JP2011218851A - シフト装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】パーキングブレーキが作動されたことを明確に認識できる。
【解決手段】シフト装置10では、シフト部材20のシフト位置がR位置、N位置、D位置の間で変更される際に、シフト部材20が回転操作される。一方、パーキングブレーキ40が作動される際に、シフト部材20がスライド操作される。このため、パーキングブレーキ40が作動される際のシフト部材20の操作態様は、シフト部材20のシフト位置が変更される際のシフト部材20の操作態様と異なる。これにより、パーキングブレーキ40が作動されたことを明確に認識できる。
【選択図】図1
【解決手段】シフト装置10では、シフト部材20のシフト位置がR位置、N位置、D位置の間で変更される際に、シフト部材20が回転操作される。一方、パーキングブレーキ40が作動される際に、シフト部材20がスライド操作される。このため、パーキングブレーキ40が作動される際のシフト部材20の操作態様は、シフト部材20のシフト位置が変更される際のシフト部材20の操作態様と異なる。これにより、パーキングブレーキ40が作動されたことを明確に認識できる。
【選択図】図1
Description
本発明は、操作部が操作されることでシフト位置が変更されるシフト装置に関する。
シフト装置としては、シフトレバーがパーキングレンジ位置に操作されることで、パーキングブレーキが作動されるものがある(例えば、特許文献1参照)。
しかしながら、このシフト装置では、パーキングブレーキを作動させるためのシフトレバーの操作(パーキングレンジ位置への操作)と、パーキングレンジ位置以外の各レンジ位置間でのシフトレバーの操作と、が同一位置を中心とした回動操作にされている。このため、シフトレバーの操作によりパーキングブレーキが作動されたことを認識困難である。
さらに、このシフト装置では、シフトレバーがリバースレンジ位置からパーキングレンジ位置へ操作されることで、パーキングブレーキが作動される。このため、シフトレバーがパーキングレンジ位置及びリバースレンジ位置以外のレンジ位置に操作された状態からパーキングブレーキを作動させるためには、シフトレバーをリバースレンジ位置へ操作した後にパーキングレンジ位置へ操作する必要がある。これにより、パーキングブレーキを早期に作動させることが困難である。
本発明は、上記事実を考慮し、パーキングブレーキが作動されたことを明確に認識できるシフト装置及びパーキングブレーキを早期に作動させることができるシフト装置を得ることが目的である。
請求項1に記載のシフト装置は、車両に操作可能に設けられた操作部を備え、前記操作部が操作されることでシフト位置が変更されると共に、当該シフト位置が変更される操作とは異なる態様で前記操作部が操作されることでパーキングブレーキが作動されて車両が制動される。
請求項2に記載のシフト装置は、車両に操作可能に設けられた操作部を備え、前記操作部が操作面において操作されることでシフト位置が変更されると共に、前記操作部が前記操作面の側方へ操作されることでパーキングブレーキが作動されて車両が制動される。
請求項3に記載のシフト装置は、車両に操作可能に設けられた操作部を備え、前記操作部が操作されることでシフト位置が変更されると共に、前記操作部が操作されることでパーキングブレーキが作動されて車両が制動され、かつ、複数のシフト位置からの前記操作部の操作によってパーキングブレーキが作動可能にされている。
請求項4に記載のシフト装置は、請求項1〜請求項3の何れか1項に記載のシフト装置において、パーキングブレーキが作動される前記操作部の操作によってシフト位置が変更される。
請求項5に記載のシフト装置は、請求項1〜請求項3の何れか1項に記載のシフト装置において、パーキングブレーキが作動される前記操作部の操作によってシフト位置が変更されない。
請求項1に記載のシフト装置では、車両に操作部が操作可能に設けられており、操作部が操作されることで、シフト位置が変更される。さらに、操作部が操作されることで、パーキングブレーキが作動されて、車両が制動される。
ここで、パーキングブレーキが作動される操作部の操作が、当該シフト位置が変更される操作部の操作とは異なる態様にされている。このため、パーキングブレーキが作動されたことを明確に認識できる。
請求項2に記載のシフト装置では、車両に操作部が操作可能に設けられており、操作部が操作面において操作されることで、シフト位置が変更される。さらに、操作部が操作されることで、パーキングブレーキが作動されて、車両が制動される。
ここで、操作部が操作面の側方へ操作されることで、パーキングブレーキが作動される。このため、パーキングブレーキが作動されたことを明確に認識できる。
請求項3に記載のシフト装置では、車両に操作部が操作可能に設けられており、操作部が操作面において操作されることで、シフト位置が変更される。さらに、操作部が操作されることで、パーキングブレーキが作動されて、車両が制動される。
ここで、複数のシフト位置からの操作部の操作によって、パーキングブレーキが作動可能にされている。このため、パーキングブレーキを早期に作動させることができる。
請求項4に記載のシフト装置では、パーキングブレーキが作動される操作部の操作によって、シフト位置が変更される。このため、操作部の操作を簡単にできる。
請求項5に記載のシフト装置では、パーキングブレーキが作動される操作部の操作によって、シフト位置が変更されない。このため、パーキングブレーキを作動させるための操作部の操作と独立して、シフト位置を変更できる。
[第1の実施の形態]
図1(A)には、本発明の第1の実施の形態に係る車両(自動車)のシフト装置10が斜視図にて示されている。なお、図面では、車両前方を矢印FRで示し、車両右方を矢印RHで示し、車両上方を矢印UPで示す。
第1の実施の形態に係るシフト装置10は、図示しない車両のインストルメントパネルに配置されている。
図1(A)に示す如く、シフト装置10は、支持部としての略直方体状のハウジング12を備えており、ハウジング12の車両後側面は、対向面14にされて、車室内に対向されている。ハウジング12には、円柱状のガイド孔14Aが設けられており、ガイド孔14Aは、ハウジング12の対向面14から開口されている。
ハウジング12のガイド孔14Aには、操作部材としてのシフト部材20が配置されている。シフト部材20は、円柱状の本体部24を備えており、シフト部材20は、本体部24がガイド孔14Aに嵌入(収容)されて、本体部24の車両後側面がハウジング12の対向面14と面一となる状態に配置されている(図1(A)に示す状態であり、以下、この状態を「標準状態」という)。本体部24の車両後側面には、操作部としての断面U字形板状のノブ22が一体に設けられており、ノブ22は、車両の乗員(運転手)が把持可能にされている。
シフト部材20は、乗員によってノブ22が把持されて、標準状態で、軸線周りに回転操作可能にされている。このため、図2(A)に示す如く、シフト部材20のシフト位置がR位置(リバース位置)に変更され、図2(B)に示す如く、シフト部材20のシフト位置がN位置(ニュートラル位置)に変更され、図2(C)に示す如く、シフト部材20のシフト位置がD位置(ドライブ位置)に変更される。また、この際、ノブ22の一部位(何れの部位でもよい)が、シフト部材20の軸線方向に対して垂直な操作面において(操作面に沿って)操作される。
さらに、シフト部材20は、回転操作位置に拘わらず、乗員によってノブ22が把持されて、軸線方向へスライド操作可能にされている。このため、図1(B)に示す如く、シフト部材20が車両後側へ引操作される(ノブ22が操作面の側方へ操作される)と、シフト部材20のシフト位置がP位置(パーキング位置)に変更される。一方、シフト部材20が車両前側へ押操作されると、シフト部材20が標準状態に復帰される。
シフト部材20は、変速機30に機械的又は電気的に接続されている。これにより、シフト部材20のシフト位置がR位置、N位置、D位置及びP位置に変更されることで、変速機30のシフト位置がそれぞれR位置、N位置、D位置及びP位置に変更される。
また、シフト部材20は、パーキングブレーキ40に機械的又は電気的に接続されている。これにより、シフト部材20が標準状態から引操作されると、パーキングブレーキ40が作動される。一方、シフト部材20が、押操作、又は一旦引操作されることで自動的に押操作されると、或いは、図示しないリリースボタンが押される(操作される)と、シフト部材20が標準状態に復帰されて、パーキングブレーキ40の作動が解除される。
次に、第1の実施の形態の作用について説明する。
第1の実施の形態に係るシフト装置10では、シフト部材20(ノブ22)が標準状態で回転操作されることにより、シフト部材20のシフト位置がR位置、N位置、D位置の間で変更される。
一方、シフト部材20(ノブ22)が標準状態から引操作されることにより、パーキングブレーキ40が作動されて、車両が駐車状態に制動されると共に、シフト部材20のシフト位置がP位置に変更される。
また、シフト部材20(ノブ22)が、押操作、又は一旦引操作されることで自動的に押操作されることにより、或いは、リリースボタンが押される(操作される)ことにより、シフト部材20が標準状態に復帰されて、パーキングブレーキ40の作動が解除されると共に、シフト部材20のシフト位置をR位置、N位置、D位置の間で変更可能にされる。
ここで、シフト部材20のシフト位置がR位置、N位置、D位置の間で変更される際には、シフト部材20が回転操作される。一方、パーキングブレーキ40が作動される際には、シフト部材20が引操作(スライド操作)される。これにより、パーキングブレーキ40が作動される際のシフト部材20の操作態様は、シフト部材20のシフト位置がR位置、N位置、D位置の間で変更される際のシフト部材20の操作態様と異なるため、パーキングブレーキ40が作動されたことを乗員が明確に認識できる。
また、ノブ22が操作面において回転操作されることで、シフト部材20のシフト位置がR位置、N位置、D位置の間で変更される。一方、ノブ22が操作面の側方(車両後側)へ引操作されることで、パーキングブレーキ40が作動される。このため、パーキングブレーキ40が作動される際のノブ22の操作方向は、シフト部材20のシフト位置がR位置、N位置、D位置の間で変更される際のノブ22の操作方向と交差しているため、パーキングブレーキ40が作動されたことを乗員が一層明確に認識できる。
さらに、シフト部材20がR位置、N位置、D位置の何れのシフト位置からでも引操作されることによって、パーキングブレーキ40が作動される。このため、パーキングブレーキ40を作動させるためのシフト部材20の引操作の前に、シフト部材20を回転操作する必要がない。これにより、パーキングブレーキ40を早期に作動させることができる。
また、パーキングブレーキ40が作動されるシフト部材20の引操作によって、シフト部材20のシフト位置がP位置に変更される。このため、シフト部材20の引操作により、パーキングブレーキ40の作動と変速機30のシフト位置の変更とを同時に行うことができるため、シフト部材20の操作を簡単にできる。
[第2の実施の形態]
図3には、本発明の第2の実施の形態に係る車両(自動車)のシフト装置100の正面図が示されている。
第2の実施の形態に係るシフト装置100は、上記第1の実施の形態と、ほぼ同様の構成であるが、以下の点で異なる。
図3に示す如く、第2の実施の形態に係るシフト装置100では、シフト部材20が、乗員によってノブ22を把持されて、標準状態で、軸線周りに回転操作されることにより、シフト部材20のシフト位置がP位置に変更される。
このため、シフト部材20が標準状態で回転操作されることで、シフト部材20のシフト位置がD位置、N位置、R位置、P位置の間で変更される。一方、シフト部材20が標準状態から引操作されることにより、シフト部材20のシフト位置は変更されずに、パーキングブレーキ40が作動される。
したがって、第2の実施の形態においても、シフト部材20の引操作によってシフト部材20のシフト位置がP位置に変更されることによる作用効果を除き、第1の実施の形態と同様の作用効果を奏する。
