JP2011233266A - 放電灯点灯装置及びそれを用いた照明器具 - Google Patents

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Abstract

【課題】 始動時に各放電灯にかかる電気的ストレスが抑えられる放電灯点灯装置及びそれを用いた照明器具を提供する。
【解決手段】 スイッチング部1と共振部2とからなるインバータ回路によって直流電源Eの直流電力が変換された交流電力により、複数個の放電灯Laを点灯させる。スイッチング部1を構成する各スイッチング素子Q1,Q2を駆動する駆動部3と、駆動部3を制御する制御部4と、複数個の放電灯Laのうち一部の放電灯Laのみが点灯した半点灯状態の開始を検出する点灯検出部5を備える。制御部4は、点灯検出部5によって半点灯状態の開始が検出されたとき、各放電灯Laに供給する交流電力の周波数を充分に高くして各放電灯Laの両端電圧を低下させるように駆動部3を制御することで、各放電灯Laにかかる電気的ストレスを抑える。
【選択図】図1

Description

本発明は、放電灯点灯装置及びそれを用いた照明器具に関するものである。
従来から、放電灯とともに共振回路を構成する共振部と、直流電源と共振部との間に介在して少なくとも1個のスイッチング素子を含み該スイッチング素子のオンオフに伴って直流電源と共振部との接続を切り替えるスイッチング部とを備え、スイッチング部の動作で上記の共振回路に発生する共振により上記の直流電源の直流電力を交流電力に変換し、この交流電力によって放電灯を点灯させる放電灯点灯装置が提供されている。
さらに、上記の放電灯点灯装置において、共振部から放電灯に出力される電力に対して相関を有する電気量を検出する電気量検出部と、電気量検出部によって検出される電気量を所定の目標値に近づけるように駆動部の動作の周波数をフィードバック制御する制御部とを備えるものが提供されている(例えば、特許文献1参照)。
この種の放電灯点灯装置として、例えば図17に示すように、1個のスイッチング部1を用いて複数個(図では2個)の放電灯Laを点灯させるものが提案されている。
以下、図17の放電灯点灯装置について詳しく説明する。
各放電灯Laは、それぞれ熱陰極型の放電灯であり、一対の電極としてのフィラメントを有する。
スイッチング部1は、直流電源Eの出力端間に接続された2個のスイッチング素子Q1,Q2の直列回路からなる。各スイッチング素子Q1,Q2はそれぞれ例えばnチャネル型のMOSFETからなる。また、直流電源Eの低電圧側の出力端はグランドに接続されている。
共振部2は放電灯La毎に一組ずつ設けられた2組のLC共振回路からなり、各LC共振回路は、それぞれ、一端がスイッチング素子Q1,Q2の接続点に接続されたインダクタL11,L12と、インダクタL11,L12の他端とグランドとの間に接続されたコンデンサ(以下、「並列コンデンサ」と呼ぶ。)C11,C12と、一端がインダクタL11,L12の上記他端に接続されるとともに他端が放電灯Laの一端(つまり一方のフィラメント)に接続されたコンデンサ(以下、「直列コンデンサ」と呼ぶ。)C21,C22とからなる。各放電灯Laにおいて他端(すなわち直列コンデンサC21,C22に接続されていない側のフィラメント)はグランドに接続されている。
すなわち、スイッチング部1と共振部2とでいわゆるハーフブリッジ形のインバータ回路が構成されているのであり、スイッチング部1のスイッチング素子Q1,Q2が交互にオンオフ駆動されること(つまり、常に少なくとも一方のスイッチング素子Q1,Q2がオフされ、且つ、2個のスイッチング素子Q1,Q2が交互にオンされるように、各スイッチング素子Q1,Q2が周期的に駆動されること)で、共振部2と各放電灯Laとが構成する共振回路の作用により直流電源Eの直流電力が高周波の交流電力に変換されて各放電灯Laに入力される。
スイッチング部1の各スイッチング素子Q1,Q2をオンオフ駆動する駆動部3と、駆動部3を制御する制御部4とは、それぞれ周知の電子回路で実現可能であるので、詳細な図示並びに説明は省略する。
さらに、スイッチング部1の低電圧側(ローサイド)のスイッチング素子Q1とグランドとの間には電流検出用抵抗Rdが接続されている。制御部4は、電流検出用抵抗Rdの両端電圧(以下、「検出電圧」と呼ぶ。)が入力されるフィードバック端子FBを有し、このフィードバック端子FBへの入力電圧の実効値を所定の基準電圧に一致させるように、駆動部3の動作の周波数(すなわち各放電灯Laに出力される電圧の周波数。以下、「動作周波数」と呼ぶ。)fをフィードバック制御する。ここで、上記の検出電圧すなわち電流検出用抵抗Rdの両端電圧は、各放電灯Laに流れる電流の合計(以下、「共振電流」と呼ぶ。)ILに比例する。つまり、上記のフィードバック制御は、電気量としての共振電流ILの実効値|IL|を、フィードバック端子FBへの入力電圧に対する共振電流ILの実効値|IL|の比に上記の基準電圧を乗じた目標値とするものである。
特開2010−67562号公報
ここで、図18において、放電灯Laの両端電圧(以下、「ランプ電圧」と呼ぶ。)の実効値|VL|と動作周波数fとの関係を、放電灯Laが消灯した状態について曲線aで示し、放電灯Laが点灯した状態について曲線bで示す。また、図19において、共振電流ILと動作周波数fとの関係を、両方の放電灯Laが消灯した状態について曲線aで示し、両方の放電灯Laが点灯した状態について曲線bで示し、一方の放電灯Laが点灯し他方の放電灯Laが消灯した状態について曲線cで示す。
各放電灯Laの点灯を開始させる際には、まず、各放電灯Laにおいてそれぞれ放電が開始されない程度にランプ電圧の実効値|VL|が低い値Vpとなるように動作周波数fが共振部2の共振周波数frに対して充分に高い所定の初期周波数fpとされた状態で、各放電灯Laの各フィラメントをそれぞれ充分に予熱するという予熱動作が行われる。放電灯点灯装置には、上記の予熱動作中に各フィラメントにそれぞれ通電を行う予熱回路(図示せず)が設けられている。上記のような予熱回路は周知技術で実現可能であるので、図示並びに説明は省略する。
その後、制御部4は、上記のフィードバック制御を開始する。これにより、共振電流ILの実効値|IL|を徐々に所定の目標値(以下、「目標電流」と呼ぶ。)Is1に近づけるという動作(以下、「始動スイープ動作」と呼ぶ。)が達成される。この始動スイープ動作の過程で、動作点はA1からA2に変化し、動作周波数fは初期周波数fpから所定の始動周波数fsへと徐々に低下する。上記の目標電流Is1は、ランプ電圧の実効値|VL|が放電灯Laでの放電の開始が可能な程度に充分に高い値Vsとなるような値とされている。以上により、各放電灯Laがそれぞれ点灯を開始(すなわち始動)する。
また、全ての放電灯Laが点灯した状態(以下、「点灯完了状態」と呼ぶ。)を検出する点灯完了検出手段(図示せず)が設けられており、この点灯完了検出手段によって点灯完了状態が検出された後は、制御部4は、各放電灯Laの光出力を外部から入力される調光信号に従った光出力とするように駆動部3を制御する。さらに、予熱動作の終了後に所定時間が経過しても点灯完了状態が検出されない場合、制御部4は、駆動部3の動作を停止させてスイッチング部1の各スイッチング素子Q1,Q2をそれぞれオフ状態に維持するものとしてもよい。上記のような点灯完了検出手段は周知技術で実現可能であるので、図示並びに説明は省略する。
しかしながら、上記のような始動の過程で、点灯した放電灯Laと未点灯の放電灯Laとが混在した状態(以下、「半点灯状態」と呼ぶ。)となった場合、特性は図19に曲線cで示すようなものとなる。従って、共振電流ILの実効値|IL1|を目標電流Is1に一致させようとするフィードバック制御により、動作点は図19に示す点C1から点C2まで変化する。この結果、未点灯の放電灯Laでは動作点が図18に示す点A3となり、点灯した放電灯Laでは動作点が図18に示す点B2となるといったように、各放電灯Laにそれぞれ過剰に高い電圧が出力されてしまう。
本発明は、上記事由に鑑みて為されたものであり、その目的は、始動時に各放電灯にかかる電気的ストレスが抑えられる放電灯点灯装置及びそれを用いた照明器具を提供することにある。
本発明の放電灯点灯装置は、複数個の放電灯を点灯させる放電灯点灯装置であって、前記各放電灯にそれぞれ接続されて前記各放電灯とともに共振回路を構成する共振部と、直流電源と前記共振部との間に介在して少なくとも1個のスイッチング素子を含み該スイッチング素子のオンオフに伴って前記直流電源と前記共振部との接続を切り替えるスイッチング部と、前記スイッチング部の各スイッチング素子をそれぞれオンオフ駆動することによって前記共振部から前記各放電灯に交流電力を供給させる駆動部と、前記各放電灯の両端電圧に対してそれぞれ相関を有する1個の電気量を検出する電気量検出部と、前記電気量検出部によって検出される電気量を所定の目標値に近づけるように前記駆動部の動作の周波数をフィードバック制御する制御部と、前記複数個の放電灯のうち一部の放電灯のみが点灯した半点灯状態の開始を検出する点灯検出部とを備え、前記制御部は、前記点灯検出部によって半点灯状態の開始が検出されたとき、前記各放電灯の両端電圧の実効値をそれぞれ低下させるように前記目標値を変化させることを特徴とする。
この放電灯点灯装置において、前記共振部は1個のLC共振回路からなり、それぞれ一端が一個ずつの前記放電灯の一端に接続され他端が前記共振部に接続されるとともに互いに磁気的に結合された複数本の巻線を有するバランサを備えることが望ましい。
また、この放電灯点灯装置において、両端がそれぞれ前記バランサの一本ずつの巻線と前記放電灯との接続点に接続されたコンデンサを備えることが望ましい。
さらに、この放電灯点灯装置において、前記電気量検出部は、前記電気量として、前記スイッチング部のスイッチング素子に流れる電流を検出することが望ましい。
また、この放電灯点灯装置において、前記電気量検出部は、前記電気量として、前記共振部のいずれかの部品の両端電圧を検出することが望ましい。
さらに、この放電灯点灯装置において、前記点灯検出部は、前記放電灯側から前記共振部への入力電流の実効値を所定の切替閾値と比較し、前記入力電流の実効値が切換閾値を上回ったときに半点灯状態の開始を検出することが望ましい。
また、この放電灯点灯装置において、前記バランサは検出用巻線を有し、前記点灯検出部は、前記検出用巻線の両端電圧の整流及び平滑により得られた検出電圧が所定の点灯判定電圧を上回ったときに半点灯状態の開始を検出することが望ましい。
さらに、この放電灯点灯装置において、前記バランサは検出用巻線を有し、前記点灯検出部は、前記検出用巻線の両端電圧の整流及び平滑により検出電圧を生成するものであって、前記制御部は、前記検出電圧が高いほど前記目標値を低くすることが望ましい。
また、この放電灯点灯装置において、全ての放電灯が消灯した消灯状態の開始を検出する消灯検出部を備え、前記制御部は前記消灯検出部によって消灯状態の開始が検出されてから所定の遅延時間が経過したときに、前記駆動部の動作の周波数を、前記点灯検出部において半点灯状態の開始が検出される前の周波数まで低下させることが望ましい。
また、本発明の照明器具は、上記いずれかの放電灯点灯装置と、この放電灯点灯装置を保持する器具本体とを備えることを特徴とする。
本発明によれば、点灯検出部によって半点灯状態の開始が検出されたとき、各放電灯の両端電圧がそれぞれ低下するように目標値が変化させられることで、始動時に各放電灯にかかる電気的ストレスが抑えられる。
本発明の実施形態を示す回路ブロック図である。 同上において動作周波数fと共振電流の実効値|IL|との関係を示す説明図である。 同上の変更例を示す回路ブロック図である。 同上の別の変更例を示す回路ブロック図である。 同上の更に別の変更例を示す回路ブロック図である。 図4の例において動作周波数fとランプ電圧の実効値|VL|との関係を示す説明図である。 図4の例において動作周波数fと共振電流の実効値|IL|との関係を示す説明図である。 同上の別の変更例を示す回路ブロック図である。 同上の更に別の変更例を示す回路ブロック図である。 同上の別の変更例を示す回路ブロック図である。 同上の更に別の変更例を示す回路ブロック図である。 同上の別の変更例を示す回路ブロック図である。 図10の例において制御スイッチング素子Q3をMOSFETとした場合について、一方の放電灯Laでのランプ電圧VL1と、該一方の放電灯Laに流れるランプ電流IL1と、他方の放電灯Laでのランプ電圧VL2と、検出電圧Vaと、制御用スイッチング素子Q3のゲート−ソース電圧Vgsと、動作周波数fとの、それぞれの時間変化を示す説明図である。 図12の例について、一方の放電灯Laでのランプ電圧VL1と、該一方の放電灯Laに流れるランプ電流IL1と、他方の放電灯Laでのランプ電圧VL2と、検出電圧Vaと、制御用スイッチング素子Q3のゲート−ソース電圧Vgsと、動作周波数fとの、それぞれの時間変化を示す説明図である。 同上の更に別の変更例を示す回路ブロック図である。 同上を用いた照明器具の一例を示す斜視図である。 従来例を示す回路ブロック図である。 同上において動作周波数fとランプ電圧の実効値|VL|との関係を示す説明図である。 同上において動作周波数fと共振電流の実効値|IL|との関係を示す説明図である。
以下、本発明を実施するための最良の形態について、図面を参照しながら説明する。
本実施形態の基本構成は図17で説明した従来例と共通であるので、共通する部分については説明を省略する。
本実施形態では、図1に示すように、制御部4のフィードバック端子FBは、抵抗R1を介して電流検出用抵抗Rdに接続されるとともに、別の抵抗R2とnpn型のトランジスタからなるスイッチング素子(以下、「制御用スイッチング素子」と呼ぶ。)Q3との直列回路を介してグランドに接続されている。
また、本実施形態は、半点灯状態の開始を検出するとともに、少なくとも始動時に半点灯状態が検出されるまでの期間には制御用スイッチング素子Q3をオン状態に維持し、半点灯状態の開始が検出されたときに制御用スイッチング素子Q3をオフ制御する点灯検出部5を備える。つまり、始動時、点灯検出部5によって半点灯状態の開始が検出されるまではフィードバック端子FBへの入力電圧が抵抗R1,R2での分圧により低下された状態に維持され、点灯検出部5によって半点灯状態の開始が検出されると制御用スイッチング素子Q3がオフされることでフィードバック端子FBへの入力電圧が上昇される。なお、上記の制御用スイッチング素子Q3と抵抗R2との直列回路を電流検出用抵抗Rdに並列に接続した場合であっても、同様の効果が得られる。
ここで、制御部4が行うフィードバック制御において、共振電流ILの実効値|IL|の目標値は、フィードバック端子FBへの入力電圧に対する共振電流ILの実効値|IL|の比に所定の基準電圧を乗じた値であるので、上記のようにフィードバック端子FBへの入力電圧が上昇されることは、すなわち上記の目標値が低下されることを意味する。
上記構成によれば、半点灯状態の開始が検出されたときに、制御部4においてフィードバック制御の目標値(目標電流)が低下されることにより、各放電灯Laでランプ電圧VLの実効値|VL|がそれぞれ低下されるから、始動時に各放電灯Laにかかる電気的ストレスが抑えられる。
例えば、図2に曲線bで示すような特性となる半点灯状態で、動作周波数fを、消灯状態での特性曲線aにおいて低下前の目標電流(以下、「第1目標電流」と呼ぶ。)Is1を実現するような動作周波数(すなわち始動周波数)fsとしたときに達成されるような共振電流ILの実効値|IL|を第2目標電流Is2として、この第2目標電流Is2に対して上記の低下後の目標値たる目標電流を一致させれば、半点灯状態の開始以後にも図2に動作点C1,B1として示すように動作周波数fが始動周波数fsに維持され、従って未点灯の放電灯Laの両端電圧も維持される。
なお、制御部4におけるフィードバック制御の目標値を低下させる方法としては、上記のようにフィードバック端子FBへの入力電圧を低下させる代わりに、図3に示すようにフィードバック端子FBへの入力電圧と比較される基準電圧の変更を受け付ける端子(以下、「設定端子」と呼ぶ。)VRを制御部4に設け、この設定端子VRに対して点灯検出部5を接続してもよい。具体的には例えば制御部4は、設定端子VRへの入力電圧が所定の閾値電圧(例えば上記のオン電圧Vbeと同等の電圧)以上である期間には、設定端子VRへの入力電圧が閾値電圧未満である期間よりも基準電圧を低くする。このような制御部4は周知技術で実現可能であるので、詳細な図示並びに説明は省略する。ただし、図1のようにフィードバック端子FBへの入力電圧を変化させる構成のほうが、制御部4として既存の集積回路を利用しやすいという利点がある。
また、共振部2においてLC共振回路を放電灯La毎に設ける代わりに、図4や図5に示すように、共振部2を1個のLC共振回路で構成するとともに、各放電灯LaをそれぞれバランサTの1本ずつの巻線を介して共振部2に接続してもよい。詳しく説明すると、バランサTは、例えば共通の鉄心に巻回されることで互いに磁気的に接続された複数本の巻線を有する、いわゆるバランサトランスである。また、図4の例と図5の例とのそれぞれにおいて、共振部2は、スイッチング部1のスイッチング素子Q1,Q2の接続点とグランドとの間に接続されたインダクタL1と並列コンデンサC1との直列回路を備える。また、図4の例では共振部2はインダクタL1と並列コンデンサC1との接続点に一端が接続されて他端が共振部2の出力端としてバランサTの各巻線の一端に接続された直列コンデンサC2を備え、バランサTの各巻線の他端はそれぞれ1個ずつの放電灯Laの一端(一方のフィラメント)に接続されている。図5の例は直列コンデンサC2を共振部2に有さずインダクタL1と並列コンデンサC1との接続点が共振部2の出力端とされている代わりに、バランサTの各巻線の他端はそれぞれ1個ずつの放電灯Laの一端に対し直列コンデンサC21,C22を介して接続されている。さらに、図4の例と図5の例とのそれぞれにおいて、バランサTの各巻線は、放電灯La側の一端(上記の他端)同士をコンデンサC3を介して接続されている。
ところで、バランサTのインダクタンスを大きくすると、点灯状態での放電灯La間の光出力の差をより小さくすることができるが、半点灯状態で未点灯の放電灯Laにかかる電圧も大きくなってしまう。そこで、図4の例や図5の例では、それぞれ、特開2008−218333号公報に開示された技術を採用し、両端がそれぞれバランサTの一本ずつの巻線と放電灯Laとの接続点に接続されたコンデンサC3を設けている。これにより、バランサTのインダクタンスの割に点灯状態での放電灯La間の光出力の差を小さくすることが可能となっている。
図4の例について、ランプ電圧VLの実効値|VL|と動作周波数fとの関係を図6に示し、共振電流ILの実効値|IL|と動作周波数fとの関係を図7に示す。また、図6において、曲線a1は消灯状態での各放電灯Laにおけるランプ電圧VLを示し、曲線b1は点灯完了状態での各放電灯Laにおけるランプ電圧VLを示し、曲線a2は半点灯状態で未点灯の放電灯Laにおけるランプ電圧VLを示し、曲線b2は半点灯状態で点灯中の放電灯Laにおけるランプ電圧VLを示す。半点灯状態の開始時に目標電流が第1目標電流Is1のまま変更されない場合には始動周波数fsよりもわずかに高い動作周波数fs1とされる(動作点A3,C2)ことで各放電灯Laでそれぞれランプ電圧VLが過剰に高くなってしまうが、目標電流を適宜の第2目標電流Is2まで低下させることで、動作周波数fを充分に高い周波数fs2とし、各放電灯Laでそれぞれランプ電圧VLを低下(動作点A4,B3,C2)させることができる。上記のような目標電流の低下後、両方の放電灯Laが点灯した点灯完了状態の開始直後の動作点は図6,図7にB4で示すようなものとなる。
さらに、制御部4がフィードバック制御に用いる電気量は共振電流ILに限られず、各放電灯Laの両端電圧に対してそれぞれ相関を有するような電気量であればよい。例えば、制御部4のフィードバック端子FBへの入力電圧として、電流検出用抵抗Rdの両端電圧に代えて、図8に示すように共振部2のインダクタL1に二次巻線を設けてこの二次巻線の両端電圧(つまりインダクタL1の両端電圧に比例する電圧)を入力したり、図9に示すように並列コンデンサC1の両端電圧(つまり共振部2の出力電圧)を入力してもよい。制御部4がフィードバック制御に用いる電気量として、図8の例では共振部2の部品としてのインダクタL1の両端電圧を用いていることになり、図9の例では共振部2の部品としての並列コンデンサC1の両端電圧を用いていることになる。図8の例では、上記の二次巻線の両端電圧は、図1の例における電流検出用抵抗Rdの両端電圧と同様に、抵抗R1を介してフィードバック端子FBに入力されている。また、図9の例では、並列コンデンサC1の両端電圧は、図1の例における電流検出用抵抗Rdの両端電圧と同様に、抵抗R1を介してフィードバック端子FBに入力され、また、抵抗R2と制御用スイッチング素子Q3との直列回路に並列に接続された抵抗R3が追加されている。図8の例と図9の例とのいずれでも、制御用スイッチング素子Q3がオフされた際には、上記の電気量に対するフィードバック端子FBへの入力電圧の比が上昇されることで、実質的にフィードバック制御の目標値が低下される。
図10及び図11にそれぞれ点灯検出部5を具体化した例を示す。
まず、図10の例について説明すると、点灯検出部5は、制御用スイッチング素子Q3のベースと定電圧Vccとの間に介在する抵抗R4と、制御用スイッチング素子Q3のベースとグランドとの間に介在するnpn型のトランジスタ(以下、「出力トランジスタ」と呼ぶ。)Q4とを備える。また、バランサTには検出用巻線が設けられており、点灯検出部5は、検出用巻線の両端電圧の整流及び平滑により検出電圧Vaを生成する回路を有し、この検出電圧VaがツェナーダイオードZDのツェナー電圧VZD分だけ低下されて出力トランジスタQ4のベースに入力されている。すなわち、出力トランジスタQ4がオフ状態である状態では制御用スイッチング素子Q3はオン状態に維持されるが、半点灯状態では検出電圧Vaが充分高くなることにより出力トランジスタQ4がオンされ、これによって制御用スイッチング素子Q3がオフされて目標値の低下がなされる。つまり、出力トランジスタQ4がオンされたことが、半点灯状態が検出されたことを意味する。
次に、図11の例について説明すると、点灯検出部5は、図10の例のような検出用巻線ではなく、放電灯La側から共振部2に流入する電流(すなわち共振電流)ILの、ダイオードによる半波整流、抵抗Riによる電流・電圧変換、並びに、コンデンサによる平滑によって検出電圧Va1を生成し、この検出電圧Va1を直接に出力トランジスタQ4のベースに入力するものであり、その他の点は図10の例と共通である。すなわち、半点灯状態では上記の検出電圧Va1が充分に高くなることで出力トランジスタQ4がオンされるのであり、出力トランジスタQ4がオンされたことが、半点灯状態が検出されたことを意味する。
ここで、図10の例と図11の例とのいずれでも、半点灯状態で点灯した放電灯Laが立ち消えて消灯状態に戻った場合、即座に、制御用スイッチング素子Q3がオンされることで目標値が復帰し、これに伴って動作周波数fが低下される。しかしながら、半点灯状態と消灯状態との間での移行が頻繁に繰り返された場合、動作周波数fが不安定となることで、各回路部品や各放電灯Laに過剰な電気的ストレスがかかる可能性がある。
そこで、消灯状態が所定の遅延時間以上継続した場合にのみ、上記のような目標値の復帰がなされるようにしてもよい。具体的には例えば図12に示すような回路構成を採用する。図12の例は基本構成は図10の例と共通であるが、制御用スイッチング素子Q3としてトランジスタに代えてnチャネル型のMOSFETが用いられている点と、出力トランジスタQ4に並列にコンデンサ(以下、「遅延用コンデンサ」と呼ぶ。)C4が接続されている点とが図10の例と異なる。すなわち、遅延用コンデンサC4が設けられていない場合には図13に示すようにツェナーダイオードZDのツェナー電圧VZDと出力トランジスタQ4のオンに必要なベース−エミッタ電圧Vbeとの和(以下、「切換閾値」と呼ぶ。)VZD+Vbeを検出電圧Vaが下回る度に制御用スイッチング素子Q3がオフされることで動作周波数fが不安定となる。これに対し、遅延用コンデンサC4が設けられていれば、図14に示すように、検出電圧Vaが切換閾値VZD+Vbeを下回っても、制御用スイッチング素子Q3のゲート−ソース電圧Vgsすなわち遅延用コンデンサC4の両端電圧が上昇して制御用スイッチング素子Q3のオンに必要なゲート−ソース電圧(以下、「オン電圧」と呼ぶ。)Vonに達するまでは目標値の復帰がなされないから、動作周波数fが不安定になりにくい。ここで、図13及び図14は、それぞれ、点灯した一方の放電灯Laの両端電圧(ランプ電圧)VL1と、該一方の放電灯Laに流れる電流(ランプ電流)IL1と、他方の(つまり未点灯の)放電灯Laの両端電圧(ランプ電圧)VL2と、検出電圧Vaと、制御用スイッチング素子Q3のゲート−ソース電圧Vgsと、動作周波数fとの、それぞれの時間変化を示している。図13及び図14に示した範囲内では上記他方の放電灯Laは点灯していないので、上記他方の放電灯Laにおいてランプ電流IL2は0のままである。図13及び図14のランプ電圧VL1,VL2は図6等に示したランプ電圧VLを放電灯La毎に区別したものであり、共振電流ILは上記のランプ電流IL1,IL2の和IL1+IL2である。また、図13及び図14において、それぞれ、期間t1〜t2に始動スイープ動作が行われており、タイミングt3は上記一方の放電灯Laの点灯により半点灯状態が開始されたタイミングを示し、タイミングt3は上記一方の放電灯Laが最初に点灯したタイミングを示し、タイミングt4は最初に目標値の低下が行なわれたタイミングを示し、タイミングt5は各放電灯Laにおいてそれぞれランプ電圧VL1,VL2の振幅が安定したタイミングを示す。図13の例では目標値の低下と復帰とが繰り返し行われていることで放電灯Laの点灯が不安定となっているのに対し、図14の例では目標値の復帰が行われていないことでランプ電圧VL1,VL2の振幅が安定するタイミングt5がより早期となっている。上記の場合、点灯検出部5において検出電圧Vaを生成する回路から出力トランジスタQ4までが消灯検出部となっており、出力トランジスタQ4がオフされたことがすなわち消灯状態への移行が検出されたことを意味する。なお、制御用スイッチング素子Q3のゲート端子の前段に適宜の遅延回路を挿入することによっても、同様の動作は実現可能である。このような遅延回路は例えば単安定マルチバイブレータを用いて周知技術で実現することができる。また、上記各種の変更は、図11の例に対しても加えることができ、この場合にも同様に検出電圧Vaを生成する回路から出力トランジスタQ4までが消灯検出部となる。
さらに、図10の例のように半点灯状態が検出されているか否かによって目標値を段階的に変化させる代わりに、検出電圧Vaが高いほど連続的に目標値が低くされるようにしてもよい。例えば、図15に示すように、検出電圧Vaを生成する回路のみで点灯検出部5を構成するとともに、電気量の検出により生成された電圧(図15の例では電流検出用抵抗Rdの両端電圧)と、点灯検出部5で生成された検出電圧Vaとを加算して制御部4のフィードバック端子FBに入力する加算器Addを設ける。図15の例では、検出電圧Vaが0以外であることが、半点灯状態が検出されていることを意味する。また、検出電圧Vaが高いほど、一定の電気量(例えば共振電流IL)に対してフィードバック端子FBへの入力電圧が高くされるから、実質的に上記の電気量の目標値(例えば目標電流)が低下されることになる。ここで、接続される放電灯Laとして定格電力が異なる(つまりインピーダンスが異なる)複数種類の放電灯Laが想定される場合、半点灯状態での各放電灯Laのランプ電圧VL及び検出電圧Vaは、それぞれ、各放電灯Laのインピーダンスが低いほど高くなる。上記構成を採用すれば、接続が想定される放電灯Laのうち最も定格電力が高いものを点灯可能な程度に消灯状態での目標値を充分に高くしながらも、各放電灯Laのインピーダンスが低いほど目標値が低くされることで各放電灯Laへの電気的ストレスが抑えられる。
また、回路構成は上記に限られず、例えば、スイッチング部1を1個のスイッチング素子で構成した一石式のインバータ回路を用いてもよい。又は、2個ずつのスイッチング素子からなる直列回路が2個並列に接続されたスイッチング部1と、上記の各直列回路のスイッチング素子同士の接続点間に接続された共振部2とを有する、いわゆるフルブリッジ形のインバータ回路を用いてもよい。さらに、制御部4と点灯検出部5とについても、制御部4が点灯検出部5の出力を直接入力されて該出力に応じて目標値を切り替えるような構成としてもよい。上記のような変更は周知技術で実現可能であるので、詳細な図示並びに説明は省略する。
さらに、以下では点灯させる放電灯Laが2個の場合を例に挙げているが、共振部2の部品又はバランサTの巻線を適宜追加すれば、3個以上の放電灯Laを点灯させる構成とすることもできる。この場合においては、点灯検出部5は点灯した放電灯Laの個数に応じた出力を生成するものとし、制御部4は点灯した放電灯Laの個数に応じて段階的に目標値を変化させることが望ましい。上記のような点灯検出部5及び制御部4はそれぞれ周知技術で実現可能であるので、詳細な図示並びに説明は省略する。
上記の各種の放電灯点灯装置は、図16に示すような照明器具6に用いることができる。詳しく説明すると、図16の照明器具6は、放電灯点灯装置を構成するスイッチング部1や共振部2等の各回路部品をそれぞれ収納及び保持した直方体形状の器具本体61と、それぞれ直接又はバランサTの巻線を介して共振部2の出力端に電気的に接続されるとともに器具本体61の一面側に保持されて直管型の放電灯Laの一端ずつに電気的且つ機械的に接続される4個のソケット62とを備える。器具本体61において各ソケット62を保持した面(すなわち各放電灯Laがそれぞれ配置される側の面であり、図16での下面)は、放電灯Laの光を乱反射又は全反射する。上記のような照明器具6は周知技術で実現可能であるので、詳細な説明は省略する。
1 スイッチング部
2 共振部
3 駆動部
4 制御部
5 点灯検出部
6 照明器具
61 器具本体
E 直流電源
La 放電灯
Q1,Q2 スイッチング素子
T バランサ

Claims (10)

  1. 複数個の放電灯を点灯させる放電灯点灯装置であって、
    前記各放電灯にそれぞれ接続されて前記各放電灯とともに共振回路を構成する共振部と、
    直流電源と前記共振部との間に介在して少なくとも1個のスイッチング素子を含み該スイッチング素子のオンオフに伴って前記直流電源と前記共振部との接続を切り替えるスイッチング部と、
    前記スイッチング部の各スイッチング素子をそれぞれオンオフ駆動することによって前記共振部から前記各放電灯に交流電力を供給させる駆動部と、
    前記各放電灯の両端電圧に対してそれぞれ相関を有する1個の電気量を検出する電気量検出部と、
    前記電気量検出部によって検出される電気量を所定の目標値に近づけるように前記駆動部の動作の周波数をフィードバック制御する制御部と、
    前記複数個の放電灯のうち一部の放電灯のみが点灯した半点灯状態の開始を検出する点灯検出部とを備え、
    前記制御部は、前記点灯検出部によって半点灯状態の開始が検出されたとき、前記各放電灯の両端電圧の実効値をそれぞれ低下させるように前記目標値を変化させることを特徴とする放電灯点灯装置。
  2. 前記共振部は1個のLC共振回路からなり、
    それぞれ一端が一個ずつの前記放電灯の一端に接続され他端が前記共振部に接続されるとともに互いに磁気的に結合された複数本の巻線を有するバランサを備えることを特徴とする請求項1記載の放電灯点灯装置。
  3. 両端がそれぞれ前記バランサの一本ずつの巻線と前記放電灯との接続点に接続されたコンデンサを備えることを特徴とする請求項2記載の放電灯点灯装置。
  4. 前記電気量検出部は、前記電気量として、前記共振部のいずれかの部品の両端電圧を検出することを特徴とする請求項2又は請求項3に記載の放電灯点灯装置。
  5. 前記電気量検出部は、前記電気量として、前記スイッチング部のスイッチング素子に流れる電流を検出することを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の放電灯点灯装置。
  6. 前記点灯検出部は、前記放電灯側から前記共振部への入力電流の実効値を所定の切替閾値と比較し、前記入力電流の実効値が切換閾値を上回ったときに半点灯状態の開始を検出することを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の放電灯点灯装置。
  7. 前記バランサは検出用巻線を有し、
    前記点灯検出部は、前記検出用巻線の両端電圧の整流及び平滑により得られた検出電圧が所定の点灯判定電圧を上回ったときに半点灯状態の開始を検出することを特徴とする請求項2〜4のいずれか1項に記載の放電灯点灯装置。
  8. 前記バランサは検出用巻線を有し、
    前記点灯検出部は、前記検出用巻線の両端電圧の整流及び平滑により検出電圧を生成するものであって、
    前記制御部は、前記検出電圧が高いほど前記目標値を低くすることを特徴とする請求項2〜4のいずれか1項に記載の放電灯点灯装置。
  9. 全ての放電灯が消灯した消灯状態の開始を検出する消灯検出部を備え、
    前記制御部は前記消灯検出部によって消灯状態の開始が検出されてから所定の遅延時間が経過したときに、前記駆動部の動作の周波数を、前記点灯検出部において半点灯状態の開始が検出される前の周波数まで低下させることを特徴とする請求項1〜7のいずれか1項に記載の放電灯点灯装置。
  10. 請求項1〜9のいずれか1項に記載の放電灯点灯装置と、この放電灯点灯装置を保持する器具本体とを備えることを特徴とする照明器具。
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