JP2011249236A - 電球形ランプ及び照明装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】配光特性を調整することが可能な電球形ランプ等を提供する。
【解決手段】電球形ランプ1は、複数のLEDを光源として備えるLEDモジュール3と、当該LEDモジュール3を載置する載置部材5と、載置部材5を他端に備えるケース7と、LEDモジュール3を覆うグローブ9と、LEDを点灯(発光)させる点灯回路11と、ケース7の一端に設けられた口金部材13と、電球形ランプ1から出射される光の配光を調整する配光調整手段15とを備え、配光調整手段15は、凹レンズ83がグローブ9に装着され、グローブ9がアダプタ81を介してケース7に対して挿抜自在に設けられている。
【選択図】図1

Description

本発明は、半導体発光素子を用いた電球代替可能な電球形ランプ及び照明装置に関する。
近年、省エネルギ化を図り地球温暖化を防止すべく、照明分野においても従来の白熱電球などに比べて高いエネルギ効率を実現できるLED(Light Emitting Diode)を用いた照明装置が研究開発されている。
例えば、既存の白熱電球では、数十[lm/W]であったエネルギ効率が、LEDを光源として用いると(LEDを用いて、電球代替目的とした照明装置を、以下、「LED電球」とする。)、100[lm/W]以上の高効率が実現可能である。
特許文献1などにおいて、従来の白熱電球に置き換わるLED電球が提案されている。この特許文献1に記載されているLED電球は、複数のLEDが実装された基板を、LEDを点灯(発光)させるための点灯回路を内部に備える外郭部材の端面(表面)に載置固定し、当該LEDをドーム状のグローブで覆う構成を有している。なお、LEDが前記回路により発光すると、LED電球が点灯することとなる。
特開2006−313718号公報
近年、複数の配光特性を有するランプ、つまり、1つのランプで、例えば、狭い範囲で下方を照らした(スポット照明)り、広い範囲で下方全体を照らし(全般照明)たりできるものが要望されている。
しかしながら、上記LED電球は、その配光特性が予め定められており、照明器具に装着された状態では、照明器具側の反射板等により器具単位で配光特性が異なるものの、ランプから得られる配光特性を変えることはできない。
本発明は、上記問題を解決しようとなされたものであって、配光特性を調整することが可能な電球形ランプ及び照明装置を提供することを目的とする。
本発明に係る電球形ランプは、発光素子を備える発光部が、ベース部材に搭載され且つグローブにより覆われており、入射光を拡散させて出射する光拡散部材が、前記発光部と前記グローブとの間にあって、前記発光部との距離を調整自在な状態で設けられていることを特徴としている。
上記構成によれば、発光部と光拡散部材との間隔を調整することで、光拡散部材から出射される光が拡散して、配光特性を調節することができる。
さらに、前記光拡散部材は凹レンズであることを特徴している。
また、前記ベース部材は、一端に口金を有する筒状のケースの他端に固定され、前記光拡散部材は前記グローブの内面に固着され、当該グローブが前記ケースの他端に挿抜自在に装着されていることを特徴としている。
そして、前記挿抜自在な構成は、前記グローブの開口側端部が前記ケースの他端に螺合し、前記グローブの前記ケースに対する回転により行われることを特徴としている。
また、本発明に係る照明装置は、電球形ランプと、当該電球形ランプを着脱自在に装着する照明器具とを備え、前記電球形ランプが上記電球形ランプであることを特徴としている。
本発明の第1の実施の形態に係る電球形ランプの縦断面図である。 電球形ランプのグローブを取り外した状態の平面図である。 LEDモジュールの断面図である。 回路ホルダの基板の装着を説明する図であり、(a)は回路ホルダの断面図であり、(b)は(a)のY−Y線における断面を矢印方向から見た図である。 ランプからの光の出射角度の調整について説明するための図である。 グローブの装着方法の変形例を示す図であり、(a)はグローブとアダプタとの装着部分の縦断面の拡大図であり、(b)はグローブの装着部分の斜視図である。 変形例に係るLEDモジュール周辺の拡大断面図である。 変形例に係るランプ上部を示す概略図である。 変形例に係るランプからの光の出射角度について説明するための図である。 本発明の実施の形態に係る照明装置を説明する図である。
