JP2011216954A - 緊急通報システム - Google Patents

緊急通報システム Download PDF

Info

Publication number
JP2011216954A
JP2011216954A JP2010080421A JP2010080421A JP2011216954A JP 2011216954 A JP2011216954 A JP 2011216954A JP 2010080421 A JP2010080421 A JP 2010080421A JP 2010080421 A JP2010080421 A JP 2010080421A JP 2011216954 A JP2011216954 A JP 2011216954A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
mobile phone
information
emergency call
center device
storage unit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2010080421A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5489219B2 (ja
Inventor
Akio Oishi
章夫 大石
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Platforms Ltd
Original Assignee
NEC AccessTechnica Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NEC AccessTechnica Ltd filed Critical NEC AccessTechnica Ltd
Priority to JP2010080421A priority Critical patent/JP5489219B2/ja
Publication of JP2011216954A publication Critical patent/JP2011216954A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5489219B2 publication Critical patent/JP5489219B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Alarm Systems (AREA)
  • Telephonic Communication Services (AREA)

Abstract

【課題】通報者宅の緊急通報装置がセンター装置に緊急通報を行ったときに、緊急通報に対応する対応者が移動先から通報者宅への移動を容易に短時間で行うことができる緊急通報システムの提供。
【解決手段】対応者が所持する携帯電話40−1は、携帯電話40−1の現在位置情報を定期的にセンター装置50に送り、センター装置50は、携帯電話40−1の現在位置情報を受信する度に、受信した現在位置情報により対応者情報記憶部の携帯電話40−1の位置情報を更新する(S0)。センター装置50は、緊急通報装置10から緊急通報を受けた場合、対応者情報記憶部の携帯電話40−1の更新された位置情報と通報者情報記憶部の緊急通報装置10の位置情報とを基に、対応者から通報者宅への最短移動経路を表す移動経路情報を求め(S3)、携帯電話40−1に対し、前記移動経路情報を送信する(S4)。
【選択図】図3

