JP2011248988A - チャッキング装置、モータ、ディスク駆動装置、およびチャッキング装置の製造方法 - Google Patents

チャッキング装置、モータ、ディスク駆動装置、およびチャッキング装置の製造方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2011248988A
JP2011248988A JP2010239568A JP2010239568A JP2011248988A JP 2011248988 A JP2011248988 A JP 2011248988A JP 2010239568 A JP2010239568 A JP 2010239568A JP 2010239568 A JP2010239568 A JP 2010239568A JP 2011248988 A JP2011248988 A JP 2011248988A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
chucking device
rolling
peripheral surface
rotor holder
upper lid
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2010239568A
Other languages
English (en)
Inventor
Takuya Yamane
拓也 山根
Haruhiko Ito
晴彦 伊藤
Hisatoshi Motomochi
久寿 元持
Shigeo Hayashi
重雄 林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nidec Corp
Original Assignee
Nidec Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nidec Corp filed Critical Nidec Corp
Priority to JP2010239568A priority Critical patent/JP2011248988A/ja
Priority to KR1020110036796A priority patent/KR20110120222A/ko
Priority to US13/092,521 priority patent/US8296789B2/en
Priority to CN201110108705.1A priority patent/CN102290073B/zh
Publication of JP2011248988A publication Critical patent/JP2011248988A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02KDYNAMO-ELECTRIC MACHINES
    • H02K5/00Casings; Enclosures; Supports
    • H02K5/04Casings or enclosures characterised by the shape, form or construction thereof
    • H02K5/16Means for supporting bearings, e.g. insulating supports or means for fitting bearings in the bearing-shields
    • H02K5/167Means for supporting bearings, e.g. insulating supports or means for fitting bearings in the bearing-shields using sliding-contact or spherical cap bearings
    • H02K5/1675Means for supporting bearings, e.g. insulating supports or means for fitting bearings in the bearing-shields using sliding-contact or spherical cap bearings radially supporting the rotary shaft at only one end of the rotor
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B17/00Guiding record carriers not specifically of filamentary or web form, or of supports therefor
    • G11B17/02Details
    • G11B17/022Positioning or locking of single discs
    • G11B17/028Positioning or locking of single discs of discs rotating during transducing operation
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C45/00Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor
    • B29C45/14Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor incorporating preformed parts or layers, e.g. injection moulding around inserts or for coating articles
    • B29C45/14065Positioning or centering articles in the mould
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B19/00Driving, starting, stopping record carriers not specifically of filamentary or web form, or of supports therefor; Control thereof; Control of operating function ; Driving both disc and head
    • G11B19/20Driving; Starting; Stopping; Control thereof
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B19/00Driving, starting, stopping record carriers not specifically of filamentary or web form, or of supports therefor; Control thereof; Control of operating function ; Driving both disc and head
    • G11B19/20Driving; Starting; Stopping; Control thereof
    • G11B19/2009Turntables, hubs and motors for disk drives; Mounting of motors in the drive
    • G11B19/2045Hubs
    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02KDYNAMO-ELECTRIC MACHINES
    • H02K15/00Methods or apparatus specially adapted for manufacturing, assembling, maintaining or repairing of dynamo-electric machines
    • H02K15/02Methods or apparatus specially adapted for manufacturing, assembling, maintaining or repairing of dynamo-electric machines of stator or rotor bodies
    • H02K15/03Methods or apparatus specially adapted for manufacturing, assembling, maintaining or repairing of dynamo-electric machines of stator or rotor bodies having permanent magnets

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Holding Or Fastening Of Disk On Rotational Shaft (AREA)
  • Manufacture Of Motors, Generators (AREA)
  • Rotational Drive Of Disk (AREA)
  • Connection Of Motors, Electrical Generators, Mechanical Devices, And The Like (AREA)

Abstract

【課題】球体の転走により生じる騒音の、外部への伝播を抑制するとともに、ロータホルダに対して、ターンテーブルおよび転走部を強固に固定する。
【解決手段】チャッキング装置904では、転走部943がロータホルダ932の上蓋部の下側かつ円筒部の径方向内側に配置される。このため、球体939の転走により生じる騒音の外部への伝播が抑制される。また、ターンテーブル941と転走部とが、ロータホルダに設けられた貫通孔932dを介して連続する単一の樹脂部材のそれぞれ一部分となっている。このため、ロータホルダに対してターンテーブルおよび転走部が強固に固定される。
【選択図】図1