以下、本発明の一例である実施の形態について、図面を参照しながら説明する。
<第1の実施の形態>
1.構成
図1は、本発明の第1の実施の形態に係る電球形ランプの縦断面図である。図2は、電球形ランプのグローブを取り外した状態の平面図である。
ここでは、発光素子にLEDを用いた電球形ランプを、以下、「LED電球」として説明する。なお、LED以外に例えばLDを発光素子として利用することもできる。
LED電球1は、図1に示すように、複数のLED19を光源として備えるLEDモジュール3と、当該LEDモジュール3を載置する載置部材5と、前記載置部材5を他端に備えるケース7と、LEDモジュール3を覆うグローブ9と、前記LED(19)を点灯(発光)させる点灯回路11と、前記ケース7の一端に設けられた口金部材13と、ランプから出射される光の配光を調整する配光調整手段15とを備える。
(1)LEDモジュール3
図3は、LEDモジュールの断面図である。
LEDモジュール3は、基板17と、当該基板17の主面に実装された複数のLED19と、LED19を被覆する封止体21とを備える。なお、LED19の数、接続方法(直列接続、並列接続)等は、LED電球1として要求される所望の発光光束等により適宜決定される。また、基板17のLED19を実装している主面を、「LED実装面」ともいう。
基板17は、絶縁性材料からなる基板本体23と、この基板本体23の主面に形成された配線パターン25とを備える。配線パターン25は、複数のLED19を所定の接続方法で接続するための接続部25aと、点灯回路11に接続する給電路(リード線)と接続する端子部25bとを有する。
LED19は、半導体発光素子であって所定の光色を発する素子である。また、封止体21は、LED19が外気に触れないようにLED19を封止するものであり、例えば、透光性材料と、LED19から発せられた光の波長を所定の波長へと変換する変換材料とからなる。
具体例として、基板17として、例えば、樹脂材料やセラミック材料が利用されるが、熱伝導率の高い材料が好ましい。また、電球代替を目的とする場合、LED19として、例えば青色光を出射するGaN系が用いられ、透光性材料として、例えばシリコーン樹脂が、変換材料として、例えば珪酸塩(シリケート)蛍光体((Sr,Ba)SiO4:Eu2+,SrSiO:Eu2+)等がそれぞれ利用され、結果として、LEDモジュール3から白色光が出射される。
LED19の基板17への実装は、例えば、マトリックス状に配されるように行われており、48個のLED19が8行×6列で実装され、これらのLED19が電気的に接続されている。
(2)載置部材5
載置部材5は、LEDモジュール3を装着すると共に、後述の筒状をしたケース7の他端を塞いでいる。載置部材5は、図1及び図2に示すように、例えば円盤状をし、ケース7の他端に内嵌され、ケース7の外部側(図1では、上側である。)に位置する面(この面を表面とする。)にLEDモジュール3が装着されている。
ここでは、ケース7が円筒状をしているため、載置部材5は円盤状をし、その外周面35がケース7の内周面7aに当接している。
載置部材5の表側には、LEDモジュール3載置用の凹部27が形成され、この凹部27の底面とLEDモジュール3の基板17とが面接触する状態で、LEDモジュール3が載置部材5に取着されている。なお、LEDモジュール3の載置部材5への取着は、例えば、固定ビスにより直接固定する方法や、板ばね等により取着力を加える方法により行われる。なお、この凹部27によりLEDモジュール3の位置決めが容易且つ正確に行える。
載置部材5は、その厚み方向に貫通する貫通孔29を備え、点灯回路11からの給電路31が当該貫通孔29を通って、基板17の端子部25bに電気的に接続される。なお、貫通孔29は少なくとも1個あれば良く、この場合は、2つの給電路(31)が1つの貫通孔(29)を通り、また、貫通孔29,29が2個あれば、2つの給電路31,31は、別々に貫通孔29,29を通ることとなる。
(3)ケース7
ケース7は、図1に示すような筒状をし、他端から一端にかけて徐々に外径が小さくなっており、他端に上記の載置部材5が取着され、一端に口金部材13が設けられている。ケース7は、内部に回路ホルダ50を収納し、この回路ホルダ50内に点灯回路11が保持(格納)されている。
ここでのケース7は、筒壁39と、筒壁39の一端に設けられた底壁41とを有し、前記底壁41の中央部分(筒部の中心軸を含む。)に貫通孔43が設けられている。
