JP2011221637A - 情報処理装置、情報出力方法及びプログラム - Google Patents

情報処理装置、情報出力方法及びプログラム Download PDF

Info

Publication number
JP2011221637A
JP2011221637A JP2010087784A JP2010087784A JP2011221637A JP 2011221637 A JP2011221637 A JP 2011221637A JP 2010087784 A JP2010087784 A JP 2010087784A JP 2010087784 A JP2010087784 A JP 2010087784A JP 2011221637 A JP2011221637 A JP 2011221637A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
unit
data
menu
user
meal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2010087784A
Other languages
English (en)
Inventor
Masanori Miyahara
正典 宮原
Takehiro Hagiwara
丈博 萩原
Tomohiro Tsunoda
智弘 角田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
Priority to JP2010087784A priority Critical patent/JP2011221637A/ja
Priority to EP11160033A priority patent/EP2375371A1/en
Priority to US13/073,400 priority patent/US8712108B2/en
Priority to CN2011100762393A priority patent/CN102214269A/zh
Priority to KR1020110028255A priority patent/KR20110112207A/ko
Publication of JP2011221637A publication Critical patent/JP2011221637A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06QINFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGY [ICT] SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES; SYSTEMS OR METHODS SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • G06Q30/00Commerce
    • G06Q30/02Marketing; Price estimation or determination; Fundraising
    • GPHYSICS
    • G16INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGY [ICT] SPECIALLY ADAPTED FOR SPECIFIC APPLICATION FIELDS
    • G16HHEALTHCARE INFORMATICS, i.e. INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGY [ICT] SPECIALLY ADAPTED FOR THE HANDLING OR PROCESSING OF MEDICAL OR HEALTHCARE DATA
    • G16H20/00ICT specially adapted for therapies or health-improving plans, e.g. for handling prescriptions, for steering therapy or for monitoring patient compliance
    • G16H20/60ICT specially adapted for therapies or health-improving plans, e.g. for handling prescriptions, for steering therapy or for monitoring patient compliance relating to nutrition control, e.g. diets
    • GPHYSICS
    • G16INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGY [ICT] SPECIALLY ADAPTED FOR SPECIFIC APPLICATION FIELDS
    • G16HHEALTHCARE INFORMATICS, i.e. INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGY [ICT] SPECIALLY ADAPTED FOR THE HANDLING OR PROCESSING OF MEDICAL OR HEALTHCARE DATA
    • G16H20/00ICT specially adapted for therapies or health-improving plans, e.g. for handling prescriptions, for steering therapy or for monitoring patient compliance
    • G16H20/30ICT specially adapted for therapies or health-improving plans, e.g. for handling prescriptions, for steering therapy or for monitoring patient compliance relating to physical therapies or activities, e.g. physiotherapy, acupressure or exercising

Abstract

【課題】食事の場所又は食品の購入場所の制約を受けることなく、食事に関するアドバイスを自動的にユーザに提供すること。
【解決手段】食事のエネルギー、食事に含まれる1つ以上の栄養素の分量、及び運動の量についての目標値を表すモデルデータを記憶している記憶部と、ユーザによる食事の内容を撮像した入力画像を取得する入力画像取得部と、前記入力画像を解析することにより、前記食事のエネルギー及び前記食事に含まれる1つ以上の栄養素の分量を導出する画像解析部と、ユーザの運動の量を算出する運動量算出部と、前記画像解析部による解析の結果及び前記運動量算出部による算出の結果を含む生活データを生成するデータ生成部と、前記モデルデータと前記生活データとの比較に基づいて、前記ユーザに推奨すべき栄養素、食品又は運動に関する情報を出力する情報出力部と、を備える情報処理装置を提供する。
【選択図】図3

Description

本発明は、情報処理装置、情報出力方法及びプログラムに関する。
健康の維持若しくは増進、生活習慣病の予防、又は美容の向上などのために、食生活の適切なバランスを保つことは重要である。日本の厚生労働省及び農林水産省は、共同で「食事バランスガイド」を策定し、2005年にこれを公表している。また、世界保健機関(WHO)及び国連食糧農業機関(FAO)は、2003年に「食事、栄養と生活習慣病の予防」(Diet, Nutrition and the Prevention of Chronic Diseases)を報告している。「食事、栄養と生活習慣病の予防」においては、炭水化物、たんぱく質及び脂肪などの栄養素についての目標摂取量の範囲が、総エネルギー摂取量に対する割合として示されている。
しかし、一般の生活者が、日常の食事の内容から摂取したエネルギー及び栄養素の分量を正確に認識し、自らの食生活が適正か否かを判断することは容易でない。そこで、下記特許文献1は、個人の食生活の改善を支援するために、食事の内容を撮像した映像をセンタサーバにおいて蓄積し、当該映像を見たアドバイザから食生活の改善に関するアドバイスを提供することのできるシステムを提案している。また、下記特許文献2は、店舗又はレストランなどにおいてユーザが購入した食品についてのカロリー値などを含む食品データを取得し、当該食品データとユーザに関する生体情報とに応じて決定される食事のメニューをユーザに推奨する健康管理サービスのためのシステムを提案している。
特開2003−85289号公報 特開2003−290155号公報
しかしながら、上記特許文献1に記載された手法では、食生活についてのアドバイスがアドバイザによる映像の目視に依存しているため、アドバイザが存在しない場合には、ユーザはアドバイスを受けることができない。また、上記特許文献2に記載された手法では、食品データを有する特定の店舗又はレストランでユーザが食品を購入した場合でなければ、推奨される食事のメニューに関する適切な情報は、ユーザに提供されない。
そこで、本発明は、食事の場所又は食品の購入場所の制約を受けることなく、食事に関するアドバイスを自動的にユーザに提供することのできる、新規かつ改良された情報処理装置、情報出力方法及びプログラムを提供しようとするものである。
本発明のある実施形態によれば、食事のエネルギー、食事に含まれる1つ以上の栄養素の分量、及び運動の量についての目標値を表すモデルデータを記憶している記憶部と、ユーザによる食事の内容を撮像した入力画像を取得する入力画像取得部と、上記入力画像を解析することにより、上記食事のエネルギー及び上記食事に含まれる1つ以上の栄養素の分量を導出する画像解析部と、ユーザの運動の量を算出する運動量算出部と、上記画像解析部による解析の結果及び上記運動量算出部による算出の結果を含む生活データを生成するデータ生成部と、上記モデルデータと上記生活データとの比較に基づいて、上記ユーザに推奨すべき栄養素、食品又は運動に関する情報を出力する情報出力部と、を備える情報処理装置が提供される。
かかる構成によれば、食事のエネルギー、食事に含まれる1つ以上の栄養素の分量、及び運動の量についての目標値を表すモデルデータと、食事の内容を撮像した入力画像の解析結果及びユーザによる運動の量を含む生活データとの比較に基づいて、例えば食生活に関するアドバイスを表す情報がユーザに提供され得る。
また、上記画像解析部は、上記入力画像に映る上記食事のメニューを推定するためのメニュー別スコアを算出するスコア算出部と、上記メニュー別スコアに基づいて上記食事のメニューを推定するメニュー推定部と、上記メニュー推定部により推定されたメニューに対応するエネルギー及び1つ以上の栄養素の分量の値を決定する決定部と、を含んでもよい。
また、上記情報処理装置は、ユーザの位置を表す位置データを取得するデータ取得部、をさらに備え、上記メニュー推定部は、上記位置データにより表される位置と関連付けられているメニューリストを取得し、取得した上記メニューリストと上記メニュー別スコアとに基づいて、上記食事のメニューを推定してもよい。
また、上記情報処理装置は、上記食事に照射される赤外線を用いて検出される上記食事のエネルギー及び上記食事に含まれる1つ以上の栄養素の分量を表す赤外線検出データを取得するデータ取得部、をさらに備え、上記決定部は、上記データ取得部により取得される上記赤外線検出データをさらに用いて、上記メニュー推定部により推定されたメニューに対応するエネルギー及び1つ以上の栄養素の分量の値を決定してもよい。
また、上記記憶部は、複数のタイプのモデルデータを記憶しており、上記情報出力部は、上記複数のタイプのモデルデータのうちユーザにより指定された1つのモデルデータと上記生活データとを比較してもよい。
また、上記複数のタイプのモデルデータのうち少なくとも1つのモデルデータは、上記ユーザについての過去の生活データから生成されるデータであってもよい。
また、上記情報出力部は、上記モデルデータと上記生活データとの比較に基づいて、いずれかの栄養素がユーザにとって不足していると判断される場合には、不足している栄養素、又は当該栄養素を含む食品若しくは食事のメニューをユーザに出力してもよい。
また、上記情報出力部は、上記モデルデータと上記生活データとの比較に基づいて、エネルギーの消費量が不足していると判断される場合には、ユーザに運動を推奨してもよい。
また、上記情報出力部は、上記モデルデータと上記生活データとの比較に基づいて、上記ユーザに推奨すべき栄養素、食品又は運動に関する広告を出力してもよい。
また、本発明の別の実施形態によれば、食事のエネルギー、食事に含まれる1つ以上の栄養素の分量、及び運動の量についての目標値を表すモデルデータを記憶している記憶媒体を備える情報処理装置を用いて情報を出力するための情報出力方法であって、ユーザによる食事の内容を撮像した入力画像を取得するステップと、上記入力画像を解析することにより、上記食事のエネルギー及び上記食事に含まれる1つ以上の栄養素の分量を導出するステップと、上記ユーザの運動の量を算出するステップと、上記入力画像についての解析の結果及び上記ユーザの運動の量についての算出の結果を含む生活データを生成するステップと、上記モデルデータと上記生活データとの比較に基づいて、上記ユーザに推奨すべき栄養素、食品又は運動に関する情報を出力するステップと、を含む情報出力方法が提供される。
また、本発明の別の実施形態によれば、食事のエネルギー、食事に含まれる1つ以上の栄養素の分量、及び運動の量についての目標値を表すモデルデータを記憶している記憶媒体を備える情報処理装置を制御するコンピュータを、ユーザによる食事の内容を撮像した入力画像を取得する入力画像取得部と、上記入力画像を解析することにより、上記食事のエネルギー及び上記食事に含まれる1つ以上の栄養素の分量を導出する画像解析部と、ユーザの運動の量を算出する運動量算出部と、上記画像解析部による解析の結果及び上記運動量算出部による算出の結果を含む生活データを生成するデータ生成部と、上記モデルデータと上記生活データとの比較に基づいて、上記ユーザに推奨すべき栄養素、食品又は運動に関する情報を出力する情報出力部と、として機能させるための、プログラムが提供される。
以上説明したように、本発明に係る情報処理装置、情報出力方法及びプログラムによれば、食事の場所又は食品の購入場所の制約を受けることなく、食事に関するアドバイスを自動的にユーザに提供することができる。
一実施形態に係る情報処理システムの概要を示す模式図である。 第1の実施形態に係る端末装置の構成の一例を示すブロック図である。 第1の実施形態に係る情報処理装置の構成の一例を示すブロック図である。 入力画像の第1の例について説明するための説明図である。 入力画像の第2の例について説明するための説明図である。 入力画像の第3の例について説明するための説明図である。 第1の実施形態に係る画像解析部の詳細な構成の一例を示すブロック図である。 第1の実施形態に係るスコア算出処理について説明するための説明図である。 第1の実施形態に係る摂取データ決定処理について説明するための説明図である。 第1の実施形態に係る運動量算出処理について説明するための説明図である。 第1の実施形態に係る生活データ生成処理について説明するための説明図である。 第1の実施形態に係るモデルデータについて説明するための説明図である。 出力情報の第1の例について説明するための説明図である。 出力情報の第2の例について説明するための説明図である。 出力情報の第3の例について説明するための説明図である。 第1の実施形態に係る情報出力処理の流れの一例を示すフローチャートである。 第1の実施形態に係る画像解析処理の流れの一例を示すフローチャートである。 第2の実施形態に係る端末装置の構成の一例を示すブロック図である。 第2の実施形態に係る情報処理装置の構成の一例を示すブロック図である。 第2の実施形態に係る画像解析部の詳細な構成の一例を示すブロック図である。 第2の実施形態に係るメニュー推定処理について説明するための説明図である。 第2の実施形態に係る摂取データ決定処理について説明するための説明図である。 第2の実施形態に係る画像解析処理の流れの一例を示すフローチャートである。
以下に添付図面を参照しながら、本発明の好適な実施の形態について詳細に説明する。なお、本明細書及び図面において、実質的に同一の機能構成を有する構成要素については、同一の符号を付すことにより重複説明を省略する。
また、以下の順序にしたがって当該「発明を実施するための形態」を説明する。
1.システムの概要
2.第1の実施形態
2−1.端末装置の構成例
2−2.情報処理装置の構成例
2−3.処理の流れ
2−4.第1の実施形態のまとめ
3.第2の実施形態
3−1.端末装置の構成例
3−2.情報処理装置の構成例
3−3.処理の流れ
3−4.第2の実施形態のまとめ
<1.システムの概要>
まず、図1を用いて、本発明の一実施形態に係るシステムの概要を説明する。図1は、本発明の一実施形態に係る情報処理システム1の概要を示す模式図である。図1を参照すると、情報処理システム1は、端末装置100及び情報処理装置200を含む。
端末装置100は、典型的には、撮像機能、表示機能、及び情報処理装置200との間で通信を行うための通信機能を有する携帯型の端末装置である。端末装置100は、例えば、携帯電話端末、携帯情報端末、モバイルPC(Personal Computer)、デジタルスチルカメラ、又はゲーム端末などであってよい。ユーザは、かかる端末装置100を用いて日常の食事の内容を撮像する。そして、端末装置100は、撮像された食事の画像を、情報処理装置200へ送信する。
情報処理装置200は、端末装置100との間で通信を行うための通信機能を有する情報処理装置である。情報処理装置200は、例えば、PC又はワークステーションなどの汎用的なコンピュータであってもよく、デジタル情報家電又はゲーム機器などのその他の種類の情報処理装置であってよい。情報処理装置200は、端末装置100から受信される入力画像を解析し、ユーザの食生活に関するデータを収集する。そして、情報処理装置200は、収集したデータを用いて、ユーザにアドバイスすべき情報を生成し、生成した情報を端末100へ送信する。
上述したような情報処理システム1の構成によれば、ユーザは、食事をする場所へ端末装置100を携帯し、場所の制約を受けることなく、食事の内容を撮像した画像を情報処理装置200へ供給することができる。さらに、本明細書において説明する2つの実施形態では、食事の内容を撮像した画像に加えて、端末装置100に設けられるセンサを用いて計測される追加的なデータが、情報処理装置200へ供給される。
<2.第1の実施形態>
[2−1.端末装置の構成例]
図2は、本発明の第1の実施形態に係る端末装置100の構成の一例を示すブロック図である。図2を参照すると、端末装置100は、撮像部110、センサ部120、通信部130、制御部140、記憶部150、入力部160及び表示部170を備える。
(撮像部)
撮像部110は、例えば、CCD(Charge Coupled Device)又はCMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)などの撮像素子を有する撮像モジュールとして実現され得る。撮像部110は、ユーザが日常の食事の内容を撮像するために使用される。上述したように、撮像部110により撮像される食事の内容についての画像は、端末装置100から情報処理装置200へ送信される。
(センサ部)
センサ部120は、例えば、ユーザの運動により生じる加速度を計測する加速度センサ、及びGPS(Global Positioning System)衛星からの信号を受信することによりユーザの位置を検出するGPSセンサを含む。また、センサ部120は、さらに追加的なセンサとして、ユーザの体調を認識するための体温計、脈拍計又は血圧計などの生体センサを含んでもよい。センサ部120は、加速度センサを用いて計測した加速度データ、GPSセンサを用いて検出した位置データ、及び生体センサを用いて計測した生体データを含むセンサデータを、制御部140へ出力する。かかるセンサデータは、端末装置100から情報処理装置200へ送信される。このうち、加速度データ及び位置データの少なくとも一方は、情報処理装置200がユーザの運動の量を算出するために用いられる。
(通信部)
