JP2011242576A - トナー搬送装置及び画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】トナー供給に係る構成上の制約を少なくし、更に搬送スクリュー64の回転時のハウジング内壁への固着トナーや搬送スクリューへのトナー付着を防止し、安定したトナー搬送を行うこと。
【解決手段】回転軸に螺旋状に軸支された羽根64aを具備する搬送スクリュー64と、搬送するトナーを保持し内部が中空円筒状に形成されたハウジング63と、を有し、搬送スクリュー64の回転によってトナーを搬送するトナー搬送装置70において、搬送スクリュー64には、搬送スクリュー64と同軸で羽根64aの間に螺旋状に導入され、前記回転軸に対して回動可能な螺旋部材65を有することを特徴とするトナー搬送装置70。
【選択図】図4

Description

本発明は現像剤(トナー)を搬送するトナー搬送装置及びこれを有する画像形成装置に関するものである。
レーザープリンタ、ファクシミリ等の電子写真式の画像形成装置では、現像剤(又はトナー)を感光体ドラム等に供給するトナー搬送装置を有する。
このようなトナー搬送装置において、搬送スクリューによって搬送されるトナーが紙粉の混入や温度、湿度等の影響により流動性が低下することがあった。または、画像形成トナー自身の流動性が低いと、トナーがハウジング内壁に固着し、トナー搬送機構にトナー詰まりが発生する原因となった。また、上記のようにトナーの流動性が低下すると、トナーが搬送スクリューの螺旋羽根の側面に付着し、搬送スクリューの搬送力が低下して、トナー搬送装置内にトナー詰まりが発生する原因となった。このように、トナー搬送装置内にトナー詰まりが発生すると、画像形成装置の駆動系の負荷が増大するとともに機内が汚染されるという問題がある。
そこで、これらの現象を防止する対策がとられたものがある(例えば、特許文献1、特許文献2参照)。特許文献1は、装置全体に振動を与える振動手段(バイブレータ)を配設したもので、振動によってハウジング内壁へのトナー固着やスクリューへの付着を防止した技術である。特許文献2は、残留トナーの搬送を目的として弾性変形可能な搬送コイル(不図示)を使用し、回転搬送時に自己振動により、凝集度が悪化した残留トナーのコイル自体への付着やハウジング内壁への残留トナーの固着を防止する技術である。
特開平7−181785号公報 特開平9−218627号公報
しかしながら、前記トナー供給手段では現像部へのトナー搬送装置とクリーニング部から回収トナー容器への残留トナー搬送装置を同一のハウジングに内装する必要がある。このため、構成上の制約が大きいという問題や複数色を配置する場合には複数の振動手段(バイブレータ)が必要になり、装置が大型化する可能性がある。
また、搬送コイル式のトナー搬送方法の場合、搬送方向に弾性変形する。このため、コイルピッチ間がトナー量の増減に応じて変わる等、トナーの安定量搬送が困難になる可能性がある。
本発明は、トナー供給に係る構成上の制約を少なくし、更に搬送スクリューの回転時のハウジング内壁への固着トナーや搬送スクリューへのトナー付着を防止し、安定したトナー搬送を行うことを目的とする。
上記目的を達成するための本発明の代表的な構成は、回転軸に螺旋状に軸支された羽根部を具備する搬送スクリューと、搬送するトナーを保持し内部が中空円筒状に形成された搬送部筐体と、を有し、前記搬送スクリューの回転によってトナーを搬送するトナー搬送装置において、前記搬送スクリューには、前記搬送スクリューと同軸で前記羽根部の間に螺旋状に導入され、前記回転軸に対して回動可能な螺旋部材を有することを特徴とする。
上述の構成により、トナー供給に係る構成上の制約を少なくし、更に搬送スクリューの回転時のハウジング内壁への固着トナーや搬送スクリューへのトナー付着を防止し、安定したトナー搬送を行うことができる。
第1実施形態に係る画像形成装置の模式的な断面図。 第1実施形態に係るトナー補給構成の説明図。 第1実施形態に係るトナー回収構成の説明図。 第1実施形態に係るトナー搬送装置の説明図 第1実施形態に係るトナー搬送開始時のフローチャート。 第1実施形態に係るトナー搬送中の螺旋部材の動作の説明図。 第1実施形態に係るハウジング内のトナー固着防止位置の説明図。 第2実施形態に係る螺旋部材の動作の説明図。 第2実施形態に係るトナー搬送中の螺旋部材の動作の説明図。
〔第1実施形態〕
(画像形成装置の概略)
図1は第1実施形態に係る画像形成装置の模式的な断面図である。図1に示すように、画像形成装置は、プリンタ本体1の内部の上部に画像形成部2、下部に記録材搬送部4を有する。
画像形成部2は、Y、M、C、Bk各色のステーションに夫々感光体ドラム20(像担持体)を有する。そして、感光体ドラム20には、複数のプロセスユニットを有する。本実施形態においては、即ち、帯電器21、レーザースキャナユニット22、クリーニング装置26である。
帯電器21は感光体ドラム20表面を一様に帯電する。レーザースキャナユニット22は、感光体ドラム20に静電潜像を形成する。現像器23(現像部)は、静電潜像を粒径5〜10μmのトナーのトナー像に現像する。クリーニング装置26は、感光体ドラム上の残留トナーを除去する。感光体ドラム20上のトナー像を中間転写体24に転写する一次転写ローラ25を配設する。中間転写体24は駆動ローラ27、二次転写内ローラ28、テンションローラ29によって張架される。
この構成により、画像の形成プロセスから一次転写までは次のように進行する。帯電器21により表面を一様に帯電された図中矢印Dの方向に回転する感光体ドラム20は、送信された画像情報の信号に基づいてレーザースキャナユニット22がレーザー光を射出する。回折手段等を適宜経由したレーザー光が感光体ドラム20を露光し、感光体ドラム20上に静電潜像が形成される。
感光体ドラム20上に形成された静電潜像に対して、現像器23の現像スリーブ23aによるトナ−現像が行われ、感光体ドラム20上にトナ−像が形成される。その後、一次転写ローラ25により所定の加圧力および静電的負荷バイアスが与えられ、中間転写体24上にトナ−像が一次転写される。
尚、感光体ドラム20上に僅かに残った残留トナ−T2はクリーニング装置26により回収され、再び次の画像形成に備える。
次に、記録材搬送部4の構成及び画像形成の完了までの動作を説明する。記録材カセット40に納められた記録材Pは、給送ローラ41および分離ローラ対42によって1枚ずつ分離される。そして、記録材Pは複数の搬送ローラ43によってレジストローラ対44へと搬送される。レジストローラ対44の所まできた記録材Pは、中間転写体24上のトナー像の位置とタイミングを合わせるように搬送される。
中間転写体24上のトナー像は二次転写外ローラ45によって記録材P上に二次転写される。二次転写外ローラ45の下流には、記録材Pを搬送する搬送ベルト46、トナー像を記録材Pに定着させる定着装置47、トナー像が定着した記録材Pを装置本体の外へ排出する排出ローラ48、排出された記録材Pを積載収容する排出トレイ49が配設される。
これらの構成により、二次転写後の記録材Pにはトナー像が定着され、その後、記録材Pは排出トレイ49に排出される。
(トナーの搬送について)
現像剤(トナー)の搬送について説明する。トナー搬送は、トナー補給過程の搬送とトナー回収過程の搬送とに分けられる。
まず、図2を用いてトナー補給過程について説明する。各色は同様な構成のため1つの感光体ドラム20周辺のトナー補給過程の構成について説明する。図2は第1実施形態に係るトナー補給構成の説明図である。
図2において、トナーカートリッジ51の内部には現像剤(トナーT1)が収容されている。ユーザーセット時にトナーはトナーカートリッジ51からトナー収容バッファ52に排出される。トナー収容バッファ52はトナーカットリッジの約1.5倍のトナー容量を有する。このため、トナーカートリッジ51内にトナーがなくなっても、トナー収容バッファ52内のトナーの量がすぐに不足となるわけではない。このため、トナーカートリッジ51内にトナーがなくなっても、ユーザーは装置の運転を止めることなく連続的に使用することができる。また、運転中にトナーカートリッジ51の交換作業を行うこともできる。
トナー収容バッファ52内には撹拌スクリュー53がある。撹拌スクリュー53はトナーT1の凝集を解し、トナーの流動性を保つために回転する。撹拌スクリュー53の下方にはトナー搬送スクリュー54が配設される。トナー搬送スクリュー54は、撹拌されたトナーT1をトナー搬送装置70に送り込む。トナー搬送装置70の詳細な説明は後述する。
次に、図3を用いてトナー回収過程について説明する。各色は同様な構成のため1つのトナー搬送装置について説明する。図3は第1実施形態に係るトナー回収構成の説明図である。
図3に示すように、クリーニング装置26でいったん回収された残留トナーT2は、トナー搬送装置70を介して最終的にトナー回収容器90に回収される。
具体的には、クリーニング装置26内のクリーニング部材26aによって回収された残留トナーは回収用トナー搬送スクリュー26bによって装置他端に送られる。そして、残留トナーを搬送するためのトナー搬送装置70へと送られる。トナー搬送装置70の詳細な説明については後述する。トナー搬送装置70の他端には残留トナーを回収するためのトナー回収容器90が接続され、残留トナーT2は回収される。
(トナー搬送装置の概略)
トナー補給過程及びトナー回収過程において、トナーを搬送するトナー搬送装置70について説明する。図4は第1実施形態に係るトナー搬送装置70の説明図であり、(a)がハウジング63の断面、(b)が搬送スクリュー64、(c)が螺旋部材65の構成である。
図4(a)に示すように、トナー搬送装置70は、パイプ(円筒)状のハウジング63内に、搬送スクリュー64と螺旋部材65とを有する。
ハウジング63は、搬送するトナーを保持し内部が中空円筒状に形成された搬送部筐体である。
搬送スクリュー64は図4(b)に示すように羽根64a(羽根部)を有し、トナー搬送を行う。
螺旋部材65は図4(c)に示すように螺旋状に形成され、その両端が固定されないため周方向に可動自在な螺旋状の部材である。螺旋部材65の螺旋形状は、搬送スクリュー64と同軸で、搬送スクリュー64の回転軸に対して回動可能に構成される。また、搬送スクリュー64に軸支された螺旋状の羽根64aと同ピッチに設定される。即ち、搬送スクリュー64と螺旋部材65は、螺旋のピッチの距離が同一である。また、螺旋部材65の内径は搬送スクリュー64の軸径よりも大きい。このため螺旋部材65は搬送スクリュー64の回転軸と同軸に巻きつけられ、羽根64aと羽根64aの間に導入される。また、螺旋部材65の外径はパイプ状のハウジング63内壁に接する程度に設定される。
螺旋部材65の材質は樹脂材、摺動性のある樹脂材、金属材、バネ性を敢えて持たせた金属材、ゴム材等の弾性材でもよい。特にバネ性のある部材を使用する場合には搬送スクリュー64の回転振動による螺旋部材65自体への振動伝達も良くなる。
搬送スクリュー64の回転軸の端部には駆動ギア66が連結され、入力ギア67と連結したモーター68(駆動部)が配設される。この構成によって搬送スクリュー64等を駆動する。
トナー搬送装置70自体の動作はトナー補給過程及びトナー回収過程に関わらず同様であるため、ここではトナー補給過程を例示して説明する。
トナー補給時には、必要なトナー量をトナーカートリッジ51から現像器23に供給する。現像器23には、現像器23内のトナー濃度を検知するトナーセンサー201が配設される。このため、トナーセンサー201によってトナー濃度が薄くなったことを検知すると、トナー搬送装置70内の駆動ギア66が駆動され搬送スクリュー64の羽根64aが回転する。すると、トナーカートリッジ51から供給されトナー収容バッファ52に蓄えられたトナーが、トナー搬送装置70を介して現像器23に搬送される。
(トナー搬送時の螺旋部材の動き)
次に、トナー搬送時における螺旋部材65の詳細な動作を説明する。図5は第1実施形態に係るトナー搬送開始時のフローチャートである。
以下、図5に示すトナー搬送開始時のフローチャートに従って動作を説明する。
まず、画像形成動作が開始されると、制御手段は、トナーセンサー201でトナーが十分にあるかどうかを判断する。
トナーが十分にあると判断されると、トナー詰まり防止の動作に入る。トナー詰まり防止動作においては、モーター68を所定時間逆回転した後に一旦停止し、また所定時間正回転する。これを所定回数繰り返し行う。本実施形態では、逆回転の時間を5秒、正回転の時間を5秒、繰り返し回数を3回とした。その後、画像形成動作が進行する限り、トナーセンサー201によるトナーの有無を確認する。
一方、画像形成開始時又は画像形成時に、トナーセンサー201でトナーが十分にないと判断されると、トナー補給モードに入る。トナー補給モードでは、モーター68を所定時間正回転した後に一旦停止する。これを所定回数繰り返してもトナーセンサー201でトナーが十分にないと判断されると、トナーなしと判断し画像形成動作を停止する。本実施形態では正回転の時間を6秒、所定回数を10回とした。
尚、本実施形態の画像形成時のトナー搬送装置70の運転の手順は一例であり、必ずしもこの手順で行う必要はない。螺旋部材65を有し、搬送スクリュー64を正回転及び逆回転ができれば、トナー固着の防止を行うことはできる。次に具体的な螺旋部材65の動きを説明する。
モーター68による正回転、逆回転を実施したときの搬送スクリュー64の様子を図6を用いて説明する。図6は第1実施形態に係るトナー搬送中の螺旋部材の動作の説明図であり、(a)は搬送スクリューの回転前の状態、(b)はスクリューを順回転した状態、(c)はスクリューを逆回転したときの状態である。図7は第1実施形態に係るハウジング内のトナー固着防止位置の説明図である。
モーター68の駆動がなく、搬送スクリュー64が回転していない状態では、図6(a)に示すように螺旋部材65が搬送スクリュー64の羽根64aの中間に巻回されている。
モーター68が正回転方向、即ち搬送スクリュー64がトナーを搬送する方向に回転すると、図6(b)に示すように、搬送スクリュー64の軸方向でトナー搬送方向後方側に螺旋部材65が相対的に移動させられ、羽根64aの前方面Aに当接する。すると、搬送スクリュー64回転時の振動と共に螺旋部材65が羽根64aの前方面Aのトナーを払い落とす。このため、羽根64aの前方の面のトナー固着を防止する。
モーター68が逆回転方向、即ち搬送スクリュー64がトナーを搬送する方向と反対方向に回転すると、図6(c)に示すように、搬送スクリュー64の軸方向でトナー搬送方向前方側に螺旋部材65が相対的に移動させられ、羽根64aの後方面Bに当接する。すると、搬送スクリュー64回転時の振動と共に螺旋部材65が羽根64aの後方面Bのトナーを払い落とす。このため、羽根64aの後方の面のトナー固着を防止する。
また、図7(a)及び図7(b)に示すように、駆動ギア66がモーター68にて駆動されると、搬送スクリュー64の回転駆動に伴って、螺旋部材65も移動する。すると、螺旋部材65は、ハウジング63の内壁面Cの至る所に当接し、ハウジング63内壁面Cに滞留しているトナーを払い落とす。このように、螺旋部材65が移動し、螺旋部材65が搬送スクリュー64の羽根64aの前方面A及び後方面B、ハウジング63の内壁面Cに当接することによって、トナー固着を防止する。この結果、トナー詰まりを防止し、安定したトナーの搬送を可能にする。
また、螺旋部材65を設けることで、従来のように供給する現像剤(トナーT1)と残留トナーT2の回収用のトナー搬送装置を同じハウジング内に配設する必要がない。このため、装置構成上の制約もなくなり、自由度のある設計が可能になる。
本実施形態によれば、搬送スクリュー64が内装されるパイプ状のハウジング63の内壁内を、回転自在且つ周方向に可動自在に動く螺旋部材65が、搬送回転時にトナー付着を防止する。また、トナー詰まりを防止するとともに、螺旋部材65の伸縮状態によらず、搬送スクリュー64に軸支された羽根64aにより安定トナーの搬送を行うことができる。
〔第2実施形態〕
図を用いて本実施形態を説明する。図8は第2実施形態に係るトナー搬送装置70の説明図である。図9は第2実施形態に係るトナー搬送中の螺旋部材の説明図であり、(a)がハウジング63の断面、(b)が搬送スクリュー64及び螺旋部材65、(c)がハウジング63の構成である。前述の実施形態と同様の作用を有する部材については同符号を付して説明を省略する。
図8に示すように、本実施形態の螺旋部材65は、駆動部側と反対側の端部が自由端であるものの、駆動部側の端部は搬送スクリュー64の回転軸に軸支される。このため、螺旋部材65は搬送スクリュー64と一体的に回転することになる。
また、図8(b)〜(c)、図9(a)等に示すように、本実施形態のハウジング63の螺旋部材65の自由端側には、螺旋部材65の自由端が当接する段差部202が形成される。段差部202は、扇形で搬送スクリューの回転方向に向かって立ち上がる傾斜部203と、傾斜部203の回転方向端部から略垂直に立ち上がる垂直部204を有する。この構成により段差部202は、回転軸方向に断面をとったとき、直角三角形の断面を有する。段差はほぼ一定間隔に放射状に形成される。
図9(b)に示すように、搬送スクリュー64の回転により螺旋部材65の先端部65aが段差部202に乗り上がると、先端部65aは段差部202の傾斜部203を上る。
図9(c)に示すように、先端部65aが傾斜部203を通過して垂直部204に至ると、軸方向に圧縮されていた螺旋部材65はその弾性復元力によって伸びる。そして、伸びる過程で搬送スクリュー64の羽根64aの後方面Bに衝突する。
このように、螺旋部材65の羽根64aへの激突した際の振動衝撃力によって、搬送スクリュー64の羽根64aへのトナーを払い落とす。これにより、ハウジング63内にトナーが滞留して固着することを防止し、ハウジング63におけるトナー詰まりを防止する。
63…ハウジング
64…搬送スクリュー
64a…羽根
65…螺旋部材
65a…先端部

Claims (4)

  1. 回転軸に螺旋状に軸支された羽根部を具備する搬送スクリューと、搬送するトナーを保持し内部が中空円筒状に形成された搬送部筐体と、を有し、前記搬送スクリューの回転によってトナーを搬送するトナー搬送装置において、
    前記搬送スクリューには、前記搬送スクリューと同軸で前記羽根部の間に螺旋状に導入され、前記回転軸に対して回動可能な螺旋部材を有することを特徴とするトナー搬送装置。
  2. 前記搬送スクリューを駆動する駆動部を有し、
    前記螺旋部材は弾性材で構成され、且つ前記螺旋部材は、前記駆動部の側の端部が前記搬送スクリューと一体的に固着され、前記駆動部と反対側の端部が自由端となり、
    前記搬送部筐体は、前記螺旋部材の自由端と当接し、前記螺旋部材の弾性によって前記螺旋部材を伸縮させるような段差部を有することを特徴とする請求項1に記載のトナー搬送装置。
  3. 像担持体と、前記像担持体に形成された静電潜像を現像する現像部と、前記現像部にトナーを供給するトナー搬送装置 前記トナー搬送装置は、請求項1又は請求項2に記載のトナー搬送装置であることを特徴とする画像形成装置。
  4. 像担持体と、前記像担持体に形成された静電潜像を現像する現像部と、前記像担持体のトナーをクリーニングするクリーニング部と、前記クリーニング部からトナーを回収するトナー搬送装置を有する画像形成装置において、
    搬送装置は、請求項1又は請求項2に記載のトナー搬送装置であることを特徴とする画像形成装置。
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