JP2011242466A - 光接続要素及び光接続部材 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】一方の被覆付光ファイバ11の第一ガラスファイバ13と他方の第二ガラスファイバ15とを互いに突き合わせて接続する際に使用する光コネクタ100であって、プラスチック19で成形され、第一ガラスファイバ13及び第二ガラスファイバ15を収容する先端孔部21と、先端孔部21に連通し被覆付光ファイバ11を収容する後端孔部とを備え、先端孔部21の後端孔部23に臨む端面部25には、後端孔部からの被覆付光ファイバ11の挿入力により被覆付光ファイバ11の先端部27から被覆を除去する被覆除去部31が形成されている。
【選択図】図1
Description
しかしながら、ジルコニアは耐候性や機械強度に優れた材料であり、棒状、円筒などの単純な形状の成形には容易であるものの、微細構造の成形は困難である。特許文献1にも述べられている通り、被覆除去部515にはミクロンオーダーの微細構造が必要であり、ジルコニアで実現するには技術的に難度が高く、且つ、成形したとしても特殊フェルール511であるが故に高価となる。また、ジルコニアは可視光が透過しないため、被覆除去部515をフェルール511の端面部ではなく図例のように内部に形成すると、被覆除去部515の検査・測定が困難となった。
(1) 一方の被覆付光ファイバの第一ガラスファイバと他方の第二ガラスファイバとを互いに突き合わせて接続する際に使用する光接続要素であって、
プラスチックで成形され、前記第一ガラスファイバ及び前記第二ガラスファイバを収容する先端孔部と、該先端孔部に連通し前記被覆付光ファイバを収容する後端孔部とを備え、
前記先端孔部の前記後端孔部に臨む端面部には、前記後端孔部からの前記被覆付光ファイバの挿入力により該被覆付光ファイバの先端部から被覆を除去する被覆除去部が形成されていることを特徴とする光接続要素。
前記光接続要素の前記被覆除去部に対応する位置には外部に連通し、前記被覆除去部が外部より視認可能な開口部が形成されていることを特徴とする光接続要素。
前記光接続要素の除去構成部が透明材料で形成されていることを特徴とする光接続要素。
前記第二ガラスファイバはフェルールに固定された短尺光ファイバであり、前記先端孔部には前記短尺光ファイバを挿着した前記フェルールを同軸上に固定するフェルール保持部が形成されていることを特徴とする光接続要素。
図1は本発明に係る光接続要素である光コネクタの実施形態の例を示す断面図である。
本実施の形態は発明に係る光接続要素を光コネクタ100に適用する例により説明する。
光コネクタ100は、一方の被覆付光ファイバ11の第一ガラスファイバ13と、他方の第二ガラスファイバ15とを互いに突き合わせて接続するのに好適に用いられる。第二ガラスファイバ15は外周に被覆を有しないガラスファイバであればよく、短尺光ファイバ41及び第一ガラスファイバ13を含むものであるが、本実施の形態では短尺光ファイバ41となっている。後述するメカニカルスプライスでは両方が被覆付光ファイバ11となる。
光コネクタ100は、少なくとも除去構成部37がプラスチック19からなる。本実施の形態では、コネクタ本体部51及び除去構成部37の双方が一体のプラスチック19からなる。図2や後述の図4では除去構成部37を独立部材として描くが、除去構成部37はコネクタ本体部51と一体成形された一部位である。なお、除去構成部37はプラスチック19からなる単独部品とすることもできる。除去構成部37の先端面には、フェルール39を同軸で固定する上記のフェルール保持部43が凹部となって形成されている。
フェルール39は、先端面円周縁が面取りされた円柱状に形成される。このフェルール39には、光通信に用いられる一般のジルコニア製フェルール39を用いることができる。フェルール39は、ジルコニア製であることにより、耐候性や機械強度に優れる。フェルール39は、内部に同軸で固定孔部53を有した円筒状であり、単純な形状であることから成形は容易となる。
先端面にフェルール保持部43が形成され、プラスチック19で成形された除去構成部37は、短尺光ファイバ41を収容する先端孔部21と、先端孔部21に連通し被覆付光ファイバ11を収容する後端孔部23とを備える。これに加え、先端孔部21の後端孔部23に臨む端面部25には、後端孔部23への被覆付光ファイバ11の挿入力により被覆付光ファイバ11の先端部27(図1参照)から被覆を除去する被覆除去部31が形成されている。
図5は被覆付光ファイバの断面図である。
被覆付光ファイバ11は、例えば、中心に外径d3=125μmの第一ガラスファイバ13を有し、その外周を覆うように外径d1=250μmの被覆29が設けられている。第一ガラスファイバ13は、コアと1層以上のクラッドを有するガラスファイバであり、シングルモードファイバやマルチモードファイバ等、如何なる屈折率分布を有するガラスファイバも適用可能である。
被覆除去部31は、被覆付光ファイバ11の切断端面を押し付けることにより、第一ガラスファイバ13から被覆29を剥離させて除去するよう働く。先端孔部21は例えば丸穴、四角穴、正多角形穴の他、V溝形状の空間とすることが可能であるが、ここでは、丸穴の場合を好適な例として説明する。先端孔部21の内径Dは、第一ガラスファイバ13の直径d3よりも大きく、被覆29の外径d1よりも小さい。また、被覆除去部31は、先端孔部21を突出させた錐形状で形成されている。これにより、被覆付光ファイバ11の切断端面を被覆除去部31に押し付けると、被覆除去部31の先端孔部21の周囲が被覆29の切断端面に当接するとともに、第一ガラスファイバ13には当接しないことになる。
図7(a)は被覆除去前における除去構成部の断面図、(b)は被覆除去後における被覆除去部の断面図である。
図7(a)に示すように、コネクタ本体部51のフェルール保持部43にはフェルール39が固定されている。フェルール39から導出された短尺光ファイバ41は、除去構成部37の先端孔部21に挿入されている。短尺光ファイバ41の挿入先端には屈折率整合グリス79を塗布しておく。
図8は光接続部材であるメカニカルスプライスの断面図である。
メカニカルスプライス200は、上記の光コネクタ100に略相当する構成の光接続要素が同軸上で互いに対向してプラスチック19にて形成されて成る。メカニカルスプライス200は、作業現場において被覆付光ファイバ11に装着することのできるメカニカルスプライスであり、両側から被覆付光ファイバ11を挿入して、ベース部65の中央に形成されたV溝69に被覆29の除去された第一ガラスファイバ13をそれぞれ進入させ、突き合わせ接続するものである。
13 第一ガラスファイバ
15 第二ガラスファイバ
19 プラスチック
21 先端孔部
23 後端孔部
25 端面部
27 先端部
29 被覆
31 被覆除去部
33 外部
35 開口部
37 除去構成部
39 フェルール
41 短尺光ファイバ
43 フェルール保持部
100 光コネクタ(光接続要素)
200 メカニカルスプライス(光接続部材)
Claims (5)
- 一方の被覆付光ファイバの第一ガラスファイバと他方の第二ガラスファイバとを互いに突き合わせて接続する際に使用する光接続要素であって、
プラスチックで成形され、前記第一ガラスファイバ及び前記第二ガラスファイバを収容する先端孔部と、該先端孔部に連通し前記被覆付光ファイバを収容する後端孔部とを備え、
前記先端孔部の前記後端孔部に臨む端面部には、前記後端孔部からの前記被覆付光ファイバの挿入力により該被覆付光ファイバの先端部から被覆を除去する被覆除去部が形成されていることを特徴とする光接続要素。 - 請求項1記載の光接続要素であって、
前記光接続要素の前記被覆除去部に対応する位置には外部に連通し、前記被覆除去部が外部より視認可能な開口部が形成されていることを特徴とする光接続要素。 - 請求項1記載の光接続要素であって、
前記光接続要素の除去構成部が透明材料で形成されていることを特徴とする光接続要素。 - 請求項1〜請求項3のいずれか1項に記載の光接続要素であって、
前記第二ガラスファイバはフェルールに固定された短尺光ファイバであり、前記先端孔部には前記短尺光ファイバを挿着した前記フェルールを同軸上に固定するフェルール保持部が形成されていることを特徴とする光接続要素。 - 請求項1〜請求項3のいずれか1項に記載の光接続要素が同軸上で互いに対向して一体形成されており、前記第二ガラスファイバは被覆付光ファイバのガラスファイバであることを特徴とする光接続部材。
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