JP2011249037A - 回路遮断器 - Google Patents

回路遮断器 Download PDF

Info

Publication number
JP2011249037A
JP2011249037A JP2010118384A JP2010118384A JP2011249037A JP 2011249037 A JP2011249037 A JP 2011249037A JP 2010118384 A JP2010118384 A JP 2010118384A JP 2010118384 A JP2010118384 A JP 2010118384A JP 2011249037 A JP2011249037 A JP 2011249037A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
auxiliary member
release lever
circuit breaker
insertion hole
quick connection
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2010118384A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5489347B2 (ja
Inventor
Tasuke Hattori
太輔 服部
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kawamura Electric Inc
Original Assignee
Kawamura Electric Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kawamura Electric Inc filed Critical Kawamura Electric Inc
Priority to JP2010118384A priority Critical patent/JP5489347B2/ja
Publication of JP2011249037A publication Critical patent/JP2011249037A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5489347B2 publication Critical patent/JP5489347B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Breakers (AREA)

Abstract

【課題】速結端子に接続された電線を解除するための解除レバーを小さな力で操作することができる回路遮断器を提供する。
【解決手段】回路遮断器1は速結端子5に接続された電線を解除するための解除レバー9に補助部材10を取り付けて操作可能にする。補助部材10は解除レバー9に差し込まれる差込穴10aを有する取付部10bと、取付部10bに一体に形成されたツマミ部10cと、使用しないときに分電盤6の取付パネル11に保持するための係止部10dとで構成する。また、解除レバー9の側面には凹溝9aを形成し、補助部材10の差込穴10aには凸条10eを形成して補助部材10を使用して解除レバー9を操作する際に外れないようにする。また、補助部材10には解除レバー9に容易に取り付けできるように差込穴10aの位置を表示する位置合わせマーク10fを設ける。
【選択図】図6