筒壁39は、筒壁39の中心軸に沿って移動しても内径が略一定なストレート部45と、中心軸に沿って移動した(他端から一端に移動した)ときに、内径が徐々に小さくなるテーパ部47とを有している。
また、LED19が点灯した際に発生した熱は、LEDモジュール3の基板17から載置部材5へと、載置部材5からさらにケース7へと伝わり、ケース7に伝わった熱が当該ケース7から外気へと主に放出される。このため、ケース7は、LED19が点灯した際に発生した熱を外気中に放熱する放熱機能を有し、ヒートシンクとも言え、載置部材5は、LEDモジュール3の熱をケース7に伝える伝熱機能を有し、熱伝導部材とも言える。
載置部材5のケース7への装着は、例えば、載置部材5をケース7の他端から圧入することで行われる。圧入時の載置部材5の位置決めは、ケース7内面に形成されたストッパー48により行われる。ストッパー48は、複数(例えば、3個である。)あり、ケース7の周方向に等間隔で形成されている。
(4)点灯回路11
点灯回路11は、口金部材13を介して供給される商業用電力を利用してLED19を点灯させる。
点灯回路11は、回路ホルダ50内に格納され、当該回路ホルダ50はケース7に取着されている。回路ホルダ50は、ホルダ本体49と蓋体51とから構成され、蓋体51はホルダ本体49の格納口を塞いでいる。
ホルダ本体49は、図1に示すように、ケース7の内部からケース7の底壁41の貫通孔43を通って外部へと突出する突出筒部53と、ケース7の底壁41の内面に当接する底部55と、底部55の外周縁から突出筒部53の突出方向と反対側に延伸する大径筒部57とを有し、大径筒部57の開口が前記蓋体51により塞がれている。突出筒部53の外周面は、口金部材13の口金部73と螺着するねじ部56となっている。
蓋体51は、図1に示すように、蓋部59と筒部61とを有する有底筒状をし、例えば、筒部61がホルダ本体49の大径筒部57に外嵌する。
なお、蓋体51とホルダ本体49とは、例えば、接着剤で固着しても良いし、係合部と被係合部とを組み合わせた係合手段により固定しても良いし、両者にねじを設けて螺着しても良いし、さらには、蓋体51の筒部61の内径をホルダ本体49の大径筒部57の外径よりも小さくして、嵌め合い(しまり嵌め)により固定しても良い。
図4は、回路ホルダの基板の装着を説明する図であり、(a)は回路ホルダの断面図であり、(b)は(a)のY−Y線における断面を矢印方向から見た図である。
なお、同図の(a)では、基板の装着方法が分かるように、基板に実装されている電子部品65等の図示は省略している。
電子部品65等が実装されている、後述の基板63は、回路ホルダ50の規制腕と係止爪とからなるクランプ機構により保持される。
具体的には、複数(2個以上、例えば、4個である。)の規制腕69a,69b,69c,69dと、複数(2個以上、例えば、4個である。)の係止爪71a,71b,71c,71dとが、蓋体51の蓋部59から点灯回路11側へと突出するように、それぞれ設けられている。
係止爪71a,71b,71c,71dの先端部(点灯回路11側の端部)は、図4の(a)に示すように、点灯回路11側から蓋部59に近づくに従って回路ホルダ50の中心軸側に近づく傾斜面72a,(72b,)72c,72dを有している。
これにより、係止爪71a,71b,71c,71dの先端部の傾斜面72a,72b,72c,72dに基板69を当接させ、この状態のまま基板69を蓋部59側に押し込むと、係止爪71a,71b,71c,71dが回路ホルダ50の径方向の外方へと拡がり、やがて、基板69の周縁が係止爪71a,71b,71c,71dにより係止される。このとき、基板69の蓋部59側の面が規制腕69a,69b,69c,69dで規制される。
なお、規制腕69a,69b,69c,69dと、複数(2個以上、例えば、4個である。)の係止爪71a,71b,71c,71dとは、周方向に等間隔をおいて形成されている。
回路ホルダ50のケース7への装着は、ホルダ本体49の底部55と口金部材13とでケース7の底壁41を挟み込むことで行われる。
点灯回路11は、基板63に実装されている複数の電子部品65,67等から構成され、例えば、整流・平滑回路、DC/DCコンバータ等から構成されている。なお、複数の電子部品の符号は、便宜上「65」と「67」で表している。
