JP2011233485A - スパイラル状接触子を備えた電子部品 - Google Patents
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Abstract
【課題】 低価格を狙うとともに、故障した電子部品およびその周辺の電子部品などを容易に交換可能な線条材で成形したスパイラル状接触子を提供する。
【解決手段】
線条材から成形されたスパイラル状接触子2を備えた電子部品1は、電子部品1を構成する基板3の上下面3a、3bの少なくとも一方にスパイラル状接触子2を突出させ、このスパイラル状接触子2の先端部2aは、上方に突起して、線条材の断面は丸形、矩形、丸形の上下および左右の少なくとも一方を押圧した太鼓形であり、スパイラル状接触子は樽型形状でもよく、基板3には、樽型のスパイラル状接触子を保持する樽型の空洞を備えることによって、接触精度向上や品質向上は言うまでもなく、コスト低減と、大量生産された電子機器の廃棄量を低減させて二酸化炭素排出量低減の効果が得られる。
【選択図】図1
【解決手段】
線条材から成形されたスパイラル状接触子2を備えた電子部品1は、電子部品1を構成する基板3の上下面3a、3bの少なくとも一方にスパイラル状接触子2を突出させ、このスパイラル状接触子2の先端部2aは、上方に突起して、線条材の断面は丸形、矩形、丸形の上下および左右の少なくとも一方を押圧した太鼓形であり、スパイラル状接触子は樽型形状でもよく、基板3には、樽型のスパイラル状接触子を保持する樽型の空洞を備えることによって、接触精度向上や品質向上は言うまでもなく、コスト低減と、大量生産された電子機器の廃棄量を低減させて二酸化炭素排出量低減の効果が得られる。
【選択図】図1
Description
本発明は、電子機器を構成するプリント基板などに装着された電子部品の交換を容易にするスパイラル状接触子を備えた電子部品に関し、特に、電子部品が故障した場合などにその周辺の電子部品など有効利用できるように故障した電子部品を容易に交換可能な線条材で成形したスパイラル状接触子を備えた電子部品に関する。
以下、背景技術について説明する。
図11は、凸型スパイラルコンタクタが、片面のコネクタのように配置した拡大図であり、図11(a)は、凸型スパイラルコンタクタを示す平面図である。
図11(a)に示すように、この凸型スパイラル状接蝕子102a、102a同士の間隔は、ピッチ0.3mmで配列したものである。この凸型スパイラル状接触子102aはめっき技術で成形され、1条の螺旋体(渦巻き体ともいう)であるが、2条、3条と多条にしても構わない。例えば、碁盤の目状に配置した複数の凸型スパイラル状接触子102a、102a…から構成する凸型スパイラルコンタクタ101aを形成する。凸型スパイラル状接触子102aは円錐(コーン)状のスパイラル(渦巻き)であり、かつ幅が先端に行くほど狭くなるようになっている(a>b>c)。なお、幅を一定にして、厚みをだんだん薄くなるように形成しても構わない。その結果、半導体デバイス115の球状接続端子(以下、ボールともいう)115bが凸型スパイラル状接触子102aを押圧すると、凸型スパイラル状接触子102aは、中央部から外側に接触を広げ、凸型スパイラル状接触子102aはボール115bに螺旋状に巻き付くことから、接触する長さが長くなり、確実に接触すると共に、異物付着があってもボール115bの球面に沿った摺動作用により異物を除去され、ボール115bの表面の酸化膜を切り込んで、安定した信頼性の高い通電接触ができる。
図11は、凸型スパイラルコンタクタが、片面のコネクタのように配置した拡大図であり、図11(a)は、凸型スパイラルコンタクタを示す平面図である。
図11(a)に示すように、この凸型スパイラル状接蝕子102a、102a同士の間隔は、ピッチ0.3mmで配列したものである。この凸型スパイラル状接触子102aはめっき技術で成形され、1条の螺旋体(渦巻き体ともいう)であるが、2条、3条と多条にしても構わない。例えば、碁盤の目状に配置した複数の凸型スパイラル状接触子102a、102a…から構成する凸型スパイラルコンタクタ101aを形成する。凸型スパイラル状接触子102aは円錐(コーン)状のスパイラル(渦巻き)であり、かつ幅が先端に行くほど狭くなるようになっている(a>b>c)。なお、幅を一定にして、厚みをだんだん薄くなるように形成しても構わない。その結果、半導体デバイス115の球状接続端子(以下、ボールともいう)115bが凸型スパイラル状接触子102aを押圧すると、凸型スパイラル状接触子102aは、中央部から外側に接触を広げ、凸型スパイラル状接触子102aはボール115bに螺旋状に巻き付くことから、接触する長さが長くなり、確実に接触すると共に、異物付着があってもボール115bの球面に沿った摺動作用により異物を除去され、ボール115bの表面の酸化膜を切り込んで、安定した信頼性の高い通電接触ができる。
図11(b)は、(a)に示すD−D線の断面図である。図11(b)に示すように、プリント基板(PWB)109を用意する。プリント基板109の上面はランド109bが形成されている。凸型スパイラル状接触子102aと島103bとは、第2金属メッキ105により接続され、さらに、島103bは、ランド109bにハンダ109cを介して一体に接続されている。したがって、従来、スパイラル状接触子102とプリント基板109との接着は導電接着剤で行っていたが、導電接着剤の代わりに、島103bの第1金属メッキ105′と、この第2金属メッキ105と、ハンダ109cによってプリント基板109に接着できるため、極小の電気抵抗値となり、スパイラル状接触子102の信頼性を高め、さらに、超小型、超薄型に対応可能なフラット状接続端子109aを接続相手とする凸型スパイラルコンタクタ101aを提供することができる。
図11(c)は、凸型スパイラルコンタクタ101aの上に、半導体デバイス115を配置した断面図である。図11(c)に示すように、凸型スパイラル状接触子102a、102a…による片面のコネクタ113の凸型スパイラルコンタクタ101aの上方には、平面が平坦なフラット状接続端子115aを有する半導体デバイス115を配置している。
図11(d)は、接続状態を示す断面図である。図11(d)に示すように、凸型スパイラルコンタクタ101aの接続相手の形状が、フラット状接続端子115aであっても、凸型スパイラル状接触子102aに付勢力を持たせたことにより、スパイラル状接触子102の信頼性を高め、確実に電気的に接触をすることができる(特許文献1参照)。
図11(d)は、接続状態を示す断面図である。図11(d)に示すように、凸型スパイラルコンタクタ101aの接続相手の形状が、フラット状接続端子115aであっても、凸型スパイラル状接触子102aに付勢力を持たせたことにより、スパイラル状接触子102の信頼性を高め、確実に電気的に接触をすることができる(特許文献1参照)。
しかしながら、上記従来例は本出願人に特許査定が付与されているメッキ技術による凸型スパイラルコンタクタに関するものであるが、さらに低価格を狙うとともに、故障した電子部品およびその周辺の電子部品などを基板ごとに廃棄するのではなく、例えば故障した1個の電子部品を容易に交換可能なようにすることを狙って、これからは、線条材で成形したスパイラル状接触子を備えたソケットが求められると想定される。これによって、接触精度向上や品質向上は言うまでもなく、コスト低減と、大量生産された電子機器の廃棄量を低減させて二酸化炭素排出量低減の効果が得られることを目的とする。
請求項1に記載の発明のスパイラル状接触子を備えた電子部品であって、線条材から成形されたスパイラル状接触子を備えた電子部品は、前記電子部品を構成する基板の上下面の少なくとも一方に前記スパイラル状接触子を突出させて電気的に導通可能に設けたことを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載のスパイラル状接触子を備えた電子部品であって、前記スパイラル状接触子の先端部は、上方に突起していることを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、請求項1に記載のスパイラル状接触子を備えた電子部品であって、前記スパイラル状接触子の先端部は、上方に向かって渦を巻いていることを特徴とする。
請求項4に記載の発明は、請求項1に記載のスパイラル状接触子を備えた電子部品であって、前記線条材の断面は丸形であることを特徴とする。
請求項5に記載の発明は、請求項1に記載のスパイラル状接触子を備えた電子部品であって、前記線条材の断面は矩形であることを特徴とする。
請求項6に記載の発明は、請求項1に記載のスパイラル状接触子を備えた電子部品であって、前記線条材の断面は丸形の上下および左右の少なくとも一方を押圧した太鼓形であることを特徴とする。
請求項7に記載の発明は、請求項1に記載のスパイラル状接触子を備えた電子部品であって、前記スパイラル状接触子は、樽型形状であることを特徴とする。
請求項8に記載の発明は、請求項1に記載のスパイラル状接触子を備えた電子部品であって、前記基板には、前記樽型のスパイラル状接触子を保持する樽型の空洞を備えたことを特徴とする。
請求項9に記載の発明は、請求項1に記載のスパイラル状接触子を備えた電子部品であって、前記スパイラル状接触子は前記基板に備わる接続端子に金属間接合で接合されていることを特徴とする。
請求項1に係る発明によれば、線条材から成形されたスパイラル状接触子を備えた電子部品を構成する基板の上下面の少なくとも一方にスパイラル状接触子を突出させて電気的に導通可能に設けて、電子部品が故障した場合などにその周辺の電子部品など有効利用できるように、故障した電子部品を容易に交換可能な線条材でスパイラル状接触子を成形したことによって、さらに製造コストの低減によって低価格を実現できるとともに、故障した電子部品およびその周辺の電子部品などを基板ごとに廃棄するのではなく、故障した電子部品を容易に交換可能なようにできることによって、コスト低減と、大量生産された電子機器の廃棄量を低減させて二酸化炭素排出量低減の効果が得られる。
請求項2に係る発明によれば、スパイラル状接触子の先端部が、上方に突起していることによって、接触安定性が向上する。
請求項3に記載の発明によれば、スパイラル状接触子の先端部が、上方に向かって渦を巻いていることによって、接触安定性が向上する。
請求項4に係る発明によれば、線条材の断面が丸形であることによって、製造コストを低減可能である。
請求項5に係る発明によれば、線条材の断面が矩形であることによって、接触精度が向上する。
請求項6に係る発明によれば、線条材の断面が丸形の上下および左右の少なくとも一方を押圧した太鼓形であることによって、接触精度の向上と製造コストの低減が可能である。
請求項7に係る発明によれば、スパイラル状接触子を樽型形状にすることによって、一個の樽型のスパイラル状接触子で基板の上下面に接触子を突出させたインターポーザを形成することができる。
請求項8に係る発明によれば、基板に樽型のスパイラル状接触子を保持する樽型の空洞を備えたことによって、樽型のスパイラル状接触子を容易に保持できる。
請求項9に係る発明によれば、パイラル状接触子を金属間接合で接続端子に接合することによって、熱履歴のない電子機器を形成することができ、品質向上が図れる。
<第1の実施形態>
以下、本発明の第1の実施形態に係る線条材から成形されたスパイラル状接触子を備えた電子部品の実施形態を図面を参照しながら詳細に説明する。
図1は、本発明の第1の実施形態の構成を説明するための概略図であり、(a)はスパイラル状接触子を備えたインターポーザ(電子部品)を示す断面図、(b)は(a)の一部を拡大した拡大断面図、(c)は(b)に示すA部のスパイラル状接触子の平面図、(d)は(c)に示すスパイラル状接触子の正面図、(e)は(c)に示すB−B線の断面図、(f)は(c)に示すスパイラル状接触子の先端部の形状が異なる形態を示す正面図である。
図1の(a)に示すように、インターポーザ1は、複数のスパイラル状接触子2を基板3の上下面に備えている。基板の上下面に備えられた複数のスパイラル状接触子2は、上下が互いに対になって電気的に導通している。いわゆるインターポーザ1は電子部品として電気機器の内部に多く使用されている。
以下、本発明の第1の実施形態に係る線条材から成形されたスパイラル状接触子を備えた電子部品の実施形態を図面を参照しながら詳細に説明する。
図1は、本発明の第1の実施形態の構成を説明するための概略図であり、(a)はスパイラル状接触子を備えたインターポーザ(電子部品)を示す断面図、(b)は(a)の一部を拡大した拡大断面図、(c)は(b)に示すA部のスパイラル状接触子の平面図、(d)は(c)に示すスパイラル状接触子の正面図、(e)は(c)に示すB−B線の断面図、(f)は(c)に示すスパイラル状接触子の先端部の形状が異なる形態を示す正面図である。
図1の(a)に示すように、インターポーザ1は、複数のスパイラル状接触子2を基板3の上下面に備えている。基板の上下面に備えられた複数のスパイラル状接触子2は、上下が互いに対になって電気的に導通している。いわゆるインターポーザ1は電子部品として電気機器の内部に多く使用されている。
図1の(b)に示すように、スパイラル状接触子2は基板3の上下面3a、3bの電極であるランド3aa、3baに半田接合されている。半田接合の他に金属間接合や他の接合方法が適用されているが、図面では、例えば、半田接合を用いて説明する。
図1の(c)に示すように、スパイラル状接触子2は、線条材で成形されているので、渦巻の根元部2bから先端部2a迄の断面形状は一定であり、渦巻の根元部2b、渦巻部2c、および先端部2a迄の幅は一定になっている。
また、図1の(d)に示すように、スパイラル状接触子2は、線条材で成形されているので、渦巻の根元部2bから先端部2a迄の断面形状は一定であり、すなわち、渦巻の根元部2b、渦巻部2c、および先端部2a迄の厚さは一定になっている。
図1の(e)に示すように、スパイラル状接触子2の幅も厚さも一定である様子が目視で可能である。なお、先端部2aは上方へ突起しているがその上向き加減は適宜設定しており、水平よりほぼ上方に向いていたり垂直に突起していたりしている場合もあり、適宜に設定可能としている。
図1の(f)に示すように、スパイラル状接触子2の先端部2aは上方に向かって渦を巻いているようにしても良く適宜設定しても構わない。
図1の(c)に示すように、スパイラル状接触子2は、線条材で成形されているので、渦巻の根元部2bから先端部2a迄の断面形状は一定であり、渦巻の根元部2b、渦巻部2c、および先端部2a迄の幅は一定になっている。
また、図1の(d)に示すように、スパイラル状接触子2は、線条材で成形されているので、渦巻の根元部2bから先端部2a迄の断面形状は一定であり、すなわち、渦巻の根元部2b、渦巻部2c、および先端部2a迄の厚さは一定になっている。
図1の(e)に示すように、スパイラル状接触子2の幅も厚さも一定である様子が目視で可能である。なお、先端部2aは上方へ突起しているがその上向き加減は適宜設定しており、水平よりほぼ上方に向いていたり垂直に突起していたりしている場合もあり、適宜に設定可能としている。
図1の(f)に示すように、スパイラル状接触子2の先端部2aは上方に向かって渦を巻いているようにしても良く適宜設定しても構わない。
図2、図3は、本発明の第1の実施形態に係るスパイラル状接触子の特徴を説明するための断面図であり、スパイラル状接触子の先端部は角度θに示すようにいろんな角度で上方へ突起しており、自然長では円錐状に凸形状のスパイラル状接触子は、押圧時には、渦巻部は根元部に全て収納され、線条材一巻き分の厚さに収縮する。他の断面形状の線条材で成形されたスパイラル状接触子も同様である。図2の(a)は丸形線条材を用いて成形したスパイラル状接触子の断面図、図2の(b)は接続端子であるランドに当接して電気的に導通している状態を示す動作図である。
図3の(a)は上下面押圧形線条材を用いて成形したスパイラル状接触子の断面図、図3の(b)は接続端子であるランドに当接して電気的に導通している状態を示す動作図である。
図3の(a)は上下面押圧形線条材を用いて成形したスパイラル状接触子の断面図、図3の(b)は接続端子であるランドに当接して電気的に導通している状態を示す動作図である。
図2の(a)に示すように、スパイラル状接触子2の先端部2aは角度θに示すようにいろんな角度で上方へ突起しており、自然長では円錐状に凸形状のスパイラル状接触子2は、押圧時には、渦巻部2cは根元部2bに全て収納され、線条材一巻き分の厚さに収縮する。他の断面形状の線条材で成形されたスパイラル状接触子も同様である。この丸形線条材を用いて成形したスパイラル状接触子2はランド3aa上に半田接合されている。このスパイラル状接触子2は根元部2bから先端部2a迄渦巻状に凸形、すなわち円錐形状に設けられて、その先端部2aは角度θで上方に突起している。
図2の(b)に示すように、ランドに当接しても先端部2aは水平にはならずに断面のエッジで接触して電気的に導通する。これによって接触安定性が向上する。
図2の(b)に示すように、ランドに当接しても先端部2aは水平にはならずに断面のエッジで接触して電気的に導通する。これによって接触安定性が向上する。
同様に、図3の(a)に示すように、スパイラル状接触子12は、線条材の断面形状を上下面押圧形線条材としたものである。線条材を用いて成形したスパイラル状接触子12はランド3aa上に半田接合されており、このスパイラル状接触子12は根元部12bから先端部12a迄渦巻状に凸形である。なお他は、図2の(a)に示すスパイラル状接触子2と同様である。
図3の(b)に示すように、ランドに当接しても先端部2aは水平にはならずに断面のエッジで接触して電気的に導通する。これによって接触安定性が向上する。
図3の(b)に示すように、ランドに当接しても先端部2aは水平にはならずに断面のエッジで接触して電気的に導通する。これによって接触安定性が向上する。
図4は、本発明の第1の実施形態に係るスパイラル状接触子の特徴を説明するための断面図であり、スパイラル状接触子の先端部が、上方に向かって渦を巻いており、(a)は丸形線条材を用いて成形したスパイラル状接触子の断面図、(b)(c)は接続端子である半田ボールに当接して電気的に導通している状態を示す動作図である。
図4の(a)(b)(c)に示すように、スパイラル状接触子2´が半田ボール6aa´に当接してさらに押し付けられて導通する動作を示している。このスパイラル状接触子2´の先端部2a´は、上方に向かって渦を巻いており、接続端子である半田ボール6aa´に接触する際に、中央部から外側に接触を広げ、螺旋状に巻き付くことから、接触する長さが長くなり、確実に接触すると共に、異物付着があっても半田ボール6aa´の球面に沿った摺動作用により異物を除去され、半田ボール6aa´の表面の酸化膜を切り込んで、安定した信頼性の高い通電接触ができる。
図4の(a)(b)(c)に示すように、スパイラル状接触子2´が半田ボール6aa´に当接してさらに押し付けられて導通する動作を示している。このスパイラル状接触子2´の先端部2a´は、上方に向かって渦を巻いており、接続端子である半田ボール6aa´に接触する際に、中央部から外側に接触を広げ、螺旋状に巻き付くことから、接触する長さが長くなり、確実に接触すると共に、異物付着があっても半田ボール6aa´の球面に沿った摺動作用により異物を除去され、半田ボール6aa´の表面の酸化膜を切り込んで、安定した信頼性の高い通電接触ができる。
図5は、本発明の第1の実施形態に係るスパイラル状接触子の特徴を説明するための断面図であり、スパイラル状接触子の先端部は角度θに示すようにいろんな角度で上方へ突起しており、(a)は矩形線条材を用いて成形したスパイラル状接触子の断面図、(b)は接続端子であるランドに当接して電気的に導通している状態を示す動作図である。
図6は、本発明の第1の実施形態に係るスパイラル状接触子の特徴を説明するための断面図であり、スパイラル状接触子の先端部は角度θに示すようにいろんな角度で上方へ突起しており、(a)は左右面押圧形線条材を用いて成形したスパイラル状接触子の断面図、(b)は接続端子であるランドに当接して電気的に導通している状態を示す動作図である。
図6は、本発明の第1の実施形態に係るスパイラル状接触子の特徴を説明するための断面図であり、スパイラル状接触子の先端部は角度θに示すようにいろんな角度で上方へ突起しており、(a)は左右面押圧形線条材を用いて成形したスパイラル状接触子の断面図、(b)は接続端子であるランドに当接して電気的に導通している状態を示す動作図である。
図5の(a)に示すように、矩形線条材を用いて成形したスパイラル状接触子22はランド3aa上に半田接合されている。このスパイラル状接触子22は根元部22bから先端部22a迄渦巻状に凸形、すなわち円錐形状に設けられて、その先端部22aは角度θで上方に突起している。
図5の(b)に示すように、ランド6aaに当接しても先端部22aは水平にはならずに断面のエッジで接触して電気的に導通する。これによって接触安定性が向上する。
図5の(b)に示すように、ランド6aaに当接しても先端部22aは水平にはならずに断面のエッジで接触して電気的に導通する。これによって接触安定性が向上する。
同様に、図6の(a)に示すように、スパイラル状接触子32は、線条材の断面形状を左右面押圧形線条材としたものであり、上下方向に太鼓状に膨らんだ線条材を用いて成形している。この線条材を用いて成形したスパイラル状接触子32はランド3aa上に半田接合されており、このスパイラル状接触子32は根元部32bから先端部32a迄渦巻状に凸形である。
図6の(b)に示すように、ランド6aaに当接しても先端部22aは水平にはならずに断面のエッジで接触して電気的に導通する。これによって接触安定性が向上する。
図6の(b)に示すように、ランド6aaに当接しても先端部22aは水平にはならずに断面のエッジで接触して電気的に導通する。これによって接触安定性が向上する。
図7は、本発明の第1の実施形態に係るスパイラル状接触子の特徴を説明するための断面図であり、スパイラル状接触子の先端部が、上方に向かって渦を巻いており、(a)は矩形線条材を用いて成形したスパイラル状接触子の断面図、(b)(c)は接続端子である半田ボールに当接して電気的に導通している状態を示す動作図である。
図7の(a)(b)(c)に示すように、スパイラル状接触子22が半田ボール6aa´に当接してさらに押し付けられて導通する動作を示している。このスパイラル状接触子22の先端部22aは、上方に向かって渦を巻いており、接続端子である半田ボール6aa´に接触する際に、中央部から外側に接触を広げ、螺旋状に巻き付くことから、接触する長さが長くなり、確実に接触すると共に、異物付着があっても半田ボール6aa´の球面に沿った摺動作用により異物を除去され、半田ボール6aa´の表面の酸化膜を切り込んで、安定した信頼性の高い通電接触ができる。
図7の(a)(b)(c)に示すように、スパイラル状接触子22が半田ボール6aa´に当接してさらに押し付けられて導通する動作を示している。このスパイラル状接触子22の先端部22aは、上方に向かって渦を巻いており、接続端子である半田ボール6aa´に接触する際に、中央部から外側に接触を広げ、螺旋状に巻き付くことから、接触する長さが長くなり、確実に接触すると共に、異物付着があっても半田ボール6aa´の球面に沿った摺動作用により異物を除去され、半田ボール6aa´の表面の酸化膜を切り込んで、安定した信頼性の高い通電接触ができる。
図8は、本発明の第1の実施形態に係るスパイラル状接触子をトレーに整列させ、基板に半田接合する動作を説明する説明図であり、(a)は量産されたスパイラル状接触子をパーツフィーダの振動によってトレーに整列させている様子を示す説明図、(b)は複数のスパイラル状接触子を整列させたトレーを基板に押し付けて複数のスパイラル状接触子を基板のランドに同時に半田接合している動作を示す説明図である。
図8の(a)に示すように、量産された、例えばスパイラル状接触子2は、パーツフィーダなどの加振台5に載置されたトレー4に設けられた凹部4a、4a…に加振台5の振動で逆円錐状で位置決めされて整列される。なお、図中、一番右側のスパイラル状接触子2は、振動によって、凹部4aに収まる様子を示している。
図8の(b)に示すように、複数のスパイラル状接触子2、2…の根元部2bの裏面を上方に向けて整列させたトレーを電子部品となる基板3のランド3aa、3baに押し付けてバッチ処理によって一括で半田接合する。なお、トレー4は、電子部品となる基板3の配線パターンに対応した配置で凹部4aを備えている。
図8の(b)に示すように、複数のスパイラル状接触子2、2…の根元部2bの裏面を上方に向けて整列させたトレーを電子部品となる基板3のランド3aa、3baに押し付けてバッチ処理によって一括で半田接合する。なお、トレー4は、電子部品となる基板3の配線パターンに対応した配置で凹部4aを備えている。
<第2の実施形態>
図9は、本発明の第2の実施形態の構成を説明するための概略図であり、(a)は樽型のスパイラル状接触子を示す斜視図、(b)は(a)に示す斜視図の正面図、(c)は(b)に示すC−C線の断面図である。
図9の(a)(b)(c)に示すように、樽型のスパイラル状接触子62は、図中、先端部62a、62aを上下両側に備え、上方の先端部62aから下方に行くに従って次第に渦巻の直径が膨らみ、中間位置からさらに下方に行くに従って次第に渦巻の直径が縮まるように成形されている。したがって、自然長では上記のように、途中に樽状の膨らみを持った形状に成形されたスパイラル状接触子62は、上下から押圧されると渦巻部62cが最も直径の大きな中間部62dの中に収納されて、スパイラル状接触子62は線条材2個分の厚さに収縮した状態になる。
図9は、本発明の第2の実施形態の構成を説明するための概略図であり、(a)は樽型のスパイラル状接触子を示す斜視図、(b)は(a)に示す斜視図の正面図、(c)は(b)に示すC−C線の断面図である。
図9の(a)(b)(c)に示すように、樽型のスパイラル状接触子62は、図中、先端部62a、62aを上下両側に備え、上方の先端部62aから下方に行くに従って次第に渦巻の直径が膨らみ、中間位置からさらに下方に行くに従って次第に渦巻の直径が縮まるように成形されている。したがって、自然長では上記のように、途中に樽状の膨らみを持った形状に成形されたスパイラル状接触子62は、上下から押圧されると渦巻部62cが最も直径の大きな中間部62dの中に収納されて、スパイラル状接触子62は線条材2個分の厚さに収縮した状態になる。
図10は、本発明の第2の実施形態に係る樽型のスパイラル状接触子を基板に装着してインターポーザを構成したもので、(a)は基板に樽型の空洞を設け、樽型のスパイラル状接触子をすっぽりと基板内に収めたインターポーザを示す断面図、(b)は(a)に示すインターポーザが上下2枚のプリント基板に押圧されて電気的に導通した状態を示す断面図、(c)は樽型のスパイラル状接触子の径が最も大きい部分のみ基板で保持したインターポーザを示す断面図、(d)は(c)に示すインターポーザが上下2枚のプリント基板に押圧されて電気的に導通した状態を示す断面図である。
図10の(a)に示すように、樽型のスパイラル状接触子62は、基板63に設けられた樽状の凹部(空洞)63aに装着されて、インターポーザ61を構成している。このインターポーザ61は、基板63に樽型の空洞63aを設け、樽型のスパイラル状接触子62をすっぽりと基板63内に収めている。樽型のスパイラル状接触子62は自然長ではその先端部62aが基板63から大きく突出しているが、スパイラル状接触子62が押圧されると、スパイラル状接触子62は線条材2個分の厚さに収縮した状態になる。また、基板63は上下分割して構成され、その上下は螺子などの固定具で固定している。
図10の(b)に示すように、インターポーザ61が上下2枚のプリント基板66、66´のランド66aa、66aa´に押圧されて電気的に導通した状態になっている。このとき、樽型のスパイラル状接触子62は線条材2個分の厚さに収縮した状態になる。そして、先端部62aは、ランド66aaなどの接続端子に正確に位置決め可能である。
図10の(c)に示すように、インターポーザ61´は樽型のスパイラル状接触子62´の径が最も大きい部分のみを基板63´で保持している。上記した樽型のスパイラル状接触子62では、先端部62aは、ランド66aaなどの接続端子に正確に位置決め可能であることが特徴であるが、図6の(c)に示すインターポーザ61´では、この樽型のスパイラル状接触子62´の先端部62a´はランド66aaなどの表面でかなりラフに位置決めされる、いわば、先端部62a´がランド66aa表面で暴れ回ることが特徴とも云え、接触精度が向上する効果がある。
図10の(c)に示すように、インターポーザ61´は樽型のスパイラル状接触子62´の径が最も大きい部分のみを基板63´で保持している。上記した樽型のスパイラル状接触子62では、先端部62aは、ランド66aaなどの接続端子に正確に位置決め可能であることが特徴であるが、図6の(c)に示すインターポーザ61´では、この樽型のスパイラル状接触子62´の先端部62a´はランド66aaなどの表面でかなりラフに位置決めされる、いわば、先端部62a´がランド66aa表面で暴れ回ることが特徴とも云え、接触精度が向上する効果がある。
図10の(d)に示すように、インターポーザ61´が上下2枚のプリント基板66、66´に押圧されて電気的に導通した状態になり、押圧され樽型のスパイラル状接触子62´は、完全な押圧時にはスパイラル状接触子62´はインターポーザ61´の基板63´の厚さ内に収まっている。
以上、好ましい実施の形態を説明したが、本発明は前記実施の形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱することの無い範囲内において適宜変更が可能なものである。例えば、線条材はその断面を実施形態で説明しているが、線条材の断面形状は他のいろんな形状でも同様にスパイラル状接触子を成形しても構わない。
本発明は、電子機器を構成するプリント基板などに装着された電子部品が故障した場合などにその周辺の電子部品など有効利用できるように、故障した電子部品を容易に交換可能な線条材で成形したスパイラル状接触子を備えた電子部品に適用される。
1、61 インターポーザ
2、12、22、32 スパイラル状接触子
2a、12a、22a、32a 先端部
2b、12b、22b、32b 根元部
2c、12c、22c、32c 渦巻部
2d 丸形線条材
12d 上下面押圧形線条材
22d 矩形線条材
32d 左右面押圧形線条材
3 基板
3a 上面
3b 下面
3aa、3ba ランド
4 トレー
4a 凹部
5 加振台、パーツフィーダ
62 樽型のスパイラル状接触子
62a 先端部
62c 渦巻部
62d 中間部
63 基板
66、66´ プリント基板
66aa、66aa´ ランド
2、12、22、32 スパイラル状接触子
2a、12a、22a、32a 先端部
2b、12b、22b、32b 根元部
2c、12c、22c、32c 渦巻部
2d 丸形線条材
12d 上下面押圧形線条材
22d 矩形線条材
32d 左右面押圧形線条材
3 基板
3a 上面
3b 下面
3aa、3ba ランド
4 トレー
4a 凹部
5 加振台、パーツフィーダ
62 樽型のスパイラル状接触子
62a 先端部
62c 渦巻部
62d 中間部
63 基板
66、66´ プリント基板
66aa、66aa´ ランド
Claims (9)
- 線条材から成形されたスパイラル状接触子を備えた電子部品であって、
前記電子部品を構成する基板の上下面の少なくとも一方に前記スパイラル状接触子を突出させて電気的に導通可能に設けたことを特徴とするスパイラル状接触子を備えた電子部品。 - 前記スパイラル状接触子の先端部は、上方に突起していることを特徴とする請求項1に記載のスパイラル状接触子を備えた電子部品。
- 前記スパイラル状接触子の先端部は、上方に向かって渦を巻いていることを特徴とする請求項1に記載のスパイラル状接触子を備えた電子部品。
- 前記線条材の断面は丸形であることを特徴とする請求項1に記載のスパイラル状接触子を備えた電子部品。
- 前記線条材の断面は矩形であることを特徴とする請求項1に記載のスパイラル状接触子を備えた電子部品。
- 前記線条材の断面は丸形の上下および左右の少なくとも一方を押圧した太鼓形であることを特徴とする請求項1に記載のスパイラル状接触子を備えた電子部品。
- 前記スパイラル状接触子は、樽型形状であることを特徴とする請求項1に記載のスパイラル状接触子を備えた電子部品。
- 前記基板には、前記樽型のスパイラル状接触子を保持する樽型の空洞を備えたことを特徴とする請求項1に記載のスパイラル状接触子を備えた電子部品。
- 前記スパイラル状接触子は前記基板に備わる接続端子に金属間接合で接合されていることを特徴とする請求項1に記載のスパイラル状接触子を備えた電子部品。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2010105686A JP2011233485A (ja) | 2010-04-30 | 2010-04-30 | スパイラル状接触子を備えた電子部品 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014110162A (ja) * | 2012-12-03 | 2014-06-12 | Fujitsu Ltd | ソケット及び電子部品搭載構造 |
KR20160086569A (ko) * | 2015-01-12 | 2016-07-20 | 히로세코리아 주식회사 | 스트레칭 단자 및 이를 포함하는 커넥터 |
WO2018131321A1 (ja) * | 2017-01-13 | 2018-07-19 | アルプス電気株式会社 | 圧接コネクタ |
JP2019504436A (ja) * | 2015-11-18 | 2019-02-14 | レイセオン カンパニー | エッグクレート高周波インターポーザ |
-
2010
- 2010-04-30 JP JP2010105686A patent/JP2011233485A/ja active Pending
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