JP2011220586A - サーバ室用空調システム - Google Patents
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Abstract
【解決手段】サーバ室2を通風可能なグレーチング5により上下に区画して上層のサーバフロア3と下層のメカニカルフロア4の2層構造とする。サーバフロアに、多数のサーバラック1を給気ゾーン7を挟んで2列に並べて配列して1モジュールのサーバラック群Mを設定し、該サーバラック群の周囲に還気ゾーン8を確保する。メカニカルフロアに、1モジュールのサーバラック群の下方に位置して給気チャンバ11を区画形成するとともにその周囲に還気チャンバ12を確保し、給気チャンバと還気チャンバとの間にユニット型空調機6を設置し、該ユニット型空調機により冷気を調製して給気チャンバから給気ゾーンに供給し、還気を還気ゾーンから還気チャンバに吸引して循環させる。
【選択図】図2
Description
これは、たとえば特許文献1に示されているように、サーバ室の床を孔あきパネルを有する二重床として、その床上にサーバを収容した多数のサーバラックを間隔をおいて配列し、二重床から孔あきパネルを通してサーバラック間に給気(冷気)を上向きに吹き出すことによって、サーバ室内をコールドアイルすなわち二重床からの冷気(給気)が直接供給されて低温に維持されるゾーンと、ホットアイルすなわちサーバラックを冷却した後の還気(熱気)が流通するゾーンとに明確に分離するようにしたものである。
すなわち、前者の場合はサーバ室内のスペースが空調機のために犠牲になるし、空調機の保守管理のたびに作業員がサーバ室内に立ち入る必要があるのでセキュリティの点で好ましくない。一方、後者のようにサーバ室とは別に空調機室を設ける場合には、空調機が大型であるばかりでなくその周囲に保守スペースも確保する必要があることから空調機室のためにかなりのスペースを必要とし、したがってデータセンターの建物延面積のうちサーバ室として利用できる有効面積の割合が低下してしまうし、サーバ室の有効面積を犠牲にしなければならない場合もある。
特に、還気ゾーンの上部に遮蔽板や垂れ壁等の区画手段を設けることにより、還気ゾーンが明確なホットアイルとなって冷気および還気の循環経路が明確になり、効率的な冷却が可能である。
また、負荷増大時にはモジュール単位でユニット型空調機を増設可能としておくことにより、メカニカルフロアへのユニット型空調機の設置や増設、機種交換、移設を容易に行うことができて負荷増大に対して容易に対応可能であるし、その工事をサーバ室を稼働しながらの作業も可能である。
これは、多数のサーバをサーバラック1に収容して設置するサーバ室2を対象とするもので、図2に示すようにサーバ室2全体を通風可能なグレーチング5により上下に区画して上層のサーバフロア3と下層のメカニカルフロア4とによる二層構造とし、サーバフロア3に多数のサーバラック1を並べて設置するとともに、メカニカルフロア4に所望台数のユニット型空調機6を分散設置し、それらユニット型空調機6により調製した冷気をメカニカルフロア4とサーバフロア3の間で強制循環させてサーバラック1を冷却することを主眼とする。
すなわち、本実施形態では図2に示すようにサーバラック1をコールドアイルとしての給気ゾーン7を挟んでその両側に2列に並べて配列してそれらの全体で1モジュールのサーバラック群Mを設定するとともに、各モジュールのサーバラック群Mをそれらの間にホットアイルとしての還気ゾーン8を確保した状態で並設している。換言すると、本実施形態では、1モジュールのサーバラック群Mの中央部にコールドアイルとしての給気ゾーン7を確保するとともに、各サーバラック群Mの周囲にホットアイルとしての還気ゾーン8を確保している。
そのため、図2に示すように、各モジュールの間の還気ゾーン8の上部に遮蔽板(区画手段)9を設けることにより還気ゾーン8を明確なホットアイルとして区画形成することが好ましく、それにより冷気および還気の循環経路が明確になって冷却効率を十分に確保することができる。
また、ユニット型空調機6はサーバ電流やサーバ温度(もしくはサーバラック温度)等の周囲環境情報を刻々と検出するために設けられたセンサーによりサーバの実際の稼働状況を検知可能としておき、それに基づいてたとえばインバータ制御により最適な冷却運転を行うように構成することが好ましく、それにより最も効率的な省エネルギー運転が可能である。
特に、冷却能力は異なるものであっても互換性を有するカセットタイプのユニット型空調機6を採用することにより、将来的な増設や機種変更を簡便かつ容易に行うことができる。
なお、冷水配管13はゾーニングおよび緊急時のバックアップを考慮して2系統としておき、図4に示すように各系統からユニット型空調機6に対して冷水を供給可能としておくことが好ましい。
すなわち、サーバラック1は将来的には大容量化することが想定され、その際にはサーバラック群M全体の冷却負荷が大きく増大することが想定されることから、それを見越して当初の運用開始時点では必要最少限のユニット型空調機6だけを設置しておくとともに想定台数分の増設スペースを確保しておき、必要に応じて所望能力のユニット型空調機6を所望台数だけ増設して負荷増大に対処することとする。
そして、将来的に負荷が増大した場合には負荷増大に応じてユニット型空調機6を順次増設していくこととし、最終的には図3(b)に示すように最大で12台までの増設を可能としておくことにより冷却負荷の増大に対して対処するものとする。
また、さらなる負荷増大が生じた場合にはユニット型空調機6を大容量のものに機種変更することで対処することとする。
勿論、仮にサーバ台数が減少したり、サーバ熱効率が改善されて冷却負荷が大きく低減したような場合には、一部のユニット型空調機6を撤去してそのスペースを他に転用することも可能である。
1 サーバラック
2 サーバ室
3 サーバフロア
4 メカニカルフロア
5 グレーチング
6 ユニット型空調機
6a 送風機
6b 冷却コイル
7 給気ゾーン(コールドアイル)
8 還気ゾーン(ホットアイル)
9 遮蔽板(区画手段)
9’ 垂れ壁(区画手段)
10 区画壁
11 給気チャンバ
12 還気チャンバ
13 冷水配管
14 天井
Claims (3)
- 多数のサーバをサーバラックに収容して設置するサーバ室を対象とする空調システムであって、
前記サーバ室を通風可能なグレーチングにより上下に区画して上層のサーバフロアと下層のメカニカルフロアとによる2層構造とし、
前記サーバフロアに、多数のサーバラックを給気ゾーンを挟んで2列に並べて配列して1モジュールのサーバラック群を設定するとともに、該サーバラック群の周囲に還気ゾーンを確保し、
前記メカニカルフロアに、前記1モジュールのサーバラック群の下方に位置して前記グレーチングを通して前記給気ゾーンに通じる給気チャンバを区画形成するとともに、該給気チャンバの周囲には前記グレーチングを通して前記還気ゾーンに通じる還気チャンバを確保し、
前記給気チャンバと前記還気チャンバとの間にユニット型空調機を設置して、該ユニット型空調機により前記還気チャンバから還気を吸引して冷気を調製し前記グレーチングを通して前記給気ゾーンに供給するとともに、前記サーバラックを通過してサーバを冷却した還気を前記還気ゾーンから前記還気チャンバに吸引して循環させる構成としたことを特徴とするサーバ室用空調システム。 - 請求項1記載のサーバ室用空調システムであって、
前記サーバフロアに複数モジュールのサーバラック群を配置して各サーバラック群の間に前記還気ゾーンを確保するとともに、該還気ゾーンの上部に遮蔽板や垂れ壁等の区画手段を設けて該還気ゾーンをホットアイルとして区画形成したことを特徴とするサーバ室用空調システム。 - 請求項1または2記載のサーバ室用空調システムであって、
前記ユニット型空調機の設置台数を前記1モジュールのサーバラック群の冷却負荷に応じて増減可能に構成したことを特徴とするサーバ室用空調システム。
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