JP2002207901A - 電子商取引システム及び電子商取引方法 - Google Patents

電子商取引システム及び電子商取引方法

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JP2002207901A
JP2002207901A JP2001337767A JP2001337767A JP2002207901A JP 2002207901 A JP2002207901 A JP 2002207901A JP 2001337767 A JP2001337767 A JP 2001337767A JP 2001337767 A JP2001337767 A JP 2001337767A JP 2002207901 A JP2002207901 A JP 2002207901A
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Toshiki Kanemichi
敏樹 金道
Hideyuki Yoshida
秀行 吉田
Takehiko Shida
武彦 志田
Hiroshi Takase
博士 高瀬
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 著名人のプライバシーを保護しつつ、著
名人の現実の嗜好に応じた商品を購入することができる
電子商取引システムを提供すること。 【解決手段】 購買者端末103(105)に配信され
る商品情報を、商品情報に含まれる種々のキーワードと
それに対応する評価値が登録され、その評価値は予め購
買者の嗜好に基づいて学習されているパーソナルプロフ
ァイルに基づいて購買者の嗜好に合わせて並び替える一
方、この並び替えられた商品情報から商品発注を受ける
と購買者が指定する口座から当該商品に対する代金の引
き落としと販売者に対する支払いを行う電子商取引シス
テム100において、購買者端末105を扱う一の購買
者(例えば、一般人)に配信された商品情報に対する商
品発注を、購買者端末103を扱う他の購買者(例え
ば、著名人)のパーソナルプロファイルを利用して行
う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子又は電波、光
を媒体とする情報通信網を利用した電子商取引システム
に関し、特に著名人の嗜好に応じた商品を一般人が購入
可能な電子商取引システム及び電子商取引方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、自分の興味を持った人の嗜好に応
じた商品を自分も購入したいというニーズが市場に存在
する。例えば、著名人が身に付けている商品を真似て自
分も同じ商品を身に付けたいと考える場合が該当する。
このようなニーズに対応するため、雑誌等では著名人が
身に付けている商品を購入できる販売店を紹介する特集
が組まれている。また、近年、インターネットなど情報
技術並びに情報通信網に関する社会基盤の進展に伴い、
情報通信網を利用した電子商取引においても同様の特集
が組まれている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな方法で著名人が身に付けている商品を紹介する場合
には、著名人のプライバシーが保護されないという事態
が生じ得る。すなわち、著名人が身に付けている商品を
購入できる販売店を紹介した場合には、その販売店に、
その著名人のいわゆるファンが殺到してしまい、著名人
のプライバシーが保護されないという事態が生じ得る。
このため、著名人が紹介する商品が現実に身に付けてい
る商品と異なる場合も想定される。したがって、上述し
たような購買者のニーズに対応できていないという問題
が生じていた。
【0004】また、上述のような方法では、その雑誌等
が発行された時点における、著名人の一時的な嗜好に応
じた商品が紹介されることも想定される。したがって、
雑誌等の発行後、時間の経過にしたがって著名人の嗜好
が変化した場合には、著名人が紹介する商品が現在、身
に付けている商品と異なる商品が紹介される場合も想定
される。この場合にも、上述したような購買者のニーズ
に対応できていないという問題が生じる。
【0005】本発明は以上のような実情に鑑みてなされ
たものであり、著名人のプライバシーを保護しつつ、著
名人の現実の嗜好に応じた商品を購入することができる
電子商取引システム及び電子商取引方法を提供すること
を目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明は、購買者に配信される商品情報を、商品情
報に含まれる種々のキーワードとそれに対応する評価値
が登録され、その評価値は予め購買者の嗜好に基づいて
学習されているパーソナルプロファイルに基づいて購買
者の嗜好に合わせて並び替える一方、この並び替えられ
た商品情報から商品発注を受けると購買者が指定する口
座から当該商品に対する代金の引き落としと販売者に対
する支払いを行う電子商取引システムにおいて、一の購
買者(例えば、一般人)に配信された商品情報に対する
商品発注を、他の購買者(例えば、著名人)のパーソナ
ルプロファイルを利用して行うものである。
【0007】また、購買者に配信された商品情報を、購
買者の嗜好に合わせて並び替えるために、パーソナルプ
ロファイルに基づいて商品情報に評点を付与するもので
ある。さらに、各商品情報に付与された評点に応じて商
品情報を順位付けするものである。
【0008】これによれば、他の購買者のパーソナルプ
ロファイルを利用することにより、一の購買者に配信さ
れた商品情報に他の購買者の嗜好を反映させることがで
きる。一の購買者は、このように他の購買者の嗜好を反
映した商品情報に基いて商品発注を行うことにより、他
の購買者の嗜好に応じた商品を購入することができる。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明の第1の態様に係る電子商
取引システムは、販売者が提供する商品情報を記憶する
商品情報記憶部と、前記商品情報記憶部から購買者に商
品情報を配信する商品情報サーバと、を備えた商品情報
配信ユニットと、前記商品情報に含まれる種々のキーワ
ードとそれに対応する評価値が登録され、前記評価値は
予め前記購買者の嗜好に基づいて学習されているパーソ
ナルプロファイルを記憶する記憶部と、前記パーソナル
プロファイルに基づいて前記商品情報サーバから配信さ
れた商品情報を前記購買者の嗜好に合わせて順位付ける
情報フィルタ部と、を備えた複数の購買者端末と、いず
れかの購買者端末から商品発注を受けると購買者が指定
する口座から当該商品の代金の引き落としと前記販売者
に対する支払いを行う決済ユニットと、を具備する電子
商取引システムであって、前記電子商取引システムを用
いて商品発注が行われる一の購買者端末に配信された商
品情報に対する商品発注を、他の購買者端末の記憶部に
記憶されたパーソナルプロファイルを利用して行う構成
を採る。
【0010】この構成によれば、他の購買者のパーソナ
ルプロファイルを利用することにより、一の購買者に配
信された商品情報に他の購買者の嗜好を反映させること
ができる。一の購買者は、このように他の購買者の嗜好
を反映した商品情報に基いて商品発注を行うことによ
り、他の購買者の嗜好に応じた商品を購入することがで
きる。
【0011】本発明の第2の態様は、第1の態様に係る
電子商取引システムにおいて、前記一の購買者端末に配
信された商品情報を、前記他の購買者端末の記憶部に記
憶されたパーソナルプロファイルに基づいて順位付け、
この順位付けられた商品情報から商品発注を行う構成を
採る。
【0012】この構成によれば、一の購買者端末に配信
された商品情報は、他の購買者端末の記憶部に記憶され
たパーソナルプロファイルに基づいて順位付けられる。
一の購買者は、このように順位付けされた商品情報に基
づいて商品発注を行うことで、他の購買者の嗜好に応じ
た商品を購入することができる。
【0013】本発明の第3の態様は、第2の態様に係る
電子商取引システムにおいて、前記一の購買者端末に配
信された商品情報を、前記他の購買者端末の情報フィル
タ部に転送し、当該他の購買者端末の情報フィルタ部
で、前記他の購買者端末の記憶部に記憶されたパーソナ
ルプロファイルに基づいて順位付け、前記一の購買者端
末に返信する構成を採る。
【0014】この構成によれば、商品情報は、他の購買
者端末に転送され、他の購買者端末の情報フィルタ部で
順位付けられた後、一の購買者端末に返信される。他の
購買者端末で順位付けし、順位付けした商品情報のみを
返信する構成としているので、他の購買者のプライバシ
ーを保護しつつ、他の購買者の嗜好に応じた商品を購入
することができる。
【0015】本発明の第4の態様は、第3の態様に係る
電子商取引システムにおいて、前記一の購買者端末は、
前記他の購買者端末の記憶部に記憶されたパーソナルプ
ロファイルを利用できるか問い合わせる問合せ部を備
え、前記商品情報配信ユニットは、予め前記他の購買者
端末の記憶部に記憶されたパーソナルプロファイルの利
用条件を登録し、前記問合せ部からの問合せを受けると
予め前記他の購買者端末の記憶部に記憶されたパーソナ
ルプロファイルの利用の可否を判断する管理部を備え、
前記管理部により前記他の購買者端末の記憶部に記憶さ
れたパーソナルプロファイルの利用が許可された場合
に、前記一の購買者端末に配信された商品情報を、前記
他の購買者端末の情報フィルタ部に転送する構成を採
る。
【0016】この構成によれば、他の購買者端末に商品
情報を転送する前に他の購買者のパーソナルプロファイ
ルの利用の可否を問い合わせ、利用が許可された場合に
商品情報を転送するので、誤って商品情報を転送するの
を防止することができ、通信費のコストを低減すること
ができる。また、パーソナルプロファイルを利用するこ
とができない場合には、利用を希望する購買者にその旨
を伝えるようにすることで次の処理を促すこともでき
る。
【0017】また、一の購買者端末が問合せ部を備えて
いるので、一の購買者が簡単に他の購買者のパーソナル
プロファイルの利用できるか問い合わせることができ
る。一方、商品情報配信ユニットが管理部を備えている
ので、他の購買者が逐一自己のパーソナルプロファイル
の利用の可否を判断する必要がない。なお、管理部が他
の購買者のパーソナルプロファイルの利用条件が登録さ
れているので、商品情報配信ユニットで簡単にその利用
の可否を判断することができる。
【0018】本発明の第5の態様は、第4の態様に係る
電子商取引システムにおいて、前記管理部は、前記他の
購買者端末の記憶部に記憶されたパーソナルプロファイ
ルの利用を許可した場合にその旨を前記決済ユニットに
通知し、前記決済ユニットは、前記一の購買者端末を扱
う購買者が指定する口座から利用料を引き落とす一方、
パーソナルプロファイルを提供する前記他の購買者端末
を扱う購買者に利用料を支払う構成を採る。
【0019】この構成によれば、他の購買者のパーソナ
ルプロファイルの利用が許可された場合に自動的にパー
ソナルプロファイルを利用する一の購買者の口座から利
用料が引き落とされ、パーソナルプロファイルを提供す
る他の購買者に利用料が支払われる。このため、パーソ
ナルプロファイルの利用に伴う料金の受払いが容易に実
現される。
【0020】本発明の第6の態様は、第2の態様に係る
電子商取引システムにおいて、前記一の購買者端末を扱
う購買者は、前記商品サーバから配信された商品情報を
順位付けるための前記他の購買者端末の記憶部に記憶さ
れたパーソナルプロファイルを所有する他の購買者を指
定できる構成を採る。
【0021】この構成によれば、一の購買者が利用を希
望する他の購買者を指定することができる。このため、
特定の購買者の嗜好に応じて商品発注を行うことができ
る。
【0022】本発明の第7の態様は、第6の態様に係る
電子商取引システムにおいて、前記他の購買者は著名人
である構成を採る。
【0023】このように他の購買者を著名人とすること
により、一の購買者としての一般人は、著名人の嗜好に
応じた商品発注を行うことができる。
【0024】本発明の第8の態様は、第1の態様に係る
