JP2011223558A - 映像信号処理装置およびアクティブシャッターメガネ - Google Patents

映像信号処理装置およびアクティブシャッターメガネ Download PDF

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Abstract

【課題】アクティブシャッターメガネを用いた立体視のための映像信号処理装置であって、映像の表示の態様を効果的に切り替えるための映像信号処理装置を提供すること。
【解決手段】映像信号処理装置10であって、アクティブシャッターメガネ107を用いて映像を立体視させるための立体映像信号を取得する映像信号取得部11と、立体映像信号を出力する出力部12と、映像信号処理装置10の外部からの情報の取得結果に基づいて、アクティブシャッターメガネ107が、アクティブシャッターメガネ107を介した立体視が可能な有効状態であるか否かを判定する判定部13と、判定部13による判定結果が、アクティブシャッターメガネ107が有効状態でないことを示す場合、出力部12を制御することで、出力部12からの出力信号を立体映像信号から、立体映像信号に関連する平面映像信号に切り替える制御部14とを備える。
【選択図】図2

Description

本発明は、立体映像信号を処理する映像信号処理装置に関し、特に、立体映像を構成する左右の映像信号を交互に出力し、この左右信号による映像を、アクティブシャッターメガネを用いて交互に左右眼にて視聴させる装置に用いられる映像信号処理装置に関する。
アクティブシャッターメガネ(「液晶シャッターメガネ」とも呼ばれる。以下、単に「メガネ」とも表記する。)を用いて立体視させる従来の立体表示装置についての技術は、例えば特許文献1に記載されている。
特許文献1に記載の技術によれば、立体映像の再生中に、アクティブシャッターメガネの電池残量が所定量を下回った場合に、ユーザがメガネをかけている状態で、当該ユーザに明確に電池切れを認識させる。
特開平9−90292号公報
ここで、テレビ等の立体映像表示装置により立体映像が表示されている期間に、メガネの電池切れ以外にも、例えばメガネが外れる等、メガネ側になんらかの状況変化が生じたことで、ユーザが意図しない状況で立体映像を視聴する場合がある。
具体的には、アクティブシャッターメガネは、立体映像表示装置から送信される赤外線による同期信号を受信し、制御用の電気信号に変換することで、シャッター制御を行う。
また、立体映像表示装置は、メガネが同期信号を受信しているかどうかを確認することなく、同期信号を送信しつつディスプレイに立体映像を表示する。従ってユーザが装着しているメガネが外れる等、ユーザがメガネをかけていない場合においても、ユーザがメガネをかけている場合と同じまま、ディスプレイに立体映像が表示される。
つまり、この場合、立体映像の表示が不要な期間においてもディスプレイに左眼用の映像と右眼用の映像とが交互に表示される状態が継続する、という本来的には無駄な処理が発生するとともに、ユーザにとっては表示内容の確認が困難な状況が発生する。
そこで本発明は、上記従来の課題を考慮し、アクティブシャッターメガネを用いた立体視のための映像信号処理装置であって、映像の表示態様の効果的な切り替えのための映像信号処理装置およびアクティブシャッターメガネを提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明の一態様に係る映像信号処理装置は、映像信号処理装置であって、アクティブシャッターメガネを用いて映像を立体視させるための立体映像信号を取得する映像信号取得部と、前記立体映像信号を出力する出力部と、前記映像信号処理装置の外部からの情報の取得結果に基づいて、前記アクティブシャッターメガネが、前記アクティブシャッターメガネを介した立体視が可能な有効状態であるか否かを判定する判定部と、前記判定部による判定結果が、前記アクティブシャッターメガネが前記有効状態でないことを示す場合、前記出力部を制御することで、前記出力部からの出力信号を前記立体映像信号から、前記立体映像信号に関連する平面映像信号に切り替える制御部とを備える。
この構成によれば、アクティブシャッターメガネが有効状態でない場合、立体映像信号に代えて平面映像信号が出力される。すなわち、立体映像の表示が不要な状況において、立体映像信号の出力のための処理が継続されるといった非効率的な状況の発生が抑制され、かつ、ユーザに対しては明瞭に視認できる態様で情報の表示が行われる。
従って、本態様の映像信号処理装置によれば、映像の表示態様の効果的な切り替えを行うことができる。
また、本発明の一態様に係る映像信号処理装置はさらに、前記映像信号処理装置の外部からの情報である、前記アクティブシャッターメガネからの所定の信号を受信可能な通信部を備え、前記判定部は、前記通信部が前記アクティブシャッターメガネからの所定の信号を受信しない場合、アクティブシャッターメガネが前記有効状態でないと判定するとしてもよい。
この構成によれば、例えば、アクティブシャッターメガネの電源がオンでない場合には、アクティブシャッターメガネから所定の信号が送信されないことにより、アクティブシャッターメガネは有効状態ではないと判定される。
また、例えば赤外線等の指向性の高い電磁波を用いた通信方式により所定の信号が伝送される場合を想定する。この場合、当該所定の信号が送信されているか否かに関わらず、アクティブシャッターメガネが、立体映像が表示される画面の方向に向いていない場合に、アクティブシャッターメガネは有効状態ではないと判定されるように、通信部を配置することが可能である。
このように、本態様の映像信号処理装置では、外部からの情報の取得結果である、アクティブシャッターメガネからの所定の信号の受信の有無により、アクティブシャッターメガネが有効状態であるか否かが的確に判断される。
また、本発明の一態様に係る映像信号処理装置において、前記判定部は、前記通信部が前記所定の信号を受信しない状態が所定の期間継続した場合、前記アクティブシャッターメガネが前記有効状態でないと判定するとしてもよい。
この構成によれば、例えば、所定の信号を受信しない期間の計測という簡易な処理により、アクティブシャッターメガネが有効状態にあるか否かの判定の精度を向上させることができる。
また、本発明の一態様に係る映像信号処理装置において、前記通信部は、前記アクティブシャッターメガネに問合せ信号を送信し、前記判定部は、当該問合せ信号への応答としての前記所定の信号を前記アクティブシャッターメガネから受信しない場合、前記アクティブシャッターメガネが前記有効状態でないと判定するとしてもよい。
この構成によれば、本態様の映像信号処理装置は、必要に応じてアクティブシャッターメガネに問合せることで、アクティブシャッターメガネが有効状態にあるか否かを確認することができる。その結果、例えば、立体映像表示と平面映像表示との効果的な切替に係る処理が効率化される。
また、本発明の一態様に係る映像信号処理装置はさらに、前記映像信号処理装置の外部からの情報である撮像データであって、前記出力部から出力された立体映像信号に基づく映像が表示されている画面の前方を撮像することで得られた撮像データを取得する撮像データ取得部を備え、前記判定部は、前記撮像データの解析結果に従って、前記アクティブシャッターメガネが前記有効状態であるか否かを判定するとしてもよい。
この構成によれば、例えば、アクティブシャッターメガネが、所定の信号を送信する機能を備えていない場合であっても、当該アクティブシャッターメガネが有効状態であるか否かを判定することができる。
また、本発明の一態様に係る映像信号処理装置において、前記制御部は、前記判定結果が、前記アクティブシャッターメガネが前記有効状態でないことを示す場合、前記出力部を制御することで、前記出力部からの出力信号を前記立体映像信号から、前記平面映像信号である、前記アクティブシャッターメガネが前記有効状態でないことに起因する状態の発生を示す情報を表示するための映像信号に切り替えるとしてもよい。
この構成によれば、例えば「有効な3Dメガネが確認できません」または「立体映像の表示ができません」等の、アクティブシャッターメガネが有効状態でないことに起因する状態の発生を示す文字情報、もしくは、同様の内容を示す画像等を出力することができる。また、これら情報は平面映像として表示されるため、アクティブシャッターメガネが有効状態でない場合において、ユーザに明確に視認させることができる。
また、本発明の一態様に係るアクティブシャッターメガネは、交互に表示される左眼用の映像と右眼用の映像との切り替えのタイミングに同期させてユーザの左眼および右眼の視界を交互に遮る動作を行うアクティブシャッターメガネであって、前記アクティブシャッターメガネが前記動作を行っている動作期間に、前記左眼用の映像および前記右眼用の映像の表示側の装置が受信可能な所定の信号を送信する通信部を備える。
この構成によれば、アクティブシャッターメガネから動作中であることを示す所定の信号を、映像の表示側の装置(再生装置または表示装置など)に送信することができる。つまり、当該所定の信号を受信可能な表示側の装置は、当該所定の信号を受信するか否かに応じて、本態様のアクティブシャッターメガネが有効状態であるか否かを判定することができる。
従って、本態様のアクティブシャッターメガネによれば、上記いずれかの態様の映像信号処理装置に、映像の表示態様の効果的な切り替えを行わせることができる。
また、本発明の一態様に係るアクティブシャッターメガネにおいて、前記通信部は、前記動作期間であって、かつ、前記表示側の装置から送信される問合せ信号を受信した場合に、前記問合せ信号への応答として前記所定の信号を送信するとしてもよい。
この構成によれば、本態様のアクティブシャッターメガネは、問合せがあった場合に、その応答として所定の信号を送信することができる。その結果、例えば、立体映像表示と平面映像表示との効果的な切替に係る処理が効率化される。