基板63は、その一の主面に上記電子部品65,67を実装し、電子部品65,67がホルダ本体49の突出筒部53側に位置する状態で、回路ホルダ50に保持されている。なお、基板63の他の主面は、LEDモジュール3と接続された給電路31が取着されている。
(5)口金部材13
口金部材13は、灯具のソケットに取着され、このソケットから給電を受けるためのもので、ここでは、エジソン式の口金部73と、当該口金部73の開口側の端部から径方向の外方に延出する鍔部75とを有している。なお、図1では、点灯回路11と口金部73とを電気的に接続する接続線の図示は省略している。
口金部73は、ねじ部分のシェル部77と先端部のアイレット部79とを有し、シェル部77が回路ホルダ50のねじ部56と螺合する。
(6)グローブ9及び配光調整手段15
グローブ9は、例えばドーム状をし、LEDモジュール3を被覆する状態で、アダプタ81を介してケース7に装着されている。
グローブ9は、LEDモジュール3から発せられた光を拡散する光拡散部材83を内部に有する。具体的には、光拡散部材83がグローブ9の内面に取着されている。なお、光拡散部材83は、例えば凹レンズにより構成され、凹入面がグローブ9と対向する状態で設けられている。
アダプタ81は、図1に示すように、口金部材13側の端部85がケース7の筒壁39の端部に固着されている。
アダプタ81は、内周面が雌ネジ部87になっており、また、グローブ9の開口端部の外周面が雄ネジ部89になっている。このため、グローブ9とアダプタ81とが螺合した状態では、グローブ9がケース7(アダプタ81)に対して回転自在に装着されることとなる。
そして、グローブ9をケース7に対して回転させることで、グローブ9がケース7に対して挿抜し、グローブ9に装着された光拡散部材83とLEDモジュール3との距離を調整できる。このようにしてLEDランプ1から出射される光の配光を調整することが可能となる。
なお、アダプタ81のグローブ9側の端部には、内方へと張り出すストッパー91が設けられ、グローブ9のアダプタ81からの脱落を防止している。
2.配光について
光拡散部材とLEDモジュールとの距離(間隔)を変更することで、LEDランプから出射される光の配光を変更できることを説明する。
図5は、ランプからの光の出射角度について説明するための図である。
同図の(a)は光拡散部材83とLEDモジュール3との間隔が狭い場合の光の出射角を示すものであり、(b)は光拡散部材83とLEDモジュール3との間隔が広い場合の光の出射角を示すものである。
同図の(a)に示すように、光拡散部材83とLEDモジュール3との間隔が狭い場合、LEDモジュール3から出射された光のうち、光拡散部材83に対して直交して入射した光はそのまま光拡散部材83内を直進し、そのままの方向に凹入面から出射する。
一方、LEDモジュール3から出射された光のうち、光拡散部材83に対して外側(外側に拡がる方向)へと傾斜して入射した光は、光拡散部材83の表面が凹入面であるため、出射時に外側へと傾斜し、そして出射する。
このとき、例えば、光拡散部材83に対して傾斜して入射する光A1は、凹入面の中心に対して径方向に「L1」離れた箇所から出射される。このようにしてLEDモジュール3から出射され光拡散部材83に入射した光は、「B1」の角度で光拡散部材83から出射される。
同図の(b)に示すように、光拡散部材とLEDモジュールとの間隔が広い場合、LEDモジュール3から出射された光のうち、光拡散部材83に対して直交して入射した光は、上述したように、そのまま光拡散部材83内を直進し出射する。
一方、LEDモジュール3から出射された光のうち、光拡散部材83に対して外側(外側に拡がる方向)へと傾斜して入射した光も、上述のように、出射時に外側へと傾斜して出射する。
このとき、例えば、光拡散部材83に対して傾斜して入射する光A2(図5の「A1」と同じ位置から同じ方向に出射されている。)は、光拡散部材83の凹入面の中心に対して径方向に「L2」離れた箇所から出射される。このようにしてLEDモジュール3から出射され光拡散部材83に入射した光は、「B2」の角度で光拡散部材83から出射される。
ここで、図5の(a)の角度B1と、同図の(b)の角度B2とを比較する。同図の(a)と(b)において、光拡散部材83に対して入射する角度は互いに等しいものの、光拡散部材83とLEDモジュール3との間隔が異なるため、光拡散部材83から出射する位置が異なる。つまり、光拡散部材83とLEDモジュール3との間隔が小さい場合は、光拡散部材83の中心を基準にすると、(a)では距離L1となり、光拡散部材83とLEDモジュール3との間隔が広い場合は、(b)では距離L2となり、距離L2の方が距離L1よりも大きくなる。
