JP2011240899A - 制御装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】車両間を繋いで作動油を流通するホースを不要にできることで、ホースを支持したり保護したりする付帯作業を不要にしつつ、各車両の走行を応答性良く同調させることができる制御装置を提供すること。
【解決手段】各車両の管路9の圧力が取得され、制御装置50は、各車両の圧力を比較して得られる圧力差が所定範囲内にあるかを判断する。圧力差が所定範囲内にないと判断される場合に、各車両の圧力に基づいて油圧ポンプ8が供給する作動油量を調整し、車輪3aに回転駆動力を与える油圧モータ3bの回転速度を調整する。これにより、車両間を繋いで作動油を流通するホースを不要にすることができ、ホースを支持したり保護したりする付帯作業を不要にしつつ、各車両の走行を応答性良く同調させることができる。
【選択図】図3

Description

本発明は制御装置に関し、特に、車両間を繋いで作動油を流通するホースを不要にできることで、ホースを支持したり保護したりする付帯作業を不要にしつつ、各車両の走行を応答性良く同調させる制御装置に関するものである。
搬送物を搬送する車両として、独立して操舵可能な複数の車輪と、それら複数の車輪に回転駆動力を与える油圧モータと、その油圧モータに作動油を供給する油圧ポンプとを備えるものがある。このような車両として、例えば、特許文献1に開示されるものが知られている。搬送物の寸法が大きな場合や質量が大きな場合は、1台の車両で搬送することが困難なため、搬送物を複数の車両に担わせて搬送することがある。この場合、搬送物を安定して搬送するためには、複数の車両の走行を同調させる必要がある。
車両の走行を同調させるために、従来は、油圧モータと油圧ポンプとを有する各車両の油圧回路が連通するようにホースで接続し、この状態を維持したまま各車両を並進させていた。こうすることで、パスカルの原理から明らかなように、各車両の油圧回路の圧力を等しくすることができる。油圧ポンプは、油圧回路の圧力が等しくなるように油圧モータへ供給する作動油量を調整し、油圧モータは、供給された作動油量に比例して回転速度を変化させる。これにより、例えば、車両が旋回するときには、旋回内輪を駆動する油圧モータに供給される作動油量が少なくなり、旋回外輪を駆動する油圧モータに供給される作動油量が多くなる。その結果、旋回内輪を駆動する油圧モータの回転速度が遅くなり、旋回外輪を駆動する油圧モータの回転速度が速くなる。従って、複数の車両の走行を同調させることができる。
特許第3426786号公報
しかしながら、上記従来の技術では、各車両の油圧回路が連通するようにホースで接続し、その状態を維持したまま走行するので、走行中にホースが路面と擦れて損傷しないようにホースを支持したり保護したりする必要がある。車両間を繋ぐホースはある程度の質量があり、作動油が流通するとさらに質量が大きくなるため、ホースを支持する支持部材も機械的強度の大きなものが必要となる。このように機械的強度の大きな支持部材が必要となると共に、ホースを支持したり保護したりする付帯作業が煩雑であるという問題点があった。また、車両同士を接続するホースを通して油圧が伝達されるため、応答性に欠けるという問題点があった。
本発明は上述した問題点を解決するためになされたものであり、車両間を繋いで作動油を流通するホースを不要にできることで、ホースを支持したり保護したりする付帯作業を不要にしつつ、各車両の走行を応答性良く同調させることができる制御装置を提供することを目的とする。
課題を解決するための手段および発明の効果
この目的を達成するために、請求項1記載の制御装置によれば、圧力取得手段により車両および車両と並進する他の車両の圧力センサ装置により検出される圧力が取得され、圧力差判断手段により各車両の圧力を比較して得られる圧力差が所定範囲内にあるか判断される。油量調整手段は、その圧力差判断手段により圧力差が所定範囲内にないと判断される場合に、圧力の低い車両の油圧ポンプにより油圧モータに供給される作動油量を増加させることで、作動油量の増加に比例して油圧モータの回転速度を上げることができると共に、管路の圧力を高くすることができる。また、油量調整手段は、圧力の高い車両の油圧ポンプが供給する作動油量を減少させることで、作動油量の減少に比例して油圧モータの回転速度を下げることができると共に、管路の圧力を低くすることができる。
