JP2011231694A - オイルセパレータ - Google Patents

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浩孝 松田
Hironori Nakajima
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Abstract

【課題】 ガス導入口からガス導入管に流入した液状のオイルを従来よりもガス導入口から排出させることができる、オイルセパレータの提供。
【解決手段】ブローバイガス中からオイルを分離する分離機構21を備えるセパレータ本体20と、ガス導入口31を備えセパレータ本体20にブローバイガスを導入するガス導入管30と、セパレータ本体20の分離機構21によって分離されたオイルをセパレータ本体20から排出するドレイン40と、セパレータ本体20の分離機構21によってオイルが分離されたブローバイガスをセパレータ本体20から排出するガス排出口50と、を有し、ガス導入管30の管軸方向長さが管周方向で異なっている、オイルセパレータ10。
【選択図】 図5

Description

本発明は、ブローバイガス用のオイルセパレータに関する。
内燃機関、たとえば自動車のエンジン等においては、その作動時において、ピストンリングとシリンダ壁との間の隙間から漏出するブローバイガスを大気中に排出することは大気汚染の原因になるとして、いわゆるPCV(ポジティブクランクケースベンチレーション)システムにより吸気系に戻し再燃焼させることが行なわれている。
ところで、ブローバイガス中にはエンジンオイル等の潤滑油が微粒化されたオイルミストが含まれている。そのため、ブローバイガス中のオイルミストを分離回収する手段として、シリンダヘッドカバーの内側やクランクケースと吸気管路とを連結する連結流路の途中等にオイルミスト捕集装置(オイルセパレータ)が設けられる。
そのようなオイルセパレータは、たとえば、特開2009−221857号公報に開示されている。
該公報開示のオイルセパレータでは、ガス導入口を備えオイルセパレータ内にブローバイガスを導入するガス導入管の管軸方向長さが、管周方向で一定となっている。
しかし、従来のオイルセパレータには、つぎの問題点がある。
ガス導入管の管軸方向長さが管周方向で一定となっているため、ガス導入管の周方向でガス導入管を流れるブローバイガスの流れに偏りが生じず、ガス導入管を流れるブローバイガスの流速はガス導入管の周方向で一定または略一定である。そのため、ガス導入管の周方向でブローバイガスの流速が比較的遅い部分が存在せず、ガス導入口からガス導入管に液状のオイルが流入した際に、液状のオイルがガス導入口から流入してくるブローバイガスの流れによって押さえ込まれてしまい、ガス導入口付近で滞留してしまう又は下流(出口)方向に持ち去られてしまいガス導入口から排出されなくなってしまう。液状のオイルがガス導入口から排出されないと、(a)そのオイルがオイルセパレータで捕集しきれずにオイルセパレータのガス排出口から持ち去られてしまう、(b)オイルセパレータ内の流路断面積を狭めてしまいオイルセパレータ内の圧力損失が増加して、ドレインから液状のオイルを吸い上げ、ラビリンスやサイクロン等の分離機構を通過せず、直接出口管の排出口に液状のオイルが達してしまい、オイル持ち去り量が高まる、等の問題が生じる。
特開2009−221857号公報
本発明の目的は、ガス導入口からガス導入管に流入した液状のオイルを従来よりもガス導入口から排出させることができる、オイルセパレータを提供することにある。
上記目的を達成する本発明はつぎの通りである。
(1) ブローバイガス中からオイルを分離する分離機構を備えるセパレータ本体と、
ガス導入口を備え前記セパレータ本体にブローバイガスを導入するガス導入管と、
前記セパレータ本体の分離機構によって分離されたオイルを前記セパレータ本体から排出するドレインと、
前記セパレータ本体の分離機構によってオイルが分離されたブローバイガスを前記セパレータ本体から排出するガス排出口と、
を有し、
前記ガス導入管の管軸方向長さが管周方向で異なっている、オイルセパレータ。
上記(1)のオイルセパレータによれば、ガス導入管の管軸方向長さが管周方向で異なっているため、つぎの効果を得ることができる。
ブローバイガスの、ガス導入口からセパレータ本体までの流路長を、ガス導入管の周方向で異ならせることができる。すなわち、ブローバイガスの、ガス導入口からガス導入管内に流入しセパレータ本体を通ってガス排出口から排出されるまでの流路長を、ガス導入管の周方向で異ならせることができる。その結果、ガス導入管の管周方向で流路長が比較的短い部分を流れるブローバイガスの流速が比較的長い部分を流れるブローバイガスの流速より速くなり、ガス導入管を流れるブローバイガスの管周方向での流速が不均一になる。そのため、ガス導入管にガス導入口から液状のオイルが流入した場合であっても、この液状のオイルを、ガス導入口から流入してくるブローバイガスによって押し戻されることなく、ガス導入管の管周方向で流速の比較的遅い部分から排出することができる。よって、ガス導入口からガス導入管に流入した液状のオイルを従来よりもガス導入口から排出させることができる。
本発明実施例のオイルセパレータの正面図である。 本発明実施例のオイルセパレータの側面図である。 本発明実施例のオイルセパレータの底面図である。 本発明実施例のオイルセパレータの断面模式図である。 本発明実施例のオイルセパレータの、ガス導入管のみの拡大斜視図である。 本発明実施例のオイルセパレータの、ガス導入管のみの拡大断面図である。 ガス導入管の横断面積一定部分における内径が13.0mm、15,6mm、18.0mmであるときに、ガス導入口の軸直交方向からの角度を0°、20°、40°、50°と変えたときの、ガス導入管を流れるブローバイガスの流量(L/mim)であってガス導入管内の液状のオイルがガス導入口から滴下し始める流量(L/mim)と、ガス導入管内の液状のオイルがガス導入口から滴下し始めるときのブローバイガスのガス導入管内での平均流速(m/s)と、を示す表である。 図7の値を、〔ガス導入管内の液状のオイルがガス導入口から滴下し始めるときのガス導入管内を流れるブローバイガスの平均流速(m/s)〕―〔ガス導入口の軸直交方向からの角度〕に表したグラフである。 本発明実施例の変形例を示す、ガス導入管のみの側面図である。 本発明実施例の変形例を示す、ガス導入管のみの側面図である。
以下に、本発明実施例のオイルセパレータ(ブローバイガス用オイルセパレータ)を、図1〜図10を参照して、説明する。
本発明実施例のオイルセパレータ10は、自動車の内燃機関に設けられていてもよく、自動車以外の内燃機関に設けられていてもよい。
オイルセパレータ10は、図示略のシリンダヘッドカバーの内側やクランクケースと吸気管路とを連結する連結流路の途中等に設けられる。ただし、オイルセパレータ10は、ヘッドカバー上部に設けられることもある。オイルセパレータ10は、たとえば樹脂製である。オイルセパレータ10は、図1に示すように、ブローバイガス中からオイル(オイルミスト)を分離する分離機構21(図4参照)を備えるセパレータ本体20と、ガス導入口31を備えセパレータ本体20にオイルミストを含むブローバイガスを導入するガス導入管30と、セパレータ本体20の分離機構21によって分離されたオイルをセパレータ本体20から排出するドレイン40と、セパレータ本体20の分離機構21によってオイルが分離されたブローバイガスをセパレータ本体20から排出するガス排出口50と、を有する。
本実施形態のセパレータ本体20は、オイルセパレータ10のガス導入管30とドレイン40が図示略のシリンダヘッドカバーの内側に設けられ、シリンダヘッドカバーに固定されるものを例示している。
分離機構21は、(a)いわゆる慣性衝突方式によってオイルミストを含むブローバイガス中からオイルミストを分離する機構であってもよく、(b)従来技術の公報と同様に、いわゆるサイクロン方式によってオイルミストを含むブローバイガス中からオイルミストを分離する機構であってもよく、(c)上記(a)、(b)以外の方式によってオイルミストを含むブローバイガス中からオイルミストを分離する機構であってもよく、(d)上記(a)、(b)、(c)のいずれか少なくとも2つ以上の方式の複合によってオイルミストを含むブローバイガス中からオイルミストを分離する機構であってもよい。なお、本発明図示例(図4)では、慣性衝突方式によってオイルミストを分離する機構である場合(上記(a)の場合)を示している。
分離機構21が慣性衝突方式によってオイルミストを分離する機構である場合(上記(a)の場合)、分離機構21は、図4に示すように、それぞれ所定間隔を隔てて配置される複数の衝突板21aを備える。
ガス導入管30は、セパレータ本体20の下壁から下方に延びて設けられる単一の管である。ガス導入管30の軸芯は、直線状に上下方向に延びていてもよく、少なくとも一箇所に湾曲または屈曲する図示略の曲がり部を備えて上下方向に延びていてもよい。ガス導入管30は、セパレータ本体20に一体に形成されていてもよく、セパレータ本体20と別体に形成されてセパレータ本体20に固定されていてもよい。ガス導入管30内は、セパレータ本体20内と連通している。ガス導入管30は、オイルセパレータ10内を流れるガス流れ方向で、分離機構21よりも上流側に設けられる。
ガス導入口31は、ガス導入管30の、セパレータ本体20側(上側)と反体側の下壁の全体に設けられる開口からなる。ガス導入口31がガス導入管30の下壁の全体に設けられるため、ガス導入口31がガス導入管30の下壁の一部のみに設けられる場合やガス導入口31がガス導入管30の側壁に設けられる場合等と異なり、ガス導入口31からガス導入管30に流入した液状のオイルが、ガス導入管30の下壁で保持されてしまいガス導入口31から排出されなくなることを抑制できる。
ガス導入管30(管壁)の管軸方向長さは、図5に示すように、管周方向で異なっている。ガス導入管30の管軸方向長さは、下縁を側面視テーパ形状にすることで、すなわち、下縁の側面視形状を、ガス導入管30の軸直交方向からの角度が0度より大で90度未満の角度θの直線状にすることで、管周方向で異なっている。この結果、ガス導入管30は、竹槍形状になっている。
ガス導入管30は、ガス導入管30を型成形するときにガス導入管30を竹槍形状に成形することで、または、管軸方向長さが管周方向で一定の円筒管形状のガス導入管を成形した後に該ガス導入管を斜めに切断するなど該ガス導入管に後加工を施すことで、竹槍形状になっている。但し、導入管30は、円筒形ではなく、多角形状でもよい。
ガス導入管30の管軸方向長さが管周方向で異なっているため、ガス導入口31の全体がガス導入管30の管軸方向と直交する面上に位置することはない。ガス導入管30の管軸方向長さが管周方向で異なっているため、ガス導入口31の形状は非円形である。ガス導入管30の管軸方向長さが管周方向で異なっているため、ガス導入口31の開口面積は、ガス導入口の全体がガス導入管の管軸方向と直交する面上に位置する場合に比べて(従来に比べて)、大になっている。ガス導入口30の開口面積が広くなったことで、流入したブローバイガスの平均流速も低くなるので、ガス導入口31に留まる液状オイルがより排出し易くなる。
ここで、図7、図8について説明する。
図7は、ガス導入管30の横断面積一定部分における内径(ガス導入口31以外の部分における内径)が13.0mm、15,6mm、18.0mmであるときに、ガス導入口31の軸直交方向からの角度θ(切り口角度、図5参照)を0°、20°、40°、50°と変えたときの、ガス導入管30を流れるブローバイガスの流量(ガス導入口31から流入しガス導入管30内をセパレータ本体20側に流れるブローバイガスの流量)であってガス導入管30内の液状のオイルがガス導入口31から排出され始める(滴下し始める)流量(L/mim)と、ガス導入管30内の液状のオイルがガス導入口31から排出され始めるときのブローバイガスのガス導入管30内での平均流速(ガス導入口31から流入しガス導入管30内をセパレータ本体20側に流れるブローバイガスのガス導入管30内での平均流速)(m/s)と、を示す表である。
また、図8は、図7の値を、〔ガス導入管内の液状のオイルがガス導入口から排出され始めるときのブローバイガスのガス導入管内での平均流速(m/s)〕―〔ガス導入口の軸直交方向からの角度(切り口角度)〕に表したグラフである。
図7からつぎのことがわかる。
ガス導入管30の内径が13.0mm、15,6mm、18.0mmと異なっていても、ガス導入口31の軸直交方向からの角度θが同じであれば、ガス導入口31から液状のオイルが排出され始めるときのブローバイガスの平均流速(m/s)は、一定または略一定である。すなわち、ガス導入口31から液状のオイルが排出され始めるときの、ガス導入管30内を流れるブローバイガスの平均流速(m/s)は、ガス導入管30の横断面一定部分における内径にはほとんど依存せず、θの値に大きく依存する。
また、図7、図8の両方からつぎのことがわかる。
θ=0°のとき、ガス導入管30内を流れるブローバイガスの平均流速が約2,7(m/s)以下であれば、ガス導入口31から液状のオイルが排出され得る。
θ=20°のとき、ガス導入管30内を流れるブローバイガスの平均流速が3.5(m/s)以下であれば、ガス導入口31から液状のオイルが排出され得る。
θ=40°のとき、ガス導入管30内を流れるブローバイガスの平均流速が4.6(m/s)以下であれば、ガス導入口31から液状のオイルが排出され得る。
θ=50°のとき、ガス導入管30内を流れるブローバイガスの平均流速が約5.0(m/s)以下であれば、ガス導入口31から液状のオイルが排出され得る。
すなわち、θの値を大きくすればするほど、ガス導入口31から液状のオイルが排出され始めるときの、ガス導入管30内を流れるブローバイガスの平均流速(m/s)の限界が高まり、液状オイルが排出しやすくする。このブローバイガスの平均流速(m/s)の限界は、θの値が大きくなるにしたがって直線状に高まる。
図8からθの値は大きいほうが望ましいことが分かるが、θの値は50°以下とされていることが望ましい。
ドレイン40は、図4に示すように、分離機構21によって分離された液状のオイルをセパレータ本体20からセパレータ本体20の外部に(オイルセパレータ10外に)排出する部分である。ドレイン40は、セパレータ本体20の下壁から下方に延びて設けられる単一の管である。ドレイン40の軸芯は、上下方向に直線状に延びていてもよいが、少なくとも一箇所に湾曲または屈曲する図示略の曲がり部を備えていてもよい。ドレイン40は、セパレータ本体20に一体に形成されていてもよく、セパレータ本体20と別体に形成されてセパレータ本体20に固定されていてもよい。ドレイン40内は、セパレータ本体20内と連通している。ドレイン40は、オイルセパレータ10内を流れるガス流れ方向で、分離機構21よりも下流側でガス排出口50よりも上流側に設けられる。ドレイン40の下端には、小径のドレイン孔41が少なくとも1個形成されている。ドレイン孔41は、ドレイン40の側壁に形成されていてもよく、ドレイン40の下壁(底壁)に形成されていてもよい。
ドレイン40の下端から上端までの高さ(上下方向高さ)は、オイルセパレータ10内、外の圧力差とオイルの自重とにより定まる油面高さ以上とされており、ドレイン40に溜まるオイルがオイルセパレータ内、外の圧力差とオイルの自重により定まる油面高さになるまでオイルをドレイン40内に保持し、油面高さ以上のオイルがドレイン40内に入ったときにその分だけのオイルがドレイン孔41から排出(滴下)されるようになっている。
ガス排出口50は、図1に示すように、分離機構21によってオイルが分離されたブローバイガスをセパレータ本体20からセパレータ本体20の外部に(オイルセパレータ10外に)排出する部分である。ガス排出口50は、セパレータ本体20の上壁または側壁の上部(側壁の上下方向中央部より上側にある部分)に1個設けられる。ガス排出口50は、セパレータ本体20に直接設けられる開口からなっていてもよく、図2に示すように、セパレータ本体20に管状に延びる管状延設部22が設けられる場合には該管状延設部22の延び方向先端に設けられる開口からなっていてもよい。
つぎに、本発明実施例の作用を説明する。
クランクケース内に漏出したブローバイガスは、図示略の所定の通管を通り、ガス導入口31からガス導入管30内に流入する。ガス導入管30内に流入したブローバイガスは、セパレータ本体20に流入し、分離機構21によってガス中からオイルミストが分離されて、液状のオイルが生成される。その液状のオイルは、オイルの自重により、セパレータ本体20の底部を流れ、ドレイン40内に入り、ドレイン孔41から排出される。また、分離機構21によってオイルミストが分離されたブローバイガスは、ガス排出口50から排出される。
本発明実施例では、ガス導入管30の管軸方向長さが管周方向で異なっているため、つぎの作用を得ることができる。
ブローバイガスの、ガス導入口31からセパレータ本体20までの流路長を、ガス導入管30の周方向(横断面上)で異ならせることができる。すなわち、ブローバイガスの、ガス導入口31からガス導入管30内に流入しセパレータ本体20を通ってガス排出口50から排出されるまでの流路長を、ガス導入管30の周方向(横断面上)で異ならせることができる。その結果、ガス導入管30内を流れるブローバイガスの主流がガス導入管30の管周方向で流路長が比較的長い部分よりも比較的短い部分を流れようとし、ガス導入管30の周方向でガス導入管30を流れるブローバイガスの流れに偏りを生じさせることができる。そのため、ガス導入管30の管周方向で流路長が比較的短い部分を流れるブローバイガスの流速が比較的長い部分を流れるブローバイガスの流速より速くなり、ガス導入管30を流れるブローバイガスの管周方向での流速が不均一になる。そのため、図6に示すように、ガス導入管30にガス導入口31から液状のオイル60が流入した場合であっても、この液状のオイル60を、ガス導入口31から流入してくるブローバイガスによって均一に押されなくなるため、ガス導入管30の管周方向で流速の比較的遅い部分から(主流以外の部分から)排出することができる。よって、ガス導入口31からガス導入管30に流入した液状のオイル60を従来よりもガス導入口31から排出させることができる。
本発明実施例では、ガス導入管30の管軸方向長さが、下縁を側面視テーパ形状にすることで、管周方向で異なっている場合を例にとって説明したが、ガス導入管30の管軸方向長さは、(a)図9に示すように、下縁の側面視形状を1つまたは複数の曲率の曲線状、または該曲線と直線との合成線状にすることで、管周方向で異なっていてもよく、(b)図10に示すように、下縁の側面視形状を少なくとも1個のU字(コ字を含む)またはV字形の凹部または凸部をもつギザギザ形状(鋸歯形状)にすることで、管周方向で異なっていてもよく、(c)図示はしないが、その他の下縁側面視形状にすることで、管周方向で異なっていてもよい。
10 オイルセパレータ
20 セパレータ本体
21 分離機構
22 管状延設部
30 ガス導入管
31 ガス導入口
40 ドレイン
41 ドレイン孔
50 ガス排出口

Claims (1)

  1. ブローバイガス中からオイルを分離する分離機構を備えるセパレータ本体と、
    ガス導入口を備え前記セパレータ本体にブローバイガスを導入するガス導入管と、
    前記セパレータ本体の分離機構によって分離されたオイルを前記セパレータ本体から排出するドレインと、
    前記セパレータ本体の分離機構によってオイルが分離されたブローバイガスを前記セパレータ本体から排出するガス排出口と、
    を有し、
    前記ガス導入管の管軸方向長さが管周方向で異なっている、オイルセパレータ。
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