JP2011243933A - 箔状放熱フィンを備えた放熱器及びその形成方法 - Google Patents

箔状放熱フィンを備えた放熱器及びその形成方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 金属板に一方面に放熱フィンを形成するときのストレスを大幅に減少して、他方面に生ずる凹溝を未然に防止するとともに、放熱器自体を軽量にすることができる放熱器及びその形成方法を提供する。
【解決手段】 箔状放熱フィン6を備えた放熱器1は、熱伝導率が良好な金属板2の一方面2aに、所定の間隔で起立形成された複数の板状の放熱フィン2を備えた放熱部5が一体に設けられる。放熱フィン6は、金属板2を掘り起こし工具10によって金属板2の板厚の2分の1以上まで掘り下げて肉薄な箔状に起立形成され、隣接する放熱フィン6の間の底面に切削部7を形成して、切削部7の幅を放熱フィン6の板厚の2倍以上に形成する。
【選択図】図1

Description

本発明は、箔状の放熱フィンを備えた放熱器に関し、特に、電子部品等から生ずる熱を放熱するための放熱部を一体に設けた金属ベースプリント基板に好適な放熱器及びその形成方法に関する。
近年、電子機器の高性能化、小型化の要求に従い、電子部品の小型化・高密度化・高機能化が進展し、回路基板上に高密度に実装されている。これに伴い電子部品の温度が上昇しており、放熱が非常に重要となっている。放熱の手段は、従来から各種の方法が提案され、一部は実用に供されている。
その例として、本出願人は、特開2009−32755号公報(特許文献1)において、熱伝導率が良好な金属板の一方面を掘り起こし工具によって繰り返し掘り起こすことにより、複数の板状の放熱フィンを一体に起立形成した放熱器を提案した。また、特開2009−54731号公報(特許文献2)において、電子部品等から生ずる熱を放熱部の放熱フィンを介して効率よく放熱させることができる放熱部付き金属ベースプリント基板を提案した。
特許文献1に示された放熱器、特許文献2に示された金属ベースプリント基板における放熱部は、図9に示すように、熱伝導率が良好な金属板100と、移動方向の先端側に刃部110aが形成された掘り起こし工具110とを、所定の角度を有した状態で相対移動させて、金属板100に一方面を掘り下げることにより、板状の放熱フィン101を一体に起立形成し、次に、放熱フィン101が起立形成された被加工面102よりも形成ピッチ分の上流側から、金属板100と掘り起こし工具110とを相対移動させて、金属板100を掘り起こすことにより次の板状の放熱フィン101を一体に起立形成し、以後、この掘り起こし工程を順次繰り返すことにより金属板100に複数の放熱フィン101が連続して形成される。
このように、金属板100に一方面に複数の放熱フィン101が一体に起立形成された放熱器の他方面に、例えば集積回路のチップ等の発熱電子部品を配置すると、発熱電子部品から発生する熱が金属板100を介し放熱フィン101に伝達し、放熱フィン101の表面から空中に放熱される。このとき、放熱フィン101の基端部が金属板100の一方面に一体に連結されされていることから、発熱電子部品から発生する熱が速やかに放熱フィン101に伝達するので放熱効率が高められる。また、複数の放熱フィン101の間に空気等の冷却媒体を流通させることにより、放熱フィン101の表面から速やかに放熱されるので、放熱効率を一層高めることができる。
特開2009−32755号公報 特開2009−54731号公報
上述した方法によって形成される放熱器において、複数の放熱フィン101の間に冷却媒体を流通させるためには、比較的大きな間隔が必要となる。このように、隣接する放熱フィン101間の間隔を大きく形成しようとすると、図9に示すように、放熱フィン101の板厚tが必然的に厚くなる。放熱フィン101は、上述したように、掘り起こし工具110により金属板100を掘り下げることにより形成されるので、板厚t1が厚くなるに従って金属板100に対するストレスが大きくなる。この結果、図9に示すように、金属板100の他方面には、板状の放熱フィン101と平行な凹溝103が形成される。
