JP2011240419A - 表面処理装置 - Google Patents

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【課題】被加工物に形成した硬質被膜の表面の凸部を除去する一方で、凹部やクラック等の欠陥を補修することができる表面処理装置を提供する。
【解決手段】被加工物Wの表面に形成された硬質皮膜を平滑に均す表面処理装置において、被加工物Wの硬質皮膜の表面に点接触する形状の表面処理工具2と、この表面処理工具2を回転させて被加工物Wの硬質皮膜に押し付けつつ当該硬質皮膜の表面に沿って移動させる装置本体1とを備え、硬質皮膜の表層を表面処理工具2で掻き混ぜて塑性流動させる。
【選択図】 図1

Description

本発明は被加工物の表面に形成された硬質皮膜を平滑に均す表面処理装置に関する。
例えばシリコンウエハの平面度を高める方法として、研磨スラリーを供給しつつ研磨パッドで被研磨面を研磨することが広く実施されている(特許文献1等参照)。
特開平10−15810号公報
現在、溶射や摩擦攪拌、PVD、CVD等の手法によって、様々な分野で材料表面に硬質皮膜が形成されている。ところが、硬質皮膜の表面を凹凸なく形成するには高度な技術を要する。そこで、既に材料に形成された硬質皮膜の表面の凹凸を事後的に補修することができれば、品質や歩留まりを向上させる上でも有用である。
その場合、特許文献1に記載されているような研磨技術を硬質皮膜の表面処理に適用し、硬質皮膜の表面を研磨することも考えられる。しかしながら、この種の表面研磨技術は、硬質皮膜表面の凸部(例えばRmaxの測定で除外されるような高い山)を除去することには適しているが、凹部(例えばRmaxの測定で除外されるような谷)やクラック等といった硬質皮膜表面の欠陥を補修することができない。
本発明の目的は、被加工物に形成した硬質被膜の表面の凸部を除去する一方で、凹部やクラック等の欠陥を補修することができる表面処理装置を提供することにある。
上記目的を達成するために、第1の発明は、被加工物の表面に形成された硬質皮膜を平滑に均す表面処理装置において、前記被加工物の硬質皮膜の表面に点接触する形状の表面処理工具と、この表面処理工具を回転させて前記被加工物の硬質皮膜に押し付けつつ当該硬質皮膜の表面に沿って移動させる装置本体とを備え、前記硬質皮膜の表層を前記表面処理工具で掻き混ぜて塑性流動させることを特徴とする。
第2の発明は、第1の発明において、前記被加工物は、円筒状又は円柱状の部材であり、前記表面処理工具の被加工物との接触部は、円錐状、円柱状又は球面状に形成されており、前記装置本体は、前記被加工物を回転させる回転面盤と、この回転面盤を回転させる被加工物用駆動装置と、前記表面処理工具を保持する回転アームと、この回転アームを回転させる工具用駆動装置と、前記回転アームを前記回転面盤の回転軸方向に送る送り装置とを備えていることを特徴とする。
第3の発明は、第1の発明において、前記表面処理工具は、DLC、TiN又はCrNでコーティングされていることを特徴とする。
本発明によれば、被加工物に形成した硬質被膜の表面の凸部を除去する一方で、凹部やクラック等の欠陥を補修することができる。
本発明の第1実施形態に係る表面処理装置の模式図である。 本発明の第1実施形態に係る表面処理装置において被加工物と表面処理工具とが接触した状態を被加工物の中心軸方向から見た模式図、及びこの図中の矢印A方向から見た模式図である。 本発明の第1実施形態に係る表面処理装置において被加工物と表面処理工具とが接触した状態を表す斜視図である。 本発明に係る表面処理装置において表面処理の前後における硬質皮膜の表面粗さ測定結果を示した図である。 本発明に係る表面処理装置において表面処理の前後における硬質皮膜の表面粗さ測定結果を示した図である。 本発明の第2実施形態に係る表面処理装置に備えられた表面処理工具と被加工物とが接触した状態を模式的に表す斜視図である。 本発明の第3実施形態に係る表面処理装置に備えられた表面処理工具と被加工物とが接触した状態を模式的に表す斜視図である。 本発明の第4実施形態に係る表面処理装置に備えられた表面処理工具と被加工物とが接触した状態を模式的に表す斜視図である。
以下に図面を用いて本発明の実施形態を説明する。
図1は本発明の第1実施形態に係る表面処理装置の模式図である。
図1に示した表面処理装置は、例えばシリンダのロッド等の円筒状又は円柱状の被加工物Wの外周面に形成した硬質皮膜を表面処理する装置であり、装置本体1と、この装置本体1に装着した表面処理工具2とを備えている。表面処理工具2は、被加工物Wの硬質皮膜の表面に点接触する形状(本実施形態では円筒状又は円柱状の被加工物Wに対して円錐状)の材料攪拌・塑性流動用のツールである。装置本体1は、被加工物Wと表面処理工具2とを相対動作させる、具体的には表面処理工具2を回転させて被加工物Wの硬質皮膜に押し付けつつ当該硬質皮膜の表面に沿って移動させる工作機械であり、被加工物Wを動作させる旋盤部10と、表面処理工具2を動作させるボール盤部20と、土台であるベース30とを有している。
旋盤部10は、基部11と、被加工物Wを保持する回転面盤12と、この回転面盤12を回転させる被加工物用駆動装置13と、回転面盤12との間に介在させた被加工物Wを回転面盤12側に芯押しする芯押し機14とを備えている。基部11はベース30上に固定されており、回転面盤12は基部11に対して回転自在に取り付けられていいて、その中心軸は芯押し機14に向かって水平に延在している。また特に図示していないが、回転面盤12の盤面には、被加工物Wの一端の外周面を把持するチャックが備えられている。芯押し機14はベース30上に固定されており、被加工物Wの芯(回転中心)を押して被加工物Wの他端を支持する。すなわち、被加工物Wは、回転面盤12のチャックに一端を把持され、芯押し機14によって他端を支持されることで、回転面盤12の中心軸と同心上に把持される。被加工物用駆動装置13は、基部11に取り付けられており、その出力軸は回転面盤12の回転軸に直結、若しくは減速機、ギア又はプーリ等の駆動伝達機構を介して連結されている。被加工物用駆動装置13の駆動速度は可変である。
ボール盤部20は、基部21と、表面処理工具2を保持する回転アーム(スピンドル)22と、この回転アーム22を回転させる工具用駆動装置23と、基部21、回転アーム22、工具用駆動装置23及び表面処理工具2を回転面盤12の中心軸方向へ移動させる送り機構部24とを備えている。基部21はベース30上の回転面盤12の中心軸方向に延在するレール(図示せず)上に搭載されている。送り機構部24は基部21に螺合した例えばボールねじであり、両端は旋盤部10の基部11と芯押し機14の基部に対して軸受(図示せず)を介して回転自在に支持されている。特に図示していないが、この送り機構部24は回転面盤12の駆動軸に対して変速機を介して連結されていて、ベース30に備えられた設定手段(図示せず)の設定に従って回転面盤12の回転速度が当該設定の変速比で伝達され、回転面盤12の回転数に応じた一定の速度で回転する。工具用駆動装置23は基部21によって支持されており、下方に延びる回転アーム22を設定に従った方向及び回転数で回転させる。また、特に図示していないが、工具用駆動装置23は、当該工具用駆動装置23を上下動させる機構を介して基部21に接続されていて、当該機構によって工具用駆動装置23、回転アーム22及び表面処理工具2の上下位置が調整される構成である。工具用駆動装置23の駆動速度は可変である。
表面処理工具2は、回転アーム22の先端に当該回転アーム22と同心上に着脱されるものであり、被加工物Wに接触する部位が円錐状に形成されている。回転面盤12に装着された被加工物Wの回転中心軸と回転アーム22に装着された表面処理工具2の回転中心軸とはねじれの位置関係(本実施形態では前者の中心軸が水平、後者の中心軸が鉛直)にあり、表面処理工具2の円錐面(円錐の曲面部)が被加工物Wの硬質皮膜(外周面)に点接触する。表面処理工具2の少なくとも円錐面は、DLC、TiN又はCrNでコーティングされている。なお、表面処理工具2の径や頂角は特に限定されないが、表面処理工具2は、被加工物Wの中心軸に対して自己の中心軸がオフセットした状態(ねじれの位置関係)で回転アーム22の中心軸方向に押し付けられるので、この押し付け力の被加工物Wの外周面の接線方向の分力よりも法線方向(被加工物Wの径方向)の分力が大きくなるように、頂角が90度より大きな円錐形状(図1では頂角120度程度を例示)であることが望ましい。
図2(a)は本実施形態において被加工物Wと表面処理工具2とが接触した状態を被加工物Wの中心軸方向から見た模式図、図2(b)は図2(a)中の矢印A方向から見た模式図、図3はその斜視図である。
表面処理工具2は、回転アーム22によって一定の荷重Fで被加工物Wの外周面に押し付けられ、被加工物Wとの接点Pで点接触している。荷重Fの接点Pにおける被加工物Wの法線方向の分力(接触圧力)は、硬質皮膜の材料の降伏点を越える程度が好ましい。接触圧力は被加工物Wの硬質皮膜の材料によって好適値が異なるが、例えば1−50N程度が1つの目安である(例えば硬質皮膜がWC膜である場合には10N程度)。この状態で工具用駆動装置23を駆動して表面処理工具2をR1方向に自転させるとともに、被加工物用駆動装置13を駆動して被加工物WをR2方向に自転させつつ表面処理工具2をX方向に移動させる。これにより、図2(b)中に破線で模式的に表したように被加工物Wの外周面上をピッチの狭い螺旋状に接点Pが移動し、結果として被加工物Wの外周面に形成した硬質皮膜の表面全体が表面処理工具2に接触することになる。このとき、被加工物Wの表面処理工具2との接点Pにおいては、硬質皮膜の材料の降伏点を超える圧力で接触する表面処理工具2が自転することで、硬質皮膜の表層に局所的な圧縮力、剪断力が作用し塑性流動が起こる。
本実施形態によれば、このように表面処理工具2で掻き混ぜて局所的な塑性流動を硬質皮膜の全面に亘って起こさせることにより、硬質皮膜表面の凸部(例えばRmaxの測定で除外されるような高い山)を除去するとともに、凹部(例えばRmaxの測定で除外されるような谷)やクラック等といった硬質皮膜表面の欠陥を補修することができる。このとき、被削材の表層を工具で抉って削り取る切削や研磨を含めた研削と異なり、表面処理工具2を硬質皮膜表面に押し付けて塑性流動を起こさせるので、硬質皮膜が被加工物Wから剥離したり、表面処理工具2のコーティング材が剥離したりすることもない。
また、スパッタリング等と違って接点Pにおける温度上昇も小さいため、被加工物Wの母材の劣化や熱歪の発生も抑制することができる。さらに、大気中で処理できるため、高価な真空チャンバーも不要である。
加えて、本実施形態のように表面処理工具2をDLC等でコーティングした場合には、接点Pにおける摩擦係数を下げて表面処理工具2と被加工物Wとの凝着の発生を抑制することができる。
図4及び図5は表面処理の前後における硬質皮膜の表面粗さ測定結果を示した図である。図4は被膜と直交する方向から見たもの、図5は斜めから見たものであり、図4(a)及び図5(a)は表面処理前、図4(b)及び図5(b)は表面処理後の測定結果である。
図4及び図5から分る通り、表面処理後は表面処理前に比べて凹部の高低差が減少し、平滑度の向上が認められる。
図6は本発明の第2実施形態に係る表面処理装置に備えられた表面処理工具と被加工物とが接触した状態を模式的に表す斜視図であり、第1実施形態の図3に対応する図である。この図において第1実施形態と同様の部分には第1実施形態と同符号を付して説明を省略する。
本実施形態が第1実施形態と相違する点は、表面処理工具2Aの被加工物Wとの接触部が円柱状に形成されている点である。表面処理工具2Aと被加工物Wの中心軸はねじれの位置関係(本実施形態では表面処理工具2Aの中心軸が鉛直、被加工物Wの中心軸が水平)にあり、表面処理工具2Aの外周面が被加工物Wの外周面に点接触する構成である。表面処理工具2Aの押し付け方向は被加工物Wの法線方向であるため、実質的に押しつけ力Fが接触圧力に等しい。また、表面処理工具2Aの押し付け方向が表面処理工具2Aの中心軸と直交する方向であるため、ボール盤部20の駆動装置23は、当該駆動装置23を基部21に対して鉛直方向のみならず水平方向に移動させる機構を介して基部21に連結されている。その他の点については第1実施形態と同様である。
本実施形態では、表面処理工具2Aの外周面を被加工物Wの外周面に押しつけ力Fで押し付けた状態で、表面処理工具2Aを自転させるとともに、被加工物WをR2方向に回転させつつ表面処理工具2AをX方向に移動させることで、第1実施形態と同様に被加工物Wの硬質皮膜の全体の表層に塑性流動を起こさせることができる。よって、本実施形態においても第1実施形態と同様の効果を得ることができる。また、表面処理工具2Aの押し付け方向が被加工物Wの法線方向に等しくなるため、押しつけ力Fを無駄なく接触圧力に利用できる点もメリットである。
また、表面処理工具2Aが円柱状で、この表面処理工具2Aが被加工物Wに対して外周面で接触するため、表面処理工具2Aを自己の中心軸方向に動かす(図6中の破線両矢印参照)ことで被加工物Wとの接点を当該表面処理工具2Aの外周面内で上下に移動させることができる。したがって、接点が同一高さに集中しないように表面処理工具2Aを適宜上下動させることで、表面処理工具2Aの寿命を延ばすことができる。
図7は本発明の第3実施形態に係る表面処理装置に備えられた表面処理工具と被加工物とが接触した状態を模式的に表す斜視図であり、第1実施形態の図3に対応する図である。この図において第1実施形態と同様の部分には第1実施形態と同符号を付して説明を省略する。
本実施形態が第1実施形態と相違する点は、表面処理工具2Bの被加工物Wとの接触部が球面状に形成されている点である。表面処理工具2Bと被加工物Wの中心軸はねじれの位置関係(本実施形態では表面処理工具2Bの中心軸が鉛直、被加工物Wの中心軸が水平)にあり、表面処理工具2Bの先端の半球部分の球面が被加工物Wの外周面に点接触する構成である。その他の点については第1実施形態と同様である。
本実施形態では、表面処理工具2Bの球面を被加工物Wの外周面に押しつけ力Fで押し付けた状態で、表面処理工具2Bを自転させるとともに、被加工物WをR2方向に回転させつつ表面処理工具2BをX方向に移動させることで、第1実施形態と同様に被加工物Wの硬質皮膜の全体の表層に塑性流動を起こさせることができる。よって、本実施形態においても第1実施形態と同様の効果を得ることができる。
図8は本発明の第4実施形態に係る表面処理装置に備えられた表面処理工具と被加工物とが接触した状態を模式的に表す斜視図であり、第1実施形態の図3に対応する図である。この図において第1実施形態と同様の部分には第1実施形態と同符号を付して説明を省略する。
本実施形態が第1実施形態と相違する点は、被加工物Wの硬質皮膜を施した処理対象面が水平な平面であり、表面処理工具2Cが球状に形成されていて被加工物Wに対して球面(最大径部)で接触する点である。本実施形態では、表面処理工具2Cの回転中心軸は、例えば被加工物Wの表面(硬質皮膜を施した面)とほぼ平行であり、表面処理工具2Cの球面が被加工物Wの表面に点接触する。また本実施形態では、例えば表面処理工具2Cは自己の回転軸方向Xに往復移動し、表面処理工具2CのX方向の移動が折り返し点に差し掛かる度に、被加工物Wが表面処理工具2Cの回転軸に直交する方向Yに水平に所定距離だけ移動する。静止する被加工物Wに対して表面処理工具2Cが自己のX方向移動の折り返しの度にY方向(この場合図8の矢印と反対方向)に所定距離だけ移動する構成であっても良い。その他の点については第1実施形態と同様である。
本実施形態では、表面処理工具2Cの球面を被加工物Wの表面に押しつけ力Fで押し付けた状態で、表面処理工具2Cを自転させるとともに、表面処理工具2CをX方向に往復運動させつつ被加工物Wを表面処理工具2Cの折り返しの都度Y方向に所定距離だけ送ることで、被加工物Wの被処理面の全体に表面処理工具2Cとの接点を移動させることができる。したがって、第1実施形態と同様に被加工物Wの硬質皮膜の全体の表層に塑性流動を起こさせることができるので、本実施形態においても第1実施形態と同様の効果を得ることができる。
なお、被加工物Wや表面処理工具2,2A−2Cを動作させるための装置本体の構成は以上で例示した態様に限られず、装置構成については、各実施形態における被加工物Wと表面処理工具2,2A−2Cとの相対運動が実現できるように適宜設計変更することが可能である。
1 装置本体
2,2A−C 表面処理工具
10 旋盤部
11 基部
12 回転面盤
13 被加工物用駆動装置
14 芯押し機
20 ボール盤部
21 基部
22 回転アーム(スピンドル)
23 工具用駆動装置
24 送り機構部
30 ベース
F 荷重
P 接点
W 被加工物

Claims (3)

  1. 被加工物の表面に形成された硬質皮膜を平滑に均す表面処理装置において、
    前記被加工物の硬質皮膜の表面に点接触する形状の表面処理工具と、
    この表面処理工具を回転させて前記被加工物の硬質皮膜に押し付けつつ当該硬質皮膜の表面に沿って移動させる装置本体とを備え、
    前記硬質皮膜の表層を前記表面処理工具で掻き混ぜて塑性流動させることを特徴とする表面処理装置。
  2. 請求項1の表面処理装置において、
    前記被加工物は、円筒状又は円柱状の部材であり、
    前記表面処理工具の被加工物との接触部は、円錐状、円柱状又は球面状に形成されており、
    前記装置本体は、前記被加工物を回転させる回転面盤と、この回転面盤を回転させる被加工物用駆動装置と、前記表面処理工具を保持する回転アームと、この回転アームを回転させる工具用駆動装置と、前記回転アームを前記回転面盤の回転軸方向に送る送り装置とを備えている
    ことを特徴とする表面処理装置。
  3. 請求項1の表面処理装置において、前記表面処理工具は、DLC、TiN又はCrNでコーティングされていることを特徴とする表面処理装置。
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