Description

本発明は、緊急通報システムに関する。
関連技術としての緊急通報システムは、通報者宅に設けられる緊急通報装置と、センター装置とを備えている。緊急通報装置がセンター装置に緊急通報を行い、センター装置が緊急通報に対応する対応者に通知をする。
特許文献1(特開2005−141481号公報)は、図1、図3、及び段落[0037]に、
「コールセンタ507のパーソナル・コンピュータ508は、ステップ3cにおいて、緊急発報した加入者の現在位置情報を、予め把握されている複数の救援者の現在位置情報と比較する。そして、加入者に対して最も近い位置に存在する救援者、例えば警備員または警察官を選択し、選択された救援者の移動端末300に対し救援指示情報を送信する。このとき救援指示情報には、加入者の現在位置情報と、情報管理サーバ504に予め記憶されている加入者の属性情報を挿入する。加入者の属性情報には、例えば加入者の名前や性別、年齢が含まれる。」
ことを開示している。
特許文献2(特開2005−39700号公報)は、図1及び段落[0021]に、
「セキュリティサーバ9は、・・・通信サービス業者サーバ5の緊急連絡用メールを受信すると、該メールの内容(画像ファイル、音声ファイル、顧客情報)に従って、救急車、警察の手配、人員の現場急行などを行う。また、当該セキュリティサーバ9を利用する警備員が所有する携帯電話102に対し、必要に応じて緊急連絡メールを転送する。」
ことを開示している。
特開2005−141481号公報 特開2005−39700号公報
上記関連技術としての緊急通報システムでは、上述のように、緊急通報装置がセンター装置に緊急通報を行い、センター装置が緊急通報に対応する対応者に通知をする。この関連する緊急通報システムでは、対応者がセンター装置から通知を受けたとき、対応者が移動先にいた場合、対応者は移動先から通報者宅(緊急通報装置)への最適な移動経路(即ち、最短移動経路)を把握しておらず、移動を完了するまでに長時間を要するという課題がある。
本発明は、上記課題を解決することを目的とする。
本発明の一態様によれば、
通報者宅に設けられる緊急通報装置と、対応者が所持する携帯電話と、センター装置とを備えた緊急通報システムであって、
前記センター装置は、前記緊急通報装置の位置情報を通報者情報として記憶する通報者情報記憶部と、前記携帯電話の位置情報を対応者情報として記憶する対応者情報記憶部とを有し、
前記携帯電話は、該携帯電話の現在位置情報を定期的に前記センター装置に送る機能を有し、
前記センター装置は、前記携帯電話の現在位置情報を受信する度に、受信した現在位置情報により前記対応者情報記憶部の前記携帯電話の位置情報を更新する機能を有し、
前記センター装置は、前記緊急通報装置から緊急通報を受けた場合、前記対応者情報記憶部の前記携帯電話の更新された位置情報と前記通報者情報記憶部の前記緊急通報装置の位置情報とを基に、前記対応者から前記通報者宅への最短移動経路を表す移動経路情報を求め、前記携帯電話に対し、前記移動経路情報を送信することを特徴とする緊急通報システムが得られる。
本発明の他の態様によれば、
通報者宅に設けられる緊急通報装置と、対応者が所持する携帯電話と、センター装置とを備えた緊急通報システムにおける前記センター装置であって、
前記センター装置は、前記緊急通報装置の位置情報を通報者情報として記憶する通報者情報記憶部と、前記携帯電話の位置情報を対応者情報として記憶する対応者情報記憶部とを有し、
前記携帯電話は、該携帯電話の現在位置情報を定期的に前記センター装置に送る機能を有し、
前記センター装置は、前記携帯電話の現在位置情報を受信する度に、受信した現在位置情報により前記対応者情報記憶部の前記携帯電話の位置情報を更新する機能を有し、
前記センター装置は、前記緊急通報装置から緊急通報を受けた場合、前記対応者情報記憶部の前記携帯電話の更新された位置情報と前記通報者情報記憶部の前記緊急通報装置の位置情報とを基に、前記対応者から前記通報者宅への最短移動経路を表す移動経路情報を求め、前記携帯電話に対し、前記移動経路情報を送信することを特徴とするセンター装置が得られる。
本発明の更に他の態様によれば、
通報者宅に設けられる緊急通報装置と、対応者が所持する携帯電話と、センター装置とを備えた緊急通報システムに適用される緊急通報方法であって、
前記センター装置は、前記緊急通報装置の位置情報を通報者情報として記憶する通報者情報記憶部と、前記携帯電話の位置情報を対応者情報として記憶する対応者情報記憶部とを有しており、
前記緊急通報方法は、
前記携帯電話が、該携帯電話の現在位置情報を定期的に前記センター装置に送るステップと、
前記センター装置が、前記携帯電話の現在位置情報を受信する度に、受信した現在位置情報により前記対応者情報記憶部の前記携帯電話の位置情報を更新するステップと、
前記センター装置が、前記緊急通報装置から緊急通報を受けた場合、前記対応者情報記憶部の前記携帯電話の更新された位置情報と前記通報者情報記憶部の前記緊急通報装置の位置情報とを基に、前記対応者から前記通報者宅への最短移動経路を表す移動経路情報を求め、前記携帯電話に対し、前記移動経路情報を送信するステップとを、有することを特徴とする緊急通報方法が得られる。
本発明の別の態様によれば、
通報者宅に設けられる緊急通報装置と、対応者が所持する携帯電話と、通報者情報記憶部及び対応者情報記憶部を有するセンター装置とを備えた緊急通報システムにおける前記センター装置に格納され、該センター装置に所定の処理を実行させるためのセンター装置用プログラムであって、
該センター装置用プログラムは、前記センター装置に、前記所定の処理として、
前記緊急通報装置の位置情報を通報者情報として前記通報者情報記憶部に記憶させる処理と、
前記携帯電話の位置情報を対応者情報として前記対応者情報記憶部に記憶させる処理と、
前記携帯電話から定期的に送られてくる、前記携帯電話の現在位置情報を受信する度に、受信した現在位置情報により前記対応者情報記憶部の前記携帯電話の位置情報を更新する処理と、
前記緊急通報装置から緊急通報を受けた場合、前記対応者情報記憶部の前記携帯電話の更新された位置情報と前記通報者情報記憶部の前記緊急通報装置の位置情報とを基に、前記対応者から前記通報者宅への最短移動経路を表す移動経路情報を求め、前記携帯電話に対し、前記移動経路情報を送信する処理とを、実行させるものであることを特徴とするセンター装置用プログラムが得られる。
本発明による緊急通報システム、本発明によるセンター装置、本発明に緊急通報方法、本発明によるセンター装置用プログラムを用いれば、通報者宅の緊急通報装置がセンター装置に緊急通報を行ったときに、対応者が移動先にいた場合でも、対応者は移動先から通報者宅(緊急通報装置)への最短移動経路を把握することができ、移動を容易に短時間で行うことができる。
特許文献1(特開2005−141481号公報)は、上述のように、「救援指示情報」が、緊急発報した加入者の現在位置情報と、加入者の属性情報(例えば加入者の名前や性別、年齢)を含んでいる。しかしながら、「救援指示情報」には、前記選択された救援者から加入者への最適な移動経路(即ち、最短移動経路)を表す移動経路情報は含まれていない。
特許文献2(特開2005−39700号公報)は、上述のように、「救援連絡用メール」が、画像ファイル、音声ファイル、顧客情報を含んでいる。しかしながら、「救援連絡用メール」には、最適な移動経路(即ち、最短移動経路)を表す移動経路情報は含まれていない。
本発明の第1の実施形態による緊急通報システムに用いられる緊急通報装置を示すブロック図である。 上記第1の実施形態による緊急通報システムに用いられるセンター装置を示すブロック図である。 上記第1の実施形態による緊急通報システムの動作を説明するための図である。 本発明の第2の実施形態による緊急通報システムに用いられる緊急通報装置を示すブロック図である。 上記第2の実施形態による緊急通報システムの動作を説明するための図である。
以下、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。
上記関連技術としての緊急通報システムでは、上述のように、通報者宅の緊急通報装置がセンター装置に緊急通報を行ったときに、対応者が移動先にいた場合、対応者は移動先から通報者宅(緊急通報装置)への最短移動経路を把握しておらず、移動を完了するまでに長時間を要するという課題があった。
上記関連技術としての緊急通報システムでは、更に、通報された対応者より、さらに近い場所に別の対応者がいた場合でも、別の対応者が優先されない可能性があるという問題もあった。また対応者が移動している最中に、通報者の状況を把握し難いという問題もあった。
以下に述べる本発明の実施形態は、上記課題及び上記問題を解消するものである。本発明の実施形態によれば、通報者宅の緊急通報装置がセンター装置に緊急通報を行い、センター装置がこれに対応する対応者らに通知する緊急通報システムにおいて、対応者らが移動先にいる場合でも、通報者に最も近い位置にいる対応者に、通報者の位置までの最短移動経路を表す移動経路情報と、通報者の状況の動画情報とをセンター装置が配信することで、対応者が通報者の状況を把握しながら、迅速に通報者の位置まで移動できる緊急通報システムが得られる。
図1を参照すると、本発明の第1の実施形態による緊急通報システムに用いられる緊急通報装置10が示されている。
図2を参照すると、上記第1の実施形態による緊急通報システムに用いられるセンター装置50が示されている。
図3を参照すると、上記第1の実施形態による緊急通報システムの全体図が示されている。上記第1の実施形態による緊急通報システムは、図1の緊急通報装置10を、図2のセンター装置50と共に、図3の全体図のように組み合わせることで構成されている。
