユーザに提示する提示部分を抽出し、前記シナリオに含まれる動き付加スクリプトに従って、該提示部分の全部又は一部を、表示内容が自動的に変化する形態及び又は音声出力を伴う形態に加工し、前記情報取得、前記情報変換、及び前記動き付加における処理コストを記録し、前記シナリオから、各処理の間の依存関係を示す依存情報を抽出し、前記シナリオ、前記依存情報、及び前記処理コストに基づいて、実行する処理の優先順位を決定する。
【選択図】図2

Description

本発明は、情報処理装置、情報処理方法及びプログラムに関するものである。
テレビを鑑賞(或いは利用)する形態として、特定の番組を視聴する(或いは、凝視する)間だけテレビを点ける形態や、その際に何か他の作業を行いながらテレビを視聴する形態の他に、テレビを常時点けておいて、必要に応じて音声のみ聞いたり一瞥したり注視したりすることを繰り返したり、或いは、積極的に鑑賞していなくても環境映像/音楽として利用するような形態がある。テレビが常時点いている状態にする利用形態は、家庭、店舗、公共施設など種々の場所において良く行われている。
しかしながら、テレビ放送には、放送局が放送する情報しか受信・再生できないという限界がある。よって、テレビ放送を常時受信・再生するといっても、その内容については、高々、放送局の数だけしか選択肢がない。
しかし、インターネットにより、放送局が放送する情報以外に、多くの情報が取得できるようになっている。また、全世界からあらゆる人が情報を発信できる状況が構築されようとしている。そこでは、政治経済や趣味の話題など、多種多様の情報が扱われている。
このようにインターネットにはテレビ放送とは比較にならないほど多くの情報が流通している。
テレビでは、例えば電源スイッチを入れて、チャンネルを選択するだけで情報を取得できる。また、ユーザが能動的な操作を行わなくても、表示される情報は時間的に変化する。一方、インターネットにおいて情報を取得して閲覧するためには、ユーザ自身が、まず、どのような情報を取得して閲覧したいかという考えを持ち、そして、その考えに基づいて入力操作等を行ったり、提示される多くの情報から所望するものを取捨選択したりするなどの、能動的な操作が要求される。
インターネットのブラウザ画面等を単に動作させ続けても、高々、同一の情報が表示され続けるだけである。インターネットのブラウザ画面等の表示内容を変化させるためには、ユーザの能動的な操作が必要であり、ユーザの能動的な操作なしに画面変化をさせることは困難であった。
また、ユーザの能動的な操作なしにインターネットのブラウザ画面等の表示内容が変化する場合でも、興味のある情報までの早送りや、見逃した情報の巻き戻しといった操作を簡単に行うことが求められる。また、早送りや巻き戻しを行った時に、情報表示が中断する時間を短縮し、迅速に表示を再開することが求められる。
特開2004−343683号公報 特開2007−074158号公報
本発明は、上記事情を考慮してなされたもので、ユーザによる能動的な操作なしに、インターネット上から取得した情報を表示する画面に画面変化を生じさせることを可能にし、かつ情報表示の中断時間を短縮できる情報処理装置、情報処理方法及びプログラムを提供することを目的とする。
本発明の一態様による情報処理装置は、ネットワーク上の情報を取得し、ユーザに対して表示される情報の処理を行う情報処理装置であって、
前記ネットワーク上から情報を取得する情報取得部と、
前記情報取得部により取得された各々の前記情報から、ユーザへの提示部分を抽出する情報変換部と、
前記情報変換部により抽出された前記提示部分を、表示内容が変化する形態に加工する動き付加部と、
前記情報取得部が情報取得に要した第1コスト、前記情報変換部が前記提示部分の抽出に要した第2コスト、及び前記動き付加部が前記加工に要した第3コストに基づいて、前記情報取得部、前記情報変換部、及び前記動き付加部を制御する制御部と、
を備えるものである。
本発明によれば、ユーザによる能動的な操作なしに、インターネット上から取得した情報を表示する画面に画面変化を生じさせることを可能にし、かつ情報表示の中断時間を短縮できる。
本発明の実施形態に係るネットワークシステムの概略構成図である。 同実施形態に係る情報処理装置の概略構成図である。 同実施形態に係る情報処理装置による処理時間と処理回数の関係を示すグラフである。 同実施形態に係る情報処理装置による処理時間の確立分布を示すグラフである。 同実施形態に係る表示時刻指示装置の概略構成図である。 各処理の依存関係の一例を示す図である。 早送り指示の一例を示す図である。 同実施形態に係る情報処理方法を説明するフローチャートである。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
本実施形態は、ユーザが特に能動的な操作をしなくても、テレビのスイッチを入れたりチャンネルを選択したりするのと同程度の負担だけで、インターネット上の多種多様な情報を視聴できるようにする。
