JP2011242429A - 定着装置及び画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】エアー分離機構のエアーが吹き付けられることによるトナー固着、部材の熱変形等を抑制すること。
【解決手段】ニップ部Nから排出される用紙に対して吐出口131bからエアーを吹き付け、定着ベルト81から用紙を分離する。定着ベルト81と加圧ローラ84との当接を解除する際に、吐出口131bの方向を変更して定着装置8から温度が高いエアーが転写部等に吹き付けられないようにする。
【選択図】図2

Description

本発明は、定着装置及び画像形成装置に関する。
複写機、プリンタ、ファクシミリ及びこれらの機能を備えた複合機等の電子写真方式の画像形成装置は、感光体上に形成された静電潜像をトナーにより顕像化し、顕像化されたトナー像を用紙上に転写・定着して画像を形成している。
用紙上にトナー像を定着する定着装置として、ハロゲンヒータ等を内蔵した定着ローラと、定着ローラに接触する加圧ローラとによってニップ部を形成し、ニップ部で用紙を挟持・搬送しながら、加熱・加圧するローラ方式の定着装置がある。
また、ハロゲンヒータ等を内蔵した加熱ローラと定着ローラとにより無端状の定着ベルトを張架し、定着ベルトを介して定着ローラを加圧ローラにより加圧してニップ部を形成し、ニップ部で用紙を挟持・搬送しながら、加熱・加圧するベルト方式の定着装置もある。
これらの定着装置において、用紙上のトナーはニップ部を通過する際に加熱されて溶融するため、トナーの粘着力により用紙が定着ローラや定着ベルトの表面に巻き付いて分離せず、紙詰まりが発生する可能性がある。用紙として斤量の小さい薄紙や印刷用コート紙を用いた場合は、特に定着ローラ等の表面に巻き付きやすい。
定着装置における用紙の巻き付きを防止するため、ニップ部から排出される用紙に対して吐出口からエアーを吹き付け、定着ローラや定着ベルトから用紙を分離するエアー分離機構に関する技術が提案されている(例えば特許文献1)。エアー分離機構によれば定着ローラ等の表面に分離爪等の部材を接触させずに用紙を分離させることができ、定着ローラ等の表面を損傷させることはない。
特開2008−3277号公報
特許文献1に記載されたエアー分離機構では、ファンにより定着装置外からエアーを吸引して吐出口からエアーを吹き付けているが、用紙を分離する動作の待機中にファンの回転が停止していると吐出口からハロゲンヒータ等の熱がファンに伝達され、ファンが故障したり、ファンの耐久性が低下したりする恐れがある。そこで、分離動作の待機中を含めて常時、ファンを回転させておくことが好ましい。
また、前述したように定着装置では定着ローラに対して加圧ローラを加圧してニップ部を形成しているが、定着動作以外の時間でも定着ローラに対して加圧ローラを加圧していると定着ローラ、加圧ローラが劣化して耐久性が低下してしまう。そこで、定着動作以外の時間において加圧ローラによる加圧を解除し、定着ローラと加圧ローラを離間させることが好ましい。
ここでエアー分離機構におけるファンの回転と、定着ローラ・加圧ローラの離間動作を検討すると、ファンが回転している際に定着ローラと加圧ローラを離間させると、吐出口から吹き付けられるエアーが定着ローラと加圧ローラとの間から定着装置の用紙搬送方向上流側に位置する転写部に流れてしまう。
当該エアーは定着装置内から流れるため温度が高く、転写部を構成する転写ローラや中間転写体等を加熱することとなる。その結果、転写ローラや中間転写体等に残存するトナーが溶融して転写ローラ等に付着して、用紙汚れや画像不良が発生する恐れがある。また、転写部を構成する転写ローラ等を加熱すると転写ローラ等が熱膨張により変形してしまい、適切な転写動作を実行できない恐れもある。
そこで、本発明の目的は、エアー分離機構のエアーが吹き付けられることによるトナー固着、部材の熱変形等を抑制する定着装置及び画像形成装置を提供することにある。
上記目的を達成するため、本発明に係る定着装置は、
トナー像が担持された用紙を加熱する加熱部材と、