ここで、図1の緊急通報装置10の構成について説明する。
図1において、緊急通報装置10は、制御部11と、主記憶部12と、録音部13と、通報ボタン14と、送信部15と、蓄積部16と、動画処理部17と、USB接続部18とを有する。
制御部11は、緊急通報装置10全体の制御を行う。主記憶部12は、緊急通報装置10の制御に関わるデータを保持する。録音部13は、周囲の音を録音するためのものである。通報ボタン14は、通報者が緊急通報を知らせるためのボタンである。通報者が通報ボタン14を押すことにより緊急通報は送信部15を介してセンター装置50に送信される。送信部15は、緊急通報の事実および動画データをセンター装置50(図2)に対してCDMA (Code Division Multiple Access)回線20経由で送信する。蓄積部16は、録音部13に録音された音声データおよびカメラ30からの動画データを蓄積するためのものである。動画処理部17は、外部に接続されたカメラ30から受信した動画データと録音部13で録音した音声データを結合、符号化する機能を有する。USB接続部18は、外部のUSBカメラ30とUSB (Universal Serial Bus)を介して接続される。
次に、図2のセンター装置50の構成について説明する。
図2において、センター装置50は、通報受信部51と、通信部52と、制御部53と、情報蓄積部54と、対応者情報記憶部55と、動画配信制御部56と、経路情報記憶部57と、通報者情報記憶部58と、プログラム記憶部59とを有する。プログラム記憶部59には、センター装置50に所定の処理を実行させるためのセンター装置用プログラムが格納されている。
通報受信部51は、緊急通報装置10からの緊急通報を受信する。通信部52は、緊急通報に対応する対応者から位置情報を受信、および対応者へ通報者の情報、経路情報、動画情報を配信するためのものである。制御部53は、プログラム記憶部59に記憶されたセンター装置用プログラムに従って、センター装置50内の通信処理、計算処理等の処理を制御する。情報蓄積部54は、通報者から受信した緊急通報や動画情報を蓄積するためのものである。対応者情報記憶部55は、対応者の登録情報および対応者の位置情報(対応者が所持する携帯電話の位置情報)を記憶しておくためのものである。動画配信制御部56は、通報者から受信した動画情報を対応者に配信するときの制御を行う。経路情報記憶部57は、全国の地図経路情報、乗換情報、渋滞情報等を経路情報として記憶している。通報者情報記憶部58は、通報者の登録情報および通報者の位置情報(即ち、緊急通報装置10の位置情報)を記憶しておくためのものである。
次に、図3の緊急通報システムの構成について説明する。
図3において、通報者1がいる通報者宅100は、緊急通報装置10と、USBカメラ30とを有し、USBカメラ30は緊急通報装置10のUSB接続部18(図1)と接続されている。緊急通報装置10は、送信部15(図1)を用いて、センター装置50の通報受信部51(図2)に対してCDMA回線20を利用して論理的に接続する。対応者N-n(nは1、2、3のうちの一つの整数)として、知人N−1、救急の専門家N−2、警備の専門家N−3が存在する。対応者N-nは携帯電話40-nを有する。具体的には、対応者N−1、N−2、N−3はそれぞれ携帯電話40−1、40−2、40−3を有する。携帯電話40−1、40−2、40−3の各々は、GPS(Global Positioning System)機能41と、メール機能42と、通話機能43とを少なくとも有するもので、これら機能は当業者にとってよく知られており、これ以上の詳細な説明は省略する。
次に、図3の第1の実施形態による緊急通報システムの動作について説明する。
図3を図1及び図2と共に参照して第1の実施形態の動作について説明する。
まず通報者1はセンター装置50の通報者情報記憶部58に、持病の有無や、年齢といった自分の個人情報と通報者宅100の位置情報(即ち、緊急通報装置10の位置情報)をあらかじめ登録しておく。また、通報者1が緊急事態のときに対応する対応者N−nは、それぞれ自分の能力や通報者との関係といった情報をセンター装置50の対応者情報記憶部55に登録しておく。また、対応者N−nはGPS機能付き携帯電話40−nを使用して、それぞれ携帯電話40−nの位置情報を自分の位置情報としてセンター装置50の対応者情報記憶部55に登録する。更に、対応者N−nはGPS機能付き携帯電話40−nを使用して、それぞれ定期的に携帯電話40−nの位置情報を自分の位置情報としてセンター装置50の対応者情報記憶部55に登録を更新する(図3のS0)。
通報者1に緊急事態が生じたとき、通報者1は緊急通報装置10の通報ボタン14を押下する(図3のS1)。ここでいう緊急事態とは、通報者の体調の異変や、宅内の異変、事件、自己に類するものが発生したことを言う。なお、通報ボタン14は、緊急通報装置10本体から離れた位置にて通報者1が保持し押下するものであっても良い。
緊急通報装置10の制御部11は、通報ボタン14の押下を検出すると、USBで外部接続されたカメラ30と自身に内蔵された録音部13を起動し、通報者の状況を録音、録画し、動画情報を作成し始める。さらに、緊急通報装置10の制御部11は、送信部15よりセンター装置50に対して緊急通報の事実と、動画情報を送信する。動画情報の送信は緊急通報装置10が動作を停止する、またはセンター装置50が受信を停止するまで行う(図3のS2)。
センター装置50は緊急通報の事実と動画情報を受信すると、動画情報をオンデマンド配信可能な形に変換し蓄積する。また、センター装置50は、対応者情報記憶部55内の対応者の最新の位置情報と、通報者情報記憶部58内の通報者宅の位置情報と、経路情報記憶部57内の経路情報から、各対応者の位置と通報者の位置を結ぶ最短移動経路を表す移動経路情報を計算する。即ち、センター装置50の制御部53は、緊急通報装置10から緊急通報を受けた場合、対応者情報記憶部55の対応者(携帯電話)の位置情報と通報者情報記憶部58の通報者(緊急通報装置10)の位置情報とを基に、経路情報記憶部57内の、全国の地図経路情報、乗換情報、渋滞情報等の経路情報も参照して、その時点の対応者から通報者宅への最短移動経路を表す移動経路情報を計算する(図3のS3)。
さらに、センター装置50は計算した移動経路情報より、最短移動経路上最も近い対応者に、緊急通報の事実と、通報者の情報と、通報場所への移動経路情報と、通報者の状況を示した動画情報へのリンク情報を、メールおよび電話を通じて優先的に配信する(図3のS4)。
対応者はセンター装置50からの配信を受け取った後に、駆けつける旨をセンター装置50に報告し、動画情報にアクセスして通報者の現在の状況をリアルタイムで確認しながら、移動経路情報にて表された最短移動経路を使用して通報者の下に駆けつけることができる(図3のS5)。
本実施形態による第1の効果は、緊急通報に対応する対応者が移動する際に、そのときの通報者の位置までの最短移動経路を使用して移動することができることにある。
その効果が得られる理由は、センター装置50から対応者に通知を送信する際に、最短移動経路を表す移動経路情報を計算して、結果を配信するためである。
本実施形態による第2の効果は、緊急通報に対応する対応者が移動する際に、通報者の状況を動画でリアルタイムで確認することができることにある。
その効果が得られる理由は、緊急通報者が通報した際に、緊急通報装置10より動画情報をセンター装置50に送信し、これを対応者に配信するためである。
図1乃至図3の第1の実施形態の特徴は、以下のように捉えることができる。
ここで、緊急通報システムが、通報者宅100に設けられる緊急通報装置10と、対応者(知人)N−1が所持する携帯電話40−1と、センター装置(50)とを備えている場合を考える。
この場合、センター装置50は、緊急通報装置10の位置情報を通報者情報として記憶する通報者情報記憶部58と、携帯電話40−1の位置情報を対応者情報として記憶する対応者情報記憶部55とを有する。
携帯電話40−1は、携帯電話40−1の現在位置情報を定期的にセンター装置50に送る機能を有する(S0)。
センター装置50は、携帯電話40−1の現在位置情報を受信する度に、受信した現在位置情報により対応者情報記憶部55の携帯電話40−1の位置情報を更新する機能を有する。
センター装置50は、緊急通報装置10から緊急通報を受けた場合、対応者情報記憶部55の携帯電話40−1の更新された位置情報と通報者情報記憶部58の緊急通報装置10の位置情報とを基に、対応者(知人)N−1から通報者宅100への最短移動経路を表す移動経路情報を求め(S3)、携帯電話40−1に対し、前記移動経路情報を送信する(S4)。
この緊急通報システムにおいて、緊急通報装置10は、センター装置50に前記緊急通報を通知すると同時に、緊急通報装置10に接続されたカメラ30及びマイク13を用いて通報者宅100の通報者の状況を動画にて表す動画情報を作成し続け、作成し続けている動画情報をセンター装置50に送信し続ける。
センター装置50は、緊急通報装置10から前記緊急通報を受けた場合、携帯電話40−1に対し、前記移動経路情報を送信すると共に、緊急通報装置10が送信し続けている動画情報を蓄積し、蓄積した動画情報を携帯電話40−1に送信する。
ここで、前記緊急通報システムが、別の対応者(救急の専門家)N−2が所持する別の携帯電話40−2を更に備えている場合を考える。
この場合、センター装置50の対応者情報記憶部55は、別の携帯電話40−2の位置情報を別の対応者情報として記憶している。
別の携帯電話40−2は、別の携帯電話40−2の現在位置情報を定期的にセンター装置50に送る機能を有する(S0)。
