JP2011243599A - 光送信器 - Google Patents

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Abstract

【課題】レンズ系の光結合率の環境温度依存性を相殺して、トラッキングエラーを解消することができる光送信モジュール(光送信器)を提供する。
【解決手段】HR面21aとAR面21bを有する半導体レーザ素子21と、AR面21bからの出力光を集光する集光レンズ26と、HR面21aとAR面21bからの出力光の強度を一定に維持する光強度維持手段(第1の電圧制御型電流源25等)と、集光レンズ26の出力光を第1の分波光と第2の分波光の二波に分波する光分波器27と、駆動電流端子32aを有し、駆動電流端子32aに入力される駆動電流に応じて前記第1の分波光を増幅又は減衰して出力する半導体光増幅器32と、前記第2の分波光の強度、又は、前記第2の分波光の強度とHR面21aからの出力光の強度に応じて前記駆動電流を出力する駆動電流出力手段(第2の電圧制御型電流源31等)と、を有する構成とする。
【選択図】図1

Description

本発明は光通信などに用いられる光送信モジュール(光送信器)に関するものである。
ブロードバンドの普及により、通信の光化が進み、それを支える高性能、高機能、高信頼な光部品技術がより重要となってきている。光送信モジュールとは、光信号を送信する送信部を有する光部品である。基本的な光送信モジュールは、送信光を出力する半導体レーザ素子と、前記半導体レーザ素子の高反射率面からの出力光をモニタする受光素子と、前記半導体レーザ素子の低反射率面からの出力光を光ファイバの端面に集光する集光レンズとから構成される。
前記半導体レーザ素子の出力光強度は、前記半導体レーザ素子への注入電流が一定の場合、環境温度の変動に伴い変化する。そのため、環境温度変化に依らず、所望の送信光強度を得るためには、前記注入電流を制御する必要がある。その制御方式には、フィードバック型とフィードフォワード型がある。
前者は、制御対象の値を検出し、その検出値を目標値と比較し前記検出値と前記目標値の差分を帰還(フィードバック)する方式である。後者は、事前に外乱に対する適切な制御値を記憶媒体に記憶しておき、外乱検出時に当該検出値に対する制御値を前記記憶媒体から読込んで制御する方式である。
上述の光送信モジュールの構成要素である受光素子は、半導体レーザ素子の送信光強度のフィードバック制御を行うために用いる。
図10には従来の一般的な光送信モジュールの構成を示す。図10に示すように従来の光送信モジュール10は半導体レーザ素子1と、受光素子2と、電流-電圧変換器3と、比較増幅器4と、電圧制御型電流源5と、集光レンズ6とを有して成るものである。
半導体レーザ素子1は、高反射率(HR) 面1aと低反射率(AR)面1bを有する端面発光型の構造をとるものである。半導体レーザ素子1のAR面1b側には集光レンズ6が配置され、半導体レーザ素子1のHR面1a側には受光素子2が配置されている。
図10中のPaは半導体レーザ素子1のAR面1bからの出力光(送信光)の強度、Poは集光レンズ6により集光された出力光(送信光)の強度、Phは半導体レーザ素子1のHR面1aからの出力光(モニタ光)の強度、Imは受光素子2の受光電流、Vmは電流-電圧変換器3の出力電圧、Vrは基準電圧、Icntは半導体レーザ素子1の駆動電流である。
そして、レンズ系(集光レンズ6)の集光レンズ6の光入出力特性における係数(比例定数)である光結合率をC、受光素子2の受光率(入力光強度-受光電流変換効率)をS、半導体レーザ素子1のHR面1aとAR面1bの反射率比( PhとPaの光出力強度比)をRとし、これらの積をCSRとすると、光送信モジュール10の出力光強度Poは、Po=CSR・Imと表せる。従って、もしCSRが環境温度に依らず一定であれば、受光素子2の受光電流Imが目標値に到達するように前述のフィードバック制御を行なうと、光送信モジュール10の出力光強度Poも安定値に保持される。