Description

本発明は、チャッキング装置、モータ、ディスク駆動装置、およびチャッキング装置の製造方法に関する。
光ディスクドライブ等のディスク駆動装置には、ディスクを回転させるためのブラシレスモータが搭載されている。ブラシレスモータは、回転部とともに回転するチャッキング装置を有する。ディスク駆動装置は、チャッキング装置によりディスクを保持しつつ、ブラシレスモータを駆動させることにより、ディスクを回転させる。
近年、ディスク駆動装置の高倍速化に伴い、ブラシレスモータの回転が高速化する傾向にある。ブラシレスモータの回転が高速化すると、ブラシレスモータの駆動時に、振動が発生しやすくなる。ブラシレスモータの振動を助長する1つの要因として、ディスクの偏重心が挙げられる。ディスクの重心位置は、ディスク毎に僅かに相違する。ブラシレスモータの回転部およびディスクの、全体としての重心が、回転中心と一致しない場合には、振動の問題が発生しやすくなる。
ディスクの偏重心を補正する技術として、特開2000−14113号公報には、断面U字状の位置決め体とロータのターンテーブル部との間に形成された環状空間に、バランス体として複数個の球体を収容したモータが、記載されている。また、特開2000−245116号公報には、ロータ本体内の上部空間に配置されたケース本体及びカバーによって規定される環状移動空間内に、バランス体としての複数個の鋼球を移動自在に配設したモータが、記載されている。いずれの文献においても、高速回転時に、バランス体としての球体を移動させることにより、重量アンバランスを解消しようとしている。
特開2000−14113号公報 特開2000−245116号公報 特開2004−64865号公報
特開2000−14113号公報では、ロータヨーク部の内側に形成された外周側凹所に、位置決め体が収容されている(段落0024,図1)。また、特開2000−245116号公報では、ロータ本体内の上部空間に、バランス手段が配置されている(段落0017,図1)。これらの構造によれば、ロータヨーク部またはロータ本体の内側において、球体が転走することとなる。したがって、球体の転走により生じる騒音の、外部への伝播が抑制される。
しかしながら、特開2000−14113号公報や特開2000−245116号公報の構造では、ロータまたはロータ本体に対する、位置決め体またはケース本体の固定強度に関して、改良の余地がある。
特開2000−14113号公報や特開2000−245116号公報の構造では、ロータまたはロータ本体に対する、位置決め体またはケース本体の固定方法として、圧入または接着剤による固定が、考えられる。圧入または接着剤のいずれを採用した場合にも、ブラシレスモータとして一般に要求される固定強度を得ることはできる。しかしながら、より高品質のブラシレスモータを得ようとすると、これらの固定強度をさらに向上させることが、望まれる。
本発明の目的は、球体の転走により生じる騒音の、外部への伝播を抑制しつつ、ロータホルダに対して転走部を強固に固定できるチャッキング装置、モータ、ディスク駆動装置、およびチャッキング装置の製造方法を、提供することである。
本願の第1発明は、上下に延びる中心軸に対して径方向に広がる上蓋部と、前記上蓋部の外縁部から下方へ延びる円筒部とを有するロータホルダと、前記上蓋部の上側に配置され、ディスクを下方から直接的または間接的に支持するターンテーブルと、前記上蓋部の下面に接する天板部と、前記円筒部の内周面に接する外壁部と、を有する円環状の転走部と、前記転走部を下方から閉塞する閉塞部材と、前記転走部と前記閉塞部材とに包囲された円環状の空間に、周方向に転走自在に配置された複数の球体と、を備え、前記ターンテーブルおよび前記転走部は、前記ロータホルダに設けられた貫通孔を介して連続する単一の樹脂部材の、それぞれ一部分であるチャッキング装置である。
本願の第2発明は、周方向に転走する複数の球体を有するチャッキング装置の製造方法において、a)上下に延びる中心軸に対して径方向に広がる上蓋部と、前記上蓋部の外縁部から下方へ延びる円筒部と、を有し、前記上蓋部または前記円筒部に貫通孔が設けられたロータホルダを、一対の金型の間に形成されるキャビティ内に、配置する工程と、b)前記工程a)の後、前記キャビティ内に、液相の樹脂を流入する工程と、c)前記工程b)の後、前記キャビティ内の樹脂を固化させて、前記ロータホルダと一体化された樹脂部材を得る工程と、d)前記工程c)の後、前記一対の金型を開き、一体化された前記ロータホルダおよび前記樹脂部材を、前記金型から離型させる工程と、を備え、前記工程c)において、前記上蓋部の上側に配置されるターンテーブルと、前記ターンテーブルに前記貫通孔を介して連続し、前記上蓋部の下面に接する天板部および前記円筒部の内周面に接する外壁部を有する円環状の転走部とが、前記樹脂部材のそれぞれ一部分として形成されるチャッキング装置の製造方法である。
本願の第1発明および第2発明によれば、転走部が、ロータホルダの上蓋部の下側かつ円筒部の径方向内側に、配置される。このため、球体の転走により生じる騒音の、外部への伝播が抑制される。また、ターンテーブルと転走部とが、ロータホルダの貫通孔を介して、連続する。このため、ロータホルダに対して、ターンテーブルおよび転走部が、強固に固定される。
図1は、チャッキング装置の部分縦断面図である。 図2は、ディスク駆動装置の縦断面図である。 図3は、ブラシレスモータの縦断面図である。 図4は、回転部のうち、ロータホルダ、樹脂部材、および複数の球体のみを、下面側から見た図である。 図5は、回転部の部分縦断面図である。 図6は、インサート成型の手順を示したフローチャートである。 図7は、インサート成型時の様子を示した縦断面図である。 図8は、回転部の部分縦断面図である。 図9は、ブラシレスモータの縦断面図である。 図10は、回転部の部分縦断面図である。 図11は、ロータホルダの上面図である。 図12は、インサート成型時の様子を示した縦断面図である。 図13は、回転部の部分縦断面図である。 図14は、ロータホルダ、樹脂部材、および複数の球体の下面図である。 図15は、ロータホルダ、樹脂部材、および複数の球体の下面図である。 図16は、回転部の部分縦断面図である。 図17は、回転部の部分縦断面図である。 図18は、回転部の部分縦断面図である。 図19は、回転部の部分縦断面図である。 図20は、回転部の部分縦断面図である。 図21は、回転部の部分縦断面図である。 図22は、回転部の部分縦断面図である。 図23は、回転部の部分縦断面図である。 図24は、回転部の部分縦断面図である。 図25は、回転部の部分縦断面図である。 図26は、回転部の部分縦断面図である。
以下、本発明の例示的な実施形態について、図面を参照しつつ説明する。なお、以下では、モータの中心軸に沿う方向を上下方向とし、ターンテーブルに対してディスクが配置される側を上として、各部の形状や位置関係を説明する。ただし、これは、説明の便宜のために上下方向を定義したものであって、本発明に係るチャッキング装置、モータ、およびディスク駆動装置の、使用時における姿勢を限定するものではない。
<1.一実施形態に係るチャッキング装置>
図1は、本発明の一実施形態に係るチャッキング装置904の部分縦断面図である。図1に示すように、チャッキング装置904は、ロータホルダ932、ターンテーブル941、転走部943、閉塞部材938、および複数の球体939を、備えている。
ロータホルダ932は、上蓋部932bおよび円筒部932cを、有している。上蓋部932bは、上下に延びる中心軸に対して径方向に広がる部位である。円筒部932cは、上蓋部932bの外縁部から下方へ延びる部位である。また、ロータホルダ932には、貫通孔932dが、形成されている。
ターンテーブル941は、上蓋部932bの上側に配置され、ディスク990を、下方から直接的または間接的に、支持する部位である。転走部943は、上蓋部932bの下面に接する天板部943aと、円筒部932cの内周面に接する外壁部943bと、を有する円環状の部位である。ターンテーブル941および転走部943は、貫通孔932dを介して連続する単一の樹脂部材934の、それぞれ一部分となっている。
閉塞部材938は、転走部943を下方から閉塞する部材である。また、複数の球体939は、転走部943と閉塞部材938とに包囲された円環状の空間に、周方向に転走自在に配置されている。
チャッキング装置904を製造するときには、まず、一対の金型の間に形成されるキャビティ内に、ロータホルダ932を配置する。次に、キャビティ内に、液相の樹脂を流入する。そして、キャビティ内の樹脂を固化させて、ロータホルダ932と一体化された樹脂部材934を得る。このとき、ターンテーブル941と転走部943とが、樹脂部材934のそれぞれ一部分として、形成される。その後、一対の金型を開き、一体化されたロータホルダ932および樹脂部材934を、金型から離型させる。
本実施形態のチャッキング装置904では、転走部943が、ロータホルダ932の上蓋部932bの下側かつ円筒部932cの径方向内側に、配置される。このため、球体939の転走により生じる騒音の、外部への伝播が抑制される。また、ターンテーブル941と転走部943とが、ロータホルダ932の貫通孔932dを介して、連続する。このため、ロータホルダ932に対して、ターンテーブル941および転走部943が、強固に固定される。
<2.より具体的な実施形態>
<2−1.ディスク駆動装置の構成>
続いて、本発明のより具体的な実施形態について説明する。
図2は、ディスク駆動装置1の縦断面図である。ディスク駆動装置1は、光ディスク90(以下、単に「ディスク90」という)を回転させつつ、ディスク90に対して情報の読み出しおよび書き込みを行う装置である。ディスク駆動装置1は、装置ハウジング11、ディスクトレイ12、ブラシレスモータ13、クランパ14、およびアクセス部15を備えている。
装置ハウジング11は、ディスクトレイ12、ブラシレスモータ13、クランパ14、およびアクセス部15を、内部に収容する筐体である。ディスクトレイ12は、装置ハウジング11の外部と内部との間で、ディスク90を搬送するための機構である。ブラシレスモータ13は、装置ハウジング11の内部に設けられたシャーシ16に固定されている。ディスクトレイ12からブラシレスモータ13へ移載されたディスク90は、ブラシレスモータ13の回転部3とクランパ14との間に保持され、ブラシレスモータ13により、中心軸9を中心として回転される。
アクセス部15は、光ピックアップ機能を備えたヘッド15aを有している。アクセス部15は、ブラシレスモータ13に保持されたディスク90の記録面に沿ってヘッド15aを移動させて、ディスク90に対する情報の読み出しおよび書き込みを行う。なお、アクセス部15は、ディスク90に対して、情報の読み出しおよび書き込みの一方のみを行うものであってもよい。
<2−2.ブラシレスモータの構成>
続いて、上記のブラシレスモータ13の構成について説明する。
