JP2011225818A - インクジェット記録用インク、インクジェット記録用インクの製造方法、インクカートリッジ、インクカートリッジの製造方法 - Google Patents

インクジェット記録用インク、インクジェット記録用インクの製造方法、インクカートリッジ、インクカートリッジの製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 バインダ樹脂として懸濁重合によって製造された塩ビ酢ビ共重合樹脂を用いて、ポリ塩化ビニル樹脂シートに対して優れた密着性、記録ヘッドの吐出安定性に優れたインクジェット記録用インクの製造方法、インクカートリッジを提供する。
【解決手段】 バインダ樹脂として懸濁重合によって製造された塩ビ酢ビ共重合樹脂を含むインクジェット記録用インクであって、塩ビ酢ビ共重合樹脂の未溶解ゲル状成分が含まれるインクジェット記録用インクに、超音波照射機によって超音波を照射し、ゲル状成分を溶剤に溶解させ、ゲル状成分の無いインクジェット記録用インクを製造する。さらにそのインクジェット記録用インクを格納するインクカートリッジを製造する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、インクジェット記録装置に使用するインクジェット記録用インク、インクジェット記録用インクの製造方法、そのインクジェット記録用インクを格納するインクカートリッジ、そのインクカートリッジの製造方法に関する。
屋外掲示物等の用途に求められるインクは、耐光性および耐候性が重視される。このようなインクは着色材として顔料を用いた顔料インクが用いられる。また屋外に置かれるので、記録媒体も耐光性および耐候性が重要視され、ポリ塩化ビニル樹脂などのプラスチック製のシート状の基材が用いられる。このような記録媒体に記録するためのインクジェット記録用インクは、一般的な水に水溶性染料等の着色剤を加えた水性インクジェット記録用インクではなく、溶媒として有機溶剤を使用した溶剤インクジェット記録用インクが主に使用されている。通常、インクジェット記録用インクはインクカートリッジに格納された状態で供給される。
溶剤インクジェット記録用インクのバインダ樹脂は、ポリ塩化ビニル樹脂基材に対して密着性が優れる塩ビ酢ビ共重合樹脂が使用されることが多い。この塩ビ酢ビ共重合樹脂をよく溶解し、基材のポリ塩化ビニル樹脂も溶解する溶媒を用いたインクが知られている。例えば、特開2007−23265号公報に記載されているようなラクトン系溶剤を併用するインクが開発されている。
近年では一般オフィスなどの事務所においても溶剤インクジェット記録用インクを用いた記録装置が使用されるため、インクはより安全性、有害性、臭気を配慮しなければならなく、インクの主溶剤はグリコールモノアセテート類、グリコールエーテル類が使用されるのが一般的である。しかし、塩ビ酢ビ共重合樹脂に代表されるバインダ樹脂は地球環境に配慮した原材料、製造方法に移行しており、これら有機溶剤に対し溶解性が低下している場合がある。特に懸濁重合によって製造された塩ビ酢ビ共重合樹脂は、これら有機溶剤に対して溶解性が低下している。懸濁重合によって製造された塩ビ酢ビ共重合樹脂には空隙がほとんど無く、有機溶剤に対して溶解しにくい構造である。
更に、一般的に懸濁重合で塩ビ酢ビ共重合樹脂を製造する際に水溶性の分散剤が使用されており、塩ビ酢ビ共重合樹脂の有機溶剤に対しての溶解性を低下させる原因となる。水溶性の分散剤として、例えば、ヒドロキシアルキルアルキルセルロースなどの水溶性セルロースエーテル、メチルセルロース、ヒドロキシエチルセルロース、ヒドロキシプロピルセルロースなどの水溶性セルロースエステル、部分ケン化ポリビニルアルコール、アクリル酸重合体、ゼラチンなどの水溶性ポリマーなどの水溶性樹脂が用いられることが一般的である。このような分散剤は特定の有機溶剤には溶解しづらく、添加量によっては残留して有機溶剤への塩ビ酢ビ共重合樹脂の溶解を妨げることもある。