Description

本発明は、速結端子に接続された電線を解除するための解除レバーを備えた回路遮断器に関する。
従来から回路遮断器の負荷側端子に電線を差し込むだけで接続できる速結端子が用いられている。速結端子は速結ばねと端子板を備えて成り、遮断器ケースの電線接続孔に被覆を剥いだ電線を差し込むことで、速結ばねは電線の差込方向に傾倒した板状の鎖錠片が電線に食い込んで電線を抜け止めするとともに、S字状の押圧片が端子板に電線を押圧して電気的に接続する構造になっている。こうして速結端子は電線接続孔に電線を差し込むだけで簡単に接続ができる。また、接続された電線を解除する場合は回路遮断器の解除レバーを操作して鎖錠ばねの係合を解除することで電線を引き抜くことができる。解除レバーは遮断器ケースの上面端部にケース上面に対して水平状態に突出して軸支され、解除レバーを指で持ち上げて上方に回動操作することで解除レバーに連動した引き外し板が速結ばねの鎖錠片を押し下げ、電線への鎖錠片の係合を解除して電線接続孔から電線を引き抜けるようになっている。そして、本出願人は薄型化のために複数の速結端子が上下1列に設けられた回路遮断器において1つの解除レバーで複数の速結端子の係合を解除できるようにしたものを提案している(例えば、特許文献1参照。)。
特開2007−149584号公報(図1、図2)
このように1つの解除レバーで複数の速結端子の係合を1度に解除する構造は複数の鎖錠ばねの鎖錠片を同時に押し下げて変位させなければならないので解除レバーの操作に力が必要となる。しかしながら、回路遮断器は遮断器ケースを薄型に形成している上に、電線接続時に正面となる操作ハンドルを有する遮断器ケースの上面方向から電線接続孔が見えるように解除レバーの幅寸法を小さく形成しているため、解除レバーを操作時に指への負担が大きく、操作性があまり良くなかった。
請求項1に記載の発明によれば、電線を接続するための速結端子と、速結端子の電線の接続を解除するための解除レバーを備えた回路遮断器において、解除レバーに補助部材を取り付けて操作可能にしたことを特徴とする。
請求項2に記載の発明によれば、請求項1に記載の回路遮断器において、補助部材は解除レバーに差し込まれる差込穴を有する取付部と、取付部に一体に形成されたツマミ部とで成ることを特徴とする。
請求項3に記載の発明によれば、請求項2に記載の回路遮断器において、解除レバーの側面に凹溝を形成し、凹溝に対向して補助部材の差込穴に凸条を形成したことを特徴とする。
請求項4に記載の発明によれば、請求項2又は請求項3に記載の回路遮断器において、補助部材の前面に差込穴の位置を表示する位置合わせマークを設けたことを特徴とする。
請求項5に記載の発明によれば、請求項1乃至請求項4の何れかに記載の回路遮断器において、補助部材を回路遮断器を取り付けるための取付パネルに保持できるようにしたことを特徴とする。
請求項1に記載の発明によれば、解除レバーを小さな力で操作することができるという効果がある。
請求項2に記載の発明によれば、請求項1に記載の発明の効果に加えて、簡単な構造で安価に形成することができるという効果がある。
請求項3に記載の発明によれば、請求項2に記載の発明の効果に加えて、解除レバーの下面が円弧状にカーブして形成されていたり、解除レバーの上面に対して鋭角をなすように形成されている場合でも補助部材が解除レバーに確実に係合して補助部材の操作時に解除方向に力を加えても補助部材が解除レバーから外れないという効果がある。
請求項4に記載の発明によれば、請求項2又は請求項3に記載の発明の効果に加えて、差込穴の位置がわかるので解除レバーへ補助部材を容易に取り付けることができるという効果がある。
請求項5に記載の発明によれば、請求項1乃至請求項4の何れかに記載の発明の効果に加えて、補助部材を利用しないときに回路遮断器の取付パネルを利用して保持することができるという効果がある。
本発明に係る回路遮断器を示す斜視図である。 本発明に係る回路遮断器を収納した分電盤を示し、前面カバーを取り外した状態の正面図である。 補助部材を示す斜視図である。 補助部材を示し、(a)は正面図、(b)は平面図、(c)は左側面図である。 図4のA−A線断面図である。 補助部材の使用方法を示し、(a)は解除レバーに補助部材を取り付ける様子の斜視図、(b)は補助部材で解除レバーを操作する様子を示す斜視図である。 解除レバーに補助部材の取り付けた状態を示す断面図である。 補助部材を取付パネルに取り付けた状態を示す取付パネルの断面図である。 補助部材を取付パネルに取り付けた状態を示す分電盤の正面図である。
回路遮断器は速結端子に接続された電線を解除するための解除レバーに補助部材を取り付けて操作可能にする。補助部材は解除レバーに差し込まれる差込穴を有する取付部と、取付部に一体に形成されたツマミ部と、使用しないときに分電盤の取付パネルに保持するための係止部とで構成する。また、解除レバーの側面には凹溝を形成し、補助部材の差込穴には凸条を形成して補助部材を使用して解除レバーを操作する際に外れないようにする。また、補助部材には解除レバーに容易に取り付けできるように差込穴の位置を表示する位置合わせマークを設ける。
本発明に係る回路遮断器の実施例1を図1〜図9の添付図面に基づいて説明する。
回路遮断器1は、遮断器ケース2の上面に電路を開閉する操作ハンドル3が設けられ、遮断器ケース2の長手方向の一方面に電源側端子4が設けられ、遮断器ケース2の長手方向の他方面に負荷側端子5が設けられている。回路遮断器1は単相3線式分電盤6の分岐ブレーカとして用いられ、電源側端子4と負荷側端子5は2つの電圧極と1つの中性極の電路を構成するために夫々3極ずつ設けられている。負荷側端子5は被覆を剥いだ電線を遮断器ケース2の電線接続孔7に差し込むだけで接続できる速結端子5であり、速結端子5は電線接続孔7が上下1列に設けられている。尚、3極の速結端子5のうち、2極の速結端子5に電線を接続して使用するために遮断器ケース2にはスライドカバー8が設けられ、電線接続孔7は何れか1極が塞がれるようになっている。
また、速結端子5に接続された電線を解除するために遮断器ケース2の上面端部に解除レバー9が遮断器ケース2から水平状態に突出して軸支されている。解除レバー9は電線接続時に正面となる操作ハンドル3を有する遮断器ケース2の上面方向から電線接続孔7が見えるように電線接続孔7を有する面の幅方向端縁と電線接続孔7の端縁間の寸法に幅寸法が形成され、上面が遮断器ケース2の上面と平行に形成され、下面は上面に対して鋭角をなすように形成されている。解除レバー9は上方に回動操作することで速結端子5の係合が解除する構造になっている。
そして、回路遮断器1に接続された電線を解除する場合は小さな力で解除レバー9を操作できるように補助部材10を取り付けて操作を行う。補助部材10は解除レバー9に差し込まれる差込穴10aを有する取付部10bと、取付部10bに一体に形成されたツマミ部10cと、回路遮断器1を取り付けるための分電盤6の取付パネル11に未使用時に保持させておくための係止部10dとで形成している。また、解除レバー9は側面に解除レバー9の上面と平行な凹溝9aが形成され、補助部材10の差込穴10aには凹溝9aに対向して凸条10eが形成されている。さらに補助部材10は解除レバー9と差込穴10aの位置合わせがしやすいように位置合わせマーク10fが設けられている。位置合わせマーク10fは差込穴10aの差込方向と一致するようにツマミ部10cに形成された溝10faと、ツマミ部10cの先端に溝10faに連続して形成された切欠10fbで成っている。また、係止部10dは取付パネル11に形成された矩形孔11aの長手方向の一辺に係止するL字状の係止爪10gと、矩形孔11aの長手方向の他辺に係止する係止突起10hとで成り、係止突起10hは弾性変形可能に形成された係止片10iに形成されている。
こうして形成された補助部材10を解除レバー9に取り付けるには、補助部材10の位置合わせマーク10fを解除レバー9に合わせ、補助部材10を解除レバー9に押し込むことで解除レバー9が補助部材10の差込穴10aに差し込まれて取り付けできる。そして、補助部材10を持ち上げて上方に回動操作することで解除レバー9を操作する。このとき、解除レバー9の凹溝9aに補助部材10の凸条10eが係合しているので操作途中に補助部材10が解除レバー9から簡単に外れることはない。
また、補助部材10を使用しないときは回路遮断器1が取り付けられる取付パネル11に保持させておく。取付パネル11への取り付けは、係止部10dの係止爪10gを取付パネル11の矩形孔11aの長手方向の一辺に係止させた後、係止片10iを取付パネル11に押し当てて係止片10iの係止突起10hを矩形孔11aの長手方向の他辺に係止させることで取り付けできる。
1 回路遮断器
5 負荷側端子(速結端子)
9 解除レバー
9a 凹溝
10 補助部材
10a 差込穴
10b 取付部
10c ツマミ部
10d 係止部
10e 凸条
10f 位置合わせマーク
10fa 溝
10fb 切欠
10g 係止爪
10h 係止突起
10i 係止片
11 取付パネル
11a 矩形孔