図3は、ブラシレスモータ13の縦断面図である。図3に示すように、ブラシレスモータ13は、静止部2と回転部3とを備えている。静止部2は、ディスク駆動装置1のシャーシ16に固定されている。回転部3は、静止部2に対して回転可能に支持されている。
静止部2は、ベース部材21、静止軸受ユニット22、およびステータユニット23を有する。静止軸受ユニット22は、シャフト31を回転可能な状態で支持する機構である。静止軸受ユニット22は、スリーブ22aと、スリーブハウジング22bと、を有する。スリーブ22aは、シャフト31の外周面を包囲する略円筒状の部材である。スリーブハウジング22bは、スリーブ22aを内部に収容する略カップ状の部材である。スリーブハウジング22bは、ベース部材21に固定されている。ステータユニット23は、複数本のティース部24aを有するステータコア24と、各ティース部24aに巻回されたコイル25と、を有する。ステータユニット23は、スリーブハウジング22bの外周面に、固定されている。
回転部3は、シャフト31、ロータホルダ32、ロータマグネット33、樹脂部材34、ディスク載置部材35、クランプマグネット36、ヨーク37、閉塞部材38、複数の球体39、および予圧マグネット40を有する。なお、本実施形態では、回転部3のうち、少なくとも、シャフト31、ロータホルダ32、樹脂部材34、ディスク載置部材35、クランプマグネット36、ヨーク37、閉塞部材38、および複数の球体39が、ディスク90を保持するチャッキング装置4を、構成している。
図4は、回転部3のうち、ロータホルダ32、樹脂部材34、および複数の球体39のみを、下面側から見た図である。また、図5は、回転部3の部分縦断面図である。以下では、図3とともに、図4および図5も適宜に参照する。
シャフト31は、中心軸9に沿って上下方向に延びる、略円柱状の部材である。ロータホルダ32は、シャフト31に固定されて、シャフト31とともに回転する部材である。ロータホルダ32は、例えば、亜鉛めっき鋼板等の金属を、プレス成形することにより得られる。ただし、ロータホルダ32は、切削等の他の工法により得られたものであってもよい。
ロータホルダ32は、締結部32a、上蓋部32b、および円筒部32cを有する。締結部32aは、シャフト31に圧入により締結された、略円筒状の部位である。上蓋部32bは、締結部32aの上端部から径方向外側へ広がる、略円板状の部位である。円筒部32cは、上蓋部32bの径方向外側の端縁部から下方へ向けて延びる、略円筒状の部位である。円筒部32cは、中心軸9と同軸に配置されている。
また、本実施形態では、ロータホルダ32の上蓋部32bに、複数の貫通孔32dが形成されている。図3および図5に示すように、貫通孔32dは、上蓋部32bを軸方向(中心軸9に沿う方向。以下同じ)に貫通している。また、図4に示すように、複数の貫通孔32dは、周方向に等間隔に配列されている。複数の貫通孔32dは、ロータホルダ32の重心の偏りを抑制するためには、周方向に等間隔に配列されることが好ましい。ただし、複数の貫通孔32dは、必ずしも周方向に等間隔に配列されていなくてもよい。
ロータマグネット33は、円環状の永久磁石である。ロータマグネット33は、ロータホルダ32の円筒部32cの内周面に、固定されている。ロータマグネット33の内周面は、ステータコア24のティース部24aの端面と、径方向に対向する磁極面となっている。
樹脂部材34は、ポリカーボネート等の成型用樹脂で構成された部材である。樹脂部材34は、後述するインサート成型により、ロータホルダ32と一体に成型されている。図3〜図5に示すように、樹脂部材34は、ターンテーブル41、ディスクガイド部42、転走部43、内側環状部44、および被覆部45を、有している。
ターンテーブル41は、上蓋部32bの上側かつディスクガイド部42の径方向外側に、配置されている。上述した貫通孔32dは、ターンテーブル41の下方に配置されている。ターンテーブル41の径方向外側の端部は、ロータホルダ32の円筒部32cより径方向外側へ、張り出している。
ターンテーブル41の上面には、円環状のディスク載置部材35が、固定されている。ディスク載置部材35の上面は、ディスク90が載置される載置面となる。つまり、本実施形態では、ターンテーブル41が、ディスク載置部材35を介して、ディスク90の下面を間接的に支持する。なお、ターンテーブル41は、ディスク載置部材35を介することなく、ディスク90の下面を直接的に支持するものであってもよい。
ディスクガイド部42は、上蓋部32bの上側かつターンテーブル41の径方向内側に、配置されている。ディスクガイド部42は、ディスク90の内周部に当接する当接面42aを有する。当接面42aは、ディスク載置部材35上に載置されたディスク90の内周部に当接することにより、ディスク90の径方向の位置を定める。
ディスクガイド部42には、クランプマグネット36およびヨーク37を収容するための収容部42bが、形成されている。クランプマグネット36は、クランパ14との間に磁気的な吸引力を発生させる永久磁石である。ヨーク37は、クランプマグネット36から発生する磁界の指向性を向上させる磁性体である。ディスク90は、クランプマグネット36とクランパ14との間の磁気的な吸引力によって、ディスク載置部材35とクランパ14との間に、挟持される。なお、クランプマグネット36は、ブラシレスモータ13およびクランパ14の何れか一方に、配置されていればよい。クランパ14側にクランプマグネット36が配置されている場合には、ブラシレスモータ13の収容部42bには、ヨーク37のみを配置すればよい。
転走部43は、上蓋部32bの下側かつ円筒部32cの径方向内側に、配置されている。図4および図5に示すように、転走部43は、天板部43a、外壁部43b、および内壁部43cを有する。天板部43aは、上蓋部32bの下面に接する、円環状の部位である。外壁部43bは、天板部43aの径方向外側の端縁部から下方へ向けて延び、円筒部32cの内周面に接する、円筒状の部位である。内壁部43cは、天板部43aの径方向内側の端縁部から下方へ向けて延びる、円筒状の部位である。
天板部43a、外壁部43b、および内壁部43cにより、転走部43は、下方へ向けて開いた円環溝状となっている。そして、転走部43の下部には、円環溝状の転走部43を下方から閉塞する閉塞部材38が、取り付けられている。閉塞部材38は、例えば、亜鉛めっき鋼板やスズめっき鋼板等の金属により、形成され、圧入や溶着によって、転走部43に固定される。ただし、閉塞部材38の材料や固定方法は、これらの例に限定されない。
転走部43と閉塞部材38とに包囲された円環状の空間には、複数の球体39が、周方向に転走自在に配置されている。複数の球体39は、閉塞部材38の上面に取り付けられた滑り止め部材(シート)38aの上に、載置されている。複数の球体39は、回転部3およびディスク90の全体としての重心の、中心軸9に対する位置ずれを、補正する役割を果たす。回転部3およびディスク90が回転し、その回転数が一定以上になると、複数の球体39は、中心軸9に対して重心とは反対の方向へ、転走移動する。これにより、回転部3およびディスク90の全体としての重心の位置が、中心軸9に近づくように、調整される。
上述の通り、転走部43は、ロータホルダ32の上蓋部32bの下側かつ円筒部32cの径方向内側に、配置されている。このため、転走部43が上蓋部32bの上側に配置される場合と比べて、球体39の転走により生じる騒音の、外部への伝播が抑制される。
また、ターンテーブル41と転走部43とは、単一の樹脂部材34のそれぞれ一部分であり、ロータホルダ32の貫通孔32dを介して、連続している。これにより、ロータホルダ32に対して、ターンテーブル41および転走部43が、より強固に固定されている。
特に、本実施形態では、ターンテーブル41の下方位置、かつ、転走部43の上方位置に、貫通孔32dが配置されている。すなわち、平面視において、ターンテーブル41および転走部43と重なる位置に、貫通孔32dが配置されている。したがって、ターンテーブル41と転走部43とが、迂回することなく繋がっている。これにより、ロータホルダ32に対して、ターンテーブル41および転走部43が、より強固に固定されている。
内側環状部44は、上蓋部32bの下側かつ転走部43の径方向内側に、配置されている。内側環状部44の上面は、上蓋部32bの下面に接している。樹脂部材34は、内側環状部44を有することにより、ロータホルダ32と、より強固に固定されている。また、インサート成型時には、上蓋部32bの下面と金型61(図7参照)との間に、内側環状部44が介在する。したがって、上蓋部32bと金型61とは、直接には接触しない。これにより、上蓋部32bおよび金型の寸法誤差が、許容される。
被覆部45は、ターンテーブル41から下方へ向けて延びる、円筒状の部位である。ロータホルダ32の円筒部32cの外周面は、被覆部45に覆われている。インサート成型時には、ロータホルダ32の円筒部32cの外周面と、金型61との間に、被覆部45が介在する。このため、ロータホルダ32および樹脂部材34を金型61から離型させるときに、ロータホルダ32と金型61との摺接が、抑制される。これにより、金型61の損傷が、抑制される。
予圧マグネット40は、円環状の永久磁石である。予圧マグネット40は、閉塞部材38の下面に、固定されている。予圧マグネット40は、スリーブハウジング22bとの間に発生する軸方向の磁気的吸引力により、回転部3を静止部2側へ引き付け、回転部3の回転姿勢を安定させる役割を果たす。
このようなブラシレスモータ13において、静止部2のコイル25に駆動電流を与えると、ステータコア24の複数のティース部24aに磁束が発生する。そして、ティース部24aとロータマグネット33との間の磁束の作用により周方向のトルクが発生し、静止部2に対して回転部3が、中心軸9を中心として回転する。回転部3に保持されたディスク90は、回転部3とともに、中心軸9を中心として回転する。
<2−3.インサート成型の手順>
続いて、上記のチャッキング装置4の製造工程において、ロータホルダ32と樹脂部材34とを、インサート成型により一体化するときの手順について、説明する。図6は、インサート成型の手順を示したフローチャートである。また、図7は、インサート成型時の様子を示した縦断面図である。
インサート成型を行うときには、一対の金型61,62と、予め作製されたロータホルダ32とが、用意される。ロータホルダ32は、例えば、プレス成形により作製される。ロータホルダ32の上蓋部32bには、貫通孔32dが形成されている。一対の金型61,62は、互いの対向面を当接させることにより、それらの内部に、ロータホルダ32および樹脂部材34の一体化後の形状に対応するキャビティ63を形成するものが、使用される。
まず、ロータホルダ32を、一方の金型61の内部にセットする。続いて、両金型61,62の対向面を当接させ、金型61,62の内部にキャビティ63を形成する。これにより、キャビティ63内に、ロータホルダ32が配置された状態となる(ステップS1)。次に、キャビティ63内に、液相の樹脂34aを流入する(ステップS2)。図7のように、液相の樹脂34aは、少なくとも一方の金型62に形成されたゲート62aを介して、キャビティ63内へ流入される。