トナー像が担持された用紙を挟むニップ部を前記加熱部材に当接することにより形成する加圧部材と、
前記ニップ部から排出される用紙に対して吐出口からエアーを吹き付け、前記加熱部材から用紙を分離するエアー分離部と、
前記加熱部材と前記加圧部材との当接を解除する当接解除部と、
当該当接解除部により前記加熱部材と前記加圧部材との当接を解除する際に、前記吐出口の方向を変更する吐出口変更部と、
を有することを特徴とするものである。
また、本発明に係る画像形成装置は、
前記定着装置を有することを特徴とするものである。
本発明に係る定着装置及び画像形成装置によれば、エアー分離機構のエアーが吹き付けられることによるトナー固着、部材の熱変形等を抑制し、用紙汚れや画像不良を防止することが出来る。
本発明に係る画像形成装置の全体構成図である。 本発明に係る定着装置の拡大断面図である。 加圧ローラの離間機構を示す説明図である。 吐出口の方向が変更された状態を示す説明図である。
[画像形成装置の概要]
図1は、本発明に係る画像形成装置Xの全体構成図である。
画像形成装置Xは画像形成装置本体GHと画像読取装置YSとから構成される。画像形成装置本体GHは複数組の画像形成部10Y、10M、10C、10K、ベルト状の中間転写ベルト5、給紙搬送部、定着装置8等からなる。
画像形成装置本体GHの上部には、自動原稿送り装置201と原稿画像走査露光装置202から構成される画像読取装置YSが設置されている。自動原稿送り装置201の原稿台に載置された原稿dは搬送部により搬送され、原稿画像走査露光装置202の光学系により原稿dの片面又は両面の画像が走査露光され、ラインイメージセンサCCDに読み込まれる。
ラインイメージセンサCCDにより光電変換されて形成された信号は、画像処理部において、アナログ処理、A/D変換、シェーディング補正、画像圧縮処理等が行われた後、露光部3Y、3M、3C、3Kに送られる。
イエロー(Y)色の画像を形成する画像形成部10Yは、感光体ドラム1Yの周囲に帯電部2Y、露光部3Y、現像部4Y、クリーニング部7Yを配置している。画像形成部10M、10C、10Kは画像形成部10Yとほぼ同様の構成となっている。現像部4Y、4M、4C、4Kは、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)及び黒(K)の小粒径のトナーとキャリアからなる2成分現像剤を内包する。トナーは発色剤となる顔料若しくは染料と、定着後に定着ベルト81からのトナーの剥離を助けるワックスと、これらを保持するバインダー樹脂とからなる。
中間転写ベルト5は、複数のローラにより巻回され、回動可能に支持されている。
定着装置8は、加熱された定着ベルト81と加圧ローラ84との間に形成されたニップ部で用紙Pのトナー像を加熱・加圧して定着する。
画像形成部10Y、10M、10C、10Kより形成された各色の画像は、回動する中間転写ベルト5に転写部6Y、6M、6C、6Kにより逐次転写されて、カラーのトナー像が形成される。給紙カセット20内に収容された用紙Pは、給紙部21により給紙され、給紙ローラ22A、22B、22C、22D、レジストローラ23等を経て、転写部6Aに搬送され、用紙Pにカラーのトナー像が転写される。カラーのトナー像が転写された用紙Pは定着装置8において加熱・加圧され、カラーのトナー像が用紙Pに定着される。その後、排紙ローラ24に挟持されて排紙トレイ25に載置される。
転写部6Aにより用紙Pにカラーのトナー像を転写された後、用紙Pを剥離した中間転写ベルト5は、クリーニング部7Aにより残留したトナーが除去される。
[定着装置の概要]
次に、本発明に係る定着装置8について詳しく説明する。図2は、本発明に係る定着装置8の拡大断面図である。
定着装置8は、外枠を複数のフレーム部材から構成される定着フレーム8Fで構成されている。定着装置8を構成する各部材は直接又は間接的に定着フレーム8Fに支持されている。定着フレーム8Fはスライドレール等の案内機構で移動可能に支持され、定着装置8は手前方向(図1、図2の紙面手前方向)に画像形成装置Xの外に引き出すことが可能となっている。
