JP2011242213A - 通電検査用プローブ - Google Patents

通電検査用プローブ Download PDF

Info

Publication number
JP2011242213A
JP2011242213A JP2010113374A JP2010113374A JP2011242213A JP 2011242213 A JP2011242213 A JP 2011242213A JP 2010113374 A JP2010113374 A JP 2010113374A JP 2010113374 A JP2010113374 A JP 2010113374A JP 2011242213 A JP2011242213 A JP 2011242213A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
arm
probe
connecting portion
needle tip
arm portion
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2010113374A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5480717B2 (ja
Inventor
Kazuki Saito
一樹 西東
Tomoki Kataoka
知樹 片岡
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Japan Aviation Electronics Industry Ltd
Original Assignee
Japan Aviation Electronics Industry Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Japan Aviation Electronics Industry Ltd filed Critical Japan Aviation Electronics Industry Ltd
Priority to JP2010113374A priority Critical patent/JP5480717B2/ja
Publication of JP2011242213A publication Critical patent/JP2011242213A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5480717B2 publication Critical patent/JP5480717B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Testing Of Individual Semiconductor Devices (AREA)
  • Measuring Leads Or Probes (AREA)

Abstract

【課題】第2方向における設置スペースの増大および機械的強度の低下を回避しつつ、より大きなオーバードライブ量を確保する通電検査用プローブを提供すること。
【解決手段】第1連結部120と第2連結部130と第1アーム部140と第2アーム部150とを備え、針先部110は、第1アーム部140または第1連結部120により支持され、第1アーム部140および第2アーム部150の少なくとも一方は、第1方向X1および第2方向X2により規定される平面内で曲げられて第1方向X1に沿って起伏を繰り返すバネ領域170を有している通電検査用プローブ100。
【選択図】図3

