JP2011223557A - 差動通信用のフィルタ回路 - Google Patents

差動通信用のフィルタ回路 Download PDF

Info

Publication number
JP2011223557A
JP2011223557A JP2011045536A JP2011045536A JP2011223557A JP 2011223557 A JP2011223557 A JP 2011223557A JP 2011045536 A JP2011045536 A JP 2011045536A JP 2011045536 A JP2011045536 A JP 2011045536A JP 2011223557 A JP2011223557 A JP 2011223557A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
coil
capacitor
communication line
filter circuit
communication
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2011045536A
Other languages
English (en)
Inventor
Takashi Saito
隆 齋藤
Akira Takaoka
彰 高岡
Hideki Saito
英樹 斉藤
Nobuya Watabe
宣哉 渡部
Tomohiro Kuno
朋宏 久野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Denso Corp
Soken Inc
Original Assignee
Denso Corp
Nippon Soken Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Denso Corp, Nippon Soken Inc filed Critical Denso Corp
Priority to JP2011045536A priority Critical patent/JP2011223557A/ja
Priority to US13/065,546 priority patent/US20110234337A1/en
Publication of JP2011223557A publication Critical patent/JP2011223557A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03HIMPEDANCE NETWORKS, e.g. RESONANT CIRCUITS; RESONATORS
    • H03H7/00Multiple-port networks comprising only passive electrical elements as network components
    • H03H7/42Networks for transforming balanced signals into unbalanced signals and vice versa, e.g. baluns
    • H03H7/425Balance-balance networks
    • H03H7/427Common-mode filters

Landscapes

  • Filters And Equalizers (AREA)
  • Dc Digital Transmission (AREA)
  • Cable Transmission Systems, Equalization Of Radio And Reduction Of Echo (AREA)

Abstract

【課題】 差動通信線の回路構成を簡易化し、かつ、コモンモードノイズもノーマルモードノイズも有効に除去することができるフィルタ回路回路を提供する。
【解決手段】 このフィルタ回路3は、コイル30が第1通信線12、コイル31が第2通信線14に接続され、コイル30及びコイル31の二次側でコンデンサ32,33が、一次側でコンデンサ34,35が直列に接続されている。また、コンデンサ32,33及び、コンデンサ34,35の間で接地されている。また、コイル30,31は、極性が逆向きになるように隣接して配置されている。このフィルタ回路30を用いると、コモンモードノイズに対してもノーマルモードノイズに対してもπ型のフィルタとなり、これらのノイズを効果的に除去することができる。また、コイル30,31によって生ずるノイズも、これらを隣接して配置することによって、発生を効果的に防止することができる。
【選択図】図2

Description

本発明は、差動通信用のフィルタ回路に関する。
従来は、差動通信用の通信線のコモンモードノイズを除去するフィルタ回路としては、第1通信線と第2通信線との間に2つのコンデンサを直列に接続し、これらのコンデンサの間から抵抗を介して接地したものや(特許文献1)、第1通信線と第2通信線とにコモンモードチョークコイルを取り付けたもの(特許文献2)などが用いられている。
また、差動通信用の通信線のノーマルモードノイズを除去するフィルタ回路としては、第1通信線と第2通信線との間にコンデンサを設置するとともに、第1通信線及び第2通信線にそれぞれコイル等を設置したものが用いられている。
特開2007−318734号公報 特許第3195588号公報
しかし、両方のノイズを除去するフィルタ回路として、各フィルタ回路を構成するコイルやコンデンサなどの素子をすべて差動通信用の通信線に取り付けようとすると、多くの素子を取り付けねばならず、回路構成が複雑になるという問題があった。
また、差動通信用の通信線に多くの素子を取り付けることを防止するため、いずれかの素子を省略しようとすると、ノイズを有効に除去できないという問題があった。
本発明は、上記点に鑑み、除去すべきコモンモードノイズもノーマルモードノイズも有効に除去することができる差動通信用のフィルタ回路を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、請求項1に記載された発明である差動通信用のフィルタ回路は、第1通信線に設置した第1コイルと、第2通信線に設置した第2コイルと、第1コイル及び第2コイルの一次側又は二次側で、第1通信線と第2通信線との間に直列に接続された第1コンデンサ及び第2コンデンサとを備えている。
そして、第1コンデンサ及び第2コンデンサについては、これらの間で接地するとともに、第1コイル、第2コイル、第1コンデンサ、及び、第2コンデンサについては、接地された点からみて第1通信線側と第2通信線側とで、フィルタ定数が同じになるように選択したものを用いている。
このようにすると、第1通信線のコモンモードノイズについては、第1コイル及び第1コンデンサの共振周波数以上のもの、第2通信線のコモンモードノイズについては、第2コイル及び第2コンデンサの共振周波数以上のものを効率よく除去することができる。
また、ノーマルモードノイズについては、第1コイル、第2コイル、第1コンデンサ、及び、第2コンデンサの等価回路で表される共振周波数以上のノーマルモードノイズを効率よく除去することができる。
従って、本発明のフィルタ回路を用いれば、除去すべきコモンモードノイズもノーマルモードノイズも有効に除去することができる。
また、本発明のようにフィルタ回路を構成すれば、これ以上の素子(コンデンサ、コイル)を必要としないので、最小限の素子で除去すべきコモンモードノイズもノーマルモードノイズも有効に除去することができる。
尚、第1コイル及び第2コイルの一次側又は二次側とは、ノイズの入力が想定される側が一次側、その反対側が二次側という意味である。
ところで、本発明のフィルタ回路では、2つのコイルを備えており、これらの位置関係を考慮にいれずに配置すると、コモンモードノイズを受けたときに、一方のコイルで発生した磁束が他方のコイルに入り、これがノイズとなる場合が考えられる。
そのため、本発明では、第1コイル及び第2コイルを、コモンモードノイズを受けたときに発生して放出される磁束を互いに打ち消しあうよう、隣接して配置した。
このようにすると、第1コイル及び第2コイルがコモンモードノイズを受けても、これらから放出される磁束が互いに打ち消しあうので、第1コイル及び第2コイルから放出される磁束によって発生するノイズをも効率よく除去することができる。
以上のように、本発明のフィルタ回路を用いると、必要最小限の2つのコイルと2つのコンデンサを用いるだけで、ノーマルモードノイズもコモンモードノイズも除去することができる。
しかも、本発明のフィルタ回路を用いると、各コイルから放出される磁束によって発生するノイズについても、2つのコイルを、それぞれのコイルから放出される磁束を互いに打ち消しあうよう隣接して配置するだけで、効果的に除去することができる。
尚、第1コンデンサ及び第2コンデンサの接地は、直接接地でもよいが、抵抗を介して接地してもよい。
次に、請求項2に記載したように、第1コイル及び第2コイルの一次側又は二次側のうち、第1コンデンサ及び第2コンデンサが取り付けられる側とは反対側で、第1通信線と第2通信線との間に直列に接続された第3コンデンサ及び第4コンデンサを備えるようにしてもよい。
この場合、第3コンデンサと第4コンデンサとの間で接地するとともに、この接地された点からみて第1通信線側と第2通信線側とで、フィルタ定数が同じになるように選択した第1コイル、第2コイル、第1コンデンサ、第2コンデンサ、第3コンデンサ、及び、第4コンデンサを用いることが好ましい。
このようにすると、コモンモードノイズに対してもノーマルモードノイズに対してもπ型のフィルタを構成することとなるので、これらのノイズをより効率的に除去することができる。
尚、ノーマルモードノイズの除去を、コモンモードノイズの除去よりも優先したい場合は、請求項3に記載したように、第1コイル及び第2コイルの一次側又は二次側のうち、第1コンデンサ及び第2コンデンサが取り付けられる側とは反対側で、第1通信線と第2通信線との間に接続されるアクロスザラインコンデンサを備えるようにしてもよい。
また、上述したフィルタ回路は、請求項4に記載したように、車両に対して接地が行われているものに特に好適であり、請求項5に記載したように、アンテナと、アンテナを制御する駆動回路とを結ぶ通信線のノーマルモードノイズやコモンモードノイズを除去するのに好適である。
本実施形態のフィルタ回路が設けられる車両用アンテナの全体構成を示す模式図である。 本実施形態のフィルタ回路の回路図である。 本実施形態のフィルタ回路の等価回路で、(a)はコモンモードノイズ用の等価回路、(b)はノーマルモードノイズ用の等価回路である。 本実施形態のフィルタ回路を用いたノイズ除去効果を説明するためのグラフ(周波数(X)−出力側のノイズ電圧(Y))で、(a)はコモンモードノイズの除去効果を示すグラフであり、(b)はノーマルモードノイズの除去効果を示すグラフである。また、(c)は本実施形態のフィルタ回路との比較に用いた回路の回路図である。 本実施形態のフィルタ回路から放出されるノイズの強さを示す図で、(a)は極性が同じになるようにコイルを隣接して配置した場合の図、(b)は極性が異なるようにコイルを隣接して配置した場合の図である。尚、図は、ノイズの磁界の強さを数値で示しており、数値が大きい円が大きいほど、ノイズが強いことを示している。 本実施形態のフィルタ回路の他の実施形態についての回路図である。
以下に本発明の実施形態を図面と共に説明する。
本実施形態のフィルタ回路3が取り付けられる対象は、図1に示すように、車両用の装置であって特に差動通信用に用いられるアンテナ装置1である。
このアンテナ装置1は、車両のボディーに接地された駆動回路10と、この駆動回路10から延設された一対の通信線12,14と、これら通信線12,14の先端に取り付けられたアンテナ部16とを備えている。尚、駆動回路10は、アンテナ部16を用いて行われる通信を制御するアンテナ部16の駆動回路である。
尚、以下、通信線12,14に対して、駆動回路10側を一次側、その反対側のアンテナ部16側を二次側と呼ぶ。
次に、本実施形態のフィルタ回路3について説明する。
このフィルタ回路3は、駆動回路10内のノイズ発生源19等で発生し、通信線12,14を流れる通信信号に重畳されたノーマルモードノイズ3c、3dやコモンモードノイズ3a、3bを除去する回路で、駆動回路10に組み込まれている。
このフィルタ回路3は、図2に示すように、2つのコイル30,31、4つのコンデンサ32〜35とを備えている。
このうち、コイル30は第1通信線12に接続され、コイル31は第2通信線14に接続される。これらのコイル30,31は、駆動回路10を構成する基盤の同一面上に中心軸が平行になるように隣接して配置され、かつ、各コイル30,31にコモンモードノイズ3a、3bが入力されたときに発生し、外部に放出される磁束が互いに打ち消されるように、極性が逆方向を向くように配置されている。
コンデンサ32,33は、コイル30,31の二次側で第1通信線12と第2通信線14との間に直列に接続され、コンデンサ34,35はコイル30,31の一次側で第1通信線12と第2通信線14との間に直列に接続される。
また、コンデンサ32,33は、これらの間の位置で車体へのグランドライン36に接地され、コンデンサ34,35も、これらの間の位置で車体へのグランドライン37に接地されている。
そして、上述した2つのコイル30,31、4つのコンデンサ32〜35としては、対称性が確保されるよう等しく、かつノーマルモード、コモンモードの高調波ノイズの所望の周波数f[Hz]に対し、f=1/2π√(L30×C32)=1/2π√(L30×C34)=1/2π√(L31×C31)=1/2π√(L31×C33)を満たすフィルタ定数となるものを選択した。
具体的には、差動通信周波数125kHzを保持し、高調波ノイズを低減するため、フィルタ遮断周波数を155kHzとして、各コンデンサ32〜35については静電容量が0.22μFのもの、コイル30,31についてはインダクタンスが4.7μHのものを選択した。
このように選択したコイル30,31、コンデンサ32〜35を用いることで、本実施形態のフィルタ回路3では、グランドライン36,37からみて、第1通信線12側と第2通信線14側とで、フィルタ定数が同じになるように構成される。
尚、L30、L31、C32〜C35はそれぞれ、コイル30、31、コンデンサ32〜35のフィルタ定数で、L30はコイル30のインダクタンス、L31はコイル31のインダクタンス、C32はコンデンサ32の静電容量、C33はコンデンサ33の静電容量、C34はコンデンサ34の静電容量、C35はコンデンサ35の静電容量を意味する。
このように構成されたフィルタ回路3の等価回路は、コモンモードノイズ3a、3bに対してみると、図3(a)に示すように、グランドと第1通信線12又は第2通信線14との間の回路となり、このうち第1通信線12についてみると、L30、C32、C34のπ型フィルタとなる。
また、フィルタ回路3の等価回路は、ノーマルモードノイズ3c、3dに対してみると、図3(b)に示すように、L30+L31、1/(1/C32+1/C33)、1/(1/C34+1/C35)のπ型フィルタとなる。
次に、上述したフィルタ回路3を用いた場合のノーマルモードノイズ3c、3d、コモンモードノイズ3a、3bの低減効果について説明する。
ここで、比較したフィルタ回路は、図4(c)に示すように、第1通信線にコイル(L=4.7μH)を備え、このコイルの一次側と二次側に同じ静電容量のコンデンサ(0.22μF)を備えた回路である。
図4(a)は、横軸が周波数、縦軸がフィルタ入力端、出力端における差動通信信号の高調波成分となるノーマルモードノイズ電圧Vc1(比較のフィルタ回路)、Vc2(本実施形態のフィルタ回路3)を示している。
図4(a)のグラフより、本実施形態のフィルタ回路3は、比較のフィルタ回路に比べ、差動通信信号は保持したまま(矢印aの点:約3dB減)、高調波成分を大幅に低
減していることがわかる(矢印bの点:約40dB減)。
一方、図4(b)のグラフは、横軸が周波数、縦軸がフィルタ入力端、出力端における差動通信信号の高調波成分となるコモンモードノイズ電圧Vn1(比較のフィルタ回路)、Vn2(本実施形態のフィルタ回路3)を示している。
この図4(b)のグラフより、差動通信信号は保持したまま(矢印cの点:約2dB減)、高調波成分を大幅に低減していることがわかる(矢印dの点:約40dB減)。
次に、上述したフィルタ回路3を構成するコイル30,31の配置によるノイズ低減効果について説明する。
本実施形態のフィルタ回路3は、コイル30,31を備えているが、このコイル30,31で発生する磁束が放射され、この放射された磁束がノイズとなって第1通信線12,第2通信線14に漏洩することがある。この放射ノイズは、コイル30,31にコモンモード電流が流れることによって発生する。
そのため、本実施形態では、上述したようにコイル30,31の極性が逆方向を向くように駆動回路10上に配置した。
ここで、図5(a)は、極性が同一方向を向くように、駆動回路10の基板上にコイル30,31を配置したとき、コイル30,31から放射される放射ノイズを示す図である。
一方、図5(b)は、極性が逆方向を向くように、駆動回路10の基板上にコイル30,31を配置したとき、コイル30,31から放射される放射ノイズを示す図である。
この図5をみるとわかるように、極性が逆方向を向くようにコイル30,31を配置すると、極性が同一方向を向くように配置した場合に比べ、コイル30,31から放出される放射ノイズを低減できていることがわかる。
本実施形態のフィルタ回路3の低減効果は、15dB程度となっている。
以上説明したフィルタ回路3をアンテナ装置1に取り付けると、以下のような効果がある。
本実施形態のフィルタ回路3は、ノーマルモードノイズ3c、3dに対してもコモンモードノイズ3a、3bに対してもπ型のフィルタを構成している。
そして、本実施形態のフィルタ回路3は、第1通信線12、第2通信線14に重畳されるコモンモードノイズ3a、3bのうち、図4(a)に示すように、コイル30及びコンデンサ32又はコンデンサ34、あるいはコイル31及びコンデンサ33又はコンデンサ35の共振周波数以上のものについて効率よくノイズを除去することができる。
また、本実施形態のフィルタ回路3は、ノーマルモードノイズ3c、3dについては、図4(b)に示すように、コイル30〜31、コンデンサ32〜35の等価回路で表される共振周波数以上のノーマルモードノイズ3c、3dを効率よく除去することができる。
従って、本実施形態のフィルタ回路3を用いれば、除去すべきコモンモードノイズ3a、3bもノーマルモードノイズ3c、3dも有効に除去することができる。
ところで、本実施形態のフィルタ回路3では、2つのコイル30,31を備えており、これらの位置関係を考慮にいれずに配置すると、コモンモードノイズを受けたときに、一方のコイル30で発生した磁束が他方のコイル31に入り、これがノイズとなる場合が考えられる。
そのため、本実施形態では、コイル30及びコイル31を、コモンモードノイズを受けたときに発生して放出される磁束を互いに打ち消しあうよう、隣接して配置した。
このようにすることで、コイル30及びコイル31がコモンモードノイズを受けても、これらから放出される磁束が互いに打ち消しあうので、コイル30及びコイル31から放出される磁束によって発生するノイズをも効率よく除去することができる。
また、本実施形態のフィルタ回路3は、コイル30及びコイル31の極性が互いに逆方向を向くように設置しているので、これらのコイル30,31から発生する磁束によって生ずるノイズを効率よく低減することができる。
(本実施形態の構成と、本発明の発明特定事項との対応関係)
本実施形態のコイル30は本発明の第1コイルに相当し、コイル31は第2コイルに相当する。
また、本実施形態のコンデンサ32は本発明の第1コンデンサに相当し、コンデンサ33は第2コンデンサ、コンデンサ34は第3コンデンサ、コンデンサ35は第4コンデンサに相当する。
(その他の実施形態)
上述した実施形態では、コイル30,31の一次側と二次側とで線対称となるように第1通信線12、第2通信線14に対し電気的に接続してコンデンサを配置したが、二次側にコンデンサ32,33を設置するだけで対応できる場合は、図6に示すように、コイル30,31の一次側は、コンデンサ34、35に代えて、ノーマルモードノイズ3c、3dを除去するためのアクロスザラインコンデンサ39だけを配置するようにしてもよい。
また、上記実施形態では、コンデンサ32〜35を直接接地しているが、抵抗などを介して接地してもよい。
また、本発明は、特許請求の範囲に記載された発明の趣旨に合致するものであればよく、上述の実施形態に限定されるものではない。
1…アンテナ装置、3…フィルタ回路、3a…コモンモードノイズ、10…駆動回路、
12…第1通信線、14…第2通信線、16…ヘッド部、30…コイル、31…コイル、32…コイル、32…コンデンサ、33…コンデンサ、34…コンデンサ、
35…コンデンサ、39…アクロスザラインコンデンサ。

Claims (5)

  1. 差動通信用の第1通信線と第2通信線とに設置される差動通信用のフィルタ回路であって、
    第1通信線に電気的に接続される第1コイルと、
    第2通信線に電気的に接続される第2コイルと、
    前記第1コイル及び前記第2コイルの一次側又は二次側で、前記第1通信線と前記第2通信線との間に直列に接続された第1コンデンサ及び第2コンデンサと、
    を備え、
    前記第1コンデンサと前記第2コンデンサとの間で接地するとともに、この接地された点からみて前記第1通信線側と前記第2通信線側とで、フィルタ定数が同じになるように選択した前記第1コイル、前記第2コイル、前記第1コンデンサ、及び、前記第2コンデンサを用い、
    また、前記第1コイルと前記第2コイルとを、コモンモードノイズを受けたときに発生して放出される磁束を互いに打ち消しあうよう隣接して配置したことを特徴とする差動通信用のフィルタ回路。
  2. 請求項1に記載の差動通信用のフィルタ回路において、
    前記第1コイル及び前記第2コイルの一次側又は二次側のうち、前記第1コンデンサ及び前記第2コンデンサが取り付けられる側とは反対側で、前記第1通信線と前記第2通信線との間に直列に接続された第3コンデンサ及び第4コンデンサを備え、
    前記第3コンデンサと前記第4コンデンサとの間で接地するとともに、この接地された点からみて前記第1通信線側と前記第2通信線側とで、フィルタ定数が同じになるように選択した前記第1コイル、前記第2コイル、前記第1コンデンサ、前記第2コンデンサ、前記第3コンデンサ、及び、前記第4コンデンサを用いたことを特徴とする差動通信用のフィルタ回路。
  3. 請求項1に記載の差動通信用のフィルタ回路において、
    前記第1コイル及び前記第2コイルの一次側又は二次側のうち、前記第1コンデンサ及び前記第2コンデンサが取り付けられる側とは反対側で、前記第1通信線と前記第2通信線との間に接続されたアクロスザラインコンデンサを備えることを特徴とする差動通信用のフィルタ回路。
  4. 前記接地は、車両に対して行われていることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の差動通信用のフィルタ回路。
  5. 前記第1通信線と前記第2通信線は、アンテナと、該アンテナを制御する駆動回路とを結ぶ通信線であることを特徴とする差動通信用のフィルタ回路。
JP2011045536A 2010-03-26 2011-03-02 差動通信用のフィルタ回路 Pending JP2011223557A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2011045536A JP2011223557A (ja) 2010-03-26 2011-03-02 差動通信用のフィルタ回路
US13/065,546 US20110234337A1 (en) 2010-03-26 2011-03-24 Filter circuit for differential communication

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010072517 2010-03-26
JP2010072517 2010-03-26
JP2011045536A JP2011223557A (ja) 2010-03-26 2011-03-02 差動通信用のフィルタ回路

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2011223557A true JP2011223557A (ja) 2011-11-04

Family

ID=44655728

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2011045536A Pending JP2011223557A (ja) 2010-03-26 2011-03-02 差動通信用のフィルタ回路

Country Status (2)

Country Link
US (1) US20110234337A1 (ja)
JP (1) JP2011223557A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013062791A (ja) * 2011-08-19 2013-04-04 Canon Inc 差動伝送回路およびプリント回路板
JP2015119468A (ja) * 2013-12-18 2015-06-25 エルエス産電株式会社Lsis Co., Ltd. 電気自動車の低電圧端emiフィルタ
US11211912B2 (en) 2018-05-18 2021-12-28 Mitsubishi Electric Corporation Noise filter

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20150041236A (ko) * 2013-10-07 2015-04-16 삼성전자주식회사 팩시밀리
TWI530093B (zh) * 2014-05-02 2016-04-11 國立臺灣大學 共模雜訊抑制電路
GB2579847A (en) * 2018-12-18 2020-07-08 Bombardier Primove Gmbh A filter circuit arrangement, an electric vehicle and a method of operating an electric vehicle

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0423322U (ja) * 1990-06-20 1992-02-26
JPH04199502A (ja) * 1990-11-29 1992-07-20 Mitsubishi Electric Corp Lc複合素子
JPH09107338A (ja) * 1995-10-06 1997-04-22 Toko Inc インターフェイスモジュール

Family Cites Families (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4667173A (en) * 1985-08-29 1987-05-19 Kabushiki Kaisha Toshiba Line filter
JPH01220907A (ja) * 1988-02-29 1989-09-04 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> Acラインフィルタ
US6373674B1 (en) * 1999-03-24 2002-04-16 Masprodenkoh Kabushikikaisha Noise eliminating apparatus of high-frequency transmission system
EP1271572A4 (en) * 2000-03-08 2009-04-08 Panasonic Corp NOISE FILTER AND ELECTRONIC DEVICE USING SUCH A FILTER
US20030048228A1 (en) * 2001-09-13 2003-03-13 Chen Ching Yee Antenna device using in a shielded environment
DE102006003379B4 (de) * 2006-01-24 2011-02-24 Infineon Technologies Ag Elektrisches Filter
US7589605B2 (en) * 2006-02-15 2009-09-15 Massachusetts Institute Of Technology Method and apparatus to provide compensation for parasitic inductance of multiple capacitors

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0423322U (ja) * 1990-06-20 1992-02-26
JPH04199502A (ja) * 1990-11-29 1992-07-20 Mitsubishi Electric Corp Lc複合素子
JPH09107338A (ja) * 1995-10-06 1997-04-22 Toko Inc インターフェイスモジュール

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013062791A (ja) * 2011-08-19 2013-04-04 Canon Inc 差動伝送回路およびプリント回路板
JP2015119468A (ja) * 2013-12-18 2015-06-25 エルエス産電株式会社Lsis Co., Ltd. 電気自動車の低電圧端emiフィルタ
US9787275B2 (en) 2013-12-18 2017-10-10 Lsis Co., Ltd. Low voltage electromagnetic interference filter of electric vehicle
US11211912B2 (en) 2018-05-18 2021-12-28 Mitsubishi Electric Corporation Noise filter

Also Published As

Publication number Publication date
US20110234337A1 (en) 2011-09-29

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2011223557A (ja) 差動通信用のフィルタ回路
TWI682410B (zh) 放大器電路
US7199692B2 (en) Noise suppressor
JPH0792718B2 (ja) 静電放電ノイズ防止装置および方法
CN105723598B (zh) 噪声滤波器
KR101968585B1 (ko) 차동 및 공통 모드 겸용 필터
US10498309B2 (en) Common mode inductor apparatus having coil winding wound in multiple winding areas, and related winding method of common mode inductor apparatus and electromagnetic interference filter circuit
JP2016516318A (ja) 電磁干渉をフィルタリングするためのデバイス及び方法
US10256667B2 (en) Power supplying device
WO2017183393A1 (ja) 受電装置
US20120300507A1 (en) Systems and methods for reducing emi in switch mode converter systems
CN203554278U (zh) 一种家用电器及其emi滤波电路
JP6656299B2 (ja) ノイズフィルタ
JP2014216997A (ja) ノイズフィルタ
CN112352383B (zh) 用于对电流源和负载之间的共模干扰滤波的电滤波器装置
CN108417359B (zh) 共模网络滤波器及系统
JP2004297551A (ja) ノイズフィルタ装置及びスイッチング電源装置
JP2012019504A (ja) ノイズフィルタ
CN108923764A (zh) 一种滤波器
US20140139202A1 (en) Enhanced leakage common mode inductor
JP2011124833A (ja) ノイズ対策構造
JP4592479B2 (ja) 変圧器
CN111614094B (zh) 电磁干扰滤波电路
JP5866012B2 (ja) 平面インダクタを備える多重チャネルd級オーディオアンプ
JP2012034149A (ja) 電源ラインフィルタ

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20110913

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20121022

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20121106

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20121228

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20130702

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20131112