さらに、シフト部材20が標準状態から引操作されることによって、シフト部材20のシフト位置が変更されない。このため、パーキングブレーキ40を作動させるためのシフト部材20の操作と独立して、シフト部材20のシフト位置をD位置、N位置、R位置、P位置に変更できる。
[第3の実施の形態]
図4には、本発明の第3の実施の形態に係る車両(自動車)のシフト装置200の正面図が示されている。
第3の実施の形態に係るシフト装置200は、上記第2の実施の形態と、ほぼ同様の構成であるが、以下の点で異なる。
図4に示す如く、第3の実施の形態に係るシフト装置200では、シフト部材20の標準状態での回転操作によって、シフト部材20のシフト位置がR位置、N位置、D位置の間で変更される。
ハウジング12の対向面14には、矩形状のパーキングボタン202が設けられており、変速機30は、パーキングボタン202に機械的又は電気的に接続されている。これにより、パーキングボタン202が、乗員によって押圧されることで、パーキングボタン202が押圧状態に維持されて、変速機30のシフト位置がP位置に変更される。また、押圧状態のパーキングボタン202が、乗員によって押圧されることで、パーキングボタン202の押圧状態が解除されて、シフト部材20のシフト位置をR位置、N位置、D位置の間で変更可能にされる。
したがって、第3の実施の形態においても、第2の実施の形態と同様の作用効果を奏する。
[第4の実施の形態]
図5(A)には、本発明の第4の実施の形態に係る車両(自動車)のシフト装置300の斜視図が示されている。
第4の実施の形態に係るシフト装置300は、上記第1の実施の形態と、ほぼ同様の構成であるが、以下の点で異なる。
図5(A)に示す如く、第4の実施の形態に係るシフト装置300では、シフト部材20が軸線方向へスライド操作不能にされている。
シフト部材20のノブ22は、断面L字形板状に形成されており、ノブ22の基端側部が本体部24の車両後側面の中央部に支持されている。シフト部材20は、ノブ22の先端側部の車両後側面が本体部24の車両後側面に平行となる状態に配置されている(図5(A)に示す状態であり、この状態が「標準状態」となる)。シフト部材20は、乗員によってノブ22の先端側部が把持されて、標準状態で、軸線周りに回転操作可能にされている。このため、シフト部材20のシフト位置が、R位置、N位置、D位置の間で変更される。
さらに、シフト部材20は、回転操作位置に拘わらず、乗員によってノブ22の先端側部を把持されて、ノブ22を基端側部を中心として回動操作可能にされている。このため、図5(B)に示す如く、シフト部材20がノブ22を車両後側へ引操作される(ノブ22が操作面の側方へ操作される)と、シフト部材20のシフト位置がP位置に変更される。一方、シフト部材20がノブ22を車両前側へ押操作されると、シフト部材20が標準状態に復帰される。
また、ノブ22が、標準状態から引操作されると、パーキングブレーキ40が作動される、一方、ノブ22が、押操作、又は一旦引操作されることで自動的に押操作されると、或いは、図示しないリリースボタンが押される(操作される)と、シフト部材20が標準状態に復帰されて、パーキングブレーキ40の作動が解除される。
以上により、第4の実施の形態においても、第1の実施の形態と同様の作用効果を奏する。
なお、第1の実施の形態〜第4の実施の形態では、シフト部材20が標準状態からノブ22を車両後側へ引操作されることで、パーキングブレーキ40が作動される。また、シフト部材20がノブ22を車両前側へ押操作されることで、シフト部材20が標準状態に復帰して、パーキングブレーキ40の作動が解除される。これに替えて、シフト部材20が標準状態からノブ22を車両前側へ押操作されることで、パーキングブレーキ40が作動されてもよい。この場合、シフト部材20がノブ22を車両後側へ引操作されることで、シフト部材20が標準状態に復帰して、パーキングブレーキ40の作動が解除される。
[第5の実施の形態]
図6には、本発明の第5の実施の形態に係る車両(自動車)のシフト装置400の主要部を示す斜視図が示されている。
第5の実施の形態に係るシフト装置400は、上記第1の実施の形態と、ほぼ同様の構成であるが、以下の点で異なる。
図6に示す如く、第5の実施の形態に係るシフト装置400では、ハウジング12のガイド孔14Aが、ハウジング12の車両後側壁に形成されると共に、車両左右方向に沿って長尺に形成されている。
シフト部材20は、ノブ22と本体部24とが、それぞれ円柱状にされて、同軸上で一体にされており、本体部24の径はノブ22の径に比し小さくされている。
シフト部材20は、ガイド孔14Aに挿通されて、ノブ22の車両後側面がハウジング12の対向面14から突出されている。シフト部材20は、軸線周り一方への回転が係止された状態に配置されている(この状態が、「標準状態」となる)。
シフト部材20は、乗員によってノブ22が把持されて、標準状態で、ガイド孔14Aに沿って車両左右方向へスライド操作可能にされている。このため、シフト部材20のシフト位置がR位置、N位置、D位置の間で変更される。
さらに、シフト部材20は、スライド操作位置に拘わらず、乗員によってノブ22が把持されて、軸線周りに回転操作可能にされている。このため、シフト部材20が軸線周り他方へ回転操作されると、シフト部材20のシフト位置がP位置に変更される。一方、シフト部材20が軸線周り一方へ回転操作されると、シフト部材20が標準状態に復帰される。
また、シフト部材20が標準状態から回転操作されると、パーキングブレーキ40が作動される。一方、シフト部材20が標準状態に回転操作されると、パーキングブレーキ40の作動が解除される。
以上により、第5の実施の形態においても、ノブ22が操作面の側方へ操作されることでパーキングブレーキ40が作動されることによる作用効果を除き、第1の実施の形態と同様の作用効果を奏する。
なお、第5の実施の形態では、シフト部材20が回転操作されることで、パーキングブレーキ40が作動され及び作動を解除される。これに替えて、シフト部材20が回動操作され又は車両左右方向に交差する方向へスライド操作されることで、パーキングブレーキ40が作動され及び作動を解除されてもよい。
[第6の実施の形態]
図7には、本発明の第6の実施の形態に係る車両(自動車)のシフト装置500の縦断面図が示されている。
第6の実施の形態に係るシフト装置500は、上記第1の実施の形態と、ほぼ同様の構成であるが、以下の点で異なる。
図7に示す如く、第6の実施の形態に係るシフト装置500は、車室の床上に固定されている。
ハウジング12では、車両上側面が対向面14にされており、ハウジング12のガイド孔14Aは、ハウジング12の車両上側壁に形成されると共に、車両前後方向に長尺にされている。
シフト部材20の本体部24は、長尺にされており、本体部24は、下端部において、ハウジング12内の下部に回動可能に支持されている。ノブ22の下側には、円軸状の挿入軸502が一体に設けられており、挿入軸502は、本体部24に上側から挿入(嵌入)されている。ノブ22は、本体部24の直上に配置されている(図7に示す状態であり、この状態が「標準状態」となる)。
シフト部材20は、乗員によってノブ22が把持されて、標準状態で、車両前後方向に回動操作可能にされている。このため、シフト部材20のシフト位置がR位置、N位置、D位置の間で変更される。また、ノブ22の操作面は、本体部24の下端部を中心とした球面にされている。
さらに、シフト部材20は、回動操作位置に拘わらず、乗員によってノブ22が把持されて、ノブ22をシフト部材20の軸線方向にスライド操作可能にされている。このため、シフト部材20がノブ22を上側に引操作される(ノブ22が操作面の側方へ操作される)と、シフト部材20のシフト位置がP位置に変更される。一方、シフト部材20がノブ22を下側に押操作されると、シフト部材20が標準状態に復帰される。
また、ノブ22が標準状態から引操作されると、パーキングブレーキ40が作動される。一方、シフト部材20が、押操作、又は一旦引操作されることで自動的に押操作されると、或いは、図示しないリリースボタンが押される(操作される)と、シフト部材20が標準状態に復帰されて、パーキングブレーキ40の作動が解除される。
