JP2010287730A - 受熱面平行フィン型扁平状放熱構造体 - Google Patents

受熱面平行フィン型扁平状放熱構造体 Download PDF

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Abstract

【課題】プリント回路基板の主面に取付け可能な受熱面平行フィン型扁平状放熱構造のヒートシンクを提供する。
【解決手段】柱状部2の1つの側面を発熱体表面に相対する受熱面4とし、柱状部2の受熱面4と異なる柱状部2の2つの側面から、受熱面2に平行な板状放熱フィン3が、第1の方向と該第1の方向と逆方向である第2の方向にそれぞれ延伸した構造を有する受熱面平行フィン型放熱構造体1において、柱状部2の長軸方向30に垂直な受熱面平行フィン型放熱構造体1の断面における前記受熱面に垂直な方向の該受熱面平行フィン型放熱構造体1の高さH(mm)と該受熱面に水平な方向の該受熱面平行フィン型放熱構造体の幅W(mm)が、H≦(W−47)0.5/0.6+5、ただし、5≦Hかつ47≦W(単位:mm)、の関係式で表されることを特徴とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、電子機器筐体内に収納され動作時に発熱するIC、CPUなどの半導体素子やその他の発熱部を有する電子部品の冷却に用いられるヒートシンクに関する。
近年、電子機器において、電子機器筐体内に収納されている電子部品の中でも、CPU(中央演算装置)は特に近年の動作クロックの高クロック周波数化に伴って、動作時に最も発熱量の大きい電子部品の1つとなっている。CPUの動作の安定性、また動作寿命の確保の点からも放熱対策が重要な問題である。例えば、CPUの放熱については、水冷式の水冷モジュールや、放熱フィンを備えた空冷放熱体構造(ヒートシンク)が用いられている。
水冷式は、ポンプを使用して吸熱した液体をラジエータに運んで放熱させる技術であるが、ポンプを用いること、配管から液体が流出する恐れなどで、長期の信頼性やコスト面で不利である。一方、ヒートシンクは、メインテナンスがし易く、信頼性も高く、コストも低いことから、いまだに広く使用されている。
特許文献1には、IC、CPUなどの半導体や発熱部を有する電子部品の冷却に用いられるタワー状や複数のピン状のフィンを備えたヒートシンクの技術が開示されている。タワー型と呼ばれる一般的に背の高いヒートシンクは、受熱面から垂直な方向に伸びる支柱から受熱面に対して平行な板状フィンを設けた構造を備えている。
特開2001−196511
CPUの発熱量の増加に伴い、より放熱性の良いヒートシンクが要求される一方で、電子機器の高密度化も進み、電子機器筐体内でヒートシンクが利用できるスペースは次第に制限されるようになっている。このため、コンパクトで放熱効率の優れたヒートシンクの必要性が益々高まっている。
しかし、特に、複数のプリント回路基板が狭い間隔で配置された場合のように、CPUの上側(CPU実装プリント回路基板との接合面と反対側の表面側)にスペースが少なく、背の高い通常のフィン型ヒートシンク(受熱面を一主面とするベース板のもう一方の主面に、受熱面に対して垂直に板状フィンを立設したヒートシンク)を使用できない場合には、十分な放熱性能を確保することは困難であった。
図18には、フィン型ヒートシンクの一例が図示されている。符号20はベース板から受熱面に垂直な方向に板状放熱フィンを立設したヒートシンク(以下、「垂直フィン型ヒートシンク」という)を示しており、ベース板19に立設された複数枚の板状放熱フィン3を有する。垂直フィン型ヒートシンク20は、ベース板19の厚さを薄くすると、受熱領域から離れた板状放熱フィン3までの熱抵抗が高くなる。したがって、板状放熱フィン3の枚数を増加しても、枚数の増加を放熱に有効に利用できない。逆にベース板19を厚くすると、高さの制限で元々の高さの低い板状放熱フィン3の高さが益々低くなり、板状放熱フィン3の放熱面積が減少する。すなわち、プリント回路基板の主面に平行な方向にスペースがあっても、このスペースをヒートシンクの放熱性能を向上させることに活用できないという課題があった。