特開2004−349606号公報 特開2005−210092号公報
しかしながら、実際の光送信モジュール10では、集光レンズ6の光結合率Cが環境温度によって変化するため、この光結合率Cと受光素子2の受光率Sと半導体レーザ素子1の反射率比Rの積CSRも環境温度変化に伴って変化する。このため、受光素子2の電流Imを一定に制御しようとするフィードバック制御系では、光送信モジュール10の出力光強度Poが、CSRの変化分に応じて目標値から乖離するという問題がある。
この目標値からの乖離は、トラッキングエラー(TE)と呼ばれ、TE=Po(Ta=T)−Po(Ta=Tr)(Im:一定)で定義される。ここで、Taは環境温度である。Tは実際の環境温度Taである。Trは基準となる環境温度Taであり、例えばTr=25℃とする。TEが0に近い程、光学系の温度依存性が小さいことを示し、制御の観点からみて望ましい。
つまり、HR面1aとAR面1bを有する半導体レーザ素子1を光源とした光送信モジュール10では、HR面1a側の微小な出力光強度をモニタし、AR面1b側及びHR1a面側の出力光強度を一定にするための制御系が組まれており、AR面1b側の出力光は、レンズ系(集光レンズ6)を通して光ファイバ等の端面に集光されユーザ側に送信されるが、レンズ系(集光レンズ6)の光結合率は環境温度によって変化するため、光送信モジュール20の送信光強度が、その環境温度の変化に応じて目標値から乖離する(トラッキングエラー)という問題がある。このため、トラッキングエラーの解消が望まれていた。
従って本発明は上記のような事情に鑑みてなされたものであり、レンズ系の光結合率の環境温度依存性を相殺して、トラッキングエラーを解消することができる光送信モジュール(光送信器)を提供することを課題としている。
上記課題を解決する第1発明の光送信器は、高反射率面と低反射率面を有する半導体レーザ素子と、
前記半導体レーザ素子の前記低反射率面からの出力光を集光する集光器と、
前記半導体レーザ素子の前記高反射率面と前記低反射率面からの出力光の強度を一定に維持する光強度維持手段と、
前記集光器の出力光を第1の分波光と第2の分波光の二波に分波する温度無依存型の光分波器と、
駆動電流端子を有し、前記駆動電流端子に入力される駆動電流に応じて前記第1の分波光を増幅又は減衰して出力する光増幅減衰手段と、
前記第2の分波光の強度に応じて前記駆動電流を出力する駆動電流出力手段と、
を有することを特徴とする。
また、第2発明の光送信器は、高反射率面と低反射率面を有する半導体レーザ素子と、
前記半導体レーザ素子の前記低反射率面からの出力光を集光する集光器と、
前記半導体レーザ素子の前記高反射率面と前記低反射率面からの出力光の強度を一定に維持する光強度維持手段と、
前記集光器の光出力を第1の分波光と第2の分波光の二波に分波する温度無依存型の光分波器と、
駆動電流端子を有し、前記駆動電流端子に入力される駆動電流に応じて前記第1の分波光を増幅又は減衰して出力する光増幅減衰手段と、
前記第2の分波光の強度と前記半導体レーザ素子の前記高反射率面からの出力光の強度に応じて前記駆動電流を出力する駆動電流出力手段と、
を有することを特徴とする。
また、第3発明の光送信器は、第1又は第2発明の光送信器において、
前記光増幅減衰手段は、温度無依存且つ偏波無依存型の半導体光増幅器であることを特徴とする。
また、第4発明の光送信器は、第2発明の光送信器において、
前記光増幅減衰手段は、温度無依存且つ偏波無依存型の半導体光増幅器であり、
前記駆動電流出力手段は、前記半導体光増幅器の光入出力の利得が、前記第2の分波光の強度と前記半導体レーザ素子の前記高反射率面からの出力光の強度との強度比に比例するように、前記半導体光増幅器の駆動電流を出力する構成であることを特徴とする。
また、第5発明の光送信器は、第1又は第2発明の光送信器において、