以上により、第6の実施の形態においても、第1の実施の形態と同様の作用効果を奏する。
なお、第6の実施の形態では、シフト部材20が標準状態からノブ22を引操作されることで、パーキングブレーキ40が作動される。また、シフト部材20がノブ22を押操作されることで、シフト部材20が標準状態に復帰して、パーキングブレーキ40の作動が解除される。これに替えて、シフト部材20が標準状態からノブ22を押操作されることで、パーキングブレーキ40が作動されてもよい。この場合、シフト部材20がノブ22を引操作されることで、シフト部材20が標準状態に復帰して、パーキングブレーキ40の作動が解除される。
また、第6の実施の形態では、シフト部材20が標準状態で車両前後方向に回動操作可能にされる、所謂ストレートタイプのシフト装置である。これに替えて、シフト部材20が標準状態で交差する複数方向に回動操作可能にされる、所謂ゲートタイプのシフト装置であってもよい。
さらに、第6の実施の形態では、シフト部材20がノブ22をスライド操作されることで、パーキングブレーキ40が作動され及び作動を解除される。これに替えて、シフト部材20がノブ22を回転操作され、又は本体部24の下端部とは異なる位置を中心として回動操作されることで、パーキングブレーキ40が作動され及び作動を解除されてもよい。
また、第4の実施の形態〜第6の実施の形態において、第2の実施の形態と同様に、シフト部材20が標準状態で操作されることで、シフト部材20のシフト位置がP位置に変更されてもよい。
しかも、第4の実施の形態〜第6の実施の形態において、第3の実施の形態と同様に、パーキングボタン202が押圧されることで、変速機30のシフト位置がP位置に変更されてもよい。
さらに、第1の実施の形態〜第6の実施の形態では、変速機30の何れのシフト位置からでも、パーキングブレーキ40が作動可能される。これに替えて、変速機30の一部のシフト位置からパーキングブレーキ40が作動可能にされてもよい。例えば、変速機30のD位置、N位置のみから、又はN位置のみから、パーキングブレーキ40が作動可能にされてもよい。
また、第1の実施の形態〜第5の実施の形態では、シフト装置10、100、200、300、400が車両のインストルメントパネルに配置され、第6の実施の形態では、シフト装置500が車室の床上に配置されているが、これらのシフト装置は、車両の何れの位置に配置されてもよく、例えば、ステアリングコラム等に配置されてもよい。
10 シフト装置
22 ノブ(操作部)
40 パーキングブレーキ
100 シフト装置
200 シフト装置
300 シフト装置
400 シフト装置
500 シフト装置
22 ノブ(操作部)
40 パーキングブレーキ
100 シフト装置
200 シフト装置
300 シフト装置
400 シフト装置
500 シフト装置
Claims (5)
- 車両に操作可能に設けられた操作部を備え、前記操作部が操作されることでシフト位置が変更されると共に、当該シフト位置が変更される操作とは異なる態様で前記操作部が操作されることでパーキングブレーキが作動されて車両が制動されるシフト装置。
- 車両に操作可能に設けられた操作部を備え、前記操作部が操作面において操作されることでシフト位置が変更されると共に、前記操作部が前記操作面の側方へ操作されることでパーキングブレーキが作動されて車両が制動されるシフト装置。
- 車両に操作可能に設けられた操作部を備え、前記操作部が操作されることでシフト位置が変更されると共に、前記操作部が操作されることでパーキングブレーキが作動されて車両が制動され、かつ、複数のシフト位置からの前記操作部の操作によってパーキングブレーキが作動可能にされたシフト装置。
- パーキングブレーキが作動される前記操作部の操作によってシフト位置が変更される請求項1〜請求項3の何れか1項記載のシフト装置。
- パーキングブレーキが作動される前記操作部の操作によってシフト位置が変更されない請求項1〜請求項3の何れか1項記載のシフト装置。
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