センター装置50は、別の携帯電話40−2の現在位置情報を受信する度に、受信した現在位置情報により対応者情報記憶部55の別の携帯電話40−2の位置情報を更新する機能を有する。
センター装置50は、緊急通報装置10から緊急通報を受けた場合、対応者情報記憶部55の別の携帯電話40−2の更新された位置情報と通報者情報記憶部58の緊急通報装置10の位置情報とを基に、別の対応者N−2から通報者宅100への最短移動経路を表す別の移動経路情報を求め(S3)、別の携帯電話40−2が携帯電話40−1よりも最短移動経路において通報者宅100に近い位置にいる場合に、携帯電話40−1に対しては、前記移動経路情報を送信せずに、別の携帯電話40−2に対し、別の移動経路情報を送信する(S4)。
この場合、センター装置50は、緊急通報装置10から前記緊急通報を受けた場合、別の携帯電話40−2が携帯電話40−1よりも前記最短移動経路において通報者宅100に近い位置にいる場合に、携帯電話40−1に対しては、前記移動経路情報を送信せずに、別の携帯電話40−2に対し、前記別の移動経路情報を送信すると共に、緊急通報装置10が送信し続けている動画情報を蓄積し、蓄積した動画情報を別の携帯電話40−2に送信する。
センター装置50は、別の携帯電話40−2が携帯電話40−1よりも最短移動経路において通報者宅100に近い位置にいない場合には、別の携帯電話40−2に対しては、前記別の移動経路情報を送信せずに、携帯電話40−1に対し、前記移動経路情報を送信する(S4)。
前記緊急通報システムにおけるセンター装置50のプログラム記憶部59には、センター装置用プログラムが格納されている。
ここで、緊急通報システムが、通報者宅100に設けられる緊急通報装置10と、対応者(知人)N−1が所持する携帯電話40−1と、センター装置(50)とを備えている場合を考える。
この場合、センター装置用プログラムは、センター装置50に、所定の処理として、
緊急通報装置10の位置情報を通報者情報として通報者情報記憶部58に記憶させる処理と、
携帯電話40−1の位置情報を対応者情報として対応者情報記憶部55に記憶させる処理と、
携帯電話40−1から定期的に送られてくる、携帯電話40−1の現在位置情報を受信する度に、受信した現在位置情報により対応者情報記憶部55の携帯電話40−1の位置情報を更新する処理と、
緊急通報装置10から緊急通報を受けた場合、対応者情報記憶部55の携帯電話40−1の更新された位置情報と通報者情報記憶部58の緊急通報装置10の位置情報とを基に、前記対応者N−1から通報者宅100への最短移動経路を表す移動経路情報を求め、携帯電話40−1に対し、前記移動経路情報を送信する処理とを、実行させるものである。
ここで、前記緊急通報システムが、別の対応者(救急の専門家)N−2が所持する別の携帯電話40−2を更に備えている場合を考える。
この場合、前記センター装置用プログラムは、センター装置50に、前記所定の処理として、
別の携帯電話40−2の位置情報を別の対応者情報として対応者情報記憶部55に記憶させる処理と、
別の携帯電話40−2から定期的に送られてくる、別の携帯電話40−2の現在位置情報を受信する度に、受信した現在位置情報により対応者情報記憶部55の別の携帯電話40−2の位置情報を更新する処理と、
緊急通報装置10から緊急通報を受けた場合、対応者情報記憶部55の別の携帯電話40−2の更新された位置情報と通報者情報記憶部58の緊急通報装置10の位置情報とを基に、前記別の対応者から通報者宅100への最短移動経路を表す別の移動経路情報を求め、別の携帯電話40−2が携帯電話40−1よりも前記最短移動経路において通報者宅100に近い位置にいる場合に、携帯電話40−1に対しては、前記移動経路情報を送信せずに、別の携帯電話40−2に対し、前記別の移動経路情報を送信し、別の携帯電話40−2が携帯電話40−1よりも前記最短移動経路において通報者宅100に近い位置にいない場合には、別の携帯電話40−2に対しては、前記別の移動経路情報を送信せずに、携帯電話40−1に対し、前記移動経路情報を送信する処理を、実行させるものである。
次に、本発明の第2の実施形態による緊急通報システムについて説明する。その基本的構成は上記第1の実施形態による緊急通報システムのとおりであるが、通報者がセンター装置へ通報する際の方法と、センター装置が対応者へ情報を配信する際の制御方法についてさらに工夫している。
図4を参照すると、上記第2の実施形態による緊急通報システムに用いられる緊急通報装置10’が示されている。
図5を参照すると、上記第2の実施形態による緊急通報システムの全体図が示されている。
ここで、図4の緊急通報装置10’の構成について説明する。
図4において、緊急通報装置10’は、図1の緊急通報装置10の構成要素に加え、人間センサや人感センサ(human sensor)や電力センサ(electrical power sensor)等のセンサ部19を更に有する。センサ部19以外の構成要素については、図1の緊急通報装置10と同様のため省略する。
ここで、人間センサは、一般的に、生活リズムセンサ(life rhythm sensor)と呼ばれるセンサであり、戸の開け閉めがされた事や、電気メーター、ガスメーター、水道メーターなどを検知し、事象の発生を出力する。例えば、戸の開け閉めでは、通報者が在宅中で活動している場合、一定のリズムでこのセンサが検知さるが、在宅のはずなのに、これが検知されない場合、何らかの緊急事態が発生し、通報者が活動できなくなったと判断する。
人感センサは、熱源の動きを検知し、熱源を持ったもの(通報者)が部屋内に存在するのを出力する。留守中にこれが検知された場合は、侵入者の疑い有りと判断する。
電力センサも、生活リズムセンサ(life rhythm sensor)と呼ばれるセンサであり、通報者宅の電力消費量(電気メーター)を検知し、閾値を超える、または下回るような、異常な電気消費量を検知し、事象の発生を出力するものである。例えば、日常の平均的な電力消費量に、いくらかのマージンを持った閾値に対して、これを上回った場合、通報者が、電気機器の制御ができない状態に陥った疑い有りと判断する。
次に、図5を参照して、第2の実施形態による緊急通報システムの動作について詳細に説明する。
まず、通報者1はセンター装置50に、持病の有無や、年齢といった自分の個人情報と通報者宅100の位置情報(即ち、緊急通報装置10’の位置情報)をあらかじめ登録しておく。また、通報者1が緊急事態のときに対応する対応者N−nは、それぞれ自分の能力や通報者との関係といった情報をセンター装置50の対応者情報記憶部55に登録しておく。また、対応者N−nはGPS機能付き携帯電話40−nを使用して、それぞれ携帯電話40−nの位置情報を自分の位置情報としてセンター装置50の対応者情報記憶部55に登録する。更に、対応者N−nはGPS機能付き携帯電話40−nを使用して、それぞれ定期的に携帯電話40−nの位置情報を自分の位置情報としてセンター装置50の対応者情報記憶部55に登録を更新する(図5のS0’)。
緊急通報装置10’のセンサ部19が何らかの異常を検出したとき、緊急通報装置10’は通報者1の周辺で緊急事態が発生したと判断する。ここでいう何らかの異常とは、たとえば人間センサが丸一日反応しなかった場合や、留守中に人感センサが反応した場合等をいう(図5のS1’)。
緊急通報装置10’は緊急事態が発生したと判断すると、自動的にUSBで外部接続されたカメラ30と自身に内蔵された録音部13を起動し、緊急通報装置10’周囲の状況を録音、録画し、動画情報を作成し始める。さらに、送信部15よりセンター装置50に対して緊急通報の事実と、動画情報、異常を検出したセンサの情報を送信する。動画情報の送信は緊急通報装置10’が動作を停止する、またはセンター装置50が受信を停止するまで行う(図5のS2’)。
センター装置50は緊急通報の事実と動画情報を受信すると、動画情報をオンデマンド配信可能な形に変換し蓄積する。また、センター装置50は、対応者情報記憶部55内の対応者の最新の位置情報と、通報者情報記憶部58内の通報者宅の位置情報と、経路情報記憶部57内の経路情報から、各対応者の位置と通報者の位置を結ぶ最短移動経路を表す移動経路情報を計算する。即ち、センター装置50の制御部53は、緊急通報装置10’から緊急通報を受けた場合、対応者情報記憶部55の対応者(携帯電話)の位置情報と通報者情報記憶部58の通報者(緊急通報装置10’)の位置情報とを基に、経路情報記憶部57内の、全国の地図経路情報、乗換情報、渋滞情報等の経路情報も参照して、その時点の対応者から通報者宅への最短移動経路を表す移動経路情報を計算する。さらに、対応するのに最適な対応者を、対応者情報とセンサ情報より判断する。たとえば、人感センサが、丸一日反応しなかった場合は、通報者が動けないことを想定して、知人N−1や救急の専門家N−2を最適と判断する。留守中に人感センサが反応した場合は、不審者の侵入を想定して、警備の専門家N−3を最適と判断する(図5のS3’)。
さらに、センター装置50は計算した移動経路情報より、最短移動経路上最も近く、さらに最適な対応者(図5に図示の例では警備の専門家N−3)に、緊急通報の事実と、通報者の情報と、通報場所への移動経路情報と、通報者の状況を示した動画情報へのリンク情報を、メールおよび電話を通じて優先的に配信する(図5のS4’)。
対応者はセンター装置50からの配信を受け取った後に、駆けつける旨をセンター装置50に報告し、動画情報にアクセスして通報者の現在の状況をリアルタイムで確認しながら、移動経路情報にて表された最短移動経路を使用して通報者の下に駆けつけることができる(図5のS5’)。