また、本発明の一態様に係るアクティブシャッターメガネはさらに、前記アクティブシャッターメガネが前記ユーザに装着されている装着状態であるか否かを検出する検出部を備え、前記通信部は、前記動作期間であって、かつ、前記検出部による検出結果が前記装着状態であることを示す場合、前記所定の信号を送信するとしてもよい。
この構成によれば、アクティブシャッターメガネは、動作期間であって、かつ、ユーザに装着されている期間にのみ、所定の信号を送信することができる。つまり、映像の表示側の装置に、アクティブシャッターメガネが有効状態であるか否かを精度よく判定させることができる。
また、本発明の一態様に係るアクティブシャッターメガネはさらに、前記アクティブシャッターメガネの傾き量であって、前記アクティブシャッターメガネの左右方向の、前記左眼用の映像と前記右眼用の映像とに基づく立体映像における左右方向に対する傾き量を検出する検出部を備え、前記通信部は、前記動作期間であって、かつ、前記検出部による検出結果に示される傾き量が所定の範囲内である場合、前記所定の信号を送信するとしてもよい。
この構成によれば、例えば、ユーザがアクティブシャッターメガネを装着したまま横になった場合など、アクティブシャッターメガネが正常に動作中であっても、左右の視差を利用した立体映像が正常に視認されない場合には、所定の信号の送信を停止することができる。つまり、映像の表示側の装置に、アクティブシャッターメガネが有効状態であるか否かを精度よく判定させることができる。
また、本発明は、上記いずれかの態様に係る映像信号処理装置が実行する特徴的な処理を含む映像信号処理方法として実現することもできる。また、当該映像信号処理方法が含む各処理をコンピュータに実行させるためのプログラムとして実現すること、および、そのプログラムが記録された記録媒体として実現することもできる。そして、そのプログラムをインターネット等の伝送媒体又はDVD等の記録媒体を介して配信することもできる。
また、本発明は、上記いずれかの態様に係る映像信号処理装置の構成の一部または全部を含む集積回路として実現することもできる。
また、本発明は、上記いずれかの態様に係るアクティブシャッターメガネが実行する特徴的な処理を含む、アクティブシャッターメガネの制御方法として実現することもできる。また、当該制御方法が含む各処理をコンピュータに実行させるためのプログラムとして実現すること、および、そのプログラムが記録された記録媒体として実現することもできる。そして、そのプログラムをインターネット等の伝送媒体又はDVD等の記録媒体を介して配信することもできる。
また、本発明は、上記いずれかの態様に係るアクティブシャッターメガネの構成の一部または全部を含む集積回路として実現することもできる。
本発明は、アクティブシャッターメガネを利用した立体視のための映像信号処理装置であって、映像の表示態様の効果的な切り替えのための映像信号処理装置およびアクティブシャッターメガネを提供できる。
実施の形態1における映像表示システムの構成概要を示す図である。 実施の形態1における立体映像表示装置の基本的な機能構成を示すブロック図である。 実施の形態1における立体映像再生装置の基本的なハードウェア構成を示す図である。 実施の形態1における立体映像表示装置の基本的なハードウェア構成を示す図である。 実施の形態1におけるアクティブシャッターメガネの基本的なハードウェア構成を示す図である。 実施の形態1における立体映像表示装置による処理の流れの第1の例を示すフローチャートである。 実施の形態1における立体映像表示装置による処理の流れの第2の例を示すフローチャートである。 実施の形態1における立体映像表示装置が行う、映像の表示態様の切り替えに関する処理の流れの一例を示すフローチャートである。 実施の形態1における立体映像再生装置が行う、映像の表示態様の切り替えに関する処理の流れの一例を示すフローチャートである。 実施の形態1における立体映像表示装置による処理の流れの第3の例を示すフローチャートである。 実施の形態2における映像表示システム構成概要を示す図である。 実施の形態2における立体映像再生装置の基本的な機能構成を示すブロック図である。 実施の形態2における立体映像再生装置の基本的なハードウェア構成を示す図である。 実施の形態2における立体映像表示装置の基本的なハードウェア構成を示す図である。 実施の形態2における立体映像再生装置による処理の流れの一例を示すフローチャートである。 実施の形態1および2における映像信号処理装置の機能的な構成の一例を示すブロック図である。 実施の形態1および2における映像信号処理装置の機能的な構成の別の一例を示すブロック図である。 実施の形態1および2におけるアクティブシャッターメガネの機能的な構成の別の一例を示すブロック図である。
以下に、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。
(実施の形態1)
以下、実施の形態1における映像信号処理装置を含む映像表示システムについて、図を用いて説明する。
図1は、実施の形態1における映像表示システム100の構成概要を示す図である。
図1に示すように、映像表示システム100において、立体映像再生装置101には、立体映像を表示するための立体映像表示装置102、サーバ103、光ディスク104、アンテナ105、およびメモリカード106が接続されている。
サーバ103は、立体映像ストリームが蓄積されているストレージサーバである。立体映像再生装置101とサーバ103とはインターネットなどの通信ネットワークを介して接続されている。サーバ103は、立体映像再生装置101からの要求により、立体映像再生装置101に対して立体映像ストリームを送信することができる。
光ディスク104は、立体映像ストリームが蓄積された記録メディアであり、立体映像再生装置101に挿入することが可能である。立体映像再生装置101は、ディスクドライブを介して光ディスク104に記録された立体映像ストリームを読み出すことが可能である。
アンテナ105は、放送局の放送装置から送出された立体映像ストリームを含む放送波を受信するための装置である。放送波はチューナーにより復調され、復調により得られる立体映像ストリームが立体映像再生装置101に供給される。
メモリカード106は、立体映像ストリームを蓄積した半導体メモリ、または半導体メモリを搭載した記録媒体である。メモリカード106は、立体映像再生装置101に挿入可能である。立体映像再生装置101は、メモリカード106に蓄積された映像ストリームを、メモリデバイスインタフェースを介して読み出すことができる。
立体映像再生装置101は、基本的な動作として、これらサーバ103等から取得した立体映像ストリームを復号し、復号により得られる立体映像信号を立体映像表示装置102に送信する。
また、ユーザは、立体映像表示装置102に表示された映像をアクティブシャッターメガネ107を介して見ることで、立体映像を視認することができる。
図2は、実施の形態1における立体映像表示装置102の基本的な機能構成を示すブロック図である。
図2に示すように、実施の形態1では、立体映像表示装置102に映像信号処理装置10が備えられている。
具体的には、立体映像表示装置102では、映像信号処理装置10から出力される立体映像信号または平面映像信号に基づく映像がディスプレイ306に表示される。
また、映像信号処理装置10は、映像信号取得部11と、出力部12と、判定部13と、制御部14とを備える。
映像信号取得部11は、アクティブシャッターメガネ107を用いて映像を立体視させるための立体映像信号を取得する。出力部12は、立体映像信号を出力する。
判定部13は、映像信号処理装置10の外部からの情報の取得結果に基づいて、アクティブシャッターメガネ107が有効状態であるか否かを判定する。なお、“有効状態”とは、アクティブシャッターメガネ107が、アクティブシャッターメガネ107を介した立体視が可能な状態を指す。
制御部14は、判定部13による判定結果が、アクティブシャッターメガネ107が有効状態でないことを示す場合、出力部12を制御することで、出力部12からの出力信号を立体映像信号から、当該立体映像信号に関連する平面映像信号に切り替える。
つまり、映像信号処理装置10は、基本的な動作として、立体映像再生装置101から取得した立体映像信号を出力する。映像信号処理装置10はさらに、アクティブシャッターメガネ107が有効状態でない場合、立体映像信号から、例えば、当該立体映像信号の一部から生成される平面映像信号、または、アクティブシャッターメガネ107が有効状態ではないことを報知するための情報等を示す平面映像信号に切り替える。
その結果、立体映像表示装置102のディスプレイ306における表示態様が立体映像表示から平面映像表示に切り替わる。
なお、映像信号処理装置10を構成する複数の機能ブロックの一部または全部を、1つの集積回路として実現することもできる。
以上説明したような基本的な動作を行う、立体映像再生装置101、立体映像表示装置102、およびアクティブシャッターメガネ107のハードウェア構成を、図3〜図5を用いて説明する。
図3は、実施の形態1における立体映像再生装置101の基本的なハードウェア構成を示す図である。
立体映像再生装置101は、図3に示すように、ディスクドライブ201、チューナー202、ネットワーク通信インタフェース203、メモリデバイスインタフェース204、データ伝送インタフェース205、バッファメモリ206、HD(Hard Disk)ドライブ207、フラッシュメモリ209、通信インタフェース210およびシステムコントローラ208を備える。以下、各々の構成要素による基本的な処理内容を説明する。
ディスクドライブ201は、光ピックアップなどを有し、光ディスク104から立体映像ストリームを読み出す。ディスクドライブ201は、システムコントローラ208と接続されており、システムコントローラ208からの制御に応じて、光ディスク104から読み出した立体映像ストリームをシステムコントローラ208へ送信する。