このように凹溝103が形成された金属板100を特許文献2に示す放熱部付き金属ベースプリント基板に適用した場合には、図10に示すように、金属板100の他方面と接着剤層を介して貼り合わされた配線用の金属箔104との間が剥離し、空隙105が生ずる。通常の場合、金属ベースプリント基板は、電子部品106をマウンターによって配置した後、ハンダリフローに入れてハンダ付けが施される。このハンダ付の際には、高温になるため、上記空隙105の空気等が膨張し、金属箔104やレジスト107を切断してしまう事故が生ずる問題がある。また、剥離しない場合であっても、ハンダリフローに入れたとき、凹溝103に空気の泡が生じて、図10のW部に示すように、電子部品106と金属箔104との間にハンダが乗らず、接続不良を発生させる問題があった。
以上のような凹溝103を発生させないためには、金属板100にストレスを与えない程度まで放熱フィン101に板厚を薄くすることが望ましいが、放熱フィン101に板厚を薄く形成した場合には、必然的に隣接する放熱フィン101間の間隔が小さくなる。このため、放熱フィン101間に冷却媒体が十分に流通しないことから、冷却効率を損なう問題が生じる。
そこで、本発明の課題は、金属板に一方面に放熱フィンを形成するときのストレスを大幅に減少して、他方面に生ずる凹溝を未然に防止するとともに、放熱器自体を軽量にすることができる放熱器及びその形成方法を提供することにある。
上記の課題を解決するために、本発明にかかる箔状放熱フィンを備えた放熱器は、熱伝導率が良好な金属板の一方面に、所定の間隔で起立形成された複数の板状の放熱フィンを備えた放熱部が一体に設けられた放熱器であって、上記放熱フィンは、上記金属板を掘り起こし工具によって上記金属板の板厚の2分の1以上まで掘り下げて肉薄な箔状に起立形成され、隣接する上記放熱フィンの間の底面に切削部を形成して、上記切削部の幅を上記放熱フィンの板厚の2倍以上に形成したことを要旨としている。
上記放熱部は金属板の端部から離間させた中央部に設けられ、上記放熱部の周囲に上記金属板の板厚からなる鍔部が形成される。
複数の放熱フィンは、その板厚が0.02mm〜0.5mmであり、隣接する放熱フィンとの底面側の間に形成される切削部の幅を0.04mm以上としている。
上記金属板は、他方面に接着剤層を介して配線用の金属箔が貼り合わされた金属ベースプリント基板であり、上記金属板の一方面には、少なくとも放熱対象の発熱電子部品の搭載位置に対峙した位置に上記放熱部が一体形成されている。
上記放熱部が上記金属板の一方面に離間させて複数個設けられ、これら放熱部の間に底面の板厚を上記金属板の板厚よりも小さく形成した切削部が形成される。
また、本発明にかかる箔状放熱フィンを備えた放熱器の形成方法は、熱伝導率が良好な金属板の一方面と、移動方向の先端側に刃部が形成された掘り起こし工具とを、所定の角度を有した状態で相対移動させて、上記掘り起こし工具の刃部により上記金属板の一方面から他方面方向に薄い切削代をもって上記金属板の板厚の2分の1以上まで掘り下げることにより、肉薄な箔状の放熱フィンを一体に起立形成する掘り起こし工程と、上記放熱フィンの起立形成によって形成された被加工面よりも形成ピッチ分の上流側から、上記金属板と上記掘り起こし工具とを相対移動させ、上記掘り起こし工具により上記金属板を掘り起こすことにより次の箔状の上記放熱フィンを一体に起立形成した後、上記掘り起こし工具を水平方向に移動させて上記放熱フィンの基端を切削して切削部を形成する切削工程とを具備し、上記掘り起こし工程と切断工程とを繰り返して、上記切削部の幅を上記放熱フィンの板厚の2倍以上に形成した放熱部を形成することを要旨としている。
上記掘り起こし工程において起立形成される放熱フィンと上記切削工程において起立形成される放熱フィンとの間隔はほぼ等しく、上記掘り起こし工程の間に上記切削工程を1以上の整数倍の回数を施し、上記放熱部における放熱フィンの間を等間隔または不等間隔に形成する。