Description

本発明は、被検査体の通電検査に用いられる通電検査用プローブに関する。
一般に、半導体集積回路のような被検査体の製造時には、被検査体が仕様書通りに製造されているか否かを検査する通電検査が行われる。
この種の通電検査は、被検査体の電極に個々に押圧される複数の接触子すなわちプローブを備えた、プローブカード、プローブブロック、プローブユニット等、電気的接続装置を用いて行われる。
従来、通電検査用のプローブとして、図14に示すように、第1方向X1に間隔をおいて第2方向X2へ延びる第1アーム部540および第2アーム部550と、第1アーム部540および第2アーム部550をそれらの先端部側および基端部側においてそれぞれ連結する第1連結部520および第2連結部530と、第1連結部520の第1方向X1における一方側に続く針先部510とを備え、第2アーム部550の全体を弧状とされている通電検査用プローブ500が知られている(例えば、特許文献1参照。)。
ところが、特許文献1に記載される従来の通電検査用プローブ500は、第2アーム部550が湾曲しているに過ぎないから、第2アーム部550の実質的な長さを充分には確保できず、オーバードライブ量(被検査体が針先部510を押圧した際の第1方向X1における針先部510の変位量)を大きくして第1アーム部540および第2アーム部550を大きく弾性変形させようとすると、第1アーム部540および第2アーム部550の少なくとも一方において破断が生じるという問題があった。
特に、集積回路用のマイクロプローブの場合、第1アーム部540および第2アーム部550の断面積が著しく小さいため、第1アーム部540および第2アーム部550の機械的強度が弱く、その結果、オーバードライブ量を大きくして、第1アーム部540および第2アーム部550を大きく弾性変形させることが難しい。
さらに、オーバードライブ量を大きくすることができないと、第1方向X1における針先部510の高さ位置を高精度に一致させなければ、正確な検査をすることができない。
そこで、前述したオーバードライブ量の増大を目的として考案された発明として、特許文献2に記載された通電検査用プローブ600が知られている。
この特許文献2に記載された通電検査用プローブ600は、図15に示すように、第1方向X1に間隔をおいて第2方向X2へ伸びる第1アーム部640および第2アーム部650と、第1アーム部640および第2アーム部650をそれらの先端部側および基端部側においてそれぞれ連結する第1連結部620および第2連結部630と、第1連結部620の第1方向X1における一方側に続く針先部610とを含み、第1アーム部640および第2アーム部650は、波状に湾曲形成されている。
WO2004/102207号公報 特開2006−189370号公報
ところが、従来の通電検査用プローブ600は、図15に示すように、第1アーム部640および第2アーム部650が、荷重作用方向(第1方向X1)とは異なる第2方向X2に沿って起伏を繰り返す波形状で形成されているため、針先部610への荷重作用時(被検査体と針先部610との接触時)に、第1アーム部640および第2アーム部650が第1方向X1へのバネ性を発揮することはなかった。
そのため、従来の通電検査用プローブ600は、第1アーム部640および第2アーム部650を波状に形成することにより、単に、第1アーム部640および第2アーム部650の実質的な寸法長さを大きくして、オーバードライブ量を稼いでいるに過ぎず、より大きなオーバードライブ量を必要とする場合には更なる工夫を要するという問題があった。
また、より大きなオーバードライブ量を確保しようとする場合、第2方向X2における第1アーム部640および第2アーム部650の長さを増大させることや、通電検査用プローブ600全体の厚みを薄く形成することが考えられるが、その場合、第2方向X2における通電検査用プローブ600の設置スペースの増大や、機械的強度の低下という他の問題が生じることになる。
そこで、本発明は、従来の問題を解決するものであって、すなわち、本発明の目的は、第2方向における設置スペースの増大および機械的強度の低下を回避しつつ、より大きなオーバードライブ量を確保する通電検査用プローブを提供することである。
本発明の通電検査用プローブは、プローブ基端側で片持ち梁状に支持され、プローブ先端側に設けられた針先部を被検査体の電極に接触させて被検査体の通電検査を行う通電検査用プローブであって、前記針先部と被検査体とが相対的に接近する第1方向に関して相互に間隔をおいて配置される第1アーム部および第2アーム部と、前記第1方向に直交する第2方向に関して相互に間隔をおいて配置され、前記第1アーム部および前記第2アーム部をプローブ先端側およびプローブ基端側でそれぞれ連結する第1連結部および第2連結部とを備え、前記針先部は、前記第1アーム部または前記第1連結部により支持され、前記第1アーム部および前記第2アーム部の少なくとも一方は、前記第1方向および第2方向により規定される平面内で曲げられて前記第1方向に沿って起伏を繰り返すバネ領域を有していることにより、前述した課題を解決したものである。
なお、本発明の通電検査用プローブで意味するところの「第1方向に沿って起伏を繰り返すバネ領域」とは、起伏を1セットとして見た場合に起伏のセットを1つ以上有しているものを意味し、また、その起伏が規則的に繰り返されるバネ領域、その起伏がランダムに繰り返されるバネ領域のいずれをも含むものであり、その具体的形状は、第1方向を上下方向とした場合にS字状または逆S字状を呈するものや、波状に形成されたもの等の如何なるものであってもよい。