光拡散部材83は、凹レンズであり、出射側の面が凹入面となっているため、光拡散部材83に入射する角度が等しくても、出射する位置が中心軸に対して外側にあるほど、出射角が大きく(より外に広がる)なる。これにより、光拡散部材83とLEDモジュール3との間隔が広くなるほど、拡散して光が出射されることとなる。
このように、光拡散部材83とLEDモジュール3との距離(間隔)を変更する、つまり、グローブ9をケース7に対して回転させることで、LEDランプ1から出射される光の配光を変更(調整)することができる。
<その他>
1.グローブの装着について
実施の形態では、グローブ9がアダプタ81に対して回転自在に装着(螺合構造)され、グローブ9がアダプタ81に対して回転させることで、光拡散部材83とLEDモジュール3との間隔を調整していたが、他の構成により光拡散部材とLEDモジュールとの間隔を調整しても良い。
図6は、グローブの装着方法の変形例を示す図であり、(a)は、グローブとアダプタとの装着部分の縦断面の拡大図であり、(b)は、グローブの装着部分の斜視図である。
変形例1に係るグローブ101とアダプタ103とは、係合構造を利用することで、グローブ101がアダプタ103に対して挿抜自在な状態で、装着されている。
グローブ101は、実施の形態と同様にドーム状をし、開口側端部105の外周の所定箇所、例えば、2箇所に外方へと突出する係合突部107を有し、一方、アダプタ103は、グローブ101の係合突部107の個数に対応して、ランプの中心軸方向に延伸する溝部109と、当該溝部109に沿って間隔をおいて形成され且つ溝部109の延伸方向と直交する方向(周方向である。)に延伸する複数の係合凹部111,113,115とを備える。
グローブ101は、ドーム部121と筒部123とを有し、当該筒部123の外周径は、係合突部107のある部分を除いて、筒状のアダプタ103の内周径と略一致し(グローブ101がアダプタ103に挿入される)ている。そして、グローブ101の係合突部107がアダプタ103の溝部109と係合凹部111,113,115内に配されるようにして、グローブ101とアダプタ103とが装着される。なお、グローブ101はアダプタ103のケース側から挿入される。
そして、グローブ101の係合突部107が、アダプタ103の溝部109に位置している場合は、グローブ101がアダプタ103の溝部109に沿ってアダプタ103の中心軸方向に移動(挿抜)自在となり、アダプタ103の溝部109から係合凹部111,113,115に移動することで係合突部107が係合凹部111,113,115のいずれかに係合して、グローブ101がアダプタ103に対して位置決めされる。
これにより、グローブ101がアダプタ103に対して挿抜自在に装着されることになる。なお、アダプタ103は実施の形態と同様に、ケース7に固着されている。
2.配光特性
(1)光拡散部材
実施の形態では、光拡散部材として凹レンズを用いたが、LEDモジュールから発せられた光を、LEDモジュールとの距離の調整により、光拡散部材からの出射角度を変更できるもの或いは変更できる構成であれば、他のもの或いは他の構成を用いることができる。
光拡散部材を固定し、発光部を可動させることで光拡散部材からの出射角度を変更しても良い。また、光拡散部材及び光源の相互移動で光拡散部材からの出射角度を変更しても良い。
(2)配光特性
実施の形態では、拡散部材83と発光部(LEDモジュール3)との間隔を調整することで配光特性を調整可能としていたが、配光特性は発光部の位置により変化するため、例えば、グローブの回転に合わせて発光部をグローブ内で移動可能に装着し、グローブを回転させることで発光部を移動させ、配光特性を調整するようにしても良い。
この場合、光拡散部材をグローブ内に設けても良いし、設けなくても良い。さらには、発光部自身にレンズ機能を持たせて、発光部を稼動させることでグローブ内面との距離を変え、出射角度を調整するようにしても良い。
3.反射板
実施の形態では、LEDモジュール3と光拡散部材83との間に、LEDモジュール3からの光の方向を変化させる部材は存しなかったが、変化させる部材を設けても良い。ここでは、変化させる部材として反射板を利用する場合を変形例として説明する。