本発明にかかる箔状放熱フィンを備えた放熱器によれば、熱伝導率が良好な金属板の一方面に、上記金属板を掘り起こし工具によって、放熱フィンを肉薄な箔状に起立形成するので、金属板に一方面に放熱フィンを形成するときのストレスを大幅に減少することができ、他方面に生ずる凹溝を未然に防止することができる。さらに、隣接する上記放熱フィンの間の底面には、放熱フィンの板厚の2倍以上の幅に形成した切削部が形成されているので、この切削部の冷却媒体を流通させることが可能となり、高い放熱効率を確保することができる。また、肉薄な箔状の放熱フィンを起立形成するとともに、放熱フィンの間の底面に切削部を形成することにより、上記金属板の板厚の2分の1以上まで掘り下げて放熱フィンを起立形成しても、他方面に凹溝が生じ難くなり、しかも、放熱器自体を軽量にすることができる。
放熱部を金属板の端部から離間させた中央部に設け、上記放熱部の周囲に上記金属板の板厚からなる鍔部を形成すると、肉薄な箔状に起立形成した放熱フィンの変形が、機械的強度が大きい鍔部によって保護するので、変形等を未然に防止することが可能となる。
放熱部の放熱フィン板厚を0.02mm〜0.5mmとし、隣接する放熱フィンとの底面側の間に形成される切削部の幅を0.04mm以上とすると、放熱フィンの板厚の2倍以上の幅に形成した切削部に冷却媒体が流通するので、高い放熱効率を確保することができる。
金属板が、他方面に接着剤層を介して配線用の金属箔が貼り合わされた金属ベースプリント基板のときには、このプリント基板に搭載された放熱対象の発熱電子部品の位置に放熱部を対峙させることにより、発熱電子部品から発生する熱を放熱部によって直接的に効率よく放熱させることができる。
金属板の一方面の複数個所に、放熱部を離間させて設けたとき、これら放熱部の間を放熱フィンとの底面側の間に形成される切削部と同様に形成し、その幅を大きくすることにより、放熱部を離間した任意の位置に容易に形成することが可能となる。このとき、底面の板厚が金属板の板厚よりも小さく形成されるので、箔状に起立形成した放熱フィンによる軽量化と相俟って、放熱器全体を軽量化することが可能となる。
本発明にかかる箔状放熱フィンを備えた放熱器の形成方法によれば、熱伝導率が良好な金属板の一方面に、掘り起こし工具によって、箔状の放熱フィンを一体に起立形成する掘り起こし工程と、一旦起立形成した放熱フィンの基端を掘り起こし工具により切削して切削部を形成する切削工程とを繰り返し施すことにより、容易に放熱部を形成することが可能となる。このとき、間に切削部が形成された放熱フィンからなる放熱部を金属板に直接形成するので、放熱手段の構成が簡素になると共に、部品点数が少ないことから、コストを低減することが可能となる。特に、金属板を掘り起こし工具によって、放熱フィンを肉薄な箔状に起立形成するので、金属板に一方面に放熱フィンを形成するときのストレスを大幅に減少することができ、他方面にストレスによって生ずる凹溝を未然に防止することができる。また、箔状の放熱フィンの間に切削工程によって切削部を形成するので、放熱フィンの間が適度に離間され、冷却媒体を効率良く流通させることが可能となる。さらに、箔状の放熱フィンを金属板の板厚の2分の1以上まで掘り下げて形成することにより、切削部個所における板厚が金属板の2分の1以下に形成されるので、箔状の放熱フィンによる軽量化と相俟って放熱器全体を軽量化することが可能となる。
上記掘り起こし工程において起立形成される放熱フィンと、上記切削工程において起立形成される放熱フィンとを、ほぼ等間隔もしくは等間隔とし、掘り起こし工程の間に施す切削工程の回数を1以上の整数倍とすることにより、放熱フィンが一定の間隔で形成されるので、加工機及びその制御を簡素化することが可能となる。その結果、放熱部における放熱フィンの間を等間隔または不等間隔の任意の間隔に形成することが容易になる。
本発明による箔状放熱フィンを備えた放熱器は、熱伝導率が良好な金属板の一方面に、所定の間隔で起立形成された複数の板状の放熱フィンを備えた放熱部が一体に設けられている。上記放熱フィンは、上記金属板を掘り起こし工具によって上記金属板の板厚の2分の1以上まで掘り下げて肉薄な箔状に起立形成され、隣接する上記放熱フィンの間の底面には切削部が形成され、上記切削部の幅は、上記放熱フィンの板厚の2倍以上に形成されている。