通信部130は、端末装置100が情報処理装置200との間で通信するための通信インタフェースとして実現され得る。通信部130は、無線通信インタフェースであってもよく、有線通信インタフェースであってもよい。通信部130は、例えば、撮像部110により撮像された画像を情報処理装置200へ送信する。また、通信部130は、例えば、センサ部120により計測されたセンサデータを周期的に情報処理装置200へ送信する。また、通信部130は、例えば、情報処理装置200から送信される情報を受信し、制御部140へ出力する。
(制御部)
制御部140は、CPU(Central Processing Unit)などの制御装置を用いて、端末装置100の機能全般を制御する。例えば、制御部140は、入力部160において撮像を指示するユーザ入力が検出されると、撮像部110に画像の撮像を指示する。また、制御部140は、センサ部120により周期的に計測されるセンサデータを記憶部150に記憶させる。そして、制御部140は、撮像部110により撮像された食事の画像、及び記憶部150に記憶されているセンサデータを、通信部130を介して情報処理装置200へ送信する。また、制御部140は、情報処理装置200から送信された情報が通信部130により受信されると、当該情報を表示部170に表示させる。
(記憶部)
記憶部150は、ハードディスク又は半導体メモリなどの記憶媒体を用いて、端末装置100が動作するためのプログラム及びデータを記憶する。例えば、端末装置100から情報処理装置200へ送信される食事の画像及びセンサデータは、記憶部150により蓄積された後、ユーザの指示に応じて、又は数時間に1回若しくは1日に1回などの周期で、情報処理装置200へ送信されてもよい。
(入力部)
入力部160は、ユーザによる指示又は情報入力を受け付けるためのユーザインタフェースを提供する。入力部160により提供されるユーザインタフェースは、ユーザが撮像部110を操作するためのボタン又はスイッチなどを含む。例えば、入力部160は、端末装置100に設けられるレリーズボタン(撮像開始を指示するためのボタン)が押下されると、撮像開始を指示する操作信号を制御部140へ出力する。
(表示部)
表示部170は、端末装置100に設けられる画面上に情報を出力するための画面インタフェースを提供する。例えば、表示部170は、制御部140による制御のもと、通信部130が情報処理装置200から受信した情報を画面上に表示する。表示部170により表示される情報には、後にさらに説明するように、情報処理装置200において生成される、ユーザに推奨すべき栄養素、食品又は運動に関する情報が含まれる。
[2−2.情報処理装置の構成例]
図3は、本実施形態に係る情報処理装置200の構成の一例を示すブロック図である。図3を参照すると、情報処理装置200は、通信部210、入力画像取得部220、画像解析部230、データ取得部240、運動量算出部250、データ生成部260、記憶部270及び情報出力部280を備える。
(通信部)
通信部210は、情報処理装置200が端末装置100との間で通信するための通信インタフェースとして実現され得る。通信部210は、無線通信インタフェースであってもよく、有線通信インタフェースであってもよい。通信部210は、例えば、端末装置100において撮像された食事の画像及びセンサデータを端末装置100から受信する。また、通信部210は、例えば、情報出力部280から入力される情報を端末装置100へ送信する。
(入力画像取得部)
入力画像取得部220は、通信部210により端末装置100から受信される画像を入力画像として取得する。入力画像取得部220により取得される入力画像は、ユーザによる食事の内容を撮像した画像である。入力画像取得部220は、取得した入力画像を、画像解析部230へ出力する。
図4A〜図4Cは、入力画像の一例について説明するための説明図である。図4Aを参照すると、ユーザが端末装置100を用いて撮像した一例としての入力画像IM01が示されている。入力画像IM01には、プレートF01及びプレートF02が映っている。プレートF01は、野菜が添えられたステーキのプレートである。プレートF02は、ライスのプレートである。このように、入力画像は、1度の食事の内容の全体を写した画像であってもよい。
一方、図4B及び図4Cを参照すると、ユーザが端末装置100を用いて撮像した他の例としての入力画像IM11及びIM12がそれぞれ示されている。入力画像IM11には、プレートF01が映っている。また、入力画像IM12には、プレートF02が映っている。このように、入力画像は、1度の食事に含まれる個々のメニューごとに撮像された画像であってもよい。典型的には、メニューごとに撮像される入力画像を用いる方が、後に説明する画像解析処理におけるメニューの推定の精度は高まるものと考えられる。
(画像解析部)
画像解析部230は、入力画像取得部220により取得される入力画像を解析することにより、入力画像に映る食事のエネルギー及び当該食事に含まれる1つ以上の栄養素の分量を導出する。図5は、本実施形態に係る画像解析部230の詳細な構成の一例を示すブロック図である。図5を参照すると、画像解析部230は、スコア算出部232、識別関数記憶部233、メニュー推定部234、知識データベース(DB)235、及び決定部236を含む。
(1)スコア算出部
スコア算出部232は、入力画像に映る食事のメニューを推定するためのメニュー別スコアを算出する。スコア算出部232によるスコア算出処理は、公知の教師あり学習(例えば、SVM(Support Vector Machine)又はニューラルネットワークに基づく学習など)により事前に獲得された識別関数を用いた処理であってよい。この場合、メニューの種類が既知である食事の画像から食事のメニューを識別するための識別関数が、事前の学習処理により獲得される。そして、未知の入力画像が新たに入力されると、スコア算出部232は、事前に獲得された上記識別関数を、当該未知の入力画像に適用する。
図6は、スコア算出部232によるスコア算出処理の一例について説明するための説明図である。図6の左には、入力画像IM11が示されている。スコア算出部232は、かかる入力画像IM11に事前に獲得された識別関数を適用することにより、当該入力画像IM11についてのメニューごとのスコアを算出する。ここで算出されるスコアは、入力画像IM11が各メニューID(Menu ID)により識別されるメニューを写した画像である確率を表す。例えば、図6の右において、メニューID=M1(“Rice”)についてのスコアは0.05、メニューID=M2(“Stake”)についてのスコアは0.85、メニューID=Mn(“Noodle”)についてのスコアは0.00である。スコア算出部232は、このようなメニュー別スコアD1をメニュー推定部234へ出力する。
(2)識別関数記憶部
識別関数記憶部233は、図6を用いて説明した識別関数を記憶媒体を用いて予め記憶している。識別関数記憶部233は、後に説明する知識DB235又は記憶部270と物理的に同一の記憶媒体を用いて実現されてもよい。
(3)メニュー推定部
メニュー推定部234は、スコア算出部232により算出されるメニュー別スコアに基づいて、入力画像に映る食事のメニューを推定する。本実施形態において、メニュー推定部234は、スコア算出部232により算出されるメニュー別スコアが最も高いメニューIDに対応する食事のメニューを、入力画像に映る食事のメニューであると推定する。例えば、図6の例では、入力画像IM11について算出されたメニュー別スコアは、メニューID=M2(“Stake”)において最も高い値を示している。そのため、メニュー推定部234は、入力画像IM11が食事のメニューとしてのステーキ(“Stake”)を映した画像であると推定する。なお、後に説明する第2の実施形態では、メニュー推定部234は、メニュー別スコアに加えて、他の補助的なデータにさらに基づいてメニューの推定を行う。
(4)知識DB
知識DB235は、画像解析部230によるメニューの決定のために使用される知識を記憶媒体を用いて記憶しているデータベースである。本実施形態において、知識DB235は、図7に例示するような栄養価テーブルD2を有する。栄養価テーブルD2は、図6に示したメニュー別スコアD1の各メニュー項目M1〜Mnにそれぞれ対応するレコードを含む。また、栄養価テーブルD2のデータ項目は、各メニューに対応するエネルギー及び各メニューに含まれる1つ以上の栄養素の分量を表す。図7の例では、栄養価テーブルの第2列はエネルギー(カロリー値)、第3列は炭水化物の分量、第4列は脂肪の分量、第5列はたんぱく質の分量、第6列はビタミンAの分量をそれぞれ表している。これら栄養価テーブルD2の各データ項目の値は、例えば、1つのメニューについて個々のユーザごとに個別に定義されてもよい。その場合には、個々のユーザがそれぞれ摂取する平均的な食事の量に応じた分量が栄養価テーブルD2において定義される。その代わりに、栄養価テーブルD2の各データ項目の値は、1つのメニューについて複数のユーザに共通する1つのレコードにより定義されてもよい。その場合には、ユーザに依存しない一般的な食事の量に応じた分量が栄養価テーブルD2において定義される。
(5)決定部
決定部236は、知識DB235の栄養価テーブルD2を用いて、メニュー推定部234により推定されたメニューに対応するエネルギー及び1つ以上の栄養素の分量の値を決定する。決定部236により決定されるデータ値は、ユーザにより摂取されたエネルギー及び栄養素の分量を表す摂取データとして、データ生成部260へ出力される。
図7は、本実施形態に係る決定部236による摂取データ決定処理について説明するための説明図である。図7の上段には、知識DB235に予め記憶されている上述した栄養価テーブルD2が示されている。また、図7の中段には、スコア算出部232により算出されたメニュー別スコアD1が示されている。かかるメニュー別スコアD1の中で、メニューID=M2(以下、メニューM2という)のスコアが最も高い。そのため、メニュー推定部234は、上述したように、入力画像にメニューM2、即ちステーキが映っていると推定する。そうすると、決定部236は、メニューM2に対応するレコードを栄養価テーブルD2において検索する。そして、決定部236は、栄養価テーブルD2から取得されるメニューM2に対応するレコードを用いて、摂取データD3の各データ項目の値を決定する。図7の例では、摂取データD3の各データ項目の値は、栄養価テーブルD2のメニューM2に対応するレコードの値をそのまま用いて、エネルギー=350kcal、炭水化物=3.0g、脂肪=40g、たんぱく質=20g、ビタミンA=0.1mgなどと決定されている。
(データ取得部)
データ取得部240は、通信部210により端末装置100から受信されるセンサデータを取得する。本実施形態において、データ取得部240により取得されるセンサデータは、端末装置100を携帯するユーザについて周期的に検出される時系列での一連の位置、加速度及び体温などを表す。データ取得部240は、かかるセンサデータのうち、位置データ及び加速度データを、運動量算出部250へ出力する。また、データ取得部240は、体温などの生体データを、データ生成部260へ出力する。
(運動量算出部)
運動量算出部250は、データ取得部240から入力されるセンサデータを用いて、前回のセンサデータの受信から今回のセンサデータの受信までの間にユーザにより行われた運動の量を算出する。
図8は、本実施形態に係る運動量算出部250による運動量算出処理について説明するための説明図である。図8の左には、一連のセンサデータD4が示されている。各センサデータD4は、タイムスタンプ、位置データ、加速度データ及び体温の値を示す生体データを含む。このうち、運動量算出部250は、主にタイムスタンプ、位置データ及び加速度データを運動量の算出のために使用する。
図8の右には、運動量算出部250により算出される運動データD5が示されている。運動データD5は、移動量、運動レベル及び消費エネルギーという3つのデータ項目を有する。運動量算出処理において、運動量算出部250は、まず、時間軸上で隣り合う2つのセンサデータの位置データの差分に相当するユーザの位置の変化を算出する。そして、運動量算出部250は、一連のセンサデータD4にわたるユーザの位置の変化を積算することにより、当該一連のセンサデータD4に対応する期間にわたるユーザの移動量を算出する。また、運動量算出部250は、例えば、その期間にわたるユーザの加速度の平均値を所定の閾値と比較することにより、ユーザの運動レベルを「高」、「中」及び「低」の3つのレベルに分類する。例えば、「高」はランニングに相当する運動レベル、「中」はウォーキングに相当する運動レベル、運動レベル「低」は静止状態に相当する運動レベルなどであってよい。そして、動量算出部250は、算出された移動量及び運動レベルから、例えば次式に従って、ユーザの消費エネルギーの概算値E[kcal]を算出する。
Figure 2011221637
なお、式(1)において、λは、所要時間及び運動レベルに応じた消費エネルギー係数である。wuserは、ユーザの体重[kg]である。Dは、移動量[km]である。
運動量算出部250は、このように算出されたユーザの運動の量を表す運動データD5を、データ生成部260へ出力する。
(データ生成部)
データ生成部260は、画像解析部230による解析の結果である摂取データ、及び運動量算出部250による算出の結果である運動データを含む生活データを生成する。
図9は、本実施形態に係るデータ生成部260による生活データ生成処理について説明するための説明図である。
