JP2011237520A - 電子機器,画像形成装置,プログラム,および記録媒体 - Google Patents

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Abstract

【課題】 動作時(高負荷時)と待機時(低負荷時)との電源効率の高効率化を両立できるようにする。
【解決手段】 MFP1では、動作状態時には、高負荷対応コンバータ20および省エネ専用コンバータ19が共にON状態となり、それによってメインコントローラ4,FAXコントローラ21,およびエンジンコントローラ3を含むエンジン部に電力が供給される。このとき、常時電力が必要なRAM15への不足する電力は、高負荷対応コンバータ20によって補充される。省エネコントローラ13は、省エネ状態に移行すると、高負荷対応コンバータ20をOFF状態にする。それによって、高負荷対応コンバータ20からの電力供給が停止するため、省エネ専用コンバータ19によりメインコントローラ4内の省エネコントローラ13,RAM15,FAXコントローラ21内の通信コントローラ22,I/F部23のみに電力が供給される。
【選択図】 図1

Description

この発明は、デジタル複合機,デジタル複写機,ファクシミリ装置,レーザプリンタ等の画像形成装置や、パーソナルコンピュータ(以下「PC」と略称する)等の電子機器、その電子機器を制御するコンピュータに必要な機能(この発明に係わる機能)を実現させるためのプログラム、およびそのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体に関し、特に省エネルギー(単に「省エネ」という)のための技術に関する。
例えば、デジタル複合機(MFP)やレーザプリンタ(LP)等の電子写真方式を用いた画像形成装置では、像担持体であるドラム状又はベルト状の感光体の周囲に帯電部,露光部,現像部,転写部からなる作像プロセス部を備えると共に、加熱定着方式の定着部とを備え、それらによって次のような画像形成動作を行っている。つまり、回動する感光体の表面を帯電部で均一に帯電し、その表面を露光部から出射される画像データに応じて変調された光ビームの走査により露光して静電潜像を形成し、それを現像部からのトナーで現像してトナー画像とし、転写材(記録媒体)である転写紙に転写部で直接転写するか、ベルト状又ドラム状の中間転写体に転写した後、転写紙に転写する。そのトナー画像が転写された転写紙は、定着部を通して加熱定着して排出する。
このような画像形成装置では、定着部と待機時(「待機状態時」,「省エネ状態時」,「省エネモード時」,又は「省エネ時」ともいう)の消費電力量が、装置全体の消費電力量の約7割を占めていることから、環境課題改善のため、消費電力の削減要求がある。
待機時の消費電力量の低減は、省エネ制御機能を搭載するコントローラの消費電力低減と、コントローラに電力供給する電力供給手段であるPSU(Power Supply Unit)の使用効率(電源効率)の向上がポイントとなる。また、待機時のコントローラに電力を供給するPSUの電源効率を向上するためには、電力を多く消費する負荷手段(エンジン部内のエンジンコントローラやファン等の駆動系およびメインコントローラ内のCPU等)の使用により消費電力が高くなる高負荷時(動作時)と、電力をあまり消費しない負荷手段(メインコントローラ内のRAM等)の使用により消費電力が低くなる低負荷時(省エネ時)の高効率の両立を、どのように実現するかということもポイントとなる。
そこで、高負荷時と低負荷時のPSUの電源高効率を両立する方法として、例えば2つのコンバータ(電力供給手段)である第1,第2のコンバータを搭載し、待機時と動作時(「動作状態時」,「通常状態時」,「動作モード時」,又は「通常モード時」ともいう)でコンバータを切り替えるようにし、第1のコンバータ(低負荷対応の電力供給手段)は、待機時を含め常時電力が必要な制御系ブロック(負荷手段)に電力を供給し、第2のコンバータ(高負荷対応の電力供給手段)は、動作時にのみ電力が必要な制御・駆動系ブロック(負荷手段)に電力を供給し、それぞれの負荷条件に合わせてセッティングすることで、PSUの電源高効率を実現することは、既に知られている。
しかし、今までの待機時(省エネ時)を含め常時電力が必要な制御系ブロックに電力を供給する第1のコンバータを設け、低負荷時に電源の高効率を実現する方式においても、更なる高効率の要求があり、待機時の電力低減(より低負荷のポジションで高効率を実現する必要性)が求められているが、常時電力が必要な制御系ブロックの動作時における負荷アップ(例えばRAMの消費電力増分)により、第1のコンバータでカバーする負荷範囲が広がる(最大電流が増大する)ため、待機時の電源効率が低下してしまうという問題があった。
そこで、その問題を解消するため、例えば特許文献1,2に開示されている技術を利用することが考えられる。
特許文献1には、消費電力の少ない待機時(省エネ時)の無効電力を少なくする目的で、常時オン(以下「オン」を「ON」ともいう)となる第1の電源装置(省エネ時もオンとなる低負荷対応の電力供給手段に相当する)と、その第1の電源装置から電力供給を受ける省エネ制御手段と、その省エネ制御手段によりオン/オフ制御される第2の電源装置(動作時にオン,省エネ時にオフとなる高負荷対応の電力供給手段に相当する)とを備え、省エネ時に、第2の電源装置をオフ(以下「オフ」を「OFF」ともいう)にして電力供給を停止させる構成について開示されている。
特許文献2には、省エネ効果を高めることを目的として、2種類以上の電圧出力系統(電力供給部であるコンバータ)を持つ電源装置を備え、非画像形成時(待機時)に低電圧出力系統(低負荷対応の電力供給手段に相当する)からの出力電圧を画像形成時(動作時)よりも低下させると共に、高電圧出力系統(高負荷対応の電力供給手段に相当する)からの電圧出力を遮断させる構成について開示されている。
しかしながら、特許文献1,2に記載のものでも、待機時に低負荷対応の電力供給手段のみのオン状態を保持することにより、待機時の消費電力を低減できるが、常時電力が必要な負荷手段の動作時における消費電力増により、やはり低負荷対応の電力供給手段でカバーする負荷容量の範囲が広がり、待機時の電源効率が低下してしまうという問題は解消できていない。
この発明は上記の点に鑑みてなされたものであり、動作時(高負荷時)と待機時(低負荷時)との電源効率の高効率化を両立できるようにすることを目的とする。
この発明は、上記の目的を達成するため、以下の(1)〜(15)に示す電子機器,画像形成装置、電子機器を制御するコンピュータに実行させるプログラム,およびそのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体を提供する。
(1)電力が必要な複数の負荷手段と、その複数の負荷手段に電力を供給する電力供給手段とを備え、通常の動作を行う動作状態と消費電力を低減できる省エネ状態とを含む複数の機器状態のいずれかへの移行が可能な電子機器であって、上記電力供給手段として、高負荷対応の電力供給手段と、低負荷対応の電力供給手段とを備え、上記省エネ状態時には、上記複数の負荷手段のうちの常時電力が必要な負荷手段にのみ、上記低負荷対応の電力供給手段によって電力を供給させ、上記動作状態時には、上記常時電力が必要な負荷手段に、上記低負荷対応の電力供給手段によって電力を供給させると共に、その負荷手段への不足する電力を上記高負荷対応の電力供給手段によって補充させる電力制御手段を設けたものである。
(2)(1)の電子機器において、上記電力制御手段が、上記動作状態時に、上記複数の負荷手段のうちの常時電力が必要な負荷手段以外の負荷手段には、上記高負荷対応の電力供給手段によって電力を供給させるものである。
(3)(1)又は(2)の電子機器において、上記常時電力が必要な負荷手段として、複数の負荷手段を備え、上記電力制御手段が、当該電子機器を起動する起動状態時に、上記低負荷対応の電力供給手段をオンにして上記常時電力が必要な負荷手段のうちの一部の負荷手段にのみ電力を供給させた後、上記高負荷対応の電力供給手段をオンにして上記常時電力が必要な負荷手段のうちの残りの負荷手段にも電力を供給させるものである。
(4)(1)〜(3)のいずれかの電子機器において、上記低負荷対応の電力供給手段により常時電力が供給され、オプションの有無又は装着品種を検知するオプション検知手段を設け、上記電力制御手段が、上記省エネ状態時に、上記オプション検知手段の検知結果によっては、上記高負荷対応の電力供給手段によって、あるいはその電力供給手段と上記低負荷対応の電力供給手段の両方によって供給させるものである。
(5)(4)の電子機器において、上記省エネ状態として、消費電力を最も低減できる第1の省エネ状態と、その省エネ状態より消費電力が比較的高めの第2の省エネ状態とを有し、上記オプション検知手段の検知結果に応じて、上記第1の省エネ状態又は上記第2の省エネ状態への移行に切り替える省エネ状態切替手段を設け、上記電力制御手段が、上記第1の省エネ状態時には、上記低負荷対応の電力供給手段によって電力を供給させ、上記第2の省エネ状態時には、上記高負荷対応の電力供給手段によって、あるいはその電力供給手段と上記低負荷対応の電力供給手段の両方によって電力を供給させるものである
(6)(1)〜(5)のいずれかの電子機器において、上記高負荷対応の電力供給手段および上記低負荷対応の電力供給手段を互いに出力電圧が同電位とし、上記高負荷対応の電力供給手段が、常時電力が供給され、自己の出力電圧の状態を検知して上記電力制御手段へ通知する状態検知通知手段を備えたものである。
(7)(6)の電子機器において、上記状態検知通知手段を、上記出力電圧の状態が安定した場合に、その旨を上記電力制御手段へ通知する手段としたものである。
(8)(1)〜(5)のいずれかの電子機器において、上記高負荷対応の電力供給手段および上記低負荷対応の電力供給手段を互いに出力電圧が異なる電位とし、上記低負荷対応の電力供給手段により常時電力が供給され、入力電圧の変化を検知して上記電力制御手段へ通知する状態検知通知手段を設けたものである。
(9)(8)の電子機器において、上記状態検知通知手段を、上記入力電圧の変化を検知した後、その入力電圧の状態が安定した場合に、その旨を上記電力制御手段へ通知する手段としたものである。
(10)(7)又は(9)の電子機器において、上記電力制御手段が、上記通知を受けた場合に、上記複数の負荷手段のうちの常時電力が必要な負荷手段以外の負荷手段を起動させるものである。
(11)電力が必要な複数の負荷手段と、該複数の負荷手段に電力を供給する電力供給手段とを有し、通常の動作を行う動作状態と消費電力を低減できる省エネ状態とを含む複数の機器状態のいずれかへの移行が可能な電子機器であって、上記電力供給手段として、高負荷対応の電力供給手段を備えると共に、低負荷対応の電力供給手段を複数備え、上記複数の低負荷対応の電力供給手段のうちの予め決められた低負荷対応の電力供給手段により常時電力が供給され、オプションの有無又は装着品種を検知するオプション検知手段と、上記省エネ状態時には、上記複数の負荷手段のうちの常時電力が必要な負荷手段にのみ、上記オプション検知手段の検知結果に応じて上記複数の低負荷対応の電力供給手段のうちの予め決められた低負荷対応の電力供給手段あるいはその電力供給手段と他の低負荷対応の電力供給手段によって電力を供給させ、上記動作状態時には、上記常時電力が必要な負荷手段に、上記予め決められた低負荷対応の電力供給手段によって電力を供給させると共に、その負荷手段への不足する電力を上記他の低負荷対応の電力供給手段によって補充させる電力制御手段とを設けたものである。
(12)(11)の電子機器において、上記省エネ状態として、消費電力を最も低減できる第1の省エネ状態と、その省エネ状態より消費電力が比較的高めの第2の省エネ状態とを有し、上記オプション検知手段の検知結果に応じて、上記第1の省エネ状態又は上記第2の省エネ状態への移行に切り替える省エネ状態切替手段を設け、上記電力制御手段が、上記第1の省エネ状態時には、上記予め決められた低負荷対応の電力供給手段によって電力を供給させ、上記第2の省エネ状態時には、上記予め決められた低負荷対応の電力供給手段と上記他の低負荷対応の電力供給手段によって電力を供給させるものである。
(13)(1)〜(12)のいずれかの電子機器は、記録媒体上に画像形成を行う画像形成手段と、外部と通信する通信手段と、機器全体を統括的に制御するメイン制御手段とを備えた画像形成装置であり、上記複数の負荷手段のうちの常時電力が必要な負荷手段を、上記通信手段および上記メイン制御手段内の上記電力制御手段を構成する一部分とし、上記複数の負荷手段のうちの常時電力が必要な負荷手段以外の負荷手段を、上記メイン制御手段内の残りの部分および上記画像形成手段を構成する部分としたものである。
(14)電力が必要な複数の負荷手段と、該複数の負荷手段に電力を供給する高負荷対応の電力供給手段および低負荷対応の電力供給手段とを有し、通常の動作を行う動作状態と消費電力を低減できる省エネ状態とを含む複数の機器状態のいずれかへの移行が可能な電子機器を制御するコンピュータに、上記省エネ状態時には、上記複数の負荷手段のうちの常時電力が必要な負荷手段にのみ、上記低負荷対応の電力供給手段によって電力を供給させ、上記動作状態時には、上記常時電力が必要な負荷手段に、上記低負荷対応の電力供給手段によって電力を供給させると共に、その負荷手段への不足する電力を上記高負荷対応の電力供給手段によって補充させる電力制御機能を実現させるためのプログラムである。
(15)(14)のプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体である。
この発明によれば、電子機器が、待機時(省エネ時)には、複数の負荷手段のうちの常時電力が必要な負荷手段にのみ、低負荷対応の電力供給手段によって電力を供給させ、動作時には、常時電力が必要な負荷手段に、低負荷対応の電力供給手段によって電力を供給させると共に、その負荷手段への不足する電力を高負荷対応の電力供給手段によって補充させることにより、低負荷対応の電力供給手段でカバーする負荷容量の範囲を狭くすることができるため、動作時(高負荷時)と待機時(低負荷時)との電源効率の高効率化を両立することができる。
この発明による画像形成装置の第1実施形態であるMFPのハードウェア構成例を示すブロック図である。 PSUの「1コンバータ方式(従来)」,「2コンバータ方式(従来)」,「2コンバータ補充方式」による電源効率の一例を示す波形図である。 図1のPSU17,メインコントローラ4,エンジンコントローラ3,FAXコントローラ21のON/OFF状態と消費電力との関係の一例を示すタイミング図である。 この発明による画像形成装置の第2実施形態であるMFPのハードウェア構成例を示すブロック図である。 図4に示したMFP100における電源供給状態の説明に供する説明図である。
この発明による画像形成装置の第3実施形態であるMFPのハードウェア構成例を示すブロック図である。 図6のメインコントローラ4への入力電圧と省エネ専用コンバータ19の出力電圧と高負荷対応コンバータ20の出力電圧との関係の一例を示す波形図である。 図6のPSU17およびメインコントローラ4の動作タイミングの一例を示すタイミング図である。 この発明による画像形成装置の第4実施形態であるMFPのハードウェア構成例を示すブロック図である。 図9のメインコントローラ4′への入力電圧と省エネ専用コンバータ19の出力電圧と高負荷対応コンバータ20の出力電圧との関係の一例を示す波形図である。
図9のPSU170およびメインコントローラ4′の動作タイミングの一例を示すタイミング図である この発明による画像形成装置の第4実施形態であるMFPのハードウェア構成例を示すブロック図である。 図12に示したMFP400における具体的な状態遷移と電源効率の説明に供する説明図である。 図12のPSU180による電源効率の一例を示す波形図である。
以下、この発明を実施するための形態を図面に基づいて具体的に説明する。
この発明の実施形態では、電子機器の省エネモード(待機状態)時の電源効率の向上に際して、以下の特徴を有する。つまり、動作状態時(高負荷時)に、低負荷対応の電力供給手段である省エネ専用コンバータで生成される電力に対して、高負荷対応の電力供給手段である通常コンバータで生成する電力を補充することにより、省エネ専用コンバータでカバーする負荷容量の範囲を狭くできるため、動作状態時(高負荷時)と省エネモード時(低負荷時)との電源効率の高効率化を両立させることが特徴になっている。
そこで、その特徴について、以下で詳細に説明する。
〔第1実施形態〕
図1は、この発明による画像形成装置の第1実施形態であるMFP(デジタル複合機)のハードウェア構成例を示すブロック図である。
このMFP1は、大別すると、エンジン部(エンジンコントローラ3を含む)と、メインコントローラ4およびFAX(ファクシミリ)コントローラ21とによって構成される。それらのうち、駆動系の各部(エンジン部内のエンジンコントローラ3を除く各部)および制御系の各部(エンジンコントローラ3,メインコントローラ4,FAXコントローラ21内の各部)が、電力が必要な複数の負荷手段に相当する。
エンジン部は、例えば図1に示すように、MFP1(以下「機器」ともいう)全体に電力を供給するPSU(Power Supply Unit)17、当該エンジン部を制御するエンジンコントローラ3、およびモータ7,ファン8,定着ユニット(以下「定着部」ともいう)2等のエンジン制御対象によって構成されている。
このエンジン部は、上述した定着部2等のエンジン制御対象により、プリンタ部(画像形成部)およびスキャナ部(画像読取部)を構成し、それらによってスキャン動作,プリント動作,コピー動作を選択的に行うことができる。
スキャナ部は、原稿をスキャンして原稿の画像データを読み取る画像読取手段である。
プリンタ部は、スキャナ部によって読み取った画像データあるいはPC(パーソナルコンピュータ)等のホスト装置から受信したデータに基づいて、電子写真方式を用いた画像形成プロセスにより転写紙(他の記録媒体でもよい)上に画像形成を行う画像形成手段である。なお、ホスト装置から受信したデータが画像形成用の画像データでなく、文字コードや描画データであれば、それらはメインコントローラ4によって画像形成用の画像データに変換される。
スキャン動作とは、スキャナ部によって原稿の画像データを読み取ってメモリに蓄積する動作をいう。プリント動作とは、ホスト装置からデータを受信し、そのデータによって画像形成を行う動作をいう。コピー動作とは、スキャナ部によって原稿の画像データを読み取り、その画像データによって画像形成を行う動作をいう。
ここで、プリンタ部の構成およびそれによる電子写真方式を用いた一連の画像形成プロセスの一例について、簡単に説明しておく。
プリンタ部は、上述した定着部2等の他に、像担持体であるドラム状又はベルト状の感光体を備え、その周囲には帯電部,露光部,現像部,転写部からなる作像プロセス部を備えている。
このように構成されたプリンタ部では、副走査方向に回動する感光体の表面を帯電部で均一に帯電し、その表面を露光部から出射される画像データに応じて変調された光ビームの主走査方向(副走査方向と直交する方向)への走査により露光して静電潜像を形成する。
そして、その静電潜像を現像部からのトナーで現像してトナー画像とし、給紙部から給紙された転写紙に転写部で直接転写するか、ベルト状又ドラム状の中間転写体上に転写した後、給紙部からから給紙された転写紙に転写する。その後、トナー画像が転写された転写紙を定着部へ搬送して定着処理を行わせる。
定着部2は、加熱定着方式を用いたものであり、搬送されてくる転写紙上のトナー画像を定着ヒータ6(加熱手段)が内蔵されている定着ローラ(定着手段)により加熱圧着して定着させる。
この定着部2では、定着ローラの表面温度である定着温度を検知する定着温度検知手段である温度センサ5を備えており、その温度センサ5による検知結果(検知温度)に応じてエンジンコントローラ3が定着ヒータ6のON/OFF(定着ヒータ6への通電のON/OFF)制御を行うことにより、定着温度を目標温度に一致させる定着制御が行われている。
なお、電磁誘導発熱層を内包する定着ローラと、その電磁誘導発熱層を発熱させるための電磁誘導手段であるIHコイルユニットとを備えた定着部を使用することもできる。
PSU17は、複数の負荷手段に電力を供給する電力供給手段であり、ACスイッチ(ACSW)18により、AC商用電源(以下単に「AC電源」という)からの供給電力による各部への電力供給のON/OFF(以下単に「電源のON/OFF」ともいう)制御を行う。ACスイッチ18は、ロッカスイッチの使用により、メカニカルに、ユーザが直接操作できるという特長がある。
PSU17は、ACスイッチ18のONによって電源ONとなった場合、定着ユニット2および内部の各コンバータに対して、AC電源(AC電力)を供給する。なお、定着ユニット2に供給するAC電源のON/OFF制御を、PSU17で実施する場合もある。
PSU17は、高負荷対応の電力供給手段である高負荷対応コンバータ20と、低負荷対応の電力供給手段である省エネ専用コンバータ19とを備え、その各コンバータ20,19によってそれぞれAC電源をDC電源(DC電力)に変換させ、モータ7およびファン8に対しては12V,24V等のDC電源を、制御系に対しては5V,3.3V等のDC電源をそれぞれ生成して供給する。
エンジンコントローラ3は、エンジン部を制御するものであり、CPU9およびI/O制御IC10等からなる。そして、CPU9が、内蔵ROM(他のROM等の記憶手段でもよい)に記憶されているプログラムを実行し、I/O制御IC10を介してモータ7およびファン8等の駆動系のON/OFF(駆動系への通電のON/OFF)制御を行う。また、定着ユニット2内の温度センサ5からの検知温度を示す温度情報に基づいて、上述したように定着ヒータ6のON/OFF制御を行うことにより、定着制御を行う。
メインコントローラ4は、機器全体を統括的に制御するメイン制御手段であり、CPU11,制御IC12,ROM14,RAM15,省エネコントローラ13,およびI/F(インタフェース)部16からなる。
CPU11は、ROM14(他のROM等の記憶手段でもよい)に記憶されているプログラムを実行し、制御IC12および省エネコントローラ13等を使用することにより、機器システム制御,インタフェース制御,および省エネ制御を行う。
制御IC12は、エンジンコントローラ3およびFAXコントローラ21とのインタフェースと、メモリ関連のインタフェースとを備える。
ROM14には、CPU11が実行するプログラムや、各種固定データが記憶されている。
RAM15は、機器管理データを保存し、動作状態に合わせて情報を更新する。このRAM15に、ROM14と同様のデータを記憶することもできる。
I/F部16は、外部のホスト装置と通信するホストI/F(通信手段)であり、USB(Universal Serial Bus)あるいはLAN(Local Area Network)等のネットワーク用のI/Fである。
省エネコントローラ13は、省エネを実現するための省エネ制御を行う。この省エネコントローラ13がPSU17と共に、この発明に関わる電力制御手段としての機能を果す。
FAXコントローラ21は、FAX送受信を制御するものであり、通信コントローラ22およびI/F部23からなる。
通信コントローラ22は、電話回線(公衆回線)と接続するI/F部23を用いて、外部とFAX通信を行う。
ここで、通常モード時には、高負荷対応コンバータ20および省エネ専用コンバータ19が共にON状態を保持するため、図1に斜線を施して示している通常モード時のみ電力が必要なエンジンコントローラ3を含むエンジン部内の負荷手段およびメインコントローラ4内の負荷手段は高負荷対応コンバータ20が、図1に斜線を施さないで示している常時電力が必要なメインコントローラ4内の負荷手段およびFAXコントローラ21内の負荷手段は省エネ専用コンバータ19がそれぞれ電力(DC電源)を供給するが、常時電力が必要な負荷手段への不足する電力は、高負荷対応コンバータ20から省エネ専用コンバータ19の出力電源系統に電力を供給することによって補充する。省エネモード時には、高負荷対応コンバータ20が省エネコントローラ13からのレディ信号の出力停止によってOFF状態となるため、常時電力が必要な負荷手段にのみ省エネ専用コンバータ19が電力を供給する。
すなわち、図1に斜線を施さないで示しているメインコントローラ4内の省エネコントローラ13,RAM15,およびI/F部16、FAXコントローラ21内の通信コントローラ22およびI/F部23は、常時電力が必要な負荷手段であるため、機器の起動後は常時ON状態を保持する省エネ専用コンバータ19から電力が供給され、他の各部(PSU17内の高負荷対応コンバータ20を含む)は通常モード時のみ電力が必要な負荷手段(常時電力が必要な負荷手段以外の負荷手段)であるため、省エネモード時はOFF状態となる高負荷対応コンバータ20から電力が供給されなくなる。I/F部16からの指示(プリント命令等)で、省エネモード(省エネ状態)から通常モード(動作状態)に復帰する。
省エネ専用コンバータ19は、電源効率を向上することを狙い、最大電流値を小さくしている。そのため、省エネモードから通常モードへの復帰時に、省エネ専用コンバータ19による電力供給だけでは、メインコントローラ4の動作中の電力(特にRAM15の消費電力の増分)をカバーできないため、高負荷対応コンバータ20が、省エネ専用コンバータ19の出力電源系統に不足する電力を補充する。
なお、図示は省略しているが、省エネ専用コンバータ19から高負荷対応コンバータ20の出力電源系統へ電力供給が行われない(つまり電流が流れない)ように、ダイオードを含む回路を使用する必要がある。あるいは、ダイオードおよびFET等のトランジスタを含む回路を使用し、そのトランジスタのON/OFFを省エネコントローラ13が制御することにより、通常モード時にのみ高負荷対応コンバータ20から省エネ専用コンバータ19の出力電源系統への電力補充を行わせ、省エネ専用コンバータ19から高負荷対応コンバータ20の出力電源系統への電力供給を確実に防止することもできる。
また、高負荷対応コンバータ20から省エネ専用コンバータ19の出力電源系統への電力補充ではなく、省エネコントローラ13が省エネ専用コンバータ19をOFF状態にして、省エネ専用コンバータ19からの電力供給を停止させ、高負荷対応コンバータ20からの電力供給に切り替えることもできる。
さらに、省エネコントローラ13を削除し、CPU11に常時電力が供給されるようにし、そのCPU11がプログラムを実行することにより、省エネコントローラ13の機能を果すようにすることも可能である。
図2は、PSUの「1コンバータ方式(従来)」,「2コンバータ方式(従来)」,「2コンバータ補充方式」による電源効率の一例を示す波形図である。
一般的に、消費電力により電源効率は変化し、且つ機器の最大電流値を増大させないために、消費電力:大のポイントで、電源効率:大となるようにセッティング(設定)を行っている。
「1コンバータ方式(従来)」では、PSUがコンバータを1つしか備えていないため、1つのコンバータで動作時(通常モード時)と省エネモード時の電力供給を行わなければならず、カバー範囲が広いため、例えば図2の(a)に示すように、省エネモード時に電源効率が低下してしまう。
そこで、2コンバータ方式(従来)にて、例えば図2の(b)に示すように、省エネモード時の電源効率を改善させている。そのことを図1によって説明すると、高負荷対応コンバータ(高負荷対応CNV)20の他に、省エネ専用コンバータ(省エネCNV)19を設けて、省エネモード時にメインコントローラ4内の省エネコントローラ13,RAM15,およびI/F部16、FAXコントローラ21内の通信コントローラ22およびI/F部23のみに電源(電力)を供給することにより、最大電流を低くしているため、省エネ専用コンバータ19で供給する電源範囲を小さくでき、電源効率の向上が計られている。
しかし、省エネモード時に電源供給する制御系ブロック(図1に斜線を施していない負荷手段)の最大電流が、動作時(通常モード時)の機能アップ等(メモリ容量アップ)の背景から横ばいであるなかで、省エネモード時の低電力技術が進歩し、2コンバータ方式においても、省エネモード時の電源効率が低下してしまっている。
そこで、この第1実施形態における「2コンバータ補充方式」では、図1でも説明した通り、動作時(負荷大時)に、省エネ専用コンバータ19の出力電源系統に不足する電力を高負荷対応コンバータ20から補充させる(又は高負荷対応コンバータ20からの電源供給に切り替える)。これにより、省エネ専用コンバータ19で供給する最大消費電力を低減することができ、電力供給範囲を絞れるので、例えば図2の(c)に示すように、電源効率の高効率化が狙える。
図3は、図1のPSU17(各コンバータ19,20),メインコントローラ4,エンジンコントローラ3,FAXコントローラ21のON/OFF状態と消費電力との関係の一例を示すタイミングチャートである。
図1に示したMFP1では、機器の起動時に、PSU17が、例えば図3に示すように、省エネ専用コンバータ19(省エネCNV)をON状態にし、省エネコントローラ13(省エネCTL)を含む省エネ時に(つまり常時)電力が必要な制御系ブロック(負荷手段)に電力を供給させる。このとき、省エネ専用コンバータ19の最大電流値は小さいため、電力供給を受けること(電源ON)で起動した省エネコントローラ13は、FAXコントローラ21内の通信コントローラ22(通信CTL)等の省エネモード時に電力が必要な他の制御系ブロックの起動を遅らせる。そのため、その制御系ブロックでは電力消費は行われない。
その後、予め設定された遅延時間が経過すると、省エネコントローラ13が、省エネモード時に電力が必要な他の制御系ブロックへレディ信号(起動信号)を出力すると共に、高負荷対応コンバータ20へもレディ信号を出力して高負荷対応コンバータ20をON状態にし、エンジン部を構成するエンジンコントローラ3(CPU9を含む制御系ブロック)およびモータ7,ファン8を含む動作時のみ電力が必要な駆動系ブロックや、メインコントローラ4内のCPU11を含む動作時のみ電力が必要な制御系ブロックに高負荷対応コンバータ20によって電力を供給させる。
同時に、FAXコントローラ21内の通信コントローラ22(通信CTL)を含む常時電力が必要な制御系ブロックへの不足する電力を高負荷対応コンバータ20によって補充させる。それによって、通信コントローラ22はレディ信号によって起動でき、電力を消費する。
したがって、動作状態(通常モード)に移行することになる。但し、起動直後の動作状態は、直ちにコピー動作,スキャン動作,プリント動作等の各動作を選択的に行うことが可能なスタンバイ状態(スタンバイモード)であり、待機状態(省エネ状態)とは区別している。
そして、動作モードに移行した後、予め設定された規定時間が経過しても、プリント命令等の動作要求がない場合には、エンジン部やメインコントローラ4内のCPU11等の動作は不要なため、待機状態である省エネモードへ移行する。
省エネモードに移行すると、省エネコントローラ13が、高負荷対応コンバータ20へのレディ信号の出力を停止して高負荷対応コンバータ20をOFF状態にする。それによって、省エネ専用コンバータ19のみから電力供給が行われる。
ここで、先にも説明したが、省エネ専用コンバータ19の電源効率を上げるためには、供給する最大電力(最大電流)の低減がポイントとなる。省エネモード時は、クロックストップや部分的な電源OFF(電力供給停止)等によって低電力な状態にできるが、機器の電源投入時(起動時)は、制御が難しく、一般的に省エネモード時より高い消費電力となる。そこで、電源投入時に、部分的に電源起動を遅らせることにより、起動時の最大電力の低減を狙うことができる。
〔第2実施形態〕
図4はこの発明による画像形成装置の第2実施形態であるMFPのハードウェア構成例を示すブロック図であり、図1と同じ部分には同一符号を付している。
図5は、そのMFP100における電源供給状態の説明に供する説明図である。
先にも説明したが、省エネ専用コンバータ19の電源効率を上げるためには、供給する最大電力の低減がポイントとなる。
そこで、この第2実施形態におけるMFP100では、前述した省エネモードを消費電力を最も低減できる第1の省エネモードとし、搭載率の低いオプションの接続(装着)時には、その接続をFAXコントローラ21′内の通信コントローラ22が検知して、その旨を省エネコントローラ13へ通知するため、その通知を受けた省エネコントローラ13が、高負荷対応コンバータ20のON状態を保持する、第1の省エネモードよりも消費電力が少し高め(比較的高め)の第2の省エネモードまで移行させる。よって、通信コントローラ22がオプション検知手段としての機能を、省エネコントローラ13が省エネ状態切替手段としての機能をそれぞれ果す。
このMFP100では、FAXの孫オプション(FAXオプション)24を追加した場合を例としている。FAXオプション24がない場合は、図1〜図3で説明した通りなので、説明を省略する。FAXオプション24の追加時は、PSU170内の省エネ専用コンバータ19では、第2の省エネモードに最大電力をカバーできないため、省エネコントローラ13が高負荷対応コンバータ20へのレディ信号の出力を停止しないことにより、高負荷対応コンバータ20をOFF状態にしない。
そのため、メインコントローラ4のCPU11もON状態を保持するが、省エネコントローラ13はスイッチ部30をオフにしてエンジン部への電力供給は停止させる。
なお、第2の省エネモード時に、省エネ専用コンバータ19をOFF状態にして、高負荷対応コンバータ20のみによって必要な制御系ブロックに電力を供給可能にすることもできる。
ここで、追加のオプションの搭載率を3%とすると、例えば図5に示すように、追加のオプションに合わせて、省エネ専用コンバータ19の電源供給範囲を広げる(MAX容量拡大方式)よりは、オプションなしで省エネ専用コンバータ19を最適化する(MAX容量を変更しない)方が、トータル(ここでは平均比較)で、消費電力量を低減できる。
なお、この第2実施形態では、オプションの追加により、第2の省エネモードに移行して高負荷対応コンバータ20のON状態を保持するようにしたが、オプションの装着品種(種類)を検知し、その検知の結果、追加オプションの品種によっては消費電力が低く、高負荷対応コンバータ20のON状態を保持する必要がなければ、第1の省エネモードに移行して高負荷対応コンバータ20をOFF状態にすることもできる。また、メインコントローラ4のI/F部16として使用(接続)するI/Fの品種によっても、同様の制御を行うことが可能である。例えば、USB用のI/Fが使用されている場合には第1の省エネモードへ、ネットワーク用のI/Fが使用されている場合には第2の省エネモードへの移行に切り替える。この場合、省エネコントローラ13がI/F品種検知手段としての機能を果す。
〔第3実施形態〕
図6はこの発明による画像形成装置の第3実施形態であるMFPのハードウェア構成例を示すブロック図であり、図4と同じ部分には同一符号を付している。なお、図示の都合上、FAXコントローラ21′の図示は省略している。
図7は、図6のメインコントローラ4への入力電圧と省エネ専用コンバータ19の出力電圧と高負荷対応コンバータ20の出力電圧との関係の一例を示す波形図である。
図8は、図6のPSU170およびメインコントローラ4の動作タイミングの一例を示すタイミングチャートである。
図6の省エネ専用コンバータ19と高負荷対応コンバータ20の出力電圧が、同電位の場合、メインコントローラ4内の省エネコントローラ13は、メインコントローラ4に供給される電源電圧から高負荷対応コンバータ20の安定状態を認識できない。これは、省エネ専用コンバータ19が予めON状態の中で高負荷対応コンバータ20がON状態になるが、例えば図7に示すように、各コンバータ19,20の出力電位が同じため、メインコントローラ4に供給される電源電圧に、その変化が表れないためである。
そこで、この第3実施形態のMFP200では、PSU170側から高負荷対応コンバータ20の出力電圧の状態が安定した旨をメインコントローラ4内の省エネコントローラ13へ通知する。この通知は、高負荷対応コンバータ20内部のフィードバック回路部が高負荷対応コンバータ20の出力電圧の状態を検知することによって行うことができる。よって、高負荷対応コンバータ20内部のフィードバック回路部が、状態検知通知手段に相当するものである。
省エネコントローラ13は、例えば図8に示すように、PSU170から高負荷対応コンバータ20の出力電圧の状態が安定した旨の通知を受ける(状態通知信号が安定状態を示すハイレベル“H”になる)と、メインコントローラ4内部のCPU11を含む動作モード時のみ電力が必要な制御系ブロックをON状態にする。また、高負荷対応コンバータ20をOFF状態にする場合には、省エネコントローラ13が、CPU11をOFF状態にしてから高負荷対応コンバータ20をOFF状態にする。
〔第4実施形態〕
図9はこの発明による画像形成装置の第4実施形態であるMFPのハードウェア構成例を示すブロック図であり、図6と同じ部分には同一符号を付している。
図10は、図9のメインコントローラ4′への入力電圧と省エネ専用コンバータ19の出力電圧と高負荷対応コンバータ20の出力電圧との関係の一例を示す波形図である。
図11は、図9のPSU170およびメインコントローラ4′の動作タイミングの一例を示すタイミングチャートである。
図9の省エネ専用コンバータ19と高負荷対応コンバータ20の出力電圧が、同電位でない場合、メインコントローラ4′にて、高負荷対応コンバータ20のON/OFF状態の検知が可能である。これは、省エネ専用コンバータ19が予めON状態の中で高負荷対応コンバータ20がON状態になると、例えば図10に示すように、そのタイミングで、メインコントローラ4に供給する電源電圧(入力電圧)が変化するためである。
そこで、第4実施形態のMFP300では、メインコントローラ4′に電源電圧の変化を検知してその旨を省エネコントローラ13へ通知する検知回路40を設けている。例えば、電源電圧が5Vの場合には高負荷対応コンバータ20の出力電圧が5Vなので、高負荷対応コンバータ20がON状態、電源電圧が3.3Vの場合には省エネ専用コンバータ19の出力電圧が3.3Vなので、高負荷対応コンバータ20がOFF状態であると仮定した場合、電源電圧が3.3Vから5Vに変化した場合に、その変化を検知回路40が検知することができる。よって、検知回路40が、省エネコントローラ13と共に、状態検知通知手段としての機能を果すことができる。
省エネコントローラ13は、例えば図10に示したように、メインコントローラ4′の電源電圧が変化すると、その変化した旨の通知を検知回路40から受ける。なお、この例では、検知回路40が、変化した電源電圧の状態が安定した場合に、その旨を通知するものとするが、その安定を省エネコントローラ13で判断するようにしても良い。
省エネコントローラ13は、例えば図11に示すように、メインコントローラ4′の電源電圧(入力電圧)が変化し、検知回路40から変化した電源電圧の状態が安定した旨の通知を受ける(状態通知信号が安定状態を示すハイレベル“H”になる)と、メインコントローラ4′内部のCPU11を含む動作モード時のみ電力が必要な制御系ブロックをON状態にする。また、高負荷対応コンバータ20をOFF状態にする場合には、省エネコントローラ13が、CPU11をOFF状態にしてから高負荷対応コンバータ20をOFF状態にする。
〔第5実施形態〕
図12はこの発明による画像形成装置の第5実施形態であるMFPのハードウェア構成例を示すブロック図であり、図4と同じ部分には同一符号を付している。
MFPは、様々なオプション構成、つまり複数品種のオプションの接続が可能であり、特に、FAXを含めたI/F系オプションが接続された場合、省エネモード時も、電力供給が必要となる。
しかし、図4によって説明したように高負荷対応コンバータ20を省エネモード時にON状態とする方法では、高負荷対応コンバータ20でカバーする電力範囲が広くなり、どうしても、電源効率は低下し、省エネモード時の低電力化へつながらない。
そこで、第5実施形態のMFP400では、新たな省エネ専用コンバータ50を追加し、省エネ専用コンバータ19でカバーできないオプション類が接続された場合には、省エネ専用コンバータ50をON状態に制御する。また、標準構成のように、省エネ専用コンバータ19のみで対応可能な場合には、省エネ専用コンバータ50をOFF状態にし、低電力化を計る。
上記制御について、もう少し具体的に説明する。
図13は、図12に示したMFP400における具体的な状態遷移と電源効率の説明に供する説明図である。
図14は、図12のPSU180による電源効率の一例を示す波形図である。
このMFP400では、省エネコントローラ13が、起動直後にスタンバイモード(起動直後の動作モード)に移行し、全てのコンバータ、つまり高負荷対応コンバータ20,省エネ専用コンバータ19,50をON状態にする。それによって、直ちにコピー動作,スキャン動作,プリント動作等の各動作を選択的に行うことができる。
また、MFP400では、省エネモードとして、第2実施形態と同様に、消費電力を最も低減できる第1の省エネモードと、第1の省エネモードよりも消費電力が比較的高めの第2の省エネモードとを有しており、標準構成の場合には、前述した適切なタイミングで第1の省エネモードへ移行して、省エネ専用コンバータ19のみをON状態にする。それによって、図12に斜線を施さないで示している常時電力が必要なメインコントローラ4内の負荷手段およびFAXコントローラ21′内の負荷手段が省エネ専用コンバータ19によって電力が供給される。
また、オプション等が接続されている場合には、第2の省エネモードに移行して、省エネ専用コンバータ19,50をON状態にする。それによって、常時電力が必要なメインコントローラ4内の負荷手段およびFAXコントローラ21′内の負荷手段が省エネ専用コンバータ19,50によって電力が供給される。
よって、図14に示すように、第1又は第2の省エネモード時には、破線で示すポジションでなく、実線で示すポジションで、電源効率を維持することができる。
一方、動作モード時には、高負荷対応コンバータ20および省エネ専用コンバータ19が共にON状態となり、図12に斜線を施して示している動作モード時のみ電力が必要なエンジンコントローラ3を含むエンジン部内の負荷手段およびメインコントローラ4内の負荷手段は高負荷対応コンバータ20が、図12に斜線を施さないで示している常時電力が必要なメインコントローラ4内の負荷手段およびFAXコントローラ21′内の負荷手段は省エネ専用コンバータ19がそれぞれ電力を供給するが、常時電力が必要な負荷手段への不足する電力は他の省エネ専用コンバータ50が補充する。
なお、接続するオプションやI/Fの種類(品種)によっても、第1の省エネモード又は第2の省エネモードへの移行に切り替えることは可能である。例えば、I/F部16としてUSB用のI/Fが接続されている場合には第1の省エネモードへ、ネットワーク用のI/Fが接続されている場合には第2の省エネモードへの移行に切り替える。よって、通信コントローラ22がオプション検知手段としての機能を、省エネコントローラ13が省エネ状態切替手段およびI/F品種検知手段としての機能をそれぞれ果す。
また、この実施形態では、省エネ専用コンバータを2つ備えたが、3つ以上備えることもでき、標準構成等の場合には、第1の省エネモードに移行して予め決められた所定の省エネ専用コンバータを、オプション等が接続された場合、又は接続するオプションやI/Fの種類によっては、第2の省エネモードに移行して所定の省エネ専用コンバータと他の1つ又は2つ以上の省エネ専用コンバータをON状態にすることもできる。
以上、この発明をデジタル複合機に適用した実施形態について説明したが、この発明はこれに限られるものではなく、デジタル複写機,ファクシミリ装置,プリンタ等の他の画像形成装置には勿論、家電,自動販売機,医療機器,電源装置,空調システム,ガス・水道・電気等の計量システム,AV機器,遊戯機器や、コンピュータ等も含め、各種電子機器に適用可能である。
〔この発明に関わるプログラム〕
このプログラムは、電子機器を制御するコンピュータであるCPUに、この発明に関わる電力制御手段等の各手段としての機能を実現させるためのプログラムであり、このようなプログラムをCPUに実行させることにより、上述したような作用効果を得ることができる。
このようなプログラムは、はじめから電子機器に備えるROM、あるいは不揮発性メモリ(フラッシュROM,EEPROM等)、あるいはHDDなどの記憶手段に格納しておいてもよいが、記録媒体であるCD−ROM、あるいはメモリカード,フレキシブルディスク,MO,CD−R,CD−RW,DVD+R,DVD+RW,DVD−R,DVD−RW,又はDVD−RAM等の不揮発性記録媒体(メモリ)に記録して提供することもできる。それらの記録媒体に記録されたプログラムを電子機器にインストールしてCPUに実行させるか、CPUにそれらの記録媒体からこのプログラムを読み出して実行させることにより、上述した各手順を実行させることができる。
さらに、ネットワークに接続され、プログラムを記録した記録媒体を備える外部機器あるいはプログラムを記憶手段に記憶した外部機器からダウンロードして実行させることも可能である。
以上の説明から明らかなように、この発明によれば、動作時(高負荷時)と待機時(低負荷時)との電源効率の高効率化を両立することができる。したがって、高電源効率を実現できる電子機器を提供することができる。
1,100,200,300,400:MFP 2:定着ユニット
3:エンジンコントローラ 4,4′:メインコントローラ 5:温度センサ
6:定着ヒータ 7:モータ 8:ファン 9,11:CPU
10:I/O制御IC 12:制御IC 13:省エネコントローラ
14:ROM 15:RAM 16,23:I/F部
17,170,180:PSU 18:ACSW
19,50:省エネ専用コンバータ 20:高負荷対応コンバータ
21,21′:FAXコントローラ 30:スイッチ部 40:検知回路
特開2002−010492号公報 特開2003−291459号公報

Claims (15)

  1. 電力が必要な複数の負荷手段と、該複数の負荷手段に電力を供給する電力供給手段とを有し、通常の動作を行う動作状態と消費電力を低減できる省エネ状態とを含む複数の機器状態のいずれかへの移行が可能な電子機器であって、
    前記電力供給手段として、高負荷対応の電力供給手段と、低負荷対応の電力供給手段とを備え、
    前記省エネ状態時には、前記複数の負荷手段のうちの常時電力が必要な負荷手段にのみ、前記低負荷対応の電力供給手段によって電力を供給させ、前記動作状態時には、前記常時電力が必要な負荷手段に、前記低負荷対応の電力供給手段によって電力を供給させると共に、該負荷手段への不足する電力を前記高負荷対応の電力供給手段によって補充させる電力制御手段を設けたことを特徴とする電子機器。
  2. 前記電力制御手段は、前記動作状態時に、前記複数の負荷手段のうちの常時電力が必要な負荷手段以外の負荷手段には、前記高負荷対応の電力供給手段によって電力を供給させることを特徴とする請求項1に記載の電子機器。
  3. 請求項1又は2に記載の電子機器において、
    前記常時電力が必要な負荷手段として、複数の負荷手段を備え、
    前記電力制御手段は、当該電子機器を起動する起動状態時に、前記低負荷対応の電力供給手段をオンにして前記常時電力が必要な負荷手段のうちの一部の負荷手段にのみ電力を供給させた後、前記高負荷対応の電力供給手段をオンにして前記常時電力が必要な負荷手段のうちの残りの負荷手段にも電力を供給させることを特徴とする電子機器。
  4. 請求項1乃至3のいずれか一項に記載の電子機器において、
    前記低負荷対応の電力供給手段により常時電力が供給され、オプションの有無又は装着品種を検知するオプション検知手段を設け、
    前記電力制御手段は、前記省エネ状態時に、前記オプション検知手段の検知結果によっては、前記高負荷対応の電力供給手段によって、あるいは該電力供給手段と前記低負荷対応の電力供給手段の両方によって電力を供給させることを特徴とする電子機器。
  5. 請求項4に記載の電子機器において、
    前記省エネ状態として、消費電力を最も低減できる第1の省エネ状態と、該省エネ状態より消費電力が比較的高めの第2の省エネ状態とを有し、
    前記オプション検知手段の検知結果に応じて、前記第1の省エネ状態又は前記第2の省エネ状態への移行に切り替える省エネ状態切替手段を設け、
    前記電力制御手段は、前記第1の省エネ状態時には、前記低負荷対応の電力供給手段によって電力を供給させ、前記第2の省エネ状態時には、前記高負荷対応の電力供給手段によって、あるいは該電力供給手段と前記低負荷対応の電力供給手段の両方によって電力を供給させることを特徴とする電子機器。
  6. 前記高負荷対応の電力供給手段および前記低負荷対応の電力供給手段は、互いに出力電圧が同電位であり、
    前記高負荷対応の電力供給手段は、常時電力が供給され、自己の出力電圧の状態を検知して前記電力制御手段へ通知する状態検知通知手段を有することを特徴とする請求項1乃至5のいずれか一項に記載の電子機器。
  7. 前記状態検知通知手段は、前記出力電圧の状態が安定した場合に、その旨を前記電力制御手段へ通知する手段であることを特徴とする請求項6に記載の電子機器。
  8. 請求項1乃至5のいずれか一項に記載の電子機器において、
    前記高負荷対応の電力供給手段および前記低負荷対応の電力供給手段は、互いに出力電圧が異なる電位であり、
    前記低負荷対応の電力供給手段により常時電力が供給され、入力電圧の変化を検知して前記電力制御手段へ通知する状態検知通知手段を設けたことを特徴とする電子機器。
  9. 前記状態検知通知手段は、前記入力電圧の変化を検知した後、該入力電圧の状態が安定した場合に、その旨を前記電力制御手段へ通知する手段であることを特徴とする請求項8に記載の電子機器。
  10. 前記電力制御手段は、前記通知を受けた場合に、前記複数の負荷手段のうちの常時電力が必要な負荷手段以外の負荷手段を起動させることを特徴とする請求項7又は9に記載の電子機器。
  11. 電力が必要な複数の負荷手段と、該複数の負荷手段に電力を供給する電力供給手段とを有し、通常の動作を行う動作状態と消費電力を低減できる省エネ状態とを含む複数の機器状態のいずれかへの移行が可能な電子機器であって、
    前記電力供給手段として、高負荷対応の電力供給手段を備えると共に、低負荷対応の電力供給手段を複数備え、
    前記複数の低負荷対応の電力供給手段のうちの予め決められた低負荷対応の電力供給手段により常時電力が供給され、オプションの有無又は装着品種を検知するオプション検知手段と、
    前記省エネ状態時には、前記複数の負荷手段のうちの常時電力が必要な負荷手段にのみ、前記オプション検知手段の検知結果に応じて前記複数の低負荷対応の電力供給手段のうちの予め決められた低負荷対応の電力供給手段あるいは該電力供給手段と他の低負荷対応の電力供給手段によって電力を供給させ、前記動作状態時には、前記常時電力が必要な負荷手段に、前記予め決められた低負荷対応の電力供給手段によって電力を供給させると共に、該負荷手段への不足する電力を前記他の低負荷対応の電力供給手段によって補充させる電力制御手段とを設けたことを特徴とする電子機器。
  12. 請求項11に記載の電子機器において、
    前記省エネ状態として、消費電力を最も低減できる第1の省エネ状態と、該省エネ状態より消費電力が比較的高めの第2の省エネ状態とを有し、
    前記オプション検知手段の検知結果に応じて、前記第1の省エネ状態又は前記第2の省エネ状態への移行に切り替える省エネ状態切替手段を設け、
    前記電力制御手段は、前記第1の省エネ状態時には、前記予め決められた低負荷対応の電力供給手段によって電力を供給させ、前記第2の省エネ状態時には、前記予め決められた低負荷対応の電力供給手段と前記他の低負荷対応の電力供給手段によって電力を供給させることを特徴とする電子機器。
  13. 請求項1乃至12のいずれか一項に記載の電子機器は、記録媒体上に画像形成を行う画像形成手段と、外部と通信する通信手段と、機器全体を統括的に制御するメイン制御手段とを有する画像形成装置であり、
    前記複数の負荷手段のうちの常時電力が必要な負荷手段は、前記通信手段および前記メイン制御手段内の前記電力制御手段を構成する一部分であり、
    前記複数の負荷手段のうちの常時電力が必要な負荷手段以外の負荷手段は、前記メイン制御手段内の残りの部分および前記画像形成手段を構成する部分であることを特徴とする画像形成装置。
  14. 電力が必要な複数の負荷手段と、該複数の負荷手段に電力を供給する高負荷対応の電力供給手段および低負荷対応の電力供給手段とを有し、通常の動作を行う動作状態と消費電力を低減できる省エネ状態とを含む複数の機器状態のいずれかへの移行が可能な電子機器を制御するコンピュータに、
    前記省エネ状態時には、前記複数の負荷手段のうちの常時電力が必要な負荷手段にのみ、前記低負荷対応の電力供給手段によって電力を供給させ、前記動作状態時には、前記常時電力が必要な負荷手段に、前記低負荷対応の電力供給手段によって電力を供給させると共に、該負荷手段への不足する電力を前記高負荷対応の電力供給手段によって補充させる電力制御機能を実現させるためのプログラム。
  15. 請求項14に記載されたプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。

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