JP2011218244A - 粉体塗料引き出し搬送装置 - Google Patents

粉体塗料引き出し搬送装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2011218244A
JP2011218244A JP2010086799A JP2010086799A JP2011218244A JP 2011218244 A JP2011218244 A JP 2011218244A JP 2010086799 A JP2010086799 A JP 2010086799A JP 2010086799 A JP2010086799 A JP 2010086799A JP 2011218244 A JP2011218244 A JP 2011218244A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
coating material
powder coating
powder
container
mounting table
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2010086799A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5483350B2 (ja
Inventor
Haruhisa Umizumi
晴久 海住
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Asahi Sunac Corp
Original Assignee
Asahi Sunac Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Asahi Sunac Corp filed Critical Asahi Sunac Corp
Priority to JP2010086799A priority Critical patent/JP5483350B2/ja
Publication of JP2011218244A publication Critical patent/JP2011218244A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5483350B2 publication Critical patent/JP5483350B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Electrostatic Spraying Apparatus (AREA)
  • Coating Apparatus (AREA)

Abstract

【課題】 粉体塗料収納容器1から直接、粉体塗料Aを引き出す際に、粉体塗料Aを詰めたプラスチック製の袋2が一か所に偏って、吸引パイプ12の吸引口を塞ぐ恐れが少なく、しかも粉体塗料の残りが少なくなっても、粉体塗料Aが自然に集まって吸引パイプ12からの引き出しに支障が生じず、さらに、設置の際に、粉体塗料Aの詰まった粉体塗料収納容器1を高く持ち上げる必要がない粉体塗料の引き出し搬送装置を提供する。
【解決手段】 粉体塗料Aを収容する粉体塗料収納容器1を載置する載置台4を備え、載置台4の粉体塗料収納容器1の底面と重なる部分に凹み部13を形成し、粉体塗料収納容器1の少なくとも底面材料を、載置台4の凹み部13に没入する可撓性材料によって形成し、載置台4の凹み部13に沿って没入する粉体塗料収納容器1の底面没入部から粉体塗料Aを取り出すようにした。
【選択図】図6