キャビティ63内に液相の樹脂34aが行き渡ると、続いて、キャビティ63内の樹脂34aを、冷却して固化する(ステップS3)。キャビティ63内の樹脂34aは、固化されることにより、樹脂部材34となる。また、これにより、ロータホルダ32と樹脂部材34とが、一体化される。その後、一対の金型61,62を開き、一体化されたロータホルダ32および樹脂部材34を、金型61,62から離型させる(ステップS4)。
樹脂部材34は、ターンテーブル41、ディスクガイド部42、転走部43、内側環状部44、および被覆部45を有する形状に、成型される。ターンテーブル41と転走部43とは、ロータホルダ32の貫通孔32dを介して連続し、樹脂部材34のそれぞれ一部分となる。これにより、ロータホルダ32に対して、ターンテーブル41および転走部43が、より強固に固定される。
また、転走部43は、ロータホルダ32の上蓋部32bの下側かつ円筒部32cの径方向内側に、形成される。これにより、製造後のチャッキング装置4において、複数の球体39の転走により生じる騒音の、外部への伝播が抑制される。
仮に、ロータホルダ32と転走部43とが、圧入により固定されていたとすると、圧入時の応力によって転走部43が変形し、中心軸9に対する転走部43の同軸度や真円度が、低下する虞がある。また、仮に、ロータホルダ32と転走部43とが、接着剤により固定されていたとすると、接着剤を周方向に均一に分布させなければ、中心軸9に対する転走部43の同軸度が、低下する虞がある。また、圧入や接着剤により両者を固定すると、ロータホルダ32に対して、転走部43が傾いた状態で固定されてしまう虞もある。
この点について、本実施形態では、金属製のロータホルダ32と、樹脂製の転走部43とが、インサート成型により一体化されている。転走部43の表面は、金型61により成型される。また、ロータホルダ32は、金型61により位置決めされる。このため、精度よく仕上げられた金型61を使用すれば、転走部43とロータホルダ32との、径方向の相対位置のずれを、抑制できる。すなわち、転走部43とロータホルダ32とを、高い同軸度で配置できる。また、転走部43の軸方向の位置が、全周に亘って精度よく形成される。このため、ロータホルダ32に対する転走部43の傾きも、抑制される。
金型61は、少なくとも外壁部43bの内周面を成型する面61aが、鏡面加工されていることが、好ましい。このようにすれば、外壁部43bの内周面が、精度よく成型される。このため、製造後の転走部43において、複数の球体39が、より円滑に転走する。その結果、球体39の転走により発生する騒音が、低減される。
なお、ここでは、「鏡面加工」を、JIS B0601:2001(対応国際規格ISO 4287:1997)に規定された最大高さRzが、0.6μm以下となるように、対象となる面が加工されていることを指すものとする。最大高さRzの測定には、JIS B0651:2001(対応国際規格ISO 3274:1996)に規定された触針式表面粗さ測定機を、使用すればよい。
<3.他タイプのモータへの適用例I>
続いて、本発明を適用した他のタイプのブラシレスモータについて、説明する。なお、以下では、上記実施形態のブラシレスモータ13との相違点を中心に、説明する。
図8は、他のタイプのブラシレスモータの回転部103の部分縦断面図である。図8の例では、樹脂部材134は、ディスク90の内周部に当接する調芯爪142を、有している。調芯爪142は、転走部143より径方向内側かつターンテーブル141の上面より上側に、配置されている。調芯爪142は、ディスク90の内周部に当接して、ディスク90の径方向の位置を定める役割を果たす。
また、図8の例では、ロータホルダ132の上蓋部132bは、内側平板部132e、外低傾斜部132f、および外側平板部132gを、含んでいる。内側平板部132eは、外低傾斜部132fの径方向内側において、径方向に広がる部位である。外低傾斜部132fは、内側平板部132eの径方向外側の端縁部から、径方向外側へ向けて低くなるように、斜めに広がる部位である。外低傾斜部132fの下面は、内側環状部144の上面と、接している。外側平板部132gは、外低傾斜部132fと円筒部132cとの間において、径方向に広がる部位である。
このように、図8の例では、ロータホルダ132の上蓋部132bが、中央付近において上方へ隆起した形状となっている。これにより、調芯爪142の近傍における樹脂部材134の厚みが、抑制されている。このようにすれば、調芯爪142の近傍において、成型時の収縮に起因する樹脂部材134の凹みを、抑制できる。
また、図8の例では、調芯爪142より径方向内側の樹脂部材134の上面に、クランプマグネット136を収容するための収容部142bが、形成されている。ロータホルダ132の内側平板部132eは、収容部142b内に露出している。そして、クランプマグネット136が、内側平板部132eの上面に、配置されている。このようにすれば、内側平板部132eを、クランプマグネット136のヨークとして、利用できる。
また、図8の例では、ロータホルダ132は、複数の爪下貫通孔132dと、1つの中央貫通孔132iとを、有している。爪下貫通孔132dは、調芯爪142の下方位置に、配置されている。調芯爪142の下面は、上蓋部132bの上面に対して、非接触となっている。インサート成型時には、この爪下貫通孔132dに、下側から金型が挿入され、当該金型によって、調芯爪142の下面が成型される。また、ターンテーブル141と転走部143とは、爪下貫通孔132dを介して連続している。すなわち、図8の例では、ターンテーブル141と転走部143とを連続させることと、調芯爪142の下面の成型とが、共通の爪下貫通孔132dを利用して、実現されている。
中央貫通孔132iは、ロータホルダ132の上蓋部132bの中央に、形成されている。中央貫通孔132iは、シャフト131より大径であるため、図8の例では、ロータホルダ132の内周部と、シャフトの外周面とは、直接に接触しない。樹脂部材134は、中央貫通孔132i内に形成された中継部151を介して、上下に連続している。そして、当該中継部151が、シャフト131の外周面に固定される。
なお、図8のように調芯爪142を有するタイプにおいて、シャフト131に対してロータホルダ132が、直接に固定されていてもよい。シャフト131に対して樹脂部材134を固定するより、シャフト131に対してロータホルダ132を固定する方が、より高い固定強度を得ることができる。
<4.他タイプのモータへの適用例II>
続いて、本発明を適用した、さらに他のタイプのブラシレスモータ213について、説明する。図9は、他のタイプのブラシレスモータ213の縦断面図である。図10は、ブラシレスモータ213の回転部203の部分縦断面図である。また、図11は、ロータホルダ232の上面図である。なお、以下では、上記実施形態のブラシレスモータ13との相違点を中心に説明する。
図9〜図11の例では、ロータホルダ232の上蓋部232bは、内側平板部232e、内低傾斜部232f、および外側平板部232gを含んでいる。内側平板部232eは、締結部232aと内低傾斜部232fとの間において、径方向に広がる部位である。内低傾斜部232fは、内側平板部232eの径方向外側の端縁部から、径方向外側へ向けて高くなるように、斜めに広がる部位である。外側平板部232gは、内低傾斜部232fと円筒部232cとの間において、径方向に広がる部位である。
ロータホルダ232の上蓋部232bには、複数の貫通孔232dが、周方向に等間隔に、形成されている。各貫通孔232dは、内低傾斜部232fと外側平板部232gとに亘って、上蓋部232bを軸方向に貫通するように、形成されている。複数の貫通孔232dは、ロータホルダ232の重心の偏りを抑制するためには、周方向に等間隔に配列されることが好ましい。ただし、複数の貫通孔232dは、必ずしも周方向に等間隔に配列されていなくてもよい。
上蓋部232bの下面側には、内低傾斜部232f、外側平板部232g、および円筒部232cによって、下向きに開いた環状凹部232hが、形成されている。そして、当該環状凹部232h内に、転走部243が配置されている。転走部243は、ロータホルダ232とインサート成型により一体化された樹脂部材234の、一部分である。
転走部243は、天板部243a、外壁部243b、および内壁部243cを有している。天板部243aは、外側平板部232gの下面に接している。外壁部243b及び内壁部243cは、天板部243aの径方向外側および径方向内側の端縁部から、それぞれ、下方へ向けて延びている。また、転走部243の下部には、転走部243を下方から閉塞する閉塞部材238が、取り付けられている。転走部243と閉塞部材238とに包囲された円環状の空間には、複数の球体239が、周方向に転走自在に配置されている。
転走部243の内壁部243cは、内低傾斜部232fの下方に、配置されている。このため、仮に、貫通孔232dがなければ、インサート成型時に、天板部243aと内壁部243cとの間で、液相の樹脂を流動させる空間を確保することが、困難となる。
この点について、図9〜図11の例では、内低傾斜部232fと外側平板部232gとに亘って、貫通孔232dが形成されている。そして、当該貫通孔232dが、内壁部243cの上方、すなわち、平面視において内壁部243cと重なる位置に、配置されている。このため、インサート成型時には、図12に示すように、貫通孔232dを介して、天板部243aと内壁部243cとの間で、液相の樹脂を流動させることができる。したがって、天板部243aおよび内壁部243cの双方に、十分に樹脂を行き渡らせることができる。また、これにより、天板部243aと内壁部243cとが、強固に連結される。
内側平板部232eの上側かつ内低傾斜部232fの径方向内側には、中央樹脂部246およびばね受け部247が、形成されている。中央樹脂部246およびばね受け部247は、貫通孔232dを介して、ターンテーブル241や転走部243と、連続している。
中央樹脂部246およびばね受け部247は、インサート成型時に、樹脂部材234の一部分として、成型される。このため、中央樹脂部246およびばね受け部247は、樹脂部材234の他の部位やロータホルダ232に対して、強固に固定される。特に、図9〜図11の例では、中央樹脂部246およびばね受け部247の径方向外側に、これらと同じ高さ位置で、貫通孔232dが配置されている。このため、インサート成型時には、中央樹脂部246およびばね受け部247に対して、液相の樹脂が良好に流入する。したがって、中央樹脂部246およびばね受け部247の形状を、精度よく得ることができる。
また、中央樹脂部246やばね受け部247の上面の高さ位置は、インサート成型に使用される金型によって、容易に微調整できる。