この問題を解決するためにラクトン系溶剤を増量も考えられるが、ラクトン系溶剤を多く用いるとポリ塩化ビニル樹脂製の基材の表面を溶解しすぎてしまい印字物表面の光沢性を損なうばかりか、記録ヘッドの部材及び記録装置の部材の腐食を引き起こしてしまうこともある。
又、インク製造工程において、撹拌時間を長くすること、温度を高くすることなどでバインダ樹脂の溶解性は向上するが、記録ヘッドで安定的な吐出性能を得られるまでの溶解性を得るには不十分である。バインダ樹脂の未溶解成分又はバインダ樹脂の未溶解成分にインク顔料が密着したゲル状の未溶解成分が残ったままとなるのが実情である。更にこれらゲル状の未溶解成分は柔らかく、形状を変えてフィルタの隙間を通過してしまうので、ろ過で取り除くのは極めて困難である。ゲル状の未溶解成分は記録ヘッドの吐出不良を招く原因となっている。
特開2007−23265号公報
本発明の目的は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、バインダ樹脂として懸濁重合によって製造された塩ビ酢ビ共重合樹脂を用いて、ポリ塩化ビニル樹脂基材に対して優れた密着性、記録ヘッドの吐出安定性に優れたインクジェット記録用インクおよびその製造方法、そのインクジェット記録用インクを格納するインクカートリッジおよびその製造方法を提供する。
上記の目的を達成するため、本発明のインクジェット記録用インクの製造方法は、バインダ樹脂として塩ビ酢ビ共重合樹脂と溶剤を有するインクジェット記録用インクの製造方法において、前記塩ビ酢ビ共重合樹脂は懸濁重合によって製造されたものであり、前記インクジェット記録用インクに前記塩ビ酢ビ共重合樹脂の未溶解ゲル状成分が含まれる状態に一部溶解させるインク化前工程と、前記未溶解ゲル状成分を含む前記インクジェット記録用インクに外力を加えて前記ゲル状成分を前記溶剤に溶解させるゲル状成分溶解工程と、を有することを特徴とする。
また、前記ゲル状成分溶解工程の前記外力は、音波照射装置による音波照射または、超音波照射装置による超音波照射であることを特徴とする。
また、本発明のインクジェット記録用インクは、バインダ樹脂として塩ビ酢ビ共重合樹脂と溶剤を有するインクジェット記録用インクにおいて、前記塩ビ酢ビ共重合樹脂は懸濁重合によって製造されたものであり、前記インクジェット記録用インクは、前記塩ビ酢ビ共重合樹脂の未溶解ゲル状成分が含まれる状態で超音波照射装置により超音波が照射され、前記ゲル状成分を前記溶剤に溶解させたものであることを特徴とする。
本発明のインクカートリッジは、上述のインクジェット記録用インクを格納したパウチと、前記パウチを格納するケースと、を有することを特徴とする。
本発明のインクカートリッジの製造方法は、上述のインクジェット記録用インクの製造方法によって製造されたインクジェット記録用インクをパウチに格納する工程と、前記パウチをケースに格納する工程と、を有することを特徴とする。
懸濁重合によって製造された塩ビ酢ビ共重合樹脂をバインダ樹脂として使用し、印字物表面の光沢性に優れ、記録ヘッドの部材及び記録装置の部材の腐食が生じない、安定的な吐出性能に優れるインクジェット記録用インクそのインクジェット記録用インクを格納するインクカートリッジを提供できる。
図1は本発明の好ましい実施形態に係るインクカートリッジの分解斜視図である。
以下に、本発明の実施形態についてインクジェット記録用インクを用いて具体的に説明する。
インクジェット記録用インクにおいては、顔料、顔料分散剤、バインダ樹脂、有機溶剤を含有することが必要である。
以下に、インクジェット記録用インクの各成分について説明する。インクジェット記録用インクに使用される顔料は印刷インキ、塗料等に使用される種々の顔料が使用できる。
例えば、ピグメントイエロー12、13、14、17、20、24、74、83、86、93、94、95、109、110、117、120、125、128、137、138、139、147、148、150、151、154、155、166、168、180、185、ピグメントオレンジ16、36、38、43、51、55、59、61、64、65、71、ピグメントレッド9、48、49、52、53、57、97、122、149、168、177、178、179、206、207、209、242、254、255、ピグメントバイオレット19、23、29、30、37、40、50、ピグメントブルー15、15:1、15:3、15:4、15:6、22、30、64、80、ピグメントグリーン7(塩素化フタロシアニングリーン)、36(臭素化フタロシアニングリーン)、ピグメントブラウン23、25、26、ピグメントブラック7(カーボンブラック)、26、27、28等、があげられる。顔料の具体例としては、LIONOL BLUE FG−7400G(東洋インキ製造社製 フタロシアニン顔料)、YELLOW PIGMENT E4GN(バイエル社製 ニッケル錯体アゾ顔料)、Cromophtal Pink PT(BASF社製 キナクリドン顔料)、ELFTEX 415(キャボット社製 カーボンブラック)、Fastogen Super Magenta RG(DIC社製 キナクリドン顔料)、YELLOW PIGMENT E4GN(ランクセス社製 ニッケル錯体アゾ顔料)、モナーク1000(キャボット社製 カーボンブラック)、FASTOGEN Super Magenta RG(大日本インキ社製 キナクリドン顔料)、イルガライトブルー8700(BASF社製 フタロシアニン顔料)、E4GN−GT(ランクセス社製 ニッケル錯体アゾ顔料)などが挙げられる。
顔料の配合量は、使用する顔料の種類等により任意に決定できるが、通常はインク中における含有量は0.1〜15重量%であり、好ましくは0.5〜10重量%である。顔料の平均粒子径は、50〜400nmが好ましく、より好ましくは80〜300nmである。平均粒子径はレーザー回折式粒度分布測定器を用いて平均粒子経(d50)を測定したものである。
インククジェット記録用インクは基材との密着性をもたせるためにバインダ樹脂を含有する。バインダ樹脂は通常のインクジェット記録用インクに普通に用いられているバインダ樹脂でよく、特には限定されないが、中でも、ポリエステル樹脂、アクリル樹脂、ウレタン樹脂、塩ビ酢ビ共重合樹脂のいずれかを含むことが、基材との密着性が向上するため好ましく、屋外掲示物等に使用される基材として使用されているポリ塩化ビニル系への密着性には塩ビ酢ビ共重合樹脂が特に好ましい。
塩ビ酢ビ樹脂はその重合方法により有機溶剤への溶解性は異なる。特に懸濁重合によって製造された塩ビ酢ビ共重合樹脂は、これら有機溶剤に対して溶解性が低下している。溶液重合によって製造された塩ビ酢ビ共重合樹脂は樹脂粒子に空隙があり有機溶剤を樹脂内部に浸透しやすく、ほぐれるように樹脂が溶解するため比較的弱い撹拌力でも容易に溶解させることができる。一方、懸濁重合の塩ビ酢ビ樹脂は溶液重合の塩ビ酢ビ樹脂に見られるような空隙はなく、樹脂表面から徐々に溶解するため、なかなか樹脂中心部に溶剤が浸透しない。よって、撹拌だけではなかなか溶解せず、逆に表面が柔らかくなった樹脂同士が合体し大きな塊になりやすい。又、懸濁重合で製造する際に用いられる分散剤は、例えば、ヒドロキシアルキルアルキルセルロースなどの水溶性セルロースエーテル、メチルセルロース、ヒドロキシエチルセルロース、ヒドロキシプロピルセルロースなどの水溶性セルロースエステル、部分ケン化ポリビニルアルコール、アクリル酸重合体、ゼラチンなどの水溶性ポリマーなどの水溶性樹脂が用いられることが一般的である。こうした樹脂は有機溶剤には溶解しづらく、添加量によっては残留して有機溶剤への塩ビ酢ビ共重合樹脂の溶解を妨げることもある。樹脂の未溶解成分はインキ中の顔料も取りこんでしまい、顔料分散性も損なわせてしまう。これら未溶解成分は柔らかい小さいゲルであるため変形しやすく、ろ材の隙間を通過してしまうため、ろ過で除去するのは極めて困難である。この溶解成分は、記録ヘッドで安定的な吐出性能を損なう原因となってしまう。地球環境の観点からは樹脂の重合方法は溶媒に有機溶剤を用いる溶液重合よりも水を用いる懸濁重合の方が優れており、地球環境保護の観点から溶液重合の樹脂は製造中止となる場合もある。塩ビ酢ビ共重合樹脂の溶液重合で製造された具体例としてはダウケミカルズ社製のユーカーソリューションビニル樹脂VYHD、VYHH、VMCA等が挙げられる。また、塩ビ酢ビ共重合樹脂の懸濁重合で製造された具体例としては、日信化学社製ソルバインCL(懸濁重合)等が挙げられる。塩ビ酢ビ共重合樹脂の分子量は30000以下が好ましい。分子量が30000以下のものをバインダ樹脂として使用したインクは、好適にインクジェットヘッドから吐出でき、ポリ塩化ビニルの基材に好適に記録ができる。
上記以外の樹脂としては、例えば、エポキシ樹脂、フェノール樹脂、ノボラック樹脂、ロジン変性フェノール樹脂、メラミン、ベンゾグアナミン等のアミノ樹脂、ポリアミド樹脂、セルロースジアセテート、セルローストリアセテート、ニトロセルロース、硝酸セルロース、プロピオン酸セルロース、セルロースアセテートブチレート等のセルロースエステル樹脂、メチルセルロース、エチルセルロース、ベンジルセルロース、トリチルセルロース、シアンエチルセルロース、カルボキシメチルセルロース、カルボシキエチルセルロース、アミノエチルセルロース等のセルロースエーテル樹脂等を挙げることができる。又、これら樹脂は、併用して用いることができる。インク中におけるバインダ樹脂の含有量は、1〜20重量%が好ましく、特に1〜10重量%が好ましい。インク中におけるバインダ樹脂の含有量が1重量%より少ない場合は、基材との密着性が不足する可能性があり、20重量%より多い場合は、インク粘度が高くなり安定的な吐出性能が損なわれる可能性があり、好ましくない。
顔料分散剤としては、ポリアミド系樹脂、水酸基含有カルボン酸エステル、長鎖ポリアミノアマイドと高分子量酸エステルの塩、高分子量ポリカルボン酸の塩、長鎖ポリアミノアマイドと極性酸エステルの塩、高分子量不飽和酸エステル、変性ポリウレタン、変性ポリアクリレート、ポリエーテルエステル型アニオン系活性剤、ナフタレンスルホン酸ホルマリン縮合物塩、芳香族スルホン酸ホルマリン縮合物塩、ポリオキシエチレンアルキルリン酸エステル、ポリオキシエチレンノニルフェニルエーテル、ステアリルアミンアセテート等を用いることができる。
顔料分散剤の具体例としては、ルーブリゾール社製のソルスパーズ5000(フタロシアニンアンモニウム塩系)、13940(ポリエステルアミン系)、17000(脂肪酸アミン系)、24000(アポリアルキレンイミン系)、32000(ポリエステルポリアミド系)、味の素ファインテクノ社製のアジスパーPB821、PB822(塩基性分散剤)などが挙げられる。
バインダ樹脂を溶解する有機溶剤は、通常の溶剤系インキに用いられる有機溶剤を使用できる。
具体的にはメチルアルコール、エチルアルコール、n−プロピルアルコール、イソプロピルアルコール、n−ブチルアルコール、トリデシルアルコール、シクロヘキシルアルコール、2−メチルシクロヘキシルアルコール等のアルコール類。エチレングリコール、ジエチレングリコール、トリエチレングリコール、ポリエチレングリコール、プロピレングリコール、ジプロピレングリコール、グリセリン等のグリコール類。エチレングリコールモノメチルエーテル、エチレングリコールモノエチルエーテル、エチレングリコールモノブチルエーテル、エチレングリコールジエチルエーテル、エチレングリコールジメチルエーテル、ジエチレングリコールモノメチルエーテル、ジエチレングリコールモノエチルエーテル、ジエチレングリコールモノブチルエーテル、ジエチレングリコールエチルメチルエーテル、ジエチレングリコールジメチルエーテル、ジエチレングリコールジエチルエーテル、ジエチレングリコールジブチルエーテル、プロピレングリコールモノメチルエーテル、プロピレングリコールモノエチルエーテル、プロピレングリコールモノブチルエーテル、ジプロピレングリコールモノメチルエーテル、ジプロピレングリコールモノエチルエーテル、プロピレングリコールジメチルエーテル、ジプロピレングリコールジメチルエーテル、プロピレングリコールジエチルエーテル、ジプロピレングリコールジエチルエーテル、エチレングリコールモノメチルアセテート、エチレングリコールモノエチルアセテート、エチレングリコールモノブチルアセテート、ジエチレングリコールモノメチルアセテート、エチレングリコールモノメチルエーテルアセテート、エチレングリコールモノエチルエーテルアセテート、エチレングリコールモノブチルエーテルアセテート、プロピレングリコールモノメチルエーテルアセテート、プロピレングリコールモノエチルエーテルアセテート、ジエチレングリコールモノエチルアセテート、ジエチレングリコールモノブチルアセテート、トリエチレングリコールモノブチルエーテル等のグリコールエーテル類。酢酸エチル、酢酸イソプロピレン、酢酸n−ブチル、乳酸メチル、乳酸エチル、乳酸ブチル等のエステル類。アセトン、メチルエチルケトン、メチルイソブチルケトン、シクロヘキサノン、イソホロン、ジアセトンアルコール等のケトン類などが挙げられる。
その他にトルエン、キシレンなどの芳香族化合物、γ−ブチロラクトン、γ−バレロラクトンなどのラクトン系溶剤、N−メチル−2−ピロリドン、N−エチル−2−ピロリドン、アセトニトリルなどの含窒素化合物等が挙げられる。これらは、必要に応じて複数の溶剤を混合して用いることができる。これらは、記録媒体の基材に与える影響を考慮すると少ない方がよく、インク中における含有量は10重量%以下が好ましい。
又、本発明のインクジェット記録用インクは可塑剤、表面調整剤、紫外線防止剤、光安定化剤、酸化防止剤等の種々の添加剤を使用することができる。
以下にインクジェット記録用インクを製造する工程を説明する。まず、溶剤と顔料と顔料分散剤を攪拌し、顔料分散体を作る。溶剤とバインダ樹脂を顔料分散体に添加し、攪拌する。ここまでが前工程である。しかし、懸濁重合の塩ビ酢ビ共重合樹脂をバインダ樹脂として使う場合は、この状態ではまだ未溶解のゲル状物質が残っている。そこでさらに後工程を加える。すなわち、超音波照射装置を用いてゲル状物質を含むインクに超音波を照射する。すると、ゲル状物質が無くなったインク、すなわち溶剤にバインダ樹脂が溶解したインクを製造することができる。このようにしてインクジェット記録用インクを製造する。
上述の後工程では、未溶解のゲル状物質を無くす外力を加える工程に、ゲル状物質の架橋を解除する架橋解除手段として超音波照射装置を用いる。
超音波照射装置としては公知の物を用いることができ、超音波ホモジナイザーが好ましく、特に連続式超音波ホモジナイザーが好ましい。超音波の周波数は30kHz以下が好ましく、特に10〜30kHzが好ましい。30kHz以上では顔料分散が劣化するため好ましくない。振幅範囲としては20〜60μm、であることが好ましい。循環回数はゲル状の未溶解成分、及び、顔料を含んだゲル状の未溶解成分の量、大きさの影響を受けるが、1L/minで1〜10回が好ましい。
又、インクジェット記録用インクに用いられる懸濁重合により製造された塩ビ酢ビ樹脂には水溶性セルロースエーテル、水溶性セルロースエステル、水溶性ポリマーなどの水溶性樹脂等の水溶性の分散剤が微量に残留する。例えば製造工程の違いにより残留量は多少異なるが、重量比で50〜10000ppm程度残留する。よって、製造されるインクジェット記録用インクにもこれらが微量に含まれる。
又、このインクジェット記録用インクはインクジェットプリンタではインクカートリッジに格納された状態で使用される。図1を用いてインクカートリッジの説明をする。
図1は、本発明の好ましい実施形態に係るインクカートリッジの分解斜視図である。
インクカートリッジ1は、インクジェット記録用インクを内部に収容した可撓性のパウチ(インク袋)2と、該パウチ2を収容する上ケース3、下ケース4とを備えている。パウチ2内には、インクジェット記録用インクが格納されている。上ケース3としたケース4を嵌め合わせ、パウチ2を内部に格納する。パウチ2は、ガスバリヤー性の向上のためにアルミ箔を2枚のフィルム、例えば、外側をナイロンフィルム、内側をポリエチレンフィルムによって挟み込んだアルミラミネートフィルムを2枚重ね合わせ、周囲を熱溶着等によって接合することで構成されている。パウチ2の一端には、内部に収容されているインクを外部に排出するインク取出口5を備えている。パウチ2内のインクを外部に供給する為に下ケース4にはインク取出口5が露出する穴が設けられている。このインクカートリッジ1は、パウチ2にインクジェット記録用インクを充填し格納する工程と、そのパウチ2を上ケース3と下ケース4に格納する工程とを含む工程によって製造される。また、インクジェット記録用インクの充填は、真空槽の中でパウチ2の開口部からインクを入れ、脱気し、その開口部を封止する工程を含むことが好ましい。インクジェット記録用インクを収容する図1で示されるインクカートリッジ1は、本発明のインクカートリッジの好ましい実施形態であるが、本発明のインクカートリッジはこの形態のインクカートリッジに限られない。
以下、実施例をあげて本発明を具体的に説明するが、本発明は実施例に特に限定されるものではない。なお、実施例中、「部」は「重量部」を表す。インク製造工程は顔料、顔料分散剤、溶剤によって予め顔料分散体を作成し、溶剤及びバインダ樹脂を添加して作成する。
(実施例1)
表1にインクの組成をまとめる。インクは、合計が100部になるように顔料、顔料分散剤、溶剤、バインダ樹脂等を調製する。顔料分散体に溶剤及びバインダ樹脂を添加し、インダ樹脂を溶解させるため60℃に温めながら攪拌機を用いて1200rpmで4時間撹拌した。このインク製造工程終了後、連続式超音波分散機ULTRASONIC GENERATOR GSD1200AT(株式会社ギンセン社製)の超音波発生部(φ50)の先端に照射部ホルダーを取り付け、インク1L(リットル)を流量1L/minにて超音波発生部と貯蔵タンクを5分間循環させながら、周波数19.5kHz、振幅30μm、にて超音波を照射させた。
Figure 2011225818
(実施例2)
表2にインクの組成をまとめる。インクは、合計が100部になるように顔料、顔料分散剤、溶剤、バインダ樹脂等を調製する。顔料分散体に溶剤及びバインダ樹脂を添加し、バインダ樹脂を溶解させるため60℃に温めながら攪拌機を用いて1200rpmで4時間撹拌した。このインク製造工程終了後、連続式超音波分散機ULTRASONIC GENERATOR GSD1200AT(株式会社ギンセン社製)の超音波発生部(φ50)の先端に照射部ホルダーを取り付け、インク1L(リットル)を流量1L/minにて超音波発生部と貯蔵タンクを5分間循環させながら、周波数19.5kHz、振幅30μm、にて超音波エネルギーを照射させた。
Figure 2011225818
(比較例1)
実施例1のインク製造工程後の超音波ホモジナイザーによる処理を実施しなかった。
(比較例2)
実施例1のインク製造工程後の処理を超音波ホモジナイザーからビーズミル(アイメックス社 レディーミル)に変更した。1mmのジルコニアビーズにて2000rpmで1時間分散した。
(比較例3)
実施例2のバインダ樹脂を溶液重合によって製造された塩ビ酢ビ共重合樹脂に変更し、且つ、インク製造工程後の超音波ホモジナイザーによる処理を実施しなかった。
得られた実施例1、2及び比較例1〜3の各インクジェット記録用インクに対して、ゲル状の残渣物の確認、安定的な吐出性能、インクの保存安定性をそれぞれ下記の方法で試験、測定し、下記の基準で評価した。
<ゲル状の残渣物の確認>
2μmメッシュのガラスフィルタによるろ過後のフィルタ観察によるゲル状の未溶解成分の有無評価。結果は以下のように分類し、表中に示した。
○:ゲル状の未溶解成分が確認されない。
×:ゲル状の未溶解成分が確認された。
<安定的な吐出性能>
エスアイアイプリンテック社製508グレースケールヘッドによる連続吐出性能評価をした。1ドロップにて吐出速度6.8m/s、吐出周波数18.5kHz、2ドロップにて同速度、吐出周波数14.0kHzで30秒以上正常に連続吐出できたかどうかを評価した。例えば、吐出不良を起こした場合は正常に連続吐出できないとした。結果は以下のように分類し、表中に示した。
○:正常に連続吐出ができた。
×:正常に連続吐出できなかった。
<インクの保存安定性>
90℃×2週間保存後にインクの粘度、顔料の粒子径変化の少なくとも一方が±10%以上発生したかどうか評価した。インクの粘度はVISCOMETER TV−33にて測定した。インクの顔料の粒子径はレーザー回折式粒度分布測定器を用いて平均粒子経(d50)を測定した。結果は以下のように分類し、表中に示した。
○:粘度及び粒子径変化が±10%以下であった。
×:粘度及び粒子径変化が±10%以上であった。
評価結果は表3に示す通りであった。
Figure 2011225818
上述の実施例1〜実施例2、比較例1〜比較例3の結果を比較することにより、バインダ樹脂の重合方法が懸濁重合の場合は、インク製造工程後に超音波照射装置による超音波照射の処理をすることによって、溶剤にバインダ樹脂を良好に溶解させることができることが分かる。ゲル状成分が残らないインクを製造できる。またこのとき、ラクトン系溶剤の添加が無くとも、溶剤にバインダ樹脂を良好に溶解させることができることが分かる。また、比較例2では超音波照射後にビーズミルのメディア分散機を使用したが、この場合インク保存安定性が悪くなった。これは顔料がビーズミルによって粉砕されたためである。インク保存安定性を満足するためには、メディア分散機は使用できないことが分かる。
1 インクカートリッジ
2 パウチ
3 上ケース
4 下ケース
5 インク取出口

Claims (9)

  1. バインダ樹脂として塩ビ酢ビ共重合樹脂と溶剤を有するインクジェット記録用インクの製造方法において、
    前記塩ビ酢ビ共重合樹脂は懸濁重合によって製造されたものであり、
    前記インクジェット記録用インクに前記塩ビ酢ビ共重合樹脂の未溶解ゲル状成分が含まれる状態に一部溶解させるインク化前工程と、
    前記未溶解ゲル状成分を含む前記インクジェット記録用インクに外力を加えて前記ゲル状成分を前記溶剤に溶解させるゲル状成分溶解工程と、
    を有することを特徴とするインクジェット記録用インクの製造方法。
  2. 前記ゲル状成分溶解工程の前記外力は、音波照射装置による音波照射であることを特徴とする請求項1に記載のインクジェット記録用インクの製造方法。
  3. 前記ゲル状成分溶解工程の前記外力は、超音波照射装置による超音波照射であることを特徴とする請求項1に記載のインクジェット記録用インクの製造方法。
  4. 前記インク化前工程は、少なくとも前記溶剤と顔料と顔料分散剤と前記バインダ樹脂を攪拌機によって攪拌することで、前記懸濁重合によって製造された前記塩ビ酢ビ共重合樹脂を前記溶剤に一部溶解させることを特徴とする請求項1〜請求項3の何れか1項に記載のインクジェット記録用インクの製造方法。
  5. 前記塩ビ酢ビ共重合樹脂には水溶性樹脂が残留していることを特徴とする請求項1から請求項4の何れか1項に記載のインクジェット記録用インクの製造方法。
  6. バインダ樹脂として塩ビ酢ビ共重合樹脂と溶剤を有するインクジェット記録用インクにおいて、
    前記塩ビ酢ビ共重合樹脂は懸濁重合によって製造されたものであり、
    前記インクジェット記録用インクは、前記塩ビ酢ビ共重合樹脂の未溶解ゲル状成分が含まれる状態で超音波照射装置により超音波が照射され、前記ゲル状成分を前記溶剤に溶解させたものであることを特徴とするインクジェット記録用インク。
  7. 前記塩ビ酢ビ共重合樹脂には水溶性樹脂が残留していることを特徴とする請求項6に記載のインクジェット記録用インク。
  8. 請求項6または請求項7に記載のインクジェット記録用インクを格納したパウチと、前記パウチを格納するケースと、を有するインクカートリッジ。
  9. 請求項1から請求項5の何れか1項に記載のインクジェット記録用インクの製造方法によって製造されたインクジェット記録用インクをパウチに格納する工程と、
    前記パウチをケースに格納する工程と、を有するインクカートリッジの製造方法。
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