電子商取引システムにおいて、前記商品情報に含まれる
種々のキーワードには、前記販売者の識別情報が含まれ
る構成を採る。
【0025】この構成によれば、種々のキーワードに販
売者の識別情報が含まれるので、購買者が過去に特定の
販売者に悪い印象を持った場合には、その販売者に対す
る評価が自動的に下がることとなる。したがって、悪質
な販売者が配信する商品情報の評価を自動的に下げるこ
とができる。
【0026】本発明の第9の態様は、第2の態様に係る
電子商取引システムにおいて、前記他の購買者端末の記
憶部に記憶されたパーソナルプロファイルを前記一の購
買者端末の情報フィルタ部が受け取り、前記一の購買者
端末に配信された商品情報を、前記他の購買者端末から
受け取ったパーソナルプロファイルに基づいて順位付け
る構成を採る。
【0027】この構成によれば、他の購買者のパーソナ
ルプロファイルを一の購買者端末の情報フィルタ部で受
け取った後、このパーソナルプロファイルに基づいて一
の購買者端末に配信された商品情報が順位付けられる。
一の購買者は、このように順位付けされた商品情報に基
づいて商品発注を行うことで、他の購買者の嗜好に応じ
た商品を購入することができる。
【0028】本発明の第10の態様は、第1の態様に係
る電子商取引システムにおいて、前記一の購買者端末に
配信された商品情報に対して、前記他の購買者端末の記
憶部に記憶されたパーソナルプロファイルに登録された
評価値に応じた特定のマークを付与し、前記特定のマー
クが付与された商品情報から商品発注を行う構成を採
る。
【0029】この構成によれば、特定のマークが、一の
購買者端末に配信された商品情報に他の購買者の興味の
度合いに応じて付与される。この特定のマークが付与さ
れた商品情報から商品発注を行うことで、一の購買者
は、他の購買者の嗜好に応じた商品を購入することがで
きる。
【0030】本発明の第11の態様は、第1の態様に係
る電子商取引システムにおいて、前記一の購買者端末に
配信された商品情報を、前記一の購買者端末の記憶部に
記憶されたパーソナルプロファイル及び前記他の購買者
端末の記憶部に記憶されたパーソナルプロファイルに基
づいて順位付け、この順位付けられた商品情報から商品
発注を行う構成を採る。
【0031】この構成によれば、一の購買者端末に配信
された商品情報は、他の購買者のパーソナルプロファイ
ル及び一の購買者のパーソナルプロファイルに基づいて
順位付けられる。したがって、商品情報は、一の購買者
と他の購買者の双方の嗜好とを反映して順位づけられ
る。一の購買者は、このように順位付けされた商品情報
に基づいて商品発注を行うことで、他の購買者の嗜好の
みでなく、自分の嗜好にも応じて順位付けられた商品情
報を見ながら、商品発注を行うことができる。
【0032】本発明の第12の態様は、第11の態様に
係る電子商取引システムにおいて、前記一の購買者端末
に配信された商品情報に対して、前記一の購買者端末の
記憶部に記憶されたパーソナルプロファイルに登録され
た評価値から算出される値と、前記他の購買者端末の記
憶部に記憶されたパーソナルプロファイルに登録された
評価値から算出される値と、の和に応じて当該商品情報
に順位付ける構成を採る。
【0033】この構成によれば、一の購買者のパーソナ
ルプロファイルに登録された評価値から算出された値
と、他の購買者のパーソナルプロファイルに登録された
評価値から算出された値との和に応じて商品情報が順位
付けられる。一の購買者は、このように順位付けされた
商品情報に基づいて商品発注を行うことで、他の購買者
の嗜好のみでなく、自分の嗜好にも応じて順位付けられ
た商品情報を見ながら、商品発注を行うことができる。
【0034】本発明の第13の態様は、第1の態様に係
る電子商取引システムにおいて、前記一の購買者端末に
配信された商品情報を、前記一の購買者端末の記憶部に
記憶されたパーソナルプロファイルに基づいて順位付け
る一方、この順位付けられた商品情報に対して前記他の
購買者端末の記憶部に記憶されたパーソナルプロファイ
ルに登録された評価値に応じた特定のマークを付与し、
この順位付けられると共に前記特定のマークが付与され
た商品情報から商品発注を行う構成を採る。
【0035】この構成によれば、商品情報は、一の購買
者の嗜好に応じて順位付けられる一方、他の購買者の興
味の度合いに応じて特定のマークが付与される。これに
より、一の購買者は、自分の嗜好に応じて順位付けされ
た商品情報を見ながら、それぞれの商品に対して他の購
買者がどのような評価をしているかを確認することがで
きる。したがって、自分の嗜好を優先させつつ、他の購
買者の嗜好にも合った商品の発注を行うことができる。
【0036】本発明の第14の態様は、第1の態様に係
る電子商取引システムにおいて、前記一の購買者端末に
配信された商品情報を、前記他の購買者端末の記憶部に
記憶されたパーソナルプロファイルに基づいて順位付け
る一方、この順位付けられた商品情報に対して前記一の
購買者端末の記憶部に記憶されたパーソナルプロファイ
ルに登録された評価値に応じた特定のマークを付与し、
この順位付けられると共に前記特定のマークが付与され
た商品情報から商品発注を行う構成を採る。
【0037】この構成によれば、商品情報は、他の購買
者の嗜好に応じて順位付けられる一方、一の購買者の興
味の度合いに応じて特定のマークが付与される。これに
より、一の購買者は、他の購買者の嗜好に応じて順位付
けされた商品情報を見ながら、それぞれの商品に対して
自分がどのような評価をしているかを確認することがで
きる。したがって、他の購買者の嗜好を優先させつつ、
自分の嗜好にも合った商品の発注を行うことができる。
【0038】本発明の第15の態様に係る購買者用端末
は、販売者が提供する商品情報に含まれる種々のキーワ
ードとそれに対応する評価値が登録され、前記評価値は
予め前記購買者の嗜好に基づいて学習されているパーソ
ナルプロファイルを記憶する記憶部と、前記購買者の検
索条件に応じて商品情報を配信する商品情報サーバから
配信された商品情報を、前記パーソナルプロファイルに
基づいて前記購買者の嗜好に合わせて順位付ける情報フ
ィルタ部と、前記購買者と異なる他の購買者が扱う購買
者端末の記憶部に記憶されたパーソナルプロファイルが
利用できるか問い合わせる利用問合せ部と、を具備する
購買者端末であって、前記他の購買者のパーソナルプロ
ファイルの利用が許可されると前記購買者の検索条件に
応じて配信された商品情報を前記他の購買者端末の情報
フィルタ部に転送する一方、前記他の購買者のパーソナ
ルプロファイルに基づいて順位付けられた商品情報の返
信を受け、この順位付けられた商品情報から商品発注を
受け付ける構成を採る。
【0039】この構成によれば、他の購買者のパーソナ
ルプロファイルの利用が許可されると購買者の検索条件
に応じて配信された商品情報を前記他の購買者端末の情
報フィルタ部に転送する一方、他の購買者のパーソナル
プロファイルに基づいて順位付けられた商品情報の返信
を受け、この順位付けられた商品情報から商品発注を受
け付ける。したがって、本購買者端末の利用者は、この
購買者端末を用いて他の購買者の嗜好に応じて商品発注
を行うことができる。
【0040】本発明の第16の態様に係る購買者用端末
は、販売者が提供する商品情報に含まれる種々のキーワ
ードとそれに対応する評価値が登録され、前記評価値は
予め前記購買者の嗜好に基づいて学習されているパーソ
ナルプロファイルを記憶する記憶部と、前記購買者の検
索条件に応じて商品情報を配信する商品情報サーバから
配信された商品情報を、前記パーソナルプロファイルに
基づいて前記購買者の嗜好に合わせて順位付ける情報フ
ィルタ部と、を具備する購買者端末であって、前記記憶
部に記憶されたパーソナルプロファイルの利用が許可さ
れた他の購買者端末から商品情報が転送されると、前記
情報フィルタ部は、この商品情報を前記記憶部に記憶さ
れたパーソナルプロファイルに基づいて順位付け、前記
他の購買者端末に返信する構成を採る。
【0041】この構成によれば、パーソナルプロファイ
ルの利用が許可された他の購買者端末から商品情報が転
送されると、情報フィルタ部がこの商品情報を記憶部に
記憶されたパーソナルプロファイルに基づいて順位付
け、他の購買者端末に返信する。したがって、本購買者
端末の利用者は、転送された商品情報に対して、自分の
嗜好に応じて順位付けを行うことができる。そして、順
位付けた商品情報を他の購買者端末に返信する。したが
って、他の購買者端末の利用者は本購買者端末の嗜好に
応じて順位付けられた商品情報を得ることができる。
【0042】また、転送された商品情報に対して、本購
買者端末の情報フィルタ部で順位付けし、それを返信す
るようにしているので、本購買者端末の利用者の嗜好が
直接、外部に流出するのを防止することできる。この結
果、本購買者端末の利用者のプライバシーを保護しつ
つ、他の購買者端末の利用者に対して、自分の嗜好に応
じて順位付けられた商品情報を提示することができる。
【0043】本発明の第17の態様に係る電子商取引シ
ステムは、販売者が提供する商品情報を購買者に配信す
る商品情報サーバと、前記商品情報に含まれる種々のキ
ーワードとそれに対応する評価値が登録され、前記評価
値は予め前記購買者の嗜好に基づいて学習されているパ
ーソナルプロファイルに基づいて、前記商品情報サーバ
から配信された商品情報を前記購買者の嗜好に合わせて
順位付ける情報フィルタ部と、前記情報フィルタ部によ
り順位付けられた商品情報から商品発注を受けると前記
購買者が指定する口座から当該商品の代金の引き落とし
と前記販売者に対する支払いを行う決済機構と、を具備
した電子商取引システムであって、前記電子商取引シス
テムを用いて商品発注を行う一の購買者に配信された商
品情報に対する商品発注を、他の購買者のパーソナルプ
ロファイルを利用して行う構成を採る。
【0044】この構成によれば、他の購買者のパーソナ
ルプロファイルを利用することにより、一の購買者に配
信された商品情報に他の購買者の嗜好を反映させること
ができる。一の購買者は、このように他の購買者の嗜好
を反映した商品情報に基いて商品発注を行うことによ
り、他の購買者の嗜好に応じた商品を購入することがで
きる。
【0045】本発明の第18の態様に係る電子商取引方
法は、購買者に配信される商品情報を、前記商品情報に
含まれる種々のキーワードとそれに対応する評価値が登
録され前記評価値は予め前記購買者の嗜好に基づいて学
習されているパーソナルプロファイルに基づいて前記購
買者の嗜好に合わせて順位付ける工程と、この順位付け
られた商品情報から商品発注を受けると前記購買者が指
定する口座から当該商品に対する代金の引き落としと販
売者に対する支払いを行う工程と、を具備する電子商取
引方法であって、一の購買者に配信された商品情報に対
する商品発注を、他の購買者のパーソナルプロファイル
を利用して行うものである。
【0046】本発明の第19の態様は、第18の態様に
係る電子商取引方法において、前記一の購買者に配信さ
れた商品情報を、前記他の購買者のパーソナルプロファ
イルに基づいて順位付け、この順位付けられた商品情報
から商品発注を行うものである。
【0047】本発明の第20の態様は、第18の態様に
係る電子商取引方法において、前記一の購買者に配信さ
れた商品情報を、前記一の購買者のパーソナルプロファ
イル及び前記他の購買者のパーソナルプロファイルに基
づいて順位付け、この順位付けられた商品情報から商品
発注を行うものである。
【0048】本発明の第21の態様は、第18の態様に
係る電子商取引方法において、前記一の購買者に配信さ
れた商品情報を、前記一の購買者のパーソナルプロファ
イルに基づいて順位付ける一方、この順位付けられた商
品情報に対して前記他の購買者のパーソナルプロファイ
ルに登録された評価値に応じた特定のマークを付与し、
この順位付けられると共に前記特定のマークが付与され
た商品情報から商品発注を行うものである。
【0049】本発明の第22の態様は、第18の態様に
係る電子商取引方法において、前記一の購買者に配信さ
れた商品情報を、前記他の購買者のパーソナルプロファ
イルに基づいて順位付ける一方、この順位付けられた商