図9の左上には、一定の期間(例えば1日)にわたって画像解析部230から出力される複数の摂取データD3が示されている。例えば、端末装置100が朝・昼・晩の3回の食事ごとに1つずつの入力画像を送信した場合には、1日分の摂取データD3は3つのレコードを含む。データ生成部260は、このような一定の期間にわたる摂取データD3の各データ項目の値を通算することにより、生活データのうちの摂取量に関するデータ値を算出する。図9の例において、一例として、2010年3月31日の生活データD6における摂取量は、摂取エネルギー=2300kcal、炭水化物=400g、脂肪=220gなどの値を示している。
また、図9の右上には、一定の期間(例えば1日)にわたって運動量算出部250から出力される複数の運動データD5が示されている。データ生成部260は、このような一定の期間にわたる運動データD5のデータ項目のうち、移動量及び消費エネルギーの値を通算することにより、生活データのうちの運動量に関するデータ値を算出する。図9の例において、一例として、2010年3月31日の生活データD6における運動量は、移動量=1.5km、消費エネルギー=1700kcalを示している。
さらに、データ生成部260は、補足情報として、端末装置100から受信される体温及びユーザの体調などの補足情報を生活データD6に付加する。生活データD6における体温の値は、例えば、上記一定期間にわたってデータ取得部240により取得されるセンサデータに含まれる体温の平均値であってよい。また、生活データD6における体調の値は、体温などの生体データから推定される「良好」又は「良好でない」の2種類の値のいずれかであってよい。その代わりに、端末装置100の入力部160を用いて、ユーザが明示的に任意の時点の体調を入力してもよい。
データ生成部260は、このように生成した生活データを記憶部270に記憶させると共に、情報出力部280へ出力する。
(記憶部)
記憶部270は、データ生成部260により生成される上述した生活データと比較されるべきモデルデータを記憶媒体を用いて予め記憶している。当該モデルデータは、一定期間にわたってユーザが摂取すべき食事のエネルギー、食事に含まれる1つ以上の栄養素の分量、及びユーザが行うべき運動の量についての目標値を表すデータである。
図10は、本実施形態に係る記憶部270により記憶されるモデルデータについて説明するための説明図である。図10を参照すると、記憶部270は、モデルID=MD1からモデルID=MDnまでの複数のタイプのモデルデータD7を記憶している。
このうち、モデルID=MD1であるモデルデータ(以下、モデルMD1などという)については、摂取エネルギー=1800kcal、炭水化物の摂取量=300g、脂肪の摂取量=120g、移動量=2.0km、消費エネルギー=1800kcalである。モデルMD1は、例えば、ユーザについての過去の生活データから生成されるモデルデータである。モデルMD1は、例えば、ユーザの体調が良好であった特定の日の生活データであってよい。その代わりに、モデルMD1は、ユーザの体調が良好であった期間における日々の生活データを平均化したデータであってもよい。
また、モデルMD2については、摂取エネルギー=2000kcal、炭水化物の摂取量=320g、脂肪の摂取量=100g、移動量=3.0km、消費エネルギー=2000kcalである。モデルMD2は、例えば、理想的なモデルユーザの生活を表すモデルデータであってよい。モデルMD2の各データ値は、例えば、栄養学的な知見に基づいて予め定義され得る。
また、モデルMDnについては、摂取エネルギー=1200kcal、炭水化物の摂取量=180g、脂肪の摂取量=40g、移動量=2.0km、消費エネルギー=1800kcalである。モデルMDnは、例えば、ユーザがダイエット(減量)を目標とする場合において生活データと比較されるモデルデータである。
記憶部270は、このような複数のタイプのモデルデータD7の中のいずれかを、端末装置100のユーザからの指示に応じて選択的に情報出力部280へ出力する。
(情報出力部)
情報出力部280は、上述した複数のタイプのモデルデータのうちユーザにより指定されたいずれかのモデルデータと生活データとの比較に基づいて、ユーザに推奨すべき栄養素、食品又は運動に関する情報を出力する。情報出力部280により出力される情報は、通信部210を介して端末装置100へ送信され、端末装置100の表示部170により画面上に表示される。情報出力部280により出力される情報は、例えば、ユーザの食生活にまつわる健康又は美容などの観点でのアドバイスに関する情報であってよい。例えば、情報出力部280は、モデルデータと生活データとの比較に基づいて、いずれかの栄養素がユーザにとって不足していると判断される場合には、不足している栄養素、又は当該栄養素を含む食品若しくは食事のメニューに関する情報を出力してもよい。また、例えば、情報出力部280は、モデルデータと生活データとの比較に基づいて、エネルギーの消費量が不足していると判断される場合には、ユーザに運動を推奨するための情報を出力してもよい。また、例えば、情報出力部280は、モデルデータと生活データとの比較に基づいてユーザに推奨すべきであると判断される栄養素、食品又は運動に関する広告を出力してもよい。
図11Aは、情報出力部280により出力される出力情報の第1の例について説明するための説明図である。
図11Aの上段には、情報出力部280により互いに比較される生活データD6a及びモデルデータD7aが示されている。生活データD6aは、2010年3月31日の生活データであり、その日にユーザが2300kcalのエネルギーと0.1mgのビタミンAを摂取したことを示している。一方、モデルデータD7aは、モデルMD1についてのモデルデータであり、過去にユーザの体調が良好であった時に摂取されたエネルギーが1800kcal、ビタミンAの分量が0.6mgであったことを示している。情報出力部280は、かかる生活データD6a及びモデルデータD7aの比較に基づいて、ユーザにビタミンAが不足していると判断し、ユーザにビタミンAを摂取することを推奨するための情報を出力する。その結果、図11Aの下段には、端末装置100の画面上に表示される一例としての情報表示画面W1が示されている。情報表示画面W1は、ユーザにビタミンAを摂取することを推奨するメッセージを表示する画面である。
図11Bは、情報出力部280により出力される出力情報の第2の例について説明するための説明図である。
図11Bの上段には、情報出力部280により互いに比較される生活データD6b及びモデルデータD7bが示されている。生活データD6bは、2010年4月1日の生活データであり、その日にユーザが2000kcalのエネルギーと180gの脂肪を摂取したこと、及び移動量1.0km、消費エネルギー900kcalの運動をしたことを示している。一方、モデルデータD7bは、モデルMD3についてのモデルデータであり、当該モデルにおいて1日に1900kcalのエネルギーと120gの脂肪の摂取、及び移動量2.5km、消費エネルギー2000kcalの運動が推奨されることを示している。情報出力部280は、かかる生活データD6b及びモデルデータD7bの比較に基づいて、ユーザによる脂肪の摂取が過剰であること、及びユーザによる運動が不足していることを認識する。そこで、情報出力部280は、脂肪の摂取が過剰であること、及び運動が推奨されることをユーザに通知するための情報を出力する。その結果、図11Bの下段に示しているような情報表示画面W2が端末装置100の画面上に表示される。
図11Cは、情報出力部280により出力される出力情報の第3の例について説明するための説明図である。
図11Cの上段には、情報出力部280により互いに比較される生活データD6a及びモデルデータD7aが再び示されている。情報出力部280は、かかる生活データD6a及びモデルデータD7aの比較に基づいて、図11Aに示したような情報の代わりに、ユーザに推奨すべき栄養素であるビタミンAに関する広告を出力してもよい。例えば、図11Cの下段に示しているような情報表示画面W3では、ビタミンAを摂取するためのサプリメントに関する広告がユーザに呈示されている。また、サプリメントの広告の代わりに、例えば、ビタミンAを含む食品に関する広告、又はビタミンAを含む食品を提供する店舗若しくはレストランに関する広告などが情報表示画面W3において呈示されてもよい。さらに、図11Bの例のように、ユーザによるエネルギーの消費量が不足していると判断される場合には、運動に関する広告(例えばスポーツクラブ又はフィットネスジムに関する広告)が呈示されてもよい。
[2−3.処理の流れ]
図12は、本実施形態に係る情報処理装置200による情報出力処理の流れの一例を示すフローチャートである。
図12を参照すると、まず、情報処理装置200の入力画像取得部220は、端末装置100から通信部210を介して入力画像を取得する。また、情報処理装置200のデータ取得部240は、端末装置100から通信部210を介してセンサデータを取得する(ステップS102)。
次に、情報処理装置200の画像解析部230は、入力画像取得部220により取得された入力画像について、図13を用いて後に説明する画像解析処理を行う(ステップS104)。そして、記憶部270は、画像解析処理の結果として画像解析部230から入力される摂取データを記憶する(ステップS106)。
また、情報処理装置200の運動量算出部250は、データ取得部240により取得されたセンサデータを用いて、ユーザによる運動の量を算出する(ステップS108)。そして、記憶部270は、運動量算出部250により算出されたユーザによる運動の量を表す運動データを記憶する(ステップS110)。
次に、データ生成部260により、生活データを生成するか否かが判定される(ステップS112)。例えば、処理の時点が一定の期間(例えば1日)ごとの生活データの生成のタイミングに該当する場合には、データ生成部260は、生活データを生成することを決定する。その場合、処理はステップS114へ進む。一方、生活データを生成しない場合には、処理はステップS102へ戻り、入力画像及びセンサデータの取得と摂取データ及び運動データの記憶が繰り返される。
ステップS114では、データ生成部260は、記憶部270において蓄積されている一定期間にわたる摂取データ及び運動データから、生活データを生成する(ステップS114)。次に、情報出力部280により、ユーザにアドバイスを提供するか否かが判定される(ステップS116)。ここで、ユーザにアドバイスを提供しない場合には、ステップS118はスキップされる。ユーザにアドバイスを提供する場合には、ステップS118において、情報出力部280により、モデルデータと生活データとの比較に基づいて、図11A〜図11Cに例示したような端末装置100のユーザへのアドバイスを含む情報が出力される(ステップS118)。
図13は、本実施形態に係る情報処理装置200の画像解析部230による画像解析処理の流れの一例を示すフローチャートである。
図13を参照すると、まず、画像解析部230のスコア算出部232は、事前の学習処理により獲得された識別関数を入力画像に適用することにより、メニュー別スコアを算出する(ステップS202)。次に、メニュー推定部234は、スコア算出部232により算出されたメニュー別スコアに基づいて、入力画像に映る食事のメニューを推定する(ステップS204)。次に、決定部236は、メニュー推定部234により推定されたメニューに対応する栄養価テーブルのレコードを検索することにより、入力画像に映る食事のメニューについての摂取データの値を決定する(ステップS206)。
[2−4.第1の実施形態のまとめ]
ここまで、図1〜図13を用いて、本発明の第1の実施形態について説明した。本実施形態によれば、食事のエネルギー、食事に含まれる1つ以上の栄養素の分量、及び運動の量についての目標値を表すモデルデータと、食事の内容を撮像した入力画像の解析結果及びユーザによる運動の量を含む生活データとの比較に基づいて、食生活に関するアドバイスがユーザに提供される。それにより、食事の場所又は食品の購入場所の制約を受けることなく、食事に関するアドバイスをユーザに提供することができる。
また、本実施形態において、上述した生活データに含まれる摂取エネルギー及び摂取した栄養素の分量の値は、入力画像から食事のメニューを推定し、当該食事のメニューに応じたエネルギー及び栄養素の分量の値を表す栄養価データを取得することにより決定される。従って、ユーザは、カメラ付携帯電話などの撮像機能を有する携帯端末を用いて食事の内容を撮像するだけで食事に関するアドバイスを受けることができる。
また、本実施形態において、食生活に関するアドバイスは、複数のタイプのモデルデータのうちユーザにより指定された1つのモデルデータと生活データとを比較することにより行われる。例えば、複数のタイプのモデルデータのうちの1つは、ユーザについての過去の生活データから生成されるデータである。それにより、ユーザが健康であった時の自分の生活の傾向と現在の生活とを容易に比較することが可能となる。また、例えば、理想的な生活の傾向を表すモデルと現在の生活との比較に基づくアドバイス、又はダイエットなどの特定の目的に合わせたアドバイスなど、食生活に関するアドバイスをユーザの希望に応じて適応させた上で提供することができる。
また、本実施形態において、食生活に関するアドバイスの一例は、ユーザにとって不足していると判断される栄養素、又は当該栄養素を含む食品若しくは食事のメニューについてのアドバイスである。また、本実施形態において、食生活に関するアドバイスの他の例は、エネルギーの消費量が不足していると判断される場合におけるユーザに運動を推奨するアドバイスである。即ち、本実施形態によれば、食生活から派生する運動に関するアドバイス、又はユーザの運動の状況から派生する食生活に関するアドバイスなど、多様なアドバイスをユーザに提供することができる。
また、本実施形態において、食生活に関するアドバイスの代わりに、ユーザに推奨すべき栄養素、食品又は運動に関する広告がユーザに提供され得る。従って、例えば企業又は店舗は、ユーザの食生活の状況からユーザのニーズを的確に把握し、個々のユーザに訴求する効果的な広告を提供することができる。
<3.第2の実施形態>
第1の実施形態では、入力画像に基づく食事のメニューの推定のために、事前の学習処理により獲得された識別関数を使用した。学習処理においては、多数の教師画像(メニューの種類が既知である食事の画像)を用いて学習処理を行うことにより、メニューの推定の精度を高めることができる。しかしながら、料理された食事の外観は、一般的に多様である。そのため、本節で説明する第2の実施形態のように、入力画像以外の情報を補助的に用いて摂取データを決定することも有益である。
[3−1.端末装置の構成例]
図14は、本発明の第2の実施形態に係る端末装置300の構成の一例を示すブロック図である。図14を参照すると、端末装置300は、撮像部110、センサ部120、赤外線処理部322、通信部130、制御部340、記憶部150、入力部160及び表示部170を備える。
(赤外線処理部)
赤外線処理部322は、近赤外線光を食品に照射し、炭水化物、脂肪及びたんぱく質に吸収される光と反射された光とを測定することにより、食品に含まれる上記栄養素の分量及びエネルギー量を検出する。赤外線処理部322は、例えば、「カロリーアンサー.com」([online],[2010年3月15日検索],インターネット<URL: http://calorieanswer.com/>)に掲載されている食品カロリー測定機を利用するものであってもよい。赤外線処理部322は、検出した各栄養素の分量及びエネルギー量の値を含む赤外線検出データを、制御部340へ出力する。
(制御部)
制御部340は、CPUなどの制御装置を用いて、端末装置300の機能全般を制御する。例えば、制御部340は、入力部160において撮像を指示するユーザ入力が検出されると、撮像部110に画像の撮像を指示すると共に、赤外線処理部322に赤外線の照射を指示する。また、制御部340は、センサ部120により周期的に計測されるセンサデータを記憶部150に記憶させる。そして、制御部340は、撮像部110から入力される画像、赤外線処理部322から入力される赤外線検出データ、及び記憶部150に記憶されているセンサデータを、通信部130を介して情報処理装置400へ送信する。また、制御部340は、情報処理装置400から送信された情報が通信部130により受信されると、当該情報を表示部170に表示させる。
[3−2.情報処理装置の構成例]
図15は、本実施形態に係る情報処理装置400の構成の一例を示すブロック図である。図15を参照すると、情報処理装置400は、通信部210、入力画像取得部220、画像解析部430、データ取得部440、運動量算出部250、データ生成部260、記憶部270及び情報出力部280を備える。
(データ取得部)
データ取得部440は、通信部210により端末装置300から受信される赤外線検出データ及びセンサデータを取得する。データ取得部440により取得されるセンサデータは、端末装置300を携帯するユーザについて周期的に検出される時系列での一連の位置、加速度及び体温などを表す。また、データ取得部440により取得される赤外線検出データは、食事のエネルギー及び食事に含まれる1つ以上の栄養素の分量を表す。データ取得部440は、センサデータのうち、位置データ及び加速度データを、運動量算出部250へ出力する。また、データ取得部440は、体温などの生体データを、データ生成部260へ出力する。また、データ取得部440は、センサデータのうちの位置データを、画像解析部430のメニュー推定部434へ出力する。また、データ取得部440は、赤外線検出データを、画像解析部430の決定部436へ出力する。
(画像解析部)
画像解析部430は、入力画像取得部220により取得される入力画像を解析することにより、入力画像に映る食事のエネルギー及び当該食事に含まれる1つ以上の栄養素の分量を導出する。図16は、本実施形態に係る画像解析部430の詳細な構成の一例を示すブロック図である。図16を参照すると、画像解析部430は、スコア算出部232、識別関数記憶部233、メニュー推定部434、知識データベース(DB)235、及び決定部436を含む。
(1)メニュー推定部
メニュー推定部434は、データ取得部440から入力される位置データが表す位置と関連付けられているメニューリストを、インターネット上のサーバなどの外部の情報源から取得する。より具体的には、メニュー推定部434は、例えば、一般的な地図情報サービスが提供するGPS検索機能を利用し、入力画像が撮像された時点の位置データが表す位置の最も近傍のレストランを検索する。次に、メニュー推定部434は、検索されたレストランのホームページにアクセスし、当該レストランのメニューリストを取得する。そして、メニュー推定部434は、近傍のレストランの検索及びメニューリストの取得に成功した場合には、取得したメニューリストとスコア算出部232により算出されるメニュー別スコアとに基づいて、入力画像に映る食事のメニューを推定する。
図17は、本実施形態に係るメニュー推定部434によるメニュー推定処理について説明するための説明図である。図17の上段には、スコア算出部232において入力画像IMに識別関数を適用することにより算出されるメニュー別スコアD1aが示されている。メニュー別スコアD1aにおいて、メニューID=M1(“Rice”)についてのスコアは0.05、メニューID=M2(“Stake”)についてのスコアは0.85、メニューID=Mn(“Noodle”)についてのスコアは0.00である。また、図17の中段の左には、外部の情報源において位置データ(135,135)と関連付けられているレストランAのメニューリストMLが示されている。かかるメニューリストMLは、ステーキ(“Stake”)及び麺(“Noodle”)を含む。そこで、メニュー推定部434は、メニューリストMLに含まれる各メニューについてのメニュー別スコアD1aの値に、所定の重みを加算する。図17の例では、重みの値は0.10である。その結果、補正後のメニュー別スコアD1bが算出される。補正後のメニュー別スコアD1bにおいて、メニューID=M1(“Rice”)についてのスコアは0.05、メニューID=M2(“Stake”)についてのスコアは0.95、メニューID=Mn(“Noodle”)についてのスコアは0.10である。そして、メニュー推定部434は、補正後のメニュー別スコアD1bにおいてスコアが最も高いメニューIDに対応する食事のメニューを、入力画像に映る食事のメニューであると推定する。
なお、メニュー推定部434は、近傍のレストランの検索又はメニューリストの取得に失敗した場合には、第1の実施形態に係るメニュー推定部234と同様、スコア算出部232により算出されるメニュー別スコアのみに基づいて、入力画像に映る食事のメニューを推定する。
(2)決定部
決定部436は、知識DB235の栄養価テーブル及びデータ取得部440から入力される赤外線検出データを用いて、メニュー推定部434により推定されたメニューに対応するエネルギー及び1つ以上の栄養素の分量の値を決定する。決定部436により決定されるデータ値は、ユーザにより摂取されたエネルギー及び栄養素の分量を表す摂取データとして、データ生成部260へ出力される。
図18は、本実施形態に係る決定部436による摂取データ決定処理について説明するための説明図である。図18の上段には、図7を用いて説明した第1の実施形態に係る摂取データ決定処理のように、知識DB235に予め記憶されている栄養価テーブルからメニュー推定部434により推定されたメニューに対応するレコードを抽出することにより決定された、補正前の摂取データD3aが示されている。摂取データD3aにおいて、エネルギー=350kcal、炭水化物=3.0g、脂肪=40g、たんぱく質=20g、ビタミンA=0.1mgである。図18の中段には、データ取得部440から入力される一例としての赤外線検出データD9が示されている。赤外線検出データD9において、エネルギー=390kcal、炭水化物=3.6g、脂肪=42g、たんぱく質=18gである。なお、赤外線を用いて検出不能なビタミンAなどの栄養素に関する分量は、赤外線検出データD9には含まれない。決定部436は、かかる摂取データD3a及び赤外線検出データD9の双方にデータ項目を有するエネルギー及び栄養素について、データ値の平均を計算することにより、補正後の摂取データD3bを決定する。図18の下段には、補正後の摂取データD3bが示されている。補正後の摂取データD3bにおいて、エネルギー=370kcal、炭水化物=3.3g、脂肪=41g、たんぱく質=19g、ビタミンA=0.1mgである。
このように、本実施形態においては、入力画像以外の情報として端末装置300の位置データ及び赤外線検出データを補助的に用いることにより、生活データを構成する摂取データの値が補正される。なお、他の実施形態として、位置データ及び赤外線検出データのいずれか一方のみを用いて、メニュー別スコア又は生活データを構成する摂取データの値が補正されてもよい。
[3−3.処理の流れ]
本実施形態に係る情報処理装置400による情報出力処理の流れは、図12に示した第1の実施形態に係る情報処理装置200による情報出力処理の流れと同様であってよい。
図19は、本実施形態に係る情報処理装置400の画像解析部430による画像解析処理の流れの一例を示すフローチャートである。
図19を参照すると、まず、画像解析部430のスコア算出部232は、事前の学習処理により獲得された識別関数を入力画像に適用することにより、メニュー別スコアを算出する(ステップS302)。次に、メニュー推定部434は、データ取得部440から入力される位置データにより表される端末装置300の位置と関連付けられているメニューリストに応じて、スコア算出部232により算出されたメニュー別スコアを補正する(ステップS304)。次に、メニュー推定部434は、補正後のメニュー別スコアに基づいて、入力画像に映る食事のメニューを推定する(ステップS306)。次に、決定部436は、メニュー推定部434により推定されたメニューに対応する栄養価テーブルのレコードを検索することにより、入力画像に映る食事のメニューについての暫定的な摂取データの値を決定する(ステップS308)。次に、決定部436は、データ取得部440から入力される赤外線検出データを用いて、暫定的な摂取データの値を補正する(ステップS310)。
情報処理装置400の情報出力部280は、このように補正された摂取データを含む生活データとモデルデータとの比較に基づいて、端末装置300のユーザへのアドバイスを含む情報を出力する。
[3−4.第2の実施形態のまとめ]
ここまで、図14〜図19を用いて、本発明の第2の実施形態について説明した。本実施形態によれば、食事のエネルギー、食事に含まれる1つ以上の栄養素の分量、及び運動の量についての目標値を表すモデルデータと、食事の内容を撮像した入力画像の解析結果及びユーザによる運動の量を含む生活データとの比較に基づいて、食生活に関するアドバイスがユーザに提供される。そして、生活データを構成する摂取データの決定に際して、外部の情報源においてユーザの位置と関連付けられているメニューリストが取得され、当該メニューリストを補助的に用いて食事のメニューが推定される。それにより、メニューの推定の精度が向上する。また、本実施形態では、生活データを構成する摂取データは、食事に照射される赤外線を用いて検出される食事のエネルギー及び食事に含まれる1つ以上の栄養素の分量の値を用いて補正される。その結果、ユーザの食生活の傾向を表す生活データのうちの摂取データの正確さが向上する。従って、本実施形態によれば、より正確な生活データとモデルデータとの比較に基づく食生活に関するアドバイスをユーザに提供することが可能である。
なお、本明細書において説明した各実施形態における一連の処理は、典型的には、ソフトウェアを用いて実現される。一連の処理を実現するソフトウェアを構成するプログラムは、例えば、各装置の内部又は外部に設けられる記憶媒体に予め格納される。そして、各プログラムは、例えば、実行時に各装置のRAM(Random Access Memory)に読み込まれ、CPUなどのプロセッサにより実行される。
また、本明細書では、端末装置100又は300と情報処理装置200又は400とがそれぞれ互いに異なる装置である例について主に説明した。しかしながら、本発明の範囲内において、例えば、端末装置100及び情報処理装置200(又は端末装置300及び情報処理装置400)の機能を有する物理的に1つの装置が実現されてもよいことは明白である。
以上、添付図面を参照しながら本発明の好適な実施形態について詳細に説明したが、本発明はかかる例に限定されない。本発明の属する技術の分野における通常の知識を有する者であれば、特許請求の範囲に記載された技術的思想の範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、これらについても、当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
200,400 情報処理装置
210 通信部
220 入力画像取得部
230,430 画像解析部
232 スコア算出部
234,434 メニュー推定部
236,436 決定部
240,440 データ取得部
250 運動量算出部
260 データ生成部
270 記憶部
280 情報出力部

Claims (11)

  1. 食事のエネルギー、食事に含まれる1つ以上の栄養素の分量、及び運動の量についての目標値を表すモデルデータを記憶している記憶部と;
    ユーザによる食事の内容を撮像した入力画像を取得する入力画像取得部と;
    前記入力画像を解析することにより、前記食事のエネルギー及び前記食事に含まれる1つ以上の栄養素の分量を導出する画像解析部と;
    ユーザの運動の量を算出する運動量算出部と;
    前記画像解析部による解析の結果及び前記運動量算出部による算出の結果を含む生活データを生成するデータ生成部と;
    前記モデルデータと前記生活データとの比較に基づいて、前記ユーザに推奨すべき栄養素、食品又は運動に関する情報を出力する情報出力部と;
    を備える情報処理装置。
  2. 前記画像解析部は、
    前記入力画像に映る前記食事のメニューを推定するためのメニュー別スコアを算出するスコア算出部と;
    前記メニュー別スコアに基づいて前記食事のメニューを推定するメニュー推定部と;
    前記メニュー推定部により推定されたメニューに対応するエネルギー及び1つ以上の栄養素の分量の値を決定する決定部と;
    を含む、請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記情報処理装置は、ユーザの位置を表す位置データを取得するデータ取得部、をさらに備え、
    前記メニュー推定部は、前記位置データにより表される位置と関連付けられているメニューリストを取得し、取得した前記メニューリストと前記メニュー別スコアとに基づいて、前記食事のメニューを推定する、
    請求項2に記載の情報処理装置。
  4. 前記情報処理装置は、
    前記食事に照射される赤外線を用いて検出される前記食事のエネルギー及び前記食事に含まれる1つ以上の栄養素の分量を表す赤外線検出データを取得するデータ取得部、
    をさらに備え、
    前記決定部は、前記データ取得部により取得される前記赤外線検出データをさらに用いて、前記メニュー推定部により推定されたメニューに対応するエネルギー及び1つ以上の栄養素の分量の値を決定する、
    請求項2に記載の情報処理装置。
  5. 前記記憶部は、複数のタイプのモデルデータを記憶しており、
    前記情報出力部は、前記複数のタイプのモデルデータのうちユーザにより指定された1つのモデルデータと前記生活データとを比較する、
    請求項1に記載の情報処理装置。
  6. 前記複数のタイプのモデルデータのうち少なくとも1つのモデルデータは、前記ユーザについての過去の生活データから生成されるデータである、請求項5に記載の情報処理装置。
  7. 前記情報出力部は、前記モデルデータと前記生活データとの比較に基づいて、いずれかの栄養素がユーザにとって不足していると判断される場合には、不足している栄養素、又は当該栄養素を含む食品若しくは食事のメニューをユーザに出力する、請求項1に記載の情報処理装置。
  8. 前記情報出力部は、前記モデルデータと前記生活データとの比較に基づいて、エネルギーの消費量が不足していると判断される場合には、ユーザに運動を推奨する、請求項1に記載の情報処理装置。
  9. 前記情報出力部は、前記モデルデータと前記生活データとの比較に基づいて、前記ユーザに推奨すべき栄養素、食品又は運動に関する広告を出力する、請求項1に記載の情報処理装置。
  10. 食事のエネルギー、食事に含まれる1つ以上の栄養素の分量、及び運動の量についての目標値を表すモデルデータを記憶している記憶媒体を備える情報処理装置を用いて情報を出力するための情報出力方法であって:
    ユーザによる食事の内容を撮像した入力画像を取得するステップと;
    前記入力画像を解析することにより、前記食事のエネルギー及び前記食事に含まれる1つ以上の栄養素の分量を導出するステップと;
    前記ユーザの運動の量を算出するステップと;
    前記入力画像についての解析の結果及び前記ユーザの運動の量についての算出の結果を含む生活データを生成するステップと;
    前記モデルデータと前記生活データとの比較に基づいて、前記ユーザに推奨すべき栄養素、食品又は運動に関する情報を出力するステップと;
    を含む情報出力方法。
  11. 食事のエネルギー、食事に含まれる1つ以上の栄養素の分量、及び運動の量についての目標値を表すモデルデータを記憶している記憶媒体を備える情報処理装置を制御するコンピュータを:
    ユーザによる食事の内容を撮像した入力画像を取得する入力画像取得部と;
    前記入力画像を解析することにより、前記食事のエネルギー及び前記食事に含まれる1つ以上の栄養素の分量を導出する画像解析部と;
    ユーザの運動の量を算出する運動量算出部と;
    前記画像解析部による解析の結果及び前記運動量算出部による算出の結果を含む生活データを生成するデータ生成部と;
    前記モデルデータと前記生活データとの比較に基づいて、前記ユーザに推奨すべき栄養素、食品又は運動に関する情報を出力する情報出力部と;
    として機能させるための、プログラム。
JP2010087784A 2010-04-06 2010-04-06 情報処理装置、情報出力方法及びプログラム Pending JP2011221637A (ja)

Priority Applications (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010087784A JP2011221637A (ja) 2010-04-06 2010-04-06 情報処理装置、情報出力方法及びプログラム
EP11160033A EP2375371A1 (en) 2010-04-06 2011-03-28 Information processing apparatus, information outputting method and computer program storage device
US13/073,400 US8712108B2 (en) 2010-04-06 2011-03-28 Information processing apparatus, information outputting method and computer program storage device
CN2011100762393A CN102214269A (zh) 2010-04-06 2011-03-29 信息处理设备,信息输出方法和计算机程序存储装置
KR1020110028255A KR20110112207A (ko) 2010-04-06 2011-03-29 정보 처리 장치, 정보 출력 방법 및 컴퓨터 프로그램 기억 디바이스

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010087784A JP2011221637A (ja) 2010-04-06 2010-04-06 情報処理装置、情報出力方法及びプログラム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2011221637A true JP2011221637A (ja) 2011-11-04

Family

ID=44123134

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2010087784A Pending JP2011221637A (ja) 2010-04-06 2010-04-06 情報処理装置、情報出力方法及びプログラム

Country Status (5)

Country Link
US (1) US8712108B2 (ja)
EP (1) EP2375371A1 (ja)
JP (1) JP2011221637A (ja)
KR (1) KR20110112207A (ja)
CN (1) CN102214269A (ja)

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014167716A (ja) * 2013-02-28 2014-09-11 Sony Corp 情報処理装置および記憶媒体
JP2015225460A (ja) * 2014-05-27 2015-12-14 京セラ株式会社 食事管理方法、食事管理システム及び食事管理端末
JP2016115052A (ja) * 2014-12-12 2016-06-23 凸版印刷株式会社 健康管理装置、及び健康管理方法
JP2018146550A (ja) * 2017-03-09 2018-09-20 パナソニックIpマネジメント株式会社 情報提示システム、及び、情報提示システムの制御方法
CN109659007A (zh) * 2018-11-13 2019-04-19 平安科技(深圳)有限公司 食堂用餐服务方法、装置、计算机设备及存储介质
JP2019211866A (ja) * 2018-05-31 2019-12-12 キユーピー株式会社 情報提供装置、情報提供方法及び情報提供装置のニューラルネットワークの学習方法
WO2020235028A1 (ja) * 2019-05-22 2020-11-26 Okubo Keiji 健康情報管理システム、携帯端末装置、健康情報管理方法、携帯端末装置の健康情報管理プログラム
WO2021157540A1 (ja) * 2020-02-03 2021-08-12 株式会社Mizkan Holdings プログラム、情報処理方法及び情報処理装置

Families Citing this family (27)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012113627A (ja) * 2010-11-26 2012-06-14 Terumo Corp 携帯端末、カロリー推定方法及びカロリー推定プログラム
US8601005B2 (en) * 2011-05-27 2013-12-03 Roche Diagnostics Operations, Inc. Location enabled food database
JP2014089564A (ja) * 2012-10-30 2014-05-15 Sony Corp 情報処理装置および情報処理方法
CN104871236B (zh) * 2012-12-21 2018-02-02 索尼公司 显示控制设备和方法
WO2014141806A1 (ja) * 2013-03-11 2014-09-18 株式会社ニコン 電子機器及びプログラム
JP2014211749A (ja) * 2013-04-18 2014-11-13 ソニー株式会社 情報処理装置及び記憶媒体
JP6098326B2 (ja) * 2013-04-18 2017-03-22 ソニー株式会社 情報処理装置および記憶媒体
TWI620547B (zh) * 2013-08-30 2018-04-11 Sony Corp Information processing device, information processing method and information processing system
DE102013223975A1 (de) * 2013-11-25 2015-05-28 BSH Hausgeräte GmbH Verfahren zum Ermitteln von Kochrezepten und mobiles Endgerät
US20150199777A1 (en) * 2014-01-16 2015-07-16 Putnam Road Associates System and method for restaurant menuing
US20150325143A1 (en) * 2014-05-09 2015-11-12 Rise Labs, Inc. Micro-Coaching for Healthy Habits
US9916520B2 (en) * 2014-09-03 2018-03-13 Sri International Automated food recognition and nutritional estimation with a personal mobile electronic device
CN104408553A (zh) * 2014-11-13 2015-03-11 曾强 健康减肥管理系统及其管理方法
US9881518B2 (en) 2014-11-19 2018-01-30 Empire Technology Development Llc Food intake controlling devices and methods
KR102251960B1 (ko) * 2015-01-15 2021-05-14 삼성전자주식회사 이미지 분석 방법과 이를 수행하는 전자 장치 및 서버
US9349297B1 (en) * 2015-09-09 2016-05-24 Fitly Inc. System and method for nutrition analysis using food image recognition
CN105160007A (zh) * 2015-09-21 2015-12-16 深圳市九洲电器有限公司 饮食推荐方法及系统
CN105243270B (zh) * 2015-09-23 2019-05-21 小米科技有限责任公司 饮食监控方法、装置、系统及餐饮家具
US10438507B2 (en) * 2016-04-15 2019-10-08 Under Armour, Inc. Health tracking system including subjective nutrition perception tool
CN110366731B (zh) 2017-03-07 2023-06-30 索尼公司 用于指导膳食的图像捕获的系统、方法和存储介质
CN107493390A (zh) * 2017-09-01 2017-12-19 陕西科技大学 一种移动设备自动识别热量摄入和消耗的方法、系统
US10832590B2 (en) 2017-09-13 2020-11-10 At&T Intellectual Property I, L.P. Monitoring food intake
JP6885323B2 (ja) * 2017-12-22 2021-06-16 日本電信電話株式会社 第1種通信端末、第2種通信端末、レコメンド情報生成方法、プログラム
CN108962352A (zh) * 2018-08-10 2018-12-07 湖南简成信息技术有限公司 减肥塑形激励方法、装置、终端、服务器及存储介质
DE102019106057A1 (de) * 2019-03-10 2020-09-10 Whysk GmbH Verfahren, Vorrichtung zur Datenverarbeitung und Haltevorrichtung zur Klassierung von Lebensmitteln
CN110223759A (zh) * 2019-06-13 2019-09-10 上海智美颜和医疗美容门诊部有限公司 一种膳食管理系统及方法
CN114220501A (zh) * 2021-11-24 2022-03-22 江苏大学 炒饭食味特性的快速定量评价方法

Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10108844A (ja) * 1996-10-07 1998-04-28 Matsushita Electric Ind Co Ltd 情報処理装置
JP2001344424A (ja) * 2000-03-28 2001-12-14 Casio Comput Co Ltd 保険管理装置、保険管理方法、情報処理装置、及保険管理びプログラム
JP2002149827A (ja) * 2000-11-09 2002-05-24 Casio Comput Co Ltd 健康管理システム及び健康管理プログラムを記憶した記憶媒体
JP2004318565A (ja) * 2003-04-17 2004-11-11 Nec Corp 健康管理システム
JP2006171984A (ja) * 2004-12-14 2006-06-29 Chugoku Electric Power Co Inc:The 健康情報管理方法、健康情報管理装置、健康情報管理システム、およびプログラム
JP2007226621A (ja) * 2006-02-24 2007-09-06 Matsushita Electric Ind Co Ltd 栄養成分解析装置
JP2009230718A (ja) * 2008-03-25 2009-10-08 Sysmex Corp 生活習慣改善提案装置、コンピュータプログラムおよび生活習慣改善提案システム
JP2010033326A (ja) * 2008-07-29 2010-02-12 Nec Corp 食事・健康管理システム、方法及びプログラム

Family Cites Families (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5704350A (en) * 1994-03-25 1998-01-06 Nutritec Corporation Nutritional microcomputer and method
JPH114820A (ja) * 1997-06-18 1999-01-12 Ee D K:Kk 健康管理装置
US5839901A (en) * 1997-10-01 1998-11-24 Karkanen; Kip M. Integrated weight loss control method
US6368272B1 (en) * 1998-04-10 2002-04-09 Proactive Metabolics Company Equipment and method for contemporaneous decision supporting metabolic control
JP2003534581A (ja) 1999-11-24 2003-11-18 ヘルセテック インコーポレイテッド 遠隔コンピュータシステムとの接続を有する健康管理システム
US7689437B1 (en) * 2000-06-16 2010-03-30 Bodymedia, Inc. System for monitoring health, wellness and fitness
US20030208113A1 (en) * 2001-07-18 2003-11-06 Mault James R Closed loop glycemic index system
JP2003085289A (ja) 2001-09-13 2003-03-20 Matsushita Electric Ind Co Ltd 食生活改善支援装置
JP3821744B2 (ja) 2002-03-29 2006-09-13 株式会社東芝 生活支援システム
US20070016016A1 (en) * 2005-05-31 2007-01-18 Gabriel Haras Interactive user assistant for imaging processes
US20090112800A1 (en) * 2007-10-26 2009-04-30 Athellina Rosina Ahmad Athsani System and method for visual contextual search
AR075745A1 (es) * 2008-05-28 2011-04-27 Kraft Foods Global Brands Llc Metodo y aparato para identificar opciones deseables, un metodo para ayu-dar a una persona a mantener una dieta predeterminada, un metodo para ro-tular items de alimento con un numero de calificacion relativa, un recipien-te que comprende una porcion de un item comestible dispuesto dentro del recipi
JP4517253B2 (ja) 2008-09-30 2010-08-04 株式会社カシオ日立モバイルコミュニケーションズ 通信端末装置及びプログラム

Patent Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10108844A (ja) * 1996-10-07 1998-04-28 Matsushita Electric Ind Co Ltd 情報処理装置
JP2001344424A (ja) * 2000-03-28 2001-12-14 Casio Comput Co Ltd 保険管理装置、保険管理方法、情報処理装置、及保険管理びプログラム
JP2002149827A (ja) * 2000-11-09 2002-05-24 Casio Comput Co Ltd 健康管理システム及び健康管理プログラムを記憶した記憶媒体
JP2004318565A (ja) * 2003-04-17 2004-11-11 Nec Corp 健康管理システム
JP2006171984A (ja) * 2004-12-14 2006-06-29 Chugoku Electric Power Co Inc:The 健康情報管理方法、健康情報管理装置、健康情報管理システム、およびプログラム
JP2007226621A (ja) * 2006-02-24 2007-09-06 Matsushita Electric Ind Co Ltd 栄養成分解析装置
JP2009230718A (ja) * 2008-03-25 2009-10-08 Sysmex Corp 生活習慣改善提案装置、コンピュータプログラムおよび生活習慣改善提案システム
JP2010033326A (ja) * 2008-07-29 2010-02-12 Nec Corp 食事・健康管理システム、方法及びプログラム

Cited By (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014167716A (ja) * 2013-02-28 2014-09-11 Sony Corp 情報処理装置および記憶媒体
JP2015225460A (ja) * 2014-05-27 2015-12-14 京セラ株式会社 食事管理方法、食事管理システム及び食事管理端末
JP2016115052A (ja) * 2014-12-12 2016-06-23 凸版印刷株式会社 健康管理装置、及び健康管理方法
JP2018146550A (ja) * 2017-03-09 2018-09-20 パナソニックIpマネジメント株式会社 情報提示システム、及び、情報提示システムの制御方法
JP2019211866A (ja) * 2018-05-31 2019-12-12 キユーピー株式会社 情報提供装置、情報提供方法及び情報提供装置のニューラルネットワークの学習方法
CN109659007A (zh) * 2018-11-13 2019-04-19 平安科技(深圳)有限公司 食堂用餐服务方法、装置、计算机设备及存储介质
WO2020235028A1 (ja) * 2019-05-22 2020-11-26 Okubo Keiji 健康情報管理システム、携帯端末装置、健康情報管理方法、携帯端末装置の健康情報管理プログラム
WO2021157540A1 (ja) * 2020-02-03 2021-08-12 株式会社Mizkan Holdings プログラム、情報処理方法及び情報処理装置
JPWO2021157540A1 (ja) * 2020-02-03 2021-08-12
JP7038458B2 (ja) 2020-02-03 2022-03-18 株式会社Mizkan Holdings プログラム、情報処理方法及び情報処理装置
JP2022067115A (ja) * 2020-02-03 2022-05-02 株式会社Mizkan Holdings プログラム、情報処理方法及び情報処理装置
JP7339700B2 (ja) 2020-02-03 2023-09-06 株式会社Mizkan Holdings プログラム、情報処理方法及び情報処理装置

Also Published As

Publication number Publication date
CN102214269A (zh) 2011-10-12
EP2375371A1 (en) 2011-10-12
US20110243392A1 (en) 2011-10-06
KR20110112207A (ko) 2011-10-12
US8712108B2 (en) 2014-04-29

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2011221637A (ja) 情報処理装置、情報出力方法及びプログラム
US11417420B2 (en) Optical data capture of exercise data in furtherance of a health score computation
US20210090709A1 (en) Automated health data acquisition, processing and communication system
CN107423549B (zh) 健康跟踪设备
JP6765916B2 (ja) 健康管理装置、健康管理システム、及び健康管理方法
AU2018203143A1 (en) Systems and methods for user-specific modulation of nutrient intake
US20120179665A1 (en) Health monitoring system
CA2723477A1 (en) Heart age assessment
US20180259497A1 (en) Information presentation system and method for controlling the information presentation system
JP2015210539A (ja) 電子機器、健康支援システム及び健康支援方法
KR101198144B1 (ko) 네트워크를 이용한 식이 요법 관리 시스템 및 방법
KR101574070B1 (ko) 실행 가능한 맞춤형 솔루션을 제공하는 영양상담시스템 및 그 방법
Nagarajan et al. Nutritional monitoring in older people prevention services
KR20230042895A (ko) 건강기능식품 컨설팅 제공 시스템
US20210406330A1 (en) Method for providing information, method for controlling communication terminal, communication terminal, and non-transitory computer-readable recording medium storing program
JP2009205595A (ja) 食生活改善支援装置および食生活セルフチェックシステム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20130222

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20131211

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20140114

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20140307

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20140805

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20141001

A911 Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20141014

A912 Re-examination (zenchi) completed and case transferred to appeal board

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A912

Effective date: 20141212