その際、次のような状況を考える。例えば、インターネット情報の視聴について、集中しすぎず逸脱もしない程度の注意・集中力を長時間持続する状態、或いは、過度な集中力を要求せず、眺めていればいいという程度の緩い集中力を維持する状態を「ダラ見」と呼ぶものとする。ただし、これらは「ダラ見」の意味内容を厳密に定義するものではなく、他の様々な状態があり得る。本実施形態では、ユーザが、インターネット上の多種多様な情報を、「ダラ見」できるような環境(テレビを常時点けておく状況に似た環境)を提供することを考える。
上記環境を提供するためには、少なくとも次の2つの要素を導入することが望ましい。
(1)インターネット情報に動きを付ける。
ユーザが画面を注視していない状態において、画面で何かが動いたり変化したりすると、ユーザが画面の方に着目する可能性が高くなる傾向にあると考えられる。音声が流れ始めたり、流れている出力音声に変化があったりしても、同様のことが考えられる。また、ユーザが画面を見ている状態において、画面等に何も動きや変化がないと、ユーザはすぐに飽きて、まったく見なくなる傾向にあると考えられる。
そのため、「ダラ見」を可能とするには、画面及び/又は出力音声にある程度の変化があることが望ましい。
(2)インターネット情報の内容を変化させる。
同じ情報を継続的に又は断続的に表示・再生し続けると、たとえそれが最初はユーザの興味を喚起したとしても、表示・再生時間が長くなると、又はユーザが何度も視聴すると、ユーザはその情報が表示等されても、画面を見なくなってくる傾向にあると考えられる。
そのため、「ダラ見」を可能とするには、表示等する情報を適宜入れ替えることが望ましい。インターネット上の豊富なコンテンツ量は「ダラ見」に好適である。
更に、「ユーザに過度な集中力を要求しない」点について、次の2つの要素の少なくともいずれか一方を導入することが望ましい。
(3)視聴に供する情報量を絞る。
人間には、画面を一瞥して取得できる情報量がある程度決まっているため、表示される情報が多すぎると、ユーザに対して過度な集中力を要求してしまう傾向にあると考えられる。例えば、Webページを単に自動でスクロールする従来技術があるが、従来のWebページのほとんどがテキストで構成されており、そのまま表示してしまうと、文が多すぎてユーザに過度な集中力を要求してしまう。よって、「ダラ見」のためには、表示等する情報を絞ることが望ましい。
(4)ユーザに分岐の選択肢を与えない又は与え過ぎない。
画面上にユーザが選択可能な分岐が存在すると、ユーザに選択する必要性を感じさせ、考えるための集中力を要求する傾向にあると考えられる。例えば、Webページを、従来のブラウザで表示すると、通常、リンクによる分岐(選択肢)が存在する。よって、「ダラ見」のためには、表示等する情報を絞ることが望ましい。
従って、「ダラ見」のためには、分岐をできる限りなくし又は完全に排除することが望ましい。
以下、本実施形態についてさらに詳しく説明する。
本実施形態において、情報処理装置は、チャネルシナリオに沿って、インターネット上の情報を、例えば映像や音声に変換して、表示装置に表示させる。
図1に、本発明の一実施形態に係るネットワークシステムの構成例を示す。本実施形態に係る情報処理装置1はインターネット6を介してチャネルシナリオサーバ2及び情報サーバ3に接続される。チャネルシナリオサーバ2は、チャネルシナリオを配信する外部サーバである。情報サーバ3は、情報を提供する外部サーバである。
なお、チャネルシナリオサーバ2は複数存在しても良い。また、情報処理装置1がLAN(図示せず)に接続されている場合、チャネルシナリオサーバ2がそのLAN上にも存在し、情報処理装置1は、そのLAN上のチャネルシナリオサーバ2からもチャネルシナリオを取得できるものとしても構わない。これらの点は、情報サーバ3についても同様である。
また、情報処理装置1は、インターネット6に直接接続しても良く、また、LAN(図示せず)を介して接続しても良い。インターネット6は、他のプロトコルのネットワークに変え得る。
図2に情報処理装置1の概略構成を示す。情報処理装置1はチャネルシナリオ取得部100、依存情報抽出部101、制御部102、情報取得部103、情報変換部104、動き付加部105、統計情報記録部106、及び実行状態記録部107を備える。
チャネルシナリオ取得部100は、チャネルシナリオサーバ2からチャネルシナリオを取得する。どのチャネルシナリオを取得するかについては、予め設定されていても良いし、その都度、ユーザが指定してもよい。また、USBフラッシュメモリや光ディスク等の記憶装置にチャネルシナリオを記憶しておき、そこから読み出してもよい。記憶装置は、チャネルシナリオが置かれているURLを記憶していてもよい。
チャネルシナリオには、情報取得部103、情報変換部104、及び動き付加部105への指示が記載されたスクリプトが含まれる。このチャネルシナリオに基づいて、情報の取得、情報の変換・抽出、情報に対する動きの付加の3つの処理が行われる。つまり、チャネルシナリオに、どのような順番で、どのような情報(例えばWebページ)を取得して、どのように情報を変換・抽出して、どのように情報に対する動きを付加するかを記述することによって、インターネット情報の「ダラ見」ができる環境を容易に提供できる。
スクリプトは、1つのファイルとしてまとまったものであってもよいし、複数のファイルを1つにまとめたものであってもよい。また、スクリプトを圧縮することにより、転送コストを低減してもよい。また、チャネルシナリオは、暗号化されていてもよい。暗号化することにより、他者にどのようなコンテンツを見ているかを知られ難くなる。
依存情報抽出部101は、チャネルシナリオに含まれるスクリプトに記載された情報取得、情報変換、及び動き付加の各処理の間の依存関係を含む依存情報を抽出する。依存情報については後述する。
制御部102は、チャネルシナリオ及び依存情報に基づいて情報取得部103、情報変換部104、及び動き付加部105へ指示を出す。
例えば、制御部102は、チャネルシナリオを「取得スクリプト」、「変換スクリプト」、及び「動き付加スクリプト」に分割する。そして、制御部102は、「取得スクリプト」に基づいて、情報取得部103に対して、情報を取得すべきネットワーク上の外部サーバや情報の位置を指示する。
また、制御部102は、「変換スクリプト」に基づいて、情報変換部104に対して、どのような情報変換を行うかを指示する。また、制御部102は、「動き付加スクリプト」に基づいて、動き付加部105に対して、どのような動き付加を行うかを指示する。
また、制御部102は指示を出す際に統計情報記録部106に記録されている情報取得、情報変換、及び動き付加に要する予想時間を参照し、実行する処理の優先順位を決定する。
情報取得部103は、制御部102から指示された内容に従って、情報サーバ3から情報を取得する。情報取得部103は、取得した情報を情報変換部104へ渡す。
情報変換部104は、制御部102から指示された内容に従って、情報取得部103から受け取った情報を、所定の形式へ変換する。ここで、所定の形式とは、動き付加部105での表示に適した形式である。また、上述の「(3)視聴に供する情報量を絞る。」に関連して、変換にあたり、情報の抽出を行うことができる。
情報変換部104は、例えば、取得された情報に対して変換及び意味付けされた情報の抽出を行う。例えば、取得した情報がHTMLであれば、title要素はそのページのタイトルである可能性が高く、Body要素の最初のp要素までは内容の可能性が高いことから、このような判断により、元情報から意味を抽出する。この判断は取得元によって異なるため、どのような処理を行うかは事前には具体的に決められない。
また、情報変換部104による変換処理には、「静的なWebページを動き付加部105で紙葉する構成要素に分割する」、「並び替え」、「統合」、「音声合成」などが含まれ得る。
情報変換部104は変換した情報を動き付加部105へ渡す。
動き付加部105は、制御部102から指示された内容に従って、情報変換部104により変換された情報に対して、動きを付加する。これは、例えば、ユーザの手を煩わせずに、ユーザの適当な注意を喚起する形式で情報を表示するために行われる。
例えば、インターネット上の情報は、動きのないテキスト情報が主であることから、この動きのない情報を、(元来想定されていない)動きが付加された表示へ変更することによって、ユーザが何も操作しなくても、画面表示を連続的に変化させることができるようにする。
ここでは、例えば、意味付けされた情報を「変化情報」に基づいて、映像や音声に変換する。この変化情報とは、例えば、スライドインや、フェードアウト、文字色の変化などを指示する情報である。例えば、タイトルであれば、大きいフォントで上からスライドインし、内容であれば中央部分に赤いフォントでフェードインするなどである。
この変化情報を、抽出された情報に適用することで、連続的変化(アニメーション)を起こすことができる。このとき、例えば、同じニュースサイトであれば、中身が異なっていても、情報の構造は同じである。そのため、1つの変化情報を、別の中身に対しても適用することができる。つまり、一連のWebページを同じ変化情報でアニメーションにすることができる。さらに、そのアニメーションをつなげることにより、ある程度の尺を持つコンテンツを生成することもできる。
なお、動き付加については、例えば、文字情報に動きを付けて表示内容が変化するようにしても良い。また、文字情報を合成音声で出力するような、音声出力を伴うものにしても良い。この動きの付加は、前述した「(1)インターネット情報に動きを付ける。」に関連するが、必ずしも全ての情報に動きを付加しなくても構わない。
動きを付加された情報は、動き付加部105から表示装置108へ与えられ、表示装置108で表示される。表示装置108は、例えば液晶ディスプレイや、通常のテレビ等である。表示装置108は、情報処理装置1とは独立したものであっても良いし、情報処理装置1に内蔵されたものであってもよい。
統計情報記録部106は、(表示装置108において情報表示が行われる度に)情報取得、情報変換、及び動き付加の各処理に要した時間を記録する。そして、統計情報記録部106は、それぞれのチャネルシナリオ毎に、そのチャネルシナリオ中の各表示内容の処理時間(情報取得・変換・動き付加を行い最終的にユーザに表示するまでに要する時間)を記録する。
同じチャネルシナリオが表示(閲覧)されると、統計情報記録部106は、チャネルシナリオ中の各表示内容の処理時間の記録を追加又は更新する。ここで追加とは、過去の閲覧に対応する各表示内容の処理時間を記録しておき、閲覧回数が所定回数を超えた場合は、最も古い閲覧に対応する処理時間を破棄し、代わりに最新の閲覧に対応する処理時間を記録することをいう。
また、更新とは、各表示内容の過去の処理時間の平均値のみを記録しておき、新たにチャネルシナリオが閲覧されると、最新の処理時間を反映した平均値を算出し、記録することをいう。例えば、新たにチャネルシナリオが閲覧されると、それまでの平均値に定数α(0<α<1)を乗じた値と、最新の処理時間に1−αを乗じた値とを加算し、加算結果を新たな平均値として記録する。
統計情報記録部106が追加又は更新のいずれの方法をとるかは、記憶容量や制御の複雑さに応じて決定できる。
処理時間の記録を追加する場合、記録が一定回数分溜まったら、処理時間を複数区間に区切り、各区間内で処理が完了した回数を数えることができる。処理時間を横軸、回数を縦軸としてグラフにすると、図3に示すようなヒストグラムが得られる。
処理時間はチャネルシナリオの閲覧毎にバラツキがあるが、閲覧回数の増加に伴い、正規分布に近い形になると考えられる。
但し、情報の処理には必ず一定の最短時間を要し、また、ネットワーク上での情報取得等には、ネットワークの輻輳やサーバの付加などにより、極めて長い時間を要する場合がある。従って、図3に示すように、頂点の左側(処理時間が短い方)では一定の最短時間で回数が0となり、頂点の右側(処理時間が長い方)では裾野の伸びた分布形状になると考えられる。
このヒストグラムは、過去の処理時間を示すものだが、処理時間の分布が将来においても同様の分布を示すと仮定すれば、縦軸のスケールを記録回数で割ったグラフは、この先の閲覧時に要する処理時間の確率的な分布を示すグラフと見なすことができる。
処理時間の記録回数は有限であるため、このようにして得たグラフと横軸の囲む面積も有限である。そこで、図4に示すように、処理時間t以下の領域においてグラフと横軸の囲む面積(図中斜線部分)が、グラフすべてと横軸によって囲まれる面積に対してp(0<p<1)である時、当該処理が予想時間t以内に終了する確率が100×p%であるといえる。
このpを予め決めておき、時間tをその処理に要する予想時間とする。例えばp=0.9と決めておくと、その処理が予想時間t以内に終了する確率は90%となる。
統計情報記録部106は、各チャネルシナリオに含まれる表示内容毎に予想時間を算出して記録しておく。処理時間の記録を更新する場合は、記録している処理時間の平均値が予想時間となる。
制御部102は、情報取得部103、情報変換部104、及び動き付加部105へ指示を出す際に、このような予想時間を参照し、チャネルシナリオ及び依存情報を用いて各部で実行する処理の優先順位を決定する。
実行状態記録部107は、情報取得部103、情報変換部104、及び動き付加部105の処理の途中結果や実行結果を記録する。情報取得部103、情報変換部104、及び動き付加部105は、実行状態記録部107に処理の途中結果が記録されている場合、その途中結果から当該処理の実行途中の状態を復元し、中断した箇所から処理を再開することができる。
情報処理装置1によって表示装置108に表示されるそれぞれの内容は、チャネルシナリオによって指示される時間幅を持ち、時間軸上に自動的に順序付けされる。この時間軸上の位置を表示時刻と呼ぶ。表示時刻は、シナリオ開始点から開始し、実時間に同期して時間軸上を進行し、シナリオ終点で終了する。
表示時刻指示装置109は、制御部102に対し、表示時刻を前後に移動するよう指示する。表示時刻指示装置109は、情報処理装置1やリモコン等に設けられる。図5に表示時刻指示装置109の概略構成の一例を示す。表示時刻指示装置109には停止ボタン500、一時停止ボタン501、再生ボタン502、時間表示部503、前コーナー頭出しボタン504、巻き戻しボタン505、早送りボタン506、及び次コーナー頭出しボタン507が設けられている。
停止ボタン500は、情報の表示を停止するよう指示する。一時停止ボタン501は、表示を一時的に停止する一時停止状態になるよう指示する。一時停止状態では、情報の取得・変換・動き付加といった処理は進行するものの、表示装置108は同じ内容を表示し続け、実時間が経過しても表示時刻は進行しない。
一時停止状態で一時停止ボタン501を再度押すか、又は再生ボタン502を押すことにより、一時停止状態が解除される。これにより、表示時刻は実時間に合わせて進行し、表示装置108の表示内容が表示時刻の進行に伴い変化する。
前コーナー頭出しボタン504は、表示装置108に表示されているコーナー(内容)の頭出しを指示する。つまり、表示時刻を、表示装置108に表示されているコーナー(内容)の先頭時点へ移動するよう指示する。
巻き戻しボタン505は、表示時刻を一定時間分だけ過去方向へ戻すよう指示する。例えば巻き戻しボタン505が押される度に、表示時刻が10秒戻る。早送りボタン506は、表示時刻を一定時間分だけ進めるよう指示する。例えば早送りボタン506が押される度に、表示時刻が10秒進む。