図7は、変形例に係るLEDモジュール周辺の拡大断面図である。
変形例に係るLEDモジュール201は、載置部材203に載置され、また、載置部材203におけるLEDモジュール201の周辺には、LEDモジュール201から径方向の外方へと離れるに従って載置部材203から離れる(高くなる)形状の反射板205が設けられている。
LEDモジュール201は、裏面に端子部207,209を有する基板211と、基板211の表面に実装された複数のLEDと、基板211の表面に形成され且つ複数のLEDを封止する封止体213とを有する。
載置部材203は、上面(グローブ9側の面)に、LEDモジュール201用の凹入部203aを有すると共に凹入部203aの面にLEDモジュール201の端子部207,209に接続する給電部215,217を備えている。
なお、給電部215,217は、点灯回路11に接続されている配線219,221と接続されている。また、グローブ9、光拡散部材83、アダプタ81は、実施の形態と同様の構成である。
上記構成では、LEDモジュール201から発せられて光拡散部材83に向かう光以外の光、つまり、LEDモジュール201から側方に発せられた光が、反射板205で光拡散部材83へと向かうように反射されるので、LEDモジュール201から発せられた光を有効利用できる。
4.ランプ
(1)光源
実施の形態では、LEDモジュール3の上方(ランプ軸の延伸する方向であって口金と反対側)に光拡散部材83を配置し、LEDモジュール3から発せられた光がなるべく光拡散部材83を通るようにしていたが、出射された光が光拡散部材を通らないように光源(LEDモジュール3とは別のLEDモジュールであり、その構成はLEDモジュール3と同じであっても良いし、異なっていても良い。)を設けても良い。
以下、別のLEDモジュールを配した変形例について説明する。
図8は、変形例に係るランプ上部を示す概略図である。
変形例に係るランプは、載置部材301に、実施の形態で説明したLEDモジュール3と、当該LEDモジュール3の周辺に配された第2のLEDモジュール303とが載置され、グローブ305で覆われている。
LEDモジュール3は、平面視において、載置部材301の中央に配され、第2のLEDモジュール303がLEDモジュール3を取り囲むように配されている。
ここでは、第2のLEDモジュール303は、4個あり、LEDモジュール3上で交差するような「+」状に配されている。つまり、LEDモジュール3を中心とした円周上を、周方向に等間隔をおいて4個配されている。
第2のLEDモジュール303は、同図に示すように、LEDモジュール3のLED19よりも大型なLED307が利用されている。なお、第2のLEDモジュール303のLEDは、LEDモジュール3のLED19と同じ仕様のLEDであっても良いし、同じLED19を複数用いても良いし、第2のLEDモジュール303は、LEDモジュール3と同じ構成であっても良い。
図9は、変形例に係るランプからの光の出射角度について説明するための図である。
同図の(a)は光拡散部材83とLEDモジュール3との間隔が狭い場合の光の出射角を示すものであり、(b)は光拡散部材83とLEDモジュール3との間隔が広い場合の光の出射角を示すものである。
同図に示すLEDモジュール3から出射された光の光拡散部材83から出射角度(図中の「B1」、「B2」は、図5で説明した通りである。
同図の(a)に示すように、光拡散部材83とLEDモジュール3との間隔が狭いと出射角度B1は小さくなり、例えば、LEDモジュール3のみを点灯(つまり、周辺の第2のLEDモジュール303を消灯させる)させれば、スポット照明として利用できる。
一方、同図の(b)のように、光拡散部材83とLEDモジュール3との間隔が広いと出射角度B2は大きくなり、例えば、すべてのLEDモジュール3,303を点灯させれば、広範囲を照らす一般照明として利用できる。この場合、グローブ305から全方向に光を出射させる場合(電球の配光特性に近い配光である。)、第2のLEDモジュール303(正確にはLED307である。)を外側に傾斜させるのが好ましい。
なお、第2のLEDモジュール303の点灯・消灯は、例えば、リモコンを利用することで実施できる。