品情報に対して前記一の購買者のパーソナルプロファイ
ルに登録された評価値に応じた特定のマークを付与し、
この順位付けられると共に前記特定のマークが付与され
た商品情報から商品発注を行うものである。
【0050】本発明の第23の態様に係る電子商取引シ
ステムは、販売者が提供する商品情報を記憶する商品情
報記憶部と、前記商品情報記憶部から購買者に商品情報
を配信する商品情報サーバと、を備えた商品情報配信ユ
ニットと、前記商品情報に含まれる種々のキーワードと
それに対応する評価値が登録され、前記評価値は予め前
記購買者の嗜好に基づいて学習されているパーソナルプ
ロファイルを記憶する記憶部と、前記パーソナルプロフ
ァイルに基づいて前記商品情報サーバから配信された商
品情報を前記購買者の嗜好に合わせて並び替える情報フ
ィルタ部と、を備えた複数の購買者端末と、いずれかの
購買者端末から商品発注を受けると購買者が指定する口
座から当該商品の代金の引き落としと前記販売者に対す
る支払いを行う決済ユニットと、を具備する電子商取引
システムであって、前記電子商取引システムを用いて商
品発注が行われる一の購買者端末に配信された商品情報
に対する商品発注を、他の購買者端末の記憶部に記憶さ
れたパーソナルプロファイルを利用して行う構成を採
る。
【0051】この構成によれば、情報フィルタ部は、商
品情報サーバから配信された商品情報をパーソナルプロ
ファイルに基づいて並び替える。このように用いられる
パーソナルプロファイルであって、他の購買者のパーソ
ナルプロファイルを利用することにより、一の購買者に
配信された商品情報に他の購買者の嗜好を反映させるこ
とができる。一の購買者は、このように他の購買者の嗜
好を反映した商品情報に基いて商品発注を行うことによ
り、他の購買者の嗜好に応じた商品を購入することがで
きる。
【0052】本発明の第24の態様は、第23の態様に
係る電子商取引システムにおいて、前記情報フィルタ部
は、前記商品情報サーバから配信された商品情報を前記
購買者の嗜好に合わせて並び替えるために、前記パーソ
ナルプロファイルに基づいて前記商品情報に評点を付与
する構成を採る。
【0053】本発明の第25の態様は、第24の態様に
係る電子商取引システムにおいて、前記情報フィルタ部
は、前記商品情報に付与された評点に応じて前記商品情
報を順位付けする構成を採る。
【0054】これらの構成によれば、情報フィルタ部
は、商品情報サーバから配信された商品情報を並び替え
るために、パーソナルプロファイルに基づいて商品情報
に評点を付与する。情報フィルタ部は、商品情報に付与
された評点に応じて順位付ける。このように用いられる
パーソナルプロファイルであって、他の購買者のパーソ
ナルプロファイルを利用することにより、一の購買者に
配信された商品情報に他の購買者の嗜好を反映させるこ
とができる。一の購買者は、このように他の購買者の嗜
好を反映した商品情報に基づいて商品発注を行うことに
より、他の購買者の嗜好に応じた商品を購入することが
できる。
【0055】以下、本発明の電子商取引システムを適用
した実施の形態について、図面を参照して具体的に説明
する。
【0056】(実施の形態1)図1は、本発明の実施の
形態1に係る電子商取引システム(以下、「ECシステ
ム」という)100の構成を示すブロック図である。
【0057】図1に示すように、本ECシステム100
は、商品情報を登録するための販売者端末101、商品
情報を配信する商品情報配信ユニット102、商品情報
の閲覧と商品発注を行うための購買者端末103、10
5及び商品の売買の決済を行う電子決済ユニット104
から構成されている。
【0058】本ECシステム100においては、購買者
端末103を利用する購買者がタレントや業界のオピニ
オンリーダー等、他の人に影響を与える特定の人(以
下、「著名人」という)であることを想定している。一
方、購買者端末105を利用する購買者が購買者端末1
03を利用する著名人の嗜好に応じた商品の購入を希望
する一般の人(以下、「一般人」という)であることを
想定している。利用することが想定されている購買者の
相違に応じて各購買者端末103及び105は、異なる
構成要素を備える。すなわち、購買者端末105は、著
名人の嗜好を問い合わせるための構成要素を備えてい
る。
【0059】なお、実際には、本ECシステム100
は、図2に示すようにインターネット等のネットワーク
201を介して販売者端末101と購買者端末103、
105とが例えば、仲介業者が備える商品情報配信ユニ
ット102及び電子決済ユニット104に接続されて構
成される。なお、仲介業者は、商品情報配信ユニット1
02だけを備えるようにし、電子決済ユニット104
は、外部の例えば金融機関に委託するようにしてもよ
い。
【0060】本ECシステム100の詳細な構成につい
て図3を用いて説明する。図3は、本実施の形態に係る
ECシステム100の詳細な構成を示すブロック図であ
る。
【0061】図3に示す本ECシステム100におい
て、販売者端末101は、商品情報配信ユニット102
に対して商品データを入力する商品データ入力部30
1、商品情報配信ユニット102に対して商品メタデー
タを入力する商品メタデータ入力部302及び電子決済
ユニット104から発注者の購買者IDと、商品データ
に含まれる商品IDと、を含む受注信号を受信する商品
受注受信部303を備える。
【0062】商品情報配信ユニット102は、販売者端
末101から入力された商品データ及び商品メタデータ
(以下、「商品情報」という)を記憶する商品情報記憶
部304、商品情報記憶部304に商品情報を登録する
商品情報登録部305、購買者端末103からアクセス
を受けて購買者端末103に所望の商品情報を配信する
商品情報サーバ306及び後述するパーソナルプロファ
イル管理部(以下、「PPF管理部」という)310を
備える。
【0063】PPF管理部310は、後述する一般人が
用いる購買者端末105から送信される著名人の嗜好を
反映したパーソナルプロファイル(以下、「PPF」と
いう)の利用の許可/不許可を判断する。なお、このP
PFの詳細については後述する。なお、PPF管理部3
10には、予め著名人のPPFに利用条件が登録され、
この利用条件を検討することにより、PPFの利用の許
可/不許可を判断する。PPFの利用を許可する場合に
は、購買者端末105から送信されてくる商品情報を購
買者端末103の情報フィルタ部308に渡す。一方、
PPFの利用を許可しない場合には、その旨を示す信号
を購買者端末105に返信する。
【0064】購買者端末103は、CPU等の演算処理
手段と、RAMやROM等の記憶手段とを備え、キーボー
ド等の入力手段やディスプレイ等の表示手段が接続され
た通常のパーソナルコンピュータ(以下、「PC」とい
う)で実現される。
【0065】購買者端末103は、その利用者から入力
手段を介して商品情報サーバ306に対する商品情報の
検索条件を受け付ける一方、商品情報サーバ306から
配信された商品情報を表示手段に表示させる商品情報ク
ライアント307を備える。また、商品情報クライアン
ト307は、入力手段から商品発注を受け付けると、商
品発注信号を電子決済ユニット104に送信する。ま
た、購買者端末103は、後述する情報フィルタ部30
8及びパーソナルプロファイル記憶部(以下、「PPF
記憶部」という)309を備える。
【0066】情報フィルタ部308は、商品情報サーバ
306から配信された商品情報と購買者の入力とから、
購買者の嗜好を反映したPPFを作成する。この情報フ
ィルタ部308で作成されたPPFは、PPF記憶部3
09に記憶される。これらの商品情報クライアント30
7、情報フィルタ部308及びPPF記憶部309の機
能は、購買者端末103のROMに格納されたプログラ
ムを、CPUが実行することで実現される。この際、必
要に応じてRAMが作業領域として用いられる。
【0067】ここで図4を用いて情報フィルタ部308
とPPF記憶部309との関係について説明する。図4
は、情報フィルタ部308とPPF記憶部309との関
係について詳細な構成を示すブロック図である。
【0068】情報フィルタ部308は、商品情報のフィ
ルタリング処理と商品情報の学習処理という2つの処理
においてPPF記憶部309と関係する。フィルタリン
グ処理とは、商品情報サーバ306から配信された商品
情報を購買者(著名人)の嗜好を反映したPPFに応じ
て並び替える処理をいう。具体的には、商品情報サーバ
306から配信された商品情報に対して、PPFに基づ
いて評点を付与することで並び替える処理をいう。商品
情報の並び替えは、それぞれの商品情報に付与された評
点に応じて順位付けることが好ましい。本実施の形態で
は、特に商品情報サーバ306から配信された商品情報
を、PPFに基づいて順位付ける場合について説明す
る。学習処理とは、上記フィルタリング処理を行う際に
用いるPPFを学習する処理をいう。なお、学習処理
は、商品情報の発注時等においても行われる。
【0069】まず情報フィルタ部308の商品情報のフ
ィルタリング処理について説明する。
【0070】購買者が商品情報を検索するために商品情
報サーバ306にアクセスし商品情報の配信を受ける
と、図4において、情報データ入力端子400に評価対
象となる、商品データ及び商品メタデータとから構成さ
れる商品情報が入力される。また、キーワード数信号入
力端子401に商品情報に含まれたキーワードの個数を
表わすキーワード数信号nofksが入力される。さら
に、キーワード信号入力端子402に複数のキーワード
からなるキーワード群信号Ksが入力される。キーワー
ド群信号Ksは、商品情報に含まれるキーワードで構成
される。
【0071】ベクトル生成部403によってキーワード
群信号Ksは、文字列の集まりからベクトル信号Vへと
変換される。文字列の集まりをベクトル信号Vへ変換す
るのに符号辞書記憶部404に記憶されている符号辞書
信号の文字列が利用される。符号辞書記憶部404には
多種多様な商品のキーワードの文字列が符号辞書信号の
形で記憶されている。キーワード群信号Ksの中からj
番目の符号辞書信号の文字列と同じ文字列が検出されれ
ば、ベクトル信号Vのj番目のベクトル成分に1が入力
され、j番目の符号辞書信号の文字列と同じ文字列が検
出されなければ、ベクトル信号Vのj番目のベクトル成
分に0が入力される。ベクトル信号Vの全ての成分につ
いて同様の処理を繰り返す。
【0072】具体的に「衣服」についてのキーワードに
ついて説明すると、符号辞書記憶部404には販売者I
Dや商品IDに加えて、「シャツ」「長袖」「半袖」
「パンツ」「ジーンズ」「チノパン」「スカート」「ロ
ング」「ミニ」「5000円〜10000円」「100
00円〜15000円」等の文字列が記憶されている。
図5は、これらのキーワードの文字列と符号辞書記号と
の関係を記憶した符号辞書記憶部404のデータの一例
を示す図である。
【0073】肯定信号計算部405は、肯定メトリック
信号を使用してキーワード群信号Ksに過去に本購買者
が興味「有」と回答したキーワードが数多く含まれてい
る場合に大きな値となる肯定信号SYを計算する。否定
信号計算部406は、否定メトリック信号を使用してキ
ーワード群信号Ksに過去に本購買者が趣味に合わない
ことを意味する興味「無」と回答したキーワードが数多
く含まれている場合に大きな値となる否定信号SNを計
算する。
【0074】肯定メトリック記憶部407に記憶された
肯定メトリック信号はキーワード群信号Ksと購買者の
興味「有」の応答結果に基づいて決められる。否定メト
リック記憶部408に記憶された否定メトリック信号は
キーワード群信号Ksと購買者の興味「無」の応答結果
に基づいて決められる。
【0075】肯定メトリック信号及び否定メトリック信
号には各キーワードに対応させて購買者の興味の有無に
応じた値(以下、「スコア」という)が付与されてい
る。上述の具体例で言えば、「シャツ」というキーワー
ドが付いている商品情報に対して過去に興味「有」と応
答した場合には、興味「有」とした回数に対応したスコ
アが「シャツ」に付与される。最も単純な例で言えば、
4回興味「有」とした場合には「4」というスコアが付