次コーナー頭出しボタン507は、表示装置108に表示されているコーナー(内容)の次のコーナー(内容)の頭出しを指示する。つまり、表示時刻を、表示装置108に表示されているコーナー(内容)の次のコーナー(内容)の先頭時点へ移動するよう指示する。
時間表示部503は、表示時刻を示す。表示時刻指示装置109は、これらのボタン及び表示部をすべて具備する必要はなく、また、その他のボタンを追加してもよい。また、同じ機能をボタンでなく、ダイヤル等で指示できるようにしてもよい。
図6に情報処理装置1を用いてチャネルシナリオを表示させる例を示す。チャネルシナリオは、オープニング、天気予報コーナー、行楽情報コーナー、エンディングの4つのコーナーから構成されているものとする。
天気予報コーナー及び行楽情報コーナーはインターネット上の情報を取得、変換し、動きを付加して表示される。
より詳しく情報処理装置1の動作を述べると、情報取得部103が、インターネット上で天気予報情報を公開しているサーバから天気予報情報を取得する(S600)。これによって得られた情報は、全国と各地の天気予報情報を含むものとする。
情報変換部104は、この情報から全国の予報を抽出し(S604)、さらに、ユーザの居住地域の予報を抽出する(S603)。このようにして得られた全国の天気予報と地域の天気予報を用いて、動き付加部105が、天気予報画面を生成する(S606)。この画面が、天気予報コーナーで表示される。
行楽情報コーナーは、ユーザの住む地域の天気予報が晴なら、屋外で楽しめる遊園地の情報を表示し、雨等の悪天候であれば、屋内で楽しめる映画情報を表示するコーナーである。
情報取得部103は、インターネット上で遊園地情報を公開しているサーバから遊園地情報を取得し(S601)、映画上映情報を公開しているサーバから映画上映情報を取得する(S602)。
情報変換部104は、地域の天気予報に基づいて遊園地情報又は映画上映情報のいずれか一方をお勧め行楽情報として選択する(S605)。このようにして得られたお勧め行楽情報を用いて、動き付加部105が、行楽情報画面を生成する(S607)。この画面が、行楽情報コーナーで表示される。
なお、図6の例においては、オープニングとエンディングの表示内容はシナリオに含まれており、あらかじめ決まった内容が表示され、情報の取得・変換・動き付加は不要であるとする。
ユーザが、表示時刻指示装置109による早送りや巻き戻し等の操作を行わない場合は、表示装置108に、シナリオに指示された順序で、オープニング、天気予報コーナー、行楽情報コーナー、エンディングの順に、それぞれシナリオに示された時間の間表示される。表示時刻は、シナリオ開始時点であるオープニングの開始から、実時間に同期して時間軸上を進行し、天気予報コーナー、行楽情報コーナーと続いて、表示時刻がシナリオ終点のエンディング終了時点に達したところで終了する。
このシナリオによる情報表示は、何度も繰り返し行なうことができる。シナリオは同一でも、情報取得部103はインターネット上の情報サーバ3から情報を取得するため、情報サーバ3上の情報が変われば、取得される情報も変わる。
このため、同じシナリオを用いて繰り返し情報表示を行なっても、その都度異なる表示内容が得られる可能性がある。
例えば、天気予報情報を持つサーバ上の情報が、日に1回更新されることが考えられる。この場合、前記シナリオにおける天気コーナーでは、同日中は、何度情報表示を行なっても同じ表示内容を得るが、日が変われば、新たな天気予報情報と共に変化した表示内容を得ることになる。
このように、前記シナリオは、毎日1回程度ユーザから閲覧され、その都度異なる情報表示を行なうような使われ方を想定している。
他にも、より高い頻度で更新される情報を表示するシナリオでは、より高い頻度で閲覧され、その都度異なる表示内容を得ることが考えられる。また、逆に低い頻度で更新される情報を表示するシナリオも考えられ、その閲覧においては、比較的長い期間、同じ表示内容を得ることが考えられる。こうした表示内容の変化の頻度は、それぞれのシナリオによる。
ユーザは、表示時刻指示装置109を用いて、早送りや巻き戻し等の操作を行うことができる。例えば天気予報コーナーの表示中に、次コーナー頭出しボタン507を押して、即座に行楽情報コーナー先頭へ表示時刻を進めることができる。または、前コーナー頭出しボタン504を押して、天気予報コーナーを最初から見返すこともできる。
例えば、図6に示すシナリオ再生開始直後、すなわちオープニングの途中で、ユーザが表示時刻指示装置109の次コーナー頭出しボタン507を続けて2回押し、行楽情報コーナーの開始時点まで表示時刻を進めた場合を考える。
このとき、情報処理装置1は天気予報画面生成にとってのみ必要な情報の取得・変換・動きの付加といった処理は行わずに、行楽情報画面生成に必要な処理を優先して実行する。天気予報画面生成にとってのみ必要な情報の取得・変換・動きの付加とは、図6における全国の予報抽出(S604)や天気予報画面生成(S606)である。天気予報情報取得(S600)及び地域の予報抽出(S603)は、行楽情報画面生成に必要なので行われる。
各コーナーを表示するにあたり、どの処理が必要であるかを示す依存情報は、シナリオから依存情報抽出部101により抽出されている。チャネルシナリオには、チャネルシナリオの作者によってあらかじめ図6に示すフローと同様の入出力関係が記述されているので、データの流れを表す矢印を逆向きに辿ることにより、依存関係(依存情報)を抽出できる。
このように、行楽情報画面の生成に必要のない処理の優先順位を下げることで、行楽情報画面を速やかに生成し、表示装置108に表示することができる。
別の例として、図6に示すシナリオの再生が開始してからしばらく経過し、天気予報情報取得(S600)及び全国の予報抽出(S604)が完了し、居住地域の予報抽出(S603)を実行中に、ユーザが表示時刻指示装置109の次コーナー頭出しボタン507を押し、行楽情報コーナーの開始時点まで表示時刻を進めた場合を考える。
全国の予報抽出(S604)の結果は、行楽情報画面の生成には使用されないが、結果は破棄せずに、実行状態記録部107に記録しておく。実行中の居住地域の予報抽出(S603)は、行楽情報画面の生成に必要なので、続行する。
そして、上述したように、遊園地情報の取得(S601)、映画上映情報の取得(S602)、お勧め行楽情報の選択(S605)、行楽情報画面の生成(S607)が行われ、行楽情報コーナーが表示される。
その後、行楽情報コーナーを表示している時に、ユーザが表示時刻指示装置109の前コーナー頭出しボタン504を2回押して、天気予報コーナーの開始時点まで表示時刻を戻した場合を考える。
このとき、実行状態記録部107に、全国の予報抽出の結果が記録されているので、この結果を復元して、天気予報画面作成に使用する。同じ処理を無駄に繰り返す必要が無いため、ユーザの表示時刻の移動指示に対し、速やかに追従できるようになる。
実行状態記録部107には、処理の途中状態が記録されていてもよい。当該処理を再実行する場合は、途中状態を復元し、中断した箇所から処理を再開できる。
さらに別の例として、図6に示すシナリオ再生開始直後、すなわちオープニングの途中で、ユーザが表示時刻指示装置109の早送りボタン506を何度か押し、天気予報コーナーの途中まで表示時刻を進めた場合を考える。この様子を図7に示す。
この場合、情報処理装置1は、オープニングの表示を中止し、すぐにユーザによる早送り指示(S701)によって示された時刻(天気予報コーナーの途中)からの表示をすることが求められる。
しかし、シナリオに示された天気予報コーナーの残り時刻T1が、例えば10秒しかなかったとする。もし、天気予報情報取得(S600)、全国の予報抽出(S603)、居住地域の予報抽出(S604)、 及び天気予報画面生成(S606)に要する時間が20秒であるとすると、情報処理装置1は、天気予報コーナーを表示することはできない。
なぜなら、天気予報画面を作り終えるまでに、表示時刻が進み、行楽情報コーナーを表示すべき時刻になってしまうからである。
また、天気予報画面生成に要する20秒は、天気予報コーナーの残り時刻T1(=10秒)より長く、行楽情報コーナーの最初の10秒は、すでに不要となった天気予報画面の生成に費やされてしまうことになる。
そして、天気予報画面の生成後に行楽情報画面生成処理が開始されることになる。行楽情報画面生成に要する時間が10秒である場合、天気予報画面生成に要する時間と合わせて30秒の間、表示が中断してしまうことになる。
そこで本実施形態では、ユーザによる早送り指示(S701)が行なわれた直後に、制御部102が、統計情報記録部106に記録されている天気予報画面生成に要する予想時間tを参照し、それが天気予報コーナーの残り時間T1以上の時、天気予報画面生成にとってのみ必要な処理の優先順位を下げ、行楽情報画面生成のために必要な処理の優先順位を上げる。
天気予報画面生成にとってのみ必要な処理及び行楽情報画面生成のために必要な処理は、依存情報に基づいて特定できる。
これにより、天気予報コーナーの残り時間T1中は表示を行わないものの、天気予報画面生成処理を行わず、行楽情報画面生成処理を開始するため、表示の中断時間を短縮できる。
例えば、行楽情報画面の生成に10秒を要する場合、その処理は天気予報コーナーの残り時間T1の間に完了することができ、行楽情報コーナーの開始時刻に遅れることなく、行楽情報画面を表示することができる。
このように、制御部102は、表示時刻の移動が指示された場合、移動後のコーナーの残り時間と、統計情報記録部106に記録されている当該コーナーを表示装置108に表示できるまでの予想時間とを比較する。そして、制御部102は、残り時間の方が短い場合は、当該コーナーの表示のみに必要な処理の優先順位を下げ、次のコーナーの表示に必要な処理の優先順位を上げ、次のコーナーの表示の準備を行うことで、表示装置108における表示中断時間を短縮できる。
このような情報処理装置1の動作を図8に示すフローチャートを用いて説明する。
(ステップS800)チャネルシナリオ取得部100が、チャネルシナリオサーバ2からチャネルシナリオを取得する。
(ステップS801)依存情報抽出部101が、チャネルシナリオに記述された、情報取得・情報変換・動き付加の各処理の間の依存関係を含む依存情報を抽出する。
(ステップS802)制御部102が、情報取得部103、情報変換部104、及び動き付加部105を初期化する。つまり、各部が何らかの処理を実行中であれば、その処理を中断し、内部的な状態を初期化する。
(ステップS803)表示時刻がシナリオ先頭時点に設定される。シナリオの先頭から表示を行うためである。
(ステップS804)表示時刻がシナリオ末尾に達した場合は終了し、達していない場合はステップS805へ進む。
(ステップS805)制御部102が、チャネルシナリオ、依存情報、表示時刻、及び処理の優先順位に基づいて、情報取得部103、情報変換部104、及び動き付加部105を制御する。各部における処理に要した時間は統計情報記録部106に通知される。統計情報記録部106は、各部における処理時間の合計、すなわち、表示を行うまでに必要な時間、を情報毎に記録する。この時間は、各部が処理を行う度に追加又は更新される。
(ステップS806)ユーザから表示時刻指示装置109を介して表示時刻の移動指示がある場合はステップS808へ進み、無い場合はステップS807へ進む。
(ステップS807)制御部102が、実時間の経過時間と同じ時間、表示時刻を進める。
(ステップS808)制御部102が、移動指示に基づいて、表示時刻を移動させる。
(ステップS809)制御部102が、移動後の表示時刻からコーナー終了までの残り時間と、当該コーナーを表示するまでに要する予想時間とを比較する。残り時間が予想時間より長い場合はステップS804に戻る。予想時間が残り時間以上の場合はステップS810へ進む。
(ステップS810)表示時刻がステップS808における移動後の表示時刻に対応するコーナーの終了時点(当該コーナーの次のコーナーの開始時点)まで進められる。そして、当該コーナーの表示のみに必要な処理の優先順位が下げられ、当該コーナーの次のコーナーの表示に必要な処理の優先順位が上げられる。
以上の動作により、処理に要する予想時間から表示が間に合わないと判断される情報についての処理を実行せず、次のコーナーの情報などの有用な情報の処理に時間を割り当てることができる。無駄な処理を省く分だけ、ユーザによる早送りや巻き戻し等の指示に対して、表示の中断時間を短縮し、速やかに情報の表示を再開できる。
このように、本実施形態による情報処理装置により、ユーザによる能動的な操作なしに、インターネット上から取得した情報を表示する画面に画面変化を生じさせることを可能にし、かつ情報表示の中断時間を短縮できる。
上記実施形態において、統計情報記録部106に記録されている、情報を表示するために必要な取得・変換・動き付加の各処理についての処理時間を、制御部102が各処理の予測時間として参照しても。
各処理の予測時間が分かることにより、情報処理装置1が同時に複数の処理を並列処理できる場合に、図8に示すステップS805の中で、より良い並列スケジューリングを行なうことができる。
また、上記実施形態では、統計情報記録部106には、処理に要する時間のみを記録していたが、処理に要するメモリ容量を記録してもよい。すなわち、処理に要する時間という、時間的なコストだけでなく、処理に要するメモリ容量という、空間的なコストについても考慮する。メモリ容量についても、処理時間と同様の方法により、必要な容量の見積りを予測することができる。
通常、情報処理装置1には、限られた容量の記憶装置が搭載される。このため、前述のような並列処理を行ったり、先のコーナーの表示に必要な処理を先行して実行したりする場合に、メモリ容量の予測を用いた処理の選択をすることができる。
複数の処理が可能であった場合、まず、それぞれの処理を実行した場合の予測使用メモリ容量の合計を計算する。そしてそれが本実施形態における情報処理装置の全メモリ容量を越えるようなら、その処理は実行せず、別の処理を優先する。これにより、不適切な順序での並列処理の実行を防止し、メモリ容量不足に陥ることを防ぐことができる。
情報処理装置1の制御部102は、ユーザから表示時刻指示装置109を介して表示時刻の指示を受け付けると、指示された表示時刻に対応するコーナーの表示にかかる予想コスト(処理時間及び/又はメモリ容量)を統計情報記録部106から取得する。そして、制御部102は、取得した予想コストが許容範囲(コーナーの残り時間及び/又は使用可能なメモリ容量)に収まる場合は、当該コーナーを表示するための処理を行うよう情報取得部103、情報変換部104、及び動き付加部105を制御する。言い換えれば、制御部102は、当該コーナーを表示するための処理の優先順位を上げる。
一方、制御部102は、取得した予想コストが許容範囲に収まらない場合は、当該コーナーの次のコーナーを表示するための処理を行うよう情報取得部103、情報変換部104、及び動き付加部105を制御する。言い換えれば、制御部102は、当該コーナーの次のコーナーを表示するための処理の優先順位を上げる。また、当該コーナーの表示のみに実行される処理の優先順位が下げられ得る。
上述した実施形態で説明した情報処理装置の少なくとも一部は、ハードウェアで構成してもよいし、ソフトウェアで構成してもよい。ソフトウェアで構成する場合には、情報処理装置の少なくとも一部の機能を実現するプログラムをフレキシブルディスクやCD−ROM等の記録媒体に収納し、コンピュータに読み込ませて実行させてもよい。記録媒体は、磁気ディスクや光ディスク等の着脱可能なものに限定されず、ハードディスク装置やメモリなどの固定型の記録媒体でもよい。
また、情報処理装置の少なくとも一部の機能を実現するプログラムを、インターネット等の通信回線(無線通信も含む)を介して頒布してもよい。さらに、同プログラムを暗号化したり、変調をかけたり、圧縮した状態で、インターネット等の有線回線や無線回線を介して、あるいは記録媒体に収納して頒布してもよい。
なお、本発明は上記実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより、種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。さらに、異なる実施形態にわたる構成要素を適宜組み合わせてもよい。
1 情報処理装置
2 チャネルシナリオサーバ
3 情報サーバ
6 インターネット
100 チャネルシナリオ取得部
101 依存情報抽出部
102 制御部
103 情報取得部
104 情報変換部
105 動き付加部
106 統計情報記録部
107 実効状態記録部
108 表示装置
109 表示時刻指示装置

Claims (8)

  1. ネットワーク上の情報を取得し、ユーザに対して表示される情報の処理を行う情報処理装置であって、
    前記ネットワーク上から情報を取得する情報取得部と、
    前記情報取得部により取得された各々の前記情報から、ユーザへの提示部分を抽出する情報変換部と、
    前記情報変換部により抽出された前記提示部分を、表示内容が変化する形態に加工する動き付加部と、
    前記情報取得部が情報取得に要した第1コスト、前記情報変換部が前記提示部分の抽出に要した第2コスト、及び前記動き付加部が前記加工に要した第3コストに基づいて、前記情報取得部、前記情報変換部、及び前記動き付加部を制御する制御部と、
    を備えることを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記第1乃至第3コストは、処理に要する時間であることを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記第1乃至第3コストは、処理に要するメモリ容量であることを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  4. 前記制御部は、前記表示内容の表示時刻の指示が与えられた場合、指示された表示時刻に対応する表示内容の作成を優先して処理することを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  5. 前記制御部は、前記第1乃至第3コストに基づいて、第1表示内容と異なる第2表示内容を作成することを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  6. ネットワーク上の情報を取得し、ユーザに対して表示される情報の処理を行う情報処理装置であって、
    前記ネットワーク上から情報を取得する情報取得部と、
    前記情報取得部により取得された各々の前記情報から、ユーザへの提示部分を抽出する情報変換部と、
    前記情報変換部により抽出された前記提示部分を、表示内容が変化する形態に加工する動き付加部と、
    前記情報取得部、前記情報変換部及び前記動き付加部の処理状況に基づいて、前記情報取得部、前記情報変換部及び前記動き付加部を制御する制御部と、
    を備えることを特徴とする情報処理装置。
  7. 情報取得部、情報変換部、動き付加部及び制御部を備え、ネットワーク上の情報を取得し、ユーザに対して表示される情報の処理を行う情報処理装置による情報処理方法であって、
    前記制御部が、前記情報取得部、前記情報変換部及び前記動き付加部における処理状況に基づいて、前記情報取得部、前記情報変換部及び前記動き付加部への指示を行い、
    前記情報取得部が、前記ネットワーク上から複数の情報を取得し、
    前記情報変換部が、前記情報取得部により取得された各々の前記情報から、ユーザに提示する提示部分をそれぞれ抽出し、
    前記動き付加部が、前記情報変換部により抽出された前記提示部分を、表示内容が変化する形態に加工することを特徴とする情報処理方法。
  8. ネットワーク上の情報を取得し、ユーザに対して表示される情報の処理を行う情報処理装置としてコンピュータを機能させるためのプログラムであって、
    情報取得部が、前記ネットワーク上から複数の情報を取得する機能と、
    情報変換部が、前記情報取得部により取得された前記情報から、ユーザに提示する提示部分を抽出する機能と、
    動き付加部が、前記情報変換部により抽出された前記提示部分を、表示内容が変化する形態に加工する機能と、
    をコンピュータに実行させるためのプログラム。
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