前記光強度維持手段は、
前記半導体レーザ素子の前記高反射率面からの出力光を電流に変換する受光素子と、
前記受光素子の受光電流を電圧に変換する電流-電圧変換器と、
前記第1の電流-電圧変換器の出力電圧と基準電圧とを比較し、前記出力電圧と前記基準電圧の差分を増幅して電圧を出力する比較増幅器と、
前記比較増幅器の出力電圧を前記半導体レーザ素子の駆動電流に変換して出力する電圧制御型電流源と、
を有して成る構成であることを特徴とする。
また、第6発明の光送信器は、第4発明の光送信器において、
前記駆動電流出力手段は、
前記半導体レーザ素子の前記高反射率面からの出力光を電流に変換する第1の受光素子と、
前記受光素子の受光電流を電圧に変換する第1の電流-電圧変換器と、
前記第2の分波光を電流に変換する第2の受光素子と、
前記第2の受光素子の受光電流を電圧に変換する第2の電流-電圧変換器と、
前記第1の電流-電圧変換器の出力電圧と前記第2の電流-電圧変換器の出力電圧との電圧比を演算し、その演算結果の電圧比に応じた電圧を出力する演算器と、
前記演算器の出力電圧を前記半導体光増幅器の駆動電流に変換して出力する電圧制御型電流源と、
を有して成る構成であることを特徴とする。
また、第7発明の光送信器は、第3,第4又は第6発明の何れか1つの光送信器において、
前記半導体光増幅器と前記光分波器の間に光アイソレータを設けて、前記半導体光増幅器の端面から前記半導体レーザ素子の前記低反射率面への戻り光を前記光アイソレータで遮断する構成としたことを特徴とする。
本発明の光送信器では、光分波器の第2の分波光の強度に応じて、又は、光分波器の第2の分波光の強度及び半導体レーザ素子の高反射率面からの出力光の強度に応じて駆動電流出力手段から出力される駆動電流に応じて、光増幅減衰手段(半導体光増幅器)で光分波器の第1の分波光を増幅又は減衰することにより、集光器(レンズ系)の環境温度依存性を相殺して、トラッキングエラーが解消することができる。このため光分波器(光増幅減衰手段)の出力光強度は、一定の強度に保持される。
また、半導体光増幅器と光分波器の間に設けた光アイソレータ33によって、半導体光増幅器の端面から半導体レーザ素子の低反射率面への戻り光を遮断することができる。
本発明の実施の形態例に係る光送信モジュールの構成を示すブロック図である。 前記光送信モジュールの環境温度Taの時間変化を示すグラフである。 前記光送信モジュールに備えた半導体レーザ素子の駆動電流Icnt1の時間変化を示すグラフである。 前記光送信モジュールに備えた半導体レーザ素子の高反射率面側の光出力強度P3の時間変化を示すグラフである。 前記光送信モジュールに備えた半導体レーザ素子の低反射率面側の光出力強度P4の時間変化を示すグラフである。 前記光送信モジュールに備えた集光レンズの光入出力特性における比例定数Clnzの温度依存性を示すグラフである。 前記光送信モジュールに備えた集光レンズの光出力強度P2の時間変化を示すグラフである。 前記光送信モジュールに備えた半導体光増幅器の駆動電流Icnt2の時間変化を示すグラフである。 前記光送信モジュールに備えた半導体光増幅器の光出力強度P1の時間変化を示すグラフである。 従来の光送信モジュールの構成を示すブロック図である。
以下、本発明の実施の形態例を図面に基づいて詳細に説明する。
図1に示すように、本発明の実施の形態例に係る光送信モジュール(光送信器)20は、従来の光送信モジュール10(図10)と同様に半導体レーザ素子21と、第1の受光素子22と、第1の電流-電圧変換器23と、比較増幅器24と、第1の電圧制御型電流源25と、集光器(レンズ系)である集光レンズ26とを備えている。
そして更に本光送信モジュール20は、レンズ系の環境温度依存性を相殺してトラッキングエラー(TE)を解消するために光分波器27と、第2の受光素子28と、第2の電流-電圧変換器29と、演算器30と、第2の電圧制御型電流源31と、光増幅減衰手段としての半導体光増幅器32とを備えている。
また、本光送信モジュール20は、第1の光アイソレータ33と、第2の光アイソレータ34も備えている。
半導体レーザ素子21は、高反射率(HR) 面21aと低反射率(AR)面21bを有する端面発光型の構造をとるものである。半導体レーザ素子21のAR面21b側には集光レンズ25が配置され、半導体レーザ素子21のHR面21a側には受光素子22が配置されている。
半導体レーザ素子21のAR面21bからの出力光(送信光)は、集光レンズ25によって集光される。図1中のP3はAR面21aからの出力光(送信光)の強度であり、P2は集光レンズ25の出力光(モニタ光)の強度である。
半導体レーザ素子21のHR面21aからの出力光(モニタ光)は、第1の受光素子22で受光されて第1の受光電流Im1に変換され、第1の電流-電圧変換器23で第1の出力電圧Vm1に変換される。即ち、第1の受光素子22ではHR面21aからの出力光強度(受光素子22への入力光強度)P4に応じた受光電流Im1を出力し、第1の電流-電圧変換器23では受光電流Im1を電圧Vm1に変換して出力する。
比較増幅器24は、第1の電流-電圧変換器23の出力電圧Vm1と基準電圧Vrとを比較し、前記出力電圧Vm1と前記基準電圧Vrの差分(偏差)を増幅して、電圧Vcnt1を出力する。
電圧制御型電流源25は、比較増幅器24から出力電圧Vcnt1を受け、この出力電圧Vcnt1に応じた半導体レーザ素子21の駆動電流(制御電流)Icnt1を出力する(即ち出力電圧Vcnt1を駆動電流Icnt1に変換して出力する)。
半導体レーザ素子21は、駆動電流Icnt1によって駆動されることにより、HR面21aとAR面21bからそれぞれ光を出力する。かくして、半導体レーザ素子21のHR面21aとAR面21bからの出力光強度P4,P3に対するフィードバック制御が行なわれる。つまり、第1の受光素子22の受光電流Im1が目標値に到達するようにフィードバック制御が行なわれる。その結果、半導体レーザ素子21の出力光強度P4,P3が一定に維持される。
即ち、第1の受光素子22、第1の電流-電圧変換器23、比較増幅器24及び第1の電圧制御型電流源25は、半導体レーザ素子21の出力光強度P4,P3を一定に維持するための光強度維持手段を構成している。
そして更に本光送信モジュール20では、レンズ系の環境温度依存性を相殺してトラッキングエラー(TE)を解消するために以下のような動作をする。
光分波器27は温度無依存型のものであり、集光レンズ26の出力光を第1の分波光と第2の分波光の二波に分波する。
光分波器27から出力される第2の分波光は、第2の受光素子28で受光されて第2の受光電流Im2に変換され、第2の電流-電圧変換器29で第2の出力電圧Vm2に変換される。即ち、第2の受光素子28では第2の分波光の強度(受光素子27への入力光強度)P2_2に応じた受光電流Im2を出力し、第2の電流-電圧変換器29では受光電流Im2を電圧Vm2に変換して出力する。
演算器30は、第1の電流-電圧変換器23の出力電圧Vm1と第2の電流-電圧変換器29の出力電圧Vm2の電圧比(=Vm1/Vm2)を算出し、この電圧比に応じた電圧Vcnt2を出力する。前記電圧比は半導体レーザ素子21のHR面21aからの出力光(モニタ光)の強度P4と、光分波器27の分波光強度P2_2との強度比(=P4/P2_2)に相当する。
第2の電圧制御型電流源31は、演算器30から出力電圧Vcnt2を受け、この出力電圧Vcnt2に応じた半導体光増幅器32の駆動電流(制御電流)Icnt2を出力する(即ち出力電圧Vcnt2を駆動電流Icnt2に変換して出力する)。この駆動電流Icnt2は前記電圧比(前記強度比)に応じたものである。
即ち、第1の受光素子22、第1の電流-電圧変換器23、第2の受光素子28、第2の電流-電圧変換器29、演算器30及び第2の電圧制御型電流源31は、第2の分波光の強度P2_2と半導体レーザ素子21のHR面21aからの出力光強度P4に応じて駆動電流Icnt2を出力するための駆動電流出力手段を構成している。そして、この駆動電流出力手段では、半導体光増幅器32の光入出力の利得が、第2の分波光の強度P2_2と半導体レーザ素子21のHR面21aからの出力光の強度P4との強度比に比例するように半導体光増幅器32へ駆動電流Icnt2を出力する。
半導体光増幅器32は温度無依存且つ偏波無依存型のものであり、駆動電流端子32aを有しており、この駆動電流端子32aに第2の電圧制御型電流源31から出力された駆動電流Icnt2が入力される。そして、半導体光増幅器32は、第2の電圧制御型電流源31からの駆動電流Icnt2に依存した増幅率又は減衰率をもって、光分波器27から出力される第1の分波光を増幅又は減衰し、光ファイバ40の端面に集光する。即ち、半導体光増幅器32では、駆動電流Icnt2に応じた増幅率又は減衰率で第1の分波光の強度P2_1を増幅又は減衰することにより、光強度P1の出力光を出力する。
また、半導体光増幅器32の入力側(半導体光増幅器32と光分波器27の間)には第1の光アイソレータ33が設けられており、半導体光増幅器32の端面から半導体レーザ素子21のAR面21bへの戻り光を、この第1の光アイソレータ32によって遮断する構成となっている。
また、半導体光増幅器32の出力側には第2の光アイソレータ34が設けられており、光ファイバ40や光ファイバ40に接続された光学機器(図示せず)などからの半導体光増幅器32への戻り光を、この第2の光アイソレータ34によって遮断する構成となっている。
以上のように、本光送信モジュール20では、環境温度Taの変化によって、集光レンズ26の光入出力特性における係数(比例定数)である光結合率(光入出力比率)Clnzが変化しても、上記のような出力電圧Vm1と出力電圧Vm2の電圧比(出力光強度P4と分波光強度P2_2との強度比)に応じた半導体光増幅器31における第1の分波光の増幅又は減衰による光出力制御を行なうことにより、前記光結合率Clnzの変化を含む分波光強度P2_1の成分、即ち前記光結合率Clnzの変化に応じた分波光強度P2_1の変化分が、相殺される。結果として、本光送信モジュール20の光出力強度P1は、レンズ系(集光レンズ25)の温度依存性による出力変動の影響を受けなくなり(即ちトラッキングエラーが解消され)、半導体レーザ素子21の出力光を一定(Im1:一定)にする系において、安定に保持される。
上記実施の形態例の数値計算結果を以下に示す。
まず、本発明の効果を説明するために、本実施の形態例の光送信モジュール20(図1)における従来の光送信モジュール(図10)の光出力制御系(フィードバック制御系)と同様の部分について、数値計算をした結果を以下に示す。
図1において、半導体レーザ素子21のAR面21bからの光出力強度をP3(t)、半導体レーザ素子21のHR面21a側からの光出力強度をP4(t)、第1の受光素子22の受光率(入力光強度-受光電流変換効率)をS1、第1の電流-電圧変換器23の変換利得をZ1、第1の電流-電圧変換器23の出力電圧をVm1(t)、半導体レーザ素子21の駆動電流(制御電流)をIcnt1(t)とする。
この従来と同様のフィードバック制御系の部分において、時刻tからdtだけ時間が進んだ時のIcnt1(t+dt)は、一般的な比例、積分制御系に準じるとし、下記の式1.1の様に記述する。式1.1の右辺の第2項は、適当なフィルタ時定数を持つローパスフィルタLPFによってVm1(t)の高周波成分を除去した値と、基準電圧Vrとの差分(偏差)を合成利得Gで増幅した値を示している。この第2項におけるGは比較増幅器24と第1の電圧制御型電流源25の合成された線形利得である。本系では、G=0.5、 Vr=1.0とする。なお、Icnt1(t)は、VrとVm1(t)の偏差(Vr−Vm1(t))に対する比例項と積分項に分けるような一般的な式とし、これらの比例項と積分項の和を合成利得Gで増幅するような式にしてもよい。
出力電圧Vm1(t)は、下記の式1.2によって算出する。
環境温度Taは、時間に依って変化し、下記の式1.3で定義する。即ち、環境温度Taの時間変化を図2のように定義する。
半導体レーザ素子21の光出力強度P3(t)は、下記の式1.4のように駆動電流Icnt(t)に比例するものとする。この式1.4における比例定数(半導体レーザ素子21の注入電流-光強度変換利得)Cldは、下記の式1.7のように環境温度Taの一次関数で定義し、この式1.7における定数a0はa0=−0.0067とする。
また、半導体レーザ素子21のHR面21a側とAR面21b側の反射率比(P3(t)とP4(t)の光出力強度比)をRとし、P3(t)とP4(t)の関係は下記の式1.5で定義する。本系では、R=0.1とする。
レンズ系(集光レンズ26)の光結合率Clnz(Ta)は、下記の式1.8のように環境温度Taの2次関数で定義する。本系では、式1.8における定数b0をb0=0.01とする。
集光レンズ26の光出力強度P2(t)は、集光レンズ26の光結合率Clnz(Ta)を用いて、下記の式1.6のように表すことができる。
(式1.1) Icnt1(t+dt)=Icnt1(t)+G*(Vr−LPF(Vm1(t))
(式1.2) Vm1(t)=Z1*S1*P4(t)
(式1.3) Ta=25 if (0≦t≦2.5)
Ta=125*(t−2.5)+25 if (2.5<t≦2.7)
Ta=50 if (2.7<t≦5)
Ta=−125*(t−5)+50 if (5<t≦5.2)
Ta=25 if (5.2<t≦7.5)
Ta=−125*(t−7.5)+25 if (7.5<t≦7.7)
Ta=0 if (7.7<t≦10)
(式1.4) P3(t)=Cld(Ta)*Icnt1(t)
(式1.5) P4(t)=R*P3(t)
(式1.6) P2(t)=Clnz(Ta)*P3(t)
(式1.7) Cld(Ta)=a0*(Ta−25)+1
(式1.8) Clnz(Ta)=−b0*(Ta−25)2+1
半導体レーザ素子21の駆動電流Icnt1の時間変化を図3に示す。この駆動電流Icnt1によって制御された半導体レーザ素子21の光出力強度P3(t)を数値的に計算すると、この光出力強度P3(t)の時間変化は図4のようになる。光出力強度P3(t)は、環境温度Taが変化すると、各変化点において過渡応答し、時間経過後、基準電圧Vrによって決められる一定の安定値に制御される。
一方、集光レンズ26によって集光された出力光強度P2(t)を、図7に示す。図2のような環境温度Taの変化に応じて集光レンズ26の光結合率Clnzが変化するため、図7に示すように集光レンズ26の出力光強度P2(t)は、時間が経過しても、環境温度Taによって異なる強度を示す。即ち、集光レンズ26の出力光強度P2(t)は、光結合率Clnzの環境温度依存性により、変化する。図6に集光レンズ26の光結合率Clnzの温度依存性を示す。
次に、トラッキングエラーを解消するための動作について、数値計算をした結果を以下に示す。
集光レンズ26の光出力を光分波器27によって第1の分波光と第2の分波光に分波し、これらの分波光の強度をそれぞれ、P2_1(t)、P2_2(t)とすると、これらの分波光強度P2_1(t)、P2_2(t)は下記の式2.1,2.2で表すことができる。これらの式2.1,2.2でCcplは、光分波器27の分光比を示し、ここではCcpl=0.1とする。
第2の受光素子28の受光率(入力光強度-受光電流変換効率)をS2、第2の電流-電圧変換器29の変換利得をZ2、第2の電流-電圧変換器29の出力電圧をVm2(t)とすると、この出力電圧Vm2(t)は下記の式2.3で表すことができる。
演算器30の出力電圧をVcnt2(t)とすると、この出力電圧Vcnt2(t)は、演算器30の出力係数である定数c1を用いて、下記の式2.4で表すことができる。