与される。これとは逆に、過去に興味「無」と応答した
場合には、興味「無」とした回数に対応したスコアが
「シャツ」に付与される。
【0076】図6は、図5での具体例に付与されたスコ
アの一例を示す図である。肯定信号SY及び否定信号S
Nは、各キーワードに対応して付与されたスコアを計算
することで得られる。
【0077】必要性計算部409は、肯定信号SY及び
否定信号SNを使用して過去に興味「有」と回答した商
品情報に付いていたキーワードが多数あり、趣味に合わ
ないことを示す興味「無」であった商品情報に付いてい
たキーワードが殆どない場合に大きな値となる必要性信
号Nを、N=SY−C・SNと計算し、信頼性信号R
を、R=C・SY+SNと計算する。係数Cは購買者が
興味「有」とする商品情報と興味「無」とする商品情報
とを分離するための係数であり、判定パラメータ記憶部
410から与えられる。必要性計算部409が必要性信
号N及び信用性信号Rを計算することで商品情報サーバ
306から配信された各商品情報に対して、PPFに基
づいて評点が付与されることとなる。
【0078】上述の符号辞書記憶部404、肯定メトリ
ック記憶部407、否定メトリック記憶部408及び判
定パラメータ記憶部410でPPF記憶部309が構成
される。なお、符号辞書記憶部404、肯定メトリック
記憶部407、否定メトリック記憶部408及び判定パ
ラメータ記憶部410に記憶される各種のデータは、後
述する学習処理において記憶されるものであるが、ここ
では既に適切なデータを学習し記憶しているものとして
説明している。
【0079】商品情報書込み制御部411は、商品情報
に付与された評点(必要性信号N)に応じて、商品情報
を順位付けして商品情報記憶部412に書き込む。商品
情報記憶部412には、必要性信号Nの値が大きい順に
商品情報が並べられて記憶される。
【0080】図7は、ある人の「衣服」の嗜好を学習し
て商品情報記憶部412に順位付けされた商品情報の一
例を示す図である。図7では図5及び図6に示した以下
のキーワードを含む商品情報を利用し、係数Cが「1」
である場合について説明する。 商品情報:AAA(販売者ID)、A00(商品I
D)、シャツ、長袖 商品情報:AAA(販売者ID)、スカート、500
0円〜10000円 商品情報:BBB(販売者ID)、スカート、500
0円〜10000円 商品情報:AAA(販売者ID)、A00(商品I
D)、シャツ、半袖 商品情報:BBB(販売者ID)、スカート、100
00円〜15000円 この場合、商品情報記憶部412には図7に示すような
順位で商品情報が記憶される。すなわち、上述の必要性
信号の計算式に当てはめると、それぞれ必要性信号N
は、商品情報が「8+5+4+4」(SY)−「1」
(C)・「1+3+1+0」(SN)=16(N)、商
品情報が「8+5+4+0」(SY)−「1」(C)
・「1+3+1+0」(SN)=12(N)、商品情報
が「8+3+1」(SY)−「1」(C)・「1+0
+0」(SN)=11(N)、商品情報が「1+3+
1」(SY)−「1」(C)・「5+0+0」(SN)
=0(N)、商品情報が「1+3+0」(SY)−
「1」(C)・「5+0+0」(SN)=−1(N)と
計算される。このため、商品情報〜は、図7に示す
ように順位付けされて記憶される。
【0081】商品情報出力制御部414は、商品情報記
憶部412に順位付けされて記憶された商品情報を使用
して所定の学習兼発注画面を作成し、商品情報出力端子
415を介して商品情報クライアント307に転送す
る。商品情報クライアント307は、購買者端末103
のディスプレイ等にこの学習兼発注画面を表示させる。
なお、学習兼発注画面については後述する学習処理にお
いて説明する。
【0082】このようにして商品情報サーバ306から
商品情報の配信を受けた場合に、購買者は特別な処理を
行うことなく購買者端末103のディスプレイ等で過去
に購買者自身が入力した興味の有無に応じて順位付けら
れた商品情報を見ることができる。そして、購買者は、
自己の嗜好により順位付けられた商品情報に基いて商品
の発注を行うことができる。
【0083】次に情報フィルタ部308の学習処理につ
いて説明する。この情報フィルタ部308の好ましいも
のは、本出願人による特開平9−288683号公報に
開示されている情報フィルタ装置である。ここでは、説
明を簡略化するために構成が最も単純な構成を用いて説
明する。
【0084】商品情報クライアント307を通じて購買
者から学習要求を受けると、情報フィルタ部308はそ
の学習要求に含まれる検索条件等にしたがって商品情報
サーバ306にアクセスし、商品情報の配信を要求す
る。この配信要求を受けて商品情報サーバ306から配
信される商品情報を情報フィルタ部308が受信する。
【0085】学習処理は、このように商品情報サーバ3
06から配信された商品情報に対して購買者から興味の
有無を入力してもらい、その商品情報に含まれるキーワ
ードを分析することで購買者の嗜好を示すPPFを学習
する処理である。学習処理を行うことで肯定メトリック
記憶部407及び否定メトリック記憶部408にPPF
が記憶される。
【0086】既に学習処理が行われている場合には配信
された商品情報に対して、記憶されているPPFにした
がって上述のフィルタリング処理と同様に商品情報に順
位付けし、図8に示すような学習兼発注画面800を作
成する。この学習兼発注画面800からの購買者の学習
指示を待ってさらにPPFを更新する。また、学習兼発
注画面800から入力された発注指示についてもPPF
の学習処理の対象となる。
【0087】学習処理を行っていない段階では肯定メト
リック記憶部407及び否定メトリック記憶部408に
PPFが記憶されておらず、上述の処理を行うことがで
きない。このため、これらの商品情報が順位付けされる
ことなく商品情報記憶部412に書き込まれる。商品情
報出力制御部414は、商品情報記憶部412に書き込
まれた複数の商品情報を使用して図8に示す学習兼発注
画面800を作成する。この学習兼発注画面800は、
商品情報出力端子415を通じて、商品情報クライアン
ト307に転送される。商品情報クライアント307
は、この学習兼発注画面を購買者端末103のディスプ
レイ等に表示させる。
【0088】図8に示すように、学習兼発注画面800
は、複数の商品情報801と各商品情報に対する購買者
の興味の有無を入力するボタン(◎ボタンと×ボタン)
802と、学習ボタン803とから構成されている。な
お、各商品の発注を行う際には各商品情報を選択するこ
とで発注が行われる。なお、学習及び発注を行う画面は
図8に示す構成に限定されない。例えば、学習と発注を
指示する画面を別々の画面にしてもよい。
【0089】学習処理を行う場合、購買者は、購買者端
末103のディスプレイ等に表示されたこの学習兼発注
画面800の商品情報801に基づいてボタン802を
選択することで、興味の有無を入力する。そして、興味
の有無を入力し終わった後に学習ボタン803を選択す
ることで情報フィルタ部308に対して学習指示を送信
する。
【0090】学習指示には各商品情報に対する教師信号
Tが含まれる。教師信号Tとは、各商品情報に対する購
買者の興味の有無を表す信号である。この学習指示を学
習データ入力端子416を通じて受信すると、情報フィ
ルタ部308は、学習指示と一緒に送られてきた教師信
号Tを取り込む。教師信号Tは、商品情報出力制御部4
14を経由して教師データ記憶部417へ格納される。
教師データ記憶部417において、各教師信号Tは、各
商品情報に付いていたキーワード群信号Ks及びキーワ
ード数信号nofksと一緒に格納される。
【0091】教師データ記憶部417に教師信号T等の
記憶が完了すると、学習開始信号入力端子418に学習
開始信号が入力される。学習開始信号が入力されると、
学習制御部419はメトリック学習部420と学習ベク
トル生成部421とを接続するために、スイッチ42
2、423、424を閉じる。
【0092】メトリック学習部420は、教師データ記
憶部417から教師信号T、キーワード群信号Ks及び
キーワード数信号nofksを取り込み、キーワード群
信号Ks及びキーワード数信号nofksを学習用ベク
トル生成部421へ入力する。学習用ベクトル生成部4
21は、符号辞書信号を使用して上述のベクトル生成部
403と同様にキーワード群信号Ksを学習用ベクトル
信号LVに変換する。
【0093】学習用ベクトル信号LVは、メトリック学
習部420に入力される。メトリック学習部420は、
興味「有」の教師信号Tに対応する学習用ベクトル信号
LVに基づいて肯定メトリック記憶部407の肯定メト
リック信号を修正し、興味「無」の教師信号Tに対応す
る学習用ベクトル信号LVに基づいて否定メトリック記
憶部408の否定メトリック信号を修正する。
【0094】これにより、肯定メトリック信号は購買者
が興味「有」とした商品情報に付いていたキーワードに
対して大きな値を持つようになる。同様に、否定メトリ
ック信号は購買者が興味「無」とした商品情報に付いて
いたキーワードに対して大きな値を持つようになる。
【0095】学習スコア計算部425は、肯定信号計算
部405、否定信号計算部406と同様に動作して学習
用ベクトル信号LVから学習用肯定信号LSYと学習用
否定信号LSNを計算する。判定面学習部426は、学
習用肯定信号LSYと学習用否定信号LSNとを使用し
て、肯定信号SYと否定信号SNを用いて二次元空間上
に表現された購買者が興味「有」とする商品情報と興味
「無」とする商品情報とをもっともよく分離する係数C
を求める。係数Cは、判定パラメータ記憶部410に格
納される。係数Cを、判定パラメータ記憶部410に格
納することで学習処理が終了する。学習処理が終了する
と、学習制御部419は、学習終了信号出力端子427
から学習終了信号を出力する。
【0096】商品情報書込み制御部411は、学習終了
信号が出力されたことを確認すると、商品情報記憶部4
12に記憶されている各商品情報、各商品情報に付けら
れているキーワード群信号Ks及びキーワード数信号n
ofksを再び各入力端子400、401、402へ入
力する。この結果、各商品情報は、商品情報につけられ
ているキーワードに基づいて購買者の興味(嗜好・感
性)を正確に反映した必要性信号Nが計算され、必要性
信号Nの値が大きい順に順位付けされて商品情報記憶部
412に再格納される。商品情報出力制御部414は、
商品情報記憶部412から商品情報を取り出して、必要
性信号の大きい順に並べ替えられた商品情報の学習兼発
注画面800を作成する。これを商品情報クライアント
307へ転送する。商品情報クライアント307は、こ
の学習兼発注画面を、購買者端末103に接続されたデ
ィスプレイ等に表示させる。
【0097】購買者は、並び替えられた商品情報を見て
必要に応じて自分の嗜好を再度入力し、自分の嗜好にあ
った商品情報を検索する。このように配信された商品情
報に対して自分の嗜好にあっているか否かの入力を行う
だけで、自分の嗜好にあったPPFを得ることができ
る。この場合には、購買者である著名人の嗜好にあった
PPFがPPF記憶部309に記憶される。
【0098】このような購買者の嗜好に応じたPPFを
用いて商品情報のフィルタリング処理を行うことで、悪
質な販売者が配信する商品情報の評価を自動的に下げる
ことができる。例えば、悪質な販売者は自己の商品の検
索ヒット率を上げるためにその商品と直接関係ない商品
情報を入力する場合が想定される。しかし、このような
商品情報に対して購買者が興味「無」と入力すること
で、その販売者を示す販売者IDが含まれる商品情報
は、PPFにおいて否定のスコアが付与される。これに
より、このような販売者が配信した商品情報に対する評
価を自動的に下げることができる。言い換えると、配信
される商品情報を購買者が監視するようなECシステム
が提供され、良質な商品情報を配信する販売者の評価を
自動的に上げることができる。
【0099】なお、このPPFは、上述のように商品情
報サーバ306から配信された商品情報と、購買者の嗜
好を反映した教師信号Tとを用いてを作成するのが好ま
しい。しかし、これに限定する必要はなく、購買者の嗜
好を反映していれば、例えば、インターネットブラウザ
上に表示されたメニューにしたがって入力された購買者
の嗜好のみを用いて作成された物であってもよい。
【0100】また、本実施の形態では、購買者端末10
3がPPF記憶部309を備え、PPFを把握する場合
について説明している。しかし、これに限定されず、商
品情報配信ユニット102がPPF記憶部309に相当
する記憶手段を備え、購買者端末103を操作する購買
者のPPFを把握するようにしてもよい。しかし、購買
者の嗜好を示すというPPFの特徴を考慮するとプライ
バシー保護の観点からPPFは購買者端末103側に備
えられた方がより好ましい。
【0101】また、情報フィルタ部308は、上述のよ
うに商品情報配信ユニット102のPPF管理部310
において、一般人からのPPFの利用が許可された場合
に商品情報が渡された場合も、同様に、PPF記憶部3
09に記憶されたPPFに基づいて受信した商品情報に
順位付けする。その後、その順位付けした商品情報をP
PF管理部310に返信する。PPF管理部310は、
この順位付けされた商品情報をPPFの利用が許可され
た一般人に送信する。
【0102】購買者端末105は、購買者端末103と
同様に、CPU等の演算処理手段と、RAMやROM等
の記憶手段とを備え、キーボード等の入力手段やディス
プレイ等の表示手段が接続された通常のパーソナルコン
ピュータ(以下、「PC」という)で実現される。
【0103】また、購買者端末105は、購買者端末1
03と同様の機能を有する商品情報クライアント31
4、情報フィルタ部315及びPPF記憶部316を備
える。したがって、購買者端末105を利用する一般人
も商品情報サーバ306から配信された商品情報を自分
の嗜好に応じたPPFに基いて順位付けして、その順位
付けされた商品情報から商品発注を行うことができる。
【0104】なお、情報フィルタ部315は、利用者の
指示に従って、一般人のPPFを利用するか、著名人の
PPFを利用するかを切り替える機能を有する。利用者
は、この切替えを購買者端末105のキーボード等から
商品情報クライアント314を通じて情報フィルタ部3
15に指示する。
【0105】また、購買者端末105は、商品情報配信
ユニット102のPPF管理部310に著名人のPPF
の利用の可否を問い合わせるパーソナルプロファイル利
用問合せ部(以下、「PPF利用問合せ部」という)3
17を備える。PPF利用問合せ部317は、購買者で
ある一般人の指示に応じてPPFの利用を問い合わせ
る。一般人は、購買者端末105のキーボード等から商
品情報クライアント314を通じて、PPF利用問合せ
部317に対して指示する。PPF利用問合せ部317
は、PPFの利用の可否を問い合せる際、利用情報を送
信する。なお、ここで利用情報とは、例えば、著名人の
PPFを利用できる条件がその著名人のファンクラブに
所属していることである場合における会員登録を証明す
る情報等である。
【0106】著名人のPPFの利用が許可された場合、
PPF利用問合せ部317は、一般人が指定した検索条
件に応じて商品情報サーバ306から配信された商品情
報を、情報フィルタ部315から受け取る。そして、こ
の商品情報を商品情報配信ユニット102のPPF管理
部310に送信する。同時に、PPF利用問合せ部31
7は、自己を示す購買者ID及びPPFの利用を許可し
てくれた著名人を示す購買者IDを含む信号(以下、
「PPF利用信号」という)をPPF管理部310に送
信する。このPPF利用信号は、PPF管理部310を
介して後述する電子決済ユニット104のEC決済部に
渡される。一方、PPF利用問合せ部317による著名
人の利用が拒否された場合、その旨、もしくは利用許諾
申請フォームが商品情報クライアント314のディスプ
レイに表示される。
【0107】電子決済ユニット104は、商品情報クラ
イアント307(314)から商品発注信号を商品発注
部311を介して受信するEC決済部312を備える。
【0108】EC決済部312は、商品発注信号に応じ
て発注者の支払能力を金融機関又は信販会社313に問
い合せる。そして、発注者に支払能力がある場合に受注
信号を商品受注受信部303に送信する。同時に、その
発注者の口座から商品の代金を引き落とす。一方、PP
F管理部310からPPF利用信号を受信した場合、E
C決済部312は、著名人のPPFを利用する一般人の
口座からPPF利用料を引き落とす。一方、PPFの利
用を許可した著名人の口座にPPF利用料を振り込む。
【0109】なお、本ECシステム100は、購買者端
末103を著名人に利用してもらうことを前提にしてい
る。また、その著名人の利用にしたがって登録されるP
PFに応じて順位付けされた商品情報を参照し、一般人
が商品を購入することで成立する。したがって、著名人
に本ECシステム100の趣旨を著名人に説明して協力
を要請することは当然に必要である。さらに商品情報配
信ユニット102等を管理する仲介業者は、購買者端末
103を無料で貸し出し、あるいは、購買者端末103
を利用してもらう利用料を著名人に対して支払い、購買
者端末103の利用を促進することが好ましい。
【0110】購買者端末103の利用料を著名人に支払
う場合には、その利用に応じた金額を支払うことが望ま
しい。この場合には、上述のEC決済部312は、著名
人が利用する購買者端末103から商品発注信号を受信
した場合、その商品の代金を引き落とす代わりに、購買
者端末103の利用料を振り込むようにすることが考え
られる。
【0111】また、購買者端末103の利用の促進とい
う観点からするならば、本ECシステム100を利用す
る販売者の了解を得て一定金額(例えば、1ヶ月当た
り、500,000円)分だけ自由に購入してよいとい
う方式を採用することも有効である。
【0112】このように著名人に利用してもらうこと
で、著名人に商品が購入された販売者の商品情報に付与
されたキーワードのスコアが大きくなるように著名人の
PPFに登録される。この著名人の嗜好に応じた商品を
購入したいと考える一般人がいれば、その販売者の商品
が購入される可能性が大きくなる。したがって、この著
名人のPPFを利用して商品を購入する一般人への宣伝
費用と考えれば、著名人の嗜好を反映したPPFを利用
して自社の商品を宣伝することとなるので、販売者とし
ても十分なメリットを手にすることができる。
【0113】次に、上記構成を有するECシステム10
0において、購買者端末105の購買者である一般人が
購買者端末103の購買者である著名人のPPFを利用
して商品発注を行う場合の動作について図3を用いて説
明する。なお、ここでは購買者端末103のPPF記憶
部309には、既に著名人の嗜好を反映したPPFが記
憶されているものとする。
【0114】著名人のPPFの利用を希望する一般人
は、まず、情報フィルタ部315に対してPPF記憶部
316に記憶された自分のPPFを利用するのか、著名
人のPPFを利用するのかを、購買者端末105のキー
ボード等から商品情報クライアント314を通じて指示
する。ここでは、著名人のPPFの利用が指示されたも
のとする。
【0115】これと同時に、この一般人は、購買者端末
105のキーボード等から商品情報クライアント314
を通じて自分の興味ある商品情報の検索条件を指定す
る。情報フィルタ部315は、その検索条件にしたがっ
て商品情報サーバ306にアクセスし、該当する商品情
報の配信を受ける。
【0116】著名人のPPFの利用が指示されると、P
PF利用問合せ部317は、商品情報配信ユニット10
2のPPF管理部310にPPFの利用の可否を問い合
わせる。PPF管理部310は、この問合せと共に送信
されてくる一般人の利用情報を検討し、PPFの利用可
否を判断する。ここでは、著名人のPPFの利用が許可
されたものとする。
【0117】PPFの利用が許可されると、情報フィル
タ部315は、商品情報サーバ306から配信された商
品情報を、PPF利用問合せ部317を介してPPF管
理部310に送信する。
【0118】PPF管理部310は、購買者端末105
からの商品情報を購買者端末103の情報フィルタ部3
08に渡す。情報フィルタ部308は、この商品情報に
対してPPF記憶部309に記憶されたPPFを利用し
て上述のフィルタリング処理を行う。これにより、一般
人の指定した検索条件で検索された商品情報が著名人の
嗜好を反映したPPFにしたがって順位付けされる。
【0119】情報フィルタ部308は、商品情報の順位
付け(フィルタリング処理)が完了すると、この商品情
報をPPF管理部310に返信する。そして、この商品
情報は、購買者端末105のPPF利用問合せ部317
に返信される。
【0120】PPF利用問合せ部317は、このように
著名人の嗜好に応じて順位付けされた商品情報を情報フ
ィルタ部315に渡す。この順位付けられた商品情報を
受け取ると、情報フィルタ部315は、この商品情報に
何も処理を施さず商品情報クライアント314に渡す。
商品情報クライアント314は、この商品情報を、購買
者端末105のディスプレイ等に表示する。このとき、
ディスプレイ等には、図8に示した学習兼発注画面の形
式で表示される。これにより、一般人の指定した検索条
件で検索された商品情報が著名人の嗜好に応じて順位付
けされて購買者端末105のディスプレイ等に表示され
る。
【0121】ディスプレイ等に商品情報が表示される
と、一般人は、通常の処理と同様に商品を選択し発注を
行う。このとき、商品情報は著名人の嗜好に応じて順位
付けられている。このため、一般人は、自分で指定した
検索条件で検索された商品の中から、著名人の嗜好に応
じた商品を購入することができる。
【0122】なお、商品情報を著名人の嗜好に応じて順
位付けする際、購買者端末103の情報フィルタ部30
8は、購買者端末105から商品情報を受信し、この受
信した商品情報に対してフィルタリング処理を行う。そ
して、フィルタリング処理の結果(順位付けされた商品
情報)のみを購買者端末105に返信する。このため、
著名人の嗜好を反映したPPFが一般人に公開されるよ
うな事態は生じ得ない。このため、著名人のプライバシ
ーを確実に保護することができる。
【0123】なお、商品情報を著名人の嗜好に応じて順
位付けする際、購買者端末103から著名人のPPFを
ダウンロードして購買者端末105の情報フィルタ部3
15でフィルタリング処理することも考えられる。この
場合、PPFとして渡されるデータは、商品情報に含ま
れるキーワードに対応するスコアであるため、それだけ
で直ちに著名人のプライバシーの保護が確保されない訳
ではない。しかし、著名人のプライバシーを確実に保護
するためには、本実施の形態のように購買者端末103
でフィルタリング処理を行うことが望ましい。
【0124】このように実施の形態1に係るECシステ
ム100によれば、著名人の嗜好を反映したPPFを利
用することにより一般人が指定した検索条件で検索され
た商品情報が順位付けされる。これにより、一般人は、
この順位付けされた商品情報に基いて商品発注を行うこ
とで、著名人の嗜好に応じた商品を購入することができ
る。なお、商品情報の順位付けは著名人が利用する購買
者端末103で行われる。したがって、著名人の嗜好に
応じた商品購入を可能としつつ、著名人のプライバシー
も保護することができる。
【0125】また、著名人の嗜好を反映したPPFは、
その著名人が購買者端末103を通じて商品を選択する
だけで簡単に登録される。したがって、雑誌等の取材等
に対応する必要がなく、短い時間で著名人の嗜好を反映
させることができる。この結果、著名人の現在の嗜好が
反映されるので、時間の経過に伴う著名人の嗜好の変化
という問題にも対応することができる。これにより、著
名人の現在の嗜好に応じた商品を購入することができ
る。
【0126】なお、本実施の形態では、一般人が取り扱
う購買者端末105及び著名人が取り扱う購買者端末1
03のみが本ECシステム100に接続された場合につ
いて示している。しかし、実際には一般人はもちろん、
著名人の取り扱う購買者端末も多数接続されることが想
定される。この場合には、PPF管理部310は、PP
Fの利用可否を問い合わせる一般人に対して、PPFの
利用することができる著名人のリストを提示する。一
方、一般人は、商品情報クライアント314を通じて著
名人を指定することができるようにすることが望まし
い。
【0127】また、本実施の形態では、一般人が指定し
た検索条件で検索された商品情報が著名人の嗜好に応じ
て順位付けされる場合について示している。しかし、著
名人の嗜好を一般人に伝えることができれば、商品情報
の順位付けに限定されるものではなく、どのような手段
であってもよい。商品情報を順位付けて表示することを
一例として、表示手段には著名人の嗜好に応じて商品情
報をどのように表示してもよい。すなわち、著名人の嗜
好に応じて表示手段に対する商品情報の表示の仕方を変
えることは、本電子商取引システムの要旨に含まれる。
例えば、著名人の興味の度合いを示す特定のマークを、
配信された商品情報に付与するようにしてもよい。
【0128】この場合には、例えば、図8の最下段に示
すように、学習兼発注画面の各商品情報801の領域に
著名人の興味の度合いを示す特定のマークを付与するこ
とで実現される。ここでは、最も簡単な例として著名人
の興味の度合いに応じた数の★マークを付与されてい
る。すなわち、★マークの数が多い商品情報ほど著名人
の興味の度合いが大きいことを示している。この場合に
は、本実施の形態のように著名人の嗜好に合わせて順位
付けしなくても、著名人の嗜好を判断することができ
る。
【0129】また、本ECシステム100では、購買者
端末103を著名人が利用することが前提となってい
る。このため、著名人の利用により商品が発注された場
合には、その商品の販売者は商品発注信号に含まれる購
買者ID等からその旨を認識することができる。したが
って、著名人の了解を得ることを前提として、販売者
は、著名人が購入した事実に基いてその商品に付与され
る商品メタデータを変更することができる。例えば、販
売者は、「著名人Aもお気に入り」等の商品メタデータ
を入力することができる。
【0130】本ECシステム100によれば、著名人の
購買動向に応じて商品メタデータを変更することができ
るので、購買者に対してより付加価値の高い商品情報を
提示することができる。また、購買者にとって付加価値
の高い商品情報が提示されるため、販売者は商品の売上
げ向上を期待できる。なお、著名人が「趣味に合わな
い」とした商品については、むしろ購買動向に悪影響を
与える可能性があるので、興味だけを示し、趣味に合わ
ないものを表示しないという構成をとることは望まし
い。
【0131】また、著名人に購入された商品に付与され
た商品メタデータを分析し、その分析結果を他の商品の
商品メタデータに反映させることもできる。この場合に
は、この著名人のPPFを利用する購買者がいた場合
に、この分析結果を反映させた他の商品も上位に順位付
けられることが想定される。このため、他の商品も購入
される可能性が大きくなり、売上げの向上が期待され
る。
【0132】さらに、本実施の形態では、一般人からの
PPFの利用の許可/不許可を判断するPPF管理部3
10が商品情報配信ユニット102に設けられた場合に
ついて説明している。しかし、これに限定されず、PP
F管理部310は、著名人が利用する購買者端末103
に設けるようにしてもよい。このように変更した場合に
は、著名人が取り扱う購買者端末103で、著名人のP
PFの利用条件を管理することができるため、よりプラ
イバシーの保護に優れたECシステム100を提供する
ことができる。
【0133】なお、本実施の形態では、購買者端末10
3(105)が情報フィルタ部308(315)、PP
F記憶部309(316)等の構成を備えた場合につい
て示しているが、これに限定されない。すなわち、商品
情報クライアント307(314)以外の構成を全て商
品情報配信ユニット102が備え、購買者端末103
(105)ではWEBブラウザ機能を有する商品情報ク
ライアント307(314)のみを備える構成としても
よい。この場合には、購買者は、WEBブラウザ機能だ
け備え、その他の特別な構成を有していない購買者端末
103(105)であっても、本ECシステム100に
参加することができる。
【0134】(実施の形態2)実施の形態1において
は、購買者端末105の情報フィルタ部315が自己
(一般人)のPPFを利用するか、他人(著名人)のP
PFを利用するかを択一的に切り替える。これに対し
て、実施の形態2に係るECシステム200において
は、購買者端末105の情報フィルタ部901が双方
(一般人及び著名人)のPPFを利用する点で相違す
る。
【0135】図9に実施の形態2に係るECシステム2
00の詳細な構成を示す。図9においては、購買者端末
105の情報フィルタ部901を除いて図3と同様の構
成を有するため、情報フィルタ部901以外の構成につ
いては説明を省略する。
【0136】なお、情報フィルタ部901の詳細な構成
は、図4に示す構成と原則として同様である。しかし、
上述したように一般人及び著名人の双方のPPFを利用
する特徴に応じた機能がさらに商品情報書込み制御部4
11に付与されている点で相違する。
【0137】上述のように、情報フィルタ部901は、
一般人及び著名人の双方のPPFを利用する。これによ
り、情報フィルタ部901は、商品情報サーバ306か
ら配信された商品情報に対して一般人及び著名人の双方
の嗜好を反映させる。したがって、配信された商品情報
には、一般人及び著名人の双方の嗜好に応じて順位付け
される。
【0138】情報フィルタ部901は、商品情報に対し
て一般人及び著名人の双方の嗜好を反映させる機能とし
て、例えば、双方の興味の度合いを加算して順位付けす
る機能と、いずれか一方の興味の度合いに応じて順位付
けする一方、この順位付けされた商品情報に対応させて
他方の興味の度合いを表示する機能と、を有する。
【0139】前者は、同一の商品情報に対して、それぞ
れのPPFのスコアに基づいて算出される必要性信号N
の和に応じて順位付けすることで実現される。後者は、
同一の商品情報に対して、いずれか一方のPPFのスコ
アに基づいて算出される必要性信号Nに応じて順位付け
する一方、他方のPPFのスコアに基づいて算出される
必要性信号Nに応じて興味の度合いを示す特定のマーク
を付与することで実現される。
【0140】なお、これらの情報フィルタ部901の機
能は、購買者である一般人の指示に応じて切り替えられ
る。一般人は、購買者端末105のキーボード等から商
品情報クライアント314を通じて、これらの機能の切
替えを指示する。
【0141】以下、実施の形態2に係るECシステム2
00において、購買者である一般人が、一般人及び著名
人の双方のPPFを利用して商品発注を行う場合の動作
について説明する。まず、情報フィルタ部901の双方
の興味の度合いを加算して順位付ける機能が選択された
場合について説明する。
【0142】なお、ここでは購買者端末103のPPF
記憶部309及び購買者端末105のPPF記憶部31
6には、それぞれ既に著名人及び一般人の嗜好を反映し
たPPFが登録されているものとする。
【0143】購買者端末105を取り扱う一般人は、ま
ず、購買者端末105のキーボード等から商品情報クラ
イアント314を通じて自分の興味ある商品情報の検索
条件を情報フィルタ部901に指定した後、商品情報の
検索を指示する。同時に、購買者端末105のキーボー
ド等から商品情報クライアント314を通じて一般人及
び著名人の双方のPPFをどのように利用するのかを情
報フィルタ部901に指示する。ここでは、双方の興味
の度合いを加算して順位付けする機能が指示される。こ
のとき、著名人のPPFを利用する旨が商品情報クライ
アント314を通じてPPF利用問合せ部317に通知
される。
【0144】これらの指示を受けると、情報フィルタ部
901は、まず、商品情報サーバ306にアクセスし、
指定された検索条件にしたがって該当する商品情報の配
信を受ける。
【0145】一方、著名人のPPFを利用する旨の通知
を受けると、PPF利用問合せ部317は、商品情報配
信ユニット102のPPF管理部310にPPFの利用
の可否を問い合わせる。PPF管理部310は、この問
合せと共に送信されてくる一般人の利用情報を検討し、
著名人のPPFの利用可否を判断する。ここでは、著名
人のPPFの利用が許可されるものとする。
【0146】著名人のPPFの利用が許可されると、情
報フィルタ部901は、商品情報サーバ306から配信
された商品情報に対して、PPF記憶部316に格納さ
れた自分のPPFを利用してフィルタリング処理を行
う。これにより、自分に嗜好に応じて順位付けされた商
品情報を得る。情報フィルタ部901は、このように順
位付けされた商品情報を一時的に保持する。
【0147】これと同時に、情報フィルタ部901は、
商品情報サーバ306から配信された商品情報を、PP
F利用問合せ部317を介してPPF管理部310に送
信する。PPF管理部310は、購買者端末105から
の商品情報を購買者端末103の情報フィルタ部308
に渡す。
【0148】この商品情報を受け取ると、情報フィルタ
部308は、この商品情報に対してPPF記憶部309
に記憶されたPPFを利用してフィルタリング処理を行
う。これにより、一般人の指定した検索条件で検索され
た商品情報が著名人の嗜好に応じて順位付けされる。
【0149】情報フィルタ部308は、商品情報の順位
付け(フィルタリング処理)が完了すると、この商品情
報をPPF管理部310に返信する。そして、この商品
情報は、購買者端末105のPPF利用問合せ部317
に返信される。
【0150】PPF利用問合せ部317は、このように
著名人の嗜好に応じて順位付けされた商品情報を情報フ
ィルタ部901に渡す。これを受け取ると、情報フィル
タ部901は、先に保持しておいた、自分の嗜好に応じ
た商品情報の順位と、著名人の嗜好に応じた商品情報の
順位と、を用いてさらに順位付けする。すなわち、自分
の嗜好と著名人の嗜好とを用いて総合的に順位付けす
る。
【0151】具体的には、各商品情報から算出される必
要性信号Nの和によって順位付けすることで、自分の嗜
好と著名人の嗜好とに基づいた総合的な順位を決定す
る。
【0152】図10は、ある一般人の嗜好と著名人の嗜
好とを用いて総合的に順位付けされた商品情報の一例を
示す図である。図10においては、図7に示した商品情
報の一例を用いている。図7に示す必要性信号Nは、図
10において、必要性信号Naに置き換えられている。
【0153】図10に示す必要性信号Nbは、著名人の
嗜好に基づいて算出された必要性信号Nである。これに
よると、著名人は、商品情報、、、、の順に
興味があることが分かる。情報フィルタ部901は、こ
の必要性信号Naと必要性信号Nbとの和に基づいて商
品情報の順位を決定する。
【0154】なお、このような一般人の必要性信号Na
と著名人の必要性信号Nbとの和を算出し、順位付けす
る処理は、図4に示す商品情報書込み制御部411によ
り行われる。この場合には、商品情報〜は、図10
に示すように順位付けされ、商品情報記憶部412に記
憶される。
【0155】実施の形態1と同様に、商品情報出力制御
部414は、商品情報記憶部412にこのように順位付
けされた商品情報を使用して、図8に示すような学習兼
発注画面800を作成する。図8に示す学習兼発注画面
800が左から右、上から下に行くに連れて順位が下が
るとしたならば、図10に示す例では最上段の左欄から
右欄に向かって、商品情報、、、、上から第2
段目の最も左欄に商品情報が表示されることとなる。
このような学習兼発注画面800が商品情報出力端子4
15を介して商品情報クライアント314に転送され
る。商品情報クライアント314は、このような学習兼
発注画面800を購買者端末105のディスプレイ等に
表示させる。
【0156】このようにして商品情報サーバ306から
商品情報の配信を受けた場合に、一般人は、購買者端末
105のディスプレイ等で過去に一般人の嗜好と著名人
の嗜好とを反映して順位付けされた商品情報を見ること
ができる。そして、一般人は、このような商品情報に基
いて商品の発注を行うことができる。
【0157】これによれば、著名人の嗜好のみでなく、
自分の嗜好にも応じて順位付けられた商品情報を見なが
ら、商品発注を行うことができる。したがって、著名人
の嗜好のみに応じた商品発注でなく、自分の嗜好にも応
じた商品を選択することができる。言い換えると、著名
人の嗜好に応じた商品でありながら、自分らしさを備え
た商品を選択することができる。
【0158】次に、情報フィルタ部901のいずれか一
方の興味の度合いに応じて順位付けする一方、この順位
付けされた商品情報に対応させて他方の興味の度合いを
表示する機能が選択された場合について説明する。
【0159】購買者端末105を取り扱う一般人が購買
者端末105のキーボード等から商品情報クライアント
314を通じて、商品情報の検索を指示する一方、一般
人及び著名人の双方のPPFをどのように利用するのか
を情報フィルタ部901に指示する処理は、上述の場合
と同様である。
【0160】ここでは、いずれか一方の興味の度合いに
応じて順位付けする一方、この順位付けされた商品情報
に対応させて他方の興味の度合いを表示する機能が選択
される。特に、自分の興味の度合いに応じて順位付けす
る一方、この順位付けされた商品情報に対応させて著名
人の興味の度合いを表示するように指示されたものとす
る。
【0161】また、商品情報サーバ306から検索条件
に従って配信された商品情報に対してPPF記憶部31
6に格納された自分のPPFを利用してフィルタリング
処理を行う一方、配信された商品情報をPPF利用問合
せ部317及びPPF管理部310を介して情報フィル
タ部308に渡し、PPF記憶部309に格納された著
名人のPPFを利用してフィルタリング処理が施された
商品情報の返信を受ける処理も、上述の場合と同様であ
る。
【0162】このように著名人の嗜好に応じて順位付け
された商品情報を受け取ると、情報フィルタ部901
は、先に保持しておいた、自分の嗜好に応じて順位付け
された各商品情報に対応させて著名人の興味の強度の度
合いを表示する。
【0163】具体的には、各商品情報から算出される必
要性信号Nに応じて著名人の興味の度合いを示す特定の
マークを対応する商品情報に付与する。
【0164】図11は、ある一般人の嗜好に応じて順位
付けされた商品情報に対応させて著名人の興味の度合い
を表示した場合の一例を示す図である。図11において
は、図7に示した商品情報の一例を用いている。図7に
示す必要性信号Nは、図11において、必要性信号Na
に置き換えられている。
【0165】図11に示す必要性信号Nbは、著名人の
嗜好に基づいて算出された必要性信号である。これによ
ると、著名人は、商品情報、、、、の順に興
味があることが分かる。この興味の度合いに応じた特定
のマークが付与されている。
【0166】図11では、著名人の興味の度合いを示す
特定のマークとして、必要性信号「+5」に対応させて
大きな○、「+1」に対応させて小さな○、「−5」に
対応させて大きな●、「−1」に対応させて小さな●が
付与されるようになっている。
【0167】なお、著名人の興味の度合いを示す特定の
マークのうち、否定的なマーク(上述の例では●)を表
示しないようにすることは本EC200を運営する上で
好ましい。
【0168】特定のマークとしては、図11に示す例に
限定されず、著名人の興味の度合いに対応したマークで
あればいかなるものでも良い。例えば、興味の度合いが
大きい場合には笑っている顔のマーク、普通の場合には
平常時の顔のマーク、小さい場合には泣いている顔のマ
ークを特定のマークとして用いてもよい。
【0169】なお、このような一般人の必要性信号Na
に対して、著名人の必要性信号Nbに応じた特定のマー
クを付与する処理は、図4に示す商品情報書込み制御部
411により行われる。この場合には、商品情報〜
は、図11に示すように順位付けされる一方、図11に
示す特定のマークを対応付けて商品情報記憶部412に
記憶される。
【0170】実施の形態1と同様に、商品情報出力制御
部414は、商品情報記憶部412にこのように順位付
けされた商品情報を使用して、図8に示すような学習兼
発注画面800を作成する。図8に示す学習兼発注画面
800が左から右、上から下に行くに連れて順位が下が
るとしたならば、図11に示す例では最上段の左欄から
右欄に向かって、商品情報、、、、上から第2
段目の最も左欄に商品情報が表示されることとなる。
そして、例えば、それぞれの欄の商品情報801の領域
に必要性信号Nbに対応した表示が付与される。このよ
うな学習兼発注画面800が商品情報出力端子415を
介して商品情報クライアント314に転送される。商品
情報クライアント314は、このような学習兼発注画面
800を購買者端末105のディスプレイ等に表示させ
る。
【0171】このようにして商品情報サーバ306から
商品情報の配信を受けた場合に、一般人は購買者端末1
05のディスプレイ等で過去に一般人の嗜好を反映して
順位付けされた商品情報であって、それぞれの商品情報
に対応して著名人の興味の度合いが表示された商品情報
を見ることができる。そして、一般人は、このような商
品情報に基づいて商品の発注を行うことができる。
【0172】これによれば、自分の嗜好に応じて順位付
けされた商品情報を見ながら、それぞれの商品に対して
著名人がどのような評価をしているかを確認することが
できる。したがって、自分の嗜好を優先させつつ、著名
人の嗜好にも合った商品の発注を行うことができる。
【0173】このように実施の形態2に係るECシステ
ム200によれば、一般人及び著名人の双方の嗜好を反
映したPPFを利用することにより、双方の嗜好を反映
して商品情報が順位付けされる。これにより、一般人
は、この順位付けされた商品情報に基づいて商品発注を
行うことで、著名人の嗜好に応じた商品情報であると共
に、一般人の嗜好にも商品情報を選択することができ
る。
【0174】なお、以上の説明では、一般人の興味の度
合いに応じて順位付けする一方、この順位付けされた商
品情報に対応させて著名人の興味の度合いを表示する場
合について示している。しかし、これに限定されず、著
名人の興味の度合いに応じて順位付けする一方、この順
位付けされた商品情報に対応させて一般人の興味の度合
いを表示することも当然可能である。この場合には、著
名人の嗜好を優先させつつ、一般人の嗜好にも合った商
品発注を行うことができる。
【0175】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
商品を購入するだけで嗜好に応じて登録され、かつ、プ
ライバシーの保護に優れたPPFを著名人に登録しても
らい、一般人がそのPPFを利用できるようにしたの
で、著名人のプライバシーを保護しつつ、著名人の現実
の嗜好に応じた商品を購入することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1に係る電子商取引システ
ムの構成を示すブロック図
【図2】実施の形態1に係る電子商取引システムがネッ
トワークを介して接続された場合のブロック図
【図3】実施の形態1に係る電子商取引システムの詳細
な構成を示すブロック図
【図4】実施の形態1に係る電子商取引システムの購買
者端末における情報フィルタ部とPPF記憶部との関係
について詳細な構成を示すブロック図
【図5】実施の形態1に係る電子商取引システムの情報
フィルタ部における符号辞書記憶部のデータの一例を示
す図
【図6】図5で示した一例に付与されたスコアの一例を
示す図
【図7】実施の形態1に係る電子商取引システムの情報
フィルタ部における商品情報記憶部に順位付けされた商
品情報の一例を示す図
【図8】実施の形態1に係る電子商取引システムの情報
フィルタ部における商品情報出力制御部により作成され
る学習兼発注画面の一例を示す図
【図9】本発明の実施の形態2に係る電子商取引システ
ムの詳細な構成を示すブロック図
【図10】実施の形態2に係る電子商取引システムの情
報フィルタ部における商品情報記憶部に順位付けされた
商品情報の一例を示す図
【図11】実施の形態2に係る電子商取引システムの情
報フィルタ部における商品情報記憶部に順位付けされた
商品情報の一例を示す図
【符号の説明】
100、200 電子商取引システム 101 販売者端末 102 商品情報配信ユニット 103、105 購買者端末 104 電子決済ユニット 201 ネットワーク 301 商品データ入力部 302 商品メタデータ入力部 303 商品受注受信部 304 商品情報記憶部 305 商品情報登録部 306 商品情報サーバ 307、314 商品情報クライアント 308、315 情報フィルタ部 309、316 パーソナルプロファイル記憶部(PP
F記憶部) 310 パーソナルプロファイル管理部(PPF管理
部) 311 商品発注部 312 EC決済部 313 金融機関または信販会社 317 パーソナルプロファイル利用問合せ部(PPF
問合せ部) 403 ベクトル生成部 404 符号辞書記憶部 405 肯定信号計算部 406 否定信号計算部 407 肯定メトリック記憶部 408 否定メトリック記憶部 409 必要性計算部 410 判定パラメータ記憶部 411 商品情報書込み制御部 412 商品情報記憶部 414 商品情報出力制御部 417 教師データ記憶部 419 学習制御部 420 メトリック学習部 421 学習用ベクトル生成部 425 学習スコア計算部 426 判定面学習部 800 学習兼発注画面 901 情報フィルタ部
フロントページの続き (72)発明者 志田 武彦 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 高瀬 博士 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内

Claims (25)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 販売者が提供する商品情報を記憶する商
    品情報記憶部と、前記商品情報記憶部から購買者に商品
    情報を配信する商品情報サーバと、を備えた商品情報配
    信ユニットと、前記商品情報に含まれる種々のキーワー
    ドとそれに対応する評価値が登録され、前記評価値は予
    め前記購買者の嗜好に基づいて学習されているパーソナ
    ルプロファイルを記憶する記憶部と、前記パーソナルプ
    ロファイルに基づいて前記商品情報サーバから配信され
    た商品情報を前記購買者の嗜好に合わせて順位付ける情
    報フィルタ部と、を備えた複数の購買者端末と、いずれ
    かの購買者端末から商品発注を受けると購買者が指定す
    る口座から当該商品の代金の引き落としと前記販売者に
    対する支払いを行う決済ユニットと、を具備する電子商
    取引システムであって、 前記電子商取引システムを用いて商品発注が行われる一
    の購買者端末に配信された商品情報に対する商品発注
    を、他の購買者端末の記憶部に記憶されたパーソナルプ
    ロファイルを利用して行うことを特徴とする電子商取引
    システム。
  2. 【請求項2】 前記一の購買者端末に配信された商品情
    報を、前記他の購買者端末の記憶部に記憶されたパーソ
    ナルプロファイルに基づいて順位付け、この順位付けら
    れた商品情報から商品発注を行うことを特徴とする請求
    項1記載の電子商取引システム。
  3. 【請求項3】 前記一の購買者端末に配信された商品情
    報を、前記他の購買者端末の情報フィルタ部に転送し、
    当該他の購買者端末の情報フィルタ部で、前記他の購買
    者端末の記憶部に記憶されたパーソナルプロファイルに
    基づいて順位付け、前記一の購買者端末に返信すること
    を特徴とする請求項2記載の電子商取引システム。
  4. 【請求項4】 前記一の購買者端末は、前記他の購買者
    端末の記憶部に記憶されたパーソナルプロファイルを利
    用できるか問い合わせる問合せ部を備え、前記商品情報
    配信ユニットは、予め前記他の購買者端末の記憶部に記
    憶されたパーソナルプロファイルの利用条件を登録し、
    前記問合せ部からの問合せを受けると予め前記他の購買
    者端末の記憶部に記憶されたパーソナルプロファイルの
    利用の可否を判断する管理部を備え、前記管理部により
    前記他の購買者端末の記憶部に記憶されたパーソナルプ
    ロファイルの利用が許可された場合に、前記一の購買者
    端末に配信された商品情報を、前記他の購買者端末の情
    報フィルタ部に転送することを特徴とする請求項3記載
    の電子商取引システム。
  5. 【請求項5】 前記管理部は、前記他の購買者端末の記
    憶部に記憶されたパーソナルプロファイルの利用を許可
    した場合にその旨を前記決済ユニットに通知し、前記決
    済ユニットは、前記一の購買者端末を扱う購買者が指定
    する口座から利用料を引き落とす一方、パーソナルプロ
    ファイルを提供する前記他の購買者端末を扱う購買者に
    利用料を支払うことを特徴とする請求項4記載の電子商
    取引システム。
  6. 【請求項6】 前記一の購買者端末を扱う購買者は、前
    記商品サーバから配信された商品情報を順位付けるため
    の前記他の購買者端末の記憶部に記憶されたパーソナル
    プロファイルを所有する他の購買者を指定できることを
    特徴とする請求項2記載の電子商取引システム。
  7. 【請求項7】 前記他の購買者は著名人であることを特
    徴とする請求項6記載の電子商取引システム。
  8. 【請求項8】 前記商品情報に含まれる種々のキーワー
    ドには、前記販売者の識別情報が含まれることを特徴と
    する請求項1記載の電子商取引システム。
  9. 【請求項9】 前記他の購買者端末の記憶部に記憶され
    たパーソナルプロファイルを前記一の購買者端末の情報
    フィルタ部が受け取り、前記一の購買者端末に配信され
    た商品情報を、前記他の購買者端末から受け取ったパー
    ソナルプロファイルに基づいて順位付けることを特徴と
    する請求項2記載の電子商取引システム。
  10. 【請求項10】 前記一の購買者端末に配信された商品
    情報に対して、前記他の購買者端末の記憶部に記憶され
    たパーソナルプロファイルに登録された評価値に応じた
    特定のマークを付与し、前記特定のマークが付与された
    商品情報から商品発注を行うことを特徴とする請求項1
    記載の電子商取引システム。
  11. 【請求項11】 前記一の購買者端末に配信された商品
    情報を、前記一の購買者端末の記憶部に記憶されたパー
    ソナルプロファイル及び前記他の購買者端末の記憶部に
    記憶されたパーソナルプロファイルに基づいて順位付
    け、この順位付けられた商品情報から商品発注を行うこ
    とを特徴とする請求項1記載の電子商取引システム。
  12. 【請求項12】 前記一の購買者端末に配信された商品
    情報に対して、前記一の購買者端末の記憶部に記憶され
    たパーソナルプロファイルに登録された評価値から算出
    される値と、前記他の購買者端末の記憶部に記憶された
    パーソナルプロファイルに登録された評価値から算出さ
    れる値と、の和に応じて当該商品情報に順位付けること
    を特徴とする請求項11記載の電子商取引システム。
  13. 【請求項13】 前記一の購買者端末に配信された商品
    情報を、前記一の購買者端末の記憶部に記憶されたパー
    ソナルプロファイルに基づいて順位付ける一方、この順
    位付けられた商品情報に対して前記他の購買者端末の記
    憶部に記憶されたパーソナルプロファイルに登録された
    評価値に応じた特定のマークを付与し、この順位付けら
    れると共に前記特定のマークが付与された商品情報から
    商品発注を行うことを特徴とする請求項1記載の電子商
    取引システム。
  14. 【請求項14】 前記一の購買者端末に配信された商品
    情報を、前記他の購買者端末の記憶部に記憶されたパー
    ソナルプロファイルに基づいて順位付ける一方、この順
    位付けられた商品情報に対して前記一の購買者端末の記
    憶部に記憶されたパーソナルプロファイルに登録された
    評価値に応じた特定のマークを付与し、この順位付けら
    れると共に前記特定のマークが付与された商品情報から
    商品発注を行うことを特徴とする請求項1記載の電子商
    取引システム。
  15. 【請求項15】 販売者が提供する商品情報に含まれる
    種々のキーワードとそれに対応する評価値が登録され、
    前記評価値は予め前記購買者の嗜好に基づいて学習され
    ているパーソナルプロファイルを記憶する記憶部と、前
    記購買者の検索条件に応じて商品情報を配信する商品情
    報サーバから配信された商品情報を、前記パーソナルプ
    ロファイルに基づいて前記購買者の嗜好に合わせて順位
    付ける情報フィルタ部と、前記購買者と異なる他の購買
    者が扱う購買者端末の記憶部に記憶されたパーソナルプ
    ロファイルが利用できるか問い合わせる利用問合せ部
    と、を具備する購買者端末であって、 前記他の購買者のパーソナルプロファイルの利用が許可
    されると前記購買者の検索条件に応じて配信された商品
    情報を前記他の購買者端末の情報フィルタ部に転送する
    一方、前記他の購買者のパーソナルプロファイルに基づ
    いて順位付けられた商品情報の返信を受け、この順位付
    けられた商品情報から商品発注を受け付けることを特徴
    とする購買者端末。
  16. 【請求項16】 販売者が提供する商品情報に含まれる
    種々のキーワードとそれに対応する評価値が登録され、
    前記評価値は予め前記購買者の嗜好に基づいて学習され
    ているパーソナルプロファイルを記憶する記憶部と、前
    記購買者の検索条件に応じて商品情報を配信する商品情
    報サーバから配信された商品情報を、前記パーソナルプ
    ロファイルに基づいて前記購買者の嗜好に合わせて順位
    付ける情報フィルタ部と、を具備する購買者端末であっ
    て、 前記記憶部に記憶されたパーソナルプロファイルの利用
    が許可された他の購買者端末から商品情報が転送される
    と、前記情報フィルタ部は、この商品情報を前記記憶部
    に記憶されたパーソナルプロファイルに基づいて順位付
    け、前記他の購買者端末に返信することを特徴とする購
    買者端末。
  17. 【請求項17】 販売者が提供する商品情報を購買者に
    配信する商品情報サーバと、前記商品情報に含まれる種
    々のキーワードとそれに対応する評価値が登録され、前
    記評価値は予め前記購買者の嗜好に基づいて学習されて
    いるパーソナルプロファイルに基づいて、前記商品情報
    サーバから配信された商品情報を前記購買者の嗜好に合
    わせて順位付ける情報フィルタ部と、前記情報フィルタ
    部により順位付けられた商品情報から商品発注を受ける
    と前記購買者が指定する口座から当該商品の代金の引き
    落としと前記販売者に対する支払いを行う決済機構と、
    を具備した電子商取引システムであって、 前記電子商取引システムを用いて商品発注を行う一の購
    買者に配信された商品情報に対する商品発注を、他の購
    買者のパーソナルプロファイルを利用して行うことを特
    徴とする電子商取引システム。
  18. 【請求項18】 購買者に配信される商品情報を、前記
    商品情報に含まれる種々のキーワードとそれに対応する
    評価値が登録され前記評価値は予め前記購買者の嗜好に
    基づいて学習されているパーソナルプロファイルに基づ
    いて前記購買者の嗜好に合わせて順位付ける工程と、こ
    の順位付けられた商品情報から商品発注を受けると前記
    購買者が指定する口座から当該商品に対する代金の引き
    落としと販売者に対する支払いを行う工程と、を具備す
    る電子商取引方法であって、 一の購買者に配信された商品情報に対する商品発注を、
    他の購買者のパーソナルプロファイルを利用して行うこ
    とを特徴とする電子商取引方法。
  19. 【請求項19】 前記一の購買者に配信された商品情報
    を、前記他の購買者のパーソナルプロファイルに基づい
    て順位付け、この順位付けられた商品情報から商品発注
    を行うことを特徴とする請求項18記載の電子商取引方
    法。
  20. 【請求項20】 前記一の購買者に配信された商品情報
    を、前記一の購買者のパーソナルプロファイル及び前記
    他の購買者のパーソナルプロファイルに基づいて順位付
    け、この順位付けられた商品情報から商品発注を行うこ
    とを特徴とする請求項18記載の電子商取引方法。
  21. 【請求項21】 前記一の購買者に配信された商品情報
    を、前記一の購買者のパーソナルプロファイルに基づい
    て順位付ける一方、この順位付けられた商品情報に対し
    て前記他の購買者のパーソナルプロファイルに登録され
    た評価値に応じた特定のマークを付与し、この順位付け
    られると共に前記特定のマークが付与された商品情報か
    ら商品発注を行うことを特徴とする請求項18記載の電
    子商取引方法。
  22. 【請求項22】 前記一の購買者に配信された商品情報
    を、前記他の購買者のパーソナルプロファイルに基づい
    て順位付ける一方、この順位付けられた商品情報に対し
    て前記一の購買者のパーソナルプロファイルに登録され
    た評価値に応じた特定のマークを付与し、この順位付け
    られると共に前記特定のマークが付与された商品情報か
    ら商品発注を行うことを特徴とする請求項18記載の電
    子商取引方法。
  23. 【請求項23】 販売者が提供する商品情報を記憶する
    商品情報記憶部と、前記商品情報記憶部から購買者に商
    品情報を配信する商品情報サーバと、を備えた商品情報
    配信ユニットと、前記商品情報に含まれる種々のキーワ
    ードとそれに対応する評価値が登録され、前記評価値は
    予め前記購買者の嗜好に基づいて学習されているパーソ
    ナルプロファイルを記憶する記憶部と、前記パーソナル
    プロファイルに基づいて前記商品情報サーバから配信さ
    れた商品情報を前記購買者の嗜好に合わせて並び替える
    情報フィルタ部と、を備えた複数の購買者端末と、いず
    れかの購買者端末から商品発注を受けると購買者が指定
    する口座から当該商品の代金の引き落としと前記販売者
    に対する支払いを行う決済ユニットと、を具備する電子
    商取引システムであって、 前記電子商取引システムを用いて商品発注が行われる一
    の購買者端末に配信された商品情報に対する商品発注
    を、他の購買者端末の記憶部に記憶されたパーソナルプ
    ロファイルを利用して行うことを特徴とする電子商取引
    システム。
  24. 【請求項24】 前記情報フィルタ部は、前記商品情報
    サーバから配信された商品情報を前記購買者の嗜好に合
    わせて並び替えるために、前記パーソナルプロファイル
    に基づいて前記商品情報に評点を付与することを特徴と
    する請求項23記載の電子商取引システム。
  25. 【請求項25】 前記情報フィルタ部は、前記商品情報
    に付与された評点に応じて前記商品情報を順位付けする
    ことを特徴とする請求項24記載の電子商取引システ
    ム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011220647A (ja) * 2010-04-14 2011-11-04 Yazaki Corp 削減燃料費算出装置及び太陽熱給湯システム
JP2015057085A (ja) * 2013-05-30 2015-03-26 株式会社ユニバーサルエンターテインメント 景品交換システム、サーバ、景品交換方法

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