例えば、LEDモジュール3の印加電圧と、点灯時の第2のLEDモジュール303の印加電圧とを等しくし、さらに、LEDモジュール3のLED19と、第2のLEDモジュール303のLED307とを並列接続しておく。一方、点灯回路は、リモコンからの信号を受信する受信部と、受信部が受信する信号により、LEDモジュール3だけを点灯させる直列回路と、すべてのLEDモジュール3,303を点灯させる並列回路とを切り替えるスイッチ回路(スイッチング素子)とを備える。
つまり、スポット照明として利用するときは、複数のLED19を直接接続で点灯させ、一般照明として利用するときは、上記複数のLED19を直列接続した直列接続群に対して並列接続され且つ第2のLEDモジュール303のLED307を直列接続してなる直列接続群を追加的に点灯させる。
なお、リモコンを利用して第2のLEDモジュール303を点灯・消灯させる場合は、例えば、LEDモジュール3と光拡散部材83との間隔をリモコンで調整できるように、駆動手段(小型モータ)を設けても良い。
(2)タイプ
実施の形態では、LEDを光源として、白熱電球代替としてのLED電球について説明したが、例えば、点灯回路を有しない蛍光ランプ(コンパクト型蛍光ランプとも言われている)代替するようなランプにも適用することができる。
5.グローブ
実施の形態等では、LED電球として半球状(正確には、半球状部と筒状部とからなる形状)のグローブ9を備えていたが、他の形状、具体的は、電球形蛍光ランプのグローブと同様に、所謂、A形、G型等の形状をしていても良いし、さらには、これらの形状と全く異なる形状であっても良い。
また、実施の形態ではグローブ9を備えるLED電球であったが、グローブを備えていなくても良い。
6.照明装置
上記で説明したLED電球(例えば、実施の形態に係るLED電球1である。)を光源とした照明装置の一例について説明する。
図10は、本発明の実施の形態に係る照明装置の一例を説明する図である。
照明装置301は、LED電球1と照明器具303とを備え、ここでの照明器具303は、所謂、ダウンライト用照明器具である。
照明器具303は、LED電球1と電気的に接続され且つLED電球1を保持するソケット305と、LED電球1から発せられた光を所定方向に反射させる反射板307と、図外の商用電源と接続される接続部309とを備える。
ここでの反射板307は、天井311の開口311aを介してソケット305側が天井311の裏側に位置するように天井311に取り付けられている。
なお、本発明に係る照明装置は、上記ダウンライト用に限定するものでないのは言うまでもない。
最後に、各実施の形態及び各変形例では、それぞれ個別に特徴部分について説明したが、各実施の形態及び各変形例での説明した構成を、他の実施の形態や他の変形例の構成と組み合わせても良い。
本発明は、配光特性を調整することが可能な電球形ランプ及び照明装置に利用できる。
1 LED電球(電球形ランプ)
3 LEDモジュール(発光モジュール)
5 載置部材(熱伝導部材)
7 ケース(ヒートシンク)
9 グローブ
11 点灯回路
13 口金部材(口金)
15 配光調整手段
81 アダプタ
83 光拡散手段

Claims (5)

  1. 発光素子を備える発光部が、ベース部材に搭載され且つグローブにより覆われた電球形ランプにおいて、
    入射光を拡散させて出射する光拡散部材が、前記発光部と前記グローブとの間にあって、前記発光部との距離を調整自在な状態で設けられている
    ことを特徴とする電球形ランプ。
  2. 前記光拡散部材は凹レンズである
    ことを特徴とする請求項1に記載の電球形ランプ。
  3. 前記ベース部材は、一端に口金を有する筒状のケースの他端に固定され、
    前記光拡散部材は前記グローブの内面に固着され、当該グローブが前記ケースの他端に挿抜自在に装着されている
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の電球形ランプ。
  4. 前記挿抜自在な構成は、前記グローブの開口側端部が前記ケースの他端に螺合し、前記グローブの前記ケースに対する回転により行われる
    ことを特徴とする請求項3に記載の電球形ランプ。
  5. 電球形ランプと、当該電球形ランプを着脱自在に装着する照明器具とを備える照明装置において、
    前記電球形ランプが請求項1〜4の何れか1項に記載の電球形ランプである
    ことを特徴とする照明装置。
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