第2の電圧制御型電流源31の出力電流(即ち半導体光増幅器32の駆動電流)をIcnt2(t)とすると、この出力電流をIcnt2(t)は、電流-電圧変換率である定数c0を用いて、下記の式2.5で表すことができる。
そして、半導体光増幅器32の出力光強度をP1(t)とすると、この出力光強度をP1(t)は、半導体光増幅器32の光入出力変換利得係数である定数Csoaを用いて、下記の式2.5で表すことができる。
本系において、Ccpl、c0、c1、Csoaは、温度や偏波に依存しない定数とし、Ccpl=0.1, c0=1.0, c1=1.0, Csoa=1.1とする。
(式2.1) P2_1(t)=(1−Ccpl)*P2(t)
(式2.2) P2_2(t)=Ccpl*P2(t)
(式2.3) Vm2(t)=Z2*S2*P2_2(t)
(式2.4) Vcnt2(t)=c1*Vm1(t)/Vm2(t)
(式2.5) Icnt2(t)=c0*Vcnt2(t)
(式2.6) P1(t)=Csoa*Icnt2(t)*P2_1(t)
半導体光増幅器32の駆動電流Icnt2の時間変化を、図8に示す。この駆動電流Icnt2によって制御された半導体光増幅器32の出力光強度P1の時間変化を、図9に示す。環境温度Taの変化による集光レンズ26の光出力変化(出力光強度P2の変化)が、電圧比:Vm1/Vm2(光強度比:P4/P2_2)に応じた半導体光増幅器32の増幅・減衰作用により相殺されるため、トラッキングエラーが解消されて、図9に示すとおり、光送信モジュール20(半導体光増幅器32)の出力光強度P1は、一定の強度に保持されている。
トラッキングエラー(TE)を、環境温度Ta=25(℃)の値を基準として、従来の光送信モジュール10(図10)と、本発明の光送信モジュール20(図1)とで比較すると、下記の通りである。
各環境温度Taに対する光送信モジュールの出力光強度をP(Ta)とすると、TE=P(Ta=T)−P(Ta=25)で定義される。Tは実際の環境温度Taである。図7より、従来の光送信モジュール10においては、TE=0 (Ta=25),−2 (Ta=50),−2 (Ta=0) である。これに対して、図9より、本発明の光送信モジュール20においては、TE=0 (Ta=25), 0 (Ta=50), 0 (Ta=0)であり、本発明の効果により、トラッキンエラーが解消されていることがわかる。
また、本実施の形態例の光送信モジュール20によれば、半導体光増幅器32と光分波器27の間に設けた第1の光アイソレータ33によって、半導体光増幅器32の端面から半導体レーザ素子21のAR面21bへの戻り光を遮断することができる。
なお、上記では、半導体レーザ素子21のHR面21aからの出力光(モニタ光)の強度P4と、光分波器27の第2の分波光の強度P2_2との強度比(=P4/P2_2)に応じて、半導体光増幅器32の出力光強度P1を一定にするための駆動電流Icnt2を求めているが、必ずしもこれに限定するものではなく、少なくとも光分波器27の第2の分波光の強度P2_2に応じて、半導体光増幅器32の出力光強度P1を一定にするための駆動電流Icnt2を求めればよい。
本発明は光送信器に関するものであり、特にフィードバック制御下における半導体レーザ素子とレンズ系から成る光送信モジュール(光送信器)において、光出力強度特性を改善する場合に適用して有用なものである。
21 光送信モジュール
21a HR面
21b AR面
22 第1の受光素子
23 第1の電流-電圧変換器
24 比較増幅器
25 第1の電圧制御型電流源
26 集光レンズ
27 光分波器
28 第2の受光素子
29 第2の電流-電圧変換器
30 演算器
31 第2の電圧制御型電流源
32 半導体光増幅器
33 第1の光アイソレータ
34 第2の光アイソレータ
40 光ファイバ

Claims (7)