このように、本実施形態では、第1の実施形態の効果に加えて、発生した緊急事態を自動的に通報する効果と、発生した緊急事態に対する最適な対応者を選別して通報できる効果が得られる。
以上、実施形態を参照して本願発明を詳細に説明したが、本願発明は上記実施形態に限定されるものではない。本願発明の構成や詳細には、本願発明のスコープ内で当業者が理解できる様々な変更をすることができる。
上記の実施形態の一部又は全部は、以下の付記のようにも記載されうるが、以下には限定されない。
(付記1)
通報者宅に設けられる緊急通報装置と、対応者が所持する携帯電話と、センター装置とを備えた緊急通報システムであって、
前記センター装置は、前記緊急通報装置の位置情報を通報者情報として記憶する通報者情報記憶部と、前記携帯電話の位置情報を対応者情報として記憶する対応者情報記憶部とを有し、
前記携帯電話は、該携帯電話の現在位置情報を定期的に前記センター装置に送る機能を有し、
前記センター装置は、前記携帯電話の現在位置情報を受信する度に、受信した現在位置情報により前記対応者情報記憶部の前記携帯電話の位置情報を更新する機能を有し、
前記センター装置は、前記緊急通報装置から緊急通報を受けた場合、前記対応者情報記憶部の前記携帯電話の更新された位置情報と前記通報者情報記憶部の前記緊急通報装置の位置情報とを基に、前記対応者から前記通報者宅への最短移動経路を表す移動経路情報を求め、前記携帯電話に対し、前記移動経路情報を送信することを特徴とする緊急通報システム。
(付記2)
付記1に記載の緊急通報システムにおいて、
別の対応者が所持する別の携帯電話を更に備えた緊急通報システムであって、
前記センター装置の前記対応者情報記憶部は、前記別の携帯電話の位置情報を別の対応者情報として記憶しており、
前記別の携帯電話は、該別の携帯電話の現在位置情報を定期的に前記センター装置に送る機能を有し、
前記センター装置は、前記別の携帯電話の現在位置情報を受信する度に、受信した現在位置情報により前記対応者情報記憶部の前記別の携帯電話の位置情報を更新する機能を有し、
前記センター装置は、前記緊急通報装置から緊急通報を受けた場合、前記対応者情報記憶部の前記別の携帯電話の更新された位置情報と前記通報者情報記憶部の前記緊急通報装置の位置情報とを基に、前記別の対応者から前記通報者宅への最短移動経路を表す別の移動経路情報を求め、前記別の携帯電話が前記携帯電話よりも前記最短移動経路において前記通報者宅に近い位置にいる場合に、前記携帯電話に対しては、前記移動経路情報を送信せずに、前記別の携帯電話に対し、前記別の移動経路情報を送信することを特徴とする緊急通報システム。
(付記3)
付記2に記載の緊急通報システムにおいて、
前記センター装置は、前記緊急通報装置から緊急通報を受けた場合、前記対応者情報記憶部の前記別の携帯電話の更新された位置情報と前記通報者情報記憶部の前記緊急通報装置の位置情報とを基に、前記別の対応者から前記通報者宅への最短移動経路を表す別の移動経路情報を求め、前記別の携帯電話が前記携帯電話よりも前記最短移動経路において前記通報者宅に近い位置にいない場合には、前記別の携帯電話に対しては、前記別の移動経路情報を送信せずに、前記携帯電話に対し、前記移動経路情報を送信することを特徴とする緊急通報システム。
(付記4)
付記1に記載の緊急通報システムにおいて、
前記緊急通報装置は、前記センター装置に前記緊急通報を通知すると同時に、前記緊急通報装置に接続されたカメラ及びマイクを用いて前記通報者宅の通報者の状況を動画にて表す動画情報を作成し続け、作成し続けている動画情報を前記センター装置に送信し続け、
前記センター装置は、前記緊急通報装置から前記緊急通報を受けた場合、前記携帯電話に対し、前記移動経路情報を送信すると共に、前記緊急通報装置が送信し続けている動画情報を蓄積し、蓄積した動画情報を前記携帯電話に送信することを特徴とする緊急通報システム。
(付記5)
付記2に記載の緊急通報システムにおいて、
前記緊急通報装置は、前記センター装置に前記緊急通報を通知すると同時に、前記緊急通報装置に接続されたカメラ及びマイクを用いて前記通報者宅の通報者の状況を動画にて表す動画情報を作成し続け、作成し続けている動画情報を前記センター装置に送信し続け、
前記センター装置は、前記緊急通報装置から前記緊急通報を受けた場合、前記別の携帯電話が前記携帯電話よりも前記最短移動経路において前記通報者宅に近い位置にいる場合に、前記携帯電話に対しては、前記移動経路情報を送信せずに、前記別の携帯電話に対し、前記別の移動経路情報を送信すると共に、前記緊急通報装置が送信し続けている動画情報を蓄積し、蓄積した動画情報を前記別の携帯電話に送信することを特徴とする緊急通報システム。
(付記6)
付記3に記載の緊急通報システムにおいて、
前記緊急通報装置は、前記センター装置に前記緊急通報を通知すると同時に、前記緊急通報装置に接続されたカメラ及びマイクを用いて前記通報者宅の通報者の状況を動画にて表す動画情報を作成し続け、作成し続けている動画情報を前記センター装置に送信し続け、
前記センター装置は、前記緊急通報装置から前記緊急通報を受けた場合、前記別の携帯電話が前記携帯電話よりも前記最短移動経路において前記通報者宅に近い位置にいない場合には、前記別の携帯電話に対しては、前記別の移動経路情報を送信せずに、前記携帯電話に対し、前記移動経路情報を送信すると共に、前記緊急通報装置が送信し続けている動画情報を蓄積し、蓄積した動画情報を前記別の携帯電話に送信することを特徴とする緊急通報システム。
(付記7)
通報者宅に設けられる緊急通報装置と、対応者が所持する携帯電話と、センター装置とを備えた緊急通報システムにおける前記センター装置であって、
前記センター装置は、前記緊急通報装置の位置情報を通報者情報として記憶する通報者情報記憶部と、前記携帯電話の位置情報を対応者情報として記憶する対応者情報記憶部とを有し、
前記携帯電話は、該携帯電話の現在位置情報を定期的に前記センター装置に送る機能を有し、
前記センター装置は、前記携帯電話の現在位置情報を受信する度に、受信した現在位置情報により前記対応者情報記憶部の前記携帯電話の位置情報を更新する機能を有し、
前記センター装置は、前記緊急通報装置から緊急通報を受けた場合、前記対応者情報記憶部の前記携帯電話の更新された位置情報と前記通報者情報記憶部の前記緊急通報装置の位置情報とを基に、前記対応者から前記通報者宅への最短移動経路を表す移動経路情報を求め、前記携帯電話に対し、前記移動経路情報を送信することを特徴とするセンター装置。
(付記8)
付記7に記載のセンター装置において、
前記緊急通報システムは、別の対応者が所持する別の携帯電話を更に備えており、
前記センター装置の前記対応者情報記憶部は、前記別の携帯電話の位置情報を別の対応者情報として記憶しており、
前記別の携帯電話は、該別の携帯電話の現在位置情報を定期的に前記センター装置に送る機能を有し、
前記センター装置は、前記別の携帯電話の現在位置情報を受信する度に、受信した現在位置情報により前記対応者情報記憶部の前記別の携帯電話の位置情報を更新する機能を有し、
前記センター装置は、前記緊急通報装置から緊急通報を受けた場合、前記対応者情報記憶部の前記別の携帯電話の更新された位置情報と前記通報者情報記憶部の前記緊急通報装置の位置情報とを基に、前記別の対応者から前記通報者宅への最短移動経路を表す別の移動経路情報を求め、前記別の携帯電話が前記携帯電話よりも前記最短移動経路において前記通報者宅に近い位置にいる場合に、前記携帯電話に対しては、前記移動経路情報を送信せずに、前記別の携帯電話に対し、前記別の移動経路情報を送信することを特徴とするセンター装置。
(付記9)
付記8に記載のセンター装置において、
前記センター装置は、前記緊急通報装置から緊急通報を受けた場合、前記対応者情報記憶部の前記別の携帯電話の更新された位置情報と前記通報者情報記憶部の前記緊急通報装置の位置情報とを基に、前記別の対応者から前記通報者宅への最短移動経路を表す別の移動経路情報を求め、前記別の携帯電話が前記携帯電話よりも前記最短移動経路において前記通報者宅に近い位置にいない場合には、前記別の携帯電話に対しては、前記別の移動経路情報を送信せずに、前記携帯電話に対し、前記移動経路情報を送信することを特徴とするセンター装置。
(付記10)
付記7に記載のセンター装置において、
前記緊急通報装置は、前記センター装置に前記緊急通報を通知すると同時に、前記緊急通報装置に接続されたカメラ及びマイクを用いて前記通報者宅の通報者の状況を動画にて表す動画情報を作成し続け、作成し続けている動画情報を前記センター装置に送信し続け、
前記センター装置は、前記緊急通報装置から前記緊急通報を受けた場合、前記携帯電話に対し、前記移動経路情報を送信すると共に、前記緊急通報装置が送信し続けている動画情報を蓄積し、蓄積した動画情報を前記携帯電話に送信することを特徴とするセンター装置。
(付記11)
付記8に記載のセンター装置において、
前記緊急通報装置は、前記センター装置に前記緊急通報を通知すると同時に、前記緊急通報装置に接続されたカメラ及びマイクを用いて前記通報者宅の通報者の状況を動画にて表す動画情報を作成し続け、作成し続けている動画情報を前記センター装置に送信し続け、
前記センター装置は、前記緊急通報装置から前記緊急通報を受けた場合、前記別の携帯電話が前記携帯電話よりも前記最短移動経路において前記通報者宅に近い位置にいる場合に、前記携帯電話に対しては、前記移動経路情報を送信せずに、前記別の携帯電話に対し、前記別の移動経路情報を送信すると共に、前記緊急通報装置が送信し続けている動画情報を蓄積し、蓄積した動画情報を前記別の携帯電話に送信することを特徴とするセンター装置。
(付記12)