Description

この発明は、粉体塗料収納容器に収納された粉体塗料を、粉体塗料収納容器から引き出して塗装ガンに搬送するための、粉体塗料引き出し搬送装置に関するものである。
粉体塗装は、粉体塗料を塗装ガンに搬送し、ガン先でコロナ放電によって電場を形成し、被塗装物に粉体塗料を付着させるコロナ放電式の塗装方法、あるいは塗装ガン内の非導電性樹脂に粉体塗料を接触させて、粉体塗料に摩擦帯電によって電荷を与えて非塗装物に粉体塗料を付着させる摩擦帯電式の塗装方法である。
ところで、粉体塗料は、塗料メーカーから段ボール箱等の粉体塗料収納容器に詰められて製品メーカーの塗装工場や、塗装専業者に納入されることが多い。
段ボール箱等の粉体塗料収納容器には、一般的に、1カートンに15kg、または20kgの粉体塗料が収納されている。
通常、段ボール箱等の粉体塗料収納容器内の粉体塗料は、プラスチック製の袋に詰められている。塗装工場では、粉体塗料収納容器からプラスチック製の袋を取り出し、袋内の粉体塗料を、粉体塗装機の塗料タンク内に移し換えて塗装作業を行っている。
粉体塗装機の塗料タンクには、底面に流動エアーを投入する多孔板が設置され、タンク内の粉体塗料を流動撹拌させて、粉体塗料が固まらないように分散させており、このような粉体塗装機の塗料タンクは、一般に流動タンクと呼ばれている。
この流動タンクの上部には、タンク内から粉体塗料を引き出し、塗装ガンに粉体塗料を搬送する吸引装置が設置されている。吸引装置は、インジェクターと吸引パイプとを備えており、吸引パイプによって吸引した粉体塗料は、粉体塗料ホースを経由して塗装ガンに搬送される。
一方、小ロットの塗装を行う場合や、色替えを頻繁に行う場合には、塗料タンク等の清掃が面倒なことから、粉体塗料収納容器から直接、粉体塗料を吸引して塗装ガンに搬送することも行っている(特許文献1)。
特開平5−329406号公報
この特許文献1に開示された粉体塗料引き出し搬送装置は、粉体塗料を収納している段ボール箱の底面の一つのコーナー部分が最も低くなるように、段ボール箱を傾斜状態に保持する傾斜台を備えている。
この段ボール箱を傾斜状態に保持する傾斜台には、振動装置が設置され、粉体塗料の量が減った場合に、段ボール箱の一つのコーナー部分に粉体塗料が集まるので、コーナー部分から粉体塗料の全量を引き出すことができる。
ところが、粉体塗料は、通常は段ボール箱に直接収納されているのではなく、プラスチック製の袋に入れて収納されているため、上記のように、段ボール箱を傾斜台に傾斜させた状態に保持した場合、段ボール箱内のプラスチック製の袋も粉体塗料の流れと共に、コーナー部分に偏るため、偏ったプラスチック製の袋によってコーナー部分に挿し入れた吸引パイプの吸引口が塞がれるという問題があった。
吸引パイプの吸引口がプラスチック製の袋によって塞がれると、吸引パイプの吸引口からの粉体塗料の引き出しが妨げられるため、粉体塗料の塗装ガンからの吐出に、いわゆる息継ぎ現象が起こるという問題があった。
また、傾斜台に段ボール箱を斜めに設置するためには、段ボール箱をある程度高く持ち上げなければならず、重量がある段ボール箱の場合、作業者の腰等に過度の負担を強いることになる。
そこで、この発明は、段ボール箱から直接、粉体塗料を引き出す際に、粉体塗料を詰めたプラスチック製の袋が一か所に偏って、吸引パイプの吸引口を塞ぐ恐れが少なく、しかも粉体塗料の残りが少なくなっても、粉体塗料が自然に集まって吸引パイプからの引き出しに支障が生じず、さらに、設置の際に、粉体塗料の詰まった段ボール箱を高く持ち上げる必要がない粉体塗料の引き出し搬送装置を提供しようとするものである。
前記の課題を解決するために、この発明に係る粉体塗料引き出し搬送装置は、粉体塗料を収容する粉体塗料収納容器と、粉体塗料収納容器内の粉体塗料を吸引して搬送する吸引装置とを備える粉体塗料引き出し搬送装置において、粉体塗料を収容する粉体塗料収納容器を載置する載置台を備え、載置台の粉体塗料収納容器の底面と重なる部分に凹み部を形成し、粉体塗料収納容器の少なくとも底面材料を、載置台の凹み部に没入する可撓性材料によって形成し、載置台の凹み部に沿って没入する粉体塗料収納容器の底面没入部から粉体塗料を取り出すようにしたものである。
上記載置台は、台面に凹み部を形成しているため、台面がほぼ水平でも、最後まで、粉体塗料を引き出すことができる。
したがって、粉体塗料収納容器を設置する際に、高く持ち上げる必要がなく、作業者の負担を軽減することができる。
また、上記載置台の凹み部は、中心に向かって傾斜する傾斜面に形成することにより、粉体塗料収納容器の底面に形成される没入部も中心に向かって傾斜する傾斜面になるため、粉体塗料の残りが少なくなっても、傾斜面に沿って粉体塗料収納容器内の粉体塗料が粉体塗料収納容器の没入部に集まり易い。
上記載置台の凹み部は、台面を貫通する貫通孔によって形成してもよい。
上記吸引装置は、吸引パイプとインジェクターとを備え、吸引パイプを粉体塗料収納容器内に挿入し、上記吸引パイプの吸引口が、粉体塗料収納容器の底面に形成される没入部に位置するように設置することが望ましい。
上記吸引パイプは、載置台の凹み部に向かって自重により下降可能に粉体塗料収納容器に対して支持することが好ましい。
上記載置台は、移動可能な台車上に設置することが望ましい。
また、載置台は、上記台車上に防振材を介して設置することが望ましく、載置台には振動バイブレーターを設置する。
上記台車上には、塗装制御盤を設置することができる。
この発明に係る粉体塗料引き出し搬送装置は、粉体塗料を収容する粉体塗料収納容器を、凹み部を有する載置台に設置し、載置台の凹み部に沿って可撓性を有する粉体塗料収納容器の底面を没入させ、粉体塗料収納容器の底面に形成される没入部に粉体塗料が集まるようにしたので、粉体塗料収納容器を傾斜させなくても、最後まで粉体塗料を引き出すことができる。
また、粉体塗料を詰めたプラスチック製の袋も、粉体塗料収納容器の底面と同様に、載置台の凹み部に沿って没入するため、プラスチック製の袋が一か所に偏ることがない。
このため、プラスチック製の袋が一か所に偏って、粉体塗料を吸引する吸引口を塞ぐということもないので、最後まで息継ぎ現象を生じさせることなく、粉体塗料を引き出すことができる。
この発明で使用する開封前の粉体塗料収納容器を示す断面図である。 この発明で使用する粉体塗料収納容器を開封した状態の斜視図である。 この発明に係る粉体塗料引き出し搬送装置の一実施形態を示す概略全体図である。 同上の装置における載置台の台面を示す拡大平面図である。 同上の装置における支持アームを示す部分拡大平面図である。 同上の実施形態の部分拡大断面図である。 同上の載置台の別な例を示す部分拡大断面図である。 この発明に係る粉体塗料引き出し搬送装置の別な実施形態を示す概略全体図である。 図8の実施形態の概略拡大断面図である。 塗料供給装置室内に粉体塗料収納容器を設置する前の状態を示す概略全体図である。 塗料供給装置室内に粉体塗料収納容器を設置する状態を示す概略全体図である。 塗料供給装置室内に粉体塗料収納容器を設置して粉体塗料を引き出している状態を示す概略全体図である。 塗料供給装置室内から粉体塗料収納容器を引き出して、吸引管と洗浄エアーノズルとを接続した状態を示す概略全体図である。 塗料供給装置室に設置する粉体塗料収納容器を回転テーブル上に複数台並べた状態を示す概略平面図である。
以下、この発明の実施の形態を添付図面に基づいて説明する。
この発明で使用する粉体塗料収納容器1は、例えば、段ボール、薄肉のプラスチック板等の可撓性を有する材料で形成され、塗料メーカーから出荷される際には、上下面がガムテープ1aによって閉じられている。
粉体塗料Aは、例えば15kg入りの場合、粉体塗料収納容器1内に、プラスチック製の袋2に入れて収納されている。
粉体塗料収納容器1は、図2に示すように開封され、図3に示すように、粉体塗料引き出し搬送装置によって、粉体塗料収納容器1内の粉体塗料Aが塗装ガン3に搬送される。
図3に示す粉体塗料引き出し搬送装置は、粉体塗料収納容器1を載置する載置台4をほぼ水平に設置している。
この載置台4に粉体塗料収納容器1を載置する場合、載置台4とほぼ同じ高さの台車を用意すれば、台車上の粉体塗料収納容器1を載置台4に向かって横滑りさせることにより、載置台4に粉体塗料収納容器1を難なく載置することができる。これにより、粉体塗料収納容器1を持ち上げなくても、載置台4に粉体塗料収納容器1を載置することができるので、作業者の負担を軽減することができる。
載置台4は、台車5の台板6上に、防振ゴム等の防振材7を介して設置されている。
載置台4の下面には、振動装置8が設置されている。振動装置8としては、電動式振動バイブレーター、エアー式のバイブレーターを使用することができる。
台車5の台板6上には、支柱9が設置され、この支柱9に塗装ガン3を制御する制御盤10が設置されている。
上記支柱9には、粉体塗料収納容器1に収納された粉体塗料Aを引き出す吸引装置11の吸引管12を、垂直に保持する支持アーム16が水平に設置されている。
上記支持アーム16の先端側には、図5に示すように、吸引管12を下降可能に挿通する支持孔14が設けられている。吸引管12の上方寄り部分には、吸引管12が支持孔14から抜け落ちないようするストッパー15が設けられている。
図2に示すように、粉体塗料収納容器1の上面を開き、プラスチック製の袋2を開封した粉体塗料収納容器1を載置台4に載置した後、上記支持孔14に挿通された吸引管12の下端を塗料収納容器1内の粉体塗料Aに着地させると、吸引管12は、自重により下端側が粉体塗料A内に挿し込まれた状態に、支持アーム16の支持孔14内に保持される。
そして、吸引管12は、支持アーム16の支持孔14内に下降可能に保持されているため、粉体塗料Aの引き出しにより、粉体塗料Aの量が次第に減り、粉体塗料Aのレベルが下がると、それに応じて自重により下降する。
上記載置台4の粉体塗料収納容器1の底面と重なる部位には、凹み部13を設けている。
図3に示す実施形態における凹み部13は、図4及び図6に示すように、全体形状が粉体塗料収納容器1の底面よりも小さい矩形をしており、4辺から中央に向かって傾斜する傾斜面13aを有する。
載置台4に凹み部13を形成することにより、可撓性材料によって形成された粉体塗料収納容器1の底面は、図6に示すように、凹み部13に没入するように撓む。
載置台4には、振動装置8を設置しているため、粉体塗料収納容器1内の粉体塗料Aの量が少なくなっても、粉体塗料Aは凹み部13に向かって集まる。このため、凹み部13に吸引管12の下端を位置させることにより、粉体塗料Aを最後まで引き出すことが可能となる。
しかも、粉体塗料収納容器1のプラスチック製の袋2も、凹み部13に沿って撓むため、プラスチック製の袋2が偏って、吸引管12の下端の吸引口12cを塞ぐということがない。
上記凹み部13の形状は、上記実施形態では、外形形状が矩形のものを示したが、外形形状は円形でもよい。
また、上記実施形態では、凹み部13は、載置台4の上面を凹ませて形成したが、図7に示すように、貫通孔13bによって形成することもできる。
吸引装置11は、吸引管12と、インジェクター17とを有し、図6及び図7の実施形態では、インジェクター17を吸引管12の上端に設けている。
インジェクター17は、図8及び図9の実施形態に示すように、吸引管12の下端に設けるようにしてもよい。
インジェクター17には、圧縮エアー18が供給され、この圧縮エアー18の供給により、吸引管12の下端から粉体塗料Aを吸引し、塗装ガン3に粉体塗料Aが搬送される。
吸引管12は、図6及び図7の実施形態の場合、外管12aと内管12bとを有し、下端に多孔質材19が設置され、外管12a内に供給された流動エアー20が多孔質材料19を通して、粉体塗料収納容器1内に流出し、吸引口16付近の粉体塗料Aを固まらないように流動させている。
インジェクター17の吸引力は、内管12bに生じ、内管12bの下端の吸引口12cから粉体塗料Aが内管12b内を通って、塗装ガン3に粉体塗料Aが供給される。
図8及び図9の実施形態の場合は、インジェクター17を吸引管12の下端に内蔵させている。また、この図8及び図9の実施形態の場合、インジェクター17に供給する圧縮エアー18の一部を分岐させて、流動エアーにしている。また、図9の実施形態の場合には、インジェクター17にサブエアー21を供給し、インジェクター17の吸引力を調整できるようにしている。
以上の実施形態では、吸引管12を垂直に設置するようにしたが、吸引管12を傾斜するように設置してもよい。
次に、粉体塗料収納容器1内に収容する粉体塗料Aの量は、国内メーカーの場合、15kg詰めが多いが、外国メーカーの場合、20kg詰めが主流になっており、全体重量が重い。
このような、粉体塗料Aの量が多い粉体塗料収納容器1の場合には、図10〜図14に示すように、塗料供給装置室22内で、粉体塗料収納容器1を自動的に設置することが望ましい。
塗料供給装置室22は、複数の粉体塗料収納容器1から一つの粉体塗料収納容器1を選択的に収容するための回転テーブル23を備え、色替え時や、粉体塗料収納容器1内の粉体塗料Aを使いきった場合に、新しい粉体塗料収納容器1を次のようにして交換する。
まず、図14に示すように、塗料供給装置室22の回りには、塗料供給装置室22を中心にして回転する回転テーブル23が設置され、この回転テーブル23上に、8個の粉体塗料収納容器1を設置できるようにしている。
実際には、8か所の設置個所の内、一か所は、図14に破線で示すように、1色分の粉体塗料収納容器1を随時設置できるように空けておき、7か所に粉体塗料収納容器1を設置できるようにしておくことが好ましい。
色替えを頻繁に行う塗装ラインでは、上記7か所の設置場所に、7色の粉体塗料収納容器1がそれぞれ設置されている。
塗料供給装置室22には、色替えの際などに、吸引装置11を洗浄した洗浄粉を回収する集塵機24が設けられ、塗料供給装置室22と集塵機24とは集塵パイプ25によって接続されている。
回転テーブル23上に設置された複数の粉体塗料収納容器1の内から使用する粉体塗料収納容器1を選択し、選択した粉体塗料収納容器1が塗料供給装置室22の前方に位置するように、回転テーブル23を回転させて回転テーブル23を停止させる。
回転テーブル23は、粉体塗料収納容器1の載置台4と同一の高さに設けられ、塗料供給装置室22の前方に、回転テーブル23上の粉体塗料収納容器1を載置台4上に押入れ、また、載置台4上の粉体塗料収納容器1を回転テーブル23上に引き出す、シリンダー装置26が設置されている。
塗料供給装置室22内の載置台4には、中央部が貫通する凹み部13が設けられ、載置台4の貫通する凹み部13の下方に、洗浄エアーを噴出する洗浄エアーノズル27が設置されている。
また、載置台4は、振動装置8によって振動可能になっている。
また、塗料供給装置室22内には、粉体塗料収納容器1から粉体塗料Aを吸引する吸引装置11が昇降自在に設けられている。
塗料供給装置室22内の載置台4上に、回転テーブル23から粉体塗料収納容器1をシリンダー装置26により押して移動させる際には、図10に示すように、吸引装置11を上昇させておき、図11に示すように、シリンダー装置26のロッドを伸ばして、回転テーブル22から粉体塗料収納容器1を載置台4上に移動させる。
この後、図12に示すように、吸引装置11を下降させて、吸引装置11の吸引管12を粉体塗料収納容器1内の粉体塗料Aの上に着地させると、自重により、吸引装置11の吸引パイプ12の下端が粉体塗料A内に挿し込まれる。
この状態で、吸引装置11のインジェクター17を駆動させて、粉体塗料収納容器1内の粉体塗料Aを引き出し、塗装ガン3に粉体塗料Aを搬送する。
吸引装置11の吸引管12は、粉体塗料収納容器1内の粉体塗料Aの量に対応して、即ち、粉体塗料Aが引き出されて粉体塗料Aのレベルが下がると、吸引装置11の吸引管12も下がり、吸引パイプ12のストッパー15が支持アーム13に当たるまで下降する。
吸引パイプ12のストッパー15が支持アーム13に当たる下降極限位置には、リミットスイッチ28が設けられ、リミットスイッチ28によって粉体塗料Aの残量がなくなったことを知らせるようにしている。
そして、載置台4には、凹み部13を設けているので、粉体塗料収納容器1の底面は、凹み部13によって下方に垂れ下がって没入部が形成される。したがって、吸引パイプ12のストッパー15が支持アーム13に当たる下降極限位置で、丁度、吸引パイプ12の下端が、没入部に入るように設定されている。
これにより、没入部に集められた粉体塗料Aを残らず吸引して引き出すことができ、吸引パイプ12の下端によってプラスチック製の袋2が破られるということも防止できる。
次に、塗装作業が終了し、また、色替えを行う際には、吸引装置11を上昇させて、吸引管12を粉体塗料収納容器1内から引き抜いた後、載置台4上の粉体塗料収納容器1を回転テーブル23上に引き戻した後、図13に示すように、再び、吸引装置11を下降させて、載置台4の貫通する凹み部13を介して吸引装置11の吸引管12の下端と洗浄エアーノズル27とを接続する。
この状態で洗浄エアーノズル27から洗浄エアーを噴出させることにより、吸引装置11の吸引管12の内部と、塗料ホースの内部、塗装ガンの内部を洗浄することができる。
1 粉体塗料収納容器
2 袋
3 塗装ガン
4 載置台
5 台車
6 台板
7 防振材
8 振動装置
9 支柱
10 制御盤
11 吸引装置
12 吸引管
13 凹み部
13a 傾斜面
13b 貫通孔
14 支持孔
15 ストッパー
16 支持アーム
17 インジェクター
18 圧縮エアー
19 多孔質材
20 流動エアー
21 サブエアー
22 塗料供給装置室
23 回転テーブル
24 集塵機
25 集塵パイプ
26 シリンダー装置
27 洗浄エアーノズル
28 リミッットスイッチ
A 粉体塗料

Claims (10)

  1. 粉体塗料を収容する粉体塗料収納容器と、粉体塗料収納容器内の粉体塗料を吸引して搬送する吸引装置とを備える粉体塗料引き出し搬送装置において、粉体塗料を収容する粉体塗料収納容器を載置する載置台を備え、載置台の粉体塗料収納容器の底面と重なる部分に凹み部を形成し、粉体塗料収納容器の少なくとも底面材料を、載置台の凹み部に没入する可撓性材料によって形成し、載置台の凹み部に沿って没入する粉体塗料収納容器の底面没入部から粉体塗料を取り出すことを特徴とする粉体塗料引き出し搬送装置。
  2. 上記載置台の台面がほぼ水平面からなる請求項1記載の粉体塗料引き出し搬送装置。
  3. 上記載置台の凹み部が、中心に向かって傾斜する傾斜面に形成されている請求項1又は2記載の粉体塗料引き出し搬送装置。
  4. 上記載置台の凹み部が、台面を貫通する貫通孔によって形成されている請求項1又は2記載の粉体塗料引き出し搬送装置。
  5. 上記吸引装置が吸引パイプとインジェクターとを備え、吸引パイプが粉体塗料収納容器内に挿入されている請求項1〜4のいずれかに記載の粉体塗料引き出し搬送装置。
  6. 上記吸引パイプの吸引口が、載置台の凹み部に沿って没入する粉体塗料収納容器の底面没入部に位置することを特徴とする請求項5に記載の粉体塗料引き出し搬送装置。
  7. 上記吸引パイプが、載置台の凹み部に向かって自重により下降可能に粉体塗料収納容器に対して支持されている請求項5又は6記載の粉体塗料引き出し搬送装置。
  8. 上記載置台が移動可能な台車上に設置されている請求項1〜7のいずれかに記載の粉体塗料引き出し搬送装置。
  9. 載置台を上記台車上に防振材を介して設置し、載置台に振動バイブレータを設置したことを特徴とする請求項8記載の粉体塗料引き出し搬送装置。
  10. 上記台車上に塗装制御盤を設置したことを特徴とする請求項8又は9記載の粉体塗料引き出し搬送装置。
JP2010086799A 2010-04-05 2010-04-05 粉体塗料引き出し搬送装置 Expired - Fee Related JP5483350B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010086799A JP5483350B2 (ja) 2010-04-05 2010-04-05 粉体塗料引き出し搬送装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010086799A JP5483350B2 (ja) 2010-04-05 2010-04-05 粉体塗料引き出し搬送装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2011218244A true JP2011218244A (ja) 2011-11-04
JP5483350B2 JP5483350B2 (ja) 2014-05-07

