JP2011231973A - 熱交換換気装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】省エネルギー性の向上と過剰換気の抑制を図ることのできる外気冷房運転を可能とする熱交換換気装置を得ること。
【解決手段】給気風路13と、排気風路14とが内部に形成される筐体1aと、筐体の内部に収容された熱交換装置2と、給気風路および排気風路の少なくとも一方を、熱交換装置を介さないバイパス風路に切り換える風路切換装置7と、給気側送風装置3と、排気側送風装置4と、予め設定された情報を記憶する記憶部と、制御部と、を備え、制御部は、室内温度が、第1の温度情報が示す温度よりも高く、かつ、外気温度から室内温度を差し引いた温度差が、第2の温度情報が示す温度差よりも大きい場合に、バイパス風路に切り換えさせるとともに、給気側送風装置を運転させて外気冷房運転を実行させる。
【選択図】図1

Description

本発明は、熱交換換気装置に関する。
従来、夏期の夜間などに、室内よりも温度の低い外気を室内に導入して、室内を冷房する外気冷房運転が行われる場合がある。例えば、温度読取装置によって検出した室内温度と外気温度を比較し、室内温度のほうが高い場合に、換気装置を駆動させて外気冷房運転を行う換気装置が、特許文献1に開示されている。
特開平08−303825号公報
しかしながら、室内温度が外気温度より高い場合であっても、室内温度と外気温度の差が少ない場合、例えば室内温度が26℃で外気温度が25℃の場合、冷房効果はほとんど期待できないにも関わらず、換気装置が駆動されることになる。また、送風装置の発熱の影響などにより、外気冷房運転によって室内温度が外気温度より低くなることは想定されにくいため、室内温度のほうが高い場合に実行される外気冷房運転はなかなか終了に至らない。そのため、換気装置の過剰運転により、エネルギーの無駄が生じたり、過剰換気により換気効率の低下を招いたりしてしまうといった問題があった。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、省エネルギー性の向上と過剰換気の抑制を図ることのできる外気冷房運転を可能とする熱交換換気装置を得ることを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、屋外側給気口と室内側給気口とを結ぶ給気風路と、室内側排気口と屋外側排気口とを結ぶ排気風路とが内部に形成される筐体と、筐体の内部に収容され、給気風路を通過する空気と排気風路を通過する空気との間で熱交換させる熱交換装置と、給気風路および排気風路の少なくとも一方を、熱交換装置を介さないバイパス風路に切り換える風路切換装置と、給気風路に設けられた給気側送風装置と、排気風路に設けられた排気側送風装置と、予め設定された情報を記憶する記憶部と、風路切換装置、給気側送風装置および排気側送風装置を制御する制御部と、を備え、制御部は、室内温度読取装置に検出された室内温度が、記憶部に記憶された第1の温度情報が示す温度よりも高く、かつ、外気温度読取装置に検出された外気温度から室内温度を差し引いた温度差が、記憶部に記憶された第2の温度情報が示す温度差よりも大きい場合に、バイパス風路に切り換えさせるとともに、給気側送風装置を運転させて外気冷房運転を実行させることを特徴とする。
本発明によれば、外気温度から室内温度を差し引いた温度差が、第2の温度情報が示す温度差よりも大きい場合に、外気冷房運転が行われるので、省エネルギー性の向上と過剰換気の抑制を図ることができるという効果を奏する。
図1は、本発明の実施の形態1に係る熱交換換気装置の概略構成を示す図であって、熱交換換気を行う状態を示す図である。 図2は、図1に示す熱交換換気装置が普通換気を行う状態を示す図である。 図3は、部屋の天井裏に設置された熱交換換気装置を示す図である。 図4は、駆動制御装置の概略構成を示すブロック図である。 図5は、メモリに情報を設定する場合の設定処理を示すフローチャートである。 図6は、外気冷房運転について制御部が行う制御内容を示すフローチャートである。 図7は、本発明の実施の形態2に係る熱交換換気装置が部屋の天井裏に設置された状態を示す図である。
以下に、本発明の実施の形態に係る熱交換換気装置を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施の形態によりこの発明が限定されるものではない。
実施の形態1.