CPUの上側にスペースが無くても、電子機器筐体内のどこかにスペースがあれば、図19に示されるような、受熱ブロックと板状放熱フィンをヒートパイプで結合したヒートシンク(以下、「分離型ヒートシンク」という)23を用いることができる。受熱ブロック21と垂直フィン型ヒートシンク20をヒートパイプ22で結合した分離型ヒートシンク23は、図示しないCPUに受熱ブロック21だけ配置し、電子機器筐体内の他のスペースに垂直フィン型ヒートシンク20を配置する。受熱ブロック21で受取ったCPUの熱はヒートパイプ22を介して垂直フィン型ヒートシンク20に伝えられ、垂直フィン型ヒートシンク20から放熱される。
しかし、電子機器筐体内全体において各種電子部品の配置の高密度化が進展し、ヒートシンクを収納するスペースを確保することが困難となっている。また、ヒートパイプ22を用いることは、離れた場所にある受熱ブロック21と垂直フィン型ヒートシンク20とをそれぞれ固定しながら受熱ブロック21をCPUに密着させるための複雑な取り付け機構が必要となり、組立工数の増加も含めて電子機器のコストアップにつながる課題があった。
そこで、本発明の目的は、上記従来技術の課題に鑑み、プリント回路基板の主面に平行な方向のスペースをヒートシンクの放熱性能を向上させることに利用できる受熱面平行フィン型扁平状放熱構造体を提供することである。
本願の請求項1に係る発明は、長軸に平行な少なくとも3つの側面を持つ柱状部と板状放熱フィンを有し、前記柱状部の1つの側面を発熱体表面に相対する受熱面とし、前記柱状部の前記1つの側面と異なる前記柱状部の2つの側面から、前記受熱面に平行な前記板状放熱フィンが、第1の方向と該第1の方向と逆方向である第2の方向にそれぞれ延伸した構造を有する受熱面平行フィン型放熱構造体において、前記柱状部の前記長軸に垂直な受熱面平行フィン型放熱構造体の断面における前記受熱面に垂直な方向の該受熱面平行フィン型放熱構造体の高さ(H(mm))と該受熱面に水平な方向の該受熱面平行フィン型放熱構造体の幅(W(mm))が、
H≦(W−47)0.5/0.6+5
ただし、5≦H かつ 47≦W 単位:mm
の関係式で表されることを特徴とする受熱面平行フィン型扁平状放熱構造体である。
請求項2に係る発明は、前記板状放熱フィンの厚さが0.8mm〜1.5mmの範囲であり、前記板状放熱フィンのピッチが4mm〜5.5mmであることを特徴とする請求項1に記載の受熱面平行フィン型扁平状放熱構造体である。
請求項3に係る発明は、前記受熱面平行フィン型扁平状放熱構造体の材質が、熱伝導率が180W/(m・K)以上のアルミニウムあるいはアルミニウム合金で、前記柱状部の長軸に垂直な断面における前記柱状部の前記受熱面に平行な方向の幅が、前記受熱面から最も近い部分について10mm〜12mmであり、前記受熱面から最も遠い部分について8mm〜10mmであることを特徴とする請求項1または2のいずれか1つに記載の受熱面平行フィン型扁平状放熱構造体である。
請求項4に係る発明は、前記受熱面平行フィン型扁平状放熱構造体の材質が、熱伝導率が350W/(m・K)以上の銅あるいは銅合金で、前記柱状部の長軸に垂直な断面における前記柱状部の前記受熱面に平行な方向の幅が、前記受熱面から最も近い部分について8mm〜10mmであり、前記受熱面から最も遠い部分について2mm〜5mmであることを特徴とする請求項1または2のいずれか1つに記載の受熱面平行フィン型扁平状放熱構造体である。
請求項5に係る発明は、前記受熱面平行フィン型扁平状放熱構造体は、押出し成形または引抜き成形によって成形されたことを特徴とする請求項1〜4のいずれか1つに記載の受熱面平行フィン型扁平状放熱構造体である。
本発明により、プリント回路基板の主面の高さ方向に制限がある電子機器筐体内において、該主面に平行な方向のスペースをヒートシンクの放熱性能を向上させることに利用できる受熱面平行フィン型扁平状放熱構造体を提供することが可能である。
