JP2011220647A - 削減燃料費算出装置及び太陽熱給湯システム - Google Patents

削減燃料費算出装置及び太陽熱給湯システム Download PDF

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Abstract

【課題】太陽熱の利用により削減できた燃料費が、削減目標値に対してどの程度達成できたかを直感的に把握することができる削減燃料費算出装置及び該削減燃料費算出装置を有する太陽熱給湯システムを提供する。
【解決手段】削減燃料費算出装置5は、太陽熱温水器から供給された予熱温水を給湯器において加熱する際に、太陽熱温水器での予熱で得た熱量から給湯器において所定の使用期間に削減できた燃料費を、削減値算出手段P1によって算出し、この算出した前記使用期間に削減できた燃料費についての、削減目標値記憶手段M1に記憶された前記使用期間での燃料費の削減目標値に対する、達成度合を達成度合算出手段P2によって算出して、この達成度合に応じた表示意匠を表示制御手段P3によって表示する。
【選択図】図1

Description

本発明は、太陽熱給湯システムで用いられる、太陽熱の利用により削減できた燃料費を算出する削減燃料費算出装置、及び、該削減燃料費算出装置を有する太陽熱給湯システムに関するものである。
地球温暖化の影響の健在化などを背景に、その要因の一つとして考えられている二酸化炭素の排出量削減が求められている。特に、近年の住宅におけるエネルギー消費量の増加に伴い、住宅から排出される二酸化炭素量が増加傾向にあり、このような住宅から排出される二酸化炭素の削減が急務の課題となっている。
二酸化炭素の排出量を削減するためには、化石燃料に代えて、利用に際して二酸化炭素を排出しないエネルギーの利用を促進する必要がある。そして、このような二酸化炭素を排出しないエネルギーとして、住宅での利用が比較的容易である太陽光や太陽熱などの太陽エネルギーが注目されており、太陽エネルギーを利用した機器の導入の推進が検討されている。
このような太陽エネルギーを利用する機器として、例えば、太陽熱温水器が特許文献1に提案されている。図8に示す太陽熱温水器700では、太陽集熱器701で温められた温水(即ち、予熱温水)がポンプ704で循環され、蓄熱槽702内部の貯湯槽703に蓄えられる。出湯配管706に接続された水栓器具708を開くと、給水配管705から水(冷水)が水圧で供給され、同量の温水が貯湯槽703から出湯配管706を経由して出湯される。この太陽熱温水器700は、給水配管705に給水温度センサ715を取り付け、出湯配管706に出湯温度センサ716と流量センサ717とを取り付け、これらが積算熱量計本体710に接続されている。そして、各センサの検出値に基づいて、太陽熱により得ることのできた熱量、即ち、太陽熱の利用により削減できた熱量を算出し、この熱量から、本来上記温水を得るために必要とされる燃料費、即ち、太陽熱の利用により削減できた燃料費を表示していた。このように太陽熱の利用により削減できた燃料費を表示することで、使用者を節約に励むように仕向けることができ、二酸化炭素排出量の削減に貢献することができた。
また、このような太陽熱を利用した機器において、太陽熱の利用により削減できた燃料費とともに燃料費の削減目標値を表示する構成が考えられる。このような構成にすることで、使用者は目標達成の喜びを得ることができ、そのため、使用者を一層節約に励むように仕向けることができた。
実用新案登録第3140747号
しかしながら、上述した構成においては、太陽熱の利用により削減できた燃料費と削減目標値とが、共に数値で表示されるので、使用者が目標を達成したか又はどの程度目標に近づいているかが直感的に把握できない、つまり、太陽熱の利用により削減できた燃料費が、削減目標値に対してどの程度達成できたのかがわかりにくいという問題が一例として挙げられる。
また、上述した構成においては、燃料費の削減目標値を、例えば、一日、一ヶ月間、及び、一年間などの互いに異なる複数の使用期間毎に設定できる構成とした場合、使用者が、一ヶ月間の燃料費の削減目標値を基に、一日及び一年間の燃料費の削減目標値を計算して、それらを個別に入力する必要があるので、削減目標値の設定において使用者に煩雑な作業を強いてしまうという問題が他の一例として挙げられる。
そこで、本発明は、上述した、太陽熱の利用により削減できた燃料費が、削減目標値に対してどの程度達成できたのかがわかりにくいという問題を解決することを目的とする。即ち、太陽熱の利用により削減できた燃料費が、削減目標値に対してどの程度達成できたかを直感的に把握することができる削減燃料費算出装置及び該削減燃料費算出装置を有する太陽熱給湯システムを提供することを目的とする。
請求項1に記載された発明は、上記目的を達成するために、図1の基本構成図に示すように、太陽熱温水器と、前記太陽熱温水器から供給される予熱温水を加熱する給湯器と、を有する太陽熱給湯システムで用いられて、前記太陽熱温水器での予熱により前記給湯器によって前記予熱温水を加熱する際に削減できた燃料費を算出する削減燃料費算出装置において、前記給湯器における所定の使用期間での燃料費の削減目標値が記憶された削減目標値記憶手段M1と、前記太陽熱温水器での予熱で得た熱量に基づいて、前記給湯器において前記使用期間に削減できた燃料費を算出する削減値算出手段P1と、前記削減値算出手段P1で算出された前記使用期間に削減できた燃料費についての、前記削減目標値記憶手段M1に記憶された前記使用期間での燃料費の削減目標値に対する、達成度合を算出する達成度合算出手段P2と、前記達成度合算出手段P2によって算出された前記達成度合に応じた表示意匠を表示する表示制御手段P3と、が設けられていることを特徴とする削減燃料費算出装置である。
