JP2011227941A - 記録判定装置及び記録判定プログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】記録可能エリアにデータが記録されているか否かを短時間で判定する記録判定装置を提供する。
【解決手段】記録判定装置1内の移動装置5は、ピックアップ3を光ディスク100の径方向に移動する。ピックアップ3は、光ディスク100にレーザ光を照射して、レーザスポット32からの反射光に基づく電気信号を出力する。制御装置8は、電気信号に基づいて、レーザスポット32の配置位置に関するアドレス情報を取得する。そして、制御装置8は、移動装置5を制御して、レーザスポット32をデータエリア110から記録可能エリア120に向かって移動する。アドレス情報に基づいて特定された前記データエリア110と記録可能エリア120との境界部から基準時間が経過するまでの間、制御装置8は、電気信号に基づいて、記録可能エリア120にデータが記録されているか否かを判定する。
【選択図】図1

Description

本発明は、記録判定装置及び記録判定プログラムに関し、さらに詳しくは、光ディスクにデータが記録されているか否かを判定する記録判定装置及び記録判定プログラムに関する。
CD(Compact Disc)やDVD(Digital Versatile Disc)に代表される光ディスクは、音楽トラックや映像トラック、画像トラック等のデータが記録された円環状のデータエリアを有する。光ディスクはさらに、データエリアの内側及び外側に、円環状の記録可能エリアを有する。以下、データエリアの内側の記録可能エリアを内側エリアといい、データエリアの外側の記録可能エリアを外側エリアという。
これらの記録可能エリアは、データを記録可能である。たとえば、CDの内側エリアには、セッション開始を意味するリードインや、TOC(Table of Contents)等が記録され得る。また、CDの外側エリアには、セッションの終了を意味するリードアウトが記録され得る。
データの書き換え又はデータの記録が可能な光ディスクでは、記録可能エリア(内側エリア及び外側エリア)にデータが記録されていない場合がある。たとえば、光ディスクがCD−R(Compact Disk Recordable)である場合、音楽データが記録された後、さらなる音楽データが記録されることを考慮して、リードイン、TOC及びリードアウトを記録しない場合がある。
光ディスク再生装置は通常、リードインやTOC、リードアウトを利用して再生処理を実行する。しかしながら、これらのデータが記録されていない場合、光ディスク再生装置は他の方法で再生処理を実行するか、エラー通知をして再生処理を実行しない。いずれの動作を行う場合でも、記録可能エリアにデータが記録されているか否かを光ディスク再生装置が判定できる方が好ましい。
従来の光ディスク再生装置は、以下の方法により記録可能エリアにデータが記録されているか否かを判定する。たとえば、特開2006−107581号公報に開示されているように、光ディスク再生装置は光ディスクが装填された後、判定動作を実行する。判定動作では、光ディスク再生装置は、内側エリアに記録されているはずのTOCを読み取る。具体的には、光ディスク再生装置は、光ディスクが装填された後、ピックアップにより光ディスクの主面に形成されるレーザスポットをデータエリアから内側エリアに向かって移動し、RF信号を生成する。そして、RF信号に基づいて、内側エリア内にデータが記録されているか否かを判断する。
特開2006−107581号公報
しかしながら、内側エリアにデータが記録されていない場合、光ディスク再生装置は、判定動作を繰り返し実行する。従来の光ディスク再生装置では、判定動作時のビームスポットの移動距離が長い。そのため、判定に時間が掛かる。
本発明の目的は、記録可能エリアにデータが記録されているか否かを短時間で判定する記録判定装置を提供することである。
課題を解決するための手段及び発明の効果
本発明による記録判定装置は、円環状のデータエリアと、データエリアの内側又は外側に配置され、データを記録可能な円環状の記録可能エリアとを含む光ディスクにおいて、記録可能エリアにデータが記録されているか否かを判定する。記録判定装置は、光ディスクを回転するモータと、光ディスクにレーザ光を照射して光ディスク上にレーザスポットを形成し、レーザスポットの配置位置からの反射光に基づく信号を出力するピックアップと、ピックアップを前記光ディスクの径方向に移動する移動装置と、制御装置とを備える。制御装置は、ピックアップからの信号に基づいて、レーザスポットの配置位置に関するアドレス情報を取得する取得手段と、移動装置を制御して、レーザスポットをデータエリアから記録可能エリアに向かって移動する移動制御手段と、アドレス情報に基づいて特定されたデータエリアと記録可能エリアとの境界部から基準時間が経過するまでの間、信号に基づいて記録可能エリアにデータが記録されているか否かを判定する判定手段とを備える。
本発明による記録判定装置は、レーザスポットをデータエリアと記録可能エリアとの境界部に移動した後、記録エリアにデータが記録されているか否かを判定する。そのため、記録可能エリアにデータが記録されているか否かを短時間で判定できる。
本発明の実施の形態による記録判定装置の構成を示す図である。 図1中の光ディスクの構造を示す図である。 図1に示す記録判定装置によるデータ有無の判定を説明するための図である。 図2に示す光ディスクの記録可能エリア内のデータ有無を判定する方法の一例を説明するための模式図である。 図1に示す記録判定装置による判定方法の一例を説明するための図である。 図1に示す記録判定装置の動作の詳細を示すフロー図である。 図6中の移動処理の動作の詳細を示すフロー図である。
以下、図面を参照し、本発明の実施の形態を詳しく説明する。図中同一又は相当部分には同一符号を付してその説明は繰り返さない。
[記録判定装置の全体構成]
図1は、本実施の形態による記録判定装置の構成を示す機能ブロック図である。光ディスクを再生する光ディスク再生装置は、図1に示す記録判定装置1を含む。
図1を参照して、記録判定装置1は、モータ2と、ピックアップ3と、スイッチ装置4と、移動装置5と、レール6と支持部材7と、制御装置8とを備える。
モータ2は、支持部材7に取り付けられる。モータ2はたとえば、スピンドルモータであり、光ディスク100を回転する。モータ2はシャフト21を備える。光ディスク100は、シャフト21に取り付けられる。
ピックアップ3は、光ディスク100にビーム光を照射し、光ディスク100からの反射光を受光する。ピックアップ3はさらに、反射光を電気信号に変換し、出力する。ピックアップ3は対物レンズ31を備える。対物レンズ31は、ピックアップ3から出力された電気信号に応じて、移動する。ピックアップ3自体の移動及び対物レンズ31の移動により、ビーム光は光ディスク100の主面上で集光し、光ディスク100の主面上にレーザスポット32を形成する。ピックアップ3は、レール6にスライド可能に支持される。レール6は光ディスク100の径方向に延び、支持部材7に取り付けられる。したがって、ピックアップ3は、光ディスク100の径方向に移動できる。
スイッチ装置4は、支持部材7に取り付けられる。スイッチ装置4は、ピックアップ3と物理的に接触したとき、スイッチ信号を制御装置8に出力する。スイッチ装置4は、記録判定装置1が判定処理を実行するとき、ピックアップ3を初期位置に配置するのに利用される。
移動装置5は、ピックアップ3を光ディスク100の径方向に移動する。移動装置5は、モータ50と、ラックギア51とピニオンギア52とを備える。ラックギア51は、光ディスク100の径方向に延びる。ラックギア51は、ピックアップ3に取り付けられる。
モータ50は、支持部材7に取り付けられる。モータ50のシャフトには、ピニオンギア52が取り付けられる。モータ50は、制御装置8からの指示に応じて回転する。モータ50の回転により、ピックアップ3が光ディスク100の径方向に移動する。
制御装置8は、サーボ制御部81と、信号処理部82と、制御部83とを含む。信号処理部82は、ピックアップ3から出力された電気信号に基づいて、RF信号を生成する。RF信号は制御部83に出力される。信号処理部82はさらに、電気信号に基づいて、対物レンズ31を移動させるためのレンズ制御信号を生成する。レンズ制御信号は、フォーカスエラー信号及びトラックエラー信号を含む。レンズ制御信号は、サーボ制御部81に出力される。サーボ制御部81は、レンズ制御信号に基づいて、レンズ31を移動する。ピックアップ3の対物レンズ31の周りには、図示しない複数のコイルが配置されている。サーボ制御部81は、レンズ制御信号に応じてコイルに供給する電力を制御する。対物レンズ31は、コイルの磁気作用に応じて移動する。
制御部83は、モータ2を制御して、光ディスク100を回転する。制御部83はまた、移動装置5を制御して、ピックアップ3を光ディスク100の径方向に移動する。制御部83はさらに、RF信号に基づいて、光ディスク100の主面上に形成されたレーザスポットの配置位置に関するアドレス情報を得る。アドレス情報はたとえば、データの先頭を0とした場合の時間情報やオフセット情報である。本例では、アドレス情報は時間情報とする。アドレス情報は、サブコードに含まれる。制御部83はさらに、RF信号に基づいて、光ディスク100にデータが記録されているか否かを判定する。
制御装置8内の各要部81〜83は、ハードウェアで構成されていてもよい。また、制御装置8が中央演算装置(CPU)やメモリ、ハードディスクを備えたコンピュータであって、各要部81〜83が記録判定プログラムに基づいて構成されていてもよい。
[光ディスクの構成]
図2を参照して、光ディスク100は、中央に貫通孔101を有し、円環状である。光ディスク100は、データエリア110と、記録可能エリア120及び130と、記録不可エリア140及び150とを有する。これらのエリア110、120、130、140及び150はいずれも、円環状である。光ディスク100はたとえば、CDやDVDである。
データエリア110には、ピット列PLが形成される。図2に示すとおり、ピット列PLは、光ディスク100の円周方向に螺旋状に延びる。ピット列PLに形成されたレーザスポット32の反射光の強度に応じて、データが読み取られる。つまり、ピット列PLは、光ディスク100に記録されたデータに対応する。
図3は、図2中のデータエリア110の一部を拡大した図である。ピット列PLは複数のピット列部PLP1〜PLPn(nは自然数)で構成される。上述のとおり、ピット列PLは螺旋状に配置される。そのため、図3に示すとおり、複数のピット列部PLP1〜PLPnは光ディスク100の径方向に配列される。各ピット列部PLPk(kは自然数かつ、1≦k≦n)は、PLPk−1の周りに配置され、1周分の長さを有する。具体的には、図2を参照して、ピット列部PLP1は、ピット列PLの先端Eと、先端Eから1周した地点である地点Gとの間に配置される。ピット列部PLP2は、地点Gと、地点Gからピット列部PLP1の周りを1周した地点である地点Hとの間に配置される。
図3を参照して、ピット列PLは、複数のピットPTを含む。複数のピットPTは配列され、隣り合うピットPT同士の間には隙間が設けられる。隣り合うピット列部PLPk−1及びPLPkの間の距離(トラックピッチ)TPは光ディスク100の種類に応じて規定されている。
図2に戻って、記録可能エリア120は、データエリア110の内側に配置される。以降、記録可能エリア120を内側エリアという。内側エリア120にはデータを記録可能である。たとえば、内側エリア120には、リードインやTOCが記録される。リードインやTOCが記録された場合、内側エリア120にも1又は複数のピット列部PLPが形成される。ピット列部PLPは、上述のピット列PLを構成する。つまり、内側エリア120に形成されたピット列部PLPは、データエリアに形成された他のピット列部PLPとつながる。内側エリア120にデータが記録されていない場合、内側エリア120にはピット列部PLPが形成されない。
記録可能エリア130は、データエリア110の外側に配置される。つまり、データエリア110は、記録可能エリア130の内側に配置される。以降、記録可能エリア130を外側エリア130という。外側エリア130にはデータを記録可能である。たとえば、外側エリア130には、リードアウトが記録される。内側エリア120と同様に、外側エリア130にデータが記録されている場合、外側エリア130にはピット列部PLPが形成される。一方、外側エリア130にデータが記録されていない場合、外側エリア130にはピット列部PLPは形成されない。
内側エリア120のさらに内側には、記録不可エリア140が配置される。外側エリア130のさらに外側には、記録不可エリア150が配置される。これらの記録不可エリア140及び150にはデータが記録できない。
RF信号から得られるサブコードは、上述のアドレス情報の他に、サブコードが読み取られた地点がどのエリア(データエリア110、内側エリア120、外側エリア130)であるかを示すエリア情報を含む。
[記録判定装置1の動作概要]
記録判定装置1の動作概要を説明する。
上述のとおり、光ディスク100の記録可能エリア(内側エリア120及び外側エリア130)には、データが記録されている場合と、データが記録されていない場合とがある。たとえば、光ディスク100がCD−Rである場合、データを将来追加記録するために、リードイン、TOC及びリードアウトを記録しない場合がある。光ディスク再生装置は通常、リードインやTOC、リードアウトを利用して再生処理を実行する。しかしながら、これらのデータが記録されていない場合、光ディスク再生装置は他の方法で再生処理を実行するか、エラー通知をして再生処理を実行しない。いずれの動作を行う場合でも、記録可能エリア120、130にデータが記録されているか否かを短時間で判定できる方が好ましい。
内側エリア120にデータが記録されているか否かを判定する方法として、たとえば図4に示す方法がある。初めに、ピックアップを光ディスク100の径方向に移動する。ピックアップがスイッチ装置と物理的に接触したとき、ピックアップがいったん停止する。このとき、図4に示すとおり、レーザスポット320がデータエリア110内の地点P1に配置されると仮定する。スイッチ装置は、地点P1がなるべくデータエリア110と内側エリア120との境界に近くなるように、配置されている。
次に、対物レンズを移動して、レーザスポット320を地点P1(データエリア110)から内側エリア120に向かって移動する。このとき、レーザスポット320は、複数のピット列部PLPを横切りながら、移動する。レーザスポット320が移動する間に取得されるRF信号に基づいて、内側エリア120にデータが記録されているか否かを判定する。
以上の方法によって、内側エリア120に記録されたデータの有無を確認する場合、レーザスポット320は、地点P1から内側エリア120内に移動するまでに、複数のピット列部PLPを横切らなければならない。要するに、地点P1から内側エリア120までの距離が遠い。そのため、判定に時間が掛かる。
判定時間が掛かる場合、以下の問題が生じ得る。たとえば、地点P1から内側エリア120までの間に、汚れが付着した領域がある場合、その領域ではデータが記録されていないと光ディスク再生装置は判断する。この場合、光ディスク再生装置はレンズ制御信号を取得できないため、対物レンズの移動を制御しにくくなり、対物レンズの移動が正確に行えない。したがって、判定処理の開始位置が内側エリア120から遠い場合、判定時間がさらに掛かる場合がある。
スイッチ装置の配置位置を調整しても、地点P1と内側エリア120との間の距離は縮まりにくい。光ディスク100のトラックピッチTPは1μm前後である。したがって、スイッチ装置4の配置位置をμm単位で調整するのは困難である。
そこで、本実施の形態による記録判定装置1は、以下の方法により開始位置を記録可能エリア120に近づける。図5を参照して、初めに、ピックアップ3を光ディスク100の径方向に移動する。そして、スイッチ装置4により、地点P1にレーザスポット32を配置する(図5中(1))。続いて、光ディスク100を回転し、RF信号を取得する。続いて、RF信号に含まれるアドレス情報を読み取る。上述のとおり、本例では、アドレス情報は、データエリア110の先端Eを0とした時間情報であり、光ディスク100(CD又はDVD)の規格により規定された線速度で光ディスク100を回転したときの経過時間を示す。
光ディスク100の中心とデータエリア110の先端Eとの間の距離(半径)Rは、規格により定められている。そして、線速度Vも一定である。したがって、データエリア110内の先端E近傍部分において、光ディスク100が1回転するのに要する時間T1は以下の式(1)で定義される。
T1=2πR/V (1)
レーザスポット32が当たる地点で得られたアドレス情報(時間情報)がT1以下であれば、レーザスポット32は、先端Eから1周未満のピット列部PLP1上に配置されていることになる。
そこで、記録判定装置1は、レーザスポット32を、スイッチ装置4により停止した地点P1から、さらに内側エリア120に向かって移動する。移動中、記録判定装置1は、RF信号を連続的に生成し、アドレス情報を取得する。そして、アドレス情報がT1以下になるまで、レーザスポット32を移動する。記録判定装置1は、アドレス情報がT1以下となる地点P2で、レーザスポット32を停止する(図5中(2))。
要するに、記録判定装置1は、地点P1で得られたアドレス情報に基づいて、レーザスポット32を、データエリア110と内側エリア120との境界部(地点P2)に移動させる。
そして、記録判定装置1は、地点P2から判定処理を開始する。具体的には、記録判定装置1は、地点P2から内側エリア120に向かってレーザスポット32を基準時間移動し、得られたRF信号から記録データの有無を判定する(図5中(3))。この場合、図4に示す方法よりも判定時間が短くなる。なぜなら、地点P2から内側エリア120までの距離は、地点P1から内側エリア120までの距離よりも顕著に短いからである。
以上の方法により、記録判定装置1では、判定時間を短くすることができる。上述のとおり、ピックアップ3がデータを読みとれなかった場合(データが記録されていない場合、又は、データは記録されているが、光ディスク100の主面が汚れている場合)、対物レンズ31をサーボ制御しにくくなり、判定時間がさらに遅れる場合がある。しかしながら、本実施の形態による記録判定装置1の動作では、判定時間が短いために、図4の方法と比較して、判定時間の遅れを抑制できる。
以上のとおり、記録判定装置1は、記録可能エリア120及び130にデータが記録されているか否かを判定する時間を短くすることができる。以下、記録判定装置1の動作の詳細を説明する。
[記録判定装置1の動作詳細]
図6は記録判定装置1の動作の詳細を示すフロー図である。制御装置8内の制御部83は初めに、移動装置5を制御してピックアップ3を光ディスク100の中心に向かって径方向に移動する。移動の結果、ピックアップ3がスイッチ装置4と物理的に接触する。スイッチ装置4は、ピックアップ3と接触したとき、スイッチ信号を制御装置8に出力する。
図6を参照して、制御装置8内の制御部83は、スイッチ信号を受信したとき、レーザスポット32が地点P1に到達したと判断する(S0)。そこで、制御部83は、現在のレーザスポット32の配置位置(ここでは地点P1)におけるサブコードを読みとる(S1)。具体的には、制御部83は、モータ2を制御して、光ディスク100を回転する。制御装置8内の信号処理部82は、ピックアップから電気信号を受け、RF信号を生成する。制御部83は、RF信号からサブコートを読み取る。上述のとおり、サブコードは、エリア情報と時間情報とを含む。制御部83は、エリア情報に基づいて、レーザスポット32の配置位置がデータエリア110内であると判断する(S2でNO)。
制御部83は続いて、レーザスポット32の現在の配置位置がデータエリア110と内側エリア120との境界部であるか否かを判断する(S4)。レーザスポット32の配置位置は、ピット列部PLP上である。制御部83は、レーザスポット32の配置位置がピット列PLの先端Eから1周以内であるか否か、換言すれば、配置位置が、ピット列部PLP1内であるか否かを判定する。要するに、本例では、ピット列部PLP1内を「境界部」と定義する。
図5を参照して、地点P1はデータエリア110内であり、境界部ではない(S4でNO)。そこで、制御部83は、移動装置5を制御して、レーザスポット32を、さらに内側エリア120に向かって移動する(S5:移動処理)。
図7は、ステップS5の移動処理の詳細を示すフロー図である。図7を参照して、制御部83は、アドレス情報に基づいて特定された境界部の位置に基づいて、レーザスポット32の移動量を決定する(S501)。現在のレーザスポット32の配置位置でのアドレス情報(時間情報)がT2である場合、制御部83は、式(2)に基づいて、横断すべきピット列部PLPの本数Cを求める。
C=T2/T0 (2)
ここで、T0は、ピット列部PLP1の後端G(図2参照)、つまり、ピット列PLのうち、先端Eから1周した地点での時間情報である。式(2)で得られた数値の小数点以下を切り捨て、本数Cとする。制御部83は、本数Cを変数に設定する。
変数Cに基づいて、制御部83はレーザスポット32の移動を開始する(S502)。図3に示すとおり、レーザスポット32がピット列部PLPk(kは自然数、かつ、1≦k≦n)を横切るとき、RF信号の下エンベロープのレベルが変化する。具体的には、レーザスポット32がピット列部PLPk上に配置されたとき、RF信号の下エンベロープのレベルは基準レベルVTよりも下がり、レーザスポット32がピット列部PLPkとピット列部PLPk−1との間に配置されたとき、つまり、ピット列部PLP以外の領域に配置されたとき、RF信号の下エンベロープは基準レベルVTよりも上がる。
そこで、ステップS502の後、制御部83は、RF信号の下エンベロープのレベルの測定を開始する(S503)。制御部83は、測定された下エンベロープのレベルが基準レベルVTよりも高いか否かを判断する(S504)。下エンベロープのレベルが基準レベルVTよりも低い場合(S504でNO)、制御部83は測定を継続する(S503)。
ステップS504において、下エンベロープのレベルが基準レベルVTよりも高い場合(S504でYES)、ステップS505に進み、制御部83は、下エンベロープの測定を継続する(S505)とともに、下エンベロープのレベルが基準レベルVTよりも低いか否かを判断する(S506)。低い場合(S506でYES)、レーザスポット32は、1つのピット列部PLPkを横切ったことになる。そこで、制御部83は変数CをデクリメントしてC−1とし(S507)、ステップS503に戻って、下エンベロープのレベルを監視する(S503)。つまり、変数Cが0になるまで(S508でYES)、ステップS503〜ステップS508の動作を繰り返す。
変数Cが0になったとき(S508でYES)、レーザスポット32は、地点P1から境界部までの間に配置されるC本のピット列部PLPを通過し、境界部(図5中のピット列PLP1上の地点P2)に配置される。そのため、制御部83はレーザスポット32の移動をいったん停止し(S509)、ステップS5の移動処理を終了する。
図6に戻って、移動処理(S5)を終了した後、制御部83は境界部(地点P2)でのサブコードを取得する(S1)。制御部83は、サブコード内のエリア情報に基づいて、
レーザスポット32の配置位置が内側エリア120内か否かを判断する(S2)。ステップS2でYESの場合、内側エリア120にデータが記録されていることを意味する。なぜなら、データが記録されていなければ、ピット列が形成されず、サブコードが読み取れないからである。したがってこの場合、制御部83は、内側エリア120にはデータが記録されていると判断する(S3)。
一方、ステップS2での判断の結果、レーザスポット32の配置位置がデータエリア110内である場合(S2でNO)、ステップS4に進む。ステップS5を実行した後であるため、レーザスポット32の配置位置は、境界部(地点P2)である(S4でYES)。そこで、制御部83は、判定処理を実行する(S6〜S13)。つまり、制御部83は、地点P2から判定処理を開始する。
制御部83はまず、移動装置5を制御して、対物レンズ31又はピックアップ3を半径方向に移動し、レーザスポット32を内側エリア120に向かって移動する(S6)。このとき、制御部83は、RF信号の下エンベロープのレベルを測定する(S7)。そして、下エンベロープのレベルが基準レベルVTよりも高いと判断したとき(S8でYES)、つまり、レーザスポット32がピット列部PLP1から離れたとき、タイマを基準時間ΔTにセットする(S9)。
レーザスポット32の移動速度がVs(μm/sec)であり、とし、トラックピッチがDp(μm)である場合、1つのピット列部PLPkを横切るのに必要な時間T3は、式(3)で定義される。
T3=Dp/Vs (3)
したがって、ステップS9のタイマにセットする基準時間ΔTは、T3以上とする。基準時間ΔTは、地点P2からレーザスポット32が記録不可エリア140に到達する時間未満とする。制御部83は、地点P2から判定処理を開始する。そのため、少なくともT3時間が経過するまでの間、記録データの有無を判定すれば、内側エリア120にデータが記録されているか否かを判定できる。好ましくは、余裕代を考慮して、タイマに設定される基準時間ΔTは3×T3〜5×T3程度である。
タイマがオーバフローするまでの間(S13でYES)、つまり、基準時間ΔTが経過するまでの間、制御部83は、RF信号に基づいて内側エリア120内にデータが記録されているか否かを判定する(S10〜S13)。具体的には、制御部83は、RF信号の下エンベロープのレベルが基準レベルVT未満になったか否かを監視する(S10及びS11)。タイマがオーバフローする前に下エンベロープのレベルが基準レベルVTよりも低くなったとき(S13でNO、S11でYES)、レーザスポット32が内側エリア120内のピット列部PLP上に配置された可能性が高い。そこで、制御部83はレーザスポット32の移動を停止する(S12)。そして、制御部83は、ステップS1に戻ってRF信号からサブコードを取得し(S1)、レーザスポット32の現在位置が内側エリア120内か否かを判断する(S2)。現在位置が内側エリア120内である場合(S2でYES)、内側エリア120にデータが記録されていると判断する(S3)。
一方、タイマがオーバフローした場合(S13)、制御部83は、内側エリア120にデータが記録されていないと判定する(S14)。
以上の動作により、記録判定装置1は、内側エリア120内にデータが記録されているか否かを短時間で判定できる。
上述の実施の形態では、記録判定装置1は、内側エリア120内のデータの有無を判定した。しかしながら、記録判定装置1は、上述の同様の方法により、外側エリア130内のデータの有無も確認できる。この場合、記録判定装置1は、図6中のステップS4において、データエリア110の後端F(図2参照)のアドレス情報と、レーザスポット32の現在位置のアドレス情報とに基づいて、データエリア110と外側エリア130との境界部を特定する。ここでいう境界部は、後端Fから1周分のピット列部になる。そして、制御部83は、レーザスポット32を光ディスク100の外周に向かって径方向に移動し、レーザスポット32が特定された境界部に到達してから基準時間経過するまでの間、RF信号に基づいてピット列部PLPの有無を判定する。
上述の実施の形態では、レーザスポット32が境界部に到達したとき、レーザスポット32をいったん停止する(S509)。しかしながら、制御部83は、ステップS508でYESと判断した後、レーザスポット32の移動を停止することなく、ステップ1の処理を実行してもよい。要するに、制御部83は、レーザスポット32が境界部に到達したときに、レーザスポット32を停止しなくてもよい。
以上、本発明の実施の形態を説明したが、上述した実施の形態は本発明を実施するための例示に過ぎない。よって、本発明は上述した実施の形態に限定されることなく、その趣旨を逸脱しない範囲内で上述した実施の形態を適宜変形して実施することが可能である。
1 記録判定装置
2 モータ
3 ピックアップ
4 スイッチ装置
5 移動装置
6 レール
7 支持部材
8 制御装置
31 対物レンズ
32 レーザスポット
50 モータ
51 ラックギア
52 ピニオンギア
81 サーボ制御部
82 信号処理部
83 制御部
100 光ディスク
110 データエリア
120,130 記録可能エリア
140,150 記録不可エリア

Claims (5)

  1. 円環状のデータエリアと、前記データエリアの内側又は外側に配置され、データを記録可能な円環状の記録可能エリアとを含む光ディスクにおいて、前記記録可能エリアにデータが記録されているか否かを判定する記録判定装置であって、
    前記光ディスクを回転するモータと、
    前記光ディスクにレーザ光を照射して前記光ディスク上にレーザスポットを形成し、前記レーザスポットの配置位置からの反射光に基づく信号を出力するピックアップと、
    前記ピックアップを前記光ディスクの径方向に移動する移動装置と、
    制御装置とを備え、
    前記制御装置は、
    前記ピックアップからの信号に基づいて、前記レーザスポットの配置位置に関するアドレス情報を取得する取得手段と、
    前記移動装置を制御して、前記レーザスポットを前記データエリアから前記記録可能エリアに向かって移動する移動制御手段と、
    前記アドレス情報に基づいて特定された前記データエリアと前記記録可能エリアとの境界部から基準時間が経過するまでの間、前記信号に基づいて前記記録可能エリアにデータが記録されているか否かを判定する判定手段とを備える、記録判定装置。
  2. 請求項1に記載の記録判定装置であって、
    前記光ディスクには、螺旋状に延びるピット列が形成され、前記ピット列を構成する複数のピット列部は、前記光ディスクの径方向に配列され、
    前記判定手段は、
    前記アドレス情報に基づいて、前記レーザスポットの配置位置と前記記録可能エリアとの間に配置されるピット列部の本数を求める本数決定手段を備え、
    前記判定手段は、前記レーザスポットが前記求められた本数分のピット列部を通過してから、前記基準時間が経過するまでの間、前記データが記録されているか否かを判定する、記録判定装置。
  3. 請求項2に記載の記録判定装置であって、
    前記判定手段は、
    前記基準時間が経過するまでの間、前記信号に基づいて、前記ピット列部の有無を判定するピット判定手段を備える、記録判定装置。
  4. 請求項3に記載の記録判定装置であって、
    前記基準時間が経過するまでの間に前記ピット列部が有ると判定されたとき、前記ピット列部に配置された前記レーザスポットから得られる信号に基づいて、前記レーザスポットが配置されたエリアが記録可能エリアか否か判定するエリア判定手段を備える、記録判定装置。
  5. 円環状のデータエリアと、前記データエリアの内側又は前記データエリアの外側に配置され、データが記録可能な円環状の記録可能エリアとを含む光ディスクにおいて、前記記録可能エリアにデータが記録されているか否かを判定する記録判定プログラムであって、
    ピックアップを前記データエリアから前記記録可能エリアに向かって移動するステップと、
    前記ピックアップにより前記光ディスク上に形成されるレーザスポットの反射光に応じて生成される信号に基づいて、前記レーザスポットの配置位置に関するアドレス情報を取得するステップと、
    前記アドレス情報に基づいて特定された前記データエリアと前記記録可能エリアとの境界部から基準時間が経過するまでの間、前記信号に基づいて前記記録可能エリアにデータが記録されているか否かを判定するステップとをコンピュータに実行させる、記録判定プログラム。
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