図1は、本発明の実施の形態1に係る熱交換換気装置の概略構成を示す図であって、熱交換換気を行う状態を示す図である。図2は、図1に示す熱交換換気装置が普通換気を行う状態を示す図である。図3は、部屋の天井裏に設置された熱交換換気装置を示す図である。熱交換換気装置1は、筐体1a、熱交換装置2、給気側送風装置3、排気側送風装置4、外気温度読取装置5、室内温度読取装置6、風路切換装置7、駆動制御装置23を備える。
本実施の形態1では、熱交換換気装置1は、部屋15の天井裏16に設置された空気調和装置17と、通信線19によって接続されている。運転または停止などの情報が、通信線19を介して各装置1,17間で送受信される。熱交換換気装置1にはリモコン8が、空気調和装置17にはリモコン18がそれぞれ通信線19によって接続されている。また、空気調和装置17には室外機22が通信線19によって接続されている。
筐体1aには、外気を取り込む屋外側給気口11と、外気を室内に給気する室内側給気口10とが形成される。筐体1aの内部には、屋外側給気口11と室内側給気口10とを結ぶ給気風路13が形成される。筐体1aには、室内空気を取り込む室内側排気口12と、室内空気を屋外に排気する屋外側排気口9とが形成される。筐体1aの内部には、室内側排気口12と屋外側排気口9とを結ぶ排気風路14が形成される。また、室内側給気口10および室内側排気口12は、ダクトを介して部屋15の室内空間に連通される。屋外側給気口11および屋外側排気口9は、ダクトを介して屋外に連通される。
熱交換装置2は、筐体1aの内部に収容され、給気風路13と排気風路14の交差する部分に配置される。熱交換装置2には、給気風路13と連通する給気通路2aと、排気風路と連通する排気通路2bが、それぞれ独立して形成される。熱交換装置2は、給気風路13および給気通路2aを通過する外気と、排気風路14および排気通路2bを通過する室内空気との間で熱交換をさせる。
給気側送風装置3は、給気風路13に設けられる。給気側送風装置3は、運転時に屋外側給気口11から室内側排気口12に向かって空気を流動させる。排気側送風装置4は、排気風路14に設けられる。排気側送風装置4は、運転時に室内側排気口12から屋外側排気口9に向かって空気を流動させる。また、給気側送風装置3と排気側送風装置4は、風量ノッチを設定することができ、2ノッチであれば強と弱とする。
外気温度読取装置5は、給気風路13内に設けられる。外気温度読取装置5は、熱交換装置2よりも上流側に配置されて、外気温度を検出する。室内温度読取装置6は、排気風路14内に設けられる。室内温度読取装置6は、熱交換装置2よりも上流側に配置されて、室内温度を検出する。温度読取装置5,6に検出された温度の情報は、駆動制御装置23に送信される。なお、温度読取装置5,6は、給気風路13内や排気風路14内に設けられる場合に限られない。温度読取装置5,6は、外気温度や室内温度を検出できる位置に設けられればよく、例えば屋外や室内に設けられてもよい。
風路切換装置7は、排気風路14内の熱交換装置2よりも上流側に設けられる。風路切換装置7は、熱交換換気装置1による換気において、外気と室内空気との熱交換が行われる熱交換換気と、外気と室内空気との熱交換が行われない普通換気とを選択的に切換える。より具体的には、熱交換換気装置1に熱交換換気を行わせる場合、熱交換装置2の排気通路2bを塞ぐ位置(閉塞位置)に風路切換装置7が移動する。なお、バイパス風路27を使用した換気運転を外気冷房運転と称す。
風路切換装置7が熱交換装置2の排気通路2bを塞ぐと、図2に示すように、室内側排気口12と屋外側排気口9とが、熱交換装置2を介さないバイパス風路27によって連通される。このように、普通換気では、室内空気が熱交換装置2を通らずに屋外に排気されるので、熱交換が行われずに外気が室内に供給されるようになる。
一方、熱交換換気装置1に熱交換換気を行わせる場合、熱交換装置2の排気通路2bを塞がない位置(開放位置)に風路切換装置7が移動する。これにより、図1に示すように、室内側排気口12と屋外側排気口9とが、熱交換装置2を介して連通されるので、熱交換された外気が室内に供給されるようになる。
駆動制御装置23は、熱交換換気装置1内の各装置を制御するためのものである。図4は、駆動制御装置23の概略構成を示すブロック図である。駆動制御装置23は、通信線19を介して取得する情報などに基づいて、熱交換換気装置1内の各装置を制御する。駆動制御装置23は、スイッチ24、メモリ(記憶部)25、制御部26を有する。
スイッチ24は、メモリ25に記憶される情報を設定するためのものである。スイッチ24としては、例えばディップスイッチが挙げられる。なお、メモリ25に記憶される情報の設定は、リモコン8などからも行うことができる。
メモリ25は、熱交換換気装置1の制御に必要となる様々な情報を記憶するためのものである。図5は、メモリ25に情報を設定する場合の設定処理を示すフローチャートである。情報の設定処理においては、まず熱交換換気装置1に外気冷房運転の実行を許可するかまたは拒否するかを設定する(ステップS1)。なお、外気冷房運転については後に詳説する。
次に、開始時刻(第1の時刻情報)Tsの設定と(ステップS2)、終了時刻(第2の時刻情報)Teの設定を行う(ステップS3)。開始時刻Tsは、外気冷房運転を開始する時刻を示す情報であり、終了時刻Teは、外気冷房運転を終了する時刻を示す情報である。ここで、本実施の形態1では、開始時刻Tsは直接時刻情報として設定されず、遅延時間(第1の時間情報)Tdを設定することで定まる情報となっている。すなわち、開始時刻Tsは、空気調和装置17が冷房運転を終了してから遅延時間Tdを経過した時刻として定められ、ステップS2では遅延時間Tdが設定されることとなる。例えば、遅延時間Td=3時間と設定した場合、冷房運転がPM11時に終了したとすると、開始時刻Tsはその3時間後であるAM2時となり、その時刻に外気冷房運転が開始される。終了時刻Teは、例えばAM7時程度に設定される。
さらに、室内温度の目標温度(第1の温度情報)Tと(ステップS4)、温度差(第2の温度情報)Tを設定する(ステップS5)。目標温度Tは、外気冷房運転において普通換気を行うか否かを定める第1の基準となる情報である。室内温度が目標温度T以上の場合のみ外気冷房運転を行うので、部屋15の室内を冷やしすぎてしまうのを防ぐことができる。例えば、目標温度T=22℃程度とする。温度差Tは、外気冷房運転において普通換気を行うか否かを定める第2の基準となる情報である。室内温度と外気温度の温度差(室内温度−外気温度)が温度差Tよりも大きいとき、外気冷房運転において普通換気を行う。例えば温度差T=3℃程度である。また、過剰換気抑制のため温度差Tを0℃以下に設定することは禁止される。
次に、外気冷房運転風量Anを設定する(ステップS6)。外気冷房運転風量Anは、外気冷房運転時の熱交換換気装置1の換気風量ノッチを示す。素早く室内を冷却したい場合には最大風量ノッチに設定し、消費電力を最小に抑制したい場合には最小風量ノッチに設定する。例えば、最大風量ノッチを強、最小風量ノッチを弱とする。以上の手順で、外気冷房運転に関する情報の設定が完了する。なお、外気冷房運転風量Anは最大風量ノッチと最小風量ノッチの2ノッチとしたが、送風装置の能力により多ノッチとしてもよい。例えば、強設定、弱設定、微弱設定の3ノッチから選択的に設定できるように構成してもよい。また、特強設定、強設定、弱設定、微弱設定の4ノッチから選択できるように構成してもよい。
このように、メモリ25には、外気冷房運転の許可・拒否を示す情報や、開始時刻Ts・終了時刻Teといった時刻情報や、遅延時間Tdといった時間情報や、目標温度Tや温度差Tといった温度情報や、外気冷房運転風量Anといった出力情報が予め記憶される。
制御部26は、メモリ25に記憶された情報や、温度読取装置5,6から送信される室内温度および外気温度の情報や、空気調和装置17から送信される運転・停止を示す情報に基づいて、熱交換換気装置1に外気冷房運転を行わせる。制御部26による制御について、フローチャートを用いて説明する。図6は、外気冷房運転について制御部26が行う制御内容を示すフローチャートである。
まず、メモリ25において、外気冷房運転の実行が許可される設定となっているか否かの判別を行い、外気冷房運転の実行が拒否される設定となっている場合には(ステップS7,No)、外気冷房運転を行わせない。外気冷房運転の実行が許可される設定となっている場合には(ステップS7,Yes)、熱交換換気装置1と通信線19にて接続されている空気調和装置17が冷房運転しているか否かを判別する(ステップS8)。この判別は、季節を判定するためであり、空気調和装置が冷房運転をしていた場合は夏期であると判定する。ここで、夏期であると判定されない場合には(ステップS8,No)、外気冷房運転を行わない。
制御部26によって夏期であると判定された場合であっても(ステップS8,Yes)、冷房運転が停止されない場合には(ステップS9,No)、外気冷房運転を行ってしまうと空気調和装置17による冷房効率を低下させてしまうので、外気冷房運転は行わない。
一方、制御部26によって夏期であると判定された場合であって(ステップS8,Yes)、冷房運転が停止された場合には(ステップS9,Yes)、メモリ25内にその時刻を停止時刻Tfとして記憶させる。次に、停止時刻Tfに遅延時間Tdを加算した時刻を、開始時刻Tsとして設定する(ステップS10)。例えば、停止時刻TfがPM11時であり、遅延時間Tdが3時間である場合、開始時刻TsはAM2時に設定される。次に、現在の時刻が開始時刻Tsに達したかを判別する(ステップS11)。
開始時刻Tsとなったときには(ステップS11,Yes)、室内温度読取装置6と外気温度読取装置5にて室内温度と外気温度を測定するために、予め設定された外気冷房運転風量Anで一定時間(例えば5分間)だけ給気側送風装置3と排気側送風装置4を駆動させる。温度読取装置5,6による温度読取時は、風路切換装置7を開放位置に位置させて、熱交換換気にて運転させる(ステップS12)。以下、温度を読取る換気運転のことをセンシング運転と称す。
その後、メモリ25に予め設定されている終了時刻Teを過ぎているか否かを判別し、終了時刻Teを過ぎていなければ(ステップS13,No)、室内温度読取装置6と外気温度読取装置5にて測定された室内温度と外気温度による条件判定を行う(ステップS14)。ここでの条件判定は、室内温度読取装置6で読取った室内温度が予め設定された目標温度T以上であるか、および室内温度読取装置6で読取った室内温度が外気温度読取装置5で読取った外気温度より高く、その差が予め設定された温度差Tより大きいか否かを判定するものである。両条件を満たした場合には(ステップS14,Yes)、次ステップへ移行する。
例えば、目標温度Tが22℃、温度差Tが3℃であり、センシング運転にて室内温度が30℃、外気温度が23℃であった場合、室内温度30℃は目標温度Tの22℃より高く、室内温度30℃と外気温度23℃の差は温度差Tの3℃よりも大きいため両条件を満たすこととなる。この場合、予め設定された外気冷房運転風量Anで給気側送風装置3と排気側送風装置4を駆動させるとともに、風路切換装置7を閉塞位置に移動させて、外気冷房運転を実行させる(ステップS15)。
ステップS14で、室内温度が目標温度Tより低い場合、または室内温度と外気温度の差が温度差Tより小さい場合は、給気側送風装置3と排気側送風装置4を停止させて一定時間(例えば55分)経過後に(ステップS16)、再度ステップS12における5分間のセンシング運転を実施し、室内温度と外気温度の比較を行う。これは、一定時間経過する間に外気温度が低下し、外気冷房運転条件を満たすようになった場合を想定した判定である。また、ステップS12において、終了時刻Teとなった場合には(ステップS13,Yes)給気側送風装置3と排気側送風装置4を停止させて外気冷房運転を終了させる(ステップS17)。
以上説明したように、本実施の形態1では、室内温度と外気温度の差が温度差T以下である場合、すなわち室内温度と外気温度の差が少ない場合、外気冷房運転が停止されるので(ステップS16も参照)、エネルギーの無駄を抑え、換気効率の向上を図ることのできる外気冷房運転とすることができる。なお、ステップS16において、部屋の換気不十分による息苦しさなどが生じる場合を考慮し、給気側送風装置3や排気側送風装置4を完全に停止させずに、出力を低下させてもよい。例えば、2ノッチであれば最小風量ノッチ弱にし、3ノッチであれば最小風量ノッチ微弱にするように構成してもよい。
また、目標温度Tや温度差Tを任意に設定することで、地域性や設置環境に広く対応した外気冷房運転を実行させることができるので、利便性の向上を図ることができる。また、開始時間Tsが遅延時間Tdによって定まるので、部屋15を使用する使用者の、日々の生活パターンの変化に合わせて外気冷房運転を実行させることができる。
なお、ステップS8にて、季節の判定は通信線19にて接続された空気調和装置17の冷房運転にて判断していたが、熱交換換気装置1に備えられている外気温度読取装置5が、一定時間(例えば24時間)以内に所定の温度以上を計測したら夏期と判定してもよい。例えば、28℃以上を計測したら夏期と判定してもよい。
また、外気温度読取装置5の近傍に外気湿度読取装置(図示せず)を設置し、計測した外気湿度が所定の値以上であった場合に夏期と判定してもよい。例えば、50%以上を計測したら夏期と判定してもよい。このように外気温度あるいは外気湿度により判定した場合、空気調和装置17と通信線19にて接続されていなくても、熱交換換気装置1自身で得られる情報で夏期の判定を行うことができる。
ステップS9における開始時刻Tsは、AM9時からPM10時に設定された場合は、制御部26が夜間ではないと判定し、開始時刻Tsを無効と判定するように構成してもよい。また、外気冷房運転中にリモコン8で操作された場合は、直ちに外気冷房運転を終了させ、リモコン8からの操作内容に応じた運転を行わせるように構成してもよい。
実施の形態2.
図7は、本発明の実施の形態2に係る熱交換換気装置が部屋の天井裏16に設置された状態を示す図である。
図7に示すように、本実施の形態2では、別室20に設置されている集中管理用リモコン21が通信線19を介して熱交換換気装置1に接続されている。ここでの別室20とは、例えばビルの守衛室や管理者の部屋が挙げられる。集中管理用リモコン21は、部屋15とは異なる部屋に設置されたすべての空気調和装置と熱交換換気装置を操作したり設定したりすることが可能なリモコンのことを示す。集中管理用リモコン21を操作するのはビルの守衛人や管理者としてもよく、集中管理用リモコン21から熱交換換気装置1の運転や、本発明における設定を行ってもよい。
外気冷房運転における設定が、駆動制御装置23に備えられたスイッチ24での設定と、リモコン8または集中管理用リモコン21での設定とで違いが生じる場合、駆動制御装置23の制御部26はリモコン8,21側の設定を優先にすると判断してもよい。例えば、熱交換換気装置1が施工されたときに施工業者がスイッチ24で初期設定を実施し、その後リモコン8,21にて使用者やビルの守衛人、また管理人にて設定を変更した場合、リモコン8,21の設定を優先する。さらに、リモコン8での設定よりも集中管理用リモコン21での設定を優先にすると判断してもよい。集中管理用リモコン21を操作する守衛人や管理人のほうが、個別にリモコン8を操作する使用者よりも、外気冷房運転の設定に詳しいと考えられる場合に、このような判断が有効となる。
以上のように、本発明に係る熱交換換気装置は、外気冷房運転を行う熱交換換気装置に適している。
1 熱交換換気装置
1a 筐体
2 熱交換装置
2a 給気通路
2b 排気通路
3 給気側送風装置
4 排気側送風装置
5 外気温度読取装置
6 室内温度読取装置
7 風路切換装置
8 リモコン
9 屋外側排気口
10 室内側給気口
11 屋外側給気口
12 室内側排気口
13 給気風路
14 排気風路
15 部屋
16 天井裏
17 空気調和装置
18 空気調和装置用リモコン
19 通信線
20 別室
21 集中管理用リモコン
22 室外機
23 駆動制御装置
24 スイッチ
25 メモリ(記憶部)
26 制御部
27 バイパス風路

Claims (6)

  1. 屋外側給気口と室内側給気口とを結ぶ給気風路と、室内側排気口と屋外側排気口とを結ぶ排気風路とが内部に形成される筐体と、
    前記筐体の内部に収容され、前記給気風路を通過する空気と前記排気風路を通過する空気との間で熱交換させる熱交換装置と、
    前記給気風路および前記排気風路の少なくとも一方を、前記熱交換装置を介さないバイパス風路に切り換える風路切換装置と、
    前記給気風路に設けられた給気側送風装置と、
    前記排気風路に設けられた排気側送風装置と、
    予め設定された情報を記憶する記憶部と、
    前記風路切換装置、前記給気側送風装置および前記排気側送風装置を制御する制御部と、を備え、
    前記制御部は、
    室内温度読取装置に検出された室内温度が、前記記憶部に記憶された第1の温度情報が示す温度よりも高く、かつ、外気温度読取装置に検出された外気温度から前記室内温度を差し引いた温度差が、前記記憶部に記憶された第2の温度情報が示す温度差よりも大きい場合に、前記バイパス風路に切り換えさせるとともに、前記給気側送風装置を運転させて外気冷房運転を実行させることを特徴とする熱交換換気装置。
  2. 前記室内温度読取装置は、前記排気風路の前記熱交換装置よりも上流側に配置され、
    前記外気温度読取装置は、前記給気風路の前記熱交換装置よりも上流側に配置されることを特徴とする請求項1に記載の熱交換換気装置。
  3. 前記制御部は、前記記憶部に記憶された第1の時刻情報が示す時刻よりも遅く、第2の時刻情報が示す時刻よりも早い時刻である場合に、前記外気冷房運転を実行させることを特徴とする請求項1または2に記載の熱交換換気装置。
  4. 前記制御部は、前記熱交換換気装置と情報の送受信が可能とされた空気調和装置の運転終了時刻から前記記憶部に記憶された第1の時間情報が示す時間だけ経過した時刻を前記第1の時刻情報として前記記憶部に記憶させることを特徴とする請求項3に記載の熱交換換気装置。
  5. 前記制御部は、前記熱交換換気装置と情報の送受信が可能とされた空気調和装置から冷房運転の信号を受信した場合に、前記外気冷房運転を実行可能な夏期であると判別することを特徴とする請求項1〜4のいずれか1つに記載の熱交換換気装置。
  6. 前記記憶部に記憶される情報の少なくとも一部は、任意に設定変更可能であることを特徴とすることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1つに記載の熱交換換気装置。
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