請求項1に記載された発明によれば、例えば、一日、一週間、一ヶ月間、又は、一年間での燃料費の削減目標値が、削減目標値記憶手段M1に記憶されている。そして、太陽熱温水器から供給された予熱温水を給湯器において加熱する際に、太陽熱温水器での予熱で得た熱量から給湯器において前記使用期間に削減できた燃料費を、削減値算出手段P1によって算出し、この前記使用期間に削減できた燃料費についての、削減目標値記憶手段M1に記憶された前記使用期間での燃料費の削減目標値に対する、達成度合を達成度合算出手段P2によって算出して、この達成度合に応じた、形状、模様若しくは色彩又はこれらの結合(即ち、視認可能な図形等)からなる表示意匠を表示制御手段P3によって表示する。
請求項2に記載された発明は、請求項1に記載された発明において、図1の基本構成図に示すように、前記削減目標値記憶手段M1に記憶される前記使用期間での燃料費の削減目標値が入力される削減目標値入力手段P4と、前記削減目標値入力手段P4に入力された前記使用期間での燃料費の削減目標値に基づいて、前記使用期間とは異なる少なくとも1つの他の使用期間での燃料費の削減目標値を算出するとともに、前記使用期間での燃料費の削減目標値、及び、前記他の使用期間での燃料費の削減目標値を前記削減目標値記憶手段M1に記憶させる使用期間毎削減目標値算出手段P5を、さらに備え、前記削減値算出手段P1が、前記太陽熱温水器による予熱で得た熱量に基づいて、前記給湯器において前記使用期間に削減できた燃料費、及び、前記他の使用期間に削減できた燃料費を算出し、前記達成度合算出手段P2が、前記削減値算出手段P1で算出された前記使用期間に削減できた燃料費についての、前記削減目標値記憶手段M1に記憶された前記使用期間での燃料費の削減目標値に対する、達成度合、及び、前記削減値算出手段P1で算出された前記他の使用期間に削減できた燃料費についての、前記削減目標値記憶手段M1に記憶された前記他の使用期間での燃料費の削減目標値に対する、達成度合を算出するものである
ことを特徴とするものである。
請求項2に記載された発明によれば、削減目標値入力手段P4には、前記削減目標値記憶手段M1に記憶される前記使用期間での燃料費の削減目標値が入力され、そして、使用期間毎削減目標値算出手段P5によって、入力された前記使用期間での燃料費の削減目標値から前記使用期間とは異なる少なくとも1つの他の使用期間(例えば、前記使用期間を一ヶ月とすると、他の使用期間として、一日、又は、一日及び一年間とするなど)での燃料費の削減目標値を算出して、削減目標値記憶手段M1に記憶させる。そして、太陽熱温水器から供給された予熱温水を給湯器において加熱する際に、太陽熱温水器での予熱で得た熱量から給湯器において前記使用期間に削減できた燃料費、及び、前記他の使用期間に削減できた燃料費を、削減値算出手段P1によって算出し、この前記使用期間に削減できた燃料費についての、削減目標値記憶手段M1に記憶された前記使用期間での燃料費の削減目標値に対する、達成度合、及び、前記他の使用期間に削減できた燃料費についての、削減目標値記憶手段M1に記憶された前記他の使用期間での燃料費の削減目標値に対する、達成度合、を達成度合算出手段P2によって算出して、これら達成度合に応じた表示意匠を表示制御手段P3によって表示する。
請求項3に記載された発明は、上記目的を達成するために、太陽熱温水器と、前記太陽熱温水器から供給される予熱温水を加熱する給湯器と、前記太陽熱温水器での予熱により前記給湯器によって前記予熱温水を加熱する際に削減できた燃料費を算出する削減燃料費算出装置と、を有する太陽熱給湯システムにおいて、前記削減燃料費算出装置が、請求項1又は2のいずれか一項に記載の削減燃料費算出装置であることを特徴とする太陽熱給湯システムである。
請求項3に記載された発明によれば、削減燃料費算出装置5によって、太陽熱温水器から供給された予熱温水を給湯器において加熱する際に、太陽熱温水器での予熱で得た熱量から給湯器において前記使用期間に削減できた燃料費を、削減値算出手段P1によって算出し、この算出した前記使用期間に削減できた燃料費についての、削減目標値記憶手段M1に記憶された前記使用期間での燃料費の削減目標値に対する、達成度合を達成度合算出手段P2によって算出して、この達成度合に応じた表示意匠を表示制御手段P3によって表示する。
請求項1、3に記載された発明によれば、太陽熱温水器から供給された予熱温水を給湯器において加熱する際に、太陽熱温水器での予熱で得た熱量から給湯器において前記使用期間に削減できた燃料費を算出し、この算出した前記使用期間に削減できた燃料費についての、前記使用期間での燃料費の削減目標値に対する、達成度合を算出して、この達成度合に応じた、視認可能な図形等からなる表示意匠を表示するので、使用者は、この表示意匠を視認することによって、表示意匠に対応する達成度合を瞬時に把握することができ、そのため、太陽熱の利用により所定の使用期間において削減できた燃料費が、当該使用期間での燃料費の削減目標値に対してどの程度達成できたかを直感的に把握することができる。
請求項2に記載された発明によれば、前記使用期間での燃料費の削減目標値が入力されるとともに、この入力された削減目標値から前記使用期間とは異なる少なくとも1つの他の使用期間での燃料費の削減目標値を算出及び記憶して、太陽熱温水器から供給された予熱温水を給湯器において加熱する際に、太陽熱温水器での予熱で得た熱量から給湯器において前記使用期間に削減できた燃料費、及び、前記他の使用期間に削減できた燃料費を、算出し、この算出した前記使用期間に削減できた燃料費についての、前記使用期間での燃料費の削減目標値に対する、達成度合、及び、この算出した前記他の使用期間に削減できた燃料費についての、前記他の使用期間での燃料費の削減目標値に対する、達成度合、を算出するので、例えば、使用期間を一ヶ月間として、一ヶ月間の燃料費の削減目標値を入力すると、この一ヶ月間の燃料費の削減目標値から、一日の燃料費の削減目標値や一年間の燃料費の削減目標値などを算出して、これらの各使用期間に削減できた燃料費についての、各使用期間の燃料費の削減目標値に対する、達成度合を算出して、これら達成度合に応じた表示意匠を表示できる。そのため、例えば、使用者において、一ヶ月間の燃料費の削減目標値から、一日及び一年間の燃料費の削減目標値を計算及び入力するとなると、使用者に煩雑な設定作業を強いることになり、また、計算及び入力に伴うミスが生じるおそれがあるが、本発明によれば、削減目標値の設定作業を簡素化して、1つの所定の使用期間における燃料費の削減目標値を入力することで、他の使用期間における燃料費の削減目標値についても設定されるので、使用者における煩雑な設定作業を回避でき、また、計算及び入力に伴うミスを解消できる。