この箔状放熱フィンを備えた放熱器における箔状放熱フィンは、掘り起こし工程において、掘り起こし工具の刃部を金属板の一方面に当接した後、所定の角度を有した状態で相対移動させて、上記掘り起こし工具の刃部により上記金属板の一方面から他方面方向に向けて薄い切削代をもって掘り下げて掘り下げることにより一体に起立形成する。次に、切削工程において、上記放熱フィンの起立形成によって形成された被加工面よりも形成ピッチ分の上流側から、上記金属板と上記掘り起こし工具とを相対移動させ、上記掘り起こし工具により薄い切削代をもって上記金属板を掘り起こすことにより次の箔状の上記放熱フィンを一体に起立形成した後、上記掘り起こし工具を水平方向に移動させて上記放熱フィンの基端を切削して切削部を形成する。その後、上記掘り起こし工程と切断工程とを繰り返して、箔状放熱フィンを備えた放熱器を形成する。このとき、上記切削部の幅は、上記放熱フィンの板厚の2倍以上に形成される。
次に、図面を参照して本発明にかかる箔状放熱フィンを備えた放熱器について詳細に説明する。
図1、図2に示す放熱器1は、熱伝導性の良い銅、鉄、鉄−ニッケル合金、アルミニウムなどの金属板2を基材としている。図1、図2においては、金属板2を金属ベースプリント基板とした例を示している。すなわち、金属ベースプリント基板は、金属板2の他方面2bに銅箔などの金属箔3を絶縁性の接着剤層4を介して張り合わせている。接着剤層4は、例えば、高耐熱性エポキシ樹脂等の熱硬化性樹脂をベース樹脂としている。金属箔3は、周知のように化学的なエッチング加工により所定の配線パターンが形成される。また、必要に応じて、配線パターンのランドを除いて、電気的絶縁膜からなるレジストが被覆される。
そして、金属板2の一方面2aには、放熱部5が一体に形成されている。放熱部5は、複数枚の肉薄な箔状の放熱フィン6によって構成されている。上記放熱フィン6の基端部は、図2に示すように、金属板2の一方面2aから一体に連結されている。また、放熱フィン6は同一間隔に起立形成されていて、各放熱フィン6の間には、所定の幅を有する切削部7が各々形成されている。そして、各放熱フィン5の間の切削部7は、ほぼ平坦に形成されているが、後述する方法により切削されるので、やや凹凸面とした切削痕7aが形成されている。この切削部7は、上記放熱フィン6を金属板2から起立形成する際に、掘り起こし工具を金属板2の板厚の2分の1以上まで深く掘り起こされることから、凹所8が形成される。この切削部7によって形成される凹所8の板厚は、金属板2の板厚の2分の1以下である。さらに、放熱部5に周囲には、金属板2自体の板厚の鍔部9が形成されている。
また、放熱フィン6の板厚は、金属板2の一方面から薄い切削代をもって掘り起こすことによって形成するので薄い箔状に形成され、その板厚は、0.02mm〜0.5mmとなっている。また、各放熱フィン6の間に形成される切削部7の幅は、0.04mm以上に設定されている。この切削部7の幅は、放熱フィン6の板厚の2倍以上の幅に形成されている。このように、隣接する各放熱フィン6の間に形成される切削部7の幅を大きくすることは、冷却用空気等の冷却媒体を十分に流通させるためであり、これによって、放熱効率が高い放熱部5を得ることができる。
次に、図6を参照しながら、放熱器1の放熱部5の形成方法について説明する。金属板2は、熱伝導性の良く、しかも切削加工性が良好な金属板として銅やアルミニウムが好ましい。また、金属板2に板厚は、通常の電子回路において使用される1mm乃至数mmが好ましい。そして、金属板2の他方面2bには、予め銅箔などの金属箔3が絶縁性の接着剤層4を介して張り合わせていて、さらに、金属箔3はエッチング加工によって所定の配線パターンが形成され、金属ベースプリント基板として構成されている。放熱部5を製造する以前の状態では、電子部品は配設されていない。この金属板2は、図示しないプレス装置に載置される。その後、掘り起こし工具10によって放熱フィン6を起立形成する。
掘り起こし工具10は、底面側の先端に移動方向と直角な刃部10aが形成され、その幅は、放熱部5として必要な幅に設定されている。また、この掘り起こし工具10は、金属板2の一方面に対して後端側が高くなるように所定の角度θで傾斜するように図示しない駆動装置に取り付けられる。この傾斜角度θは、放熱フィン6の高さ、板厚、或いは、金属板2の材質等によって適宜に設定されるが、概ね5度から20度に設定される。上記掘り起こし工具10の幅方向両側はほぼ直角に形成されているが、刃部10aが形成されている底面側の両側を底面に至るに従って幅狭となるテーパ状、或いは円弧状に形成しても良い。