図3に示される本発明の第1の実施形態を受熱面側から見た斜視図である。 図3に示される本発明の第1の実施形態を受熱面側と反対側から見た斜視図である。 本発明の第1の実施形態を説明する図であり、図3(a)は図2の一点鎖線32で切断した断面図であり、図3(b)は柱状部を拡大した図である。 同じ幅と高さをもつ、ベース板から受熱面に対して垂直方向に板状放熱フィンを立設した従来技術である垂直フィン型ヒートシンクの熱抵抗に対する本発明の受熱面平行フィン型扁平状放熱構造体の熱抵抗の比(=R)が0.9以下の範囲を説明する図である。 解析により求めた、受熱面平行フィン型扁平状放熱構造体における板状放熱フィンの厚さとピッチを変数とする相対的な熱抵抗の等高線に最適範囲を追記した図である。 本発明の第2の実施形態を説明する図である。 本発明の第3の実施形態を説明する図である。 本発明の第4の実施形態を説明する図である。 受熱面平行フィン型扁平状放熱構造体がアルミニウム合金の場合における、解析により求めた、規格化した熱抵抗に対する受熱面から最も近い部分と最も遠い部分の柱状部の幅依存性を示す図である。 受熱面平行フィン型扁平状放熱構造体が銅の場合における、解析により求めた、規格化した熱抵抗に対する受熱面から最も近い部分と最も遠い部分の柱状部の幅依存性を説明する図である。 本発明の第5の実施形態を説明する図であり、受熱面平行フィン型扁平状放熱構造体のドーターボードへの取り付けにバネ付き螺子を使用した実施形態の斜視図である。 図11に示される本発明の第5の実施形態において、受熱面平行フィン型扁平状放熱構造体をドーターボードにバネ付き螺子を用いて取り付けた場合のバネ付き螺子付近の断面図である。 本発明の第6の実施形態を説明する図であり、受熱面に垂直で柱状部の長軸に沿った断面図である。理解し易いように、横方向に比較して縦方向に拡大している。 本発明の第7の実施形態を説明する図であり、受熱面に垂直で柱状部の長軸に沿った断面図である。理解し易いように、横方向に比較して縦方向に拡大している。 本発明の第8の実施形態を説明する図であり、溝を形成した受熱面平行フィン型扁平状放熱構造体を有することを説明する図である。図15(a)は受熱面の反対側から見た平面図であり、図15(b)は側面図である。 本発明の第8の実施形態に用いられる板状弾性部材の一形態の斜視図である。 本発明の第8の実施形態である、図15に示される溝を形成した受熱面平行フィン型扁平状放熱構造体を図16に示される板状弾性部材を使用して、ドーターボードに取り付けた状態の斜視図である。 ベース板から受熱面に垂直な方向に板状放熱フィンを立設した従来技術の垂直フィン型ヒートシンクの斜視図である。 受熱ブロックと板状放熱フィンをヒートパイプで結合した従来技術のヒートシンクの斜視図である。
以下、本発明の実施形態を図面と共に説明する。なお、各部材の番号は機能的に類似するものは従来技術の説明の図の各部材の番号と同じにした。
本発明は、高さが低く、高さに対して垂直な横方向に延伸した状態(図1〜図3,図6〜図8,図11〜図17参照)とし、従来の板状放熱フィンを立設した従来技術の垂直フィン型ヒートシンク(図18参照)の放熱性能を超える能力を有する受熱面平行フィン型扁平状放熱構造体である。
図1、図2、および図3を用いて本発明の受熱面平行フィン型扁平状放熱構造体の一実施形態を説明する。図1は、本発明の第1の実施形態を受熱面側から見た斜視図である。図2は、本発明の第1の実施形態を受熱面側と反対側から見た斜視図である。図3は、受熱面平行フィン型扁平状放熱構造体の柱状部の長軸に垂直な断面図である。