加熱部材である定着ベルト81は無端状に形成され、例えば、基体として厚さ70μmのPI(ポリイミド)を用い、基体の外周面を弾性層として厚さ200μmの耐熱性のシリコンゴム(硬度JIS−A30°)で被覆し、更に、表層に厚さ30μmの耐熱性樹脂であるPFA(パーフルオロアルコキシ)のコーティングをしている。
定着ベルト81は、加熱ローラ82と定着ローラ83に張架されている。
加熱ローラ82は、定着ベルト81を加熱するハロゲンヒータ82Aを内蔵し、例えば、アルミニウム等から形成された肉厚4mmの円筒状の芯金82Bの外周面を、厚さ30μmのPTFEでコーティングした樹脂層82Cで被覆している。なお、ハロゲンヒータ82Aは異なった紙幅に対応するために例えば1200Wのもの2本、750Wのもの2本、500Wのもの1本より構成され、用紙の異なる紙幅に対応させて軸方向に異なる発熱分布になるように配置されている。
定着ローラ83は、定着ベルト81と加圧ローラ84との間にニップ部Nを形成するために、加圧ローラ84と対向して配置される。つまり、本実施形態では、加圧ローラ84は本発明における加圧部材に相当する。定着ローラ83は鉄等の金属から形成された中実の芯金83Aを、弾性層83Bとして厚さ20mmの耐熱性のシリコンゴムで被覆し、更に、厚さ30μmの低摩擦で耐熱性樹脂であるPTFEでコーティングした樹脂層83Cで被覆している。
加熱ローラ82の周辺には、定着ベルト81に非接触の状態で定着ベルト81の温度を検知する温度検知センサSEが設置されている。温度検知センサSEの検知結果によりハロゲンヒータ82AのON・OFF制御がなされ、定着ベルト81は定着動作に適切な温度に維持されている。
定着ベルト81に当接する加圧ローラ84は、画像形成装置Xへの電源投入直後の昇温時間を短縮するため加熱手段としてハロゲンヒータ84Aを内蔵し、アルミニウム等から形成された肉厚4mmの円筒状の芯金84Bの外周面を、弾性層84Cとして厚さ1mmの耐熱性のシリコンゴム(硬度JIS−A30°)で被覆し、更に、厚さ30μmのPFAチューブの樹脂層84Dで被覆している。外径寸法は90mmである。不図示の付勢手段により、加圧ローラ84は定着ベルト81や定着ローラ83に対して加圧されている。
以上の構成において、不図示の駆動手段によって加圧ローラ84が反時計方向(図2におけるx方向)に回転すると、定着ベルト81、加熱ローラ82、定着ローラ83が時計方向(図2におけるy方向)に回動・回転する。
定着ベルト81は当接する加熱ローラ82を介してハロゲンヒータ82Aにより加熱され、加圧ローラ84もハロゲンヒータ84Aによって加熱される。そして、定着ローラ83に巻回された定着ベルト81と加圧ローラ84との間に形成されたニップ部Nで、給紙された用紙が加熱・加圧され、用紙上のトナー像が定着される。
[エアー分離機構の概要]
定着装置8ではニップ部Nから排出される用紙に対してエアーを吹き付けて定着ベルト81から用紙を分離するエアー分離部が設置されている。エアー分離部は、図2に示す吸引ファンF、第1ダクト121、第2ダクト131から構成されている。
第1ダクト121は伸縮性のある可撓部材により形成されており、第2ダクト131は鉄等の金属で形成されている。第1ダクト121の端部は第2ダクト131の端部に固着されており、後述するように第2ダクト131が可動しても第1ダクト121が変形して第1ダクト121の開口部121bと第2ダクト131の開口部131aとの間からエアーが漏れることない。
図2に示すように、第1ダクト121の開口部121aは、吸引ファンFに直接または連通ダクト(不図示)を介して接続されている。また、第1ダクト121のもう一方の開口部121bは第2ダクト131の開口部131aに接続されている。
第2ダクト131のもう一方の開口部である吐出口131bは、ニップ部Nの近くに設置されている。吸引ファンFより送られたエアーは第1ダクト121、第2ダクト131の内部を図2に示す矢印方向に流れて吐出口131bから排出され、ニップ部Nから排出される用紙の先端付近に対して吹き付けられる。これにより用紙と定着ベルト81との間にエアーが入り込み、用紙が定着ベルト81から適切に分離して用紙の巻き付きを防止出来る。また、吸引ファンF、第1ダクト121、第2ダクト131から構成されるエアー分離部により用紙を定着ベルト81から分離することにより、定着ベルト81の表面に分離爪等の部材を接触させずに用紙を分離させることが出来るため、定着ベルト81の表面を損傷させることはない。
エアー分離部により定着ベルト81から分離された用紙は、上ガイド211、下ガイド212、213によりガイドされ、搬送ローラR1、R2により挟持されて定着装置8の搬送方向下流側に位置する排紙ローラ24(図1参照)の方向に搬送される。
[加圧ローラの離間機構]
次に加圧ローラ84の離間機構について説明する。定着装置8では定着動作以外の時間において加圧ローラ84を定着ベルト81や定着ローラ83から離間させている。
図3は、加圧ローラ84の離間機構を示す説明図である。
加圧ローラ84の離間機構は、定着ベルト81と加圧ローラ84との当接を解除し、加圧ローラ84を定着ベルト81や定着ローラ83から離間する。つまり、本実施形態では、加圧ローラ84の離間機構は、本発明における当接解除部と吐出口変更部に相当する。なお、本実施形態では、例えば、加圧ローラ84の離間機構は、加圧ローラ保持板85、カム86A、カム軸86B、端部コロ87、回動中心軸88、突起板89により構成される。
加圧ローラ保持板85は加圧ローラ84を回転可能に保持している。加圧ローラ保持板85には、端部コロ87、回動中心軸88、突起板89が設置されており、加圧ローラ保持板85の回動とともに加圧ローラ84、端部コロ87等が回動する。
加圧ローラ84の離間機構により定着ベルト81と加圧ローラ84との当接を解除する場合は、カム86Aがカム軸86Bを中心にして図3に示す状態から図3のa方向に回転する。カム86Aがa方向に回転すると、カム86Aの周面が加圧ローラ保持板85の端部に固定された端部コロ87の周面に接触し、端部コロ87をb方向に移動させる。その結果、加圧ローラ保持板85が回動中心軸88を中心に回動するとともに加圧ローラ保持板85に保持された加圧ローラ84がc方向に回動し、加圧ローラ84が定着ベルト81や定着ローラ83から離間されることとなる。
[吐出口の方向の変更動作]
次にエアー分離部における吐出口131bの方向の変更動作について説明する。
前述したように、エアー分離部では吸引ファンFにより定着装置8の外からエアーを吸引して吐出口131bからエアーを吹き付けているが、用紙を分離する動作の待機中に吸引ファンFの回転が停止していると第1ダクト121、第2ダクト131(図2参照)からハロゲンヒータ82A等の熱が吸引ファンFに伝達され、吸引ファンFが故障したり、吸引ファンFの耐久性が低下したりする恐れがある。そこで、定着装置8では分離動作の待機中を含めて常時、吸引ファンFを回転させている。
しかし、吐出口131bの方向を変更せずに吸引ファンFを回転させて加圧ローラ84を定着ベルト81や定着ローラ83から離間させると、吐出口131bから吹き付けられるエアーが加圧ローラ84と定着ベルト81との間から転写部6Aや中間転写ベルト5に流れてしまう。当該エアーは定着装置8から流れるため温度が高く、転写部6Aや中間転写ベルト5を加熱することとなる。その結果、転写部6Aや中間転写ベルト5に残存するトナーが溶融して転写部6A等に付着して、用紙汚れや画像不良が発生する恐れがある。また、転写部6Aを加熱すると転写部6Aが熱膨張により変形してしまい、適切な転写動作を実行できない恐れもある。
そこで、定着装置8では定着ベルト81と加圧ローラ84との当接を解除する際に、吐出口131bの方向を変更するようにしている。以下、この点について説明する。
図3に示すように加圧ローラ保持板85には突起板89が設置されており、突起板89の先端89Hは第2ダクトの端部131Hに接触している。
図3に示す状態からカム86Aがカム軸86Bを中心にしてa方向に回転すると、カム86Aの周面が端部コロ87の周面に接触し、端部コロ87をb方向に移動させる。その結果、加圧ローラ保持板85が回動中心軸88を中心に回動するとともに突起板89が回動し、突起板89の先端89Hが第2ダクト131の端部131Hをd方向に押し上げる。第2ダクト131の端部131Hがd方向に押し上げられると、第2ダクト131は所定の位置を中心に回動し、第2ダクト131の吐出口131bの方向が変更される。
前述したように、図3に示す状態からカム86Aがカム軸86Bを中心にしてa方向に回動すると加圧ローラ84が定着ベルト81や定着ローラ83から離間されるため、加圧ローラ84の離間動作と連動して、吐出口131bの方向が変更されるようになっている。
図4は、吐出口131bの方向が変更された状態を示す説明図である。図4では図3と比較して、加圧ローラ保持板85、カム86A、カム軸86B、端部コロ87、回動中心軸88、突起板89を省略している。
図4で示すように、加圧ローラ84の離間機構により、定着ベルト81と加圧ローラ84との当接が解除される際に、第2ダクト131が回動して吐出口131bの方向が図4に示す方向に変更する。
このように吐出口131bの方向が変更されることにより、吸引ファンFが回転して吐出口131bからエアーが吹き付けられても、当該エアーは定着ベルト81と加圧ローラ84との間の領域Rから転写部6A等に流れにくくなる。
その結果、転写部6Aや中間転写ベルト5に残存するトナーが溶融して転写部6A等に付着するようなことは軽減され、用紙汚れや画像不良の発生を抑制することが出来る。また、転写部6Aが熱膨張により変形するようなことも抑制され、適切な転写動作を実行してなく良好な画像形成を行うことが出来る。
なお、吐出口131bの方向を変更する場合、加熱ローラ82が設置された側に方向を変更するようにすると吐出口131bから吹き出されるエアーにより加熱ローラ82や定着ベルト81が冷やされてしまい、定着動作のウォーミングアップ時間が多くかかってしまう可能性がある。従って、吐出口131bは図4に示すように加圧ローラ84が設置された側へ方向を変更することが好ましい。
以上、図1〜図4を用いて本発明を説明したが、本発明は当該実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲における変更や追加があっても本発明に含まれる。
本実施形態における定着装置8では、加圧ローラ84の離間機構により定着ベルト81と加圧ローラ84の離間動作に連動させて吐出口131bの方向を変更するようにしているが、定着ベルト81と加圧ローラ84とを離間する離間機構と、吐出口131bの方向を変更する変更機構を個別に設け、離間機構により定着ベルト81と加圧ローラ84とを離間する際に、個別に変更機構を動作させて吐出口131bの方向を変更するようにしても良い。
X 画像形成装置
F 吸引ファン
8 定着装置
81 定着ベルト
82 加熱ローラ
83 定着ローラ
84 加圧ローラ
85 加圧ローラ保持板
86A カム
86B カム軸
87 端部コロ
88 回動中心軸
89 突起板
121 第1ダクト
131 第2ダクト
131b 吐出口

Claims (3)

  1. トナー像が担持された用紙を加熱する加熱部材と、
    トナー像が担持された用紙を挟むニップ部を前記加熱部材に当接することにより形成する加圧部材と、
    前記ニップ部から排出される用紙に対して吐出口からエアーを吹き付け、前記加熱部材から用紙を分離するエアー分離部と、
    前記加熱部材と前記加圧部材との当接を解除する当接解除部と、
    当該当接解除部により前記加熱部材と前記加圧部材との当接を解除する際に、前記吐出口の方向を変更する吐出口変更部と、
    を有することを特徴とする定着装置。
  2. 前記吐出口変更部は、前記吐出口の方向を前記加圧部材が設置された側に変更することを特徴とする請求項1に記載の定着装置。
  3. 請求項1又は2に記載された定着装置を有することを特徴とする画像形成装置。
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