Family

ID=45035908

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2010086799A Expired - Fee Related JP5483350B2 (ja) 2010-04-05 2010-04-05 粉体塗料引き出し搬送装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5483350B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN105032698A (zh) * 2014-04-24 2015-11-11 罗巴泰克股份公司 用于运送细粒介质的设备

Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS505770U (ja) * 1973-05-17 1975-01-21
JPH05329406A (ja) * 1992-04-30 1993-12-14 Nordson Corp 箱形状の容器から粉体被覆材料を移送する方法及び装置
JPH05345156A (ja) * 1990-11-12 1993-12-27 Imperial Chem Ind Plc <Ici> カートリッジおよび静電噴霧装置
JPH0663464A (ja) * 1992-08-20 1994-03-08 Onoda Cement Co Ltd 粉体塗料供給機
JPH0747325A (ja) * 1992-02-07 1995-02-21 Shibata Masaichi 粉体塗装装置
JP2001194907A (ja) * 2000-01-07 2001-07-19 Ricoh Co Ltd 粉体収納容器、粉体排出装置および画像形成装置
JP2002006690A (ja) * 2000-06-21 2002-01-11 Ricoh Co Ltd 現像剤容器の管理方法
JP2003107875A (ja) * 2001-09-28 2003-04-09 Canon Inc トナー補給容器及びトナー補給方法

Patent Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS505770U (ja) * 1973-05-17 1975-01-21
JPH05345156A (ja) * 1990-11-12 1993-12-27 Imperial Chem Ind Plc <Ici> カートリッジおよび静電噴霧装置
JPH0747325A (ja) * 1992-02-07 1995-02-21 Shibata Masaichi 粉体塗装装置
JPH05329406A (ja) * 1992-04-30 1993-12-14 Nordson Corp 箱形状の容器から粉体被覆材料を移送する方法及び装置
JPH0663464A (ja) * 1992-08-20 1994-03-08 Onoda Cement Co Ltd 粉体塗料供給機
JP2001194907A (ja) * 2000-01-07 2001-07-19 Ricoh Co Ltd 粉体収納容器、粉体排出装置および画像形成装置
JP2002006690A (ja) * 2000-06-21 2002-01-11 Ricoh Co Ltd 現像剤容器の管理方法
JP2003107875A (ja) * 2001-09-28 2003-04-09 Canon Inc トナー補給容器及びトナー補給方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN105032698A (zh) * 2014-04-24 2015-11-11 罗巴泰克股份公司 用于运送细粒介质的设备

Also Published As

Publication number Publication date
JP5483350B2 (ja) 2014-05-07

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP3486007A1 (en) Additive manufacturing chamber, additive manufacturing module and additive manufacturing apparatus therewith
JP2557602B2 (ja) 箱形状の容器から粉体被覆材料を移送する方法及び装置
US11065632B2 (en) Conveying device for the conveying of coating powder, powder center with the conveying device, and method for the cleaning of the powder center
US10202246B2 (en) Pedestal for supporting an adhesive melter and related systems and methods
JP5483350B2 (ja) 粉体塗料引き出し搬送装置
JP5828864B2 (ja) 乾式塗装設備
CN205361868U (zh) 一种真空浸漆罐
US6056483A (en) Powder coating material feeding apparatus
KR101417491B1 (ko) 크린 도포 시스템 및 클린 도포 건
JP2009072744A (ja) フレキシブルコンテナバッグの自動洗浄装置及びその洗浄方法
CN106029279A (zh) 焊料供给装置及焊料供给方法
JP4440220B2 (ja) 洗米機
JP3597920B2 (ja) 粉体塗料供給装置
JP5816468B2 (ja) 基板収容装置
CN215031682U (zh) 一种洗框机
CN212609485U (zh) 一种涂料灌装机
WO2017138077A1 (ja) 粘性流体供給装置
JPH09174001A (ja) 物品の洗浄装置
CN219745305U (zh) 一种喷房
CN219068527U (zh) 一种具备废料收集的贴片机
KR20140118080A (ko) 토너 정량 공급기
KR20100063505A (ko) 옷걸이 제조장치용 도장장치
CN212657815U (zh) 一种防漏水型恒温恒湿机
CN210701426U (zh) 一种机械电子工程用电子元件清洁装置
CN209158737U (zh) 一种发泡材料预存装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20130115

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20140130

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20140212

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20140212

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5483350

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees