JP2011237224A - マイクロ流路デバイス - Google Patents

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Abstract

【課題】一定量の液体を安定して吐出することができるマイクロ流路デバイスを提供すること。
【解決手段】マイクロ流路デバイス1は、第1の液体L1が通過する第1の流路と、第1の流路と異なる位置に配置され、第2の液体L2が通過する第2の流路と、第1の流路を通過した第1の液体L1と第2の流路を通過した第2の液体L2とが合流して、混合される第3の流路とを有するデバイス本体2と、デバイス本体2とは別体の小片で構成されており、デバイス本体2に対し第3の流路の下流側に装着され、その装着状態で第3の流路と連通する微小流路42を有するノズル4とを備えている。微小流路42は、小片の先端面43に開口して形成され、第3の流路を通過した第1の液体L1と第2の液体L2との混合液L3が吐出される吐出口421を有し、吐出口421の正面視での形状が円形をなす。
【選択図】図1

Description

本発明は、マイクロ流路デバイスに関する。
従来から、生体試料を含む液体(以下「試料液」と言う)を複数の試験管にそれぞれ分注し、各試験管内の生体試料に対し処理(試験)を行なう方法が知られている。この方法には、マイクロ流路を有するマイクロ流路デバイスを用いることができる(例えば、特許文献1参照)。特許文献1に記載のマイクロ流路デバイスは、長尺な板部材(基板)の一方の面に溝が形成され、当該溝が試料液が通過するマイクロ流路となるものである。このマイクロ流路は、板部材の一端面に開放しており、この開放した部分が、試料液が試験管に向かって吐出される吐出口となる。また、マイクロ流路は、その横断面形状が三角形(「V」字状)、四角形(「コ」字状)、半円形(「U」字状)をなすものとなっているため、当然、吐出口も同様の形状となる。
しかしながら、このような形状の吐出口では、試料液を吐出した際、その都度、大きさ、すなわち、液量にばらつきが生じるという問題があった。
特開2005−27659号公報
本発明の目的は、一定量の液体を安定して吐出することができるマイクロ流路デバイスを提供することにある。
このような目的は、下記(1)〜(15)の本発明により達成される。
(1) 第1の液体が通過する第1の流路と、該第1の流路と異なる位置に配置され、第2の液体が通過する第2の流路と、前記第1の流路を通過した前記第1の液体と前記第2の流路を通過した前記第2の液体とが合流して、混合される第3の流路とを有するデバイス本体と、
前記デバイス本体とは別体の小片で構成されており、前記デバイス本体に対し前記第3の流路の下流側に装着され、その装着状態で前記第3の流路と連通する微小流路を有するノズルとを備え、
前記微小流路は、前記小片の端面に開口して形成され、前記第3の流路を通過した前記第1の液体と前記第2の液体との混合液が吐出される吐出口を有し、該吐出口の正面視での形状が円形をなすことを特徴とするマイクロ流路デバイス。
(2) 前記吐出口が鉛直下方を向いた状態で使用される上記(1)に記載のマイクロ流路デバイス。
(3) 前記吐出口の直径は、20〜500μmである上記(1)または(2)に記載のマイクロ流路デバイス。
(4) 前記微小流路は、その少なくとも長手方向の途中から前記吐出口までの部分の横断面形状が円形をなす上記(1)ないし(3)のいずれかに記載のマイクロ流路デバイス。
(5) 前記微小流路は、その内径が長手方向に沿って一定の部分を有する上記(1)ないし(4)のいずれかに記載のマイクロ流路デバイス。
(6) 前記微小流路は、その内径が下流側に向かって漸減するテーパ状をなす部分を有する上記(1)ないし(5)のいずれかに記載のマイクロ流路デバイス。
(7) 前記微小流路は、その内径が長手方向の途中で下流側に向かって段階的に減少する段差部を有する上記(1)ないし(6)のいずれかに記載のマイクロ流路デバイス。
(8) 前記微小流路は、前記段差部よりも上流側の部分と前記段差部よりも下流側の部分とで横断面形状が互いに異なる上記(7)に記載のマイクロ流路デバイス。
(9) 前記微小流路の全長は、0.1〜5mmである上記(1)ないし(8)のいずれかに記載のマイクロ流路デバイス。
(10) 前記微小流路と前記第3の流路との境界部では、前記微小流路の横断面の大きさと前記第3の流路の横断面の大きさが異なる上記(1)ないし(9)のいずれかに記載のマイクロ流路デバイス。
(11) 前記デバイス本体の前記ノズルが装着される部分には、該ノズルが挿入される凹部が形成されている上記(1)ないし(10)のいずれかに記載のマイクロ流路デバイス。
(12) 前記デバイス本体は、2枚の板部材を互いに対向して接合したものであり、
前記2枚の板部材のうちの少なくとも一方の板部材の接合面には、前記第1の流路、前記第2の流路および前記第3の流路となる溝が形成されている上記(1)ないし(11)のいずれかに記載のマイクロ流路デバイス。
(13) 前記デバイス本体と前記ノズルとは、同一または異なる材料で構成されている上記(1)ないし(12)のいずれかに記載のマイクロ流路デバイス。
(14) 前記デバイス本体と前記ノズルとは、樹脂材料で構成されている上記(1)ないし(13)のいずれかに記載のマイクロ流路デバイス。
(15) 前記デバイス本体と前記ノズルとは、融着により接合される上記(14)に記載のマイクロ流路デバイス。
本発明によれば、吐出口から吐出された吐出液は、いずれも、形状が球状となり、その大きさが一定のものとなる、すなわち、一定量の液体が確実に安定して吐出される。
また、ノズルの微小流路の少なくとも長手方向の途中から吐出口までの部分の横断面形状が円形をなす場合には、例えば微小流路内を混合液が層流状態で通過しているならば、当該層流状態が吐出口まで安定して維持される。これにより、混合液が吐出口から勢いよく飛び出るのが防止され、よって、一定量の液体をより確実に安定して吐出することができる。
本発明のマイクロ流路デバイスの第1実施形態を示す分解斜視図である。 図1中のA−A線断面図(図1に示すマイクロ流路デバイスの使用状態を示す縦断面図)である。 図1中のB−B線断面図(ノズルの微小流路とデバイス本体の第3の流路との大小関係を示す横断面図)である。 図1中の矢印C方向から見た図(正面図)である。 本発明のマイクロ流路デバイス(第2実施形態)におけるノズルを示す斜視図である。 図5に示すノズルの縦断面図である。 図5に示すノズルの微小流路とデバイス本体の第3の流路との大小関係を示す横断面図である。 本発明のマイクロ流路デバイス(第3実施形態)におけるノズルを示す斜視図である。 図8に示すノズルの縦断面図である。 本発明のマイクロ流路デバイス(第4実施形態)におけるノズルを示す斜視図である。 本発明のマイクロ流路デバイス(第5実施形態)におけるノズルを示す斜視図である。 図11に示すノズルの縦断面図である。
以下、本発明のマイクロ流路デバイスを添付図面に示す好適な実施形態に基づいて詳細に説明する。
<第1実施形態>
図1は、本発明のマイクロ流路デバイスの第1実施形態を示す分解斜視図、図2は、図1中のA−A線断面図(図1に示すマイクロ流路デバイスの使用状態を示す縦断面図)、図3は、図1中のB−B線断面図(ノズルの微小流路とデバイス本体の第3の流路との大小関係を示す横断面図)、図4は、図1中の矢印C方向から見た図(正面図)である。なお、以下では、説明の都合上、図1および図2中(図5、図6および図8〜図12についても同様)の上側を「基端」、「上」または「上方」、下側を「先端」、「下」または「下方」と言う。また、図1中では、見易くするためにマイクロ流路デバイスの厚さ方向を誇張して模式的に図示しており、マイクロ流路デバイスの厚さ、長さ、幅の比率は実際とは大きく異なる。
図1、図2に示すように、マイクロ流路デバイス(マイクロ流路チップ)1は、液体を複数の収納容器20に分注するのに用いられるものである。なお、収納容器20としては、図2に示す構成では試験管であるが、これに限定されず、例えば、多数(例えば384個)のウェル(凹部)が行列状に配置されたプレートであってもよい。
なお、マイクロ流路デバイス1で分注される液体としては、特に限定されないが、本実施形態では、一例として、生体試料(例えば、DNAを含む水溶液)を含む試料液としての第1の液体L1と、第1の液体L1を希釈する希釈液(例えば、DNAをスライド上にスポッティングするために調整されたスポッティング溶液)としての第2の液体L2とを混合した混合液L3を挙げる。また、第1の液体L1および第2の液体L2は、それぞれ、タンク(図示せず)に予め貯留されている。そして、ポンプ(図示せず)の作動により、第1の液体L1は、チューブ301介して、マイクロ流路デバイス1に供給され、第2の液体L2は、チューブ302介して、マイクロ流路デバイス1に供給される(図1参照)。
マイクロ流路デバイス1は、デバイス本体2と、デバイス本体2の先端部に装着されるノズル4Aとを備えている。以下、各部の構成について説明する。
図2に示すように、デバイス本体2は、第1の液体L1が通過する第1の流路(第1のマイクロ流路)21と、第2の液体L2が通過する第2の流路(第2のマイクロ流路)22と、混合液L3が通過する第3の流路(第3のマイクロ流路)23とを有している。なお、第1の流路21、第2の流路22および第3の流路23は、それぞれ、その横断面形状が正方形、その他、例えば長方形、円形となっているのが好ましい(図3参照)。
これら3本のマイクロ流路を有するデバイス本体2は、長尺な、すなわち、平面視で長方形をなす2枚の板部材3a、3bで構成され、板部材3a、3b同士を互いに対向して接合したものである(図1参照)。なお、この接合方法としては、特に限定されず、例えば、融着(熱融着、高周波融着、超音波融着等)による方法、接着(接着剤や溶媒による接着)による方法等が挙げられる。
図2に示すように、板部材3aの一方の面(板部材3bとの接合面34)には、平面視で「Y」字状をなす溝が形成されている。すなわち、板部材3aの接合面34には、図2中左上から右下に向かって延びる第1の溝31と、第1の溝31とは反対に(第1の溝31と異なる位置に)、図2中右上から左下に向かって延びる第2の溝32と、第1の溝31と第2の溝32との合流点から下方に向かって延びる第3の溝33とが形成されている。そして、板部材3aと板部材3bとを接合した状態で、第1の溝31の内面と板部材3bの接合面34とで囲まれた空間が第1の流路21となり、第2の溝32の内面と板部材3bの接合面34とで囲まれた空間が第2の流路22となり、第3の溝33の内面と板部材3bの接合面34とで囲まれた空間が第3の流路23となる。このように、デバイス本体2では、溝が形成された板部材3aと板部材3bとを接合するという簡単な構成で前記マイクロ流路を形成することができる。
また、板部材3bには、チューブ301が接続される接続口351と、チューブ302が接続される接続口352とが設けられている(図1参照)。接続口351および352は、それぞれ、板部材3bをその厚さ方向に貫通する貫通孔で構成されている。そして、チューブ301から送られてくる第1の液体L1を、接続口351を介して、第1の流路21に供給することができ、チューブ302から送られてくる第2の液体L2を、接続口352を介して、第2の流路22に供給することができる。
図2に示すように、このような構成のデバイス本体2では、接続口351から流入した第1の液体L1は、第1の流路21を流下し、接続口352から流入した第2の液体L2は、第2の流路22を流下する。これら流下した第1の液体L1と第2の液体L2とは、第3の流路23で合流して混合され、混合液L3となる。この混合液L3は、さらに第3の流路23を流下して、ノズル4Aに至ることとなる。
また、図1、図2に示すように、デバイス本体2は、ノズル4Aが装着される装着部24を有している。装着部24は、第3の流路23の下流側に位置し、デバイス本体2の先端面25に形成された凹部で構成されている。後述するようにノズル4Aは平面視で長方形をなす板片で構成されており、装着部24は、ノズル4Aの外形形状に対応した形状をなす、すなわち、その幅wがノズル4Aの幅wと同じであるかまたはそれよりも若干大きく、その深さhがノズル4Aの長さhと同じに設定されている(図2参照)。この装着部24にノズル4Aを挿入して、ノズル4Aの角部41を装着部24の角部241に突き当てることにより、ノズル4Aのデバイス本体2に対する位置決めがなされ、ノズル4Aの微小流路42とデバイス本体2の第3の流路23とが確実に連通する。また、図3に示すように、第3の流路の23と微小流路42とが同軸上に位置することとなり、よって、混合液L3が第3の流路の23と微小流路42との境界部を円滑に、すなわち、前記層流状態で通過することができる。なお、ノズル4Aと装着部24とが互いに接する面にそれぞれ位置決め用の凹凸が形成されていてもよい。
そして、この突き当て状態でノズル4Aとデバイス本体2と接合することにより、当該ノズル4Aを装着部24に確実に装着することができる。図2に示すように、装着された(装着状態の)ノズル4Aは、その全体が装着部24内に収納された状態となる。これにより、ノズル4Aが保護され、よって、例えばノズル4Aが誤って収納容器20と衝突して破損してしまうのを防止することができる。
図2に示すように、ノズル4Aは、混合液L3を吐出液Mとして吐出するものである。このノズル4Aは、平面視で長方形をなす板片(小片)で構成されている。ノズル4Aの長さhは、特に限定されず、例えば、0.1〜5mmであるのが好ましく、0.5〜3.0mmであるのがより好ましい。ノズル4Aの幅wは、特に限定されず、例えば、0.5〜20.0mmであるのが好ましく、2.0〜10.0mmであるのがより好ましい。ノズル4Aの厚さtは、デバイス本体2の厚さtと同じであり、0.5〜5.0mmであるのが好ましく、1.0〜3.0mmであるのがより好ましい。
ノズル4Aには、その長手方向に貫通する貫通孔で構成された微小流路(マイクロ流路)42が形成されている。微小流路42は、デバイス本体2の第3の流路23と連通しており、当該第3の流路23を通過した混合液L3が流入することができる。また、微小流路42は、ノズル4Aの先端面43に開口しており、この開口した部分が混合液L3(吐出液M)を吐出する吐出口421として機能する。そして、図1、図2に示すように、吐出口421が鉛直下方を向いた状態で、マイクロ流路デバイス1が使用される。
図1〜図3に示すように、微小流路42の横断面形状は、円形をなしている。また、微小流路42の内径は、当該微小流路42の長手方向に沿って一定となっている。そして、微小流路42は、前述したようにノズル4Aの長手方向に貫通したものであるため、その全長(流路長)は、ノズル4Aの長さhである。なお、図3に示すように、微小流路42の横断面の大きさと第3の流路の23の横断面の大きさとの大小関係は、第3の流路の23の横断面が微小流路42の横断面よりも大となっている、すなわち、第3の流路の23の横断面が微小流路42の横断面を包含する関係となっている。また、このような大小関係となっている場合、第3の流路の横断面の輪郭線の内側に微小流路42の横断面の輪郭線が接するのが好ましい。
このような形状の微小流路42が形成されていることにより、第3の流路23を前記層流状態で通過する混合液L3は、そのままの状態で当該微小流路42も通過することができる。これにより、吐出液Mが吐出口421から勢いよく飛び出す、すなわち、噴出するのが防止され、よって、吐出されるいずれの吐出液Mが一定量となるのに寄与する。
また、前述したように微小流路42の横断面形状が円形であるため、当然、吐出口421の正面視での形状も円形をなす(図4参照)。この吐出口421の直径φdは、特に限定されないが、例えば、20〜500μmであるのが好ましく、50〜200μmであるのがより好ましい。また、吐出口421の真円度は、0.8〜1であるのが好ましい。
吐出口421がこのような形状をなすことにより、当該吐出口421から吐出された吐出液Mは、いずれも、形状が球状となり、その大きさが一定のものとなる(図2参照)。すなわち、一定量の吐出液Mが安定して吐出される。そして、例えば吐出口421の直下に位置する収納容器20に混合液L3を充填する際、落下する吐出液Mの数をカウントすれば、確実に一定量の混合液L3を収納容器20に充填することができる。
また、仮に、円形の吐出口421を有するノズル4Aを、デバイス本体2のように、2枚の板部材を接合した接合体で構成しようとした場合を考えてみる。この場合、各板部材の接合面に横断面形状が半円状をなし、微小流路42となる溝をそれぞれ形成し、板部材同士を接合するが、その接合の際に板部材同士がズレて、結果、吐出口421が円形とはならい。このような非円形の吐出口421から吐出液Mを吐出すると、その吐出液Mの大きさ、すなわち、液量にばらつきが生じてしまう。
しかしながら、前述したように、本発明では、ノズル4Aは、横断面形状が円形の貫通孔で構成された微小流路42を有し、当該微小流路42の開口部が円形の吐出口421となったものである。円形の吐出口421であれば、一定量の吐出液Mを確実に安定して吐出することができる、すなわち、前記液量にばらつきが生じるという不具合が防止される。
なお、吐出口421は、撥水性を有していて(付与して)もよい。これにより、吐出口421に混合液L3が残留するのが防止され、よって、一定量の吐出液Mをより確実に安定して吐出することができる。吐出口421に撥水性を担持させる方法としては、特に限定されないが、例えば、ポリテトラフルオロエチレン(PTFE)、エチレン−テトラフルオロエチレン共重合体等のフッ素系樹脂等の撥水性材料(疎水性材料)で構成された被膜を形成する方法等が挙げられる。
また、デバイス本体2とノズル4Aとは、同一の材料で構成されていてもよいし、異なる材料で構成されていてもよい。
同一の構成材料を用いた場合には、使用する構成材料の種類が少なくなり、よって、マイクロ流路デバイス1の製造コストを抑制することができる。また、構成材料が同一の場合、その構成材料としては、樹脂材料が挙げられる。樹脂材料としては、例えば、ポリスチレン、ポリエチレン、ポリ塩化ビニル、ポリプロピレン、環状ポリオレフィン、ポリカーボネート、ポリエステル、ポリメチルメタクリレート、ポリビニルアセテート、ビニル−アセテート共重合体、スチレン−メチルメタアクリレート共重合体、アクリルニトリル−スチレン共重合体、アクリルニトリル−ブタジエン−スチレン共重合体、ナイロン、ポリメチルペンテン、シリコン樹脂、アミノ樹脂、ポリスルフォン、ポリエーテルスルフォン、ポリエーテルイミド、フッ素樹脂、ポリイミド等が挙げられ、これらのうちの1種または2種以上を組み合わせて(例えば2層以上の積層体として)用いることができる。
構成材料として樹脂材料を用いるにより、デバイス本体2とノズル4Aとの接合方法として、超音波融着、熱融着、高周波融着等の融着による方法を用いることができる。なお、超音波融着が好ましい。
また、これらの樹脂材料に、顔料、染料、酸化防止剤、難燃剤等の添加物を適宜混合してもよい。
一方、異なる構成材料を用いた場合には、例えば、デバイス本体2およびノズル4Aのそれぞれの成形に特に適した材料を用いることができる。
<第2実施形態>
図5は、本発明のマイクロ流路デバイス(第2実施形態)におけるノズルを示す斜視図、図6は、図5に示すノズルの縦断面図、図7は、図5に示すノズルの微小流路とデバイス本体の第3の流路との大小関係を示す横断面図である。
以下、これらの図を参照して本発明のマイクロ流路デバイスの第2実施形態について説明するが、前述した実施形態との相違点を中心に説明し、同様の事項はその説明を省略する。
本実施形態は、ノズルの微小流路の形状が異なること以外は前記第1実施形態と同様である。
図5、図6に示すように、ノズル4Bの微小流路42は、その横断面形状が円形をなし、内径が下流側に向かって漸減するテーパ状をなすものである。この微小流路42のテーパ角度θは、特に限定されず、例えば、0.5〜10度であるのが好ましく、1〜5度であるのがより好ましい。
また、図7に示すように、微小流路42の横断面の大きさと第3の流路の23の横断面の大きさとの大小関係は、これら流路の境界部で、微小流路42の横断面が第3の流路の23の横断面よりも大となっている、すなわち、微小流路42の横断面が第3の流路の23の横断面を包含する関係となっている。また、このような大小関係となっている場合、微小流路42の横断面の輪郭線の内側に第3の流路の横断面の輪郭線が接するのが好ましい。
微小流路42がこのような形状をなすことにより、前記第1実施形態と同様に、微小流路42の吐出口421から一定量の吐出液Mを安定して吐出することができる。
また、微小流路42のテーパ角度θ(勾配)は、微小流路42を成形する上での抜きテーパとしても機能する。これにより、ノズル4Bを金型成形する際、その生産性(量産性)に優れる。また、微小流路42がテーパ角度θを有するものであるため、当該微小流路42の強度も向上する。
<第3実施形態>
図8は、本発明のマイクロ流路デバイス(第3実施形態)におけるノズルを示す斜視図、図9は、図8に示すノズルの縦断面図である。
以下、これらの図を参照して本発明のマイクロ流路デバイスの第3実施形態について説明するが、前述した実施形態との相違点を中心に説明し、同様の事項はその説明を省略する。
本実施形態は、ノズルの微小流路の形状が異なること以外は前記第1実施形態と同様である。
図8、図9に示すように、ノズル4Cの微小流路42は、その横断面形状が円形をなし、内径が長手方向の途中で下流側に向かって段階的に減少する1つの段差部422を有している。この段差部422を境界として、微小流路42は、下流側の小径部423と、小径部よりも内径が大きい、上流側の大径部424とに分けることができる。また、段差部422は、丸みを帯びている(図9参照)。
微小流路42がこのような形状をなすことにより、前記第1実施形態と同様に、微小流路42の吐出口421から一定量の吐出液Mを安定して吐出することができる。また、段差部422を有する微小流路42の構成は、微小流路42を通過する混合液L3の流速を、混合液L3が吐出される直前で若干増加させたい場合に有効である。これにより、例えば、収納容器20に対する混合液L3の供給速度が増加し、当該混合液L3を迅速に供給することができる。
また、ノズル4Cの微小流路42は、例えばノズル4Aの微小流路42よりも大きいものである。これにより、ノズル4Cを金型成形する際、金型を微小流路42から容易に離型することができ、よって、生産性に優れる。また、ノズル4Cでは、微小流路42が大きくなった分、当該微小流路42の強度も向上する。
<第4実施形態>
図10は、本発明のマイクロ流路デバイス(第4実施形態)におけるノズルを示す斜視図である。
以下、この図を参照して本発明のマイクロ流路デバイスの第4実施形態について説明するが、前述した実施形態との相違点を中心に説明し、同様の事項はその説明を省略する。
本実施形態は、ノズルの微小流路の形状が異なること以外は前記第3実施形態と同様である。
図10に示すように、ノズル4Dの微小流路42は、段差部422よりも下流側の小径部423と、段差部422よりも上流側の大径部424とで、横断面形状が互いに異なっている。具体的には、小径部423の横断面形状は、円形であり、大径部424の横断面形状は、正方形(四角形)である。
微小流路42がこのような形状をなすことにより、例えば、大径部424の横断面形状を第3の流路の23の横断面と同じ大きさにすることができ、よって、これら流路の境界部に段差部が生じるのを防止することができる。これにより、混合液L3は、確実に前記層流状態で第3の流路23および大径部424(微小流路42)を順に通過することができ、よって、吐出口421から勢いよく飛び出すのを防止することができる。
また、ノズル4Dの微小流路42は、例えばノズル4Aの微小流路42よりも大きいものである。これにより、ノズル4Dを金型成形する際、金型を微小流路42から容易に離型することができ、よって、生産性に優れる。また、ノズル4Dでは、微小流路42が大きくなった分、当該微小流路42の強度も向上する。
<第5実施形態>
図11は、本発明のマイクロ流路デバイス(第5実施形態)におけるノズルを示す斜視図、図12は、図11に示すノズルの縦断面図である。
以下、これらの図を参照して本発明のマイクロ流路デバイスの第5実施形態について説明するが、前述した実施形態との相違点を中心に説明し、同様の事項はその説明を省略する。
本実施形態は、ノズルの微小流路の形状が異なること以外は前記第1実施形態と同様である。
図11、図12に示すように、ノズル4Eの微小流路42は、下流側の内径一定部425と、上流側のテーパ部426とに分けることができる。内径一定部425は、その内径が長手方向に沿って一定となっている部分である。テーパ部426は、その内径が下流側に向かって漸減するテーパ状をなす部分である。微小流路42がこのような構成となっていることにより、微小流路42の吐出口421から一定量の吐出液Mを安定して吐出することができる。
また、テーパ部426のテーパ形状(勾配)は、微小流路42を成形する上での抜きテーパとしても機能する。これにより、ノズル4Eを金型成形する際、その生産性(に優れる。また、微小流路42がテーパ形状をなす部分(テーパ部426)を有するものであるため、当該微小流路42の強度も向上する。
以上、本発明のマイクロ流路デバイスを図示の実施形態について説明したが、本発明は、これに限定されるものではなく、マイクロ流路デバイスを構成する各部は、同様の機能を発揮し得る任意の構成のものと置換することができる。また、任意の構成物が付加されていてもよい。
また、本発明のマイクロ流路デバイスは、前記各実施形態のうちの、任意の2以上の構成(特徴)を組み合わせたものであってもよい。
また、デバイス本体は、2枚の板部材のうちの一方に流路となる溝が形成されているものに限定されず、例えば、双方の板部材にそれぞれ流路となる溝が形成されていているものであってもよい。
また、ノズルは、デバイス本体の先端面から突出していてもよい。
また、第1の液体と第2の液体とは、前記各実施形態では組成が異なるものであるが、これに限定されず、例えば、組成が同じものであってもよい。
また、ノズルは、第1の液体と第2の液体とが混合した混合液を吐出するものであるが、この「混合」には、第1の液体と第2の液体とを単に混合する場合だけでなく、第1の液体と第2の液体とを層流状態で混合する場合も含まれる。
1 マイクロ流路デバイス(マイクロ流路チップ)
2 デバイス本体
21 第1の流路(第1のマイクロ流路)
22 第2の流路(第2のマイクロ流路)
23 第3の流路(第3のマイクロ流路)
24 装着部
241 角部
25 先端面
3a、3b 板部材
31 第1の溝
32 第2の溝
33 第3の溝
34 接合面
351、352 接続口
4A、4B、4C、4D、4E ノズル
41 角部
42 微小流路(マイクロ流路)
421 吐出口
422 段差部
423 小径部
424 大径部
425 内径一定部
426 テーパ部
43 先端面
20 収納容器
301、302 チューブ
L1 第1の液体
L2 第2の液体
L3 混合液
M 吐出液
φd 直径
深さ
長さ
、w
、t 厚さ
θ テーパ角度

Claims (15)

  1. 第1の液体が通過する第1の流路と、該第1の流路と異なる位置に配置され、第2の液体が通過する第2の流路と、前記第1の流路を通過した前記第1の液体と前記第2の流路を通過した前記第2の液体とが合流して、混合される第3の流路とを有するデバイス本体と、
    前記デバイス本体とは別体の小片で構成されており、前記デバイス本体に対し前記第3の流路の下流側に装着され、その装着状態で前記第3の流路と連通する微小流路を有するノズルとを備え、
    前記微小流路は、前記小片の端面に開口して形成され、前記第3の流路を通過した前記第1の液体と前記第2の液体との混合液が吐出される吐出口を有し、該吐出口の正面視での形状が円形をなすことを特徴とするマイクロ流路デバイス。
  2. 前記吐出口が鉛直下方を向いた状態で使用される請求項1に記載のマイクロ流路デバイス。
  3. 前記吐出口の直径は、20〜500μmである請求項1または2に記載のマイクロ流路デバイス。
  4. 前記微小流路は、その少なくとも長手方向の途中から前記吐出口までの部分の横断面形状が円形をなす請求項1ないし3のいずれかに記載のマイクロ流路デバイス。
  5. 前記微小流路は、その内径が長手方向に沿って一定の部分を有する請求項1ないし4のいずれかに記載のマイクロ流路デバイス。
  6. 前記微小流路は、その内径が下流側に向かって漸減するテーパ状をなす部分を有する請求項1ないし5のいずれかに記載のマイクロ流路デバイス。
  7. 前記微小流路は、その内径が長手方向の途中で下流側に向かって段階的に減少する段差部を有する請求項1ないし6のいずれかに記載のマイクロ流路デバイス。
  8. 前記微小流路は、前記段差部よりも上流側の部分と前記段差部よりも下流側の部分とで横断面形状が互いに異なる請求項7に記載のマイクロ流路デバイス。
  9. 前記微小流路の全長は、0.1〜5mmである請求項1ないし8のいずれかに記載のマイクロ流路デバイス。
  10. 前記微小流路と前記第3の流路との境界部では、前記微小流路の横断面の大きさと前記第3の流路の横断面の大きさが異なる請求項1ないし9のいずれかに記載のマイクロ流路デバイス。
  11. 前記デバイス本体の前記ノズルが装着される部分には、該ノズルが挿入される凹部が形成されている請求項1ないし10のいずれかに記載のマイクロ流路デバイス。
  12. 前記デバイス本体は、2枚の板部材を互いに対向して接合したものであり、
    前記2枚の板部材のうちの少なくとも一方の板部材の接合面には、前記第1の流路、前記第2の流路および前記第3の流路となる溝が形成されている請求項1ないし11のいずれかに記載のマイクロ流路デバイス。
  13. 前記デバイス本体と前記ノズルとは、同一または異なる材料で構成されている請求項1ないし12のいずれかに記載のマイクロ流路デバイス。
  14. 前記デバイス本体と前記ノズルとは、樹脂材料で構成されている請求項1ないし13のいずれかに記載のマイクロ流路デバイス。
  15. 前記デバイス本体と前記ノズルとは、融着により接合される請求項14に記載のマイクロ流路デバイス。
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