JP2011232500A - 対象物の位置検出装置、光学構造、携帯端末、及び、対象物の位置検出方法 - Google Patents
対象物の位置検出装置、光学構造、携帯端末、及び、対象物の位置検出方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2011232500A JP2011232500A JP2010101959A JP2010101959A JP2011232500A JP 2011232500 A JP2011232500 A JP 2011232500A JP 2010101959 A JP2010101959 A JP 2010101959A JP 2010101959 A JP2010101959 A JP 2010101959A JP 2011232500 A JP2011232500 A JP 2011232500A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- signal
- lens
- actuator element
- vibration
- reflected wave
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Images
Landscapes
- General Electrical Machinery Utilizing Piezoelectricity, Electrostriction Or Magnetostriction (AREA)
- Lens Barrels (AREA)
Abstract
【解決手段】カメラ装置10の光学構造は、圧電素子18に第2電気信号を入力し、この第2電気信号に基づいて圧電素子18にて第2振動信号を発生させる。また、光学系制御部20は、圧電素子18に出力した第2電気信号と、第2振動信号がレンズマウント14aで反射した第3振動信号である反射波信号40aが圧電素子18で変換された第3電気信号と、に基づいて、圧電素子18に対するレンズ14の位置を検出する。この検出位置に基づき、圧電素子18からの第1振動信号によって、レンズ14がフォーカス位置に移動され、オートフォーカス制御が実行される。
【選択図】図2
Description
アクチュエータ素子と、
前記アクチュエータ素子に電気信号を入力し、該電気信号に基づいて前記アクチュエータ素子から位置検出用の振動信号を発生させる制御部と、を備え、
前記アクチュエータ素子は、対象物に前記位置検出用の振動信号を送信し、該振動信号が前記対象物から反射した振動信号である反射波信号を受信するとともに、該反射波信号を電気信号に変換し、
前記制御部は、前記アクチュエータ素子に入力した電気信号と、前記アクチュエータ素子で前記反射波信号が変換された電気信号と、に基づいて、前記アクチュエータ素子に対する前記対象物の位置を検出する、
ことを特徴とする。
上記位置検出装置を備え、
前記アクチュエータ素子は、対象物としての前記レンズに前記位置検出用の振動信号を送信し、前記位置検出装置で検出された前記レンズの位置から目標とする位置に前記レンズを移動させる、
ことを特徴とする光学構造。
前記レンズを支持するレンズマウントに摩擦係合し、前記レンズマウントを前記光軸方向に移動させるための案内部材と、
外部から入力された電気信号を振動信号に変換するとともに、外部から受信した振動信号を電気信号に変換するアクチュエータ素子と、
前記アクチュエータ素子に第1及び第2電気信号を入力し、当該アクチュエータ素子から、それぞれ、第1及び第2振動信号を送信させるとともに、前記アクチュエータ素子から外部からの振動信号に基づく電気信号を受け取る制御部と、を備え、
前記アクチュエータ素子は、前記制御部からの前記第1電気信号に基づき、前記第1振動信号を前記案内部材に送信し、前記レンズを前記レンズマウントと共に前記案内部材に沿って前記光軸方向に移動させるとともに、前記制御部からの前記第2電気信号に基づき、前記第2振動信号を前記案内部材に送信し、
前記制御部は、前記第2電気信号と、前記第2振動信号が前記レンズマウントで反射して生じた第3振動信号である反射波信号が前記アクチュエータ素子で変換された第3電気信号と、に基づいて、前記光軸方向における前記レンズの位置を検出するとともに、前記アクチュエータ素子に前記第1電気信号を入力し、前記検出したレンズの位置から目標とするレンズの位置に前記レンズを移動させる、
ことを特徴とする。
前記カメラ装置は、前記フォーカス機能又はズーミング機能を実現するべく前記光学構造を備えている、ことを特徴とする。
前記アクチュエータ素子が、対象物に位置検出用の振動信号を送信し、前記対象物から反射した振動信号である反射波信号を受信するステップと、
前記アクチュエータ素子が前記反射波信号を受信し、該反射波信号を電気信号に変換するステップと、
前記アクチュエータ素子に送信した電気信号と、前記アクチュエータ素子で前記反射波信号が変換された電気信号と、に基づいて、前記アクチュエータ素子に対する前記対象物の位置を検出するステップと、
を備えたことを特徴とする。
圧電素子18は、駆動信号用プラス端子18aと、駆動信号用マイナス端子18bと、駆動信号用プラス電極18cと、駆動信号用マイナス電極18dと、を備えている。駆動信号用プラス端子18aは、駆動信号用プラス電極18cと電気的に接続され、駆動信号用マイナス端子18bは、駆動信号用マイナス電極18dと電気的に接続されている。駆動信号用プラス電極18cと、駆動信号用マイナス電極18dとの間には、圧電活性層18eが介在配置されている。また、図4では、圧電素子18は、駆動信号用マイナス電極18d側の端面で支持台15sに固定されているが、駆動信号用プラス電極18c側の端面で支持台15sに固定されていてもよい。
他方、光学系制御部20は、撮像キー25が操作されたと判別する(ステップS102:Yes)と、オートフォーカス制御動作を起動する(ステップS103)。
即ち、圧電素子18を、レンズ14の移動操作だけでなく、レンズ14の位置検出操作にも用いることで、レンズ14の位置検出のため、MR素子及びそのドライバ、複数の永久磁石などの余分な部品を使用することなく、低コストでオートフォーカス制御(レンズの位置制御)が行えるようになる。
そしてこの結果、本実施形態の携帯電話機100は、小型化、薄型化、省コスト化に対応するとともに、レンズの位置制御が効率的に行えるようになる。
例えば、上記実施形態では、本発明の技術的思想をカメラ装置のオートフォーカス処理に適用した。しかしこれに限られず、本発明の技術的思想は、レンズの位置制御によって一定の効果が実現できるものであれば、例えばズーミング処理にも適用できることは勿論である。
図8に示すように、圧電素子118は、駆動信号用電極端子群として、駆動信号用プラス端子18aと、駆動信号用マイナス端子18bと、駆動信号用プラス電極18cと、駆動信号用マイナス電極18dと、を備えている。ここで、駆動信号用プラス端子18aは、駆動信号用プラス電極18cと電気的に接続され、駆動信号用マイナス端子18bは、駆動信号用マイナス電極18dと電気的に接続されている。圧電素子118において、レンズ移動用信号30(第1電気信号)及びレンズ位置検出用信号40(第2電気信号)の入力には、この駆動信号用電極端子群を用いる。
さらに、圧電素子118は、反射波信号用電極端子群として、反射波信号用プラス端子18fと、反射波信号用マイナス端子18gと、反射波信号用プラス電極18hと、反射波信号用マイナス電極18kと、を備えている。反射波信号用プラス端子18fは、反射波信号用プラス電極18hと電気的に接続され、反射波信号用マイナス端子18gは、反射波信号用マイナス電極18kと電気的に接続されている。
ここで、駆動信号用プラス電極18cと、駆動信号用マイナス電極18dとの間、及び、反射波信号用プラス電極18hと、反射波信号用マイナス電極18kとの間には、いずれも、圧電活性層18e(の一部)が介在配置されている。圧電素子118において、反射波信号40a(第3振動信号)により生じた第3電気信号の出力には、この反射波信号用電極端子群を用いる。
圧電素子118の駆動信号用電極端子群では、圧電活性層18eの一部が、駆動信号用プラス電極18c及び駆動信号用マイナス電極18dによって挟まれた構造を有している。ここでの圧電活性層18eは前後方向に、印加される電圧の方向に応じて結晶双極子の分極方向が設定されている。このため、両電極18c、電極18dにレンズ移動用信号30及びレンズ位置検出用信号40が印加されることにより、駆動信号用プラス電極18c及び駆動信号用マイナス電極18dによって挟まれた圧電活性層18eが前後方向に伸縮運動を行う。また、この伸縮運動は、支持台15sに向かう場合、当該支持台15sによって前方側に押し返される。これにより、圧電素子118から前方側のガイド軸17aに第1及び第2振動信号が送信(伝達)される。
一方、圧電素子118の反射波信号用電極端子群では、圧電活性層18eの一部が、反射波信号用プラス電極18h及び反射波信号用マイナス電極18kによって挟まれた構造を有している。圧電素子118は、外部から第3振動信号である反射波信号40aを受け取ると、その振動によって、反射波信号用プラス電極18h及び反射波信号用マイナス電極18kによって挟まれた圧電活性層18eに交番的な電界が発生する。そして、反射波信号用プラス電極18h及び反射波信号用マイナス電極18kに所定のアナログ電圧が誘起される。そして、AFドライバ12に向けて、反射波信号用プラス端子18f及び反射波信号用マイナス端子18gから当該アナログ電圧である第3電気信号が出力される。
圧電素子118においては、電極間の距離を調整すること等で、駆動信号用電極端子群、反射波信号用電極端子群のために最適な共振周波数が設定されている。これによれば、第2電気信号であるレンズ位置検出用信号40、第3振動信号である反射波信号40aに対応する第3電気信号を、圧電素子118から時間的に重複するタイミングで出入力することが可能となり、オートフォーカス制御に要する時間の短縮に寄与させることができる。
なお、図8に示す圧電素子118では、反射波信号用電極端子群を支持台15s側に配置し、駆動信号用電極端子群をガイド軸17a側に配置したが、その逆の配置、即ち、駆動信号用電極端子群を支持台15s側に配置し、反射波信号用電極端子群をガイド軸17a側に配置することも可能である。
この場合、図9を参照して、本実施形態の変形例に係る、駆動信号用プラス・マイナス電極218c、218dを積層構造とした圧電素子218について説明する。ここで、圧電素子218は、駆動信号用プラス電極218c及び駆動信号用マイナス電極218d側の端面で支持台15sに固定されているが、反射波信号用プラス電極18h及び反射波信号用マイナス電極18k側の端面で支持台15sに固定されていてもよい。
図9に示すように、圧電素子218は、駆動信号用電極端子群として、駆動信号用プラス端子18aと、駆動信号用マイナス端子18bと、駆動信号用プラス電極218cと、駆動信号用マイナス電極218dと、を備えている。ここで、駆動信号用プラス端子18aは、駆動信号用プラス電極218cと電気的に接続され、駆動信号用マイナス端子18bは、駆動信号用マイナス電極218dと電気的に接続されている。圧電素子218において、レンズ移動用信号30(第1電気信号)及びレンズ位置検出用信号40(第2電気信号)の入力には、この駆動信号用電極端子群を用いる。
図9に示す圧電素子218の反射波信号用電極端子群は、図8に示す圧電素子118の反射波信号用電極端子群と同様な構成であるので、ここでの説明を省略する。
図9に示すように、圧電素子218では、駆動信号用プラス電極218cと、駆動信号用マイナス電極218dとは、いずれも、複数(図9では3つ)の板状の単位電極を有し、各単位電極が積層構造となっている。さらに、駆動信号用プラス電極218cの各単位電極(正極)と駆動信号用マイナス電極218dの各単位電極(負極)とが交互に積層した構造となっている。
図9に示すように、圧電素子218の駆動信号用電極端子群では、圧電活性層18eの一部が、駆動信号用プラス電極218c及び駆動信号用マイナス電極218dの各単位電極によって挟まれた構造を有している。つまり、互いに隣接する、駆動信号用プラス電極218cの単位電極と、駆動信号用マイナス電極218dの単位電極との間には、いずれも、圧電活性層18e(の一部)が介在配置されている。
ここで、圧電活性層18eは、前後方向に、印加される電圧の方向に応じて結晶双極子の分極方向が設定されている。詳しくは、図9に示すように、駆動信号用プラス電極218cの単位電極及び駆動信号用マイナス電極218dの各単位電極によって挟まれた圧電活性層18eの一部は、互いに隣接するもの同士で+−の方向が異なる分極状態となっている。
このため、両電極218c、電極218dにレンズ移動用信号30及びレンズ位置検出用信号40が印加されることにより、互いに隣接する、駆動信号用プラス電極218cの単位電極及び駆動信号用マイナス電極218dの各単位電極によって挟まれた圧電活性層18eの一部が前後方向に伸縮運動を行う。また、この伸縮運動は、支持台15sに向かう場合、当該支持台15sによって前方側に押し返される。したがって、駆動信号用プラス電極218cの単位電極及び駆動信号用マイナス電極218dの各単位電極によって挟まれた圧電活性層18eの一部が、図9に示すように、互いに隣接するもの同士で+−の方向が異なる分極状態となっていても、圧電素子218から、常に前方側、即ち、ガイド軸17a側に第1及び第2振動信号が送信(伝達)されるようになる。
このような圧電素子218では、駆動信号用電極端子群の各単位電極間あたりの圧電活性層18eの厚みが薄くなり、駆動信号用電極端子群が非積層構造の圧電素子18、118と比較して、より低い印加電圧の第1及び第2電気信号で駆動信号用電極端子群に高い電界を発生することができる。つまり、低い圧電素子の駆動電圧で大きな機械ひずみ量を得ることができる。この結果、レンズ14の移動や位置検知のための駆動電圧が低下するので、バッテリー電源の交換頻度や充電頻度を減少させることができる。
図10に示す圧電素子318の駆動信号用電極端子群は、図9に示す圧電素子218の駆動信号用電極端子群と同様な構成であるので、ここでの説明を省略する。
図10に示すように、圧電素子318は、反射波信号用電極端子群として、反射波信号用プラス端子18fと、反射波信号用マイナス端子18gと、反射波信号用プラス電極318hと、反射波信号用マイナス電極318kと、を備えている。反射波信号用プラス端子18fは、反射波信号用プラス電極318hと電気的に接続され、反射波信号用マイナス端子18gは、反射波信号用マイナス電極318kと電気的に接続されている。圧電素子318において、反射波信号40a(第3振動信号)により生じた第3電気信号の出力には、この反射波信号用電極端子群を用いる。
ここで、反射波信号用プラス電極318hと、反射波信号用マイナス電極318kとは、いずれも、複数(図10では3つ)の板状の単位電極を有し、各単位電極が積層構造となっている。さらに、反射波信号用プラス電極318hの各単位電極(正極)と反射波信号用マイナス電極318kの各単位電極(負極)とが交互に積層した構造となっている。
図10に示すように、圧電素子318の反射波信号用電極端子群では、圧電活性層18eの一部が、反射波信号用プラス電極318h及び反射波信号用マイナス電極318kの各単位電極によって挟まれた構造を有している。つまり、互いに隣接する、反射波信号用プラス電極318hの単位電極と、反射波信号用マイナス電極318kの単位電極との間には、圧電活性層18e(の一部)が介在配置されている。
ここで、圧電活性層18eは、前後方向に、印加される電圧の方向に応じて結晶双極子の分極方向が設定されている。詳しくは、図10に示すように、反射波信号用プラス電極318hの単位電極及び反射波信号用マイナス電極318kの単位電極によって挟まれた圧電活性層18eの一部は、互いに隣接するもの同士で+−の方向が異なる分極状態となっている。
このような圧電素子318では、反射波信号用電極端子群の単位電極間あたりの圧電活性層18eの厚みが薄くなり、反射波信号用電極端子群が非積層構造の圧電素子18、118、218と比較して、より低い信号振幅の第3振動信号で反射波信号用電極端子群により高い電界を発生することができる。つまり、低い圧電素子への振動信号で大きな機械ひずみ量を得ることができる。この結果、発生した電界によって、反射波信号用電極端子群に誘起されるアナログ電圧の変化も大きくなるため、反射波信号40aの検知感度を向上させることができる。
14 レンズ
14a レンズマウント
17a ガイド軸(案内部材)
17b 支持軸
18 圧電素子(アクチュエータ素子)
19 光軸
20 光学系制御部(制御部)
30 レンズ移動用信号(第1電気信号)
40 レンズ位置検出用信号(第2電気信号)
100 携帯電話機
Claims (15)
- アクチュエータ素子と、
前記アクチュエータ素子に電気信号を入力し、該電気信号に基づいて前記アクチュエータ素子から位置検出用の振動信号を発生させる制御部と、を備え、
前記アクチュエータ素子は、対象物に前記位置検出用の振動信号を送信し、該振動信号が前記対象物から反射した振動信号である反射波信号を受信するとともに、該反射波信号を電気信号に変換し、
前記制御部は、前記アクチュエータ素子に入力した電気信号と、前記アクチュエータ素子で前記反射波信号が変換された電気信号と、に基づいて、前記アクチュエータ素子に対する前記対象物の位置を検出する、
ことを特徴とする対象物の位置検出装置。 - レンズを光軸方向に移動させることでフォーカス機能又はズーミング機能を実現する光学構造であって、
請求項1に記載の位置検出装置を備え、
前記アクチュエータ素子は、対象物としての前記レンズに前記位置検出用の振動信号を送信し、前記位置検出装置で検出された前記レンズの位置から目標とする位置に前記レンズを移動させる、
ことを特徴とする光学構造。 - レンズを光軸方向に移動させることでフォーカス機能又はズーミング機能を実現する光学構造であって、
前記レンズを支持するレンズマウントに摩擦係合し、前記レンズマウントを前記光軸方向に移動させるための案内部材と、
外部から入力された電気信号を振動信号に変換するとともに、外部から受信した振動信号を電気信号に変換するアクチュエータ素子と、
前記アクチュエータ素子に第1及び第2電気信号を入力し、当該アクチュエータ素子から、それぞれ、第1及び第2振動信号を送信させるとともに、前記アクチュエータ素子から外部からの振動信号に基づく電気信号を受け取る制御部と、を備え、
前記アクチュエータ素子は、前記制御部からの前記第1電気信号に基づき、前記第1振動信号を前記案内部材に送信し、前記レンズを前記レンズマウントと共に前記案内部材に沿って前記光軸方向に移動させるとともに、前記制御部からの前記第2電気信号に基づき、前記第2振動信号を前記案内部材に送信し、
前記制御部は、前記第2電気信号と、前記第2振動信号が前記レンズマウントで反射して生じた第3振動信号である反射波信号が前記アクチュエータ素子で変換された第3電気信号と、に基づいて、前記光軸方向における前記レンズの位置を検出するとともに、前記アクチュエータ素子に前記第1電気信号を入力し、前記検出したレンズの位置から目標とするレンズの位置に前記レンズを移動させる、
ことを特徴とする光学構造。 - 前記アクチュエータ素子は、前記第1振動信号を、前記第2振動信号と異なるタイミングで送信することを特徴とする請求項3に記載の光学構造。
- 前記アクチュエータ素子は、前記第2振動信号を、前記第1振動信号よりも高い周波数で送信することを特徴とする請求項3又は4に記載の光学構造。
- 前記アクチュエータ素子は、前記第2振動信号を、前記第1振動信号よりも小さい振動振幅で送信することを特徴とする請求項3乃至5のいずれか1項に記載の光学構造。
- 前記アクチュエータ素子は、前記第1及び第2振動信号に対応する前記第1及び第2電気信号の入力に用いる駆動信号用電極端子群と、前記反射波信号に対応する第3電気信号の出力に用いる反射波信号用電極端子群と、を備えていることを特徴とする請求項3乃至6のいずれか1項に記載の光学構造。
- 前記アクチュエータ素子は、前記第1及び第2振動信号に対応する前記第1及び第2電気信号の入力に用いる駆動信号用電極端子群、及び、前記反射波信号に対応する第3電気信号の出力に用いる反射波信号用電極端子群の双方として機能する電極端子群、を備えていることを特徴とする請求項3乃至6のいずれか1項に記載の光学構造。
- 前記駆動信号用電極端子群は、正極と負極とを交互に積層した構造の電極群を含んで構成されていることを特徴とする請求項3乃至8のいずれか1項に記載の光学構造。
- 前記反射波信号用電極端子群は、正極と負極とを交互に積層した構造の電極群を含んで構成されていることを特徴とする請求項3乃至9のいずれか1項に記載の光学構造。
- 前記アクチュエータ素子は、前記第1振動信号の振動方向が、該振動を生じさせるために当該アクチュエータ素子内の電極間で形成される電界の方向と略直交するものであることを特徴とする請求項3乃至10のいずれか1項に記載の光学構造。
- 前記アクチュエータ素子は、前記第1振動信号の振動方向が、該振動を生じさせるために当該アクチュエータ素子内の電極間で形成される電界の方向と略平行なものであることを特徴とする請求項3乃至10のいずれか1項に記載の光学構造。
- 前記アクチュエータ素子は、PZT系セラミックス、圧電単結晶、高分子樹脂・セラミックス複合材料からなる群から選ばれる少なくとも1種の材料からなる圧電活性層が一対の電極で挟み込まれた構造を有する圧電素子であることを特徴とする請求項2乃至12のいずれか1項に記載の光学構造。
- レンズを所定位置に移動させることでフォーカス機能又はズーミング機能を実現するカメラ装置が搭載された携帯端末であって、
前記カメラ装置は、前記フォーカス機能又はズーミング機能を実現するべく請求項2乃至13のいずれか1項に記載の光学構造を備えていることを特徴とする携帯端末。 - アクチュエータ素子に電気信号を入力し、該電気信号に基づいて前記アクチュエータ素子にて位置検出用の振動信号を発生させるステップと、
前記アクチュエータ素子が、対象物に位置検出用の振動信号を送信し、前記対象物から反射した振動信号である反射波信号を受信するステップと、
前記アクチュエータ素子が前記反射波信号を受信し、該反射波信号を電気信号に変換するステップと、
前記アクチュエータ素子に送信した電気信号と、前記アクチュエータ素子で前記反射波信号が変換された電気信号と、に基づいて、前記アクチュエータ素子に対する前記対象物の位置を検出するステップと、
を備えたことを特徴とする対象物の位置検出方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010101959A JP5609238B2 (ja) | 2010-04-27 | 2010-04-27 | 光学構造、携帯端末、及び、レンズの位置検出方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010101959A JP5609238B2 (ja) | 2010-04-27 | 2010-04-27 | 光学構造、携帯端末、及び、レンズの位置検出方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2011232500A true JP2011232500A (ja) | 2011-11-17 |
JP5609238B2 JP5609238B2 (ja) | 2014-10-22 |
Family
ID=45321873
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2010101959A Expired - Fee Related JP5609238B2 (ja) | 2010-04-27 | 2010-04-27 | 光学構造、携帯端末、及び、レンズの位置検出方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5609238B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2017123715A (ja) * | 2016-01-06 | 2017-07-13 | セイコーエプソン株式会社 | 駆動装置、およびロボット |
WO2019151772A1 (ko) * | 2018-01-31 | 2019-08-08 | 엘지이노텍 주식회사 | 카메라 모듈 |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0894906A (ja) * | 1994-07-29 | 1996-04-12 | Minolta Co Ltd | レンズ装置 |
JP2002084008A (ja) * | 2000-09-06 | 2002-03-22 | Fdk Corp | 積層構造の剪断型圧電素子 |
JP2007259670A (ja) * | 2006-03-27 | 2007-10-04 | Matsushita Electric Works Ltd | 弾性表面波アクチュエータ |
-
2010
- 2010-04-27 JP JP2010101959A patent/JP5609238B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0894906A (ja) * | 1994-07-29 | 1996-04-12 | Minolta Co Ltd | レンズ装置 |
JP2002084008A (ja) * | 2000-09-06 | 2002-03-22 | Fdk Corp | 積層構造の剪断型圧電素子 |
JP2007259670A (ja) * | 2006-03-27 | 2007-10-04 | Matsushita Electric Works Ltd | 弾性表面波アクチュエータ |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2017123715A (ja) * | 2016-01-06 | 2017-07-13 | セイコーエプソン株式会社 | 駆動装置、およびロボット |
WO2019151772A1 (ko) * | 2018-01-31 | 2019-08-08 | 엘지이노텍 주식회사 | 카메라 모듈 |
CN111936928A (zh) * | 2018-01-31 | 2020-11-13 | Lg伊诺特有限公司 | 相机模块 |
US11586007B2 (en) | 2018-01-31 | 2023-02-21 | Lg Innotek Co., Ltd. | Camera module having a plurality of sensing units |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP5609238B2 (ja) | 2014-10-22 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
CN108873235B (zh) | 用于致动器控制的方法和电路 | |
CN106550181B (zh) | 摄像头模组和终端设备 | |
US7432636B2 (en) | Driving device and optical instrument | |
US7663820B2 (en) | Position sensing device and lens driving module using the same | |
KR101341636B1 (ko) | 이미지 촬영 모듈 | |
US7831140B2 (en) | Apparatus for auto focusing | |
JP4706899B2 (ja) | レンズ駆動制御装置及びレンズ駆動制御方法、撮像装置 | |
US8824071B2 (en) | Lens barrel and camera | |
JP2008028674A (ja) | 撮像装置及び撮像ユニット | |
JP2007129295A (ja) | 撮像装置 | |
JP5609238B2 (ja) | 光学構造、携帯端末、及び、レンズの位置検出方法 | |
JP2004056914A (ja) | 駆動装置、その駆動装置を備えるレンズユニット及び撮影装置 | |
CN214381127U (zh) | 光学影像稳定装置、相机模块与电子装置 | |
JP2007147843A (ja) | 撮像装置および携帯電子機器 | |
US8295696B2 (en) | Camera module and imaging apparatus | |
JP2008028665A (ja) | 撮像装置及び撮像ユニット | |
KR20100005313A (ko) | 모바일 기기용 카메라모듈 | |
JP4923691B2 (ja) | レンズ鏡胴及び撮像装置 | |
CN114296209A (zh) | 成像组件及电子设备 | |
KR20100092820A (ko) | 카메라 모듈 및 이를 구비하는 디지털 영상 처리장치 | |
JP4955356B2 (ja) | レンズ移動装置 | |
JP2006113131A (ja) | 光学モジュールおよびこれを備えた撮像装置 | |
KR100775828B1 (ko) | 이동통신 단말기에 사용되는 카메라 모듈 및 그 제어방법 | |
WO2015163406A1 (ja) | 駆動装置および駆動方法ならびに撮像装置 | |
CN112987449B (zh) | 光学镜头模组、电子设备 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20130308 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20140122 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20140128 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20140328 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20140805 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20140818 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5609238 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
A711 | Notification of change in applicant |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711 Effective date: 20140917 |
|
S111 | Request for change of ownership or part of ownership |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |