JP2011222818A - 半導体デバイスの冷却構造 - Google Patents

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長栄 長内
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Abstract

【課題】半導体デバイスのプリント基板側への放熱量が大きい場合においても、半導体デバイスを冷却することが可能な半導体デバイスの冷却構造を実現する。
【解決手段】プリント基板上に実装された半導体デバイスの冷却構造において、冷却流体が流れる水冷パイプを有し、第1の接触面と第2の接触面からの熱を冷却流体に伝える伝熱プレートと、プリント基板に設けられ、半導体デバイスの熱を伝える伝熱用パターンと、半導体デバイスの上面と伝熱プレートの第1の接触面との間隙に設けられた第1の伝熱材と、伝熱用パターンと伝熱プレートの第2の接触面との間隙に設けられた第2の伝熱材とを備える。
【選択図】 図1

Description

本発明は、プリント基板上に実装された半導体デバイスの冷却構造に関し、詳しくは、半導体デバイスのプリント基板側への放熱量が大きい場合においても、半導体デバイスを冷却することが可能な半導体デバイスの冷却構造に関するものである。
近年、半導体デバイスの高速化に伴い、デバイス自体の消費電力が大幅に上がってきている。例えば、半導体試験装置等におけるカード型の測定モジュールに実装されている半導体デバイスは、狭い空間に高密度に実装されている。そのため、高速の半導体デバイスにおいては、空冷では冷却が間に合わず、水冷で冷却を行うことが多くなってきている。
図3は、従来の半導体デバイスの冷却構造の一例を示した構成図である。
図3において、プリント基板1は、ガラスエポキシ等で構成され、銅などの金属で配線パターンが形成されている。半導体デバイス2は、IC(Integrated Circuit)等であり、動作時にかなりの熱を発する発熱体である。伝熱プレート3は、冷却水が流れる水冷パイプ3aを有しており、外部から入ってきた熱をこの冷却水に伝える。伝熱材4は、柔軟性のあるシリコン材料、または、伝熱性グリスであり、半導体デバイスの上面、すなわち、プリント基板1と接触する面とは反対側の面と伝熱プレート3との間隙に設けられる。また、伝熱材4は、半導体デバイスの上面および伝熱プレート3にそれぞれ接触している。
このような半導体デバイスの冷却構造の動作を説明する。
半導体デバイス2から発生した熱は、伝熱材4を介して伝熱プレート3へ伝えられる。伝熱プレート3は、半導体デバイス2からの熱を、水冷パイプ3aに流れる冷却水へ伝える。これにより、半導体デバイス2の冷却が行われる。
特許文献1には、安価でかつ放熱性に優れる半導体装置が記載されている。
特開2008−216088号公報
しかし、図3に示す従来例では、半導体デバイス2の仕様が、半導体デバイス2の基板側への放熱量が伝熱プレート3側よりも大きい(熱抵抗が小さい)場合には、半導体デバイス2から発生する熱のほとんどが、伝熱プレート3の水冷パイプ3aを流れる冷却水ではなく、プリント基板1を介して大気中に逃げてしまうという問題があった。
また、プリント基板1から大気への熱交換特性が、伝熱プレート3から水冷パイプ3aを流れる冷却水への熱交換特性よりも悪いことから、半導体デバイス3で発生した熱が、プリント基板1から大気中になかなか放熱されず、プリント基板1および半導体デバイス3の温度が上昇してしまうという問題があった。
そこで本発明の目的は、半導体デバイスのプリント基板側への放熱量が大きい場合においても、半導体デバイスを冷却することが可能な半導体デバイスの冷却構造を実現することにある。
請求項1記載の発明は、
プリント基板上に実装された半導体デバイスの冷却構造において、
冷却流体が流れる水冷パイプを有し、第1の接触面と第2の接触面からの熱を前記冷却流体に伝える伝熱プレートと、
前記プリント基板に設けられ、前記半導体デバイスの熱を伝える伝熱用パターンと、
前記半導体デバイスの上面と前記伝熱プレートの前記第1の接触面との間隙に設けられた第1の伝熱材と、
前記伝熱用パターンと前記伝熱プレートの前記第2の接触面との間隙に設けられた第2の伝熱材と
を備えたことを特徴とするものである。
請求項2記載の発明は、請求項1記載の発明において、
前記伝熱用パターンは、
前記プリント基板に設けられ、前記半導体デバイスの基板面と接触する第1の表層パターンと、
前記プリント基板に設けられ、前記第2の伝熱材と接触する第2の表層パターンと、
前記プリント基板の内層に設けられた内層パターンと、
前記第1の表層パターンと前記内層パターン、または、前記第2の表層パターンと前記内層パターンとを接続して熱を伝える伝熱部位と
を有することを特徴とするものである。
請求項3記載の発明は、請求項1または2記載の発明において、
前記第1の伝熱材または前記第2の伝熱材は、
シリコン材料または伝熱性グリスであることを特徴とするものである。
請求項4記載の発明は、請求項2記載の発明において、
前記伝熱部位は、
ピン状の金属部材または前記プリント基板に形成したスルーホールであることを特徴とするものである。
本発明によれば、以下のような効果がある。
プリント基板上に実装された半導体デバイスの冷却構造において、冷却流体が流れる水冷パイプを有し、第1の接触面と第2の接触面からの熱を冷却流体に伝える伝熱プレートと、プリント基板に設けられ、半導体デバイスの熱を伝える伝熱用パターンと、半導体デバイスの上面と伝熱プレートの第1の接触面との間隙に設けられた第1の伝熱材と、伝熱用パターンと伝熱プレートの第2の接触面との間隙に設けられた第2の伝熱材とを備えたことにより、プリント基板へ伝わっていた半導体デバイスからの熱を伝熱プレート内の水冷パイプを流れる冷却流体に逃がすことができるので、半導体デバイスのプリント基板側への放熱量が大きい場合においても、半導体デバイスを冷却することができる。
本発明の半導体デバイスの冷却構造の第1の実施例を示した構成図である。 本発明の半導体デバイスの冷却構造の第2の実施例を示した構成図である。 従来の半導体デバイスの冷却構造の一例を示した構成図である。
以下、図面を用いて本発明の実施の形態を説明する。
[第1の実施例]
図1は、本発明の半導体デバイスの冷却構造の第1の実施例を示した構成図である。ここで、図3と同一のものは同一符号を付し、説明を省略する。図1において、図3に示す構成と異なる点は、プリント基板1の代わりにプリント基板11が設けられている点、プリント基板11に伝熱用パターン12が新たに設けられている点、伝熱プレート3の代わりに伝熱プレート13が設けられている点、および、伝熱材14が新たに設けられている点である。
プリント基板11は、プリント基板1と同様に、ガラスエポキシ等で構成され、銅などの金属で配線パターンが形成されている。伝熱用パターン12は、銅などの熱伝導率の高い材料を用いてプリント基板11に設けられ、半導体デバイス2の熱を伝える。伝熱プレート13は、冷却水が流れる水冷パイプ13aを有し、接触面13bと接触面13cからの熱を冷却水に伝える。接触面13bは、伝熱材4と接触している。伝熱材14は、伝熱材4と同様に、柔軟性のあるシリコン材料、または、伝熱性グリスであり、伝熱用パターン12と伝熱プレート13の接触面13cとの間隙に設けられる。また、伝熱材14は、伝熱用パターン12および伝熱プレート13の接触面13cにそれぞれ接触している。
このような半導体デバイスの冷却構造の動作を説明する。
半導体デバイス2から発生した熱は、伝熱材4を介して接触面13bから伝熱プレート13へ伝えられる。さらに、半導体デバイス2から発生した熱は、プリント基板11の伝熱用パターン12および伝熱材14を介して接触面13cから伝熱プレート13へ伝えられる。接触面13bおよび接触面13cから入ってきた半導体デバイス2からの熱は、水冷パイプ13aに流れる冷却水へ伝えられる。
このように、プリント基板11に伝熱用パターン12を設け、この伝熱用パターン12を半導体デバイス2の下面に接触させる。そして、伝熱用パターン12および伝熱材14を介して接触面13cから伝熱プレート13へ熱を伝えることにより、プリント基板11へ伝わっていた半導体デバイス2からの熱を伝熱プレート13内の水冷パイプ13aを流れる冷却水に逃がすことができるので、半導体デバイス2のプリント基板11側への放熱量が大きい場合においても、半導体デバイス2を冷却することができる。
[第2の実施例]
図2は、本発明の半導体デバイスの冷却構造の第2の実施例を示した構成図である。ここで、図1と同一のものは同一符号を付し、説明を省略する。図2において、図1に示す構成と異なる点は、プリント基板11の代わりにプリント基板15が設けられている点である。
プリント基板15は、プリント基板11と同様に、ガラスエポキシ等で構成され、銅などの金属で配線パターンが形成されている。また、プリント基板15は、内層パターンを有する多層基板である。表層パターン16は、プリント基板15上に設けられ、半導体デバイス2の下面(プリント基板15と接する面)と接触して熱を伝える。表層パターン17は、プリント基板15に設けられ、伝熱材14と接触して熱を伝える。
内層パターン18は、プリント基板15の内層に設けられた伝熱用パターンである。伝熱部位19は、ピン状の金属部材またはプリント基板15に形成したスルーホールであり、表層パターン16と内層パターン18、または、表層パターン17と内層パターン18とを接続して熱を伝える。
このような半導体デバイスの冷却構造の動作を説明する。
半導体デバイス2から発生した熱は、伝熱材4を介して接触面13bから伝熱プレート13へ伝えられる。さらに、半導体デバイス2から発生した熱は、プリント基板11の表層パターン16および伝熱部位19を介して内層パターン18へ伝えられる。そして、内層パターン18へ伝えられた熱は、伝熱部位19、表層パターン17および伝熱材14を介して接触面13cから伝熱プレート13へ伝えられる。接触面13bおよび接触面13cから入ってきた半導体デバイス2からの熱は、水冷パイプ13aに流れる冷却水へ伝えられる。
このように、プリント基板15に設けた表層パターン16と内層パターン18、表層パターン17と内層パターン18を伝熱部位19でそれぞれ接続し、この経路と伝熱材14を介して接触面13cから伝熱プレート13へ半導体デバイス2から発生した熱を伝えることにより、プリント基板11へ伝わっていた半導体デバイス2からの熱を伝熱プレート13内の水冷パイプ13aを流れる冷却水に熱を逃がすことができるので、半導体デバイス2のプリント基板15側への放熱量が大きい場合においても、半導体デバイス2を冷却することができる。
なお、実施例では、水冷パイプ内の冷却流体に水を用いて冷却する場合について説明したが、冷却流体として水以外の流体を用いて冷却しても良い。
1,11,15 プリント基板
2 半導体デバイス
4 伝熱材(第1の伝熱材)
12 伝熱用パターン
13 伝熱プレート
13a 水冷パイプ
13b 接触面(第1の接触面)
13c 接触面(第2の接触面)
14 伝熱材(第2の伝熱材)
16 表層パターン(第1の表層パターン)
17 表層パターン(第2の表層パターン)
18 内層パターン
19 伝熱部位

Claims (4)

  1. プリント基板上に実装された半導体デバイスの冷却構造において、
    冷却流体が流れる水冷パイプを有し、第1の接触面と第2の接触面からの熱を前記冷却流体に伝える伝熱プレートと、
    前記プリント基板に設けられ、前記半導体デバイスの熱を伝える伝熱用パターンと、
    前記半導体デバイスの上面と前記伝熱プレートの前記第1の接触面との間隙に設けられた第1の伝熱材と、
    前記伝熱用パターンと前記伝熱プレートの前記第2の接触面との間隙に設けられた第2の伝熱材と
    を備えたことを特徴とする半導体デバイスの冷却構造。
  2. 前記伝熱用パターンは、
    前記プリント基板に設けられ、前記半導体デバイスの基板面と接触する第1の表層パターンと、
    前記プリント基板に設けられ、前記第2の伝熱材と接触する第2の表層パターンと、
    前記プリント基板の内層に設けられた内層パターンと、
    前記第1の表層パターンと前記内層パターン、または、前記第2の表層パターンと前記内層パターンとを接続して熱を伝える伝熱部位と
    を有することを特徴とする請求項1記載の半導体デバイスの冷却構造。
  3. 前記第1の伝熱材または前記第2の伝熱材は、
    シリコン材料または伝熱性グリスであることを特徴とする請求項1または2記載の半導体デバイスの冷却構造。
  4. 前記伝熱部位は、
    ピン状の金属部材または前記プリント基板に形成したスルーホールであることを特徴とする請求項2記載の半導体デバイスの冷却構造。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000106410A (ja) * 1998-09-28 2000-04-11 Matsushita Electronics Industry Corp 半導体装置
JP2006080333A (ja) * 2004-09-10 2006-03-23 Toshiba Corp 半導体装置
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