付記9に記載のセンター装置において、
前記緊急通報装置は、前記センター装置に前記緊急通報を通知すると同時に、前記緊急通報装置に接続されたカメラ及びマイクを用いて前記通報者宅の通報者の状況を動画にて表す動画情報を作成し続け、作成し続けている動画情報を前記センター装置に送信し続け、
前記センター装置は、前記緊急通報装置から前記緊急通報を受けた場合、前記別の携帯電話が前記携帯電話よりも前記最短移動経路において前記通報者宅に近い位置にいない場合には、前記別の携帯電話に対しては、前記別の移動経路情報を送信せずに、前記携帯電話に対し、前記移動経路情報を送信すると共に、前記緊急通報装置が送信し続けている動画情報を蓄積し、蓄積した動画情報を前記別の携帯電話に送信することを特徴とするセンター装置。
(付記13)
通報者宅に設けられる緊急通報装置と、対応者が所持する携帯電話と、センター装置とを備えた緊急通報システムに適用される緊急通報方法であって、
前記センター装置は、前記緊急通報装置の位置情報を通報者情報として記憶する通報者情報記憶部と、前記携帯電話の位置情報を対応者情報として記憶する対応者情報記憶部とを有しており、
前記緊急通報方法は、
前記携帯電話が、該携帯電話の現在位置情報を定期的に前記センター装置に送るステップと、
前記センター装置が、前記携帯電話の現在位置情報を受信する度に、受信した現在位置情報により前記対応者情報記憶部の前記携帯電話の位置情報を更新するステップと、
前記センター装置が、前記緊急通報装置から緊急通報を受けた場合、前記対応者情報記憶部の前記携帯電話の更新された位置情報と前記通報者情報記憶部の前記緊急通報装置の位置情報とを基に、前記対応者から前記通報者宅への最短移動経路を表す移動経路情報を求め、前記携帯電話に対し、前記移動経路情報を送信するステップとを、有することを特徴とする緊急通報方法。
(付記14)
付記13に記載の緊急通報方法において、
前記緊急通報システムは、別の対応者が所持する別の携帯電話を更に備えており、
前記センター装置の前記対応者情報記憶部は、前記別の携帯電話の位置情報を別の対応者情報として記憶しており、
前記緊急通報方法は、
前記別の携帯電話が、該別の携帯電話の現在位置情報を定期的に前記センター装置に送るステップと、
前記センター装置が、前記別の携帯電話の現在位置情報を受信する度に、受信した現在位置情報により前記対応者情報記憶部の前記別の携帯電話の位置情報を更新するステップと、
前記センター装置が、前記緊急通報装置から緊急通報を受けた場合、前記対応者情報記憶部の前記別の携帯電話の更新された位置情報と前記通報者情報記憶部の前記緊急通報装置の位置情報とを基に、前記別の対応者から前記通報者宅への最短移動経路を表す別の移動経路情報を求め、前記別の携帯電話が前記携帯電話よりも前記最短移動経路において前記通報者宅に近い位置にいる場合に、前記携帯電話に対しては、前記移動経路情報を送信せずに、前記別の携帯電話に対し、前記別の移動経路情報を送信するステップとを、更に有することを特徴とする緊急通報方法。
(付記15)
付記14に記載の緊急通報方法において、
前記センター装置が、前記緊急通報装置から緊急通報を受けた場合、前記対応者情報記憶部の前記別の携帯電話の更新された位置情報と前記通報者情報記憶部の前記緊急通報装置の位置情報とを基に、前記別の対応者から前記通報者宅への最短移動経路を表す別の移動経路情報を求め、前記別の携帯電話が前記携帯電話よりも前記最短移動経路において前記通報者宅に近い位置にいない場合には、前記別の携帯電話に対しては、前記別の移動経路情報を送信せずに、前記携帯電話に対し、前記移動経路情報を送信するステップを有することを特徴とする緊急通報方法。
(付記16)
付記13に記載の緊急通報方法において、
前記緊急通報装置が、前記センター装置に前記緊急通報を通知すると同時に、前記緊急通報装置に接続されたカメラ及びマイクを用いて前記通報者宅の通報者の状況を動画にて表す動画情報を作成し続け、作成し続けている動画情報を前記センター装置に送信し続けるステップと、
前記センター装置が、前記緊急通報装置から前記緊急通報を受けた場合、前記携帯電話に対し、前記移動経路情報を送信すると共に、前記緊急通報装置が送信し続けている動画情報を蓄積し、蓄積した動画情報を前記携帯電話に送信するステップとを、更に有することを特徴とする緊急通報方法。
(付記17)
付記14に記載の緊急通報方法において、
前記緊急通報装置が、前記センター装置に前記緊急通報を通知すると同時に、前記緊急通報装置に接続されたカメラ及びマイクを用いて前記通報者宅の通報者の状況を動画にて表す動画情報を作成し続け、作成し続けている動画情報を前記センター装置に送信し続けるステップと、
前記センター装置が、前記緊急通報装置から前記緊急通報を受けた場合、前記別の携帯電話が前記携帯電話よりも前記最短移動経路において前記通報者宅に近い位置にいる場合に、前記携帯電話に対しては、前記移動経路情報を送信せずに、前記別の携帯電話に対し、前記別の移動経路情報を送信すると共に、前記緊急通報装置が送信し続けている動画情報を蓄積し、蓄積した動画情報を前記別の携帯電話に送信するステップとを、更に有することを特徴とする緊急通報方法。
(付記18)
付記15に記載の緊急通報方法において、
前記緊急通報装置が、前記センター装置に前記緊急通報を通知すると同時に、前記緊急通報装置に接続されたカメラ及びマイクを用いて前記通報者宅の通報者の状況を動画にて表す動画情報を作成し続け、作成し続けている動画情報を前記センター装置に送信し続けるステップと、
前記センター装置が、前記緊急通報装置から前記緊急通報を受けた場合、前記別の携帯電話が前記携帯電話よりも前記最短移動経路において前記通報者宅に近い位置にいない場合には、前記別の携帯電話に対しては、前記別の移動経路情報を送信せずに、前記携帯電話に対し、前記移動経路情報を送信すると共に、前記緊急通報装置が送信し続けている動画情報を蓄積し、蓄積した動画情報を前記別の携帯電話に送信するステップとを、更に有することを特徴とする緊急通報方法。
(付記19)
通報者宅に設けられる緊急通報装置と、対応者が所持する携帯電話と、通報者情報記憶部及び対応者情報記憶部を有するセンター装置とを備えた緊急通報システムにおける前記センター装置に格納され、該センター装置に所定の処理を実行させるためのセンター装置用プログラムであって、
該センター装置用プログラムは、前記センター装置に、前記所定の処理として、
前記緊急通報装置の位置情報を通報者情報として前記通報者情報記憶部に記憶させる処理と、
前記携帯電話の位置情報を対応者情報として前記対応者情報記憶部に記憶させる処理と、
前記携帯電話から定期的に送られてくる、前記携帯電話の現在位置情報を受信する度に、受信した現在位置情報により前記対応者情報記憶部の前記携帯電話の位置情報を更新する処理と、
前記緊急通報装置から緊急通報を受けた場合、前記対応者情報記憶部の前記携帯電話の更新された位置情報と前記通報者情報記憶部の前記緊急通報装置の位置情報とを基に、前記対応者から前記通報者宅への最短移動経路を表す移動経路情報を求め、前記携帯電話に対し、前記移動経路情報を送信する処理とを、実行させるものであることを特徴とするセンター装置用プログラム。
(付記20)
付記19に記載のセンター装置用プログラムにおいて、
前記緊急通報システムは、別の対応者が所持する別の携帯電話を更に備えており、
前記センター装置用プログラムは、前記センター装置に、前記所定の処理として、
前記別の携帯電話の位置情報を別の対応者情報として前記対応者情報記憶部に記憶させる処理と、
前記別の携帯電話から定期的に送られてくる、前記別の携帯電話の現在位置情報を受信する度に、受信した現在位置情報により前記対応者情報記憶部の前記別の携帯電話の位置情報を更新する処理と、
前記緊急通報装置から緊急通報を受けた場合、前記対応者情報記憶部の前記別の携帯電話の更新された位置情報と前記通報者情報記憶部の前記緊急通報装置の位置情報とを基に、前記別の対応者から前記通報者宅への最短移動経路を表す別の移動経路情報を求め、前記別の携帯電話が前記携帯電話よりも前記最短移動経路において前記通報者宅に近い位置にいる場合に、前記携帯電話に対しては、前記移動経路情報を送信せずに、前記別の携帯電話に対し、前記別の移動経路情報を送信する処理とを、実行させるものであることを特徴とするセンター装置用プログラム。
(付記21)
付記20に記載のセンター装置用プログラムにおいて、
前記センター装置用プログラムは、前記センター装置に、前記所定の処理として、
前記緊急通報装置から緊急通報を受けた場合、前記対応者情報記憶部の前記別の携帯電話の更新された位置情報と前記通報者情報記憶部の前記緊急通報装置の位置情報とを基に、前記別の対応者から前記通報者宅への最短移動経路を表す別の移動経路情報を求め、前記別の携帯電話が前記携帯電話よりも前記最短移動経路において前記通報者宅に近い位置にいない場合には、前記別の携帯電話に対しては、前記別の移動経路情報を送信せずに、前記携帯電話に対し、前記移動経路情報を送信する処理を、実行させるものであることを特徴とするセンター装置用プログラム。
10 緊急通報装置
10’ 緊急通報装置
11 制御部
12 主記憶部
13 録音部
14 通報ボタン
15 送信部
16 蓄積部
17 動画処理部
18 USB接続部
19 センサ部
20 CDMA回線
30 USBカメラ
40−1 携帯電話
40−2 携帯電話
40−3 携帯電話
41 GPS機能
42 メール機能
43 通話機能
50 センター装置
51 通報受信部
52 通信部
53 制御部
54 情報蓄積部
55 対応者情報記憶部
56 動画配信制御部
57 経路情報記憶部
58 通報者情報記憶部
59 プログラム記憶部

Claims (10)

  1. 通報者宅に設けられる緊急通報装置と、対応者が所持する携帯電話と、センター装置とを備えた緊急通報システムであって、
    前記センター装置は、前記緊急通報装置の位置情報を通報者情報として記憶する通報者情報記憶部と、前記携帯電話の位置情報を対応者情報として記憶する対応者情報記憶部とを有し、
    前記携帯電話は、該携帯電話の現在位置情報を定期的に前記センター装置に送る機能を有し、
    前記センター装置は、前記携帯電話の現在位置情報を受信する度に、受信した現在位置情報により前記対応者情報記憶部の前記携帯電話の位置情報を更新する機能を有し、
    前記センター装置は、前記緊急通報装置から緊急通報を受けた場合、前記対応者情報記憶部の前記携帯電話の更新された位置情報と前記通報者情報記憶部の前記緊急通報装置の位置情報とを基に、前記対応者から前記通報者宅への最短移動経路を表す移動経路情報を求め、前記携帯電話に対し、前記移動経路情報を送信することを特徴とする緊急通報システム。
  2. 請求項1に記載の緊急通報システムにおいて、
    別の対応者が所持する別の携帯電話を更に備えた緊急通報システムであって、
    前記センター装置の前記対応者情報記憶部は、前記別の携帯電話の位置情報を別の対応者情報として記憶しており、
    前記別の携帯電話は、該別の携帯電話の現在位置情報を定期的に前記センター装置に送る機能を有し、
    前記センター装置は、前記別の携帯電話の現在位置情報を受信する度に、受信した現在位置情報により前記対応者情報記憶部の前記別の携帯電話の位置情報を更新する機能を有し、
    前記センター装置は、前記緊急通報装置から緊急通報を受けた場合、前記対応者情報記憶部の前記別の携帯電話の更新された位置情報と前記通報者情報記憶部の前記緊急通報装置の位置情報とを基に、前記別の対応者から前記通報者宅への最短移動経路を表す別の移動経路情報を求め、前記別の携帯電話が前記携帯電話よりも前記最短移動経路において前記通報者宅に近い位置にいる場合に、前記携帯電話に対しては、前記移動経路情報を送信せずに、前記別の携帯電話に対し、前記別の移動経路情報を送信することを特徴とする緊急通報システム。
  3. 請求項2に記載の緊急通報システムにおいて、
    前記センター装置は、前記緊急通報装置から緊急通報を受けた場合、前記対応者情報記憶部の前記別の携帯電話の更新された位置情報と前記通報者情報記憶部の前記緊急通報装置の位置情報とを基に、前記別の対応者から前記通報者宅への最短移動経路を表す別の移動経路情報を求め、前記別の携帯電話が前記携帯電話よりも前記最短移動経路において前記通報者宅に近い位置にいない場合には、前記別の携帯電話に対しては、前記別の移動経路情報を送信せずに、前記携帯電話に対し、前記移動経路情報を送信することを特徴とする緊急通報システム。
  4. 請求項1に記載の緊急通報システムにおいて、
    前記緊急通報装置は、前記センター装置に前記緊急通報を通知すると同時に、前記緊急通報装置に接続されたカメラ及びマイクを用いて前記通報者宅の通報者の状況を動画にて表す動画情報を作成し続け、作成し続けている動画情報を前記センター装置に送信し続け、
    前記センター装置は、前記緊急通報装置から前記緊急通報を受けた場合、前記携帯電話に対し、前記移動経路情報を送信すると共に、前記緊急通報装置が送信し続けている動画情報を蓄積し、蓄積した動画情報を前記携帯電話に送信することを特徴とする緊急通報システム。
  5. 請求項2に記載の緊急通報システムにおいて、
    前記緊急通報装置は、前記センター装置に前記緊急通報を通知すると同時に、前記緊急通報装置に接続されたカメラ及びマイクを用いて前記通報者宅の通報者の状況を動画にて表す動画情報を作成し続け、作成し続けている動画情報を前記センター装置に送信し続け、
    前記センター装置は、前記緊急通報装置から前記緊急通報を受けた場合、前記別の携帯電話が前記携帯電話よりも前記最短移動経路において前記通報者宅に近い位置にいる場合に、前記携帯電話に対しては、前記移動経路情報を送信せずに、前記別の携帯電話に対し、前記別の移動経路情報を送信すると共に、前記緊急通報装置が送信し続けている動画情報を蓄積し、蓄積した動画情報を前記別の携帯電話に送信することを特徴とする緊急通報システム。
  6. 請求項3に記載の緊急通報システムにおいて、
    前記緊急通報装置は、前記センター装置に前記緊急通報を通知すると同時に、前記緊急通報装置に接続されたカメラ及びマイクを用いて前記通報者宅の通報者の状況を動画にて表す動画情報を作成し続け、作成し続けている動画情報を前記センター装置に送信し続け、
    前記センター装置は、前記緊急通報装置から前記緊急通報を受けた場合、前記別の携帯電話が前記携帯電話よりも前記最短移動経路において前記通報者宅に近い位置にいない場合には、前記別の携帯電話に対しては、前記別の移動経路情報を送信せずに、前記携帯電話に対し、前記移動経路情報を送信すると共に、前記緊急通報装置が送信し続けている動画情報を蓄積し、蓄積した動画情報を前記別の携帯電話に送信することを特徴とする緊急通報システム。
  7. 通報者宅に設けられる緊急通報装置と、対応者が所持する携帯電話と、センター装置とを備えた緊急通報システムにおける前記センター装置であって、
    前記センター装置は、前記緊急通報装置の位置情報を通報者情報として記憶する通報者情報記憶部と、前記携帯電話の位置情報を対応者情報として記憶する対応者情報記憶部とを有し、
    前記携帯電話は、該携帯電話の現在位置情報を定期的に前記センター装置に送る機能を有し、
    前記センター装置は、前記携帯電話の現在位置情報を受信する度に、受信した現在位置情報により前記対応者情報記憶部の前記携帯電話の位置情報を更新する機能を有し、
    前記センター装置は、前記緊急通報装置から緊急通報を受けた場合、前記対応者情報記憶部の前記携帯電話の更新された位置情報と前記通報者情報記憶部の前記緊急通報装置の位置情報とを基に、前記対応者から前記通報者宅への最短移動経路を表す移動経路情報を求め、前記携帯電話に対し、前記移動経路情報を送信することを特徴とするセンター装置。
  8. 請求項7に記載のセンター装置において、
    前記緊急通報システムは、別の対応者が所持する別の携帯電話を更に備えており、
    前記センター装置の前記対応者情報記憶部は、前記別の携帯電話の位置情報を別の対応者情報として記憶しており、
    前記別の携帯電話は、該別の携帯電話の現在位置情報を定期的に前記センター装置に送る機能を有し、
    前記センター装置は、前記別の携帯電話の現在位置情報を受信する度に、受信した現在位置情報により前記対応者情報記憶部の前記別の携帯電話の位置情報を更新する機能を有し、
    前記センター装置は、前記緊急通報装置から緊急通報を受けた場合、前記対応者情報記憶部の前記別の携帯電話の更新された位置情報と前記通報者情報記憶部の前記緊急通報装置の位置情報とを基に、前記別の対応者から前記通報者宅への最短移動経路を表す別の移動経路情報を求め、前記別の携帯電話が前記携帯電話よりも前記最短移動経路において前記通報者宅に近い位置にいる場合に、前記携帯電話に対しては、前記移動経路情報を送信せずに、前記別の携帯電話に対し、前記別の移動経路情報を送信することを特徴とするセンター装置。
  9. 通報者宅に設けられる緊急通報装置と、対応者が所持する携帯電話と、センター装置とを備えた緊急通報システムに適用される緊急通報方法であって、
    前記センター装置は、前記緊急通報装置の位置情報を通報者情報として記憶する通報者情報記憶部と、前記携帯電話の位置情報を対応者情報として記憶する対応者情報記憶部とを有しており、
    前記緊急通報方法は、
    前記携帯電話が、該携帯電話の現在位置情報を定期的に前記センター装置に送るステップと、
    前記センター装置が、前記携帯電話の現在位置情報を受信する度に、受信した現在位置情報により前記対応者情報記憶部の前記携帯電話の位置情報を更新するステップと、
    前記センター装置が、前記緊急通報装置から緊急通報を受けた場合、前記対応者情報記憶部の前記携帯電話の更新された位置情報と前記通報者情報記憶部の前記緊急通報装置の位置情報とを基に、前記対応者から前記通報者宅への最短移動経路を表す移動経路情報を求め、前記携帯電話に対し、前記移動経路情報を送信するステップとを、有することを特徴とする緊急通報方法。
  10. 通報者宅に設けられる緊急通報装置と、対応者が所持する携帯電話と、通報者情報記憶部及び対応者情報記憶部を有するセンター装置とを備えた緊急通報システムにおける前記センター装置に格納され、該センター装置に所定の処理を実行させるためのセンター装置用プログラムであって、
    該センター装置用プログラムは、前記センター装置に、前記所定の処理として、
    前記緊急通報装置の位置情報を通報者情報として前記通報者情報記憶部に記憶させる処理と、
    前記携帯電話の位置情報を対応者情報として前記対応者情報記憶部に記憶させる処理と、
    前記携帯電話から定期的に送られてくる、前記携帯電話の現在位置情報を受信する度に、受信した現在位置情報により前記対応者情報記憶部の前記携帯電話の位置情報を更新する処理と、
    前記緊急通報装置から緊急通報を受けた場合、前記対応者情報記憶部の前記携帯電話の更新された位置情報と前記通報者情報記憶部の前記緊急通報装置の位置情報とを基に、前記対応者から前記通報者宅への最短移動経路を表す移動経路情報を求め、前記携帯電話に対し、前記移動経路情報を送信する処理とを、実行させるものであることを特徴とするセンター装置用プログラム。
JP2010080421A 2010-03-31 2010-03-31 緊急通報システム Expired - Fee Related JP5489219B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010080421A JP5489219B2 (ja) 2010-03-31 2010-03-31 緊急通報システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010080421A JP5489219B2 (ja) 2010-03-31 2010-03-31 緊急通報システム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2011216954A true JP2011216954A (ja) 2011-10-27
JP5489219B2 JP5489219B2 (ja) 2014-05-14

Family

ID=44946297

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2010080421A Expired - Fee Related JP5489219B2 (ja) 2010-03-31 2010-03-31 緊急通報システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5489219B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013196562A (ja) * 2012-03-22 2013-09-30 Nec Access Technica Ltd 監視装置、監視システム、及び、監視方法
WO2016103332A1 (ja) * 2014-12-22 2016-06-30 株式会社 テクノミライ デジタルファインドセキュリティシステム、方法及びプログラム

Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002063669A (ja) * 2000-08-22 2002-02-28 Mitsubishi Electric Building Techno Service Co Ltd ビルの遠隔監視システム
JP2003151055A (ja) * 2001-11-08 2003-05-23 Toshiba Corp 自動通報装置
JP2003256989A (ja) * 2002-03-05 2003-09-12 Koichi Hirata タクシー配車システム
JP2005117575A (ja) * 2003-10-10 2005-04-28 Mitsubishi Electric Corp 管理サーバおよび監視システム
JP2005316578A (ja) * 2004-04-27 2005-11-10 Nec Saitama Ltd セキュリティシステム及び防犯機能付き携帯端末
JP2006285643A (ja) * 2005-03-31 2006-10-19 Sogo Keibi Hosho Co Ltd 監視センタ、監視システム、監視方法、監視プログラム
JP2007060370A (ja) * 2005-08-25 2007-03-08 Sumitomo Electric Ind Ltd 携帯型通信端末、避難路表示システムおよび危険報知装置

Patent Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002063669A (ja) * 2000-08-22 2002-02-28 Mitsubishi Electric Building Techno Service Co Ltd ビルの遠隔監視システム
JP2003151055A (ja) * 2001-11-08 2003-05-23 Toshiba Corp 自動通報装置
JP2003256989A (ja) * 2002-03-05 2003-09-12 Koichi Hirata タクシー配車システム
JP2005117575A (ja) * 2003-10-10 2005-04-28 Mitsubishi Electric Corp 管理サーバおよび監視システム
JP2005316578A (ja) * 2004-04-27 2005-11-10 Nec Saitama Ltd セキュリティシステム及び防犯機能付き携帯端末
JP2006285643A (ja) * 2005-03-31 2006-10-19 Sogo Keibi Hosho Co Ltd 監視センタ、監視システム、監視方法、監視プログラム
JP2007060370A (ja) * 2005-08-25 2007-03-08 Sumitomo Electric Ind Ltd 携帯型通信端末、避難路表示システムおよび危険報知装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013196562A (ja) * 2012-03-22 2013-09-30 Nec Access Technica Ltd 監視装置、監視システム、及び、監視方法
WO2016103332A1 (ja) * 2014-12-22 2016-06-30 株式会社 テクノミライ デジタルファインドセキュリティシステム、方法及びプログラム

Also Published As

Publication number Publication date
JP5489219B2 (ja) 2014-05-14

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US9954995B2 (en) End to end design of personal emergency service utilizing M2M cellular, XMPP/XML technologies on mobile help button
JP7377845B2 (ja) 行動喚起プログラム
US10715662B2 (en) System and method for artificial intelligence on hold call handling
CA2951761A1 (en) Personal emergency response system with predictive emergency dispatch risk assessment
CA3044263C (en) Ptx data analytic engine notifying group list of detected risk event
US8208889B2 (en) System and method for providing emergency notification services via enhanced directory assistance
US20180176362A1 (en) Personal emergency triggering, notification and communication for smartwatches
US9025735B2 (en) Emergency communications system
US9854420B2 (en) Method and system for optimal emergency communication
JP5094370B2 (ja) 救助要請システム
US20130250080A1 (en) Modularized mobile health and security system
US20150261769A1 (en) Local Safety Network
JPWO2003069572A1 (ja) セキュリティ提供方法
US20120003956A1 (en) Real time sound/image capture and distibution to end recipient
KR102131969B1 (ko) Ict 기반 서비스의 이용정보를 활용한 고독사 방지 방법 및 시스템
JP2018530083A (ja) アラームシステム
JP5489219B2 (ja) 緊急通報システム
KR20190049187A (ko) 사용자의 위험 상태 공유를 위해 상기 사용자의 단말에 기 설치된 어플리케이션 내 타이머를 실행시키는 방법 및 그 장치
JP2002175581A (ja) 生活見守りシステム
CN104954429A (zh) 一种遇险自动求救系统的方法
KR101324933B1 (ko) 근거리 통신망을 이용한 개인 위치 추적 방법 및 시스템
US10462639B2 (en) Enhanced gateway safety system
JP7452862B2 (ja) 通報処理装置、及び通報処理方法
US20090215426A1 (en) Personal security system and method
Chen et al. Sensors-assisted rescue service architecture in mobile cloud computing

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20120827

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120905

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20121105

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20130508

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20130708

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20140129

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20140220

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5489219

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees