JP2011233193A - 磁気記録媒体用ガラス基板の製造方法及び磁気記録媒体用ガラス基板 - Google Patents

磁気記録媒体用ガラス基板の製造方法及び磁気記録媒体用ガラス基板 Download PDF

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Abstract

【課題】本発明は、ガラス基板面内の板厚偏差に優れる磁気記録媒体用ガラス基板の提供を目的とする。また、ガラス基板面内の板厚偏差に優れる磁気記録媒体用ガラス基板を生産性高く研磨するガラス基板の研磨方法、及び該研磨方法を用いた研磨工程を有する磁気記録媒体用ガラス基板の製造方法の提供を目的とする。
【解決手段】本発明は、磁気記録媒体用ガラス基板の両主平面を研磨する研磨工程において、ガラス基板の自転運動を促進する真円度が100μm以下のガラス基板保持穴を有するキャリアを用いることを特徴とする磁気記録媒体用ガラス基板の製造方法を提供する。
【選択図】図4

Description

本発明は、ガラス基板面内の板厚偏差に優れる磁気記録媒体用ガラス基板の製造方法と磁気記録媒体用ガラス基板に関する。
近年の磁気ディスクの高記録密度化にともない、磁気記録媒体用ガラス基板への要求特性は年々厳しくなっている。磁気ディスクの高記録密度化を達成するため、ガラス基板の主平面の面積を有効活用するべく、磁気ヘッドをガラス基板の端部まで通過させるようになってきている。また、大容量の情報を磁気ディスクへ速く記録再生するため、磁気ディスクの回転速度を高速化する検討も行われている。
磁気ヘッドをガラス基板の端部まで通過させる、あるいは磁気ディスクの回転速度を高速化させる場合、磁気記録媒体用ガラス基板の形状(例えば、板厚偏差、端部形状、平坦度など)に乱れがあると、磁気ヘッドの浮上姿勢が乱され、磁気ヘッドが磁気ディスクに接触して障害が発生するおそれがある。
磁気記録媒体用ガラス基板の形状、特に基板外周端部の平滑性を向上するキャリア(特許文献1)が提案されている。また、非特許文献1に、ガラス基板保持穴のガラス基板に対する直径差が、研磨加工中のガラス基板の挙動に及ぼす影響が調べられている。
ガラス基板保持穴のガラス基板に対する直径差を1.0mmとして、両面研磨装置を用いてガラス基板を研磨加工した時、ガラス基板はガラス基板保持穴内で殆ど自転運動しない様子が、非特許文献1において観察されている。特許文献1に記載のキャリアは、ガラス基板保持穴の磁気記録媒体用ガラス基板に対する直径差を0.5mm〜1.0mmに設定してガラス基板を研磨するものであり、ガラス基板保持穴内でガラス基板が殆ど自転運動しないため、磁気記録媒体用ガラス基板の面内を均一に研磨できず、ガラス基板面内の板厚偏差に優れる磁気記録媒体用ガラス基板が得られないおそれがある。
また、ガラス基板の研磨を継続すると、上定盤の研磨面と下定盤の研磨面はガラス基板により削られ、研磨中にガラス基板に接触する研磨面と接触しない研磨面との境界に段差が形成される。このように、上定盤の研磨面と下定盤の研磨面に形成された段差は、ガラス基板研磨中にガラス基板の外径側領域に接触し、ガラス基板の外径側領域を局部的に過剰研磨するおそれがある。そのため、同一ガラス基板面内の研磨量を均一とすることが難しくなり、平行度に優れる磁気記録媒体用ガラス基板を得ることが困難となるおそれがある。
特開2006−198751号公報
2010年度精密工学会春季大会学術講演会講演論文集 頁75〜76、A74 スケルトン両面研磨機における研磨現象の解明 埼玉大学大学院
本発明は、ガラス基板面内の板厚偏差に優れる磁気記録媒体用ガラス基板の提供を目的とする。また、ガラス基板面内の板厚偏差に優れる磁気記録媒体用ガラス基板を生産性高く研磨するガラス基板の研磨方法、及び該研磨方法を用いた工程を有する磁気記録媒体用ガラス基板の製造方法の提供を目的とする。
本発明は、磁気記録媒体用ガラス基板の両主平面を研磨する研磨工程において、ガラス基板の自転運動を促進する真円度が100μm以下のガラス基板保持穴を有するキャリアを用いることを特徴とする磁気記録媒体用ガラス基板の製造方法を提供する。
本発明のキャリアを用いた研磨工程を有する磁気記録媒体用ガラス基板の製造方法は、ガラス基板面内の板厚偏差に優れる磁気記録媒体用ガラス基板を生産性高く製造できる。本発明の磁気記録媒体用ガラス基板の製造方法で製造した磁気記録媒体用ガラス基板の上に、磁性層などの薄膜を形成して製造した磁気ディスクは、HDD(ハードディスクドライブ)試験において、磁気ヘッドの浮上姿勢が乱されず、磁気ヘッドが磁気ディスクに接触して生じる障害を低減できる。
磁気記録媒体用ガラス基板の斜視図。 磁気記録媒体用ガラス基板の断面斜視図。 両面研磨装置の概略図。 キャリアの概略図。 磁気記録媒体用ガラス基板の平行度をレーザ干渉計で測定した例。レーザ干渉計で観察された干渉縞の画像と、干渉縞を解析して得た平行度の値。
以下、本発明を実施するための形態について説明するが、本発明は以下に記載される実施形態に限らない。
本発明の磁気記録媒体用ガラス基板10の斜視図を図1に、磁気記録媒体用ガラス基板10を切断したものの断面斜視図を図2に示す。図1と図2において各符号は、磁気記録媒体用ガラス基板の主平面101、内周側面102、外周側面103、内周面取り部104、外周面取り部105をそれぞれ示す。図2中、A1とA6は磁気記録媒体用ガラス基板の外径側領域の板厚、A2とA5は磁気記録媒体用ガラス基板の中間領域の板厚、A3とA4は磁気記録媒体用ガラス基板の内径側領域の板厚をそれぞれ示す。本発明において、円盤形状ガラス基板の直径とは、外周側面103の最外周面の直径である。
一般に、磁気記録媒体用ガラス基板及び磁気ディスクの製造工程は、以下の工程を含む。(1)フロート法、フュージョン法またはプレス成形法で成形されたガラス素基板を、円盤形状に加工した後、内周側面と外周側面に面取り加工を行う。(2)ガラス基板の上下主平面にラッピング加工を行う。(3)ガラス基板の側面部と面取り部に端面研磨を行う。(4)ガラス基板の上下主平面に研磨を行う。研磨工程は、1次研磨のみでも良く、1次研磨と2次研磨を行っても良く、2次研磨の後に3次研磨を行っても良い。(5)ガラス基板の精密洗浄を行い、磁気記録媒体用ガラス基板を製造する。(6)磁気記録媒体用ガラス基板の上に磁性層などの薄膜を形成し、磁気ディスクを製造する。
なお、上記磁気記録媒体用ガラス基板及び磁気ディスクの製造工程において、各工程間にガラス基板洗浄(工程間洗浄)やガラス基板表面のエッチング(工程間エッチング)を実施してもよい。さらに、磁気記録媒体用ガラス基板に高い機械的強度が求められる場合、ガラス基板の表層に強化層を形成する強化工程(例えば、化学強化工程)を研磨工程前、または研磨工程後、あるいは研磨工程間で実施してもよい。
本発明において、磁気記録媒体用ガラス基板は、アモルファスガラスでもよく、結晶化ガラスでもよく、ガラス基板の表層に強化層を有する強化ガラス(例えば、化学強化ガラス)でもよい。また、本発明のガラス基板のガラス素基板は、フロート法で造られたものでも良く、フュージョン法で造られたものでも良く、プレス成形法で造られたものでもよい。
本発明は、(4)ガラス基板の上下主平面に研磨を行う工程に関し、磁気記録媒体用ガラス基板の研磨加工に係るものである。
図3は、両面研磨装置20の概略図である。図3において、10は磁気記録媒体用ガラス基板、30は上定盤の研磨面、40は下定盤の研磨面、50はキャリア、201は上定盤、202は下定盤、203はサンギア、204はインターナルギア、をそれぞれ示す。
また、図4に磁気記録媒体用ガラス基板の製造工程で使用されるキャリア50の概略図を示す。図中、50はキャリア、501はガラス基板保持穴、501Aは内径側保持穴、501Bは中間部保持穴、501Cは外径側保持穴をそれぞれ示す。キャリア50のガラス基板保持穴501は、キャリア50の中央を中心とした同心円状に形成される。
ガラス基板の研磨を継続すると、上定盤の研磨面30と下定盤の研磨面40はガラス基板により削られ、研磨中にガラス基板に接触する研磨面と接触しない研磨面との境界に段差が形成される。上定盤の研磨面30と下定盤の研磨面40に形成された段差は、外径側保持穴501Cに保持されたガラス基板の外径側領域を局部的に過剰研磨する。
本発明者らが鋭意検討した結果、磁気記録媒体用ガラス基板10がガラス基板保持穴501の中で自転運動しやすいガラス基板保持穴501の形状(真円度)にする、さらに好ましくは、ガラス基板保持穴501の直径を磁気記録媒体用ガラス基板10の直径に対して大きくして磁気記録媒体用ガラス基板10がガラス基板保持穴501の中で自転運動するようにすると、ガラス基板の外径側領域が局部的に過剰研磨されることを抑制できることを見出した。
磁気記録媒体用ガラス基板10をガラス基板保持穴501の中で確実に自転運動させるガラス基板保持穴501の真円度は100μm以下である。ガラス基板保持穴501の真円度が100μm以下であると、ガラス基板の研磨中に磁気記録媒体用ガラス基板10がガラス基板保持穴501の中で確実に自転運動できるため、ガラス基板の外径側領域が局部的に過剰研磨されず、平行度に優れる磁気記録媒体用ガラス基板が得られる。ガラス基板保持穴501の真円度は100μm以下であり、80μm以下が好ましく、50μm以下が特に好ましい。ガラス基板保持穴501の形状は、輪郭形状測定機を用いて測定する。
ガラス基板保持穴501の直径は、磁気記録媒体用ガラス基板の直径に対し1.10mm〜1.90mm大きいことが好ましい。
ガラス基板保持穴501の直径が1.10mm未満であると、ガラス基板保持穴501の中で磁気記録媒体用ガラス基板10が充分に自転運動できず、ガラス基板の外径側領域が局部的に過剰研磨され、平行度に優れる磁気記録媒体用ガラス基板を得ることが難しくなるおそれがある。また、磁気記録媒体用ガラス基板10とガラス基板保持穴501との隙間が小さいと研磨液の流れが悪くなり、研磨液を研磨面に均一供給することが難しくなり、同一ロット内の研磨量にばらつきが生じ、同一ロット内の板厚がばらつくおそれもある。
ガラス基板保持穴501の直径が1.90mmを超えた場合、ガラス基板保持穴501中に泡が混入し易くなり、混入した泡により振動が発生し、ガラス基板を均一に研磨することが難しくなる、または研磨中にガラス基板やキャリアが破損する(クラッシュ)おそれがある。また、ガラス基板保持穴501の直径が1.90mmを超えると、1枚のキャリアに充填できるガラス基板の枚数が減少する、キャリアの強度が低下して研磨中にガラス基板やキャリアが破損する(クラッシュ)などの問題が生じるおそれがある。
ガラス基板保持穴501の直径は、磁気記録媒体用ガラス基板の直径に対し1.10mm〜1.90mm大きいものが好ましく、1.30mm〜1.90mm大きいものがさらに好ましく、1.30mm〜1.85mm大きいものが特に好ましい。
磁気記録媒体用ガラス基板10は、キャリア50のガラス基板保持穴に保持された状態で、上定盤の研磨面30と下定盤の研磨面40との間に狭持され、ガラス基板の両主平面に上定盤の研磨面30と下定盤の研磨面40を互いに押圧させた状態で、ガラス基板の両主平面に研磨液を供給するとともに、ガラス基板と研磨面を相対的に動かして、ガラス基板の両主平面を同時に研磨する。
両面研磨装置20は、サンギア203とインターナルギア204をそれぞれ所定の回転比率で回転駆動することにより、キャリア50を自転させながらサンギア203の周りを公転するように移動させる(遊星駆動させる)とともに、上定盤201と下定盤202をそれぞれの回転数で回転駆動し、ガラス基板の両主平面を同時に研磨する。
上定盤201と下定盤202のガラス基板と対向する面には、研磨パッドが装着されている。上定盤201と下定盤202に装着された研磨パッドは、上定盤の研磨面30と下定盤の研磨面40とをそれぞれ所定の形状とするため、ドレス治具を用いてドレス処理が施される。ドレス処理は、ドレス治具と研磨パッドとの間にドレス水を供給するとともに、ドレス治具と研磨パッドを相対的に動かして、研磨パッドの表面(上定盤の研磨面30となる面と下定盤の研磨面40となる面)を削り行う。
本発明の研磨工程において、研磨される磁気記録媒体用ガラス基板の両主平面の総研磨量は2μm〜80μmであることが好ましい。本発明のキャリアは両主平面の総研磨量が2μm〜80μmの研磨工程で使用したときに、磁気記録媒体用ガラス基板10をガラス基板保持穴501の中で充分に自転運動させ、ガラス基板の外径側領域が局部的に過剰研磨されることを抑制し、磁気記録媒体用ガラス基板の平行度を向上させる効果を示す。両主平面の総研磨量は2μm〜80μmが好ましく、4μm〜75μmがより好ましく、6μm〜70μmが特に好ましい。
磁気記録媒体用ガラス基板の両主平面の平行度は、磁気記録媒体用ガラス基板の各領域における板厚(例えば、A1〜A6)が均一である(ガラス基板面内の板厚偏差が小さい)と優れており、各領域における板厚が不均一である(ガラス基板面内の板厚偏差が大きい)と劣ることになる。
磁気記録媒体用ガラス基板の板厚と平行度はマイクロメータ、レーザ変位計、レーザ干渉計などの測定機を用いて測定する。
マイクロメータやレーザ変位計を用いた板厚の測定は、磁気記録媒体用ガラス基板の面内で任意に決めた複数の箇所で板厚を測定し、その平均値を求めて行う。
マイクロメータやレーザ変位計を用いた平行度aの測定は、磁気記録媒体用ガラス基板の面内で任意に決めた複数の箇所で板厚を測定し、最大板厚値と最小板厚値の差を求めて行う。
レーザ干渉計は、光の波長を物差しとしているので高精度に平行度bを測定できる。また、磁気記録媒体用ガラス基板の両主平面の平行度bを、1回のデータ取得で測定できるため、測定効率に優れる。レーザ干渉計を用いた磁気記録媒体用ガラス基板の両主平面の平行度bの測定は、両主平面から反射した反射光の位相差により形成される干渉縞を観察し、得られた干渉縞を解析することにより行う。レーザ干渉計で観察される明暗の干渉縞は等高線となっており、その間隔は光源の波長と入射角により決定される。
磁気記録媒体用ガラス基板の両主平面の平行度bを、本発明の実施例で用いたレーザ干渉計(フジノン社製、製品名:平面測定用フィゾー干渉計)で測定した結果、干渉縞の画像と干渉縞を解析して得た平行度bの値を、図5に示す。
レーザ干渉計で観察された干渉縞の本数が少ないほど、磁気記録媒体用ガラス基板の両主平面の平行度は優れている、つまり、平行度bを測定した領域の板厚偏差が小さく、同一ガラス基板面内の板厚分布が優れることを意味する。
本発明の研磨方法を用いた研磨工程を有する磁気記録媒体用ガラス基板の製造方法により、ガラス基板の外径側領域が局部的に過剰研磨されず、平行度aが0.5μm以下の磁気記録媒体用ガラス基板を生産性高く製造できる。磁気記録媒体用ガラス基板の平行度aは0.5μm以下が好ましく、0.4μm以下が特に好ましい。さらに、同一ロットで研磨加工された磁気記録媒体用ガラス基板間の前記平行度aの偏差が0.2μm以下の磁気記録媒体用ガラス基板を生産性高く製造できる。
本発明の研磨方法を用いた研磨工程を有する磁気記録媒体用ガラス基板の製造方法により、ガラス基板の外径側領域が局部的に過剰研磨されず、磁気記録媒体用ガラス基板の少なくとも記録再生領域における、レーザ干渉計を用いて測定した両主平面の平行度bが0.6μm以下の磁気記録媒体用ガラス基板を生産性高く製造できる。磁気記録媒体用ガラス基板の平行度bは0.6μm以下が好ましく、0.4μm以下が特に好ましい。さらに、同一ロットで研磨加工された磁気記録媒体用ガラス基板間の前記平行度bの偏差が0.4μm以下の磁気記録媒体用ガラス基板を生産性高く製造できる。
本発明の研磨工程を有する磁気記録媒体用ガラス基板の製造方法により、同一ロットで研磨加工されたガラス基板間の板厚の偏差が0.8μm以下の磁気記録媒体用ガラス基板を、生産性高く製造できる。
なお、本発明において、同一ロットとは、同一両面研磨装置を用いて同時に研磨加工したガラス基板のことをいう。例えば、外径65mmの磁気記録媒体用ガラス基板を研磨する場合、22B型両面研磨装置の1ロットのガラス基板枚数は150枚〜222枚、16B型両面研磨装置の1ロットのガラス基板枚数は90枚〜115枚、9B型両面研磨装置の1ロットのガラス基板枚数は20枚〜30枚が一般的である。
本発明の研磨方法を用いた研磨工程を有する磁気記録媒体用ガラス基板の製造方法で製造された磁気記録媒用ガラス基板は、磁気記録媒体用ガラス基板の形状特性(例えば、板厚偏差、平行度)に優れる。そのため、本発明の磁気記録媒体用ガラス基板の上に磁性層などの薄膜を形成して製造された磁気ディスクは、HDD(ハードディスクドライブ)試験において、磁気ヘッドの浮上姿勢を乱すことなく、磁気ヘッドが磁気ディスクに接触する障害が発生しない。
以下に実施例及び比較例を挙げて本発明をさらに説明するが、本発明はこれにより何ら制限されるものではない。
[磁気記録媒体用ガラス基板の調整]
外径65mm、内径20mm、板厚0.635mmの磁気記録媒体用ガラス基板用に、フロート法で成形されたSiOを主成分とするガラス基板をドーナツ状円形ガラス基板(中央部に円孔を有する円盤形状ガラス基板)に加工した。
このドーナツ状円形ガラス基板の内周側面と外周側面を、面取り幅0.15mm、面取り角度45°の磁気記録媒体用ガラス基板が得られるように面取り加工し、その後アルミナ砥粒を用いて、ガラス基板上下主平面をラッピングし、砥粒を洗浄除去した。
次に、ガラス基板の外周側面と外周面取り部を、研磨ブラシと酸化セリウム砥粒を用いて研磨し、外周側面と外周面取り部のキズを除去し、鏡面となるように外周端面を研磨加工した。外周端面研磨後のガラス基板は、砥粒を洗浄除去される。外周端面研磨後、ガラス基板の内周側面と内周面取り部を研磨ブラシと酸化セリウム砥粒を用いて研磨し、内周側面と内周面取り部のキズを除去し、鏡面となるように内周端面を研磨加工した。内周端面研磨を行ったガラス基板は、砥粒を洗浄除去される。
[磁気記録媒体用ガラス基板の1次〜3次研磨]
次に、ガラス基板は研磨具として硬質ウレタン製の研磨パッドと酸化セリウム砥粒を含有する研磨液(平均粒子直径、以下、平均粒径と略す、約1.3μmの酸化セリウムを主成分した研磨液組成物)を用いて、22B型両面研磨装置(スピードファム社製、製品名:DSM22B−6PV−4MH)、または16B型両面研磨装置(スピードファム社製、製品名:DSM16B−6PV−4MH)により上下主平面を1次研磨した。
1次研磨工程において、両面研磨装置の上定盤と下定盤に装着した研磨パッドは、ガラス基板を研磨する前に、ドレス治具を用いてドレス処理が施され、所定の研磨面に形成される。
1次研磨は、メインの研磨加工圧力は85g/cm、定盤回転数は30rpm、総研磨量は上下主平面の厚さ方向で計40μmとなるように研磨時間を設定して実施した。本実施例において、22B型両面研磨装置で研磨したときの1ロットは180枚、16B型両面研磨装置で研磨したときの1ロットは100枚とした。研磨後のガラス基板は、酸化セリウムを洗浄除去した後に板厚と平行度aと平行度bを測定した。
1次研磨後のガラス基板は、研磨具として軟質ウレタン製の研磨パッドと、上記の酸化セリウム砥粒よりも平均粒径が小さい酸化セリウム砥粒を含有する研磨液(平均粒径約0.5μmの酸化セリウムを主成分とする研磨液組成物)を用いて、22B型両面研磨装置(スピードファム社製、製品名:DSM22B−6PV−4MH)、または16B型両面研磨装置(スピードファム社製、製品名:DSM16B−6PV−4MH)により上下主平面を2次研磨した。
2次研磨工程において、両面研磨装置の上定盤と下定盤に装着した研磨パッドは、ガラス基板を研磨する前に、ドレス治具を用いてドレス処理が施され、所定の研磨面に形成される。
2次研磨のメイン研磨加工圧力は85g/cm、定盤回転数は30rpm、研磨時間は総研磨量が上下主平面の厚さ方向で計6μmとなるように設定し、ガラス基板を研磨した。本実施例において、22B型両面研磨装置で研磨したときの1ロットは180枚、16B型両面研磨装置で研磨したときの1ロットは100枚とした。研磨後のガラス基板は、酸化セリウムを洗浄除去した後に板厚と平行度a、平行度bを測定した。
研磨されたガラス基板の板厚と平行度aは、CCDレーザ変位計(キーエンス社製、レーザーヘッドはLK−G15/アンプLK−G3000V)を用いて測定した。
磁気記録媒体用ガラス基板の中心部から15mmと25mmの領域で(記録再生領域の内径側領域と外径側領域)、0°、90°、180°、270°の計8箇所の位置で板厚を測定した。同一ガラス基板面内の8箇所の位置で測定した板厚の最大板厚値と最小板厚値の差(同一ガラス基板面内の板厚偏差)を平行度aとした。平行度aは、1ロットにつき、キャリアの内径側保持穴501Aと外径側保持穴501Cから1枚づつガラス基板を抜き取り、計2枚のガラス基板を用いて測定した。
板厚は、1ロットにつき、各キャリアの内径側保持穴501Aと外径側保持穴501Cから1枚づつガラス基板を抜き取り、22B型両面研磨装置では計12枚、16B型両面研磨装置では計10枚のガラス基板を用いて測定した。磁気記録媒体用ガラス基板の中心部から20mmの領域で(記録再生領域の中間領域)、0°、180°の計2箇所の位置で板厚を測定し、その平均値をガラス基板の板厚とした。同一ロットで研磨加工された磁気記録媒体用ガラス基板間の板厚の偏差は、同一ロット内の最大板厚と最少板厚の差から求めた。
ガラス基板の平行度bは、レーザ干渉計(フジノン社製、製品名:平面測定用フィゾー干渉計 G102)を用いて測定した。平行度bは、図3に示したように、ガラス基板両主平面からの反射光の位相差により形成される干渉縞を観察し、観測された干渉縞本数に0.32を積算して算出した。平行度bの測定領域は、外径65mm、内径20mmの磁気記録媒体用ガラス基板の記録再生領域を含むように設定する。本実施例では、測定領域は、円盤中心部から10.0mm〜32.5mmの領域に設定し測定した。
平行度bは、平行度aと同様に1ロットにつき、キャリアの内径側保持穴501Aと外径側保持穴501Cから1枚づつガラス基板を抜き取り測定した。
キャリアのガラス基板保持穴501の真円度は、輪郭形状測定機(小坂研究所社製、製品名:フォームコーダ EF−150E)を用いて測定した。真円度は、内径側保持穴501A、中間部保持穴501B、外径側保持穴501Cの真円度をそれぞれ測定し、計3点の平均値をガラス基板保持穴の真円度とした。
22B型または16B型の両面研磨装置を用い、各直径と真円度のガラス基板保持穴501を有するキャリアにガラス基板を保持して、1次研磨したガラス基板のロット内板厚偏差、平行度aと平行度bの測定結果を表1に、2次研磨したガラス基板のロット内板厚偏差、平行度aと平行度bの測定結果を表2に示す。表1と表2において、例1〜例4と例6〜例9は実施例、例5と例10は比較例である。
ガラス基板保持穴の真円度が100μm以上のキャリアを用いた例5と例10において、平行度a、平行度b、同一ロットで研磨加工されたガラス基板間の板厚の偏差(最大板厚値と最小板厚値との差)は悪く、板厚偏差に優れるガラス基板を得られなかった。
2次研磨後、ガラス基板は研磨具として軟質ウレタン製の研磨パッドとコロイダルシリカを含有する研磨液(一次粒子の平均粒径が20〜30nmのコロイダルシリカを主成分とする研磨液組成物)を用いて、両面研磨装置により上下主平面を3次研磨した。3次研磨は、上下主平面の厚さ方向での総研磨量が1μmとなるように研磨時間を設定して実施した。3次研磨は総研磨量が1μmと少ないため、研磨後のガラス基板の平行度aや平行度bに対し、1次研磨や2次研磨ほど大きく影響を及ぼさない。
3次研磨を行ったガラス基板は、アルカリ性洗剤によるスクラブ洗浄、アルカリ性洗剤溶液に浸漬した状態での超音波洗浄、純水に浸漬した状態での超音波洗浄、を順次行い、イソプロピルアルコール蒸気にて乾燥された。
洗浄乾燥後、磁気記録媒体用ガラス基板の平行度aと平行度bを測定した。平行度aと平行度bの測定は、1次研磨後のガラス基板や2次研磨後のガラス基板と同じ測定方法で実施した。
2次研磨後の例6〜例8のガラス基板に、3次研磨を施し、洗浄乾燥して得た磁気記録媒体用ガラス基板は、平行度aが0.5μm以下であり、平行度bは0.6μm以下であり、同一ロットで研磨加工されたガラス基板間の板厚の偏差(最大板厚値と最小板厚値との差)は0.8μm以下であった。
Figure 2011233193
Figure 2011233193
本発明は、ガラス基板を研磨する工程を有する、ガラス基板の製造方法に適用できる。本発明が適用できるガラス基板としては、磁気記録媒体用、フォトマスク用、液晶や有機EL等のディスプレイ用、光ピックアップ素子や光学フィルタや光学レンズ等の光学部品用などのガラス基板が具体的なものとして挙げられる。
10:磁気記録媒体用ガラス基板、101:磁気記録媒体用ガラス基板の主平面、102:内周側面、103:外周側面、104:内周面取り部、105:外周面取り部、
A1とA6:磁気記録媒体用ガラス基板の外径側領域の板厚、A2とA5:磁気記録媒体用ガラス基板の中間領域の板厚、A3とA4:磁気記録媒体用ガラス基板の内径側領域の板厚、
20:両面研磨装置、30:上定盤の研磨面、40:下定盤の研磨面、50:キャリア、201:上定盤、202:下定盤、203:サンギア、204:インターナルギア、
501:ガラス基板保持穴、501A:内径側保持穴、501B:中間部保持穴、501C:外径側保持穴。

Claims (8)

  1. 両面研磨装置の上定盤と下定盤の対向する面にそれぞれ研磨パッドを装着し、上定盤に装着した研磨パッドの研磨面と下定盤に装着した研磨パッドの研磨面との間に、円盤形状を有するガラス基板を保持したキャリアを配置し、ガラス基板の両主平面に上定盤の研磨パッドの研磨面と下定盤の研磨パッドの研磨面を互いに押圧させた状態で、ガラス基板の主平面に研磨液を供給するとともに、ガラス基板と研磨面を相対的に動かして、ガラス基板の両主平面を同時に研磨する工程を有する、磁気記録媒体用ガラス基板の製造方法において、
    前記キャリアは、円盤形状ガラス基板を保持するガラス基板保持穴を複数有し、該ガラス基板保持穴の真円度は100μm以下であることを特徴とする磁気記録媒体用ガラス基板の製造方法。
  2. 前記ガラス基板保持穴の直径は前記円盤形状ガラス基板の直径に対し1.10mm〜1.90mm大きい請求項1に記載の磁気記録媒体用ガラス基板の製造方法。
  3. 前記研磨工程において、研磨される円盤形状ガラス基板の両主平面の総研磨量が2〜80μmである請求項1または2に記載の磁気記録媒体用ガラス基板の製造方法。
  4. 前記磁気記録媒体用ガラス基板の記録再生領域の内径側領域と外径側領域において、0°、90°、180°、270°の計8箇所の位置で、マイクロメータまたはレーザ変位計を用いて測定した板厚の最大板厚値と最小板厚値の差(同一ガラス基板面内の板厚偏差)から求めた平行度aが0.5μm以下である請求項1〜3に記載の磁気記録媒体用ガラス基板。
  5. 前記磁気記録媒体用ガラス基板の少なくとも記録再生領域における、レーザ干渉計を用いて測定した両主平面の平行度bが0.6μm以下である請求項1〜3のいずれかに記載の磁気記録媒体用ガラス基板。
  6. 同一ロットで研磨加工された磁気記録媒体用ガラス基板間の板厚の偏差が0.8μm以下である請求項1〜3のいずれかに記載の磁気記録媒体用ガラス基板。
  7. 中心部に円孔を有する円盤形状の磁気記録媒体用ガラス基板であって、前記磁気記録媒体用ガラス基板は内周側面と外周側面と両主平面とを有し、磁気記録媒体用ガラス基板の記録再生領域の内径側領域と外径側領域において、0°、90°、180°、270°の計8箇所の位置で測定した板厚の最大板厚値と最小板厚値の差(同一ガラス基板面内の板厚偏差)である平行度aが、0.5μm以下である磁気記録媒体用ガラス基板。
  8. 中心部に円孔を有する円盤形状の磁気記録媒体用ガラス基板であって、前記磁気記録媒体用ガラス基板は内周側面と外周側面と両主平面とを有し、レーザ干渉計を用いて測定した、磁気記録媒体用ガラス基板の少なくとも記録再生領域における前記両主平面の平行度bが、0.6μm以下であることを特徴とする磁気記録媒体用ガラス基板。
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