ここで、車両の管路に配設される油圧モータでは、油圧モータの回転速度が上がると(車両の走行速度が上がると)負荷が大きくなり、これに比例して管路の圧力が増加する。また、油圧モータの回転速度が下がると(車両の走行速度が下がると)負荷が小さくなり、これに比例して管路の圧力が低下する。さらに、油圧モータの回転速度は、油圧モータに供給される作動油量に比例する。
従って、圧力差判断手段により車両間の圧力差が所定範囲内にないと判断される場合に、油量調整手段により各車両の圧力に基づいて油圧モータに供給する作動油量が調整されることで、各車両の車輪に回転駆動力を与える油圧モータの回転速度が調整される。これにより、車両間を繋いで作動油を流通するホースを用いることなく、各車両の作動油の圧力が調整されるため、車両間を繋いで作動油を流通するホースを不要にできる。その結果、ホースを支持したり保護したりする付帯作業を不要にしつつ、各車両の走行を同調させることができる効果がある。
また、車両間を繋いで作動油を流通するホースを用いることなく、車両ごとの圧力を検出して油圧ポンプが供給する作動油量を調整するので、応答性を向上できる効果がある。
請求項2記載の制御装置によれば、旋回要求判断手段により車両に旋回要求があるか判断され、その旋回要求判断手段により車両に旋回要求があると判断される場合に、油量設定手段により、旋回内側に位置する車両の油圧ポンプにより油圧モータに供給される作動油量が、旋回外側に位置する車両の油圧ポンプにより油圧モータに供給される作動油量より少なく設定される。その結果、車両が旋回するときに、旋回内側を走行する車両の油圧モータの回転速度を、旋回外側を走行する車両の油圧モータの回転速度に比べて遅くすることができる。これにより、旋回内側に位置する車両の走行速度を、旋回外側に位置する車両の走行速度に比べて遅くすることができる。その結果、請求項1記載の制御装置の奏する効果に加え、旋回要求があると判断される場合に、旋回外側と旋回内側とに位置する複数の車両の走行を同調させることができる効果がある。
請求項3記載の制御装置によれば、旋回要求判断手段により車両に旋回要求があると判断される場合に、操舵角取得手段により車両および他の車両の操舵角が取得され、旋回半径算出手段により操舵角に基づき各車両の旋回半径が算出される。目標送油率算出手段により、他の車両の旋回半径を車両の旋回半径で除することにより他の車両の目標送油率が算出され、油量設定手段により、他の車両の作動油量が、目標送油率算出手段により算出された目標送油率に車両の作動油量を乗じた値に設定されるので、車両が旋回するときに、旋回内側を走行する車両の油圧モータの回転速度を、操舵角から算出される旋回半径に基づき、旋回外側を走行する車両の油圧モータの回転速度に比べて正確に遅くすることができる。その結果、請求項2記載の制御装置の奏する効果に加え、旋回外側と旋回内側とに位置する複数の車両の走行を、精度良く同調させることができる効果がある。
請求項4記載の制御装置によれば、油量設定手段による作動油量の設定は、油量調整手段による作動油量の調整の前に実行されるので、旋回内側を走行する車両の油圧モータの回転速度を、旋回外側を走行する車両の油圧モータの回転速度より遅くすることが、旋回要求があると判断される場合に迅速に行われる。その結果、請求項2又は3に記載の制御装置の奏する効果に加え、旋回要求があると判断される場合に、旋回外側と旋回内側とに位置する複数の車両の走行を、旋回の初期段階からスムーズに同調させることができる効果がある。
(a)は本発明の一実施の形態における車両の側面図であり、(b)は車両の底面図である。 搬送物が積載された車両の平面図である。 車両の油圧回路を示す模式図である。 車両の油圧回路を示す模式図である。 制御装置の電気的構成を示すブロック図である。 車両同調処理を示すフローチャートである。 (a)は主車両の旋回半径と操舵角との関係を示す模式図であり、(b)は第1副車両の旋回半径と操舵角との関係を示す模式図である。 圧力調整処理を示すフローチャートである。
以下、本発明の好ましい実施の形態について、添付図面を参照して説明する。まず、図1を参照して、本発明の制御装置50が搭載される車両1の概略構成を説明する。図1(a)は、本発明の一実施の形態における車両1の側面図であり、図1(b)は車両1の底面図である。なお、図1(b)では、駆動室4や運転室5などの図示が省略されている。また、複数ある同一の構成には、それら複数の構成のうちの一部の構成のみに符号を付して図面を簡略化している。
図1に示すように、車両1は、搬送物が積載される台部2の下方に複数の駆動ユニット3を備えている。駆動ユニット3は、左右の車輪3aと、その車輪3aに回転駆動力を与える油圧モータ3b(図3参照)とを備えて構成されている。各駆動ユニット3は、それぞれ独立して操舵可能に構成されている。
また、車両1は、台部2の長手方向の一端部(図1(a)左側)に設けられた駆動室4及び運転室5と、台部2の下方の複数個所に配設される走行ユニット6とを備えている。駆動室4は、油圧モータ3b(図3参照)に作動油を供給する油圧ポンプ8と、その油圧ポンプ8を駆動するエンジン7とが収容されている。走行ユニット6は、車両1に積載される搬送物の負荷荷重を駆動ユニット3と分散して配分するために設けられるものであり、左右の車輪6aを備え、駆動ユニット3の駆動力により車両1が走行されるときに従動される従動輪として構成されている。各走行ユニット6は、それぞれ独立して操舵可能に構成されている。
上述のように、駆動ユニット3及び走行ユニット6はそれぞれ独立して操舵可能に構成されているので、車両1の前方側の車輪3a,6aと後方側の車輪3a,6aとを同相にすることで、車両1を直進、斜行若しくは横行させることができ、車両1の前方の車輪3a,6aと後方の車輪3a,6aとを逆相にするか、前方または後方のいずれかの車輪3a,6aを操舵することで、車両1を旋回させることができる。
次に、図2を参照して、複数の車両1,11,21,31を並進させて搬送物を複数の車両1,11,21,31に担わせる場合について説明する。図2は搬送物(図示せず)が積載された車両1,11,21,31の平面図である。図2に示すように、4台の車両1,11,21,31が前後左右に並べられており、搬送物は、それら車両1,11,21,31の台部2に掛架されるように積載される。これにより、搬送物の寸法が大きな場合や質量が大きな場合でも、搬送することが可能となる。
4台の車両1,11,21,31は、運転室5を備える車両1(以下「主車両」と称することがある)及び運転室5が省略された3台の車両11,21,31(以下「それぞれ第1副車両、第2副車両及び第3副車両」と称することがある)で構成されており、車両1に搭載された制御装置50と、各車両1,11,21,31に搭載された制御装置60とが通信装置71,72(図5参照)を介して接続されている。第1〜第3副車両11,21,31は、運転室5及び制御装置50が省略されている以外は車両1(主車両1)と同様に構成されているため、詳細な説明を省略する。運転者は、主車両1の運転室5に設けられたアクセルペダル(図示せず)及びハンドル41(図5参照)を操作する。主車両1及び第1〜第3副車両11,21,31は、後述するように、主車両1の運転室5に設けられたアクセルペダル及びハンドルの操作に基づき、操舵や走行の操作がされる。
次に、図3を参照して、車両1を走行させる機能を担う油圧回路について説明する。図3は車両1の油圧回路を示す模式図である。なお、図3に示す油圧回路では、理解を容易とするために、車両1を走行させる機能を担う構成のみを図示している。また、各車両の構成は同様であるので、主車両1及び第1副車両11を図示し、第2副車両21及び第3副車両31の記載は省略する。
図3に示すように、車両(主車両1及び第1副車両11)は、エンジン7により駆動される油圧ポンプ8と、その油圧ポンプ8が作動油を供給する圧力管路9aと、圧力管路9aから並列に複数に分岐する分岐管路9bと、各分岐管路9bを流れる作動油を合流させ油圧ポンプ8に戻す戻し管路9cとを備えている。各分岐管路9bには、駆動ユニット3の車輪3aに回転駆動力を与える油圧モータ3bが配設されている。圧力管路9a及び戻し管路9cには、作動油の圧力を検出する圧力センサ10aが配設されている。
制御装置60は、車両の各部を制御するための装置であり、例えば、油圧ポンプ8は、アクセルペダル(図示せず)の操作状態に応じて制御装置60により作動制御される。主車両1に搭載された制御装置50は、通信装置71,72(図5参照)を介して、主車両1、第1副車両11、第2副車両21及び第3副車両31に搭載された制御装置60と接続されている。
次に、図4を参照して、車輪3a,6aを操舵する機能を担う油圧回路について説明する。図4は車両1の油圧回路を示す模式図である。なお、図4に示す模式図では、理解を容易とするために、車輪3aを操舵する機能を担う構成のみを図示している。また、各車両の構成は同様であるので、主車両1及び第1副車両11を図示し、第2副車両21及び第3副車両31の記載は省略する。また、以下に説明する車輪3a,6aを操舵する機能を担う油圧回路の構成は公知(例えば、特許文献1など)であるので、簡単に説明する。
図4に示すように、主車両1には制御装置50,60が搭載されている。操舵角センサ42aは、駆動ユニット3及び走行ユニット6に配設されており、各車輪3a,6aの操舵角を検出するセンサである。その出力信号は操舵角センサ装置42(図5参照)によって処理され、制御装置60を介して制御装置50に出力される。
制御装置50は、主車両1の「斜行」又は「旋回」の条件およびハンドル41(図5参照)の操作角に基づいて、主車両1、第1副車両11、第2副車両21及び第3副車両31の車輪の操舵角を設定する操舵角指令値を算出する。例えば、「斜行」のときは、前方側の車輪3a,6aと後方側の車輪3a,6aとを同相とするような操舵角指令値が算出され、「旋回」のときは、一の旋回中心が特定されるように、前方側の車輪3a,6aと後方側の車輪3a,6aとを逆相とするような操舵角指令値を算出する。なお、各車輪3a,6aの操舵角指令値は、各車輪3a,6aの位置関係(座標)を参照することにより算出される。また、主車両1、第1副車両11、第2副車両21及び第3副車両31の車輪3a,6aの操舵角指令値は、主車両1、第1副車両11、第2副車両21及び第3副車両31の座標を参照することにより算出される。
制御装置60は、算出された操舵角指令値に基づき、各操舵バルブ43の開度を設定する。この操舵バルブ43の開度に応じた油量が各ステアリングシリンダ44に供給され、全ての車輪3a,6aが操舵される。これにより、運転者は、主車両1の運転室5に設けられたハンドル41(図5参照)を操作することで、主車両1の車輪3a,6aだけでなく、第1副車両11、第2副車両21及び第3副車両31の車輪3a,6aを操舵することができる。
次いで、図5を参照して、制御装置50,60の詳細構成について説明する。図5は制御装置50,60の電気的構成を示したブロック図である。まず、制御装置50について説明する。制御装置50は、図5に示すように、CPU51、ROM52及びRAM53を備え、それらがバスライン54を介して入出力ポート55に接続されている。また、入出力ポート55には、ハンドル41等の装置が接続されている。
CPU51は、バスライン54により接続された各部を制御する演算装置であり、ROM52は、CPU51により実行される制御プログラム(例えば、図6及び図8に図示されるフローチャートのプログラム)や圧力差制限値52a等の固定値データ等を記憶する書き換え不能な不揮発性のメモリである。
RAM53は、制御プログラムの実行時に各種のデータを書き換え可能に記憶するためのメモリであり、図5に示すように、主車両1に対する第1副車両11の位置を記憶する第1副車両座標メモリ53a、主車両1に対する第2副車両21の位置を記憶する第2副車両座標メモリ53b、主車両1に対する第3副車両31の位置を記憶する第3副車両座標メモリ53cが設けられている。第1副車両座標メモリ53a、第2副車両座標メモリ53b及び第3副車両座標メモリ53cに記憶された主車両1に対する第1副車両11、第2副車両21及び第3副車両31の座標を参照することで、制御装置50は、第1副車両11、第2副車両21及び第3副車両31の車輪3a,6aの操舵角を、ハンドル41の操作角に応じて算出できる。
ハンドル41は、主車両1の操舵角を運転者が設定する装置である。他の入出力装置70としては、第1副車両11、第2副車両21及び第3副車両31の位置関係(座標)を指示するための入力装置、直進、旋回、斜行、横行等の走行モードを運転者が指示するための走行モード入力装置、それら走行モードを運転者に表示するための表示装置等が例示される。通信装置71は、図示しない増幅回路やフィルタ回路等を備える装置である。
次に、制御装置60について説明する。制御装置60は、図5に示すように、CPU61、ROM62及びRAM63を備え、それらがバスライン64を介して入出力ポート65に接続されている。また、入出力ポート65には、油圧ポンプ8、圧力センサ装置10、操舵角センサ装置42、操舵バルブ43等の装置が接続されている。
CPU61は、バスライン64により接続された各部を制御する演算装置であり、ROM62は、CPU61により実行される制御プログラム(例えば、旋回半径算出プログラム62a)等を記憶する書き換え不能な不揮発性のメモリである。RAM63は、制御プログラムの実行時に各種のデータを書き換え可能に記憶するためのメモリである。
油圧ポンプ8は、上述したように、油圧モータ3b(図3参照)に作動油を供給するための装置である。本実施の形態においては、油圧ポンプ8は、1回転当たりの理輪吐出し量を変えられる可変容量形ポンプとして構成されると共に、駆動軸の回転方向を変えることによって流れの方向を反転できる可逆回転形ポンプとして構成されている。油圧ポンプ8を可逆回転形ポンプとすることで、流れの方向を反転させて、車輪3a,6aの回転方向を反転させることができる。
圧力センサ装置10は、油圧モータ3bに供給される作動油の圧力を検出すると共に、その検出結果をCPU61に出力するための装置であり、圧力管路9a(図3参照)及び戻し管路9cに各々配設された圧力センサ10aと、それら圧力センサ10aの検出結果を処理して各々の検出値の差分をCPU61に出力する出力回路(図示せず)とを主に備えている。圧力センサ装置10は、圧力管路9a及び戻し管路9cに各々配設された圧力センサ10aの検出値の差分を出力するので、油圧ポンプ8が油圧モータ3bに供給する作動油の圧力を精度良く検出できる。
操舵角センサ装置42は、車輪3a,6aの操舵角を検出すると共に、その検出結果をCPU61に出力するための装置であり、駆動ユニット3及び走行ユニット6に配設される操舵角センサ42a(角度センサ)(図4参照)と、操舵角センサ42aの検出結果を処理してCPU61に出力する出力回路(図示せず)とを主に備えている。
操舵バルブ43は、開度に応じた油量の作動油をステアリングシリンダ44(図4参照)へ供給する装置である。操舵バルブ43から供給された作動油の油圧によって、ステアリングシリンダ44が伸縮されることにより車輪3a,6aが操舵される。
通信装置72は、図示しない増幅回路やフィルタ回路等を備える装置である。図5に示すように、主車両1に搭載される制御装置50の入出力ポート55は、通信装置71,72を介して、主車両1、第1副車両11、第2副車両21及び第3副車両31に搭載される各々の制御装置60(図2参照)と接続される。制御装置50は、主車両1、第1副車両11、第2副車両21及び第3副車両31に搭載される各制御装置60を介して、主車両1、第1副車両11、第2副車両21及び第3副車両31の各部からの出力信号が入力され、主車両1、第1副車両11、第2副車両21及び第3副車両31の各部を操作する信号が出力される。これにより、制御装置50は、各制御装置60を介して主車両1、第1副車両11、第2副車両21及び第3副車両31の各部からの出力信号を受信可能に構成されると共に、主車両1、第1副車両11、第2副車両21及び第3副車両31の各部を操作可能に構成され、制御装置50,60は互いに通信しながら各部を操作する。
次いで、図6から図8を参照して、車両同調処理について説明する。図6は、車両同調処理を示すフローチャートである。この処理は、制御装置50,60の電源が投入されている間、CPU51によって繰り返し(例えば、0.2秒間隔で)実行される処理であり、主車両1及び第1〜第3副車両11,21,31の走行速度を略等しくして同調させるための処理である。また、図7(a)は主車両1の旋回半径R1と操舵角との関係を示す模式図であり、図7(b)は第1副車両11の旋回半径R2と操舵角との関係を示す模式図である。図8は、圧力調整処理を示すフローチャートである。
図6に示すように、CPU51は、車両同調処理に関し、まず主車両1に旋回要求があるか否かを判断する(S1)。旋回要求は、例えば、運転室5に設けられた走行モード入力装置から旋回の走行モードを運転者が指示することや、運転室5に設けられたハンドル41の操作によって操舵角を所定の角度以上にすることによってCPU51に入力される。その結果、旋回要求があると判断される場合には(S1:Yes)、CPU51は、主車両1の最前列の車輪6aの操舵角αf1,βf1(図7(a)参照)及び最後列の車輪6aの操舵角αr1,βr1を取得する(S2)。また、入出力ポート55を通じて、第1副車両11の最前列の車輪6aの操舵角αf2,βf2(図7(b)参照)及び最後列の車輪6aの操舵角αr2,βr2、第2副車両21の最前列の車輪6aの操舵角および最後列の車輪6aの操舵角、第3副車両31の最前列の車輪6aの操舵角および最後列の車輪6aの操舵角を取得する。次いでCPU51は、取得した操舵角に基づき、旋回半径算出プログラム62aに従って、主車両1の旋回半径R1と、第1〜第3副車両11,21,31の旋回半径R2〜R4とを算出する(S3)。
ここで、図7を参照して旋回半径算出プログラム62aについて説明する。旋回半径算出プログラム62aにおいて、主車両1の旋回半径R1(図7(a)参照)は、以下の式(1)によって算出される。なお、L1は主車両1の最前列と最後列の車軸の中心間の水平距離(軸距)であり、FL1は計算上の主車両1の軸距であり、Tf1は主車両1の最前列の輪距であり、Tr1は主車両1の最後列の輪距であり、αf1は主車両1の最前列外側車輪の操舵角であり、βf1は主車両1の最前列内側車輪の操舵角であり、αr1は主車両1の最後列外側車輪の操舵角であり、βr1は主車両1の最後列内側車輪の操舵角である。
Figure 2011240899
また、旋回半径算出プログラム62aにおいて、第1副車両11の旋回半径R2(図7(b)参照)は、以下の式(2)によって算出される。なお、L2は第1副車両11の最前列と最後列の車軸の中心間の水平距離(軸距)であり、FL2は計算上の第1副車両11の軸距であり、Tf2は第1副車両11の最前列の輪距であり、Tr2は第1副車両11の最後列の輪距であり、αf2は第1副車両11の最前列外側車輪の操舵角であり、βf2は第1副車両11の最前列内側車輪の操舵角であり、αr2は第1副車両11の最後列外側車輪の操舵角であり、βr2は第1副車両11の最後列内側車輪の操舵角である。なお、第2副車両21の旋回半径R3、第3副車両31の旋回半径R4も、操舵角に基づいて同様に算出される。
Figure 2011240899
ここで、主車両1と第1〜第3副車両11,21,31とが同調して旋回するためには、主車両1に対して旋回円の内側に位置する車両(本実施の形態では第1副車両11及び第3副車両31)の走行速度を主車両1の走行速度よりも遅くし、主車両1に対して旋回円の外側に位置する車両(本実施の形態ではそのような車両は存在しない)の走行速度を主車両1の走行速度よりも速くすることが必要である。具体的には、主車両1の走行速度をV1、第1副車両11の走行速度をV2、第2副車両21の走行速度をV3、第3副車両31の走行速度をV4とすると、V2/V1=R2/R1,V3/V1=R3/R1,V4/V1=R4/R1であることが必要である。
また、車輪3aに回転駆動力を与える油圧モータ3b(図3参照)は、油圧ポンプ8から供給された作動油量に応じて回転速度を変化させるので、油圧ポンプ8が供給する作動油量が少なくなるほど油圧モータ3bの回転速度を低下させ、車両の走行速度を低下させることができる。そこで、図6に示すように、CPU51は、主車両1と第1〜第3副車両11,21,31とを同調させるための第1〜第3副車両11,21,31の目標送油率として、R2/R1,R3/R1,R4/R1を算出する(S4)。
次いで、CPU51は、第1〜第3副車両11,21,31の油圧ポンプ8が供給する作動油量を、主車両1の油圧ポンプ8が供給する作動油量に、第1〜第3副車両11,21,31の目標送油率R2/R1,R3/R1,R4/R1を乗じた作動油量に設定する(S5)。次に、CPU51は入出力ポート55を介して、設定した各々の作動油量を第1〜第3副車両11,21,31に送り(S6)、第1〜第3副車両11,21,31の油圧ポンプ8が供給する作動油量を調整する。これにより、旋回要求があると判断されるときに、旋回半径の比率に基づいて、第1〜第3副車両11,21,31の走行速度を主車両1の走行速度に対して応答性良く調整できる。
これに対しS1の処理の結果、旋回要求がないと判断される場合には(S1:No)、S2〜S6の処理をスキップして、S7の圧力調整処理(図8参照)にスキップする。圧力調整処理(S7)では、まず、CPU51は主車両1に供給される作動油の圧力を取得すると共に、入出力ポート55を介して、第1〜第3副車両11,21,31の油圧モータ3bに供給される作動油の圧力を取得する(S11)。次いで、主車両1及び第1〜第3副車両11,21,31の圧力を比較して、最高圧力と最低圧力とを求める(S12)。次に、CPU51は、最高圧力から最低圧力を減じることにより圧力差を算出し(S13)、ROM52に記憶された圧力差制限値52a内に圧力差があるか否かを判断する(S14)。
その結果、圧力差が圧力差制限値52a内にないと判断される場合には(S14:No)、CPU51は、S11の処理により取得した主車両1、第1〜第3副車両11,21,31の圧力から、平均圧力を算出する(S15)。次に、CPU51は、主車両1、第1〜第3副車両11,21,31の圧力から平均圧力を減ずることで、差分をそれぞれ算出する(S16)。次いで、CPU51は、算出された差分が正である車両の油圧ポンプ8が供給する作動油量を減少させ(S17)、算出された差分が負である車両の油圧ポンプ8が供給する作動油量を増加させ(S18)、S11の処理に戻る。これらの処理により、各車両の車輪3a,6aに回転駆動力を与える油圧モータ3bの回転速度が調整される。
CPU51は、圧力差が圧力差制限値52a内にあると判断されるまで(S14:Yes)、S15〜S18の処理と、S11〜S13の処理とを繰り返す。S14の処理の結果、圧力差が圧力差制限値52a内にあると判断される場合には(S14:Yes)、油圧ポンプ8による作動油量の減少または増加を停止させて(S19)、この車両同調処理を終了する。
以上説明したように本発明の一実施の形態によれば、主車両1及び第1〜第3副車両11,21,31の圧力センサ装置10により検出される圧力を取得し、それら圧力を比較して得られる圧力差が圧力差制限値52a内にあるかを判断し、圧力差が圧力差制限値52a内にないと判断される場合に、圧力の低い車両の油圧ポンプ8により油圧モータ3bに供給される作動油量を増加させると共に、圧力の高い車両の油圧ポンプ8により油圧モータ3bに供給される作動油量を減少させるので、車両間を繋いで作動油を流通するホースを用いることなく、車両間の管路9の圧力差を小さくすることができる。その結果、各車両の車輪3a,6aに回転駆動力を与える油圧モータ3bの回転速度を調整することができるため、車両間を繋いで作動油を流通するホースを不要にできることで、ホースを支持したり保護したりする付帯作業を不要にしつつ、各車両の走行を同調させることができる。
また、主車両1に旋回要求があるかを判断し、主車両1に旋回要求があると判断される場合に、旋回外側に位置する車両の油圧ポンプ8により油圧モータ3bに供給される作動油量と、旋回内側に位置する車両の油圧ポンプ8により油圧モータ3bに供給される作動油量とを異ならせると共に、旋回内側に位置する車両の油圧ポンプ8により油圧モータ3bに供給される作動油量を、旋回外側に位置する車両の油圧ポンプ8により油圧モータ3bに供給される作動油量より減少させるので、車両が旋回するときに、旋回内側を走行する車両の油圧モータ3bの回転速度を、旋回外側を走行する車両の油圧モータ3bの回転速度に比べて遅くすることができる。これにより、旋回内側に位置する車両の走行速度を、旋回外側に位置する車両の走行速度に比べて遅くすることができる。その結果、旋回要求があると判断される場合に、旋回外側と旋回内側とに位置する複数の車両の走行を同調させることができる。
また、主車両1に旋回要求があると判断される場合に、主車両1及び第1〜第3副車両11,21,31の操舵角を取得し、取得された操舵角に基づき各車両の旋回半径R1〜R4を算出し、その旋回半径に基づいて、第1〜第3副車両11,21,31の目標送油率R2/R1,R3/R1,R4/R1を算出する。第1〜第3副車両11,21,31の油圧ポンプ8が供給する作動油量を、主車両1の油圧ポンプ8が供給する作動油量に目標送油率R2/R1,R3/R1,R4/R1を乗じた値に設定するので、車両が旋回するときに操舵角(即ち旋回半径)に基づいて、旋回内側を走行する車両の油圧モータ3bの回転速度を遅くし、旋回外側を走行する車両の油圧モータ3bの回転速度を速くすることができる。その結果、旋回外側と旋回内側とに位置する各車両の走行を精度良く同調させることができる。
また、算出された目標送油率に基づく作動油量の設定は、圧力差の検出に基づく作動油量の調整の前に実行されるので、旋回内側を走行する車両の油圧モータ3bの回転速度を遅くし、旋回外側を走行する車両の油圧モータ3bの回転速度を速くすることが、旋回要求があると判断される場合に迅速に行われる。その結果、旋回要求があると判断される場合に、各車両の走行をスムーズに同調させることができる。
なお、図6及び図8に示すフローチャート(車両同調処理)において、請求項1記載の圧力取得手段としてはS11の処理が、圧力差判断手段としてはS14の処理が、油量調整手段としてはS17,S18の処理がそれぞれ該当する。請求項2記載の旋回要求判断手段としてはS1の処理が、油量設定手段としてはS5,S6の処理がそれぞれ該当する。請求項3記載の操舵角取得手段としてはS2の処理が、旋回半径算出手段としてはS3の処理が、目標送油率算出手段としてはS4の処理がそれぞれ該当する。
以上、実施の形態に基づき本発明を説明したが、本発明は上記実施の形態に何ら限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲内で種々の改良変形が可能であることは容易に推察できるものである。例えば、上記実施の形態で挙げた数値(例えば、各構成の数量等)は一例であり、他の数値を採用することは当然可能である。
上記実施の形態では、図8に示すフローチャート(圧力調整処理)において、各圧力と平均圧力との差分を算出した後(S16)、差分が正である車両の油圧ポンプ8により供給される作動油量を減少させると共に(S17)、差分が負である車両の油圧ポンプ8により供給される作動油量を増加させる場合(S18)について説明した。しかし、これに限られるものではなく、他の態様で各車両の圧力を調整することも当然可能である。他の態様としては、例えば、各車両の最高圧力に近づけるように油圧ポンプによる作動油量を調整するもの、各車両の最低圧力に近づけるように油圧ポンプによる作動油量を調整するもの等が挙げられる。これらによっても、複数の車両を同調させることが可能となる。
上記実施の形態では、車輪3a,6aの操舵角を油圧で変化させる場合について説明したが、必ずしもこれに限られるものではなく、他の駆動方式とすることも可能である。他の駆動方式としては、機械式、電気式等の公知の駆動方式を採用できる。
上記実施の形態では、制御装置50,60を、入出力ポート55,65を通じ通信装置71,72を介して無線通信により接続する場合について説明したが、これに限られるものではなく、入出力ポート55,65を通じ通信装置71,72を介して、有線の伝送線を用いて接続することも可能である。
上記実施の形態では、車両の油圧回路として圧力管路9a及び戻り管路9cに並列に分岐管路9bを設ける場合について説明したが、必ずしもこれに限られるものではなく、他の油圧回路とすることも可能である。他の油圧回路としては、例えば、圧力管路9aに分流弁を設け、この分流弁から分岐管路9bを設けるとともに、戻り管路9cに集流弁を設けるものを挙げることができる。また、独立した圧力管路を設けて油圧モータ3bに接続するものを挙げることができる。分流弁および集流弁を設けたり、独立した圧力管路を設けたりすることにより、いずれか1個の車輪が空転した場合でも、他の車輪を駆動する油圧モータ3bに作動油を供給することができる。これにより、いずれか1個の車輪が空転しても、他の車輪で駆動力を得ることができる。
1 車両
3a,6a 車輪
3b 油圧モータ
8 油圧ポンプ
10 圧力センサ装置
50 制御装置

Claims (4)

  1. 独立して操舵可能な複数の車輪と、それら複数の車輪に回転駆動力を与える油圧モータと、その油圧モータに作動油を供給する油圧ポンプと、その油圧ポンプにより前記油圧モータに供給される作動油の圧力を検出する圧力センサ装置とを備える車両に用いられる制御装置であって、
    前記車両および前記車両と並進する他の車両の圧力センサ装置により検出される圧力を取得する圧力取得手段と、
    その圧力取得手段により取得される各車両の圧力を比較して得られる圧力差が所定範囲内にあるかを判断する圧力差判断手段と、
    その圧力差判断手段により圧力差が所定範囲内にないと判断される場合に、圧力の低い車両の油圧ポンプにより油圧モータに供給される作動油量を増加させるか、又は、圧力の高い車両の油圧ポンプにより油圧モータに供給される作動油量を減少させる油量調整手段とを備えていることを特徴とする制御装置。
  2. 前記車両に旋回要求があるかを判断する旋回要求判断手段と、
    その旋回要求判断手段により前記車両に旋回要求があると判断される場合に、旋回内側に位置する車両の油圧ポンプにより油圧モータに供給される作動油量を、旋回外側に位置する車両の油圧ポンプにより油圧モータに供給される作動油量より少なくするように設定する油量設定手段とを備えていることを特徴とする請求項1記載の制御装置。
  3. 前記旋回要求判断手段により前記車両に旋回要求があると判断される場合に、前記車両および前記他の車両の操舵角を取得する操舵角取得手段と、
    その操舵角取得手段により取得された操舵角に基づき各車両の旋回半径を算出する旋回半径算出手段と、
    その旋回半径算出手段により算出された前記他の車両の旋回半径を前記車両の旋回半径で除することにより前記他の車両の目標送油率を算出する目標送油率算出手段とを備え、
    前記油量設定手段は、前記他の車両の作動油量を、前記目標送油率算出手段により算出された目標送油率に前記車両の作動油量を乗じた値に設定することを特徴とする請求項2記載の制御装置。
  4. 前記油量設定手段による作動油量の設定は、前記油量調整手段による作動油量の調整の前に実行されることを特徴とする請求項2又は3に記載の制御装置。
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