チューナー202は、アンテナ105で受信した放送波を復調し、放送波に含まれる立体映像ストリームをシステムコントローラ208へ送信する。
ネットワーク通信インタフェース203は、インターネットなどの通信ネットワークを介してサーバ103から送信された立体映像ストリームを受信し、システムコントローラ208へ送信する。
メモリデバイスインタフェース204は、立体映像再生装置101に挿入されたメモリカード106から蓄積されたデータを読み出すためのインタフェースである。メモリデバイスインタフェース204は、システムコントローラ208からの制御に応じて、メモリカード106から読み出した立体映像ストリームをシステムコントローラ208へ送信する。
HDドライブ207は、磁気ディスクなどを有する記録装置であり、記録された立体映像ストリームをシステムコントローラ208へ送信する。
データ伝送インタフェース205は、立体映像表示装置102に表示させる映像を示す映像信号を、立体映像表示装置102へ送信するためのインタフェースである。また、データ伝送インタフェース205は、立体映像再生装置101と立体映像表示装置102との間での通信を可能とするインタフェースである。
従って、システムコントローラ208は、データ伝送インタフェース205を介して、立体映像表示装置102を制御することが可能である。なお、データ伝送インタフェース205は、立体映像表示装置102へ映像信号を送信可能であれば、特定の構成に限定されない。
バッファメモリ206は、システムコントローラ208がデータ処理および制御を行う際のワークメモリとして機能する。バッファメモリ206は、例えばDRAMやSRAMで実現できる。
フラッシュメモリ209は、立体映像再生装置101の固有情報の保持用、および、立体映像再生装置101の状態記憶用のメモリとして用いられる。
通信インタフェース210は、立体映像再生装置101に付属するリモートコントローラからの制御信号を受信する。例えば、赤外線やBluetoothなどの通信規格に準じたインタフェースで実現できる。
システムコントローラ208は、立体映像再生装置101における各種のデータ処理および各部の制御を行うコントローラである。システムコントローラ208は、例えばマイクロプロセッサおよびハードワイヤード回路などで実現できる。
システムコントローラ208の内部には、CPU211、ストリームコントローラ212、デコーダ213、AV入出力回路214、システムバス215、およびメモリコントローラ216が実装されている。
CPU211は、システムコントローラ208が行うべき各種のデータ処理と各部の制御とを行う。システムコントローラ208内の各部は、CPU211の制御により動作する。
また、CPU211は、立体映像再生装置101に接続された外部の装置との通信も行う。CPU211は、例えば、データ伝送インタフェース205を介して立体映像表示装置102との通信を行う。
また、CPU211は、ディスクドライブ201、チューナー202、ネットワーク通信インタフェース203、およびメモリデバイスインタフェース204を制御し、光ディスク104、アンテナ105、メモリカード106、およびサーバ103から立体映像ストリームを取得する。
ストリームコントローラ212は、ディスクドライブ201、チューナー202、ネットワーク通信インタフェース203、メモリデバイスインタフェース204、およびHDドライブ207から転送される立体映像ストリームを、システムバス215に接続された各部へ転送する。例えば、ネットワーク通信インタフェース203から転送される立体映像ストリームをバッファメモリ206へ転送する。
メモリコントローラ216は、システムバス215に接続された各部から転送されるデータを、バッファメモリ206またはフラッシュメモリ209に書き込む。また、メモリコントローラ216は、バッファメモリ206またはフラッシュメモリ209に記録されたデータを、システムバス215に接続された各部へ転送する。
デコーダ213は、立体映像ストリームを復号し、立体映像表示装置102に表示させる映像を生成する。
AV入出力回路214は、立体映像表示装置102に表示させる映像に、字幕などの副映像を重畳する。これにより、データ伝送インタフェース205を介して立体映像表示装置102に送信される立体映像信号または平面映像信号が生成される。
図4は、実施の形態1における立体映像表示装置102の基本的なハードウェア構成を示す図である。
立体映像表示装置102は、液晶ディスプレイ、プラズマディスプレイ、または、有機ELディスプレイ等であるディスプレイ306を備え、映像を表示する装置である。
立体映像表示装置102は、立体映像再生装置101から送信された映像信号に示される映像を表示可能である。立体映像表示装置102は、通信インタフェース303によりアクティブシャッターメガネ107と通信することができる。
具体的には、立体映像表示装置102は、図4に示すように、データ伝送インタフェース301、コントローラ302、メモリインタフェース304、通信インタフェース303、メモリ305、およびディスプレイ306を備える。
データ伝送インタフェース301は、立体映像再生装置101とデータの送受信を行うためのインタフェースである。データ伝送インタフェース301は、例えばHDMI(High−Definition Multimedia Interface)コネクタなどで実現できる。
なお、データ伝送インタフェース301は、図2に示す映像信号取得部11による処理を実現する構成要素の一例である。
コントローラ302は、立体映像表示装置102と立体映像再生装置101との間のデータの送受信の制御、通信インタフェース303を介した通信、メモリ305に格納された立体映像信号の処理、およびディスプレイ306への出画制御などを行う。コントローラ302は、例えばマイクロプロセッサなどで実現できる。
なお、コントローラ302は、図2に示す出力部12、判定部13および制御部14による処理を実現する構成要素の一例である。
通信インタフェース303は、アクティブシャッターメガネ107と通信を行うためのインタフェースである。通信インタフェース303は、例えば赤外線通信またはBluetoothなどの通信規格に準じたインタフェースで実現できる。
具体的には、通信インタフェース303は、コントローラ302の制御に応じて、アクティブシャッターメガネ107に同期信号を送信する。この同期信号により、ディスプレイ306に交互に表示される左眼用映像と右眼用映像との切り替えのタイミングと、アクティブシャッターメガネ107における、ユーザの左眼および右眼の視界を交互に遮るタイミングとが同期される。その結果、当該ユーザは立体映像を視認することができる。
また、本実施の形態では、通信インタフェース303は、アクティブシャッターメガネ107からの所定の信号を受信することができる。コントローラ302は、通信インタフェース303がアクティブシャッターメガネ107からの所定の信号を受信するか否かに応じて、アクティブシャッターメガネ107が有効状態であるか否かを判定することができる。
なお、通信インタフェース303は、立体映像表示装置102に付属するリモートコントローラからの信号も受信することができる。
図5は、実施の形態1におけるアクティブシャッターメガネ107の基本的なハードウェア構成を示す図である。
アクティブシャッターメガネ107は、図5に示すように、通信インタフェース401、システムコントローラ403、アクティブシャッタードライブ回路404、およびアクティブシャッター405を備える。
通信インタフェース401は、映像の表示側の装置とデータ通信を行うためのインタフェースである。通信インタフェース401は、例えば赤外線やBluetoothなどの通信規格に準じたインタフェースで実現できる。
本実施の形態では、通信インタフェース401は、立体映像表示装置102とデータ通信を行う。具体的には、通信インタフェース401は、立体映像表示装置102から同期信号を受信することができ、かつ、アクティブシャッターメガネ107が下記の液晶シャッターの開閉動作を行っている動作期間に、立体映像表示装置102が受信可能な所定の信号を送信することができる。
アクティブシャッター405は、ユーザの左右何れかまたは両方の視界を遮る装置である。アクティブシャッター405は、例えば液晶シャッターなどで実現できる。
システムコントローラ403は、通信インタフェース401を用いて立体映像表示装置102と通信を行う。また、システムコントローラ403は、立体映像表示装置102から送信される同期信号に従いアクティブシャッタードライブ回路404を介してアクティブシャッター405の開閉制御を行う。システムコントローラ403は、例えばマイクロプロセッサなどで実現できる。
以上説明した構成を有する映像表示システム100による基本的な処理の流れを以下に説明する。
立体映像再生装置101は、立体映像表示装置102との接続時に、立体映像表示装置102から、立体映像表示可否情報、および、表示可能な画面サイズなどの情報を取得する。立体映像再生装置101は取得した情報をバッファメモリ206に格納する。
システムコントローラ208は、例えば、ディスクドライブ201に挿入された光ディスク104から読み出した立体映像ストリームを、システムバス215を経由してメモリコントローラ216へ転送する。
メモリコントローラ216は転送された立体映像ストリームをバッファメモリ206へ格納する。システムコントローラ208は、バッファメモリ206からデコーダ213へ、立体映像ストリームを転送する。また、デコーダ213からバッファメモリ206へ、復号された立体映像信号を転送する。
これにより立体映像表示装置102に表示させる立体映像信号がバッファメモリ206に格納される。立体映像信号には、ユーザの左眼のみに投影する映像信号と、右眼のみに投影する映像信号が含まれる。
立体映像再生装置101は、立体映像表示装置102との接続時に取得した立体映像表示可否情報が、立体映像の表示が可能であることを示す場合、すべての立体映像信号を、データ伝送インタフェース205を経由して、立体映像表示装置102へ送信する。
立体映像表示装置102のコントローラ302は、データ伝送インタフェース301が立体映像再生装置101から受信した立体映像信号を、メモリインタフェース304へ転送する。
メモリインタフェース304は、転送された立体映像信号をメモリ305に格納する。これにより、メモリ305には、当該立体映像信号に示される左眼用映像と右眼用映像とが格納される。
コントローラ302は、ユーザによるディスプレイ306の表示設定に従い、データ転送を行う。具体的には、立体映像表示設定が有効である場合は、コントローラ302は、メモリ305に格納された、左眼用映像および右眼用映像のすべてを、ディスプレイ306へ転送する。
同時に、コントローラ302は、通信インタフェース303を経由して、アクティブシャッターメガネ107に対して、ユーザの左眼に投影すべき映像(左眼用映像)をディスプレイ306に表示している場合には、右眼の視界を遮るように要求し、また、ユーザの右眼に投影すべき映像(右眼用映像)をディスプレイ306に表示している場合には、左眼視野を遮るように要求する。
つまり、当該要求を示す同期信号が通信インタフェース303からアクティブシャッターメガネ107に送信される。
なお、立体映像表示設定が有効か否かについては、ユーザによるディスプレイ306の表示設定に依存しなくてもよい。例えば、立体映像再生装置101からの要求に基づいて、立体映像表示装置102における立体映像表示設定が有効か否かを判定してもよい。
アクティブシャッターメガネ107のシステムコントローラ403は、通信インタフェース401を経由して、立体映像表示装置102から、ユーザの左眼または右眼、もしくは双方の視界を遮断する要求を示す同期信号を受信する。システムコントローラ403は、その同期信号に従い、アクティブシャッタードライブ回路404を制御し、右眼用および左眼用のそれぞれのアクティブシャッター405の開閉を行う。
一連の動作により、アクティブシャッターメガネ107を装着したユーザは、左眼および右眼の視差の分だけ異なった左眼用映像と右眼用映像とを、左眼と右眼とでほぼ同時に見ることにより、立体映像を視認することができる。
ここで、ユーザがアクティブシャッターメガネ107を装着してない場合など、立体映像表示装置102のディスプレイ306が立体映像を表示しているにも関わらず、ユーザの左眼または右眼の視界を適切なタイミングで遮る事が不可能な状態を想定する。
この場合、ユーザは左眼または右眼のみに投影されるべき映像を左右双方の眼で視認する事となり、結果として明瞭な映像を視認することができないという問題が発生する。
実施の形態1における映像表示システム100は、このような問題の発生を抑制することができる。
当該問題の発生を抑制するための立体映像表示装置102による具体的な処理内容を、図6を用いて説明する。
図6は、実施の形態1における立体映像表示装置102による処理の流れの第1の例を示すフローチャートである。
立体映像表示装置102は、通信インタフェース303を介して、有効なアクティブシャッターメガネ107の存在の有無を判定する。例えば、1つのアクティブシャッターメガネ107のみが判定対象である場合、このアクティブシャッターメガネ107が有効状態であるか否かを判定する(S501)。
本実施の形態では、立体映像表示装置102のコントローラ302は、アクティブシャッターメガネ107の通信インタフェース401から赤外線等の片方向通信によって一定期間毎に送信される所定の信号を、通信インタフェース303が当該一定期間毎に受信するか否かによって、当該アクティブシャッターメガネ107が有効状態であるか否かを判定する。
例えば、コントローラ302は、通信インタフェース303が所定の信号を受信しない状態が所定の期間継続した場合、アクティブシャッターメガネ107が有効状態でないと判定する。
つまり、アクティブシャッターメガネ107の電源がオフの場合、または、アクティブシャッターメガネ107が画面(ディスプレイ306)の方を向いておらず、赤外線により伝送される所定の信号が通信インタフェース303に到達しない場合などは、アクティブシャッターメガネ107は有効状態でないと判定される。
なお、当該判定の手法は上記手法に限定されない。例えば、立体映像表示装置102の通信インタフェース303およびアクティブシャッターメガネ107の通信インタフェース401としてBluetoothなどの双方向通信装置を採用した場合を想定する。
この場合、通信インタフェース303から通信インタフェース401に問合せ信号を送信することで、通信インタフェース401に当該問合せ信号への応答としての所定の信号を返信させることができる。
つまり、立体映像表示装置102は、必要に応じたタイミングでアクティブシャッターメガネ107に問い合わせを行い、当該問い合わせに対する応答がない場合に、アクティブシャッターメガネ107が有効状態でないと判定することができる。
立体映像表示装置102は、有効状態であるアクティブシャッターメガネ107(以下、単に「有効なアクティブシャッターメガネ107」とも表記する。)の存在が確認できた場合(S501でY)、立体映像表示を継続する(S505)。存在が確認できない場合(S501でN)、コントローラ302は、ディスプレイ306の表示更新周期(図では“Fs”と表記)を0.5倍に変更する(S502)。
例えば、一秒あたり24コマの映画コンテンツをディスプレイ306に表示している場合は、左眼用映像と右眼用映像とを一秒あたり24回ずつ交互に表示する必要がある。そのため、ディスプレイ306の表示更新周期は48Hzである。しかし、有効なアクティブシャッターメガネ107が検知できない場合、コントローラ302は、当該表示更新周期を24Hzに変更する。
同時に、コントローラ302は、メモリ305に格納された左眼用映像と右眼用映像の内、左眼用映像または右眼用映像のみをディスプレイ306へ転送する制御を行う(S503)。
これにより、ユーザは、左眼用映像のみ、または右眼用映像のみの平面(2D)映像を、アクティブシャッターメガネ107を装着しない場合と同様に、左右双方の眼で視聴することができる(S504)。
つまり、ユーザが意図するか意図しないかに関わらず、例えばユーザからアクティブシャッターメガネ107が外されたことで、アクティブシャッターメガネ107から赤外線により送信される所定の信号を、立体映像表示装置102の通信インタフェース303が受信しない場合、ディスプレイ306における映像の表示態様が立体から平面に切り替えられる。
また、例えば、アクティブシャッターメガネ107が電池切れにより、アクティブシャッター405が開閉動作を停止した場合も、同様である。つまり、立体映像表示装置102の通信インタフェース303がアクティブシャッターメガネ107からの所定の信号を受信しないため、ディスプレイ306では立体映像の表示から平面映像の表示に切り替えられる。
なお、アクティブシャッターメガネ107は、有効状態か否かに関与する情報を検出する検出部を備え、検出部の検出結果に応じて所定の信号を送信するか否かを決定してもよい。このような検出部については、図16を用いて後述する。
図7は、実施の形態1における立体映像表示装置102による処理の流れの第2の例を示すフローチャートである。
なお、図7におけるS501からS504までの各処理内容は、図6で説明した内容と同様である。
ここで、ユーザのアクティブシャッターメガネ107の装着忘れ、または、ユーザの意図しないアクティブシャッターメガネ107の電池切れなどに起因して、アクティブシャッターメガネ107が有効ではないと判定されることが考えられる。
そこで、平面映像表示への切り替え(S504)以降に、コントローラ302は、ディスプレイ306に表示している映像に、アクティブシャッターメガネ107が有効状態でないことに起因する状態の発生を示す警告メッセージを重ねて表示(S601)する。
なお、当該警告メッセージは、当該立体映像信号に関連する平面映像信号に基づく映像の一例であり、例えば制御部14として機能するコントローラ302によって生成される。また、当該警告メッセージの内容としては、「有効なアクティブシャッターメガネが確認できません」、「3D映像の表示を停止しました」などの文字情報が例示される。
また、コントローラ302は、ディスプレイ306における平面映像(警告メッセージを除く)の表示を停止させる(S602)。
また、警告メッセージが表示されてから所定の期間が経過した場合に、警告メッセージを含む平面映像の表示を停止してもよい。
また、コントローラ302は、表示映像のソース機器である立体映像再生装置101に、立体映像信号の転送の停止を指示することで、ディスプレイ306における映像の表示を停止してもよい。
例えば、立体映像表示装置102は、データ伝送インタフェース301を経由して、立体映像再生装置101に再生の一時停止を要求する。一時停止要求を受信した立体映像再生装置101のシステムコントローラ208は、立体映像ストリームの送信元からメモリコントローラ216への立体映像ストリームの転送を中断する。
システムコントローラ208はさらに、メモリコントローラ216からデコーダ213への立体映像ストリームの転送を中断する、または、メモリコントローラ216からデータ伝送インタフェース205への立体映像信号の転送を中断する。
これにより、ディスプレイ306における、警告メッセージ以外の映像の表示が停止される。
また、警告メッセージが立体映像再生装置101によって生成されてもよい。
具体的には、平面映像表示への切り替え(S504)のあと、立体映像表示装置102は、データ伝送インタフェース301を経由して、立体映像再生装置101に再生の一時停止を要求する。この一時停止要求を受信した立体映像再生装置101は、バッファメモリ206に格納している立体映像に、アクティブシャッターメガネ107が有効状態でないことに起因する状態の発生を示す警告メッセージが重ねて表示されるように立体映像信号を生成する(S601)。
この場合、立体映像表示装置102は、警告メッセージを含む立体映像信号を受信し、当該立体映像信号に示される左眼用映像または右眼用映像の一方のみをディスプレイ306に表示する。つまり、警告メッセージを含む平面映像がディスプレイ306に表示される。
その後、例えば、所定の期間の経過後、システムコントローラ208は、立体映像ストリームの送信元からメモリコントローラ216への立体映像ストリームの転送を中断し、かつ、メモリコントローラ216からデコーダ213への立体映像ストリームの転送、または、メモリコントローラ216からデータ伝送インタフェース205への立体映像信号の転送を中断してもよい。
この場合、ディスプレイ306では、警告メッセージを含む映像表示の全てが停止される。
なお、アクティブシャッターメガネ107が有効状態でないことに起因する状態の発生を示す警告は、立体映像信号の一部から生成される平面映像に重ねて表示する以外の方法でユーザに報知されてもよい。例えば、図示されていないが、立体映像再生装置101または立体映像表示装置102が有する表示灯の明滅、または、スピーカーからの音声などにより当該警告をユーザに報知してもよい。
また、有効なアクティブシャッターメガネ107が確認できない場合に、立体映像表示から平面映像表示に切り替えるための手法は、図6および図7に示される手法に限定されない。
例えば、図8Aまたは図8Bに示す処理の流れにより、立体映像表示から平面映像表示に切り替えてもよい。
図8Aは、実施の形態1における立体映像表示装置102が行う、映像の表示態様の切り替えに関する処理の流れの一例を示すフローチャートである。
図8Bは、実施の形態1における立体映像再生装置101が行う、映像の表示態様の切り替えに関する処理の流れの一例を示すフローチャートである。
図8Aに示すように、立体映像表示装置102のコントローラ302は、アクティブシャッターメガネ107が有効か否かの判定処理(S501)の結果、有効なアクティブシャッターメガネ107が確認できた場合(S501でY)、立体映像表示を継続させる(S505)。ここまでは、図6で説明した内容と同様である。
また、立体映像表示装置102のコントローラ302は、有効なアクティブシャッターメガネ107の存在が確認できない場合(S501でN)、データ伝送インタフェース301を一度切断状態にした後、再度接続状態にする制御を行う(S702)。
また、立体映像表示装置102が立体映像再生装置101に再接続した場合、立体映像再生装置101は、立体映像表示装置102に対して、立体映像表示可否情報を要求する。立体映像表示装置102は、当該要求に対し、立体映像表示が不可であることを示す情報を応答する。
その結果、当該再接続の後に、図8Bに示すように、立体映像再生装置101は、立体映像表示装置102から当該情報を取得する(S704)。
立体映像再生装置101のシステムコントローラ208は、データ伝送インタフェース205から平面映像信号を送信する(S705)。具体的には、システムコントローラ208は、デコーダ213に対して、立体映像ストリームから左眼用映像または右眼用映像のみを復号するよう設定変更する。
または、システムコントローラ208は、デコーダ213が左右双方の映像を復号する設定は変更せず、左右双方の映像が格納されているバッファメモリ206からデータ伝送インタフェース205へのデータ転送設定を、右眼用映像のみ、または左眼用映像のみを転送するように変更する。
これにより、ユーザは、左眼用映像のみ、または右眼用映像のみの平面(2D)映像を、アクティブシャッターメガネ107を装着しない場合と同様に、左右双方の眼で視聴することができる。
また、有効なアクティブシャッターメガネ107が確認できない場合における、立体映像表示から平面映像表示への切り替えは、図9に示す処理の流れにより実行されてもよい
図9は、実施の形態1における立体映像表示装置102による処理の流れの第3の例を示すフローチャートである。
図9に示すように、立体映像表示装置102のコントローラ302は、アクティブシャッターメガネ107が有効か否かの判定処理(S501)の結果、有効なアクティブシャッターメガネ107が確認できた場合(S501でY)、立体映像表示を継続させる(S505)。ここまでは、図6で説明した内容と同様である。
また、立体映像表示装置102のコントローラ302は、有効なアクティブシャッターメガネ107の存在が確認できない場合(S501でN)、メモリ305に格納された左眼用映像と右眼用映像の内、左眼用映像のみ、または右眼用映像のみ2回ずつ繰り返してディスプレイ306へ転送する制御を行う(S903)。
例えば、一秒あたり24コマの映画コンテンツを再生している場合には、左眼用映像と右眼用映像とを一秒あたり24回ずつ表示する必要がある。そのため、立体映像表示が行われる場合、メモリ305に格納された左眼用映像(L1、L2、L3、...)と右眼用映像(R1、R2、R3、...)とが、L1、R1、L2、R2、...というように転送される。
しかし、有効なアクティブシャッターメガネ107が確認さない場合、左眼用映像のみが、L1、L1、L2、L2、L3、...という順序で転送されるための制御、または、または右眼用映像のみが、R1、R1、R2、R2、R3、R3、...という順序で転送されるための制御に変更される。
これにより、ユーザは、左眼用映像のみ、または右眼用映像のみの平面(2D)映像を、アクティブシャッターメガネ107を装着しない場合と同様に、左右双方の眼で視聴することができる(S904)。
なお、この後、図9に示すように、警告の表示(S601)と映像の表示の停止(S602)とが実行されてもよい。すなわち、図7に示す内容と同様に、アクティブシャッターメガネ107が有効状態でないことに起因する状態の発生を示す警告メッセージの表示(S601)と、警告メッセージ以外の平面映像、または、警告メッセージを含む平面映像の表示の停止(S602)とが実行されてもよい。
(実施の形態2)
以下、実施の形態2における立体映像再生装置801および立体映像表示装置802を備える映像表示システム800について図を用いて説明する。
図10は、実施の形態2における映像表示システム800の構成概要を示す図である。
なお、図10および後述する各図において、実施の形態1と共通する構成要素については同一の符号を付し、それらについての詳細な説明は省略する。
図10に示すように、映像表示システム800において、立体映像再生装置801には、立体映像を表示するための立体映像表示装置802、サーバ103、光ディスク104、アンテナ105、およびメモリカード106が接続されている。
すなわち、映像表示システム800の全体的な構成は、実施の形態1における映像表示システム100と同じである。また、サーバ103等から取得された立体映像ストリームが立体映像再生装置801によって復号され、この復号によって得られる立体映像が立体映像表示装置802に表示される点も実施の形態1と同様である。さらに、ユーザがアクティブシャッターメガネ107を介して立体映像を視認する点も実施の形態1と同様である。
しかし、実施の形態2では、アクティブシャッターメガネ107が有効であるか否かの判定等を行う映像信号処理装置10が、立体映像表示装置802ではなく、立体映像再生装置801に備えられている点で実施の形態1とは異なる。そこで、当該相違点を中心に以下の説明を行う。
図11は、実施の形態2における立体映像再生装置801の基本的な機能構成を示すブロック図である。
図11に示すように、実施の形態2では、立体映像再生装置801に映像信号処理装置10が備えられている。
実施の形態2における映像信号処理装置10では、映像信号取得部11が、サーバ103等から立体映像信号を含む映像ストリームを取得する。また、出力部12は、立体映像信号または平面映像信号を、立体映像表示装置802に出力する。
また、判定部13および制御部14の動作は、実施の形態1と同様である。すなわち、判定部13は、映像信号処理装置10の外部からの情報の取得結果に基づいて、アクティブシャッターメガネ107が有効状態であるか否かを判定する。
制御部14は、判定部13による判定結果が、アクティブシャッターメガネ107が有効状態でないことを示す場合、出力部12を制御することで、出力部12からの出力信号を立体映像信号から、当該立体映像信号に関連する平面映像信号に切り替える。
その結果、立体映像表示装置102のディスプレイ306における表示内容が当該立体映像から当該平面映像に切り替わる。
以上説明したような基本的な動作を行う、立体映像再生装置801および立体映像表示装置802のハードウェア構成を、実施の形態1の立体映像再生装置101および立体映像表示装置102との差異を中心に、図12および図13を用いて説明する。
図12は、実施の形態2における立体映像再生装置801の基本的なハードウェア構成を示す図である。
立体映像再生装置801は、図12に示すように、実施の形態1における立体映像再生装置101と同様のハードウェア構成を有している。
しかしながら、システムコントローラ908が、映像信号処理装置10として機能する点が、実施の形態1におけるシステムコントローラ208とは異なる。
具体的には、ストリームコントローラ212は、図11に示す映像信号取得部11による処理を実現する構成要素の一例である。
また、AV入出力回路214は、図11に示す出力部12による処理を実現する構成要素の一例である。
また、CPU211は、図11に示す判定部13および制御部14による処理を実現する構成要素の一例である。
また、通信インタフェース901は、実施の形態1における通信インタフェース210と同様に、立体映像再生装置801に付属するリモートコントローラからの制御信号を受信する。
通信インタフェース901はさらに、アクティブシャッターメガネ107から、赤外線またはBluetoothにより送信される所定の信号を受信することができる。なお、通信インタフェース901は、立体映像表示装置802を介して、アクティブシャッターメガネ107から送信される所定の信号を受信してもよい。
つまり、実施の形態2では、通信インタフェース901が、アクティブシャッターメガネ107からの所定の信号を受信したか否かに応じて、CPU211が、アクティブシャッターメガネ107が有効であるか否かを判定する。
例えば、CPU211は、通信インタフェース901が所定の信号を受信しない状態が所定の期間継続した場合、アクティブシャッターメガネ107が有効状態でないと判定する。
また、この判定手法は、実施の形態1と同様に、上記手法に限定されない。例えば、通信インタフェース901からの問合せ信号への応答としての所定の信号を、アクティブシャッターメガネ107から受信しない場合に、アクティブシャッターメガネ107が有効状態でないと判定してもよい。
その他、立体映像再生装置801が実行する立体映像信号の生成に関する基本的な処理は、実施の形態1の立体映像再生装置101と同様であるため、ここでの説明は省略する。
図13は、実施の形態2における立体映像表示装置802の基本的なハードウェア構成を示す図である。
実施の形態2における立体映像表示装置802は、実施の形態1における立体映像表示装置102と基本的なハードウェア構成は同じである。すなわち、立体映像表示装置802は、液晶ディスプレイ、プラズマディスプレイ、または、有機ELディスプレイ等のディスプレイ1006を備え、映像を表示する装置である。
また、立体映像表示装置802は、立体映像再生装置801から送信された映像信号に示される映像を表示可能である。
また、ディスプレイ1006に表示された立体映像は、アクティブシャッターメガネ107を介することで立体視される。
立体映像表示装置802は、通信インタフェース1003によりアクティブシャッターメガネ107と通信することができる。ここで、実施の形態2では、上述のように、アクティブシャッターメガネ107が有効か否かの判定は、立体映像再生装置801が行うため、立体映像再生装置801がアクティブシャッターメガネ107からの所定の信号を受信する機能を有している。
そのため、立体映像表示装置802の通信インタフェース1003は、アクティブシャッターメガネ107からの所定の信号を受信する機能を有する必要がない。従って、通信インタフェース1003は、例えば、立体映像表示装置802に付属するリモートコントローラからの信号を受信する機能のみを有している。
また、データ伝送インタフェース1001およびコントローラ1002は、映像信号処理装置10としての処理を実行する必要がない点で、実施の形態1におけるデータ伝送インタフェース301およびコントローラ302と異なる。
その他、立体映像表示装置802が実行する映像の表示に関する基本的な処理は、実施の形態1の立体映像表示装置102と同様であるため、ここでの説明は省略する。
また、実施の形態2におけるアクティブシャッターメガネ107の基本的なハードウェア構成は、実施の形態1におけるアクティブシャッターメガネ107と同様であり、アクティブシャッターメガネ107の動作期間に所定の信号を送信するための構成を有する。従って、アクティブシャッターメガネ107の基本的なハードウェア構成についてはここでの説明を省略する。
また、映像表示システム800による、立体映像の表示に関する基本的な処理の流れは、実施の形態1と同様である。
すなわち、立体映像再生装置801は、立体映像表示装置802との接続時に取得した、立体映像表示可否情報、および、表示可能な画面サイズなどの情報に従って、立体映像信号を生成し、立体映像表示装置802へ送信する。
立体映像信号を受信した立体映像表示装置802は、例えばユーザまたは立体映像再生装置801等からの要求に応じた表示設定を確認し、立体映像表示設定が有効である場合、左眼用映像および右眼用映像のすべてをディスプレイ1006に表示する。また、この場合、立体映像表示装置802は、ディスプレイ1006での左眼用映像および右眼用映像の切り替えのタイミングと、アクティブシャッター405の開閉のタイミングとが同期するように、アクティブシャッターメガネ107に同期信号を送信する。
アクティブシャッターメガネ107は、受信する同期信号に従って、左眼の視界と右眼の視界とが交互に遮られるように、アクティブシャッター405の開閉を行う。
一連の動作により、アクティブシャッターメガネ107を装着したユーザは、左眼および右眼の視差の分だけ異なった左眼用映像と右眼用映像とを、左眼と右眼とでほぼ同時に見ることにより、立体映像を視認することができる。
ここで、ユーザがアクティブシャッターメガネ107を装着してない場合など、立体映像表示装置802のディスプレイ1006が立体映像データを表示しているにも関わらず、ユーザの左眼または右眼視野を適切なタイミングで遮る事が不可能な状態を想定する。
この場合、ユーザは左眼または右眼のみに投影されるべき映像を左右双方の眼で視聴する事となり、結果として明瞭な映像を視聴することができないという問題が発生する。
実施の形態2における映像表示システム800は、実施の形態1の映像表示システム100と同じく、このような問題の発生を抑制することができる。
当該問題の発生を抑制するための立体映像再生装置801による具体的な処理内容を、図14を用いて説明する。
図14は、実施の形態2における立体映像再生装置801による処理の流れの一例を示すフローチャートである。
立体映像再生装置801は、通信インタフェース901を経由して、有効なアクティブシャッターメガネ107の存在の有無を判定する。例えば、1つのアクティブシャッターメガネ107のみが判定対象である場合、このアクティブシャッターメガネ107が有効状態であるか否かを判定する(S1101)。
本実施の形態では、立体映像再生装置801のシステムコントローラ908は、アクティブシャッターメガネ107の通信インタフェース401から赤外線等の片方向通信によって一定期間毎に送信される所定の信号を、通信インタフェース901が当該一定期間毎に受信するか否かによって、当該アクティブシャッターメガネ107が有効状態であるか否かを判定する。
例えば、システムコントローラ908は、通信インタフェース901が所定の信号を受信しない状態が所定の期間継続した場合、アクティブシャッターメガネ107が有効状態でないと判定する。
なお、当該判定の手法は上記手法に限定されない。例えば、立体映像再生装置801の通信インタフェース901およびアクティブシャッターメガネ107の通信インタフェース401としてBluetoothなどの双方向通信装置とを採用した場合を想定する。
この場合、通信インタフェース901から通信インタフェース401に問合せ信号を送信することで、通信インタフェース401に当該問合せ信号への応答としての所定の信号を返信させることができる。
つまり、立体映像再生装置801は、必要に応じたタイミングでアクティブシャッターメガネ107に問い合わせを行い、当該問い合わせに対する応答があるか否かで、アクティブシャッターメガネ107が有効であるか否かを判定することもできる。
立体映像再生装置801は、有効なアクティブシャッターメガネ107の存在が確認できた場合(S1101でY)、立体映像の再生を継続する(S1105)。存在が確認できない場合(S1101でN)、システムコントローラ908は、データ伝送インタフェース205から平面映像信号を送信する制御を行う。
具体的には、システムコントローラ908は、デコーダ213に対して、立体映像ストリームから左眼用映像または右眼用映像のみを復号するよう設定変更する。または、システムコントローラ908は、デコーダ213が左右双方の映像を復号する設定は変更せず、左右双方の映像が格納されているバッファメモリ206からデータ伝送インタフェース205へのデータ転送設定を、右眼用映像のみ、または左眼用映像のみを転送するように変更する。
これにより、ユーザは、左眼用映像のみ、または右眼用映像のみの平面(2D)映像を、アクティブシャッターメガネ107を装着しない場合と同様に、左右双方の眼で視聴することができる(S1102)。
なお、ユーザのアクティブシャッターメガネ107の装着忘れ、または、ユーザの意図しないアクティブシャッターメガネ107の電池切れなどに起因して、アクティブシャッターメガネ107が有効ではないと判定されることが考えられる。
そこで、平面映像再生への切り替え(S1102)の後、システムコントローラ908は、バッファメモリ206に格納している右眼用映像または左眼用映像に、アクティブシャッターメガネ107が有効状態でないことに起因する状態の発生を示す警告メッセージが重ねて表示されるように立体映像信号を生成してもよい(S1103)。
なお、警告メッセージは立体映像表示装置802に生成させてもよい。この場合、立体映像再生装置801は、立体映像表示装置802に指示することで、当該警告メッセージと、立体映像再生装置801によって生成された映像とを重ねて表示させればよい。
また、例えば、所定の期間の経過後、システムコントローラ908は、立体映像ストリームの送信元からメモリコントローラ216への立体映像ストリームの転送を中断し、かつ、メモリコントローラ216からデコーダ213への立体映像ストリームの転送、または、メモリコントローラ216からデータ伝送インタフェース205への平面映像信号の転送を中断してもよい(S1104)。
(実施の形態1および2の補足)
以上説明したように、実施の形態1および2では、映像の表示側の装置(立体映像表示装置102または立体映像再生装置801)は、映像信号処理装置10を備える。また、映像信号処理装置10は、映像信号処理装置10の外部からの情報であるアクティブシャッターメガネ107からの所定の信号を受信しない場合、立体映像表示から平面映像表示に切り替わるように動作する。
従って、映像信号処理装置10の機能的な構成は、例えば図15Aのように表現することもできる。
図15Aは、実施の形態1および2における映像信号処理装置10の機能的な構成の一例を示すブロック図である。
図15Aに示すように、映像信号処理装置10は、図2および図11に示す構成要素に加え、通信部17を備えている。
通信部17は、映像信号処理装置10の外部からの情報であるアクティブシャッターメガネ107からの所定の信号を受信可能である。通信部17は、例えば、実施の形態1における立体映像表示装置102の通信インタフェース303によって実現することができる。また、通信部17は、実施の形態2における立体映像再生装置801の通信インタフェース901によって実現することができる。
図15Aに示す映像信号処理装置10において、判定部13は、通信部17がアクティブシャッターメガネ107からの所定の信号を受信しない状態が、所定の期間継続した場合、アクティブシャッターメガネ107有効状態でないと判定する。
また、判定部13は、通信部17がアクティブシャッターメガネ107に問合せ信号を送信し、かつ、当該問合せ信号に対する応答としての所定の信号を通信部17が受信しない場合、アクティブシャッターメガネが有効状態でないと判定することもできる。
また、判定部13は、アクティブシャッターメガネ107からの所定の信号の受信の有無以外に基づいてアクティブシャッターメガネが有効状態であるか否かを判定してもよい。
例えば、映像信号処理装置10の外部からの情報の取得結果として、映像信号処理装置10の外部からの情報である撮像データの解析結果に従って、アクティブシャッターメガネ107が有効状態であるか否かを判定してもよい。
図15Bは、実施の形態1および2における映像信号処理装置10の機能的な構成の別の一例を示すブロック図である。
図15Bに示すように、映像信号処理装置10は、図2および図11に示す構成要素に加え、撮像データ取得部18を備えている。
撮像データ取得部18は、出力部12から出力された立体映像信号に基づく映像が表示されている画面の前方を撮像することで得られた撮像データを取得する。
撮像データ取得部18は、例えば、実施の形態1における立体映像表示装置102の通信インタフェース303によって実現することができる。また、撮像データ取得部18は、例えば、実施の形態2における立体映像再生装置801の通信インタフェース901によって実現することができる。
具体的には、撮像データ取得部18は、例えば立体映像表示装置102(802)のディスプレイ306(1006)の上部に設置されたカメラが、ディスプレイ306(1006)の前方を撮像することで得られた撮像データを取得する。
判定部13は、当該撮像データを解析することで、例えばアクティブシャッターメガネ107が人の顔に装着されている状態が確認された場合、アクティブシャッターメガネ107が有効状態であると判定する。
また、判定部13は、当該撮像データを解析することで、例えばアクティブシャッターメガネ107が立体映像の視認が可能な姿勢をしているか否か、または、アクティブシャッターメガネ107がシャッター開閉動作をしているか否かなどを確認したうえで、有効状態であるか否かを判定してもよい。
なお、撮像データに示されるメガネが、アクティブシャッターメガネ107であるか否かの判断手法としては、一般的なパターンマッチングのほか、当該メガネのレンズに相当する部分が液晶シャッターであるか否かを画像解析によって確認する手法などがある。
このように、判定部13が、撮像データに基づいてアクティブシャッターメガネ107が有効状態であるか否かを判定する場合、アクティブシャッターメガネ107は、映像の表示側の装置に所定の信号を送信する機能を有していなくてもよい。つまり、当該判定部13は、既存のアクティブシャッターメガネ107が有効状態であるか否かを判定することができる。
なお、上記の通信部17および撮像データ取得部18はともに、外部情報取得部と称することもでき、かつ、判定部13に内包される機能として映像信号処理装置10に備えられてもよい。
また、実施の形態1および2において、アクティブシャッターメガネ107は、ユーザの左眼および右眼の視界を交互に遮る動作を行っている動作期間に所定の信号を送信するとした。
また、“動作期間”とは、例えば、アクティブシャッターメガネ107の電源がオンである期間である。つまり、アクティブシャッターメガネ107の電源スイッチがオンにされてからオフにされるまでの期間に、アクティブシャッターメガネ107は、自発的かつ一定期間毎に所定の信号を送信すればよく、または、映像の表示側の装置からの問合せ信号への応答として所定の信号を送信すればよい。
ここで、アクティブシャッターメガネ107から映像の表示側の装置へ、赤外線のような指向性の高い通信方式で所定の信号を送信する場合を想定する。この場合、アクティブシャッターメガネ107がユーザから外された場合であっても、アクティブシャッターメガネ107が、所定の信号を受信すべき装置の方向(一般には表示装置の画面に正対する方向)を向いていれば、アクティブシャッターメガネ107からの所定の信号は当該装置に受信される。
また、アクティブシャッターメガネ107から映像の表示側の装置へ、Bluetoothのような無指向性の通信方式で所定の信号を送信する場合を想定する。この場合、アクティブシャッターメガネ107がユーザから外され、かつ、所定の信号を受信すべき装置の方向を向いていない場合であっても、アクティブシャッターメガネ107の電源がONであれば、アクティブシャッターメガネ107から所定の信号が送信され、当該装置に受信されることも考えられる。
つまり、アクティブシャッターメガネ107が、アクティブシャッターメガネ107がユーザから外されており、本来的には有効状態ではないと判定されるべき状態であっても、何らかの条件を満たした場合に、有効状態であると判定されることも考えられる。
そこで、アクティブシャッターメガネ107に、ユーザに装着されている状態であるか否かを検出する検出部を備えてもよい。
図16は、実施の形態1および2におけるアクティブシャッターメガネ107の機能的な構成の別の一例を示すブロック図である。
図16に示すアクティブシャッターメガネ107は、通信部41と検出部45とを備える。通信部41は、例えば通信インタフェース401によって実現され、所定の信号を送信することができる。また、通信部41は、映像の表示側の装置から送信される問合せ信号を受信することもできる。
検出部45は、例えばアクティブシャッターメガネ107がユーザに装着されている装着状態であるか否かを検出するセンサである。
検出部45は、例えば、アクティブシャッターメガネ107がユーザに装着された場合にユーザと接触する部分に配置された接触式センサで実現される。
また、検出部45は、例えばアクティブシャッターメガネ107のフレームに生じる変形量または応力を検出するセンサであってもよい。この場合、判定部13は、検出した値が閾値を超えた場合に、アクティブシャッターメガネ107が装着状態であると判定することができる。
通信部41は、アクティブシャッターメガネ107が動作期間であって、かつ、検出部45による検出結果が、装着状態であることを示す場合、自発的に、または、問合せ信号への応答として所定の信号を送信する。
つまり、アクティブシャッターメガネ107は、動作期間であっても、装着状態でない場合は、所定の信号の送信を停止することができる。
また、アクティブシャッターメガネ107がユーザに正しく装着され、かつ、アクティブシャッターメガネ107が、アクティブシャッターメガネ107からの所定の信号を受信すべき装置の方向を向いている場合を想定する。
この場合であっても、例えば、ユーザが横になっている場合など、アクティブシャッターメガネ107の左右方向の、左眼用映像と右眼用映像とに基づく立体映像における左右方向に対する傾き量が所定の範囲を超えた場合、ユーザは、立体映像を明瞭に視認することができない。
そこで、当該傾き量を検出する傾きセンサを、検出部45として採用してもよい。
この場合、通信部41は、アクティブシャッターメガネ107が動作期間であって、かつ、検出部45による検出結果に示される傾き量が所定の範囲内である場合、自発的に、または、問合せ信号への応答として所定の信号を送信する。
つまり、アクティブシャッターメガネ107は、動作期間であっても、アクティブシャッターメガネ107の左右方向の、立体映像における左右方向に対して大きく傾いた場合に、所定の信号の送信を停止することができる。
なお、立体映像における左右方向が水平方向である場合、アクティブシャッターメガネ107の左右方向の水平方向からの傾きが、例えば45度を越えた場合、アクティブシャッターメガネ107は、所定の信号の送信を停止する。
また、検出部45は、上述の装着状態であるか否かを検出する機能、および、アクティブシャッターメガネ107の傾き量を検出する機能の双方を有してもよい。
このように、アクティブシャッターメガネ107が、検出部45を備えることにより、映像信号処理装置10における、アクティブシャッターメガネ107が有効状態であるか否かの判定の精度を向上させることができる。
また、実施の形態1および2では、映像信号処理装置10は、立体映像表示装置(102)または立体映像再生装置(801)のいずれか一方に備えられている。しかし、映像信号処理装置10は、立体映像表示装置および立体映像再生装置の双方によって実現されてもよい。
例えば、実施の形態1において、立体映像再生装置101のシステムコントローラ208が、アクティブシャッターメガネ107が有効状態であるか否かを判定する判定部13としての処理を実行し、立体映像表示装置102のコントローラ302が、出力部12からの出力信号を立体映像信号から平面映像信号に切り替える制御部14としての処理を実行してもよい。
さらに、映像信号処理装置10は、立体映像表示装置および立体映像再生装置の双方から物理的に独立した装置として実現されてもよい。
例えば、映像信号処理装置10を、映像信号の流れにおいて立体映像再生装置と立体映像表示装置との間に配置する。この場合、映像信号処理装置10は、アクティブシャッターメガネ107が有効状態である場合は、立体映像再生装置から取得した立体映像信号をそのまま立体映像表示装置に送信する。
また、映像信号処理装置10は、アクティブシャッターメガネ107が有効状態でない場合、例えば、立体映像再生装置から取得した立体映像信号のうち、左眼用映像を示す映像信号(L1、L2、L3、...)のみを、L1、L1、L2、L2、L3、L3...というように立体映像表示装置に送信する。これにより、立体映像表示装置に、見かけ上、平面映像を表示させることができる。
また、映像信号処理装置10は、立体映像信号を立体映像表示装置に送信し、かつ、左眼用映像のみ、または右眼用映像のみが2回ずつ繰り返してディスプレイへ転送する制御が立体映像表示装置で行われるように、当該立体映像表示装置に指示してもよい。
以上、本発明の映像信号処理装置およびアクティブシャッターメガネについて、実施の形態1、2およびその補足に基づいて説明した。しかしながら、本発明は、これらの説明内容に限定されるものではない。本発明の趣旨を逸脱しない限り、当業者が思いつく各種変形を上記実施の形態1、2およびその補足のいずれかに施したもの、あるいは、上記説明された複数の構成要素を組み合わせて構築される形態も、本発明の範囲内に含まれる。
例えば、実施の形態1および2では、1つのアクティブシャッターメガネ107が、有効状態であるか否かの判定対象であった。しかし、複数のアクティブシャッターメガネ107が判定対象であってもよい。
例えば、制御部14は、判定部13による判定結果が、複数のアクティブシャッターメガネ107のうちの少なくとも1つが有効状態であることを示す場合、出力部12からの出力信号を立体映像信号から平面映像信号に切り替えなくてもよい。
すなわち、少なくとも一人の視聴者が、立体視が可能な状態であれば、他の視聴者が立体視可能であるか否かに関わらず、立体映像信号の出力を継続してもよい。
また、複数の視聴者の全てが立体映像を視認する必要がある場合などは、制御部14は、複数のアクティブシャッターメガネ107のうちのいずれかが有効状態ではなくなった場合、出力部12からの出力信号を立体映像信号から平面映像信号に切り替えてもよい。
また、制御部14は、複数のアクティブシャッターメガネ107のうち、有効状態ではないアクティブシャッターメガネ107が過半数となった場合に、出力部12からの出力信号を立体映像信号から平面映像信号に切り替えてもよい。
本発明は、立体映像を表示させる立体映像表示装置、および、立体映像ストリームを復号することで立体映像信号を生成する立体映像再生装置における映像信号処理装置として適用可能である。特に、立体映像を構成する左右の映像信号を交互に出力し、この左右信号による映像を、アクティブシャッターメガネを用いて交互に左右眼にて視聴させる装置に用いられる映像信号処理装置、および当該アクティブシャッターメガネとして適用可能である。
10 映像信号処理装置
11 映像信号取得部
12 出力部
13 判定部
14 制御部
17、41 通信部
18 撮像データ取得部
45 検出部
100、800 映像表示システム
101、801 立体映像再生装置
102、802 立体映像表示装置
103 サーバ
104 光ディスク
105 アンテナ
106 メモリカード
107 アクティブシャッターメガネ
201 ディスクドライブ
202 チューナー
203 ネットワーク通信インタフェース
204 メモリデバイスインタフェース
205、301、1001 データ伝送インタフェース
206 バッファメモリ
207 HDドライブ
208、403、908 システムコントローラ
209 フラッシュメモリ
210、303、401、901、1003 通信インタフェース
212 ストリームコントローラ
213 デコーダ
214 AV入出力回路
215 システムバス
216 メモリコントローラ
302、1002 コントローラ
304 メモリインタフェース
305 メモリ
306、1006 ディスプレイ
404 アクティブシャッタードライブ回路
405 アクティブシャッター

Claims (12)

  1. 映像信号処理装置であって、
    アクティブシャッターメガネを用いて映像を立体視させるための立体映像信号を取得する映像信号取得部と、
    前記立体映像信号を出力する出力部と、
    前記映像信号処理装置の外部からの情報の取得結果に基づいて、前記アクティブシャッターメガネが、前記アクティブシャッターメガネを介した立体視が可能な有効状態であるか否かを判定する判定部と、
    前記判定部による判定結果が、前記アクティブシャッターメガネが前記有効状態でないことを示す場合、前記出力部を制御することで、前記出力部からの出力信号を前記立体映像信号から、前記立体映像信号に関連する平面映像信号に切り替える制御部と
    を備える映像信号処理装置。
  2. さらに、前記映像信号処理装置の外部からの情報である、前記アクティブシャッターメガネからの所定の信号を受信可能な通信部を備え、
    前記判定部は、前記通信部が前記アクティブシャッターメガネからの所定の信号を受信しない場合、アクティブシャッターメガネが前記有効状態でないと判定する
    請求項1記載の映像信号処理装置。
  3. 前記判定部は、前記通信部が前記所定の信号を受信しない状態が所定の期間継続した場合、前記アクティブシャッターメガネが前記有効状態でないと判定する
    請求項2記載の映像信号処理装置。
  4. 前記通信部は、前記アクティブシャッターメガネに問合せ信号を送信し、
    前記判定部は、当該問合せ信号への応答としての前記所定の信号を前記アクティブシャッターメガネから受信しない場合、前記アクティブシャッターメガネが前記有効状態でないと判定する
    請求項2記載の映像信号処理装置。
  5. さらに、前記映像信号処理装置の外部からの情報である撮像データであって、前記出力部から出力された立体映像信号に基づく映像が表示されている画面の前方を撮像することで得られた撮像データを取得する撮像データ取得部を備え、
    前記判定部は、前記撮像データの解析結果に従って、前記アクティブシャッターメガネが前記有効状態であるか否かを判定する
    請求項1記載の映像信号処理装置。
  6. 前記制御部は、前記判定結果が、前記アクティブシャッターメガネが前記有効状態でないことを示す場合、前記出力部を制御することで、前記出力部からの出力信号を前記立体映像信号から、前記平面映像信号である、前記アクティブシャッターメガネが前記有効状態でないことに起因する状態の発生を示す情報を表示するための映像信号に切り替える
    請求項1〜5のいずれか1項に記載の映像信号処理装置。
  7. 交互に表示される左眼用の映像と右眼用の映像との切り替えのタイミングに同期させてユーザの左眼および右眼の視界を交互に遮る動作を行うアクティブシャッターメガネであって、
    前記アクティブシャッターメガネが前記動作を行っている動作期間に、前記左眼用の映像および前記右眼用の映像の表示側の装置が受信可能な所定の信号を送信する通信部を備える
    アクティブシャッターメガネ。
  8. 前記通信部は、前記動作期間であって、かつ、前記表示側の装置から送信される問合せ信号を受信した場合に、前記問合せ信号への応答として前記所定の信号を送信する
    請求項7記載のアクティブシャッターメガネ。
  9. さらに、前記アクティブシャッターメガネが前記ユーザに装着されている装着状態であるか否かを検出する検出部を備え、
    前記通信部は、前記動作期間であって、かつ、前記検出部による検出結果が前記装着状態であることを示す場合、前記所定の信号を送信する
    請求項7記載のアクティブシャッターメガネ。
  10. さらに、前記アクティブシャッターメガネの傾き量であって、前記アクティブシャッターメガネの左右方向の、前記左眼用の映像と前記右眼用の映像とに基づく立体映像における左右方向に対する傾き量を検出する検出部を備え、
    前記通信部は、前記動作期間であって、かつ、前記検出部による検出結果に示される傾き量が所定の範囲内である場合、前記所定の信号を送信する
    請求項7記載のアクティブシャッターメガネ。
  11. 映像信号処理装置が実行する映像信号処理方法であって、
    アクティブシャッターメガネを用いて映像を立体視させるための立体映像信号を取得する映像信号取得ステップと、
    前記立体映像信号を出力する出力ステップと、
    前記映像信号処理装置の外部からの情報の取得結果に基づいて、前記アクティブシャッターメガネが、前記アクティブシャッターメガネを介した立体視が可能な有効状態であるか否かを判定する判定ステップと、
    前記判定ステップにおける判定結果が、前記アクティブシャッターメガネが前記有効状態でないことを示す場合、前記出力ステップにおける出力信号を前記立体映像信号から、前記立体映像信号に関連する平面映像信号に切り替える切り替えステップと
    を含む映像信号処理方法。
  12. 映像信号処理装置の動作を制御するためのプログラムであって、
    アクティブシャッターメガネを用いて映像を立体視させるための立体映像信号を取得する映像信号取得ステップと、
    前記立体映像信号を出力する出力ステップと、
    前記映像信号処理装置の外部からの情報の取得結果に基づいて、前記アクティブシャッターメガネが、前記アクティブシャッターメガネを介した立体視が可能な有効状態であるか否かを判定する判定ステップと、
    前記判定ステップにおける判定結果が、前記アクティブシャッターメガネが前記有効状態でないことを示す場合、前記出力ステップにおける出力信号を前記立体映像信号から、前記立体映像信号に関連する平面映像信号に切り替える切り替えステップと
    をコンピュータに実行させるためのプログラム。
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