JP6424051B2 - メカニカルスプライス及び接続方法 - Google Patents

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Description

本発明は、光ファイバの突合せ接続に用いられるメカニカルスプライス、並びにこのメカニカルスプライスを用いた接続方法に関する。
従来より、光ファイバ同士の接続に、突き合わせた光ファイバを素子の間に挟み込んで固定するメカニカルスプライスが広く用いられている。このような、メカニカルスプライスを用いた光ファイバの接続において、光ファイバの端面間に隙間が形成されるなど、突き合わせが不十分であると接続部において接続損失が大きくなる虞がある。例えば特許文献1には、一部に透明部材を採用して、突き合わさせた接続部分を視認可能に構成されたメカニカルスプライスが開示されている。
特開平10−123348号公報
光ファイバ同士の突き合わせ接続部に固形の屈折率整合体を介在させることで接続損失の低減を図ることができる。この屈折率整合体が保持体に保持される場合には、保持体が突き合わせ部分の視認性を阻害する。したがって、メカニカルスプライスの一部を透明部材としても、端面同士が確実に突き合わされていることを直接確認することは困難であった。
本発明は、前記事情に鑑みてなされたものであり、屈折率整合体を介在させる光ファイバの端面同士の接続部を直接確認できるメカニカルスプライスの提供を目的とする。
本発明のメカニカルスプライスは、光ファイバの端面同士を突き合わせた接続部を把持固定するメカニカルスプライスであって、少なくともいずれか一方に調心溝を有するベース側素子と蓋側素子を有し、それらの間に前記調心溝に配置した前記接続部を挟み込んで把持固定する把持部材と、前記光ファイバが挿通する挿通部と、前記挿通部に膜状に形成された屈折率整合体と、を有し、前記把持部材の前記調心溝の線上に配置された整合体保持体と、を備え、前記整合体保持体は、前記調心溝上の前記接続部の配置箇所に対し、前記光ファイバの長手方向にずらされて配置され、前記調心溝の一端から挿入されて前記挿通部を通る前記光ファイバの端面に屈折率整合体が付着させるようになっており、前記把持部材のうち、少なくとも一方の素子は、前記接続部の把持部分が透明材料からなり、前記把持部分の外面に前記調心溝上の前記接続部の配置箇所と位置を合わせて凸レンズ体が一体に形成されており、前記接続部は、前記調心溝の内部に配置され、前記凸レンズ体を介して視認可能である。
また、前記ベース側素子が非透明材料からなり、前記蓋側素子の前記接続部に当接する部分が透明材料からなることが好ましい。
また、前記ベース側素子と前記蓋側素子とを互いに閉じ合わせる方向に弾性付勢するクランプばねを備え、前記クランプばねは、前記ベース側素子と前記蓋側素子とを挟み込むように横断面U字型に形成され、前記透明材料からなる素子を介し前記接続部を視認するための開口部を有することが好ましい。
また、前記凸レンズ体の表面は、前記光ファイバの長さ方向に沿って湾曲することが好ましい。
本発明の接続方法は、第1の光ファイバと第2の光ファイバの端面同士を突き合わせてなる接続部を把持固定する接続方法であって、ベース側素子と蓋側素子とを有しこれらの素子の少なくとも一方に調心溝が形成された把持部材と、前記把持部材の前記調心溝の線上において前記接続部の配置箇所に対し前記第1の光ファイバの長手方向にずらされて配置され膜状の屈折率整合体が形成された整合体保持体とを備え、前記素子のうち一方又は両方の前記接続部に当接する部分が透明材料からなり、前記接続部の配置箇所と位置を合わせて凸レンズ体が一体に形成されたメカニカルスプライスを用い、前記調心溝の一端から前記把持部材に前記第1の光ファイバを挿入し、前記屈折率整合体を変形させつつ前記調心溝内に前記第1の光ファイバの先端を配置させて前記第1の光ファイバの端面に前記屈折率整合体を付着させ、前記透明材料から前記第1の光ファイバの端面を観察しつつ、前記第1の光ファイバの端面に前記第2の光ファイバの端面を突き合わせて接続する。
また、前記接続部を形成する際に、前記透明材料からCCDカメラを用いて観察しても良い。
本発明のメカニカルスプライスは、接続部に当接する素子が透明材料からなり、また、屈折率整合体の整合体保持体が、調心溝上の接続部の配置箇所に対し、前記光ファイバの長手方向にずらされて配置されている。これにより、接続部において、屈折率整合体が引き伸ばされた状態となり、透明材料側から接続部の様子を目視又はCCDカメラなどによって観察でき、接続後の接続部の状態を確認して不適合品を排除することができる。また、接続工程においては、光ファイバの端面同士が確実に接触することを確認しながら作業を行うことができる。
第1実施形態のメカニカルスプライスの縦断面図である。 第1実施形態のメカニカルスプライスの分解斜視図である。 第1実施形態のメカニカルスプライスの斜視図である。 第1実施形態のメカニカルスプライスの横断面図を示し、図4(a)は横断面全体であり、図4(b)はその拡大図である。 第1実施形態のメカニカルスプライスに設けられる整合体保持体を、ベース部材の対向面に対向する方向から見た拡大図を示し、図5(a)、(b)は、それぞれ整合体保持体の屈折率整合体を介し光ファイバを突き合わせる前後の状態である。 第2実施形態のメカニカルスプライスの縦断面図である。 CCDカメラを備えたスプライス用接続治具の一例を示す斜視図である。 図7に図示されるCCDカメラによる撮像の一例である。
以下に、本発明の実施形態について各図を基に説明を行う。各図には、X−Y−Z座標系を記載した。本明細書においては、これらの座標系に沿って各方向を定め説明を行う。なお、以下の説明で用いる図面は、特徴をわかりやすくするために、便宜上特徴となる部分を拡大して示している場合があり、各構成要素の寸法比率などが実際と同じであるとは限らない。
<第1実施形態>
図1〜図4は、本発明の第1実施形態であるメカニカルスプライス30(スプライス30)を示す。スプライス30は、細長板状のベース部材31と、該ベース部材31の長手方向に沿って配列設置した3つの蓋部材321、322、323(蓋側素子)によって構成される押さえ蓋32と、これらを互いに閉じ合わせる方向に弾性付勢する細長形状のクランプばね33とを有する。また、スプライス30は、屈折率整合体39を保持する整合体保持体36を有している。
ベース部材31(ベース側素子)と蓋部材321、322、323とは、半割り把持部材34(把持部材)を構成する。
スプライス30は、延出光ファイバ21(第1の光ファイバ21)と挿入光ファイバ1(第2の光ファイバ1)を互いに突き合わせて接続させ把持することができる。
延出光ファイバ21及び挿入光ファイバ1は光ファイバ心線、光ファイバ素線といった被覆付き光ファイバである。図示例では、延出光ファイバ21及び挿入光ファイバ1として、単心の光ファイバ心線を採用している。
延出光ファイバ21及び挿入光ファイバ1の挿入端部先端(前端)には、裸光ファイバ21a、1aが口出しされている。スプライス30での延出光ファイバ21と挿入光ファイバ1との突き合わせ接続は、挿入光ファイバ1先端に口出しした裸光ファイバ1aと延出光ファイバ21の挿入端部先端の裸光ファイバ21aとを突き合わせ、接続部3(図1参照)を形成することによって実現される。
スプライス30について、その長手方向において、延出光ファイバ21(第1の光ファイバ21)が挿入される側(−Y側)を後、反対側(+Y側)を前として説明する。
図2に分解図として示すように、スプライス30の押さえ蓋32は、3つの蓋部材(蓋側素子)からなる。これらの蓋部材(蓋側素子)321、322、323のうち、最も後側に位置する符号321の蓋部材を後蓋部材とも言い、最も前側に位置する符号323の蓋部材を前蓋部材とも言う。また、後蓋部材321と前蓋部材323との間に位置する符号322の蓋部材を中蓋部材とも言う。
本実施形態のスプライス30において、中蓋部材322は透明材料からなる。透明である中蓋部材322の材料は、特に限定されるものではないが、中蓋部材322は光ファイバ1、21の裸光ファイバ1a、21aと当接するため、裸光ファイバ1a、21aに傷がつくことを防ぐ目的で、樹脂などからなることが好ましい。具体的には、ポリカーボネイトを使用することができる。なお、ここで透明とは、可視光線透過率が70%以上であることを意味する。
また、後蓋部材321、前蓋部材323、ベース部材31も透明材料で形成されていてもよいが、本実施形態のスプライス30は、中蓋部材322のみが透明材料からなり、後蓋部材321、前蓋部材323、ベース部材31は非透明材料からなるものとする。
図2に示すように、スプライス30のベース部材31は、その長手方向の全長にわたって、蓋部材321、322、323に対向する対向面31aが形成されている。対向面31aには、ベース部材31の長手方向に沿う調心溝31bが形成されている。調心溝31bは、ベース部材31の対向面31aの中蓋部材322に対向する部分に形成されている。
調心溝31bは、延出光ファイバ21の先端に口出しされた裸光ファイバ21aと、挿入光ファイバ1の先端に口出しされた裸光ファイバ1aとを突き合わせ接続(光接続)可能に互いに高精度に位置決め、調心する。本実施形態のスプライス30の調心溝31bはV溝(断面V字状の溝)であるが、調心溝31bはV溝に限定されず、例えば断面半円状の溝や、U溝(断面U字状の溝)等も採用可能である。
対向面31aの後蓋部材321に対向する部分及び前蓋部材323に対向する部分には、調心溝31bに比べて溝幅が大きい被覆部挿入溝31c、31dが形成されている。被覆部挿入溝31c、31dは、ベース部材31長手方向において調心溝31bの両側に、ベース部材31の長手方向に沿って延在形成されている。
被覆部挿入溝31c、31dと調心溝31bとの間には、被覆部挿入溝31c、31dから調心溝31b側に行くにしたがって溝幅が小さくなるテーパ状のテーパ溝31e、31fが形成されている。各被覆部挿入溝31c、31dは、テーパ溝31e、31fを介して調心溝31bと連通されている。
図1、図2に示すように、スプライス30においてベース部材31の長手方向中央近傍
であって、調心溝31bの線上には、保持凹所31hが形成されている。また図1に示すように、中蓋部材322の、保持凹所31hに対向する部分には、保持凹所31hと同等形状の収容凹所322hが形成されている。これらの保持凹所31h及び収容凹所322hにはめ込まれるように整合体保持体36が配置されている。即ち、整合体保持体36は、調心溝31bの線上に配置されている。整合体保持体36は裸光ファイバ21aが挿通する挿通部37が設けられており、この挿通部37に膜状の屈折率整合体39が形成されている。
図5(a)、(b)に、保持凹所31hに配置された整合体保持体36を、ベース部材31の対向面31aに対向する方向から見た拡大図を示す。なお、図5(a)は、整合体保持体36を保持凹所31hに配置した状態を示し、図5(b)は、整合体保持体36の屈折率整合体39に両側から光ファイバ1、21を突き合わせて接続部3を形成した状態を示す。
ベース部材31の対向面31aに設けられた保持凹所31hは、調心溝31bより深く形成された溝状の凹所であり、調心溝31bを横切って形成されている。これにより調心溝31bを長さ方向(図5の左右方向)に分断している。
保持凹所31hの間隔(Y方向の寸法)、及び幅(方向の寸法)は、延出光ファイバ21が整合体保持体36の挿通部37に挿通可能となるように整合体保持体36の移動を規制できればよい。
保持凹所31hのY方向位置は、ベース部材31の長手方向の中央位置C1に対して、ベース部材31の長手方向にずれた位置とすることができる。保持凹所31hは、中央位置C1より−Y側の位置にある。
このように配置とすることで、突き合わせ接続される一対の光ファイバ1、21の先端を調心溝31bに確実に載せることができる。即ち、接続部3を調心溝31b上に形成することができ、接続部3における調心の精度を高め、光ファイバ1、21間の接続損失を低減できる。
保持凹所31hに保持される整合体保持体36は、延出光ファイバ21の裸光ファイバ21aが挿通する挿通部37を有する枠状の本体部38と、挿通部37内に形成された屈折率整合体39とを有する。本体部38は、略矩形の板状に形成されている。挿通部37は、本体部38を厚さ方向に貫通して形成され、延出光ファイバ21を挿入する側(−Y側)に開口する略円形の挿通基部37aと、挿入光ファイバ1の裸光ファイバ1aを挿入する側に開口する略円形の拡径部37bとを有する。拡径部37bは、挿通基部37aと比較して大径に形成されている。
屈折率整合体39は、挿通部37の内部に、挿通部37を塞ぐ膜状に設けられている。図示例の屈折率整合体39は、挿通部37の軸方向に対しほぼ垂直な面に沿って形成されており、その厚さ方向は挿通部37の軸方向に一致している。
屈折率整合体39は膜状に形成されているため、厚さ方向に押圧されることにより容易に伸び変形する。
屈折率整合体39は、挿通部37の断面中央に近づくほど薄くなるようにその表面が湾曲凹面となっている。
屈折率整合体39は、挿通基部37aから拡径部37bにかけて形成されている。屈折率整合体39は挿通部37を塞ぐように形成され、挿通部37の内周面に全周にわたり接する。これにより、屈折率整合体39の本体部38に対する接触面積が大きくなり、接着強度が高くなる。
また、挿通基部37aと拡径部37bの間に形成される段差面37cは延出光ファイバ21の挿通方向(図5の左方向)に対し交差する面である。この段差面37cにも屈折率整合体39が接着されていることで、延出光ファイバ21により押し伸ばされた際に屈折率整合体39の剥離抵抗が大きくなる。
したがって、屈折率整合体39は、延出光ファイバ21により押し伸ばされても本体部38から剥がれにくくなる。
屈折率整合体39は、屈折率整合性を有する。屈折率整合性とは、この屈折率整合体39の屈折率と、光ファイバ1、21の屈折率との近接の程度をいう。屈折率整合体39の屈折率は、光ファイバ1、21に近いほどよいが、フレネル反射の回避による伝送損失低減の点から、光ファイバ1、21との屈折率の差が±0.1以内であることが好ましく、さらに好ましくは±0.05以内である。突き合わせ接続される2本の光ファイバ1、21の屈折率が互いに異なる場合には、2本の光ファイバ1、21の屈折率の平均値と屈折率整合体39の屈折率との差が上記範囲内にあることが望ましい。
屈折率整合体39は、弾性的に変形可能とされる。屈折率整合体39の材質としては、例えばアクリル系、エポキシ系、ビニル系、シリコーン系、ゴム系、ウレタン系、メタクリル系、ナイロン系、ビスフェノール系、ジオール系、ポリイミド系、フッ素化エポキシ系、フッ素化アクリル系などの高分子材料を挙げることができる。
屈折率整合体39は、例えば液状屈折率整合材を挿通部37に滴下して挿通部37内に膜状に形成した後、硬化させることによって形成することができる。
屈折率整合体39は、調心溝31bの線上に設けられ、調心溝31bを長さ方向に分断する位置に設置されることになる。このため、屈折率整合体39は、調心溝31bに案内された光ファイバ1、21の進行経路に位置することになる。
図5(a)に示すように、屈折率整合体39は、未変形状態では保持凹所31h内にあるが、図5(b)に示すように、延出光ファイバ21の先端面21cにより押圧されると調心溝31b上に達するまで押し伸ばされる。これによって、延出光ファイバ21の先端部は、高い精度で調心され、突き当てられる挿入光ファイバ1との接続損失を抑制できる。
図1に示すように、前蓋部材323の対向面323aには、ベース部材31の被覆部挿入溝31dに対応する位置に、挿入光ファイバ1の被覆部が挿入される被覆部挿入溝323bが形成されている。
同様に、後蓋部材321の対向面321aには、ベース部材31の被覆部挿入溝31cに対応する位置に、挿入光ファイバ1の被覆部が挿入される被覆部挿入溝321bが形成されている。
スプライス30の半割り把持部材34の前端には、前蓋部材323及びベース部材31に、それぞれ、その前端面から後側に行くにしたがって先細りのテーパ状に形成された凹所からなるテーパ状開口部34aが開口している。このテーパ状開口部34aの後端(奥端)は被覆部挿入溝323b、31dと連通している。
スプライス30の半割り把持部材34の後端には、後蓋部材321及びベース部材31に、それぞれ、その後端面から前側に行くにしたがって先細りのテーパ状に形成された凹所からなるテーパ状開口部34bが開口している。このテーパ状開口部34bの前端(奥端)は被覆部挿入溝321b、31cと連通している。
図2に示すように、クランプばね33は、1枚の金属板を成形したものであって、細長板状の背板部33aの両側から、該背板部33aの長手方向全長にわたって、背板部33aに垂直に側板部33bが張り出された構成になっている。
スプライス30のベース部材31及び3つの蓋部材321、322、323は、その互いに対向する対向面31a、321a、322a、323aが、クランプばね33の一対の側板部33bの間隔方向に概ね垂直となる向きで一対の側板部33bの間に把持されている。
一対の側板部33bの一方はベース部材31に当接し、他方の側板部33bは押さえ蓋32に当接する。
クランプばね33の一対の側板部33bは、背板部33aに達する2つの切り込み部33dによって、スプライス30の押さえ蓋32の3つの蓋部材321、322、323に対応する3つの部分に分かれている。クランプばね33は、後蓋部材321とベース部材31とを保持する第1クランプばね部331と、中蓋部材322とベース部材31とを保持する第2クランプばね部332と、前蓋部材323とベース部材31とを保持する第3クランプばね部333とを有する。
第2クランプばね部332の一対の側板部のうちベース部材31側に位置する側板部に符号332bを付記し、中蓋部材322側に位置する側板部に符号332aを付記する。
第2クランプばね部332の中蓋部材322側に位置する側板部332aの中央には、縁部から背板部33aに達する切り込みを入れて形成した開口部332cが形成されている。
図1に示すように、この開口部332cは、延出光ファイバ21と挿入光ファイバ1の端面同士が突き合わされた接続部3に対応する位置に設けられている。開口部332cが設けられることによって、作業者Wは、前記透明材料からなる中蓋部材322を介し接続部3を視認できる。
なお、この開口部332cは、本実施形態のスプライス30における形状に限定されるものではなく、例えば、側板部332aの中央付近に設けられた窓状の孔であってもよい。
側板部332aの長手方向中央に開口部332cが形成されており、開口部332cの長手方向の長さが、側板部332aの長さに対して50%以下である。また、中蓋部材322が十分に剛性を有する材料からなることによって、第2クランプばね部332は、接続部3を確実に保持することができる。
図2に示すように、ベース部材31の対向面31aにおいて、クランプばね33の背板部33aとは反対側(以下、開放側)に、長手方向に亘って4箇所に介挿片挿入溝35aが形成されている。また、図2においては不可視であるが、4つの介挿片挿入溝35aと対向する、押さえ蓋32(蓋部材321、322、323)にも、介挿片挿入溝35bが形成されている。
図4(a)、(b)に示すスプライス30の横断面図からわかるように、これらの介挿片挿入溝35a、35bは、介挿片挿入穴35を形成している。介挿片挿入穴35には、この穴の幅よりも大きな幅を有する介挿片81aを挿入することができる。これにより、クランプばね33に挟み込まれたベース部材31と押さえ蓋32(蓋部材321、322、323)を開き、対向面31aと対向面321a、322a、323aを離間させることができる。このようにベース部材31と押さえ蓋32を開いた状態とすることで、作業者は、延出光ファイバ21及び挿入光ファイバ1をスプライス30の調心溝31bに挿入することができる。
なお、図4(a)は、スプライス30の中央部分の横断面図であり、図4(b)は、図4(a)に示す横断面図の一部を拡大した部分拡大図である。
次に、このスプライス30を用いて、光ファイバ1、21を接続する手順の一例を説明する。
まず、図4(a)、(b)に示すように組み立てられたスプライス30の介挿片挿入穴35に介挿片81aを挿入する。これにより、ベース部材31の対向面31aと押さえ蓋32(蓋部材321、322、323)の対向面321a、322a、323aを離間された状態となる。この状態で、延出光ファイバ21をスプライス30に挿入する(図1参照)。延出光ファイバ21の端部は、スプライス30の細長形状の半割り把持部材34の長手方向片端から長手方向中央部まで挿入される。
図5(b)に示すように、延出光ファイバ21は調心溝31bに沿って進行し、整合体保持体36の挿通部37に挿入され、屈折率整合体39を押し伸ばす。所定の位置まで延出光ファイバ21の挿入が完了した状態で、延出光ファイバ21の先端面21cは、保持凹所31hを超えて調心溝31b上に配置される。
中蓋部材322は、透明材料により形成されている。また、側板部332aの接続部3に対応する位置には開口部332cが形成されている。したがって、作業者Wは、延出光ファイバ21の先端面21cが調心溝31bに確実に配置されることを、先端面21cの前進と屈折率整合体39が伸びていく様子を確認しながら延出光ファイバ21の挿入作業を行うことができる。
挿入時に、屈折率整合体39が伸びていく様子を確認することで、屈折率整合体39を動的に確認できる。したがって、延出光ファイバ21の先端面21cを正確に観察でき、正確に先端面21cを配置できる。
次に、調心溝31bに沿ってスプライス30に挿入光ファイバ1を挿入する。挿入光ファイバ1は調心溝31bに沿って進行し、その先端面1cを延出光ファイバ21の先端面21cに屈折率整合体39を介し突き当てる。これにより、一対の光ファイバ1、21の接続部3を形成する。この接続部3は、保持凹所31hより+Y側であって調心溝31b上に配置される。また、接続部3は、開口部332cの中央に配置される。
作業者Wは、一対の光ファイバ1、21の先端面1c、21cが突き当てられる様子を、開口部332c、透明な中蓋部材322を介して観察しながら挿入作業を行うことができる。また、作業者Wは突き当て工程後に、延出光ファイバ21の裸光ファイバ21aと挿入光ファイバ1の裸光ファイバ1aの端面同士の突合せの様子を、中蓋部材322が露出するクランプばね33の開口部332cから作業者Wが視認し、裸光ファイバ1a、21aの端面同士が確実に突き当てられたことを確認できる。
本実施形態のメカニカルスプライス30は、保持凹所31hが、ベース部材31の長手方向の中央位置C1(図5参照)に対して、ベース部材31の長手方向にずれた位置とされている。これにより、整合体保持体36は、調心溝31b上の接続部3の配置箇所に対し、光ファイバ1、21の長手方向にずらされて配置されることになる。
このように、整合体保持体36を配置させることで、屈折率整合体39が引き伸ばされた状態となる接続部3が、第2クランプばね部332の開口部332cの中心に位置させることができる。したがって、開口部332cから接続部3を観察することができる。また、整合体保持体36と接続部3は、ずれた位置に配置されるため、整合体保持体36によって、視認が阻害されない。
次に、スプライス30の介挿片挿入穴35から介挿片81aを抜去する。これにより、スプライス30の半割りの素子の間、すなわちベース部材31(ベース側素子)と押さえ蓋32(蓋側素子)との間に、延出光ファイバ21とこの光ファイバ21に突き当てた挿入光ファイバ1とを、クランプばね33の弾性によって把持固定できる。
延出光ファイバ21と挿入光ファイバ1を接続したスプライス30は、接続部3の様子を、開口部332c及び透明な中蓋部材322を介し、目視によって直接確認できる。したがって、接続後の接続部の状態を確認して不適合品を排除することができる。
本実施形態の変形例として、ベース部材31を透明材料から形成し、第2クランプばね部332のベース部材31側の側板部332bに開口部332cを形成してもよい。この場合、作業者Wはベース部材31側からも接続部3を確認できる。
また、中蓋部材322とベース部材31の両方を透明材料から形成し、一対の側板部332a、332bの両方に開口部332cを形成してもよい。この場合、作業者Wは中蓋部材322側、及びベース部材31側の両側から接続部3を確認できる。
ところで、ベース部材31の対向面31aには、調心溝31bが形成され、この調心溝31bに光ファイバ1、21が配置されている。これに対し中蓋部材322の対向面322aは平面である。したがって、溝により光が屈折し接続部が視認しにくくなることがない。即ち、接続部3は中蓋部材322を透明とすることで視認しやすくなる。
また、ベース部材31を非透明材料とし中蓋部材322を透明材料とすることで、中蓋部材322側から接続部3を確認した際に、視野内における接続部3の後面が非透明となり接続部3の確認がしやすくなる。
したがって、本実施形態に示すように、ベース部材31を非透明材料とし、中蓋部材322の透明材料とすることが好ましい。
なお、上述した接続手順は、図7に示すスプライス用接続治具4を用いて行ってもよい。スプライス用接続治具4を用いることによって、延出光ファイバ21及び挿入光ファイバ1に付加をかけることなく、確実に接続を行うことができる。
また、このスプライス用接続治具4には、CCDカメラ5を取り付けることができる。この場合においては、CCDカメラ5により、開口部332c及び透明な中蓋部材322を介し接続部3を撮影し、モニター(図示略)に出力できる。作業者Wは、モニターに表示された画像を確認しながら、接続作業を行うことができる。
<第2実施形態>
次に、第2実施形態のメカニカルスプライス40(スプライス40)について、図6を基に説明を行う。第2実施形態のスプライス40は、第1実施形態のスプライス30と比較して、中蓋部材322に代わり、レンズ体422b(凸レンズ体422b)が形成された中蓋部材422を備える点が異なる。
なお、上述の第1実施形態と同一態様の構成要素については、同一符号を付し、その説明を省略する。
中蓋部材422は、第1実施形態のスプライス30の中蓋部材322と概略同様の構成であり透明材料からなる。スプライス40の中蓋部材422は、クランプばね33の開口部332cにより露出する部分形成されたレンズ体422b(凸レンズ体422b)を有している。
レンズ体422bは、クランプばね33の側板部332aにより押圧される中蓋部材422の側面422dから、外側に膨出するように形成されている。レンズ体422bは、中蓋部材422の側面422dの長手方向(Y方向)の中央であり、側板部332aの開口部332cに対応する位置に形成されている。レンズ体422bの表面は一定曲率の曲面とすることが好ましい。
レンズ体422bは、中蓋部材422と同じ材料として一体成型することができる。また、中蓋部材422の表面に透明性の高い接着剤などを滴下し硬化させて形成してもよい。
レンズ体422bは、中蓋部材422の表面に形成された凸レンズとしての役割を果たす。即ち作業者Wは、中蓋部材422側から光ファイバ1、21の接続部6を観察することで光の屈折により接続部6を拡大して見ることができる。
次に、このスプライス40を用いて、光ファイバ1、21を接続する手順の一例を説明する。このスプライス40は、上述のスプライス30と同様の手順で接続を行うことができる。
まず、介挿片81a(図4参照)を挿入してベース部材31と押さえ蓋32(蓋部材321、322、323)を開き、調心溝31bに沿ってスプライス40に延出光ファイバ21を挿入する。
図5(b)に示すように、延出光ファイバ21は調心溝31bに沿って進行し、整合体保持体36の挿通部37に挿入され、屈折率整合体39を押し伸ばす。所定の位置まで延出光ファイバ21の挿入が完了した状態で、延出光ファイバ21の先端面21cは、保持凹所31hを超えて調心溝31b上に配置される。
中蓋部材422は、透明材料により形成されている。また、側板部332aの接続部6に対応する位置には開口部332cが形成され、この開口部332cから露出する中蓋部材422の表面にはレンズ体422bが形成されている。
したがって、作業者Wは、延出光ファイバ21の先端面21cが調心溝31bに確実に配置されることを、先端面21cの前進と屈折率整合体39が伸びていく様子を確認しながら延出光ファイバ21の挿入作業を行うことができる。
挿入時に、屈折率整合体39が伸びていく様子を確認することで、屈折率整合体39を動的に確認できる。したがって、延出光ファイバ21の先端面21cを正確に観察でき、正確に先端面21cを配置できる。
次に、調心溝31bに沿ってスプライス40に挿入光ファイバ1を挿入する。挿入光ファイバ1は調心溝31bに沿って進行し、その先端面1cを延出光ファイバ21の先端面21cに屈折率整合体39を介し突き当てる。これにより、一対の光ファイバ1、21の接続部6を形成する。この接続部6は、保持凹所31hより+Y側であって調心溝31b上に配置される。
作業者Wは、一対の光ファイバ1、21の先端面1c、21cが突き当てられる様子を、開口部332c、透明な中蓋部材422を介して観察しながら挿入作業を行うことができる。
本実施形態のメカニカルスプライス40は、保持凹所31hが、ベース部材31の長手方向の中央位置C1(図4参照)に対して、ベース部材31の長手方向にずれた位置とされている。これにより、整合体保持体36は、調心溝31b上の接続部6の配置箇所に対し、光ファイバ1、21の長手方向にずらされて配置されることになる。
このように、整合体保持体36を配置させることで、屈折率整合体39が引き伸ばされた状態となる接続部6が、第2クランプばね部332の開口部332c及びレンズ体422bの中心に位置させることができる。したがって、レンズ体422bから接続部6を観察することができる。また、整合体保持体36と接続部6は、ずれた位置に配置されるため、整合体保持体36によって、視認が阻害されない。
次に、介挿片81aを抜去し、延出光ファイバ21とこの光ファイバ21に突き当てた挿入光ファイバ1とを、クランプばね33の弾性によって把持固定する。接続部6は、調心溝31b上に配置されているため、接続部6は、ベース部材31と中蓋部材422との間に挟み込まれて調心溝31bの働きにより調心される。したがって、一対の光ファイバ1、21の接続損失を抑制できる。
次に、以上の接続手順を図7に示すスプライス用接続治具4を用いて行う場合について説明する。スプライス用接続治具4は、スプライス40を支持する支持体41と、延出光ファイバ21及び挿入光ファイバ1をそれぞれ保持する光ファイバホルダ20、20と、スプライス40の素子31、32間を開放する介挿片81a(図7において不可視、図2、図4参照)を備えている。また、このスプライス用接続治具4には、CCDカメラ5が設置されている。
支持体41は、スプライス40を収容し保持することができる。スプライス40は、そのクランプばね33の背板部33aを上方に、介挿片挿入穴35(図4参照)は、下方に向けられて支持体41に収容される。
介挿片81aは、スプライス40の介挿片挿入穴35に挿入可能に配置されている。介挿片81aを介挿片挿入穴35に挿入することで、素子31、32は、裸光ファイバ1a、21aが挿入可能な程度に押し開かれる(図4参照)。
光ファイバホルダ20は、ホルダベース体22と押さえ部23とこれらが載置され、スプライス40の長手方向(Y方向)に延びるレール機構47を備えている。
ホルダベース体22上に、延出光ファイバ21又は挿入光ファイバ1を載置し、押さえ部23で押さえつけることで、延出光ファイバ21又は挿入光ファイバ1を把持できる。
延出光ファイバ21又は挿入光ファイバ1を把持した光ファイバホルダ20は、レール機構47に沿ってスプライス40に向けて前進することができる。これにより、延出光ファイバ21又は挿入光ファイバ1をスプライス40に挿入できる。
CCDカメラ5は、スプライス用接続治具4の支持体41に支持されたスプライス40の開口部332c側に配置される。CCDカメラ5は、開口部332c及び透明である中蓋部材422を介して接続部6を撮像できる。
図8にCCDカメラ5により撮影した画像の一例を示す。図8は、延出光ファイバ21の裸光ファイバ21aをスプライスに挿入した状態である。裸光ファイバ21aの先端面21cがレンズ体422bにより拡大されて示されており、先端面21cの位置を確認することができる。
なお、図8に示す画像は、整合体保持体36及びそれを保持する保持凹所31h、収容凹所422hを備えていないメカニカルスプライスである。
以上に、本発明の実施形態を説明したが、本実施形態における各構成及びそれらの組み合わせ等は一例であり、本発明の趣旨から逸脱しない範囲内で、構成の付加、省略、置換、及びその他の変更が可能である。また、本発明は実施形態によって限定されることはない。
1…挿入光ファイバ(第2の光ファイバ)、1a、21a…裸光ファイバ、1c、21c…先端面、3、6…接続部、4…スプライス用接続治具、5…CCDカメラ、21…延出光ファイバ(第1の光ファイバ)、30、40…メカニカルスプライス(スプライス)、31…ベース部材(ベース側素子、素子)、31a、321a、322a、323a …対向面、31b…調心溝、32…押さえ蓋(蓋側素子、素子)、33…クランプばね、33a…背板部、33b、332a、332b…側板部、34…半割り把持部材(把持部材)、36…整合体保持体、37…挿通部、39…屈折率整合体、321…後蓋部材(蓋側素子)、322、422…中蓋部材(蓋側素子)、323…前蓋部材(蓋側素子)、332c…開口部、422b…レンズ体(凸レンズ体)、W…作業者

Claims (6)

  1. 光ファイバの端面同士を突き合わせた接続部を把持固定するメカニカルスプライスであって、
    少なくともいずれか一方に調心溝を有するベース側素子と蓋側素子を有し、それらの間に前記調心溝に配置した前記接続部を挟み込んで把持固定する把持部材と、
    前記光ファイバが挿通する挿通部と、前記挿通部に膜状に形成された屈折率整合体と、を有し、前記把持部材の前記調心溝の線上に配置された整合体保持体と、を備え、
    前記整合体保持体は、前記調心溝上の前記接続部の配置箇所に対し、前記光ファイバの長手方向にずらされて配置され、前記調心溝の一端から挿入されて前記挿通部を通る前記光ファイバの端面に屈折率整合体が付着させるようになっており、
    前記把持部材のうち、少なくとも一方の素子は、前記接続部の把持部分が透明材料からなり、前記把持部分の外面に前記調心溝上の前記接続部の配置箇所と位置を合わせて凸レンズ体が一体に形成されており、
    前記接続部は、前記調心溝の内部に配置され、前記凸レンズ体を介して視認可能である、メカニカルスプライス。
  2. 前記ベース側素子が非透明材料からなり、前記蓋側素子の前記接続部に当接する部分が透明材料からなる請求項1に記載のメカニカルスプライス。
  3. 前記ベース側素子と前記蓋側素子とを互いに閉じ合わせる方向に弾性付勢するクランプばねを備え、
    前記クランプばねは、前記ベース側素子と前記蓋側素子とを挟み込むように横断面U字型に形成され、前記透明材料からなる素子を介し前記接続部を視認するための開口部を有する請求項1又は2に記載のメカニカルスプライス。
  4. 前記凸レンズ体の表面は、前記光ファイバの長さ方向に沿って湾曲する、
    請求項1〜3の何れか一項に記載のメカニカルスプライス。
  5. 第1の光ファイバと第2の光ファイバの端面同士を突き合わせてなる接続部を把持固定する接続方法であって、
    ベース側素子と蓋側素子とを有しこれらの素子の少なくとも一方に調心溝が形成された把持部材と、前記把持部材の前記調心溝の線上において前記接続部の配置箇所に対し前記第1の光ファイバの長手方向にずらされて配置され膜状の屈折率整合体が形成された整合体保持体とを備え、前記素子のうち一方又は両方の前記接続部に当接する部分が透明材料からなり、前記接続部の配置箇所と位置を合わせて凸レンズ体が一体に形成されたメカニカルスプライスを用い、
    前記調心溝の一端から前記把持部材に前記第1の光ファイバを挿入し、前記屈折率整合体を変形させつつ前記調心溝内に前記第1の光ファイバの先端を配置させて前記第1の光ファイバの端面に前記屈折率整合体を付着させ、
    前記透明材料から前記第1の光ファイバの端面を観察しつつ、前記第1の光ファイバの端面に前記第2の光ファイバの端面を突き合わせて接続する接続方法。
  6. 前記接続部を形成する際に、前記透明材料からCCDカメラを用いて観察する請求項に記載の接続方法。
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