本発明の給湯器の基本構成を示す図である。 本発明の太陽熱給湯システムの一実施形態の概略構成例を示す図である。 図2の太陽熱給湯システムが備える削減燃料費算出装置の概略構成例を示す図である。 図3の削減燃料費算出装置が備えるCPUが行う本発明に係る処理の一例を示すフローチャートである。 図2の給湯器が備える宅内表示盤の表示部に表示される表示意匠の一例を示す図である。 宅内表示盤における削減目標値に対する達成度合に応じた表示例(月間表示)を説明する図であって、(a)は、目標まで3分の2程度に満たない(60%未満)ことを示す「困惑顔」の顔マークを表示している状態を示し、(b)は、目標まで3分の2程度達成(60%以上)したことを示す「無表情顔」の顔マークを表示している状態を示し、(c)は、ほぼ目標達成した(90%達成)ことを示す「笑顔」の顔マークを表示している状態を示す。 宅内表示盤における各種削減目標値に対する達成度合に応じた表示例を説明する図であって、(a)は、年間削減目標値に対する達成度合に応じた顔マークを表示している状態(年間表示)を示し、(b)は、月間削減目標値に対する達成度合に応じた顔マークを表示している状態(月間表示)を示し、(c)は、日間削減目標値に対する達成度合に応じた顔マークを表示している状態(日間表示)を示す。 従来の太陽熱温水器の概略構成を示す図である。
以下、本発明に係る削減燃料費算出装置及び太陽熱給湯システムの一実施の形態を、図2〜図7の図面を参照して説明する。
図2において、太陽熱給湯システム1は、太陽熱温水器2と、混合手段3と、給湯器4と、削減燃料費算出装置5と、冷水温度センサ6と、温水温度センサ7と、流量センサ8と、を備えている。
給水源としての水道管11は、台所、洗面所、風呂、トイレ、等の住宅用水道器具の各々に給水している。また、水道管11は、それから分岐した冷水管12を介して太陽熱給湯システム1にも給水している。この冷水管12は、太陽熱温水器2と水道管11とを互いに接続しており、水道管11から供給された水(以下、「冷水」という)を太陽熱温水器2に流している。冷水管12における水道管11と太陽熱温水器2との間の部分には、冷水温度センサ6が設けられている。
太陽熱温水器2は、日当たりの良い住宅等の屋根などに設置されて、太陽熱によって水道管11から供給される冷水を温める集熱器21と、該集熱器21でこの冷水が温められることにより生成された温水(以下、「予熱温水」という)が蓄えられる貯湯槽22と、を有している。集熱器21には、貯湯槽22を介して冷水管12が接続されており、この冷水管12を通じて水道管11から冷水が供給される。また、集熱器21には、冷水管12とは別の配管13を介して貯湯槽22が接続されている。この配管13は、集熱器21で生成された予熱温水を貯湯槽22に流しており、これにより該予熱温水が貯湯槽22に蓄えられる。また、貯湯槽22は、温水管14を介して下流側の混合手段3と接続されており、混合手段3に予熱温水を流している。温水管14には、下流側に向かって温水温度センサ7と流量センサ8とが設けられている。
なお、本実施形態においては、集熱器21と貯湯槽22とを分離して設置する場合について説明するが、これに代えて、周知である集熱器と貯湯槽とが一体の自然循環式太陽熱温水器や、集熱器と貯湯槽との間で熱交換媒体をポンプで強制的に循環させて貯湯槽内の水を温める強制循環式太陽熱温水器、等を用いることもできる。
混合手段3は、2つの入水口と1つの出水口とを備え、各入水口から流入された水を互いに混合して出水口から流出する、混合弁である。混合手段3は、例えば、出水口から流出される水の温度が予め設定された所定の温度となるように、2つの入水口にそれぞれ流入される水の混合割合を自動的に調整する感温ばねを備えてなる周知の自動温度調節機能付(サーモスタット式)湯水混合弁である。
混合手段3は、2つの水入口として冷水入口31と温水入口32とを備え、1つの出水口として混合水出口33を備えている。冷水入口31には冷水管12を介して水道管11が接続されている。温水入口32には温水管14を介して太陽熱温水器2の貯湯槽22が接続されている。混合水出口33には、混合水管15を介して給湯器4が接続されている。
混合手段3は、冷水入口31に水道管11からの冷水が流入され、温水入口32に太陽熱温水器2の貯湯槽22からの予熱温水が流入され、そして、予熱温水の温度に応じて上述した感温ばねが変形することにより、所定の温度となるように所定の割合で冷水と予熱温水とを混合した水(以下、「混合水」という)が、混合水出口33から流出される。
そして、本実施形態では、混合手段3は貯湯槽22からの予熱温水が、予め定められた設定温度(例えば30℃)より高い場合は弁を開いて冷水管12からの冷水と混合する。
給湯器4は、例えば、ガスバーナと熱交換器とを備えており、利用者等によって定められた所望の温度に加熱された湯(以下、「加熱水」という)を生成する周知のガス給湯器である。給湯器4は、住宅に設けられた給湯器用リモコン等と接続されており、給湯器用リモコン等から受信する制御信号に基づいて、例えば、電源オン、電源オフ、及び、生成する湯の温度が設定される。
給湯器4は、入水口41と出水口42とを備えている。入水口41には、混合水管15を介して混合手段3の混合水出口33が接続されて、混合水が流入される。出水口42には、加熱水管16が接続されて、該加熱水管16を介して住宅の浴槽、シャワーなどに加熱水を供給(即ち、給湯)する。給湯器4は、太陽熱温水器2から供給される混合水(即ち、予熱温水、又は、予熱温水と冷水とが混合された水)を所望の温度に加熱する。
なお、本実施形態においては、給湯器4としてガス給湯器を用いる場合について説明するが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば、電気によって混合水を加熱する電気給湯器など、他の方式の給湯器を用いても良い。
削減燃料費算出装置5は、図3に示すように、予め定められたプログラムに従って動作するマイクロコンピュータ(MPU)51を有している。MPU51は、周知のように、予め定めたプログラムに従って各種の処理や制御などを行う中央演算処理装置(CPU)51aと、CPU51aのためのプログラム等を格納した読み出し専用のメモリであるROM51bと、各種のデータを格納するとともにCPU51aの処理作業に必要なエリアを有する読み出し書き込み自在のメモリであるRAM51cと、を備えている。
ROM51bは、図1に示す請求項中の削減値算出手段P1、達成度合算出手段P2、表示制御手段P3、削減目標値入力手段P4、及び、使用期間毎削減目標値算出手段P5、等の各種手段としてCPU51aを機能させるための各種プログラムを記憶している。そして、CPU51aは、そのプログラムを実行することで、上記各種手段として機能する。
削減燃料費算出装置5はさらに、メモリ部52と、宅内表示盤80と、インタフェース部54と、を有しており、各々はMPU51と電気的に接続されている。
メモリ部52は、電力供給が断たれた場合でも、格納された各種データの保持が可能な記録媒体であり、CPU51aの処理作業に必要な各種格納エリアを有する電気的消去/書き換え可能なメモリ(EEPROM)等が用いられる。メモリ部52は、例えば、一日のガス使用料金の削減目標値である日間削減目標値Md、一ヶ月間のガス使用料金の削減目標値である月間削減目標値Mm、一年間のガス使用料金の削減目標値である年間削減目標値Myなどが記憶される。つまり、メモリ部52は、請求項中の削減目標値記憶手段M1に相当する。なお、例えば、MPU51に常に電源が供給されているような構成であれば、RAM51cにこれら各使用期間におけるガス使用料金の削減目標値を記憶させてもよい。
宅内表示盤80は、液晶表示装置や発光ダイオード表示装置などを用いた表示部81と、各種操作が入力される操作部82と、を備えており、住宅等の屋内などの削減燃料費算出装置5本体から離れた箇所に配設されている。宅内表示盤80は、ケーブル83を介してMPU51と接続されている。または、宅内表示盤80は、ケーブル83に代えて、無線によってMPU51と接続されていても良い。なお、本実施形態では、宅内表示盤80が削減燃料費算出装置5本体から分離された場合について説明するが、屋外に設置された削減燃料費算出装置5のみの実施形態とすることもできる。
表示部81は、MPU51から、例えば、太陽熱の利用により一日、一ヶ月間、及び、一年間の各使用期間において削減できた熱量、ガス使用料金、及び、二酸化炭素排出量などの各種情報を示す情報信号を受信して、該情報信号が示す各種情報を表示する。さらに、表示部81は、各使用期間において削減できたガス使用料金について、各使用期間でのガス使用料金の削減目標値に対する達成度合を示す情報信号を受信して、該情報信号が示す達成度合に応じた顔マークKを表示する。つまり、表示部81に表示される顔マークK(表示意匠)が、達成度合に応じて互いに異なる人の表情を模した形状であることを特徴とする。
操作部82は、各種操作を入力する複数のボタンを備えており、例えば、削減燃料費算出装置5の電源オン、電源オフ、一ヶ月間のガス使用料金の削減目標値(月間削減目標値Mm)の設定、表示部81への各種情報の表示要求、などの操作が入力されると、これら操作に応じた操作信号をMPU51に送信する。操作部82は、例えば、ガス使用料金の月間削減目標値Mmの設定の操作に応じた操作信号をMPU51に送信する。そして、MPU51(即ち、CPU51a)は、この操作信号を受信すると、メモリ部52に記憶されている月間削減目標値Mm、日間削減目標値Md、及び、年間削減目標値Myの設定(更新)、などを行う。
インタフェース部54は、図2中の冷水温度センサ6、温水温度センサ7、流量センサ8、等の電子機器が電気的に接続されており、各電子機器とMPU51との交信を可能としている。
冷水温度センサ6は、例えば、周知のサーミスタ式温度センサであり、その先端に設けられた検温部が、冷水管12を流れる冷水に触れるように、冷水管12の周壁等に設けられている。冷水温度センサ6は、冷水管12を流れる冷水の温度を検出し、この検出した温度に応じた信号を削減燃料費算出装置5に出力する。そして、削減燃料費算出装置5のCPU51aは、その入力された信号に基づいて、水道管11から太陽熱温水器2に供給される冷水の温度を検出する。
温水温度センサ7は、冷水温度センサ6と同一のサーミスタ式温度センサであり、その先端に設けられた検温部が、温水管14を流れる予熱温水に触れるように、温水管14の周壁等に設けられている。温水温度センサ7は、温水管14を流れる予熱温水の温度を検出し、この検出した温度に応じた信号を削減燃料費算出装置5に出力する。そして、削減燃料費算出装置5のCPU51aは、その入力された信号に基づいて、太陽熱温水器2から給湯器4に供給される予熱温水の温度を検出する。
なお、上述した冷水温度センサ6、温水温度センサ7として、サーミスタ式温度センサに代えて、水の温度検出に適した各種温度センサ、例えば、熱電対式温度センサなどを用いることもできる。
流量センサ8は、例えば、周知の羽根車式流量センサを用いており、温水管14に設けられている。流量センサ8は、温水管14を流れる予熱温水の流量を検出し、この検出した流量に応じた信号を削減燃料費算出装置5に出力する。そして、削減燃料費算出装置5のCPU51aは、その入力された信号に基づいて、太陽熱温水器2と給湯器4との間を流れる予熱温水の流量を検出する。なお、流量センサ8として、羽根車式流量センサに代えて、水の流量検出に適した各種流量センサ、例えば、超音波式流量センサ、フローセンサ式流量センサ、電磁式流量センサなどを用いることもできる。
次に、上述した削減燃料費算出装置5のCPU51aが実行する本発明にかかる削減燃料費算出処理の一例を、図4に示すフローチャートを参照して以下に説明する。
宅内表示盤80の操作部82に電源オンを要求する操作が入力されると、削減燃料費算出装置5に電源が投入されて、各種初期化処理などが実行されたのち、CPU51aはステップS100に処理を進める。
CPU51aは、ステップS100において、月間削減目標値Mmの入力に応じて各使用期間における削減目標値を算出し、メモリ部52に記憶させる(即ち、設定する)。メモリ部52には、ガス使用料金の日間削減目標値Md、月間削減目標値Mm、及び、年間削減目標値Myが、予め記憶されている。そして、CPU51aは、宅内表示盤80の操作部82に入力された新たな月間削減目標値Mm(例えば、6100円)を設定(更新)する削減目標値設定操作に応じた操作信号を受信したとき、この新たな月間削減目標値Mmを30.5で除した値を新たな日間削減目標値Md(例えば、200円)として算出し、この新たな月間削減目標値Mmを12で乗じた値を新たな年間削減目標値My(例えば、73200円)として算出し、そして、これら新たな月間削減目標値Mm、日間削減目標値Md、及び、年間削減目標値Myをメモリ部52に格納(記憶)する。また、上記削減目標値設定操作に応じた操作信号を受信しないとき、本ステップにおいて何ら処理を行わない。そして、ステップS110に進む。
CPU51aは、ステップS110において、冷水温度センサ6が出力した信号に基づき冷水の温度を検出し、温水温度センサ7が出力した信号に基づき予熱温水の温度を検出し、流量センサ8が出力した信号に基づき予熱温水の流量を検出する。そして、CPU51aは、冷水の温度をTc[℃]、温水の温度をTm[℃]、温水の流量をF[L]、熱量換算計数をC、とすると次の式、
Q=(Tm−Tc)×F×C/1000[MJ]・・・(1)
によって、予め定められた単位時間(例えば、1分)毎に、太陽熱温水器2により得た熱量Q、即ち、給湯に際し、太陽熱温水器2により給湯器4において単位時間に削減できた熱量Qを算出する。そして、この単位時間毎の熱量Qを一日単位、一ヶ月単位、及び、一年単位で積算して、日間削減熱量Qd、月間削減熱量Qm、及び、年間削減熱量Qyを算出する。
本実施形態において、流量Fは、水1[L]=1[kg]としている。また、熱量換算計数Cとは、水の比熱を示しており、C=1[kcal/kg ℃]=4.18605[kJ/kg K]としている。上記単位時間は、給湯器4の構成や使用形態(頻度)などに応じて適宜定められる。流量Fについては、単位時間当たりの積算流量を用いており、冷水の温度をTc及び温水の温度をTmについては、単位時間における平均温度を用いており、そして、これらに基づいて単位時間毎に熱量Qを算出している。
また、熱量Qの算出契機について、CPU51aは、常時、単位時間毎に熱量Qを算出するものであるが、これに限定されるものではなく、例えば、給湯器4による給湯に伴って該予熱温水が流動しているときのみ、即ち、流量センサ8によって検出された流量が0で無いときのみ、上記単位時間毎に熱量Qを算出するようにしてもよい。このようにすることで、CPU51aの処理負荷を軽減できる。
なお、(1)式から明らかなように、熱量Qは、冷水管12を介して水道管11から供給される温度Tcの冷水が太陽熱温水器2によって温められる(予熱される)ことにより、体積(流量)Fで温度Tmの予熱温水を得たものとして算出される。つまり、熱量Qは、太陽熱温水器2による予熱で得た熱量であり、換言すると、太陽熱の利用により削減できた熱量でもある。そして、この熱量Qに基づいて算出される、下記のガス使用料金Yについても、太陽熱に利用により削減できたガス使用料金(即ち、燃料費)となる。
そして、CPU51aは、ステップS120において、燃料ガスの単位使用体積当たりの総発熱量をH[MJ/Nm3]とすると、次の式、
V=Q/H[Nm3]・・・(2)
によって、太陽熱温水器2により給湯器4において単位時間に削減できた燃料ガスの使用体積Vを算出する。そして、この単位時間毎の削減できた使用体積Vを一日単位、一ヶ月単位、及び、一年単位で積算して、日間削減使用体積Vd、月間削減使用体積Vm、及び、年間削減使用体積Vyを算出する。
なお、本実施形態においては、一例として、都市ガスの単位使用体積当たりの総発熱量H1=46.08[MJ/Nm3]としており、プロパンガスの単位使用体積当たりの総発熱量H2=101.38[MJ/Nm3]としている。
そして、CPU51aは、ステップS130において、燃料ガスの単位使用体積当たりのガス使用料金をB[円/Nm3]とすると、次の式、
Y=V×B[円]・・・(3)
によって、太陽熱温水器2により給湯器4において単位時間に削減できたガス使用料金Yを算出する。そして、この単位時間毎のガス使用料金Yを一日単位、一ヶ月単位、及び、一年単位で積算して、日間削減ガス使用料金Yd、月間削減ガス使用料金Ym、及び、年間削減ガス使用料金Yyを算出する。
なお、本実施形態においては、一例として、都市ガスの単位使用体積当たりのガス使用料金B1=153[円/Nm3]としており、プロパンガスの単位使用体積当たりのガス使用料金B2=385[円/Nm3]としている。また、ガス使用料金は、請求項中の燃料費に相当する。
そして、CPU51aは、ステップS140において、燃料ガスの単位使用体積当たりの二酸化炭素排出量をE[kgCO2/Nm3]、給湯器4における燃料ガスの燃焼効率をkとすると、次の式、
X=V×E×k[kgCO2]・・・(4)
によって、太陽熱温水器2により給湯器4において単位時間に削減できた二酸化炭素排出量Xを算出する。そして、この単位時間毎の二酸化炭素排出量Xを一日単位、一ヶ月単位、及び、一年単位で積算して、日間削減二酸化炭素排出量Xd、月間削減二酸化炭素排出量Xm、及び、年間削減二酸化炭素排出量Xyを算出する。
なお、本実施形態においては、一例として、都市ガスの単位使用体積当たりの二酸化炭素排出量E1=2.355[kgCO2/Nm3]としており、プロパンガスの単位使用体積あたりの二酸化炭素排出量E2=5.893[kgCO2/Nm3]としている。また、給湯器4におけるガスの燃焼効率k=80%(一般型ガス給湯器)〜95%(高効率型ガス給湯器)としている。
そして、CPU51aは、ステップS150において、メモリ部52に記憶されているガス使用料金の月間削減目標値をMm[円]とすると、次の式、
Mm/Ym<0.6のとき、Lm=1
0.6≦Mm/Ym<0.9のとき、Lm=2
0.9≦Mm/Ymのとき、Lm=3 ・・・・・・(5)
によって、月間削減ガス使用料金Ymについての月間削減目標値Mmに対する達成度合Lmを算出する。
つまり、月間削減ガス使用料金Ymが、月間削減目標値Mmの60%に満たないときは、達成度合Lmが1となり、60%以上で且つ90%未満のときは、達成度合Lmが2となり、90%以上のときは達成度合Lmが3となる。
また、(5)式と同様にして、日間削減ガス使用料金Ydについての日間削減目標値Mdに対する達成度合Ld、及び、年間削減ガス使用料金Yyについての年間削減目標値Myに対する達成度合Lyを算出する。
そして、CPU51aは、ステップS160において、宅内表示盤80に入力された各種情報の表示要求の操作に応じた操作信号の受信に応じて、又は、給湯器4による加熱時にリアルタイムで、上記日間削減熱量Qdと、日間削減ガス使用料金Ydと、日間削減二酸化炭素排出量Xdと、月間削減熱量Qmと、月間削減ガス使用料金Ymと、月間削減二酸化炭素排出量Xmと、年間削減熱量Qyと、年間削減ガス使用料金Yyと、年間削減二酸化炭素排出量Xyと、を示す情報信号を宅内表示盤80に出力する。そして、宅内表示盤80は、これら情報信号を受信すると、表示部81に、これら情報信号が示す各種情報を表示する。
また、宅内表示盤80は、達成度合L(達成度合Ld、達成度合Lm、達成度合Ly)を示す情報信号を受信すると、図5に示すような、この情報信号が示す達成度合Lに応じた顔マークK(K1〜K3)を表示する。
具体的には、達成度合Lが1のとき「困惑顔」の顔マークK1を表示し、達成度合Lが2のとき「無表情顔」の顔マークK2を表示し、達成度合Lが3のとき「笑顔」の顔マークK3を表示する。図5において、説明のために顔マークK1〜K3を同時に表示しているが、実際には、それぞれ排他的に表示する。また、これら顔マークKは、削減ガス使用料金Y(日間削減ガス使用料金Yd、月間削減ガス使用料金Ym、年間削減ガス使用料金Yy)と同時に表示される。
そして、宅内表示盤80の操作部82に電源オフを要求する操作が入力されて、電源が落とされるまで、上記各処理を繰り返す。なお、上述した(1)式〜(5)式、及び、各定数は、削減燃料費算出装置5に予め記憶されている。
上述したステップS100が、請求項中の削減目標値入力手段P4及び使用期間毎削減目標値算出手段P5に相当し、ステップS130が、請求項中の削減値算出手段P1に相当し、ステップS150が、請求項中の達成度合算出手段P2に相当し、ステップS160が、請求項中の表示制御手段P3に相当する。
次に、太陽熱温水器2により給湯器4において単位時間に削減できた熱量Q、ガス使用体積V、ガス使用料金Y、二酸化炭素排出量Xの算出例を示す。例えば、給湯器4が都市ガスを燃料ガスとする一般型ガス給湯器であり、ある時刻から1分間(単位時間)の冷水の温度(平均値)がTc=20[℃]、温水の温度(平均値)がTm=40[℃]、温水の流量(積算流量)がF=50[L]、であり、また、給湯器4における都市ガスの燃焼効率をk=80%とすると、これら熱量Q、ガス使用体積V、ガス使用料金Y、及び、二酸化炭素排出量Xは、
熱量Q=(40−20)×50×4.18605/1000=4.18605[MJ]
ガス使用体積V=4.18605/46.08=0.0908[Nm3
ガス使用料金Y=0.0908×153=13.89[円]
二酸化炭素排出量X=0.0908×2.355×0.80=0.171[kg]
となる。そして、これら各値は一日単位、一ヶ月単位、及び、一年単位の各使用期間毎に積算されて、各使用期間において削減できた熱量、ガス使用体積、ガス使用料金、及び、二酸化炭素排出量が算出されて、メモリ部52に記憶される。
また、削減燃料費算出装置5は、上述した(2)式〜(4)式を用いる代わりに、(A)熱量とガス使用体積との関係を示す、熱量−ガス使用体積換算テーブルと、(B)ガス使用体積とガス使用料金との関係を示す、ガス使用体積−ガス使用料金換算テーブルと、(C)ガス使用体積と二酸化炭素排出量との関係を示す、ガス使用体積−二酸化炭素排出量換算テーブル、を記憶しておき、これらテーブルを用いて、削減できたガス使用料金Y及び二酸化炭素排出量Xを求めてもよい。この場合、CPU51aは、(i)上記(1)式を用いて算出した熱量を、上述した熱量−ガス使用体積換算テーブルに当てはめて、該熱量に対するガス使用体積Vを求め、(ii)このガス使用体積Vを、上述したガス使用体積−料金換算テーブルに当てはめて、削減できたガス使用料金Yを求め、また、(iii)上記ガス使用体積Vを、ガス使用体積−二酸化炭素排出量換算テーブルに当てはめて、削減できた二酸化炭素排出量Xを求める。
次に、上述した太陽熱給湯システム1での本発明に係る動作(作用)の一例について、図6、図7を参照して説明する。
まず、宅内表示盤80の操作部82に電源オン操作が入力されることにより削減燃料費算出装置5が電源オンされる。削減燃料費算出装置5は、冷水温度センサ6で検出された冷水の温度、温水温度センサ7で検出された温水の温度、及び、流量センサ8で検出された温水の流量、に基づいて、太陽熱温水器2により給湯器4において当該日間、月間、及び、年間に削減できた熱量(日間削減熱量Qd、月間削減熱量Qm、年間削減熱量Qy)、ガス使用料金(日間削減ガス使用料金Yd、月間削減ガス使用料金Ym、年間削減ガス使用料金Yy)、及び、二酸化炭素排出量(日間削減二酸化炭素排出量Xd、月間削減二酸化炭素排出量Xm、年間削減二酸化炭素排出量Xy)を算出して(S110〜S140)、所定のタイミングで宅内表示盤80の表示部81に、これら各算出値を表示する(S160)。
さらに、日間削減ガス使用料金Ydについての日間削減目標値Mdに対する達成度合Ld、月間削減ガス使用料金Ymについての月間削減目標値Mmに対する達成度合Lm、及び、年間削減ガス使用料金Yyについての年間削減目標値Myに対する達成度合Ly、をそれぞれ算出するとともに(S150)、上記日間削減ガス使用料金Yd、月間削減ガス使用料金Ym、及び、年間削減ガス使用料金Yyと同じ表示タイミングで、達成度合Ld、達成度合Lm、及び、達成度合Lyに応じた顔マークKを、宅内表示盤の表示部81に表示する(S160)。
また、操作部82に、例えば、月間削減目標値Mmとして6100[円]を設定する操作が入力されると、日間削減目標値Mdとして200[円](=6100/30.5)が設定され、年間削減目標値Myとして73200[円](=6100×12)が設定される(S100)。
月間削減ガス使用料金Ymの表示に伴い、月間削減ガス使用料金Ymが500[円]のとき、達成度合Lmが1となって「困惑顔」の顔マークK1が表示され(図6(a))、月間削減ガス使用料金Ymが4500[円]になると、達成度合Lmが2となって「無表情顔」の顔マークK2が表示され(図6(b))、月間削減ガス使用料金Ymが6000[円]になると、達成度合Lmが3となって「笑顔」の顔マークK3が表示される(図6(c))。
また、年間削減ガス使用料金Yyの表示に伴い、年間削減ガス使用料金Yyが20000[円]のとき、達成度合Lyが1となって「困惑顔」の顔マークK1が表示される(図7(a))。また、月間削減ガス使用料金Ymの表示に伴い、月間削減ガス使用料金Ymが5000[円]のとき、達成度合Lmが2となって「無表情顔」の顔マークK2が表示される(図7(b))。また、日間削減ガス使用料金Ydの表示に伴い、日間削減ガス使用料金Ydが300[円]のとき、達成度合Ldが3となって「笑顔」の顔マークK3が表示される(図7(c))。
以上より、本発明によれば、太陽熱温水器2から供給された予熱温水を給湯器4において加熱する際に、太陽熱温水器2での予熱で得た熱量から給湯器4において、例えば、一日、一ヶ月間、一年間など所定の使用期間に削減できたガス使用料金を算出し、この算出した前記使用期間に削減できたガス使用料金についての、前記使用期間でのガス使用料金の削減目標値に対する、達成度合を算出して、この達成度合に応じた顔マークKを表示するので、使用者は、この顔マークKを視認することによって、顔マークKに対応する達成度合を瞬時に把握することができ、そのため、太陽熱の利用により所定の使用期間において削減できたガス使用料金が、当該使用期間でのガス使用料金の削減目標値に対してどの程度達成できたかを直感的に把握することができる。
また、一ヶ月間のガス使用料金の削減目標値である月間削減目標値Mmが入力されるとともに、この入力された月間削減目標値Mmから、一日のガス使用料金の削減目標値である日間削減目標値Md、及び、一年間のガス使用料金の削減目標値である年間削減目標値Myを算出及び記憶して、太陽熱温水器2から供給された予熱温水を給湯器4において加熱する際に、太陽熱温水器2での予熱で得た熱量から給湯器4において各使用期間(一日、一ヶ月間、一年間)のそれぞれについて削減できたガス使用料金算出し、これら各使用期間に削減できたガス使用料金についての、各使用期間でのガス使用料金の削減目標値に対する、達成度合を算出するので、所定の使用期間を一ヶ月間として、一ヶ月間のガス使用料金の削減目標値を入力すると、この一ヶ月間のガス使用料金の削減目標値から、一日のガス使用料金の削減目標値及び一年間のガス使用料金の削減目標値を算出して、これらの各使用期間に削減できたガス使用料金についての、各使用期間のガス使用料金の削減目標値に対する、達成度合を算出して、これら達成度合に応じた表示意匠を表示できる。そのため、例えば、使用者において、一ヶ月間のガス使用料金の削減目標値から、一日及び一年間のガス使用料金の削減目標値を計算して入力するとなると、使用者に煩雑な設定作業を強いることになり、また、計算及び入力に伴うミスが生じるおそれがあるが、本発明によれば、削減目標値の入力作業を簡素化して、一ヶ月間におけるガス使用料金の削減目標値を入力することで、一日及び一年間におけるガス使用料金の削減目標値についても設定されるので、使用者における煩雑な設定作業回避でき、また、計算及び入力に伴うミスを解消できる。
また、表示意匠として、達成度合Lに応じて互いに異なる人の表情を模した顔マークKを用いているので、例えば、ほぼ目標達成したとき(90%達成)は「笑顔」の顔マークK3、目標まで3分の2程度達成(60%以上)したときは「無表情顔」の顔マークK2、目標まで3分の2程度に満たない(60%未満)ときは「困惑顔」の顔マークK1とするなど、達成度合Lを人の表情として示すことでより直感的に把握することができる。
また、使用者にとって最も関心のあるガス使用料金の目標達成度合を示すことにより、一層節約に励むように仕向けることができる。
本実施形態においては、達成度合に応じて互いに異なる人の表情を模した顔マークKを表示するものであったが、これに限定するものではなく、例えば、達成度合に応じて、○、△、×などの図形を表示するなど、使用者が達成度合を直感的に把握できる形状、模様若しくは色彩又はこれらの結合(即ち、視認可能な図形等)からなる表示意匠であればよい。
また、宅内表示盤80の表示部81がカラー表示可能な表示装置である場合には、達成度合Lに応じた各顔マークK1〜K3を互いに異なる色で表示する(即ち、色彩を付する)ようにしてもよい。例えば、顔マークK1を赤色、顔マークK2を黄色、顔マークK3を緑色で表示する。または、表示部81とは別に、表示意匠として、緑色、黄色、赤色の発光ダイオードランプを設けて、これらを達成度合に応じて点灯するようにしても良い。つまり、表示部81に表示される表示意匠が、達成度合に応じて互いに異なる色彩が付されていることを特徴としてもよい。このように表示意匠に色彩を付することで、例えば、ほぼ目標達成したとき(90%達成)は「緑色」、目標まで3分の2程度達成(60%以上)したときは「黄色」、目標まで3分の2程度に満たない(60%未満)ときは「赤色」とするなどして、使用者に、達成度合をより直感的に把握させることができる。
また、本実施形態において、一日、一ヶ月間及び一年間の各使用期間において削減できたガス使用料金を算出するとともに、各使用期間における削減目標値に対する達成度合を算出して、これら達成度合に応じた顔マークKを表示するものであったが、これに限定するものではなく、例えば、一ヶ月間など、予め定められた使用期間のみ、削減できたガス使用料金を算出すると共に、この使用期間における削減目標値に対する達成度合を算出して、この達成度合に応じた顔マークKを表示するものであってもよい。
また、月間削減ガス使用料金Ymについて、例えば、当月及び過去6ヶ月分をメモリ部52に記憶して、使用者の要求に応じて、当月及び過去6ヶ月分の月間削減ガス使用料金Ymおよびこれら月間削減ガス使用料金Ymについての月間削減目標値Mmに対する達成度合に応じた顔マークKを表示するようにした、履歴機能を設けてもよい。同様に、日間削減ガス使用料金Yd、及び、年間削減ガス使用料金Yyについても、履歴機能を設けてもよい。
なお、前述した実施形態は本発明の代表的な形態を示したに過ぎず、本発明は、実施形態に限定されるものではない。即ち、本発明の骨子を逸脱しない範囲で種々変形して実施することができる。
1 太陽熱給湯システム
2 太陽熱温水器
3 混合手段
4 給湯器
5 削減燃料費算出装置
6 冷水温度センサ
7 温水温度センサ
8 流量センサ
51 MPU
51a CPU(削減値算出手段、達成度合算出手段、表示制御手段、削減目標値入力手段、使用期間毎削減目標値算出手段)
52 メモリ部(削減目標値記憶手段)
80 宅内表示盤
K 顔マーク(表示意匠)
Mm ガス使用料金の月間削減目標値(所定の使用期間での燃料費の削減目標値)
Md ガス使用料金の日間削減目標値(他の使用期間での燃料費の削減目標値)
My ガス使用料金の年間削減目標値(他の使用期間での燃料費の削減目標値)
Ym 月間削減ガス使用料金(所定の使用期間に削減できた燃料費)
Yd 日間削減ガス使用料金(他の使用期間に削減できた燃料費)
Yy 年間各弁ガス使用料金(他の使用期間に削減できた燃料費)

Claims (3)

  1. 太陽熱温水器と、前記太陽熱温水器から供給される予熱温水を加熱する給湯器と、を有する太陽熱給湯システムで用いられて、前記太陽熱温水器での予熱により前記給湯器によって前記予熱温水を加熱する際に削減できた燃料費を算出する削減燃料費算出装置において、
    前記給湯器における所定の使用期間での燃料費の削減目標値が記憶された削減目標値記憶手段と、
    前記太陽熱温水器での予熱で得た熱量に基づいて、前記給湯器において前記使用期間に削減できた燃料費を算出する削減値算出手段と、
    前記削減値算出手段で算出された前記使用期間に削減できた燃料費についての、前記削減目標値記憶手段に記憶された前記使用期間での燃料費の削減目標値に対する、達成度合を算出する達成度合算出手段と、
    前記達成度合算出手段によって算出された前記達成度合に応じた表示意匠を表示する表示制御手段と、が設けられている
    ことを特徴とする削減燃料費算出装置。
  2. 前記削減目標値記憶手段に記憶される前記使用期間での燃料費の削減目標値が入力される削減目標値入力手段と、
    前記削減目標値入力手段に入力された前記使用期間での燃料費の削減目標値に基づいて、前記使用期間とは異なる少なくとも1つの他の使用期間での燃料費の削減目標値を算出するとともに、前記使用期間での燃料費の削減目標値、及び、前記他の使用期間での燃料費の削減目標値を前記削減目標値記憶手段に記憶させる使用期間毎削減目標値算出手段を、さらに備え、
    前記削減値算出手段が、前記太陽熱温水器による予熱で得た熱量に基づいて、前記給湯器において前記使用期間に削減できた燃料費、及び、前記他の使用期間に削減できた燃料費を算出し、
    前記達成度合算出手段が、前記削減値算出手段で算出された前記使用期間に削減できた燃料費についての、前記削減目標値記憶手段に記憶された前記使用期間での燃料費の削減目標値に対する、達成度合、及び、前記削減値算出手段で算出された前記他の使用期間に削減できた燃料費についての、前記削減目標値記憶手段に記憶された前記他の使用期間での燃料費の削減目標値に対する、達成度合を算出するものである
    ことを特徴とする請求項1に記載の削減燃料費算出装置。
  3. 太陽熱温水器と、前記太陽熱温水器から供給される予熱温水を加熱する給湯器と、前記太陽熱温水器での予熱により前記給湯器によって前記予熱温水を加熱する際に削減できた燃料費を算出する削減燃料費算出装置と、を有する太陽熱給湯システムにおいて、
    前記削減燃料費算出装置が、請求項1又は2のいずれか一項に記載の削減燃料費算出装置であることを特徴とする太陽熱給湯システム。
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