Claims (5)

  1. 電線を接続するための速結端子と、該速結端子の電線の接続を解除するための解除レバーを備えた回路遮断器において、前記解除レバーに補助部材を取り付けて操作可能にしたことを特徴とする回路遮断器。
  2. 前記補助部材は前記解除レバーに差し込まれる差込穴を有する取付部と、該取付部に一体に形成されたツマミ部とで成ることを特徴とする請求項1に記載の回路遮断器。
  3. 前記解除レバーの側面に凹溝を形成し、該凹溝に対向して前記補助部材の差込穴に凸条を形成したことを特徴とする請求項2に記載の回路遮断器。
  4. 前記補助部材の前面に前記差込穴の位置を表示する位置合わせマークを設けたことを特徴とする請求項2又は請求項3に記載の回路遮断器。
  5. 前記補助部材を前記回路遮断器を取り付けるための取付パネルに保持できるようにしたことを特徴とする請求項1乃至請求項4の何れかに記載の回路遮断器。
JP2010118384A 2010-05-24 2010-05-24 回路遮断器 Active JP5489347B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010118384A JP5489347B2 (ja) 2010-05-24 2010-05-24 回路遮断器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010118384A JP5489347B2 (ja) 2010-05-24 2010-05-24 回路遮断器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2011249037A true JP2011249037A (ja) 2011-12-08
JP5489347B2 JP5489347B2 (ja) 2014-05-14

Family

ID=45414081

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2010118384A Active JP5489347B2 (ja) 2010-05-24 2010-05-24 回路遮断器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5489347B2 (ja)

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS576143U (ja) * 1980-06-10 1982-01-13
JPH0186153U (ja) * 1987-11-30 1989-06-07
JPH08167369A (ja) * 1994-12-15 1996-06-25 Nitto Kogyo Kk 端子装置

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS576143U (ja) * 1980-06-10 1982-01-13
JPH0186153U (ja) * 1987-11-30 1989-06-07
JPH08167369A (ja) * 1994-12-15 1996-06-25 Nitto Kogyo Kk 端子装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP5489347B2 (ja) 2014-05-14

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8040678B2 (en) Connecting box for a solar panel
CN100367578C (zh) 电系列线夹
JP2006032319A (ja) 回路遮断器
JP6704181B2 (ja) 開閉器及び分電盤
JP5489347B2 (ja) 回路遮断器
JP5339357B2 (ja) 住宅用分電盤
JP4693163B2 (ja) 回路遮断器
JP2007170998A (ja) 電力量計
JP6878106B2 (ja) 回路遮断器
JP5519041B1 (ja) 端子台の端子カバー取付構造
JP3820996B2 (ja) 分電盤
CN112448345A (zh) 用于容纳连接端子的接线盒
JP2013089460A (ja) 電気コネクタ、アタッチメント及び電気コネクタユニット
JP2018181806A (ja) 配線用遮断器
JP4139631B2 (ja) 回路遮断器の端子装置
JP2020137132A (ja) 銅バー取付構造
JP2012064361A (ja) 端子台
JP4150550B2 (ja) 回路遮断器
JP6830027B2 (ja) 配線用遮断器
AU2018203535B2 (en) Locking clip for fixing low voltage power distribution terminal product to supporting device
JP3997765B2 (ja) 分電盤
JP6604898B2 (ja) プラグのアタッチメント
JP6233264B2 (ja) 暗電流回路の断続構造およびそれを備えた電気接続箱
JP2012095382A (ja) 分電盤
JP5156050B2 (ja) キャップアレイ

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20130319

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20131210

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20131217

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20140205

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20140224

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20140224

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5489347

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250