本発明の通電検査用プローブは、第1アーム部および第2アーム部の少なくとも一方が、荷重作用方向(第1方向)に沿って起伏を繰り返すバネ領域を有していることにより、当該アーム部の実質的な長さ寸法を大きく確保するとともに、針先部への荷重作用時(被検査体と針先部との接触時)に当該アーム部に形成された各アーム曲げ部が弾性変形してバネ領域が良好なバネ性を発揮するため、オーバードライブ量を増大させて、被検査体の電極と針先部との間における接触信頼性を向上できる。
また、針先部への荷重作用時に、アーム曲げ部を弾性変形させて、アーム曲げ部の曲げ角度を変化させ易くなることにより、当該アーム部の第2連結部側の端部と第1連結部側の端部との間の直線距離(リンク長)を変化させ易くなるため、第1アーム部と第2アーム部と第1連結部と第2連結部の4つのリンクで構成される4節リンク機構のうち、1つまたは2つのリンク(第1アーム部および/または第2アーム部)のリンク長を変化させて、針先部の第1方向に対する傾斜角度を変化させ易くなる。
本発明の第1実施例である通電検査用プローブの仕様態様図である。 通電検査用プローブを示す斜視図である。 非荷重作用時における通電検査用プローブを示す平面図である。 荷重作用時における通電検査用プローブを示す平面図である。 非荷重作用時における通電検査用プローブのリンク機構を誇張して示す模式図である。 荷重作用時における通電検査用プローブのリンク機構を誇張して示す模式図である。 本発明の第1実施例の変形例である通電検査用プローブを示す平面図である。 本発明の第2実施例である通電検査用プローブを示す斜視図である。 非荷重作用時における通電検査用プローブを示す平面図である。 荷重作用時における通電検査用プローブを示す平面図である。 非荷重作用時における通電検査用プローブのリンク機構を誇張して示す模式図である。 荷重作用時における通電検査用プローブのリンク機構を誇張して示す模式図である。 本発明の第2実施例の変形例である通電検査用プローブを示す平面図である。 従来の通電検査用プローブを示す平面図である。 他の従来の通電検査用プローブを示す平面図である。
以下に、本発明の第1実施例である通電検査用プローブ100を図面に基づいて説明する。
まず、本発明の第1実施例である通電検査用プローブ100は、プローブ基端側で検査機器(図示しない)により片持ち梁状に支持され、プローブ先端側に設けられた針先部110を被検査体(図示しない)の電極(図示しない)に接触させて被検査体の通電検査を行うものである。
以下の説明においては、針先部110と被検査体とが相対的に接近または離間する方向を第1方向X1、第1方向X1に直交する方向を第2方向X2、第1方向X1および第2方向X2に直交する方向を第3方向X3と規定する。
通電検査用プローブ100は、燐青銅から成形された平坦なブレードタイプのプローブであり、図1に示すように、検査機器の基板B上に、第3方向X3に所定間隔で並列状に複数配設されている。
通電検査用プローブ100は、図2および図3に示すように、第1方向X1に延びる針先部110と、第1方向X1に延びて針先部110を支持するプローブ先端側の第1連結部120と、第2方向X2に関して第1連結部120との間に間隔をおいて配置され、第1方向X1に延びるプローブ基端側の第2連結部130と、被検査体側で第1連結部120と第2連結部130とを連結する第1アーム部140と、第1方向X1に関して第1アーム部140との間に間隔をおいて配置され、基板B側で第1連結部120と第2連結部130とを連結する第2アーム部150と、第2連結部130に連設されて基板Bにより保持される被保持部160とを一体に備えている。
第1アーム部140は、図2および図3に示すように、直線状に第2方向X2に延びている。
第1アーム部140の第1連結部120側の端部140aと第2連結部130側の端部140bとは、図3に示すように、第1方向X1における高さが一致している。
なお、図3および図4に示す点線140a、140bは、第1アーム部140の端部を明確にするために仮想的に施したものである。
第2アーム部150は、図3に示すように、U字状に屈曲した第1アーム曲げ部151と、U字状に屈曲した第2アーム曲げ部152と、約150°の曲げ角度で屈曲する第3アーム曲げ部153と、約150°の曲げ角度で屈曲する第4アーム曲げ部154と、第2方向X2に延びて第1連結部120と第1アーム曲げ部151とを連結する直線状の第1アーム繋ぎ部155と、第2方向X2に延びて第1アーム曲げ部151と第2アーム曲げ部152とを連結する直線状の第2アーム繋ぎ部156と、第2方向X2に延びて第2アーム曲げ部152と第3アーム曲げ部153とを連結する直線状の第3アーム繋ぎ部157と、第2方向X2に対して約30°の傾斜角度を有した状態で延びて第3アーム曲げ部153と第4アーム曲げ部154とを連結する直線状の第4アーム繋ぎ部158と、第2方向X2に延びて第4アーム曲げ部154と第2連結部130とを連結する直線状の第5アーム繋ぎ部159とを有している。
第1アーム曲げ部151は、図3に示すように、その内周面が第2方向X2側(第1連結部120側)を向いており、また、第2アーム曲げ部152は、その内周面が第2方向X2側(第2連結部130側)を向いている。
第2アーム部150の第1連結部120側の端部150aと第2連結部130側の端部150bとは、図3に示すように、第1方向X1における高さが一致している。
なお、図3および図4に示す点線150a、150bは、第2アーム部150の端部を明確にするために仮想的に施したものである。
第2アーム部150の第1アーム曲げ部151と第2アーム曲げ部152と第1アーム繋ぎ部155と第2アーム繋ぎ部156と第3アーム繋ぎ部157とは、図3に示すように、第1方向X1を上下方向とした場合に、第1方向X1および第2方向X2により規定される平面内で曲げられて第1方向X1に沿って起伏を繰り返すS字状のバネ領域170を構成している。
そして、第2アーム部150の第1アーム繋ぎ部155と第2アーム繋ぎ部156と第3アーム繋ぎ部157とは、図3に示すように、第1方向X1に関して相互に重なり合っている。
第2アーム繋ぎ部156は、図3に示すように、第1アーム繋ぎ部155より基板B側に配置されているとともに、第3アーム繋ぎ部157は、第2アーム繋ぎ部156より基板B側に配置されている。
図5等に示すように、第1アーム部140の第1連結部120側の端部140aと第2連結部130側の端部140bとの間の直線距離(以下、リンク長と称する)D1と、第2アーム部150の第1連結部120側の端部150aと第2連結部130側の端部150bとの間のリンク長D2とは、ほぼ同じ長さに設定されている。
以下に、針先部110に荷重が作用した時(被検査体と針先部110との接触時、以下、荷重作用時と称する)における通電検査用プローブ100の作用について、図4等に基づいて説明する。
第1アーム部140は、荷重作用時、図4に示すように、第2連結部130側の端部140bを固定端として、第1方向X1の基板B側に向けて撓む。
第2アーム部150は、荷重作用時、図4に示すように、第1アーム部140と同様に、第2連結部130側の端部150bを固定端として、第1方向X1の基板B側に向けて撓む。
同時に、第1アーム曲げ部151および第2アーム曲げ部152は、荷重作用時にその曲げ角度が小さくなる(閉じる)ように弾性変形する、換言すると、第1アーム曲げ部151は、第1アーム繋ぎ部155と第2アーム繋ぎ部156とが相互に接近するように、弾性変形し、また、第2アーム曲げ部152は、第2アーム繋ぎ部156と第3アーム繋ぎ部157とが相互に接近するように、弾性変形する。
そして、第1アーム部140と第2アーム部150とを比較した場合、第2アーム部150は、全体の撓みに加えて、第1アーム曲げ部151および第2アーム曲げ部152が、その曲げ角度が小さくなる(閉じる)ように弾性変形するため、非荷重作用時の第2アーム部150のリンク長D2と荷重作用時における第2アーム部150のリンク長D2’との間の差は、非荷重作用時の第1アーム部140のリンク長D1と荷重作用時における第1アーム部140のリンク長D2’との間の差よりも、大きくなる。
図5および図6に、非荷重作用時および荷重作用時における通電検査用プローブ100
のリンク機構を模式的かつ誇張して示す。
図5に示すように、非荷重作用時には、非荷重作用時の第1アーム部140のリンク長D1と非荷重作用時の第2アーム部150のリンク長D2とは、同じ長さで設定されている。
そして、図6に示すように、荷重作用時には、前述したように、非荷重作用時の第2アーム部150のリンク長D2と荷重作用時における第2アーム部150のリンク長D2’との間の差は、非荷重作用時の第1アーム部140のリンク長D1と荷重作用時における第1アーム部140のリンク長D1’との間の差よりも大きくなる。
そのため、第1方向X1に対する第1連結部120の傾斜角度は、仮に第2アーム部150を第1アーム部140と同一形状のアーム部に置き換えた場合の第1連結部120’’の傾斜角度よりも大きくなる。
そして、第1方向X1に対する第1連結部120の傾斜角度が大きくなるため、スクラブ量(針先部110の第2方向X2への変位量)が大きくなる。
なお、このスクラブ量は、針先部110により被検査体の電極の表面酸化膜を擦り取るために、一定値以上を確保する必要があり、また、同時に、被検査体の電極の表面に形成されるスクラブ痕を小さくするとともに被検査体の電極の位置から針先部110が逸脱しないように、一定値以下に設定する必要がある。
なお、図6の符号D1’は、荷重作用時の第1アーム部140のリンク長を示している。
荷重作用時の第1アーム部140のリンク長D1’は、荷重作用時における第1アーム部140の撓みに起因して、非荷重作用時の第1アーム部140のリンク長D1より僅かに短くなる。
また、図6の符号D2’’は、第2アーム部150を第1アーム部140と同一形状のアーム部に置き換えた場合における第2アーム部150のリンク長を示している。
このようにして得られた本実施例の通電検査用プローブ100は、第2アーム部150が、荷重作用方向(第1方向X1)に沿って起伏を繰り返すバネ領域170を有していることにより、第2アーム部150の実質的な長さ寸法を大きく確保するとともに、バネ領域170に対して第1方向X1に荷重が作用した際に、図4に示すように、第2方向X2に向けて開口する第1アーム曲げ部151および第2アーム曲げ部152の曲げ角度が小さくなる(閉じる)ようにバネ領域170が弾性変形して良好なバネ性を発揮するため、オーバードライブ量を増大させて、被検査体の電極と針先部110との間における接触信頼性を向上できる。
また、荷重作用時に、第1アーム曲げ部151および第2アーム曲げ部152を弾性変形させて、第1アーム曲げ部151および第2アーム曲げ部152の曲げ角度を変化させ易くなることにより、第2アーム部150の第2連結部130側の端部150bと第1連結部120側の端部150aとの間のリンク長D2を変化させ易くなるため、第1アーム部140と第2アーム部150と第1連結部120と第2連結部130の4つのリンクで構成される4節リンク機構のうち、1つのリンク(第2アーム部150)のリンク長D2を変化させて、針先部110の第1方向X1に対する傾斜角度を変化させ、針先部110のスクラブ量(第2方向X2への針先部110の変位量)を調整し易くなる。
また、バネ領域170は、第1方向X1を上下方向とした場合にS字状を呈していることにより、バネ領域170に形成される曲げ部分が第1アーム曲げ部151および第2アーム曲げ部152の2箇所に限定されるため、第1方向X1における第2アーム部150の長さ寸法を最小に留めることができ、第1方向X1における通電検査用プローブ100の小型化を実現できる。
上述した本発明の第1実施例である通電検査用プローブ100では、第2アーム部150が、第1方向X1に沿って起伏を1回のみ繰り返すS字状のバネ領域170を有しているものとして説明した。
しかしながら、この起伏の回数や具体的態様は如何なるものであってもよく、例えば、
第1方向X1に沿って起伏を2回繰り返すバネ領域170Aを有する第2アーム部150Aを備えた通電検査用プローブ100Aが、本発明の第1実施例の変形例の一例として挙げられる。
なお、図7においては、第1実施例と少なくとも略同じ形状を呈する部材については、第1実施例と同じ符号を付している。
次に、本発明の第2実施例である通電検査用プローブ200を図8乃至図12に基づいて説明する。
ここで、第2実施例である通電検査用プローブ200における第2アーム部250以外の構成は前述した内容と全く同じであるため、第1実施例の通電検査用プローブ100に関する明細書、および、図1乃至図6に示す100番台の符号を200番台の符号に読み替えることによって、第2アーム部250以外の構成についてはその説明を省略する。
まず、第2実施例の第2アーム部250は、図9に示すように、U字状に屈曲した第1アーム曲げ部251と、U字状に屈曲した第2アーム曲げ部252と、第2方向X2に延びて第1連結部220と第1アーム曲げ部251とを連結する直線状の第1アーム繋ぎ部255と、第2方向X2に延びて第1アーム曲げ部251と第2アーム曲げ部252とを連結する直線状の第2アーム繋ぎ部256と、第2方向X2に延びて第2アーム曲げ部252と第2連結部230とを連結する直線状の第3アーム繋ぎ部257とを有している。
第1アーム曲げ部251は、図9に示すように、その内周面が第2方向X2側(第1連結部220側)を向いており、また、第2アーム曲げ部252は、その内周面が第2方向X2側(第2連結部230側)を向いている。
第2アーム部250の第1連結部220側の端部250aは、図9に示すように、第2アーム部250の第2連結部230側の端部250bより、第1方向X1に関して基板B側に配置されている。
なお、図9および図10に示す点線250a、250bは、第2アーム部250の端部を明確にするために仮想的に施したものである。
また、同様に、図9および図10に示す点線240a、240bは、第1アーム部240の端部を明確にするために仮想的に施したものである。
第2アーム部250の第1アーム曲げ部251と第2アーム曲げ部252と第1アーム繋ぎ部255と第2アーム繋ぎ部256と第3アーム繋ぎ部257とは、図8および図9に示すように、第1方向X1を上下方向とした場合に、第1方向X1および第2方向X2により規定される平面内で曲げられて第1方向X1に沿って起伏を繰り返す逆S字状のバネ領域270を構成している。
そして、第2アーム部250の第1アーム繋ぎ部255と第2アーム繋ぎ部256と第3アーム繋ぎ部257とは、図9に示すように、第1方向X1に関して相互に重なり合っている。
第1アーム繋ぎ部255は、図9に示すように、第2アーム繋ぎ部256より基板B側に配置され、また、第2アーム繋ぎ部256は、第3アーム繋ぎ部257より基板B側に配置されている。
以下に、針先部210へ荷重が作用した時(被検査体と針先部210との接触時、以下、荷重作用時と称する)における通電検査用プローブ200の作用について、図10等に基づいて説明する。
第1アーム部240は、荷重作用時、図10に示すように、第2連結部230側の端部240bを固定端として、第1方向X1の基板B側に向けて撓む。
第2アーム部250は、荷重作用時、図10に示すように、第1アーム部240と同様に、第2連結部230側の端部250bを固定端として、第1方向X1の基板B側に向けて撓む。
同時に、第1アーム曲げ部251および第2アーム曲げ部252は、荷重作用時にその曲げ角度が大きくなる(開く)ように弾性変形する、換言すると、第1アーム曲げ部251は、第1アーム繋ぎ部255と第2アーム繋ぎ部256とが相互に離間するように、弾性変形し、また、第2アーム曲げ部252は、第2アーム繋ぎ部256と第3アーム繋ぎ部257とが相互に離間するように、弾性変形する。
図11および図12に、非荷重作用時および荷重作用時における通電検査用プローブ200のリンク機構を模式的かつ誇張して示す。
図10に示すように、荷重作用時には、第2アーム部250の第1アーム曲げ部251および第2アーム曲げ部252は、荷重作用時にその曲げ角度が大きくなる(開く)ように弾性変形する。
そのため、図12に示すように、第1方向X1に対する第1連結部220の傾斜角度は、仮に第2アーム部250を第1アーム部240と同一形状のアーム部に置き換えた場合の第1連結部220’’の傾斜角度よりも小さくなる。
そして、第1方向X1に対する第1連結部220の傾斜角度が小さくなるため、スクラブ量(針先部210の第2方向X2への変位量)が小さくなる。
なお、このスクラブ量は、針先部210により被検査体の電極の表面酸化膜を擦り取るために、一定値以上を確保する必要があり、また、同時に、被検査体の電極の表面に形成されるスクラブ痕を小さくするとともに被検査体の電極の位置から針先部210が逸脱しないように、一定値以下に設定する必要がある。
なお、図11の符号D1は、非荷重作用時の第1アーム部240のリンク長を示しており、図12の符号D1’は、荷重作用時の第1アーム部240のリンク長を示している。
荷重作用時の第1アーム部240のリンク長D1’は、荷重作用時における第1アーム部240の撓みに起因して、非荷重作用時の第1アーム部240のリンク長D1より僅かに短くなる。
また、図12の符号D2’は、荷重作用時の第2アーム部250のリンク長を示している。
また、図12の符号D2’’は、第2アーム部250を第1アーム部240と同一形状のアーム部に置き換えた場合における第2アーム部250のリンク長を示している。
このようにして得られた本実施例の通電検査用プローブ200は、第2アーム部250が、荷重作用方向(第1方向X1)に沿って起伏を繰り返すバネ領域270を有していることにより、第2アーム部250の実質的な長さ寸法を大きく確保するとともに、バネ領域270に対して第1方向X1に荷重が作用した際に、図10に示すように、第2方向X2に向けて開口する第1アーム曲げ部251および第2アーム曲げ部252の曲げ角度が大きくなる(開く)ようにバネ領域270が弾性変形して良好なバネ性を発揮するため、オーバードライブ量を増大させて、被検査体の電極と針先部210との間における接触信頼性を向上できる。
また、荷重作用時に、第1アーム曲げ部251および第2アーム曲げ部252を弾性変形させて、第1アーム曲げ部251および第2アーム曲げ部252の曲げ角度を変化させ易くなることにより、第2アーム部250の第2連結部230側の端部250bと第1連結部220側の端部250aとの間のリンク長D2を変化させ易くなるため、第1アーム部240と第2アーム部250と第1連結部220と第2連結部230の4つのリンクで構成される4節リンク機構のうち、1つのリンク(第2アーム部250)のリンク長D2を変化させて、針先部210の第1方向X1に対する傾斜角度を変化させ、針先部210のスクラブ量(第2方向X2への針先部210の変位量)を調整し易くなる。
また、バネ領域270が、第1方向X1を上下方向とした場合に逆S字状を呈していることにより、バネ領域270に形成される曲げ部分が第1アーム曲げ部251および第2アーム曲げ部252の2箇所に限定されるため、第1方向X1における第2アーム部250の長さ寸法を最小に留めることができ、第1方向X1における通電検査用プローブ200の小型化を実現できる。
上述した本発明の第2実施例である通電検査用プローブ200では、第2アーム部250が、第1方向X1に沿って起伏を1回のみ繰り返す逆S字状のバネ領域270を有しているものとして説明した。
しかしながら、この起伏の回数や具体的態様は如何なるものであってもよく、例えば、
第1方向X1に沿って起伏を2回繰り返すバネ領域270Aを有する第2アーム部250Aを備えた通電検査用プローブ200Aが、本発明の第2実施例の変形例の一例として挙げられる。
なお、図13においては、第2実施例と少なくとも略同じ形状を呈する部材については、第2実施例と同じ符号を付している。
上記の実施例では、バネ領域が、第1方向を上下方向とした場合にS字状または逆S字状を呈しているものとして説明したが、このバネ領域は、第1方向に沿って起伏を繰り返すものであれば如何なるものであってもよく、例えば、第1方向に沿って起伏を繰り返す波状のものであっても何ら構わない。
また、本発明の通電検査用プローブで意味するところの「第1方向に沿って起伏を繰り返すバネ領域」とは、起伏を1セットとして見た場合に起伏のセットを1つ以上有しているものを意味し、また、その起伏が規則的に繰り返されるバネ領域、その起伏がランダムに繰り返されるバネ領域のいずれをも含むものである。
また、上記の実施例では、第2アーム部のみが、バネ領域を有しているものとして説明したが、第1アーム部のみ、または、第1アーム部および第2アーム部の両方がバネ領域を有しているものとして構成してもよい。
また、上記の実施例では、通電検査用プローブの素材が、燐青銅であるものとして説明したが、具体的な素材については如何なるものであってもよく、例えば、ニッケル・リン合金(Ni−P)、ニッケル・タングステン合金(Ni−W)、ロジウム(Rh)、ニッケル(Ni)、パラジウム・コバルト合金(Pd−Co)、パラジウム・ニッケル・コバルト合金(Pd−Ni−Co)などの高い靱性を有する導電性の金属材料が挙げられる。
また、通電検査用プローブは、導電性の金属材料で成形することなく、樹脂などの非導電性の材料で形成し、表面上に導電性のめっきを施しても何ら構わない。
また、上記の実施例では、同一の素材から成形され通電検査用プローブの各部分が一体に成形されているものとして説明したが、一部を他の部分とは異なる素材から成形してもよく、例えば、接触部のみをタングステン(W)、ロジウム(Rh)、コバルト(Co)などの高い硬度の素材で成形しても何ら構わない。
また、針先部は、第1連結部により支持されているものとして説明したが、第1アーム部より支持されていても何ら構わない。
100、 200 ・・・ 通電検査用プローブ
110、 210 ・・・ 針先部
120、 220 ・・・ 第1連結部
130、 230 ・・・ 第2連結部
140、 240 ・・・ 第1アーム部
140a、240a ・・・ 第1連結部側の端部
140b、240b ・・・ 第2連結部側の端部
150、 250 ・・・ 第2アーム部
150a、250a ・・・ 第1連結部側の端部
150b、250b ・・・ 第2連結部側の端部
151、 251 ・・・ 第1アーム曲げ部
152、 252 ・・・ 第2アーム曲げ部
153 ・・・ 第3アーム曲げ部
154 ・・・ 第4アーム曲げ部
155、 255 ・・・ 第1アーム繋ぎ部
156、 256 ・・・ 第2アーム繋ぎ部
157、 257 ・・・ 第3アーム繋ぎ部
158 ・・・ 第4アーム繋ぎ部
159 ・・・ 第5アーム繋ぎ部
160、 260 ・・・ 被保持部
170、 270 ・・・ バネ領域
B ・・・ 基板
X1 ・・・ 第1方向
X2 ・・・ 第2方向
X3 ・・・ 第3方向

Claims (3)

  1. プローブ基端側で片持ち梁状に支持され、プローブ先端側に設けられた針先部を被検査体の電極に接触させて被検査体の通電検査を行う通電検査用プローブであって、
    前記針先部と被検査体とが相対的に接近する第1方向に関して相互に間隔をおいて配置される第1アーム部および第2アーム部と、前記第1方向に直交する第2方向に関して相互に間隔をおいて配置され、前記第1アーム部および前記第2アーム部をプローブ先端側およびプローブ基端側でそれぞれ連結する第1連結部および第2連結部とを備え、
    前記針先部は、前記第1アーム部または前記第1連結部により支持され、
    前記第1アーム部および前記第2アーム部の少なくとも一方は、前記第1方向および第2方向により規定される平面内で曲げられて前記第1方向に沿って起伏を繰り返すバネ領域を有していることを特徴とする通電検査用プローブ。
  2. 前記バネ領域は、前記第1方向および第2方向により規定される平面内で曲がった2つ以上のアーム曲げ部と、前記第1方向に関して相互に重なり合う2つ以上の部分とを有していることを特徴とする請求項1に記載の通電検査用プローブ。
  3. 前記バネ領域は、前記第1方向を上下方向とした場合にS字状または逆S字状を呈していることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の通電検査用プローブ。
JP2010113374A 2010-05-17 2010-05-17 通電検査用プローブ Expired - Fee Related JP5480717B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010113374A JP5480717B2 (ja) 2010-05-17 2010-05-17 通電検査用プローブ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010113374A JP5480717B2 (ja) 2010-05-17 2010-05-17 通電検査用プローブ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2011242213A true JP2011242213A (ja) 2011-12-01
JP5480717B2 JP5480717B2 (ja) 2014-04-23

Family

ID=45409030

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2010113374A Expired - Fee Related JP5480717B2 (ja) 2010-05-17 2010-05-17 通電検査用プローブ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5480717B2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014035335A (ja) * 2012-08-10 2014-02-24 Micronics Japan Co Ltd コンタクトプローブ及びプローブカード
JP2015045522A (ja) * 2013-08-27 2015-03-12 日置電機株式会社 コンタクトプローブおよび基板検査装置
CN111579835A (zh) * 2020-05-18 2020-08-25 武汉精毅通电子技术有限公司 一种适用于大电流高速信号测试的探针及连接器

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20210000009A (ko) 2019-06-24 2021-01-04 조석형 항균성과 가교특성을 동시에 부여하는 수용성 하이드로화이버 부직포 제조방법, 이로부터 제조된 수용성 하이드로화이버 부직포를 이용한 운드드레싱

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001091537A (ja) * 1999-09-24 2001-04-06 Isao Kimoto 接触子及びこれを用いた接触子組立体
JP2006189370A (ja) * 2005-01-07 2006-07-20 Micronics Japan Co Ltd 通電試験用プローブ

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001091537A (ja) * 1999-09-24 2001-04-06 Isao Kimoto 接触子及びこれを用いた接触子組立体
JP2006189370A (ja) * 2005-01-07 2006-07-20 Micronics Japan Co Ltd 通電試験用プローブ

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014035335A (ja) * 2012-08-10 2014-02-24 Micronics Japan Co Ltd コンタクトプローブ及びプローブカード
JP2015045522A (ja) * 2013-08-27 2015-03-12 日置電機株式会社 コンタクトプローブおよび基板検査装置
CN111579835A (zh) * 2020-05-18 2020-08-25 武汉精毅通电子技术有限公司 一种适用于大电流高速信号测试的探针及连接器
CN111579835B (zh) * 2020-05-18 2023-05-16 武汉精毅通电子技术有限公司 一种适用于大电流高速信号测试的探针及连接器

Also Published As

Publication number Publication date
JP5480717B2 (ja) 2014-04-23

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6110086B2 (ja) 接触検査装置
TWI679426B (zh) 微機電系統探針、製備其的方法以及使用微機電系統探針的測試裝置
JP6515877B2 (ja) プローブピン
US8029291B2 (en) Flat plate folding type coil spring, pogo pin and manufacturing method
KR101098320B1 (ko) 검사치구, 전극구조 및 전극구조의 제조방법
JP5480717B2 (ja) 通電検査用プローブ
JP6103821B2 (ja) 通電試験用プローブ
JP4571511B2 (ja) 通電試験用プローブ
CN109387763B (zh) 测试装置
US7928749B2 (en) Vertical probe comprising slots and probe card for integrated circuit devices using the same
JP2010539671A (ja) 半導体の電気機械的接点
KR101656922B1 (ko) 프로브 카드
JP2012173263A (ja) 電気的接触子及び電気的接触子ユニット
NL8303621A (nl) Kontaktmaakinrichting.
CN100387994C (zh) 探头卡
WO2012008541A1 (ja) コンタクトプローブおよびプローブユニット
JP6505420B2 (ja) プローブ及びプローブカード
US11019730B2 (en) Contact assembly
JP3908230B2 (ja) プローブ
KR20070086687A (ko) 통전 시험용 프로브
WO2012063858A1 (ja) プローブユニット
JP7226441B2 (ja) プローブピン
JP2010210340A (ja) 接触子およびこの接触子を備える垂直型プローブカード
KR100805947B1 (ko) 슬라이드형 접촉자
WO2024122229A1 (ja) プローブ

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20130418

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20130930

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20131002

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20131119

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20131204

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20140120

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20140205

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20140214

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5480717

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees