JP2011220600A - 貯湯式電気温水器 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】排水管6に設けられた開放式の封水部7aへ電気温水器1の貯湯タンクからの膨張水を排出できる膨張水排水管8を備えた貯湯式電気温水器は、夏場や使用頻度が少ない時期に貯湯タンク内のヒーターをOFFしたり貯湯タンク内保温温度を下げて節電制御を行い、節電制御時においても一定期間毎に一定温度まで貯湯タンク内で湯を沸かし、貯湯タンクから膨張水を膨張水排水管8を通して封水部7aに供給し、封水部7aの封水切れを防止する。
【選択図】図1
Description
また、特許文献2に開示されている先止め式貯湯給湯器では、湯沸し時に貯湯タンク内に発生するエアーを開閉手段で間欠的かつ強制的に排出する構成となっており、確実なエアー抜きができるものとなっている。
また、上記特許文献2に開示されている構成では、間欠的に排出された湯を排水口の水封の水として利用することができるものであるが、貯湯給湯器の節電制御と連動するような構成とはなっていないものであった。
即ち、従来では、開放式の封水部へ貯湯タンクからの膨張水を排出できる膨張水排水管を備えた貯湯式電気温水器において、節電制御中には貯湯タンク内で湯が沸かされないために開放式の封水部へ膨張水が排出されなくなり、開放式封水部内の水が蒸発して水封ができなくなってしまい、下流側から臭気が排水管を通り上がってきて室内に臭気が漂ってしまうという問題点があった。
本発明は、排水管に設けられた開放式の封水部へ貯湯タンクからの膨張水を排出できる膨張水排水管を備えた貯湯式電気温水器であって、該電気温水器は、夏場や使用頻度が少ない時期に貯湯タンク内のヒーターをOFFしたり貯湯タンク内保温温度を下げて節電制御を行う制御回路を備えて構成され、該制御回路では、前記節電制御時においても一定期間毎に一定温度まで貯湯タンク内で湯を沸かし該貯湯タンクから前記膨張水排水管へ膨張水を排出する制御を行うことを要旨とする。
そのため、開放式の封水部内の封水が蒸発していても一定期間毎に膨張水が供給されることで、開放式の封水部の封水切れが良好に防止され、排水管側より臭気が上がってくることを確実に防ぐことができるものとなる。
また、一定期間毎に貯湯タンク内で湯を沸かす以外は節電制御により節電効果が得られるものである。
こうすれば、所定期間毎に膨張水を排出する時の湯沸し温度は低い温度であるため、使用者が意図せずに使用しても、熱い湯が吐出されることがないため火傷等を負うことはない。
図1は、電気温水器の膨張水排水管を洗面器の排水管の排水器具に接続した状態の概略構成図であり、図2は、図1の配管構成の一例を示す電気温水器の配管構成図である。
内部に湯を溜めることのできる貯湯タンク11を備えた電気温水器1には、給水管2と給湯管3が接続されており、また、電気温水器1から膨張水排水管8が延びており、この膨張水排水管8は、洗面器5の排水管6に継手6bを介し取り付けられた排水器具7に接続されている。また、洗面器5に設けられた水栓4に、分岐された給水管2aと電気温水器1からの給湯管3が接続されており、この水栓4で湯水が混合されて吐水口4aから吐水されるように構成されている。
また、貯湯タンク11の上端に接続された給湯管3は、出湯口11bから外部の水栓4に接続されている。
また、貯湯タンク11内で湯が沸かされた時に発生する膨張水を排出できる膨張水排水管8が備えられ、この膨張水排水管8は排水器具7に接続されている。
なお、継手6bの上流側には、別途排水管6のトラップ部6aが形成されているため、このトラップ部6aで臭気の上昇が防がれて、洗面器5から臭気が室内に入り込むことが防がれている。
なお、この排水器具7内の封水部7aは開放式であるため、内部の封水が蒸発して無くなると、この排水器具7から下水管内の臭気が室内に入り込むこととなる。
貯湯タンク11内にはヒーター17が内蔵されており、また、貯湯タンク11の側面には温調サーミスタ12と過昇バイメタル13が取り付けられている。
この温調サーミスタ12および過昇バイメタル13は制御回路で構成された制御基板15に接続されており、制御基板15は操作基板14に接続されている。この操作基板14は、電気温水器1の表面に設けられた操作部1aの裏側に設けられたものである。
なお、制御基板15には、前記給水サーミスタ9およびフローセンサー10からの信号が入力される。
なお、貯湯タンク11内で湯を沸かす時に、貯湯タンク11内部の圧力上昇により膨張水が発生し、この膨張水は膨張水排水管8を通り排水器具7内の封水部7aに供給されて、封水部7a内の封水となる。
また、フローセンサー10からの信号により給水の流量を検出して、例えば3週間程度この給水の流量の変化を学習し、水栓の吐水口4aからの吐水量、即ち使用量が少ない時期を算出して、この使用頻度が少ない時期にも制御基板15はヒーター17への通電をOFFして節電制御を行うように構成されている。
この1週間毎に40℃程度に貯湯タンク11内で湯を沸かすと、貯湯タンク11内は満タン状態となっているため、40℃程度で湯を沸かしても貯湯タンク11内で圧力上昇により膨張水が発生し、膨張水は膨張水排水管8を通り排水器具7の封水部7a内に排出されることとなる。
即ち、封水の蒸発により封水切れが生じると、下流の下水管内の臭気が封水部7aを通り室内に入り込んでくるため、一定期間毎に電気温水器1側で湯を沸かして膨張水を排水器具7の封水部7aに流して、封水部7aの封水切れを良好に防止できるように構成されている。
2,2a,2b 給水管
3 給湯管
4 水栓
4a 吐水口
5 洗面器
6 排水管
7 排水器具
7a 封水部
8 膨張水排水管
9 給水サーミスタ
10 フローセンサー
11 貯湯タンク
12 温調サーミスタ
13 過昇バイメタル
15 制御基板(制御回路)
17 ヒーター
Claims (2)
- 排水管に設けられた開放式の封水部へ、貯湯タンクからの膨張水を排出できる膨張水排水管を備えた貯湯式電気温水器であって、
該貯湯式電気温水器は、夏場や使用頻度が少ない時期に貯湯タンク内のヒーターをOFFしたり貯湯タンク内保温温度を下げて節電制御を行う制御回路を備えて構成され、
該制御回路では、前記節電制御時においても、一定期間毎に一定温度まで貯湯タンク内で湯を沸かし、該貯湯タンクから前記膨張水排水管へ膨張水を排出する制御を行う
ことを特徴とする貯湯式電気温水器。 - 前記一定温度は、貯湯タンク内で湯を沸かす通常温度より低い温度であることを特徴とする請求項1に記載の貯湯式電気温水器。
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JP2010089716A JP5683829B2 (ja) | 2010-04-08 | 2010-04-08 | 貯湯式電気温水器 |
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JP2010089716A JP5683829B2 (ja) | 2010-04-08 | 2010-04-08 | 貯湯式電気温水器 |
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JP2013213615A (ja) * | 2012-04-02 | 2013-10-17 | Toto Ltd | 元止め式電気温水器 |
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CN109186094A (zh) * | 2018-09-21 | 2019-01-11 | 珠海格力电器股份有限公司 | 水箱及具有其的热水器 |
JP2022011462A (ja) * | 2020-06-30 | 2022-01-17 | Toto株式会社 | 洗面化粧台 |
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