まず、図6(A)に示す掘り起こし工程において、掘り起こし工具10の刃部10aを金属板2の一方面2aに予め形成された被加工面2cよりも上流側の切削代が得られる位置Pに当接させる。この切削代は、放熱フィン6を薄い箔状に形成するために0.2mm乃至1.0mm程度の薄さに設定される。切削代を薄く設定することは、後に掘り起こし工具10により放熱フィン6を起立形成するときに、金属板2に対してストレスを与えないために重要な意味を持つ。
そして、掘り起こし工具10の刃部10aを金属板2の一方面2aの所定の位置Pに当接させた後、掘り起こし工具10を駆動装置により所定の角度θで矢示の方向で金属板2の他方面2b方向に移動すると、薄い箔状の放熱フィン6が起立形成される。このとき、掘り起こし工具10は、金属板2の板厚の2分の1以上の深さまで移動させる。そして、放熱フィン6の起立形成によって、金属板2の一方面2aには、掘り起こし工具10の傾斜角度に等しい傾斜した被加工面2cが形成される。
この掘り起こし工程に次いで、切削工程に移行する。まず、金属板2と掘り起こし工具10とを相対的に移動し、刃部10aを被加工面2cよりも上流側であって上述した放熱フィン6を形成したときと同じ切削代が得られる位置に当接させる。そして、掘り起こし工具10を所定の角度で矢示の方向に上述した放熱フィン6を形成したときと同じ深さまで移動させ、図6(B)に示すように、次の放熱フィン6を起立形成する。このとき、切削代を薄く設定しているために、先に起立形成した放熱フィン6との間隔は、微小寸法となっている。
その後、次の放熱フィン6を起立形成した状態で、図6(C)の矢示のように、掘り起こし工具10を金属板2と平行な水平方向に移動させる。この水平移動により、次の放熱フィン6の基端が切削されてスクラップになる。このとき、金属板2から離脱したスクラップは、後述する凹所8の内壁8a間に挟持されるので飛散が防止され。これにより、金属板2には切削部7が形成される。
1枚の放熱フィン6を切削することにより、放熱フィン6の板厚の約2倍の幅の切削部7が形成される。放熱フィン6を箔状に形成したときは、この切削部7の幅も小さいことから、切削部7の幅を大きくするために、切削工程を複数回繰り返す。すなわち、図6(D)に示すように、掘り起こし工具10の刃部10aを上流側に当接させ、再び前述した放熱フィン6を形成する方法と同様に次の放熱フィン6を形成する。その後、図6(E)に示すように、掘り起こし工具10を水平方向に移動させて、次の放熱フィン6の基端を切削する。このときも、金属板2からスクラップが離脱するが、後述する凹所8の両側の内壁8a間に挟持される。この結果、切削部7の幅が2倍に拡大される。切削部7の幅は適宜に設定できるが、幅を更に大きくしたい場合には、上述した切削工程を所定回数増加することによって実現できる。
このように、切削工程において、所定の幅の切削部7が得られた後に、次の掘り起こし工程に移行して、図6(F)に示したように、大きな幅の切削部7を介して隣接した放熱フィン6が起立形成される。以後、1回の掘り起こし工程に次いで1回以上の整数倍の切削工程を繰り返すことにより、金属板2の一方面2aには、図1乃至図2に示すように、複数枚の放熱フィン6が等間隔に起立形成された放熱部1が形成される。
図3は、1回の掘り起こし工程において、1枚の放熱フィン6を起立形成した後、5回の切削工程を繰り返すことにより、本来の放熱フィン6が起立形成される位置から、二点鎖線で示す5枚の放熱フィン6が切削されて除去された状態を示している。この結果、図示のように、放熱フィン6の板厚に対して、約10倍の幅の切削部7が形成することができる。
図4は、1回の掘り起こし工程に対し、金属板2の一方面2aの所定位置における切削工程の回数を少なくして、切削部7の幅を異ならせることにより、複数の放熱フィン6を不等間隔に起立形成した例を示している。因みに、図3に示す例においては、図示右側の発熱電子部品12に対峙する金属板2の一方面2aにおける放熱フィン6を密の間隔に形成し、その他の発熱電子部品12から遠い位置では放熱フィン6を粗の間隔に形成している。このように、発熱電子部品12の位置に合わせて放熱フィン6を起立形成する枚数を異ならせることにより、必要な位置では放熱効率を確保しながら、他の位置では放熱フィン6を少なくして、更なる軽量化を図ることが可能となる。
