JP2011247772A - 回転角検出又は回転同期装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】レゾルバは、磁性材料の平板に形成されその平板面に対して起立したステータティースを有するステータと、ステータティースとのギャップパーミアンスが変化するようにステータに対して回転可能に設けられたロータ300とを備える。また、レゾルバは、ステータティースに巻回されるステータ巻線を備える。ロータ300は、磁性材料の平板として構成されたロータ平板部310と、そのロータ平板部310の外周縁部に設けられ、ステータティースの面と対向する対向面が形成された対向部320とを有する。さらに、対向部320が圧粉磁性材料で形成される。
【選択図】図3
Description
磁性材料から構成され、回転軸回りの回転により前記ステータティースとのギャップパーミアンスが変化するように前記ステータに対して回転可能に設けられたロータと、
そのロータの回転にともなって変化する前記ギャップパーミアンスに応じた検出信号を出力させるための、前記ステータティースに巻回されるステータ巻線と、を備え、
前記ロータは、
前記回転軸回りに回転する、平板として構成されたロータ平板部と、
そのロータ平板部の周縁部に設けられ、前記ステータティースの面と対向する対向面が形成された対向部と、を有し、その対向部の少なくとも一部が、圧粉磁性材料で形成されたことを特徴とする。
前記対向部用鋼板は、前記ロータ平板部の周縁部が曲げられた曲げ部分とすることができる。
次に、本発明に係る回転角検出装置としてのレゾルバの第一実施形態について説明する。図1は、第一実施形態のレゾルバ100の構成例の分解斜視図である。なお、図1では、ステータ巻線等の配線の図示を省略するとともに、ステータとロータとを分解して示している。また、図1では、レゾルバ100が、8個のステータティースを有し、1相励磁2相出力型のレゾルバを例に説明するが、本発明はこれに限定されるものではない。図2は、図1のステータ200の分解斜視図である。図2において、図1と同一部分には同一符号を付し、適宜説明を省略する。
上記第一実施形態のロータ300においては、平板として構成されたロータ平板部310で構成されているので、従来の厚いロータに比べて、強度不足となる場合がある。強度不足になると、ロータががたついて変位してしまい回転角の検出精度が低下しまう。そこで、図9に示すように、図3のロータ300の対向部320の内側に形成された開口341を閉塞するように、対向部320の先端に補強板800を取り付けてもよい。この図9は、図3のロータ300に補強板800を取り付けた後のロータ305を示した図であり、図9(a)はロータ305の斜視図であり、図9(b)は図9(a)のC−C線に沿ったロータ305の断面構造を模式的に表した図であり、図9(c)は補強板800の平面図である。なお、図9において、図3のロータ300と同じ部品には同じ符号を付している。
次に、本発明に係るレゾルバの第二実施形態について第一実施形態と異なる部分を中心に説明する。本実施形態のレゾルバは、図1のレゾルバ100に対して、ロータ300を、図10のロータ600に代えたものである。その他は、第一実施形態と同じである。
次に、本発明に係るレゾルバの第三実施形態について第一、第二実施形態と異なる部分を中心に説明する。本実施形態のレゾルバは、図1のレゾルバ100に対して、ロータ300を、図13のロータ700に代えたものである。その他は、第一実施形態と同じである。
上記実施形態ではレゾルバに本発明を適用した例について説明したが、回転同期装置としてのシンクロに本発明を適用してもよい。このシンクロは、ステータとロータとステータティースに巻回されたステータ巻線(励磁巻線、出力巻線)とを備えており、その出力巻線から、ロータの回転に応じて変化する正弦波信号を出力する点で、レゾルバと同じである。また、シンクロは、3相分の出力巻線がステータティースに巻回され、各出力巻線から出力される出力信号が、互いに位相角が120度ずれている点で、レゾルバと異なっている。このように、シンクロは、ステータ巻線の巻線構造以外はレゾルバと同じと考えることができるので、上記実施形態はそのままシンクロにも適用することができる。すなわち、上記ロータ平板部と対向部とを有するロータを構成することで、ロータの構造を簡素化しつつ検出信号のレベルを向上することができる。さらに、対向部の少なくとも一部が、圧粉磁性材料で形成されることで、より一層、検出信号のレベルを向上することができる。
5 出力巻線
100 レゾルバ(回転角検出装置)
210a〜210h ステータティース
200 ステータ
250 平板
300、305、600、700 ロータ
310、610、710 ロータ平板部
320、720 対向部
341 開口
620 圧粉リング部材(対向部)
721 外周側曲げ部分(対向部用鋼板)
722 圧粉リング部材
723 鋼板リング部材(対向部用鋼板)
800 補強板
72 シンクロ発信機(シンクロ、回転同期装置)
73 シンクロ受信機(シンクロ、回転同期装置)
Claims (7)
- 磁性材料の平板に形成されその平板面に対して起立したステータティースを有するステータと、
磁性材料から構成され、回転軸回りの回転により前記ステータティースとのギャップパーミアンスが変化するように前記ステータに対して回転可能に設けられたロータと、
そのロータの回転にともなって変化する前記ギャップパーミアンスに応じた検出信号を出力させるための、前記ステータティースに巻回されるステータ巻線と、を備え、
前記ロータは、
前記回転軸回りに回転する、平板として構成されたロータ平板部と、
そのロータ平板部の周縁部に設けられ、前記ステータティースの面と対向する対向面が形成された対向部と、を有し、その対向部の少なくとも一部が、圧粉磁性材料で形成されたことを特徴とする回転角検出又は回転同期装置。 - 前記ロータは、前記ロータ平板部及び前記対向部の全部が圧粉磁性材料で一体に形成されたものであることを特徴とする請求項1に記載の回転角検出又は同期装置。
- 前記対向部は、圧粉磁性材料が前記ロータ平板部の周縁部の輪郭と同じになるように環状にされた圧粉リング部材を有し、その圧粉リング部材が前記ロータ平板部の周縁部に取り付けられたものであることを特徴とする請求項1に記載の回転角検出又は回転同期装置。
- 前記対向部は、前記圧粉リング部材の内側及び外側の少なくとも一方に積層される電磁鋼板である対向部用鋼板を有することを特徴とする請求項3に記載の回転角検出又は回転同期装置。
- 前記ロータ平板部は電磁鋼板で形成されるとともに、そのロータ平板部の電磁鋼板の周縁部が前記ステータティースの面と対向するように曲げられており、
前記対向部用鋼板は、前記ロータ平板部の周縁部が曲げられた曲げ部分であることを特徴とする請求項4に記載の回転角検出又は回転同期装置。 - 前記対向部用鋼板は、電磁鋼板が前記ロータ平板部の周縁部の輪郭と同じになるように環状にされた鋼板リング部材であることを特徴とする請求項4に記載の回転角検出又は回転同期装置。
- 前記対向部の間に形成された開口を閉塞するように前記対向部の先端間に取り付けられた補強板を備えることを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載の回転角検出又は回転同期装置。
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2010
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