JP2011248621A - タッチパネル - Google Patents

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Abstract

【課題】主に各種電子機器の操作に用いられるタッチパネルに関し、安定した電気的接離が行え、確実な操作の可能なものを提供することを目的とする。
【解決手段】上基板1上面に貼付された表示シート11上面の外周内縁に、略額縁状の加飾部11Aを設けると共に、この表示シート11上面にカバーシート13を貼付することで、上基板1と表示シート11、及び表示シート11とカバーシート13の間には各々接着層12と14が形成され、スペーサ7内周縁近傍の端部操作が行われた場合にも、この接着層12と14によって上基板1への折曲力が緩和され、上導電層3の亀裂や破損を防ぐことができるため、安定した電気的接離が行え、確実な操作の可能なタッチパネルを得ることができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、主に各種電子機器の操作に用いられるタッチパネルに関するものである。
近年、携帯電話や電子カメラ等の各種電子機器の高機能化や多様化が進むなか、液晶表示素子等の表示素子の前面に光透過性のタッチパネルを装着し、このタッチパネルを通して背面の表示素子の表示を見ながら、指やペン等でタッチパネルを押圧操作することによって、機器の様々な機能の切換えを行うものが増えており、確実で多様な操作を行えるものが求められている。
このような従来のタッチパネルについて、図3及び図4を用いて説明する。
なお、これらの図面は構成を判り易くするために、部分的に寸法を拡大して表している。
図3は従来のタッチパネルの断面図、図4は同分解斜視図であり、同図において、1はフィルム状で光透過性の上基板、2はガラス等の光透過性の下基板で、上基板1の下面には酸化インジウム錫等の光透過性の上導電層3が、下基板2の上面には同じく下導電層4が各々形成されている。
また、下導電層4上面には絶縁樹脂によって、複数のドットスペーサ(図示せず)が所定間隔で形成されると共に、上導電層3の左右端には銀等の一対の上電極5Aと5Bが、下導電層4の上導電層3とは直交方向の前後端には、一対の下電極6Aと6Bが各々形成され、この上電極5A、5Bや下電極6A、6Bの端部が、上基板1や下基板2の外周前端に各々延出している。
そして、7は上基板1と下基板2間の外周内縁に形成された略額縁状のスペーサで、このスペーサ7の上下面または片面に塗布形成された接着剤(図示せず)によって、上基板1と下基板2の外周が貼り合わされ、上導電層3と下導電層4が所定の間隙を空けて対向している。
さらに、8はフィルム状で光透過性の表示シートで、下面の外周内縁には黒色や灰色等の暗色に塗装された略額縁状の加飾部8Aが、中央部には透光部8Bが各々設けられると共に、下面に形成された接着層8Cによって、表示シート8が上基板1上面に貼付されて、タッチパネルが構成されている。
そして、このように構成されたタッチパネルが、液晶表示素子等の表示素子の前面に配置されて電子機器に装着されると共に、一対の上電極5Aと5B、下電極6Aと6Bの端部が配線基板やコネクタ(図示せず)等を介して、機器の電子回路(図示せず)に電気的に接続される。
以上の構成において、表示シート8の透光部8Bを通してタッチパネル背面の表示素子の表示を見ながら、所望の表示上の表示シート8上面の、例えば中間部Aを指或いはペン等で押圧操作すると、表示シート8に押圧されて上基板1が撓み、押圧された箇所の上導電層3が下導電層4に接触する。
そして、電子回路から一対の上電極5A、5Bと下電極6A、6Bへ順次電圧が印加され、上導電層3両端及びこれと直交方向の下導電層4両端の電圧比によって、押圧された箇所を電子回路が検出し、機器の様々な機能の切換えが行なわれる。
つまり、タッチパネル背面の表示素子に、例えば複数のメニュー等が表示された状態で、所望のメニュー上の表示シート8や上基板1上面を押圧操作すると、上電極5A、5Bや下電極6A、6Bの電圧比によって、この操作した位置を電子回路が検出し、複数のメニューの中から所望のメニューの選択等が行えるように構成されているものであった。
なお、この出願の発明に関連する先行技術文献情報としては、例えば、特許文献1が知られている。
特開2009−277121号公報
しかしながら、上記従来のタッチパネルにおいては、表示シート8や上基板1が前後左右にほぼ均等に撓む上面の中間部Aではなく端部、例えば右端部B等が押圧操作された場合、特にスペーサ7の内周縁近傍に沿って、右端部B等をなぞるように強く押圧した場合には、この箇所の上基板1や上導電層3に極端な折曲力が加わるため、このような端部操作が繰返されると、上基板1下面の上導電層3に亀裂や破損が生じ、上導電層3と下導電層4の電気的接触が不安定なものとなってしまう場合があるという課題があった。
本発明は、このような従来の課題を解決するものであり、端部操作による上導電層の亀裂や破損を防ぎ、確実で安定した操作の可能なタッチパネルを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために本発明は、上基板上面に貼付された表示シート上面の外周内縁に、略額縁状の加飾部を設けると共に、この表示シート上面にカバーシートを貼付してタッチパネルを構成したものであり、上基板と表示シート、及び表示シートとカバーシートの間には各々接着層が形成され、スペーサ内周縁近傍の端部操作が行われた場合にも、この接着層によって上基板への折曲力が緩和され、上導電層の亀裂や破損を防ぐことができるため、安定した電気的接離が行え、確実な操作の可能なタッチパネルを得ることができるという作用を有するものである。
以上のように本発明によれば、安定した電気的接離が行え、確実な操作の可能なタッチパネルを実現することができるという有利な効果が得られる。
本発明の一実施の形態によるタッチパネルの断面図 同分解斜視図 従来のタッチパネルの断面図 同分解斜視図
以下、本発明の実施の形態について、図1及び図2を用いて説明する。
なお、これらの図面は構成を判り易くするために、部分的に寸法を拡大して表している。
また、背景技術の項で説明した構成と同一構成の部分には同一符号を付して、詳細な説明を簡略化する。
(実施の形態)
図1は本発明の一実施の形態によるタッチパネルの断面図、図2は同分解斜視図であり、同図において、1はポリエチレンテレフタレートやポリエーテルサルホン、ポリカーボネート等のフィルム状で光透過性の上基板、2は同じくフィルム状またはガラスやアクリル等の薄板状で光透過性の下基板で、上基板1の下面には酸化インジウム錫や酸化錫等の略矩形状で光透過性の上導電層3が、下基板2の上面には同じく下導電層4が各々、スパッタ法等によって形成されている。
また、下導電層4上面にはエポキシやシリコーン等の絶縁樹脂によって、複数のドットスペーサ(図示せず)が所定間隔で形成されると共に、上導電層3の左右端には銀やカーボン等の一対の上電極5Aと5Bが、下導電層4の上導電層3とは直交方向の前後端には、一対の下電極6Aと6Bが各々形成され、この上電極5A、5Bや下電極6A、6Bの端部が、上基板1や下基板2の外周前端に各々延出している。
そして、7は略額縁状でポリエステルやエポキシ、不織布等のスペーサで、上基板1と下基板2間の外周内縁に形成されると共に、このスペーサ7の上下面または片面に塗布形成されたアクリルやゴム等の接着剤(図示せず)によって、上基板1と下基板2の外周が貼り合わされ、上導電層3と下導電層4が所定の間隙を空けて対向している。
さらに、11はポリエチレンテレフタレート等のフィルム状で光透過性の表示シートで、上面の外周内縁にはポリエステルやエポキシ等の絶縁樹脂内に顔料等を分散した、黒色や灰色等の暗色に塗装された略額縁状の加飾部11Aが、中央部には透光部11Bが各々設けられると共に、下面全面に塗布形成されたアクリルやゴム等の接着層12によって、表示シート11が上基板1上面に貼付されている。
また、13はポリエチレンテレフタレート等のフィルム状で光透過性のカバーシートで、上面全面にはアクリルやシリコーン等の絶縁樹脂によって、光透過性のハードコート層13Aが形成されると共に、アクリルやゴム等の接着層14によって、カバーシート13が表示シート11上面に貼付されている。
さらに、表示シート11とカバーシート13の外形寸法は、外周が上基板1や下基板2外周よりも外方へ、例えば0.5〜5mm前後突出するように形成されると共に、略額縁状の加飾部11Aの内周は、スペーサ7内周よりも内方へ、例えば0.1〜1mm前後突出するように形成されて、タッチパネルが構成されている。
そして、このように構成されたタッチパネルが、液晶表示素子等の表示素子の前面に配置されて電子機器に装着されると共に、一対の上電極5Aと5B、下電極6Aと6Bの端部が配線基板やコネクタ(図示せず)等を介して、機器の電子回路(図示せず)に電気的に接続される。
以上の構成において、表示シート11の透光部11Bを通してタッチパネル背面の表示素子の表示を見ながら、所望の表示上のカバーシート13上面の、例えば中間部Aを指或いはペン等で押圧操作すると、カバーシート13や表示シート11、上基板1が撓み、押圧された箇所の上導電層3が下導電層4に接触する。
そして、電子回路から一対の上電極5A、5Bと下電極6A、6Bへ順次電圧が印加され、上導電層3両端及びこれと直交方向の下導電層4両端の電圧比によって、押圧された箇所を電子回路が検出し、機器の様々な機能の切換えが行なわれる。
つまり、タッチパネル背面の表示素子に、例えば複数のメニュー等が表示された状態で、所望のメニュー上のカバーシート13や表示シート11、上基板1上面を押圧操作すると、上電極5A、5Bや下電極6A、6Bの電圧比によって、この操作した位置を電子回路が検出し、複数のメニューの中から所望のメニューの選択等が行えるように構成されている。
なお、上記のように押圧操作を行う際、中間部Aを押圧した場合には、上基板1が前後左右にほぼ均等に撓むが、中間部Aではなく端部、例えば右端部B等を押圧した場合、特にスペーサ7の内周縁近傍に沿って、右端部B等をなぞるように強く押圧した場合には、この箇所の上基板1や上導電層3に極端な折曲力が加わってしまう。
しかしながら、本発明においては、上基板1上面には加飾部11Aが形成された表示シート11が、接着層12によって貼付されると共に、この表示シート11上面にはハードコート層13Aが形成されたカバーシート13が、接着層14によって貼付されているため、これらの接着層12と14によって上基板1への折曲力が緩和されるようになっている。
すなわち、右端部B等のスペーサ7内周縁近傍の端部操作が行われた場合にも、上基板1と表示シート11、及び表示シート11とカバーシート13の間に各々形成された、接着層12と14によって上基板1への折曲力を緩和して、上導電層3の亀裂や破損を防ぎ、上導電層3と下導電層4の安定した電気的接離が可能で、確実な操作が行えるように構成されている。
また、上記のようなタッチパネルを製作する際には、先ずスペーサ7によって上基板1と下基板2を貼り合わせた後、この上基板1上面に、カバーシート13が貼付された表示シート11を貼り合わせて、タッチパネルの組み立てが行われるが、この時、本発明においては、作業中の爪や治工具等の接触による、加飾部8Aへの傷等の発生を防止できるようになっている。
つまり、略額縁状の加飾部11Aを表示シート11の下面ではなく、表示シート11上面の外周内縁に形成すると共に、この上方に接着層14を介して、上面にハードコート層13Aが形成されたカバーシート13を貼付し、加飾部11Aを表示シート11とカバーシート13で挟むように形成することで、組み立て作業時の加飾部8Aへの傷等を防ぎ、容易にタッチパネルの組み立てが行えるように構成されている。
また、表示シート11やカバーシート13の外形寸法を上基板1や下基板2外周よりもやや大きくし、表示シート11の外周が外方へ突出するように形成することによって、この表示シート11の突出した下面の接着層12を電子機器の筐体(図示せず)に貼付して、タッチパネルを機器の表面に平坦な状態で装着することもできる。
さらに、このタッチパネルを貼付する箇所の機器の筐体表面が、平面ではなく曲面であった場合にも、上記のように間の接着層12や14によって、表示シート11やカバーシート13が柔軟に形成されているため、貼付装着が容易に行えると共に、貼付後も剥れづらく確実に機器への装着を行うことができる。
また、略額縁状の加飾部11A内周を、スペーサ7内周よりも内方へ突出するように形成することで、表示シート11上方から透光部11Bを通してタッチパネル背面の表示素子を目視した際、スペーサ7の内周端部等が加飾部11Aに覆われて見えづらくなっているため、背面の表示素子の表示が見易く、より容易に操作を行うことが可能なようになっている。
このように本実施の形態によれば、上基板1上面に貼付された表示シート11上面の外周内縁に、略額縁状の加飾部11Aを設けると共に、この表示シート11上面にカバーシート13を貼付することで、上基板1と表示シート11、及び表示シート11とカバーシート13の間には各々接着層12と14が形成され、スペーサ7内周縁近傍の端部操作が行われた場合にも、この接着層12と14によって上基板1への折曲力が緩和され、上導電層3の亀裂や破損を防ぐことができるため、安定した電気的接離が行え、確実な操作の可能なタッチパネルを得ることができるものである。
なお、以上の説明では、上基板1下面に略矩形状の上導電層3を、下基板2上面に同じく下導電層4を形成し、これら略矩形状の上導電層3と下導電層4を対向させた構成について説明したが、上導電層3と下導電層4のいずれか一方、あるいは両方を複数の略帯状に形成し、これらを対向させた構成としても本発明の実施は可能である。
本発明によるタッチパネルは、安定した電気的接離が行え、確実な操作の可能なものを得ることができるという有利な効果を有し、主に各種電子機器の操作用として有用である。
1 上基板
2 下基板
3 上導電層
4 下導電層
5A、5B 上電極
6A、6B 下電極
7 スペーサ
11 表示シート
11A 加飾部
11B 透光部
12、14 接着層
13 カバーシート
13A ハードコート層

Claims (1)

  1. 下面に上導電層が形成された上基板と、上面に上記上導電層と所定の間隙を空けて対向する下導電層が形成された下基板と、上記上基板上面に貼付された表示シートからなり、上記表示シート上面の外周内縁に略額縁状の加飾部を設けると共に、この表示シート上面にカバーシートを貼付したタッチパネル。
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