図5は、放熱器1の断面図を示している。前述した掘り起こし工程及び切削工程において、掘り起こし工具10によって金属板2に放熱フィン6を起立形成すると、放熱フィン6の基端側は、板厚がやや厚くなると同時に、図5に示す矢示のように、両側方向にも膨出する。このため、放熱フィン6の基端側が凹所8の内壁8aに圧接的に接合する。この結果、例え放熱フィン6が箔状に薄く形成しても、基端側が金属板2に保持されるので、機械的な強度を大きくすることが可能となる。また、放熱フィン6の基端近傍の両側が金属板2と熱的に接続されるので、放熱効率を高めることが可能となる。また、放熱フィン6の基端側が凹所8の内壁8aに保持されるので、切削工程において放熱フィン6の基端側を切削しても、スクラップが飛散することなく、凹所8内に保持されるので、スクラップが前述した被加工面2cに付着して、掘り起こし加工を阻害する事故を未然に防止することができる。
なお、図1及び図2において、放熱フィン6の上流側には、凹所8の底面から金属板2の一方面に至る傾斜した被加工面2cが残されている。この被加工面2cであった傾斜面は、放熱面として作用させることができる。また、被加工面2cの後方、及び、複数枚の放熱フィン6の両側には、金属板2が有する板厚の鍔部9が形成される。この鍔部9は、機械的強度が大きいことから、肉薄な箔状に起立形成した放熱フィンを保護することができ、変形等を未然に防止することが可能となる。
放熱部5は、金属板2の他方面2bに金属箔3によって形成された配線パターンに配設される例えば集積回路等の発熱電子部品12に対応させた位置に形成している。このような位置関係に放熱部5を設置することにより、発熱電子部品12から発生する熱が金属板2を介して放熱部5に伝達し、放熱フィン6表面から空中に放熱される。このとき、放熱フィン6が箔状に形成されていても、複数の放熱フィン6による熱容量が発熱電子部品12の発熱量よりも大きければ、放熱フィン6が十分な表面積を有し、しかも、切削部7に十分な冷却媒体が流通するかぎり、必要な放熱効率を得ることができる。なお、発熱電子部品12としては、上記集積回路の他に、パワートランジスタや抵抗器またはパワーモジュール等がある。
以上のように形成された金属ベースプリント基板を構成した金属板2は、他方面2bに設けられた配線パターンに集積回路や抵抗、コンデンサ等の電子部品或いは電子部品12のチップがチップマウンター等により配設される。その後、金属板2の他方面をリフローによって電子部品12のチップと配線パターンが半田付けによって電気的に接続される。このとき、金属板2の他方面2bは、放熱フィン6を肉薄な箔状に起立形成することで、掘り起こし工程におけるストレスが大幅に減少することから、図9及び図10に示した、ストレスによる凹溝103が形成されない。この結果、凹溝103に空気の泡が生じて、電子部品と金属箔との間の接続不良、或いは、リフロー時の配線パターンの剥離や切断等の発生が未然に防止されているので、品質を向上させることが可能となった。
上述した実施例においては、金属板2の他方面2bに予め配線パターン及びレジストが設けられ、電子部品が配設されていない状態で金属板2の一方面2aに複数の放熱フィン6からなる放熱部5を形成するようにしている。ところが、上述したように、放熱フィン6を肉薄な箔状に起立形成すると、掘り起こし工程における加重やストレスが大幅に減少することから、金属板2の他方面に設けられた配線パターンに電子部品を配設した後に、金属板2の一方面2aに複数の放熱フィン6からなる放熱部5を形成することができる。この実施例においては、上述したように、ストレスによる凹溝103は形成されないが、金属板2に板厚や材質によっては、金属板2の一方面2aに放熱部5を形成することによって、金属板2が湾曲する場合がある。このときには、上述したように、金属板2の他方面に電子部品を配設した後に放熱部5を形成することが望ましい。