中央樹脂部246およびばね受け部247の上方には、ヨーク248、調芯部材249、および予圧ばね250が、配置されている。ヨーク248は、シャフト231に固定されている。ヨーク248は、クランパ14(図2参照)との間に、磁気的な吸引力を発生させる役割を果たす。調芯部材249は、シャフト231に沿って上下に移動可能となっている。調芯部材249は、ディスク90の内周部を支持する支持面249aを、有している。
予圧ばね250は、調芯部材249とばね受け部247との間に、介挿されている。すなわち、予圧ばね250の上端部は、調芯部材249の下面に当接し、予圧ばね250の下端部は、ばね受け部247の上面に当接している。予圧ばね250は、調芯部材249を、上方へ向けて付勢している。ディスク90を保持していないときは、調芯部材249がヨーク248の下面に当接した状態で、静止している。一方、ディスク90を保持するときには、調芯部材249は、ディスク90の内周部を支持しつつ、予圧ばね250の付勢力に抗して下降する。調芯部材249の支持面249aは、ディスク90の内周部に当接することにより、ディスク90の径方向の位置を定める。
調芯部材249が、ディスク90を保持した状態よりもさらに下降すると、調芯部材249は、中央樹脂部246の上面に当接する。これにより、調芯部材249の下降限界が、定められている。なお、中央樹脂部246が省略され、ロータホルダ232の上面に、調芯部材249が当接するようになっていてもよい。
図9〜図11の例では、内低傾斜部232fの径方向内側に、中央樹脂部246、ばね受け部247、調芯部材249、および予圧ばね250が、配置されている。一方、内低傾斜部232fの径方向外側に、転走部243が配置されている。すなわち、中央樹脂部246、ばね受け部247、調芯部材249、および予圧ばね250を配置するための空間と、転走部243を配置するための空間とが、内低傾斜部232fを介して、径方向に配列されている。これにより、チャッキング装置204の軸方向の寸法が、抑制されている。
また、図9のブラシレスモータ213では、静止部202のスリーブハウジング222bの上端部に、予圧マグネット226が固定されている。一方、ロータホルダ232の内側平板部232eは、下方へ窪み、予圧マグネット226の上面に接近している。このため、ロータホルダ232の内側平板部232eと、予圧マグネット226との間に、磁気的吸引力を発生させることができる。
なお、予圧マグネット226を、ロータホルダ232の内側平板部232eの下面に、固定してもよい。その場合には、予圧マグネット226と、静止部202側のスリーブハウジング222との間に、磁気的吸引力を発生させることとなる。また、ロータホルダ232の内側平板部232eは、予圧マグネット226のヨークとして、利用される。
<5.閉塞部材の固定構造について>
特開2004−64865号公報には、ロータヨークの上方に配置されたバランサ室に、複数個のボールを収容したモータが、記載されている。特開2004−64865号公報の構造では、ターンテーブルの下面に形成された環状凹部とロータヨークとの間に、底板が挟まれている。このため、環状凹部から底板が離脱する虞は小さい。
これに対し、本願の上記実施形態では、ロータホルダの上蓋部の下方において、転走部が下方へ向けて開いた形状を有している。そして、当該転走部の下部に、閉塞部材が取り付けられている。すなわち、本願の上記実施形態では、転走部と他の部位との間に、閉塞部材を挟持する構造にはなっていない。このような構造の場合、転走部に対して閉塞部材を強固に固定して、閉塞部材の離脱を防止することが好ましい。ただし、製造時の作業効率を考慮すると、転走部に対して、閉塞部材を、周方向に位置決めすることなく固定できることが、好ましい。以下では、これらの要求を満たす閉塞部材の固定構造について、説明する。
図13は、転走部1043および閉塞部材1038を含む回転部1003の部分縦断面図である。図13の例では、閉塞部材1038の外周部に、下方へ向けて突出する外側凸部1038cが、形成されている。そして、外側凸部1038cの外周面とロータホルダ1032の円筒部1032cの内周面とを接触させた状態で、ロータホルダ1032に閉塞部材1038が圧入されている。このようにすれば、ロータホルダ1032および転走部1043に対して、閉塞部材1038を、周方向に位置決めすることなく、固定できる。
特に、図13の例では、閉塞部材1038が外側凸部1038cを有している。このため、外側凸部1038cが無い場合より、ロータホルダ1032と閉塞部材1038との接触面積は、軸方向に広い。したがって、外側凸部1038cが無い場合より、ロータホルダ1032と閉塞部材1038との圧入の強度は、強い。
一方、閉塞部材1038の内周部には、上方へ向けて突出する内側凸部1038dが、形成されている。また、図13の樹脂部材1034は、突出部1052を有している。突出部1052は、転走部1043より径方向内側かつロータホルダ1032の上蓋部1032bより下側の位置において、下方へ向けて延びている。そして、内側凸部1038dの内周面と、突出部1052の外周面とを接触させた状態で、ロータホルダ1032および樹脂部材1034に、閉塞部材1038が圧入されている。
このように、図13の例では、閉塞部材1038の外周面および内周面を、ロータホルダ1032および樹脂部材1034に、それぞれ接触させている。これにより、ロータホルダ1032および樹脂部材1034に対して、閉塞部材1038が、より強固に固定されている。
特に、図13の例では、閉塞部材1038が内側凸部1038dを有している。このため、内側凸部1038dが無い場合より、突出部1052と閉塞部材1038との接触面積は、軸方向に広い。したがって、内側凸部1038dが無い場合より、樹脂部材1034と閉塞部材1038との圧入の強度は、強い。
ロータホルダ1032の円筒部1032cの内周面は、第1内周面1032oと、第1内周面1032oの下側に配置されて第1内周面1032oより大径の第2内周面1032pとを、有している。図13の例では、第1内周面1032oと第2内周面1032pとは、段差を介して上下に隣接している。ただし、第1内周面1032oおよび第2内周面1032pは、テーパ面や滑らかな曲面を介して連続していてもよい。
ロータホルダ1032に閉塞部材1038を取り付けるときには、ロータホルダ1032の下方から、円筒部1032cの内側に、閉塞部材1038を挿入する。このとき、閉塞部材1038は、第2内周面1032pの内側に、遊びのある状態で、挿入される。このため、第2内周面1032pの上端部まで、閉塞部材1038を迅速に挿入できる。その後、閉塞部材1038の外側凸部1038cを、第1内周面1032oに接触させて、第1内周面1032oの内側に、閉塞部材1038を圧入する。このように、第1内周面1032oおよび第2内周面1032pを設けることにより、閉塞部材1038の軸方向の圧入距離が、短縮される。したがって、ロータホルダ1032に閉塞部材1038を、容易に圧入できる。
閉塞部材1038の上面には、シート1038aが配置されている。複数の球体1039は、シート1038aの上面に沿って転走する。シート1038aの材料としては、例えば、ウレタンゴム、クロロプレンゴム、または、エチレンプロピレンゴムを、使用することができる。また、これらの材料に代えて、シリコンゴム、ブチルゴム、スリレンブタジエンゴム、または、樹脂可塑性エラストマーを、使用してもよい。
シート1038aは、球体1039の転走により生じる騒音を、低減させる。また、シート1038aは、球体1039の滑りや、惰性による転走の継続を、抑制する。モータを停止させたときには、シート1038aの作用によって、球体1039は速やかに停止する。
図13の例では、転走部1043の外壁部1043bおよび内壁部1043cの各下端部と、閉塞部材1038の上面との間に、シート1038aが挟まれている。シート1038aは、閉塞部材1038より高い弾性を有している。このため、シート1038aにより、転走部1043または閉塞部材1038の寸法誤差が、吸収される。その結果、転走部1043の密閉性が向上する。
図14は、ロータホルダ1032、樹脂部材1034、および複数の球体1039の下面図である。この例では、突出部1052が、周方向に連続した円筒状に形成されている。このようにすれば、突出部1052と閉塞部材1038との接触面を、周方向に広くとることができる。したがって、突出部1052に対して閉塞部材1038を、より強固に固定できる。
図15は、他の例に係るロータホルダ1132、樹脂部材1134、および複数の球体1139の下面図である。図14の例と比較すると、図15の例では、突出部1152が、貫通孔1132dの下方のみに、設けられている。すなわち、複数の突出部1152が、周方向に間隔をあけて配置されている。このようにすれば、各突出部1152の可撓性が向上する。このため、突出部1152および閉塞部材1138の寸法誤差が、吸収される。
図16は、さらに他の例に係る回転部1203の部分縦断面図である。図16の例では、閉塞部材1238の外周部において、外側凸部1238cが、上向きに突出している。このような構造でも、外側凸部1238cが無い場合より、ロータホルダ1232と閉塞部材1238との接触面積は、軸方向に広くなる。したがって、外側凸部1238cが無い場合より、ロータホルダ1232と閉塞部材1238との圧入の強度は、強くなる。
すなわち、外側凸部は、閉塞部材の外周部において、下向きおよび上向きのいずれの向きに突出していてもよい。ただし、図13のように、外側凸部1038cを下向きに突出させれば、外側凸部1038cの端部は、転走部1043の内部に面さない。このため、外側凸部1038の端部から発生するバリ等のパーティクルが、転走部1043の内部に混入することを、防止できる。
また、要求される固定強度が得られるのであれば、閉塞部材の外周部に外側凸部を設けなくてもよい。
図17は、さらに他の例に係る回転部1303の部分縦断面図である。図17の例では、転走部1343の外壁部1343bが、内壁部1343cの下端部より下方の位置まで延びている。そして、外壁部1343bの内周面に、閉塞部材1338の外側凸部1338cが、接触している。すなわち、閉塞部材1338の外側凸部1338cは、外壁部1343bを介して、ロータホルダ1332の円筒部1332cに、間接的に圧入されている。
図17の例では、ロータホルダ1332の円筒部1332cの内径は、閉塞部材1338の外径より、大きい。したがって、外壁部1343bより下側においては、ロータホルダ1332の円筒部1332cの内側に、閉塞部材1338を、容易に挿入できる。このようにすれば、ロータホルダ1332の内周面に、径の異なる第1内周面および第2内周面を設けなくても、閉塞部材1338の軸方向の圧入距離を、短縮できる。したがって、ロータホルダ1332に閉塞部材1338を、容易に圧入できる。
図18は、さらに他の例に係る回転部1403の部分縦断面図である。図18の例では、突出部1452の下端部に、径方向外側へ向けて突出した係止受け部1453が、設けられている。そして、閉塞部材1438の内周部の下面が、係止受け部1453の上面に、当接している。すなわち、閉塞部材1438の内周部が、係止受け部1453に係止されている。このようにすれば、閉塞部材1438の離脱が、より生じにくくなる。
図19は、さらに他の例に係る回転部1503の部分縦断面図である。図19の例では、転走部1543の外壁部1543bおよび内壁部1543cの下端部に、切り欠き1555、1556が設けられている。切り欠き1555は、外壁部1543bの内周面の下端部に、設けられている。切り欠き1556は、内壁部1543cの外周面の下端部に、設けられている。そして、これらの切り欠き1555,1556に、シート1538aの径方向外側および径方向内側の端部が、それぞれ収容されている。閉塞部材1538の上面は、外壁部1543bおよび内壁部1543cの下端部に、直接的に接触している。このようにすれば、転走部1543に対して、閉塞部材1538を、より正確に位置決めできる。
図20は、さらに他の例に係る回転部1603の部分縦断面図である。図20の例では、転走部1643に、閉塞部材1638が、接着剤1654で固定されている。具体的には、外壁部1643bおよび内壁部1643cの各下面と、閉塞部材1638の上面とが、接着剤1654を介して固定されている。このようにすれば、転走部1643および閉塞部材1638の寸法や形状について、精密な設計を必要とすることなく、転走部1643と閉塞部材1638とを、容易かつ強固に固定できる。
図21は、さらに他の例に係る回転部1703の部分縦断面図である。図21の例では、閉塞部材1738の外周部の上面を、転走部1743の外壁部1743bに、当接させている。また、閉塞部材1738の内周部の上面を、転走部1743の内壁部1743cに、当接させている。そして、閉塞部材1738の外周面および内周面と、それらに対向する面との間に、接着剤1754を保持させている。このようにすれば、転走部1743の内部への接着剤1754の侵入を、抑制できる。
<6.他の変形例>
以上、本発明の例示的な実施形態について説明したが、本発明は上記の実施形態に限定されるものではない。以下では、種々の変形例について、上記の実施形態との相違点を中心に説明する。
図22は、一変形例に係る回転部303の部分縦断面図である。図22の例では、ロータホルダ332の円筒部332cに、貫通孔332dが、形成されている。そして、樹脂部材334の転走部343と被覆部345とが、貫通孔332dを介して連続している。このようにすれば、転走部343の外壁部343bが、樹脂流動性の良い貫通孔332dの近くに、形成される。したがって、外壁部343bを、より精度よく成型できる。ただし、ロータホルダをプレス成形により作製する場合には、上記の実施形態のように、上蓋部32bに貫通孔32dを形成する方が、製造上容易である。
図23は、他の変形例に係る回転部403の部分縦断面図である。図23の例では、転走部443は、天板部443aおよび外壁部443bを有している。内壁部438bは、転走部443の一部分ではなく、閉塞部材438の一部分となっている。このような形態でも、転走部443と閉塞部材438とで、複数の球体439が転走する円環状の空間を、形成することができる。ただし、上記の実施形態のように、転走部43が内壁部43cを有している方が、製造時において、複数の球体39を転走部43内に配置しやすい。
図24は、他の変形例に係る回転部503の部分縦断面図である。図24の例と図10の例と比較すると、図24の例は、第1貫通孔532jおよび第2貫通孔532kを有する点において、図10の例と異なる。第1貫通孔532jは、外側平板部532gを軸方向に貫通している。第2貫通孔532kは、内低傾斜部532fを軸方向に貫通している。第1貫通孔532jおよび第2貫通孔532kは、ロータホルダの重心の偏りを抑制するためには、周方向に等間隔に配列されることが好ましい。ただし、第1貫通孔532jおよび第2貫通孔532kは、必ずしも周方向に等間隔に配列されていなくてもよい。
図24の例では、ターンテーブル541と転走部543とが、第1貫通孔532jを介して連続している。また、転走部543と中央樹脂部546およびばね受け部547とが、第2貫通孔532kを介して連続している。結果として、ターンテーブル541、転走部543、被覆部545、中央樹脂部546、およびばね受け部547が、一体の樹脂部材534を構成している。
また、図24の例では、内壁部543cの上方、すなわち、平面視において内壁部543cと重なる位置に、第2貫通孔532kが配置されている。このため、インサート成型時には、第2貫通孔532kを介して、天板部543aと内壁部543cとの間で、液相の樹脂を流動させることができる。したがって、天板部543aおよび内壁部543cの双方に、十分に樹脂を行き渡らせることができる。また、これにより、天板部543aと内壁部543cとを、強固に連結させることができる。
図25は、他の変形例に係る回転部603の部分縦断面図である。図25の例では、ロータホルダ632の内低傾斜部632fに、屈曲部632mが形成されている。そして、ばね部材650が、調芯部材649と屈曲部632mとの間に、介挿されている。すなわち、図25の例では、屈曲部632mの上面が、ばね部材650の下端部を支持するばね受け面としての役割を、果たしている。
一方、屈曲部632mの下面側には、中心軸を中心とする円環状の溝632nが、形成されている。溝632nは、転走部643の天板部643aの径方向内側かつ内壁部643cの上方に、配置されている。インサート成型時には、溝632n内に確保された空間を介して、天板部643aと内壁部643cとの間で、液相の樹脂を流動させることができる。
図26は、他の変形例に係る回転部703の部分縦断面図である。図26の例では、ロータホルダ732の締結部732aが、上蓋部732bの径方向内側の端部から、上方へ向けて延びている。締結部732aの内周面は、円筒面757と、対向面758とを含んでいる。円筒面757は、シャフト731の外周面と接触している。対向面758は、円筒面757より締結部732aの上端部側において、シャフト731の外周面と、隙間を介して対向している。
図26のロータホルダ732をシャフト731に固定するときには、締結部732aの下方から締結部732aの内側へ、シャフト731を圧入する。このとき、締結部732aの円筒面757が扱かれることによって、円筒面757の上端部から上方へ金属材料が延び、いわゆるバリが形成されることがある。図26の構造では、そのようなバリが形成されたとしても、当該バリを、対向面758とシャフト731の外周面との間に、収容できる。したがって、締結部732aの上端部より上方へのバリの延出を、抑制できる。その結果、バリによる調芯部材749の損傷を、防止できる。
対向面758とシャフト731の外周面との間隔の平均値は、調芯部材749の内周面とシャフト731の外周面との間隔より、小さく設計されていることが、好ましい。そのようにすれば、対向面758とシャフト731の外周面との間におけるバリの保持力を、向上させることができる。したがって、バリの上方への延出が、さらに抑制される。
また、図26のように、中央樹脂部の746の内周面とシャフト731の外周面との間隔を微小とすれば、バリの収容性をさらに向上させることができる。すなわち、ロータホルダ732の対向面758の内側だけではなく、中央樹脂部746の内周面の内側にも、バリを収容することができる。中央樹脂部746の内周面は、例えば、対向面758の上端部と同等の径方向位置、対向面758の上端部より若干径方向内側の位置、または、対向面758の上端部より若干径方向外側の位置に、配置されていることが好ましい。このようにすれば、バリの発生による中央樹脂部746の変形を抑制しつつ、中央樹脂部746の内側にバリを保持することができる。
なお、ロータホルダの締結部は、上蓋部の径方向内側の端部から、下方へ向けて延びていてもよい。その場合には、締結部の下端部付近に、シャフトの外周面と隙間を介して対向する対向面を、設ければよい。ただし、締結部を下方へ向けて延ばす構成より、図26のように締結部を上方へ向けて延ばす構成の方が、静止軸受ユニットおよび予圧マグネットを、上蓋部の下面に接近させることができる。したがって、モータの軸方向の寸法を抑制できる。
本発明のモータは、上記の実施形態や変形例のように、光ディスクを保持するためのものであってもよく、磁気ディスク等の他の記録ディスクを保持ためのものであってもよい。
また、上記の実施形態や変形例に登場した各要素を、適宜に組み合わせてもよい。
本発明は、チャッキング装置、モータ、ディスク駆動装置、およびチャッキング装置の製造方法に利用できる。
1 ディスク駆動装置
2,202 静止部
3,103,203,303,403,503,603,703,1003,1203,1303,1403,1503,1603,1703 回転部
4,204,904 チャッキング装置
9 中心軸
11 装置ハウジング
13,213 ブラシレスモータ
15 アクセス部
23 ステータユニット
31,131,231,731 シャフト
32,132,232,332,732,932,1032,1132,1232,1332,1732 ロータホルダ
32b,132b,232b,732b,932b,1032b 上蓋部
32c,132c,232c,332c,932c,1032c,1332c 円筒部
32d,132d,132i,232d,332d,932d,1132d 貫通孔
33 ロータマグネット
34,134,234,334,534,934,1034,1134 樹脂部材
38,238,438,938,1038,1138,1238,1338,1438,1538,1638,1738 閉塞部材
39,239,439,939,1039,1139 球体
41,141,241,541,941 ターンテーブル
43,143,243,343,443,543,643,943,1043,1243,1343,1543,1643,1743 転走部
43a,243a,443a,543a,643a,943a 天板部
43b,243b,343b,443b,943b,1043b,1343b,1543b,1643b,1743b 外壁部
43c,243c,438b,543c,643c,1043c,1343c,1543c,1643c,1743c 内壁部
44,144 内側環状部
61,62 金型
63 キャビティ
90,990 ディスク
132e,232e 内側平板部
132f 外低傾斜部
132g,232g,532g 外側平板部
142 調芯爪
151 中継部
232f,532f,632f 内低傾斜部
232h 環状凹部
246,546 中央樹脂部
247,547 ばね受け部
532j 第1貫通孔
532k 第2貫通孔
632m 屈曲部
632n 溝
757 円筒面
758 対向面
1032o 第1内周面
1032p 第2内周面
1038a,1538a シート
1038c,1238c,1338c 外側凸部
1038d 内側凸部
1052,1152,1452 突出部
1654,1754 接着剤