  1. 高反射率面と低反射率面を有する半導体レーザ素子と、
    前記半導体レーザ素子の前記低反射率面からの出力光を集光する集光器と、
    前記半導体レーザ素子の前記高反射率面と前記低反射率面からの出力光の強度を一定に維持する光強度維持手段と、
    前記集光器の出力光を第1の分波光と第2の分波光の二波に分波する温度無依存型の光分波器と、
    駆動電流端子を有し、前記駆動電流端子に入力される駆動電流に応じて前記第1の分波光を増幅又は減衰して出力する光増幅減衰手段と、
    前記第2の分波光の強度に応じて前記駆動電流を出力する駆動電流出力手段と、
    を有することを特徴とする光送信器。
  2. 高反射率面と低反射率面を有する半導体レーザ素子と、
    前記半導体レーザ素子の前記低反射率面からの出力光を集光する集光器と、
    前記半導体レーザ素子の前記高反射率面と前記低反射率面からの出力光の強度を一定に維持する光強度維持手段と、
    前記集光器の光出力を第1の分波光と第2の分波光の二波に分波する温度無依存型の光分波器と、
    駆動電流端子を有し、前記駆動電流端子に入力される駆動電流に応じて前記第1の分波光を増幅又は減衰して出力する光増幅減衰手段と、
    前記第2の分波光の強度と前記半導体レーザ素子の前記高反射率面からの出力光の強度に応じて前記駆動電流を出力する駆動電流出力手段と、
    を有することを特徴とする光送信器。
  3. 請求項1又は2に記載の光送信器において、
    前記光増幅減衰手段は、温度無依存且つ偏波無依存型の半導体光増幅器であることを特徴とする光送信器。
  4. 請求項2に記載の光送信器において、
    前記光増幅減衰手段は、温度無依存且つ偏波無依存型の半導体光増幅器であり、
    前記駆動電流出力手段は、前記半導体光増幅器の光入出力の利得が、前記第2の分波光の強度と前記半導体レーザ素子の前記高反射率面からの出力光の強度との強度比に比例するように、前記半導体光増幅器の駆動電流を出力する構成であることを特徴とする光送信器。
  5. 請求項1又は2に記載の光送信器において、
    前記光強度維持手段は、
    前記半導体レーザ素子の前記高反射率面からの出力光を電流に変換する受光素子と、
    前記受光素子の受光電流を電圧に変換する電流-電圧変換器と、
    前記第1の電流-電圧変換器の出力電圧と基準電圧とを比較し、前記出力電圧と前記基準電圧の差分を増幅して電圧を出力する比較増幅器と、
    前記比較増幅器の出力電圧を前記半導体レーザ素子の駆動電流に変換して出力する電圧制御型電流源と、
    を有して成る構成であることを特徴とする光送信器。
  6. 請求項4に記載の光送信器において、
    前記駆動電流出力手段は、
    前記半導体レーザ素子の前記高反射率面からの出力光を電流に変換する第1の受光素子と、
    前記受光素子の受光電流を電圧に変換する第1の電流-電圧変換器と、
    前記第2の分波光を電流に変換する第2の受光素子と、
    前記第2の受光素子の受光電流を電圧に変換する第2の電流-電圧変換器と、
    前記第1の電流-電圧変換器の出力電圧と前記第2の電流-電圧変換器の出力電圧との電圧比を演算し、その演算結果の電圧比に応じた電圧を出力する演算器と、
    前記演算器の出力電圧を前記半導体光増幅器の駆動電流に変換して出力する電圧制御型電流源と、
    を有して成る構成であることを特徴とする光送信器。
  7. 請求項3,4又は6の何れか1項に記載の光送信器において、
    前記半導体光増幅器と前記光分波器の間に光アイソレータを設けて、前記半導体光増幅器の端面から前記半導体レーザ素子の前記低反射率面への戻り光を前記光アイソレータで遮断する構成としたことを特徴とする光送信器。
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