図7は、放熱器1をフープ状の金属板20から形成した例を示している。フープ状金属板20は、前述した例と同様に、熱伝導性の良く、しかも切削加工性が良好な金属板として銅やアルミニウムが用いられる。そして、フープ状金属板20の一方面に複数の放熱フィン22が形成される。フープ状金属板20の両側には、位置を固定するとともに、所定寸法毎に移送するためのパイロット穴20bが設けられている。このフープ状金属板20に放熱フィン22を形成する方法は、前述した例と同様に、掘り起こし工具10によって順次起立形成される。
すなわち、掘り起こし工具10の刃部10aをフープ状金属板20の一方面20aの所定位置に当接させた後、掘り起こし工具10を駆動装置により所定の角度の方向に移動させて、薄い箔状の放熱フィン22を起立形成する。このとき、放熱フィン22を薄い箔状に形成するために0.2mm乃至1.0mm程度の薄さに設定される。このように切削代を薄く設定することよって、放熱フィン22を起立形成するときに、金属板20対してストレスを与えることがなく、この結果、フープ状金属板20の他方面に凹溝が形成させることを未然に防止することができる。
この掘り起こし工程の後に、切削工程において切削部23を形成する。すなわち、フープ状金属板20の一方面20aに、掘り起こし工具10によって次の放熱フィン6を起立形成する。このときの切削代も、上述の放熱フィン22を起立形成したときと同じに薄く設定している。そのため、先に起立形成した放熱フィン22との間隔は、微小寸法となっている。その後、次の放熱フィン22を起立形成した状態で、掘り起こし工具10をフープ状金属板20と平行な水平方向に移動させ、次の放熱フィン22の基端を切削することにより、フープ状金属板20に切削部23を形成する。図7に示す例においては、切削工程を3回乃至5回繰り返し、切削部23の幅を大きくし、放熱フィン22の板厚に対して5〜10倍の大きさに形成している。
その後、再び掘り起こし工程によって放熱フィン22を起立形成し、その後、切削工程を3回乃至5回繰り返し、次の切削部23を形成する。このように、掘り起こし工程と複数回の切削工程を繰り返すことにより、順次フープ状金属板20の一方面20aに複数の放熱フィン22を起立形成する。そして、複数の放熱フィン22の両側に設けられたパイロット穴20bに位置に、鍔部24が形成される。
フープ状金属板20の一方面20aに放熱フィン22を順次起立形成した場合には、長尺の放熱部が形成される。所定寸法の長さの放熱器は、上記切削部23に所定位置で切断することにより得ることができる。
図8は、長尺の金属板30の一方面30aに、3組の放熱部31、32、33を離間させて設けた例を示している。この例において、上記放熱部31、32、33は、前述した例と同様に、掘り起こし工程と複数回の切削工程を繰り返すことにより、順次金属板30の一方面30aに複数の放熱フィン34、35、36が起立形成され、その放熱フィン34、35、36の間に各々切削部37、38、39が形成されている。これらの放熱部31、32、33の形成方法は前述した例と同様であり、その説明は省略する。また、これら放熱部31、32、33の間には、底面の板厚を上記金属板30の板厚よりも小さく形成した長尺の切削部40、41が形成されている。
また、図8に示す例において、前述した例と相違する点は、放熱部31、32、33の幅を金属板30の幅と等しく形成されていることである。このように、それぞれの幅を等しくすると、放熱部の両側に鍔部が形成されないために、機械的強度が低くなり、長手方向に曲がり易くなる。この性質は、例えば、フレキシブル金属ベースプリント基板として利用することが可能となり、表面が湾曲した構造体に沿ってプリント配線基板を配設することが可能となる。
複数の離間した放熱部31、32、33の間に形成される長尺の切削部40、41は、各放熱フィン34、35、36の間に形成される切削部37、38、39と同様に形成される。すなわち、切削部40の部位においては、切削工程のみを連続して所定回数施すことにより、任意の寸法の切削部40を形成することができる。
以上、本発明を実施例に基づいて具体的に説明したが、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲内で種々変更可能であることは言うまでもない。例えば、金属板としては、四角形の他、適宜の形状に形成しても良い。また、前述した実施例では、複数の放熱部の放熱フィンを全て平行に形成したが、放熱部毎に放熱フィンの方向を適宜の角度に異ならせても良い。さらに、金属板は、比較的大きな強度を有することから、金属板に他の機構部品等を取り付けても良い。