Claims (38)

  1. 上下に延びる中心軸に対して径方向に広がる上蓋部と、前記上蓋部の外縁部から下方へ延びる円筒部とを有するロータホルダと、
    前記上蓋部の上側に配置され、ディスクを下方から直接的または間接的に支持するターンテーブルと、
    前記上蓋部の下面に接する天板部と、前記円筒部の内周面に接する外壁部と、を有する円環状の転走部と、
    前記転走部を下方から閉塞する閉塞部材と、
    前記転走部と前記閉塞部材とに包囲された円環状の空間に、周方向に転走自在に配置された複数の球体と、
    を備え、
    前記ターンテーブルおよび前記転走部は、前記ロータホルダに設けられた貫通孔を介して連続する単一の樹脂部材の、それぞれ一部分であるチャッキング装置。
  2. 請求項1に記載のチャッキング装置において、
    前記貫通孔が、前記上蓋部に設けられているチャッキング装置。
  3. 請求項2に記載のチャッキング装置において、
    前記貫通孔が、前記転走部の上方位置に、設けられているチャッキング装置。
  4. 請求項1から請求項3までのいずれかに記載のチャッキング装置において、
    前記樹脂部材は、前記円筒部の外周面を少なくとも部分的に被覆する、略円筒状の被覆部をさらに有し、
    前記貫通孔が、前記円筒部に設けられているチャッキング装置。
  5. 請求項1から請求項4までのいずれかに記載のチャッキング装置において、
    前記転走部は、前記天板部の内縁部から下方へ向けて延びる内壁部を、さらに有するチャッキング装置。
  6. 請求項1から請求項5までのいずれかに記載のチャッキング装置において、
    前記樹脂部材は、前記転走部の径方向内側において、前記上蓋部の下面に接する内側環状部を、さらに有するチャッキング装置。
  7. 請求項6に記載のチャッキング装置において、
    前記上蓋部は、前記内側環状部の上面と接しつつ、径方向外側へ向けて低くなる外低傾斜部を有し、
    前記樹脂部材は、前記転走部より径方向内側かつ前記ターンテーブルの上面より上側において、ディスクの内周部に当接する調芯爪を、さらに有するチャッキング装置。
  8. 請求項7に記載のチャッキング装置において、
    前記調芯爪の下面は、前記上蓋部の上面に非接触であり、
    前記貫通孔が、前記調芯爪の下方位置に、設けられているチャッキング装置。
  9. 請求項6から請求項8までのいずれかに記載のチャッキング装置において、
    前記中心軸に沿って配置されたシャフトをさらに備え、
    前記シャフトより大径の前記貫通孔が、前記上蓋部の中央に設けられ、
    前記樹脂部材が、前記貫通孔内に形成された中継部を介して上下に連続し、
    前記中継部が、前記シャフトの外周面に固定されているチャッキング装置。
  10. 請求項1から請求項4までのいずれかに記載のチャッキング装置において、
    前記上蓋部は、径方向外側へ向けて高くなる内低傾斜部を有し、
    前記ロータホルダの前記内低傾斜部と前記円筒部との間に形成された環状凹部内に、前記転走部が配置されているチャッキング装置。
  11. 請求項10に記載のチャッキング装置において、
    前記転走部は、前記天板部の内縁部から下方へ向けて延びる内壁部を、さらに有し、
    前記上蓋部は、前記内低傾斜部の径方向外側に配置された外側平板部を、さらに有し、
    前記貫通孔は、前記外側平板部と前記内低傾斜部とに亘って形成されており、
    前記内壁部と前記貫通孔とが、平面視において重なる位置に配置されているチャッキング装置。
  12. 請求項10に記載のチャッキング装置において、
    前記転走部は、前記天板部の内縁部から下方へ向けて延びる内壁部を、さらに有し、
    前記上蓋部は、前記内低傾斜部の径方向外側に配置された外側平板部を、さらに有し、
    前記貫通孔は、
    前記外側平板部に形成された第1貫通孔と、
    前記内低傾斜部に形成された第2貫通孔と、
    を含み、
    前記内壁部と前記第2貫通孔とが、平面視において重なる位置に配置されているチャッキング装置。
  13. 請求項10から請求項12までのいずれかに記載のチャッキング装置において、
    前記上蓋部は、前記内低傾斜部の径方向内側に配置された内側平板部を、さらに有し、
    前記樹脂部材は、前記内側平板部の上側かつ前記内低傾斜部の径方向内側に配置された、中央樹脂部をさらに有し、
    前記ターンテーブル、前記転走部、および前記中央樹脂部が、前記貫通孔を介して連続しているチャッキング装置。
  14. 請求項10から請求項13までのいずれかに記載のチャッキング装置において、
    前記中心軸に沿って配置されたシャフトと、
    前記シャフトに沿って上下に移動する調芯部材と、
    前記調芯部材の下面に当接しつつ軸方向に伸縮する予圧ばねと、
    をさらに備え、
    前記樹脂部材は、前記予圧ばねの下端部に当接するばね受け部をさらに有し、
    前記ターンテーブル、前記転走部、および前記ばね受け部が、前記貫通孔を介して連続しているチャッキング装置。
  15. 請求項10に記載のチャッキング装置において、
    前記転走部は、前記天板部の内縁部から下方へ向けて延びる内壁部を、さらに有し、
    前記内低傾斜部は、下面側に中心軸を中心とする円環状の溝を形成する屈曲部を有し、
    前記溝は、前記内壁部の上方かつ前記天板部の径方向内側の位置に、配置されているチャッキング装置。
  16. 請求項15に記載のチャッキング装置において、
    前記中心軸に沿って配置されたシャフトと、
    前記シャフトに沿って上下に移動する調芯部材と、
    前記調芯部材の下面と、前記屈曲部の上面との間に介挿され、軸方向に伸縮する予圧ばねと、
    をさらに備えたチャッキング装置。
  17. 請求項1から請求項16までのいずれかに記載のチャッキング装置において、
    前記閉塞部材の外周部が、前記ロータホルダの前記円筒部の内周面に、直接的または間接的に固定されているチャッキング装置。
  18. 請求項17に記載のチャッキング装置において、
    前記閉塞部材の外周部が、前記ロータホルダの前記円筒部の内周面に、直接的または間接的に圧入されているチャッキング装置。
  19. 請求項18に記載のチャッキング装置において、
    前記閉塞部材は、外周部において軸方向に突出した外側凸部を有し、
    前記外側凸部の外周面が、前記ロータホルダの前記円筒部の内周面に、直接的または間接的に圧入されているチャッキング装置。
  20. 請求項19に記載のチャッキング装置において、
    前記外側凸部は、下向きに突出しているチャッキング装置。
  21. 請求項17から請求項20までのいずれかに記載のチャッキング装置において、
    前記ロータホルダの前記円筒部の内周面は、
    前記閉塞部材と接触する第1内周面と、
    前記第1内周面の下方に位置するとともに前記第1内周面より大径の第2内周面と、
    を有するチャッキング装置。
  22. 請求項17から請求項21までのいずれかに記載のチャッキング装置において、
    前記閉塞部材の外周部は、前記転走部の前記外壁部の内周面に、接触しているチャッキング装置。
  23. 請求項17から請求項22までのいずれかに記載のチャッキング装置において、
    前記樹脂部材は、前記転走部より径方向内側において、前記ロータホルダの前記上蓋部より下側へ延びる突出部をさらに有し、
    前記閉塞部材の内周部は、前記突出部に固定されているチャッキング装置。
  24. 請求項23に記載のチャッキング装置において、
    前記突出部は、径方向外側へ向けて突出した係止受け部を有し、
    前記閉塞部材の内周部と、前記係止受け部とが、係止されているチャッキング装置。
  25. 請求項23または請求項24に記載のチャッキング装置において、
    前記閉塞部材の内周部が、前記突出部の外周面に、圧入されているチャッキング装置。
  26. 請求項25に記載のチャッキング装置において、
    前記閉塞部材は、内周部において軸方向に突出した内側凸部を有し、
    前記内側凸部の内周面が、前記突出部の外周面に、圧入されているチャッキング装置。
  27. 請求項23から請求項26までのいずれかに記載のチャッキング装置において、
    前記突出部は、周方向に連続した円筒形状であるチャッキング装置。
  28. 請求項23から請求項26までのいずれかに記載のチャッキング装置において、
    前記樹脂部材は、周方向に間隔をあけて配置された複数の前記突出部を有するチャッキング装置。
  29. 請求項17から請求項28までのいずれかに記載のチャッキング装置において、
    前記閉塞部材の上面に配置されたシートをさらに備え、
    前記球体は、前記シートの上面に沿って転走し、
    前記シートは、前記閉塞部材より高い弾性を有するチャッキング装置。
  30. 請求項29に記載のチャッキング装置において、
    前記閉塞部材は、前記シートを介して、前記転走部に接しているチャッキング装置。
  31. 請求項29に記載のチャッキング装置において、
    前記シートの端部が、前記転走部の下端部に設けられた切り欠き内に収容され、
    前記閉塞部材の上面が、前記転走部の下端部に、直接的に接触しているチャッキング装置。
  32. 請求項1から請求項31までのいずれかに記載のチャッキング装置において、
    前記転走部と前記閉塞部材とが、接着剤で固定されているチャッキング装置。
  33. 請求項1に記載のチャッキング装置において、
    前記中心軸に沿って配置されたシャフトをさらに備え、
    前記ロータホルダは、
    前記上蓋部の径方向内側の端部から軸方向に延びる略円筒状の締結部
    をさらに有し、
    前記締結部の内周面は、
    前記シャフトの外周面と接する円筒面と、
    前記円筒面より前記締結部の先端部側において、前記シャフトの外周面と隙間を介して対向する対向面と、
    を含むチャッキング装置。
  34. 請求項33に記載のチャッキング装置において、
    前記締結部は、前記上蓋部の径方向内側の端部から、上方へ向けて延びているチャッキング装置。
  35. 静止部と、
    請求項1から請求項34までのいずれかに記載のチャッキング装置を有する回転部と、
    を備え、
    前記静止部は、磁束を発生させるステータを有し、
    前記回転部は、前記ステータと径方向に対向するマグネットをさらに有するモータ。
  36. 請求項35に記載のモータと、
    前記モータの前記回転部に保持されたディスクに対し、情報の読み出しおよび書き込みの少なくとも一方を行うアクセス部と、
    前記モータおよび前記アクセス部を収容するハウジングと、
    を備えたディスク駆動装置。
  37. 周方向に転走する複数の球体を有するチャッキング装置の製造方法において、
    a)上下に延びる中心軸に対して径方向に広がる上蓋部と、前記上蓋部の外縁部から下方へ延びる円筒部と、を有し、前記上蓋部または前記円筒部に貫通孔が設けられたロータホルダを、一対の金型の間に形成されるキャビティ内に、配置する工程と、
    b)前記工程a)の後、前記キャビティ内に、液相の樹脂を流入する工程と、
    c)前記工程b)の後、前記キャビティ内の樹脂を固化させて、前記ロータホルダと一体化された樹脂部材を得る工程と、
    d)前記工程c)の後、前記一対の金型を開き、一体化された前記ロータホルダおよび前記樹脂部材を、前記金型から離型させる工程と、
    を備え、
    前記工程c)において、
    前記上蓋部の上側に配置されるターンテーブルと、
    前記ターンテーブルに前記貫通孔を介して連続し、前記上蓋部の下面に接する天板部および前記円筒部の内周面に接する外壁部を有する円環状の転走部とが、
    前記樹脂部材のそれぞれ一部分として形成されるチャッキング装置の製造方法。
  38. 請求項37に記載のチャッキング装置の製造方法において、
    前記一対の金型の、少なくとも前記外壁部の内周面を成型する面が、鏡面加工されているチャッキング装置の製造方法。
JP2010239568A 2010-04-28 2010-10-26 チャッキング装置、モータ、ディスク駆動装置、およびチャッキング装置の製造方法 Withdrawn JP2011248988A (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010239568A JP2011248988A (ja) 2010-04-28 2010-10-26 チャッキング装置、モータ、ディスク駆動装置、およびチャッキング装置の製造方法
KR1020110036796A KR20110120222A (ko) 2010-04-28 2011-04-20 척킹 장치, 모터, 디스크 구동 장치, 및 척킹 장치의 제조 방법
US13/092,521 US8296789B2 (en) 2010-04-28 2011-04-22 Chucking device, motor, disk drive apparatus and chucking device manufacturing method
CN201110108705.1A CN102290073B (zh) 2010-04-28 2011-04-28 夹持装置、电机、盘片驱动装置和夹持装置的制造方法

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010103079 2010-04-28
JP2010103079 2010-04-28
JP2010239568A JP2011248988A (ja) 2010-04-28 2010-10-26 チャッキング装置、モータ、ディスク駆動装置、およびチャッキング装置の製造方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2011248988A true JP2011248988A (ja) 2011-12-08

Family

ID=44859372

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2010239568A Withdrawn JP2011248988A (ja) 2010-04-28 2010-10-26 チャッキング装置、モータ、ディスク駆動装置、およびチャッキング装置の製造方法

Country Status (4)

Country Link
US (1) US8296789B2 (ja)
JP (1) JP2011248988A (ja)
KR (1) KR20110120222A (ja)
CN (1) CN102290073B (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101801822B1 (ko) * 2011-12-23 2017-11-27 주식회사 히타치엘지 데이터 스토리지 코리아 스핀들 모터

Family Cites Families (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3355956B2 (ja) 1996-09-17 2002-12-09 株式会社日立製作所 ディスク型記憶装置
KR100571030B1 (ko) 1996-09-17 2006-09-28 가부시끼가이샤 히다치 세이사꾸쇼 디스크장치
JP3045377U (ja) 1997-07-16 1998-01-27 船井電機株式会社 自動偏重心補正機構付回転体および自動偏重心補正機構付ターンテーブル
JP3502266B2 (ja) 1998-06-18 2004-03-02 日本電産株式会社 記録媒体の駆動用モータ
JP4413303B2 (ja) 1999-02-24 2010-02-10 日本電産株式会社 モータ
US6351352B1 (en) * 1999-06-01 2002-02-26 Magnecomp Corp. Separably bondable shunt for wireless suspensions
JP2001037141A (ja) 1999-07-15 2001-02-09 Hitachi Ltd ディスクモータ
US6512315B1 (en) * 2001-07-09 2003-01-28 Tokyo Parts Industrial Co., Ltd. Brushless motor having turntable
JP2003299302A (ja) 2002-03-29 2003-10-17 Tokyo Parts Ind Co Ltd ロータ部の軸方向振動防止機構を備えたスピンドルモータ
JP3894481B2 (ja) 2002-07-26 2007-03-22 東京パーツ工業株式会社 スピンドルモータの自動調芯装置
JP2006079727A (ja) 2004-09-09 2006-03-23 Funai Electric Co Ltd 光ディスク駆動装置
JP5141146B2 (ja) 2007-08-31 2013-02-13 日本電産株式会社 チャッキング装置、および、このチャッキング装置を搭載したブラシレスモータおよびディスク駆動装置
JP2011141917A (ja) 2010-01-06 2011-07-21 Nippon Densan Corp チャッキング装置、モータ、ディスク駆動装置、およびチャッキング装置の製造方法
JP2011172371A (ja) 2010-02-18 2011-09-01 Nippon Densan Corp モータ、ディスク駆動装置、およびモータの製造方法

Also Published As

Publication number Publication date
KR20110120222A (ko) 2011-11-03
US20110271292A1 (en) 2011-11-03
CN102290073B (zh) 2014-05-07
CN102290073A (zh) 2011-12-21
US8296789B2 (en) 2012-10-23

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7849474B2 (en) Motor having chucking device and disk driving apparatus including the same
US9064531B2 (en) Rotating apparatus capable of improving the shock resistance and method for manufacturing the rotating apparatus
US8873196B2 (en) Base plate made of materials which have a different young's modulus, base unit, motor, disk drive apparatus and method of manufacturing the base plate
US20110202940A1 (en) Motor, disk drive apparatus and motor manufacturing method
US8074238B2 (en) Spindle motor
US8407731B2 (en) Motor with a chucking device having a turntable and a plurality of balls, and a disk drive apparatus including the motor
JP2011248988A (ja) チャッキング装置、モータ、ディスク駆動装置、およびチャッキング装置の製造方法
JP2008210421A (ja) チャッキング装置を備えたモータ、およびこのモータを搭載したディスク駆動装置
US8358485B2 (en) Housing member for use in disk drive apparatus, motor unit, disk drive apparatus, and method of manufacturing housing member
US8837078B2 (en) Rotating body for fluid dynamic bearing capable of being thinned and being improved in rotational accuracy and method of producing the rotating body for fluid dynamic bearing
US8243384B2 (en) Motor and disk drive apparatus
US8099746B2 (en) Motor, storage disk drive apparatus and motor manufacturing method
JP2012003790A (ja) モータおよびディスク駆動装置
KR100990609B1 (ko) 척킹 장치, 브러시리스 모터 및 디스크 구동 장치
US8156513B2 (en) Motor and storage disk drive apparatus
JP2011067083A (ja) モータおよび記録ディスク駆動装置、並びに、モータの製造方法
JP5916995B2 (ja) ブラシレスモータ
JP2012005214A (ja) モータおよびディスク駆動装置
KR101107874B1 (ko) 척킹 장치, 모터 유닛 및 디스크 구동 장치
CN116959505A (zh) 马达和盘驱动装置
JP2012104176A (ja) チャッキング装置、モータ、およびディスク駆動装置
JP2010170631A (ja) チャッキング装置、ブラシレスモータ、及びディスク駆動装置

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20140107