図1に示されるように、受熱面平行フィン型扁平状放熱構造体1は、柱状部2、複数枚の板状放熱フィン3から構成される。柱状部2と板状放熱フィン3とは同質の金属材料からなる。柱状部2は、4つの側面を有する形状をなしており、その一側面である破線31−破線31と柱状部2の端縁で囲まれた側面を受熱面4としている。符号30は柱状部2の長軸方向を表している。符合W、符号H、および符号Lは、受熱面平行フィン型扁平状放熱構造体1の幅、高さ、および奥行きをそれぞれ表す。奥行きLは冷却すべき領域の面積あるいは放熱構造体の設置が許容されるスペースに応じて設定する。また、幅Wと高さHは、図4を用いて後述する幅Wの関係式(数1式)によって規定される。
板状放熱フィン3は薄板状部材である。そして、板状放熱フィン3は、受熱面4と異なる柱状部2の2つの側面から受熱面4に平行に、第1の方向と該第1の方向と逆方向である第2の方向にそれぞれ延伸した構造である。板状放熱フィン3は、柱状部2の一端から一端までに亘って連続して柱状部2の各側面からそれぞれ延伸している。
図2は、図1に示される受熱面平行フィン型扁平状放熱構造体1を、受熱面4の面側と反対側から見た斜視図である。図3(a)は、図2の一点鎖線32の箇所で切断した断面の形状である。符号5は柱状部2の受熱面4から最も近い部分、つまり、柱状部2の受熱面4の幅であり、符号6は柱状部2の受熱面4から最も遠い部分、つまり、受熱面4に対抗する面の幅(図2の破線33で挟まれる部位)を表す。図3(b)は、図3(a)の柱状部2を拡大した図である。第1の実施形態では柱状部2は側面2a,2b,2c,2dの4つの面を有し、側面2aを受熱面4としている。柱状部2の側面の数は4つに限定されるものではなく、側面2cのない断面3角形の形状を除外するものではない。
受熱面平行フィン型扁平状放熱構造体1は上述の構造を備えていることから、押出し成形により加工することができる。図示しない加工用ダイスを用いて高温状態の伝熱性素材から押出し成形によって、受熱面平行フィン型扁平状放熱構造体1を成形する。この成形方法によって、柱状部2と板状放熱フィン3を同時に成形することができる。
次に、本発明の受熱面平行フィン型扁平状放熱構造体1が、板状放熱フィン3を立設した従来技術である垂直フィン型ヒートシンク20(図18参照)の放熱性能を超える能力を有することを、図4を用いて説明する。
図4において、横軸は放熱体の幅W(mm)、縦軸は放熱体の高さH(mm)を表す。放熱体は、図18に示されるような従来技術であるベース板19から受熱面に対して垂直方向に同じ幅と高さをもつ板状放熱フィン3を立設した垂直フィン型ヒートシンク20と、受熱面平行フィン型扁平状放熱構造体1とを意味する。高さHは、垂直フィン型ヒートシンク20の場合ベース板19の受熱面から板状放熱フィン3の先端までの長さ、受熱面平行フィン型扁平状放熱構造体1の場合では受熱面4と受熱面4から一番離れた板状放熱フィン3までの長さを表している。
図4において、符号Rは受熱面4に接するCPU等の発熱体の温度上昇を発熱量で除算して求めた熱抵抗の比を表している。より具体的に述べると図4は、図18に示されるようなベース板19から受熱面に対して垂直方向に同じ幅と高さをもつ板状放熱フィン3を立設した垂直フィン型ヒートシンク20の熱抵抗Trverticalに対する受熱面平行フィン型扁平状放熱構造体1の熱抵抗Trparalleの比(Trparallel/Trvertical=R)が0.9以下である範囲を説明する図である。熱抵抗の比Rが0.9以下であることは、受熱面平行フィン型扁平状放熱構造体1が従来技術の板状放熱フィンを立設したヒートシンクより熱抵抗が小さく、効率的に放熱することができることを意味する。
図4では、受熱面平行フィン型扁平状放熱構造体1と図18に示される通常の垂直フィン型ヒートシンク20について、フィンの厚さやフィンのピッチなどを変えて熱流体解析により形状を最適化したもの同士の性能を比較した結果を示しており、最適化した受熱面平行フィン型扁平状放熱構造体1と最適化した垂直フィン型ヒートシンク20を使用して実験を行った結果、実験結果は解析結果とほぼ一致した。同一の幅Wと同一の高さHの放熱体を比較すると、受熱面平行フィン型扁平状放熱構造体1は、通常の垂直フィン型ヒートシンク20(図18参照)に比べて、数1式の関係が成立する場合には、放熱効率が10%以上高い。
H≦(W−47)0.5/0.6+5 (数1式)
但し47≦W、5≦H、単位:mm
なお、図4において、数1式の関係は、受熱面平行フィン型扁平状放熱構造体1の材質が伝導率180W/(m・K)以上の金属であり、空気の流速が押出し成形あるいは引抜き成形による放熱体に通常適用する範囲であれば、放熱体や材質や流速にはほとんど依存しない。なお、図4では通常用いられる受熱面平行フィン型扁平状放熱構造体1の幅Wが100mmまでを示しているが、幅Wや高さHの上限値は、数1式の関係を満たせば特に限定されるものではない。
数1式で規定される寸法範囲の受熱面平行フィン型扁平状放熱構造体を用いることによって、CPUなどの発熱体の上面側にスペースが少ない場所であっても、従来の垂直フィン型ヒートシンク20では実現できない高い放熱性能を持った受熱面平行フィン型扁平状放熱構造体1を配設することができる。これにより、電子機器の大型化を防止するとともに、CPUなどの発熱体の温度上昇を抑制することができ、電子機器の信頼性や寿命が大幅に向上する。
なお、受熱面平行フィン型扁平状放熱構造体1の配置方向は、自然利用する場合には柱状部2の長軸方向30を鉛直方向に略一致させ、送風用ファンを使用した強制空冷の場合には、柱状部2の長軸方向30をファンによって生じる空気の流線方向と略一致させることが望ましく、このように配置することによって本来の放熱性能を発揮することができる。
板状放熱フィン3の厚さは、薄いと放熱フィン先端から柱状部2までの熱抵抗が高くなり、板状放熱フィン3の先端近傍からの放熱量が低下し、逆に厚いと、板状放熱フィン間の間隔が狭くなって空気の流通が阻害されて放熱量が低下する。
板状放熱フィン3の厚さには最適値が存在するが、通常よく使用されると考えられる幅Wが100mm以内の受熱面平行フィン型扁平状放熱構造体1であれば、図5に示されるように、柱状部2から板状放熱フィン3の先端までの距離が比較的長いにも関わらず、板状放熱フィン3の厚さは0.8mm〜1.5mmの範囲で最も放熱性能が高いことを見出した。
この板状放熱フィン3の厚さは押出し成形法、あるいは、引抜き成形法等による成形が可能な範囲である。また、板状放熱フィン3のピッチ(1つの板状放熱フィン3と隣接する他の板状放熱フィン3の中心間の距離)についても、ピッチが大きいと放熱構造体の高さが限られているため、板状放熱フィン3の枚数が減少して放熱に寄与する表面積が減少する。逆に、ピッチが小さいと、板状放熱フィン3の厚さが厚い場合と同様に、板状放熱フィン3間の間隔が狭くなって空気の流通が阻害されて放熱性能が低下する。そのため、板状放熱フィン3のピッチについても最適値が存在する。
図5に示されるように、受熱面平行フィン型扁平状放熱構造体1が放熱性能的に優位性を示す放熱体の高さが17mm以下の場合、従来の垂直フィン型ヒートシンク20(図18参照)の最適値よりは広い4mm〜5.5mm程度が最も放熱性能が高いことを見出した。板状放熱フィン3をこの厚さやピッチにすることによって受熱面平行フィン型扁平状放熱構造体1は最も良い放熱特性を示す。
図5は、受熱面平行フィン型扁平状放熱構造体における解析により求めた板状放熱フィンの厚さとピッチを変数とする相対的な熱抵抗の等高線に最適範囲を追記した図である。図5において、記号Trは熱抵抗を表し、記号Tr(min)は最も小さい熱抵抗の値(最小値)である。上述したように、板状放熱フィン3のフィンの厚さ、フィンのピッチのいずれにも最適値があり、最適値からずれるに従って、熱抵抗が増加する。すなわち、最適値からずれるに従って受熱面平行フィン型扁平状放熱構造体1の放熱性能が低下する。
図5の破線の長方形で示したフィン厚が0.8mm〜1.5mm、フィンピッチが4mm〜5.5mmの範囲は、熱抵抗Trが熱抵抗の最小値Tr(min)のプラス3%以内の領域(Tr≦Tr(min)*1.03)に内包されており、熱抵抗Trが最小値のプラス1%以内の領域と大半がオーバーラップしている。この図5から、フィン厚が0.8mm〜1.5mm、フィンピッチが4〜5.5mmの範囲の放熱構造体が、実質的に最も良い放熱性能を示すことがわかる。
具体的には、例えば、図3に示される柱状部2の2つの側面に3枚ずつ備えた高さ10mmの受熱面平行フィン型扁平状放熱構造体1(第1の実施形態)、図6に示される厚さが1mmでピッチが4.5mmの板状放熱フィン3を柱状部2の2つの側面に2枚ずつ備えた高さ5.5mmの受熱面平行フィン型扁平状放熱構造体1(第2の実施形態)、図7に示される柱状部2の2つの側面に4枚ずつ備えた高さ14.5mmの受熱面平行フィン型扁平状放熱構造体1(第3の実施形態)などが最適構造である。これらの受熱面平行フィン型扁平状放熱構造体1は、同じ幅と同じ高さを持つ放熱構造体の中で最も高い放熱特性を備える。
図3の第1の実施形態、図6の第2の実施形態、および図7の第3の実施形態は、受熱面4と受熱面4に最も近い板状放熱フィン3の一主面が段差のない同平面となっているが、CPUなどの発熱体の厚さが薄く、この板状放熱フィン3の一主面への空気の流通が良くない場合には図8に示される形状としてもよい。図8には第4の実施形態が図示されている。この第4の実施形態は受熱面4が砲台状に板状放熱フィン3から突出した形状の受熱面平行フィン型扁平状放熱構造体1である。
次に、柱状部2の幅について説明する。柱状部2の太さ(柱状部2の長軸に垂直な放熱構造体の断面における柱状部の受熱面4に平行な方向の幅)は、太くする(幅を広くする)と、受熱面4と受熱面4から遠い板状放熱フィン3の間の熱抵抗が低下して、受熱面4から遠い板状放熱フィン3からの放熱が増加し易くなるプラスの効果もあるが、受熱面平行フィン型扁平状放熱構造体全体の幅Wが限られていると、その分だけ柱状部2から板状放熱フィン3の先端までの距離が短くなって板状放熱フィン3の表面積が減少するマイナスの効果もある。
そのため、柱状部2の幅についても最適値がある。柱状部2の幅の最適値は、材質の熱伝導率によって異なり、熱伝導率が高い程、最適な幅は狭い傾向があり、また、受熱面4に近い幅の方を受熱面4から遠い方の幅より広くした方が、放熱性能が高くなることを確認した。
柱状部2の幅について図9、図10を用いて説明する。図9は、受熱面平行フィン型扁平状放熱構造体1がアルミニウム合金の場合における、解析により求めた、規格化した熱抵抗に対する受熱面から最も近い部分と最も遠い部分の柱状部の幅依存性を示す図である。図10は、受熱面平行フィン型扁平状放熱構造体が銅の場合における、解析により求めた、規格化した熱抵抗に対する受熱面から最も近い部分と最も遠い部分の柱状部の幅依存性を説明する図である。
受熱面4に近い幅(換言すれば、受熱面4の幅)と受熱面4から遠い方の幅についてそれぞれ最適値を求めた結果、次のことが分った。放熱部材として多用されている熱伝導率が200W/(m・K)程度のアルミニウム展伸材の場合は、図9に示したように、柱状部2の長軸方向30に垂直な受熱面平行フィン型扁平状放熱構造体1の断面において、柱状部2の幅は受熱面4から最も近い部分(換言すれば、受熱面4の幅)を10mm〜12mm、受熱面4から最も遠い部分を8mm〜10mmにすると、最も放熱特性が高くなるという結果を得た。
図9において横軸は柱状部2の幅で、縦軸は熱抵抗の最小値で規格化した熱抵抗である。右側の曲線は受熱面4から最も近い部分の柱状部の幅依存性の解析結果であり、左側の曲線は受熱面4から最も近い部分の柱状幅を最適値の11mmとした場合の受熱面4から最も遠い部分の柱状部の幅依存性の解析結果である。なお、アルミニウムの表面は輻射による放熱を促進するため、黒アルマイト処理等の黒化処理を行うことが望ましい。
熱伝導率が高い銅の場合は図10に示したように、長軸方向30に垂直な断面において、柱状部2の幅は受熱面4から最も近い部分を8mm〜10mm、受熱面4から最も遠い部分を2mm〜5mmにすると最も放熱特性が高くなるという結果を得た。図10においては、右側の曲線が受熱面4から最も近い部分の柱状部の幅依存性の解析結果であり、左側の曲線は、受熱面4から最も近い部分の柱状幅を最適値の9mmとした場合の受熱面4から最も遠い部分の柱状部の幅依存性の解析結果である。
受熱面平行フィン型扁平状放熱構造体1は、受熱面4に平行な方向のスペースを有効に活用することができる。したがって、マザーボードに搭載されたドーターボードに実装されたCPUなどの放熱を行う場合、できるだけ広い板状放熱フィン3の面積を確保するために、図11に示したように、受熱面4側から見た放熱構造体の形状が、ドーターボードの主面形状とほぼ同じとして、ドーターボードの主面に対応した位置に、対向して配置することによって、より高い放熱特性が実現できる。
図11は、本発明の第5の実施形態を説明する図であり、受熱面平行フィン型扁平状放熱構造体1のドーターボード7への取り付けにバネ付き螺子8を使用した実施形態の斜視図である。図12は、図11に示される本発明の第5の実施形態において、受熱面平行フィン型扁平状放熱構造体1をドーターボード7にバネ付き螺子8を用いて取り付けた場合のバネ付き螺子8付近の断面図である。
そして、広い面積の板状放熱フィン3を備えた受熱面平行フィン型扁平状放熱構造体1を用いることによって、図13に示されるように、ドーターボード7上の発熱部品11,12,12を1つの放熱構造体で一括して放熱させることも可能であり、部品点数の削減、組立工数を少なくすることが可能となる。
図13は、本発明の第6の実施形態を説明する図であり、受熱面に垂直で柱状部の長軸に沿った断面図である。理解し易いように、縦方向に拡大している。符号11は最も発熱密度の高い発熱部品である。符号12は比較的発熱密度が低い発熱部品である。符号13は熱伝導界面材料である。CPUなどの最も発熱密度の高い発熱部品11の放熱面と受熱面平行フィン型扁平状放熱構造体1の受熱面4の間には、熱伝導グリースや熱伝導接着剤、熱伝導シート等の熱伝導界面材料13が導入される。CPUのように最も発熱密度の高い発熱部品11から効率的な放熱を行えるように、最も発熱密度の高い発熱部品11と受熱面4とのギャップは最も小さくすることが望ましい。一方、比較的発熱密度が低い発熱部品12は、ギャップをそれほど狭くする必要はなく、熱伝導界面材料が比較的厚くなっても充分放熱できるためである。
図14は、本発明の第7の実施形態を説明する図であり、受熱面に垂直で柱状部の長軸に沿った断面図である。理解し易いように、横方向に比較して縦方向に拡大している。符号14は最も発熱密度の高い発熱部品より厚い部品である。符号15は凹状の窪みである。受熱面平行フィン型扁平状放熱構造体1がカバーする領域内に最も放熱を必要とする最も発熱密度の高い発熱部品11より背の高い(厚い)部品が存在した場合には、最も発熱密度の高い発熱部品11の放熱面と受熱面4との間のギャップが最小となるように、図14に示したように、背の高い部品に対応する領域について、受熱面平行フィン型扁平状放熱構造体1の受熱面4に凹状の窪み15を形成することによって、最も発熱密度の高い発熱部品11と受熱面との間の熱抵抗を低減することができる。
受熱面平行フィン型扁平状放熱構造体1を受熱面4が発熱部品に接した状態でマザーボードやドーターボードに取り付ける方法として、図2に示されるように追加工をしていない受熱面平行フィン型扁平状放熱構造体1を熱伝導接着剤で接着することも可能である。しかし、受熱面4の面積が広いこともあって、リワークが困難になる可能性あることから、図11および図12に例示したように、最も受熱面に近い板状放熱フィン3を通常のフィン型ヒートシンク(図18参照)のベース板の代わりに利用して、一般に行われているようなバネ付き螺子で取り付けることも可能である。この場合、熱伝導界面材料として、熱伝導グリースや熱伝導シート等を用いることによって容易にリワークすることができる。
また、図15及び図16に示されるように、組立工数低減のために板状弾性部材17からなるクリップを利用することも可能である。図15は本発明の第8の実施形態を説明する図であり、溝16を形成した受熱面平行フィン型扁平状放熱構造体1を説明する図である。図15(a)は受熱面4の反対側から見た平面図であり、図15(b)は側面図である。図16は、本発明の第8の実施形態に用いられる板状弾性部材17の一形態の斜視図である。図17は、図15に示される溝16を形成した受熱面平行フィン型扁平状放熱構造体1を図16に示される板状弾性部材17を使用して、ドーターボード7に取り付けた状態の斜視図である。板状弾性部材17を溝16に沿って這わせ、受熱面平行フィン型扁平状放熱構造体1をドーターボードなどに固定することができる。板状弾性部材17による固定は、着脱が容易である。
そして、本発明は、低コストを実現するためには、主構造が切削加工ではなく、押出し成形法、あるいは、引抜き成形法などにより一体成形可能な構造であり、追加して加工することが少ない構造であることが望ましい。
1 受熱面平行フィン型扁平状放熱構造体
2 柱状部
3 板状放熱フィン
4 受熱面
5 柱状部の受熱面に平行な方向の幅(受熱面から最も近い部分)
6 柱状部の受熱面に平行な方向の幅(受熱面から最も遠い部分)
7 ドーターボード
8 バネ付き螺子
9 バネ
10 ナット
11 最も発熱密度の高い発熱部品
12 比較的発熱密度が低い発熱部品
13 熱伝導界面材料
14 最も発熱密度の高い部品より厚い部品
15 凹状の窪み
16 溝
17 板状弾性部材
18 フック部
19 ベース板
20 垂直フィン型ヒートシンク
21 受熱ブロック
22 ヒートパイプ
23 分離型ヒートシンク

Claims (5)

  1. 長軸に平行な少なくとも3つの側面を持つ柱状部と板状放熱フィンを有し、
    前記柱状部の1つの側面を発熱体表面に相対する受熱面とし、
    前記柱状部の前記1つの側面と異なる前記柱状部の2つの側面から、前記受熱面に平行な前記板状放熱フィンが、第1の方向と該第1の方向と逆方向である第2の方向にそれぞれ延伸した構造を有する受熱面平行フィン型放熱構造体において、
    前記柱状部の前記長軸に垂直な受熱面平行フィン型放熱構造体の断面における前記受熱面に垂直な方向の該受熱面平行フィン型放熱構造体の高さ(H(mm))と該受熱面に水平な方向の該受熱面平行フィン型放熱構造体の幅(W(mm))が、
    H≦(W−47)0.5/0.6+5
    ただし、5≦H かつ 47≦W 単位:mm
    の関係式で表されることを特徴とする受熱面平行フィン型扁平状放熱構造体。
  2. 前記板状放熱フィンの厚さが0.8mm〜1.5mmの範囲であり、前記板状放熱フィンのピッチが4mm〜5.5mmであることを特徴とする請求項1に記載の受熱面平行フィン型扁平状放熱構造体。
  3. 前記受熱面平行フィン型扁平状放熱構造体の材質が、熱伝導率が180W/(m・K)以上のアルミニウムあるいはアルミニウム合金で、前記柱状部の長軸に垂直な断面における前記柱状部の前記受熱面に平行な方向の幅が、前記受熱面から最も近い部分について10mm〜12mmであり、前記受熱面から最も遠い部分について8mm〜10mmであることを特徴とする請求項1または2のいずれか1つに記載の受熱面平行フィン型扁平状放熱構造体。
  4. 前記受熱面平行フィン型扁平状放熱構造体の材質が、熱伝導率が350W/(m・K)以上の銅あるいは銅合金で、前記柱状部の長軸に垂直な断面における前記柱状部の前記受熱面に平行な方向の幅が、前記受熱面から最も近い部分について8mm〜10mmであり、前記受熱面から最も遠い部分について2mm〜5mmであることを特徴とする請求項1または2のいずれか1つに記載の受熱面平行フィン型扁平状放熱構造体。
  5. 前記受熱面平行フィン型扁平状放熱構造体は、押出し成形または引抜き成形によって成形されたことを特徴とする請求項1〜4のいずれか1つに記載の受熱面平行フィン型扁平状放熱構造体。
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