本発明にかかる箔状放熱フィンを備えた放熱器の実施例を示す斜視図である。 図1に示す箔状放熱フィンを備えた放熱器を示す側断面図である。 箔状放熱フィンを備えた放熱器を示す拡大断面図である。 箔状放熱フィンを備えた放熱器の変形例を示す拡大断面図である。 図1に示す箔状放熱フィンを備えた放熱器を示す正面断面図である。 (A)乃至(F)は、箔状放熱フィンを備えた放熱器の放熱部を形成する工程を示す工程説明図である。 フープ状金属板に放熱部を形成した実施例を示す斜視図である。 長尺の金属板に複数の放熱部を形成した実施例を示す斜視図である。 従来の放熱器を要部断面図である。 従来の金属ベースプリント基板を示す要部断面図である。
1 放熱器
2 金属板
2a 一方端
2b 他方面
2c 被加工面
3 金属箔
4 絶縁接着層
5 放熱部
6 放熱フィン
7 切削部
9 鍔部
10 掘り起こし工具
10a 刃部
12 発熱電子部品

Claims (7)

  1. 熱伝導率が良好な金属板の一方面に、所定の間隔で起立形成された複数の板状の放熱フィンを備えた放熱部が一体に設けられた放熱器であって、
    上記放熱フィンは、上記金属板を掘り起こし工具によって上記金属板の板厚の2分の1以上まで掘り下げて肉薄な箔状に起立形成され、
    隣接する上記放熱フィンの間の底面に各々切削部を形成して、上記切削部の幅を上記放熱フィンの板厚の2倍以上に形成したことを特徴とする箔状放熱フィンを備えた放熱器。
  2. 上記放熱部を金属板の端部から離間させた中央部に設け、上記放熱部の周囲に上記金属板の板厚からなる鍔部を形成した請求項1に記載の箔状放熱フィンを備えた放熱器。
  3. 複数の放熱フィンは、その板厚が0.02mm〜0.5mmであり、隣接する放熱フィンとの底面側の間に形成される切削部の幅が0.04mm以上である請求項1に記載の箔状放熱フィンを備えた放熱器。
  4. 上記金属板は、他方面に接着剤層を介して配線用の金属箔が貼り合わされた金属ベースプリント基板であり、上記金属板の一方面には、少なくとも放熱対象の発熱電子部品の搭載位置に対峙した位置に上記放熱部が一体形成されている請求項1乃至3のいずれかに記載の箔状放熱フィンを備えた放熱器。
  5. 上記放熱部が上記金属板の一方面に離間させて複数個設けられ、これら放熱部の間に底面の板厚を上記金属板の板厚よりも小さく形成した切削部が形成された請求項1乃至4のいずれかに記載の箔状放熱フィンを備えた放熱器。
  6. 熱伝導率が良好な金属板の一方面と、移動方向の先端側に刃部が形成された掘り起こし工具とを、所定の角度を有した状態で相対移動させて、上記掘り起こし工具の刃部により上記金属板の一方面から他方面方向に薄い切削代をもって上記金属板の板厚の2分の1以上まで掘り下げて掘り下げることにより、肉薄な箔状の放熱フィンを一体に起立形成する掘り起こし工程と、
    上記放熱フィンの起立形成によって形成された被加工面よりも形成ピッチ分の上流側から、上記金属板と上記掘り起こし工具とを相対移動させ、上記掘り起こし工具により上記金属板を掘り起こすことにより次の箔状の上記放熱フィンを一体に起立形成した後、上記掘り起こし工具を水平方向に移動させて上記放熱フィンの基端を切削して切削部を形成する切削工程とを具備し、
    上記掘り起こし工程と切断工程とを繰り返して、上記切削部の幅を上記放熱フィンの板厚の2倍以上に形成した放熱部を形成することを特徴とする箔状放熱フィンを備えた放熱器の形成方法。
  7. 上記掘り起こし工程において起立形成される放熱フィンと上記切削工程において起立形成される放熱フィンとの間隔はほぼ等しく、上記掘り起こし工程の間に上記切削工程を1以上の整数倍の回数を施し、上記放熱部における放熱フィンの間を等間隔または不等間隔に形成した請求項6に記載の箔状放熱フィンを備えた放熱器の形成方法。
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