JP2011216498A - 燃料電池システム - Google Patents

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Abstract

【課題】消費電力の増大、構成の大型化、複雑化を極力抑えて、残留する水分を除去する処理時間を短縮することを課題とする。
【解決手段】 燃料電池システムの運転停止トリガーがオンされると、加湿手段3で加湿される空気の加湿量を通常運転時よりも低加湿で空気を燃料電池スタック1に供給し、燃料電池スタック1の内部で生成された水分の持ち出し量を増大させて燃料電池スタック1の発電を所定時間継続し、その後発電を停止して、燃料電池スタック1のカソード極側を空気で所定時間パージして構成される。
【選択図】 図1

Description

本発明は、システムの運転停止後に、次回の運転、特に氷点下の低温環境下での運転に備えて、燃料電池に残留する水分を除去する技術を改善した燃料電池システムに関する。
燃料電池システムは、燃料が有する化学エネルギを直接電気エネルギに変換する装置であり、電解質膜を挟んで設けられた一対の電極のうち陽極(アノード極)に水素を含有する燃料ガスを供給するとともに、他方の陰極(カソード極)に酸素を含有する酸化剤ガスを供給し、これら一対の電極の電解質膜側の表面で生じる下記の電気化学反応を利用して電極から電気エネルギを取り出すものである(例えば特許文献1参照)。
(化1)
陽極(アノード極):H→2H+2e
陰極(カソード極):2H+2e+(1/2)O→H
アノード極に供給する燃料ガスの水素は、水素貯蔵装置から直接供給する方法、水素を含有する燃料を改質して得られた水素含有ガスを供給する方法が知られている。水素貯蔵装置としては、高圧ガスタンク、液化水素タンク、水素吸蔵合金タンク等がある。水素を含有する燃料としては、天然ガス、メタノール、ガソリン等が考えられる。一方、カソード極に供給する酸化剤ガスとしては、一般的に空気が利用されている。
ところで、例えば燃料電池を自動車の動力源として使用する場合や、寒冷地での定置用として使用する場合には、燃料電池が0℃以下の雰囲気にさらされることがあり、そのような状況下でも燃料電池が起動でき、通常に発電できることが望まれている。しかしながら、0℃以下の低温状態では、燃料電池を構成するセルの中に前回の発電後残留した水分が凍結して、水素ガスや空気ガスが流通する反応ガス流路が閉塞してしまったり、電極近傍に残留している水分が凍結して反応ガスの拡散を阻害してしまい、発電ができなくなるという問題があった。
そこで、燃料電池を0℃以下から起動させるためには、あらかじめ燃料電池内部から水分を除去しておくことが必要となる。このため、例えば特許文献2に記載されているように、燃料電池システムの運転停止時に、加湿しない反応ガスを燃料電池内に供給して燃料電池を乾燥させ、燃料電池内が一定の湿度に達した後運転を停止するという技術が知られている。
しかし、この技術では、単に加湿しない反応ガスによって燃料電池内を乾燥させようとすると、氷点下から発電するのに十分な乾燥を完了するまでに多くの時間がかかるという問題がある。特に、燃料電池を車両の動力源として使用する場合には、運転者がイグニッションキーをオフにしてからシステムが停止するまでに長い時間がかかってしまうことになり、実用上好ましくない。
この問題に対処するために、燃料電池システムの運転停止時に、反応ガスを除湿して反応ガスから水分を取り除く除湿器を設け、この除湿器で乾燥された反応ガスでもって燃料電池を乾燥させる技術が、例えば特許文献3に記載されている。さらに、同様の技術として、例えば特許文献4には、高温に加熱された乾燥空気を燃料電池に供給して燃料電池を乾燥させる技術が提案されている。
また、例えば特許文献5には、燃料電池の運転停止時に、運転時に燃料電池を冷却する冷却水を加熱し、この加熱した冷却水で燃料電池を所定温度に加熱して乾燥させる技術が記載されている。これらの技術は、反応ガスの温度や燃料電池の温度を高くすることで、燃料電池内部の水分を蒸発させて除去するようにしている。
特開平8−106914号公報 特開2001−332281 特開2002−208421 特開2002−246054
しかしながら、高温に加熱された乾燥空気で燃料電池を乾燥させる技術において、乾燥空気ガスの熱容量は、各燃料電池セルに対して反応ガスを分配又は収集するマニホールド部材や、燃料電池セルを構成するセパレータ部材の熱容量に比較して非常に小さい。このため、いくら反応ガスを高温に加熱して燃料電池に供給したとしても、高温の反応ガスが本来乾燥させたい流路や電極付近に到達するころには、反応ガスの温度はかなり低下してしまい、残留水分を蒸発させて除去するという効果は著しく低減してしまう。
一方、冷却水を加熱して燃料電池に送り込んで燃料電池を加熱する技術では、上記のような不具合は起こらずに残留水分を蒸発させて除去する効果が得られる。しかしその反面、冷却水を加熱するための加熱器が必要となる。このため、システムが大型化、複雑化してしまう。その上、冷却水を加熱するための時間と電力が必要となり、消費電力の増大ならびに水分除去処理に多大な時間を要するといった問題点がある。
そこで、本発明は、上記に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、消費電力の増大、構成の大型化、複雑化を極力抑えて、残留する水分を除去する処理時間を短縮した燃料電池システムを提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明の課題を解決する手段は、 燃料ガス流路を介して供給される燃料ガスと酸化剤ガス流路を介して供給される酸化剤ガスとを電気化学反応させて発電を行う燃料電池を備えた燃料電池システムにおいて、燃料電池システムの運転停止が指令されると、通常運転時よりも低加湿の酸化剤ガスを燃料電池に供給する発電条件、もしくは酸化剤ガスの流量が増大する発電条件に切り替えて燃料電池の発電を所定時間継続することによりカソード極側に水分が偏った状態にし、その後発電を停止して、燃料電池の酸化剤ガス流路、又は酸化剤ガス流路と燃料ガス流路を所定時間パージすることを特徴とする。
本発明によれば、システムの運転停止が指令された後、燃料電池の水分の持ち出し量を増大させる発電条件に切替えて発電を継続することで、アノード極側からカソード極側に水分が移動し、カソード極側に水分が偏った状態にすることができる。その後所定時間して発電を停止し、少なくとも酸化剤ガス流路をパージすることにより、カソード極側に偏った水分を一気に除去することができるので、従来に比べて燃料電池に残留する水分を除去する処理時間を短縮することができる。
本発明の実施形態1に係る燃料電池システムの構成を示す図である。 本発明の実施形態1と従来例との動作特性を示す図である。 本発明の実施形態2と従来例との動作特性を示す図である。 本発明の実施形態3と従来例との動作特性を示す図である。 本発明の実施形態4に係る燃料電池システムの構成を示す図である。 本発明の実施形態4の動作手順を示すフローチャートである。 本発明の実施形態5と従来例との動作特性を示す図である。 本発明の実施形態6と従来例との動作特性を示す図である。 本発明の実施形態7に係る燃料電池システムの構成を示す図である。 本発明の実施形態8と従来例との動作特性を示す図である。 本発明の実施形態9に係る燃料電池システムの構成を示す図である。 本発明の実施形態9と従来例との動作特性を示す図である。 本発明の実施形態10と従来例との動作特性を示す図である。
以下、図面を用いて本発明を実施するための実施形態を説明する。
(実施形態1)
図1は本発明の実施形態1に係る燃料電池システムの構成を示す図である。図1に示す実施形態1のシステムは、燃料電池スタック1、カソード反応ガス供給手段2、加湿手段3、冷却水循環手段4、冷却水タンク5、制御装置6、負荷7、パワーマネージャー(PM)8を備えて構成されている。
燃料電池スタック1は、単位燃料電池セルが複数積層されて形成され、燃料ガスの水素と酸化剤ガスの空気とを化学反応させて発電する。水素は水素タンク(図示せず)から燃料電池スタック1に供給され、空気はカソード反応ガス供給手段2から燃料電池スタック1に供給される。燃料電池スタック1の発電で得られた電力は、燃料電池スタック1から取り出されて、負荷7や後述する二次電池、補機等に供給される。
カソード反応ガス供給手段2は、カソード反応ガスとなる空気を圧縮して加圧し、加圧した空気を燃料電池スタック1に供給し、空気を圧縮するコンプレッサ等で構成される。
加湿手段3は、カソード反応ガス供給手段2から燃料電池スタック1に供給される空気を加湿し、例えばWRD(Water Recovery Device)で構成される。
冷却水循環手段4は、燃料電池スタック1、冷却水循環手段4ならびに冷却水タンク5を連結する冷却水流路を介して、冷却水タンク5に貯水される冷却水を燃料電池スタック1に循環供給して、燃料電池スタック1の発電で生じた熱を除去し、冷却水を流路を流通駆動させるポンプ等で構成される。
負荷7は、燃料電池スタック1から与えられた電力を消費し、この燃料電池システムが例えば車両に搭載された場合には例えば電動モータ等で構成される。
パワーマネージャー(PM)8は、燃料電池スタック1の発電で得られた電力の燃料電池スタック1からの取り出しを制御し、燃料電池スタック1と負荷7との接続を制御する。
制御装置6は、本システムの運転を制御する制御中枢として機能し、プログラムに基づいて各種動作処理を制御するコンピュータに必要な、CPU、記憶装置、入出力装置等の資源を備えた例えばマイクロコンピュータ等により実現される。制御装置6は、本システムにおける各センサ(図示せず)からの信号を読み込み、読み込んだ各種信号ならびに予め内部に保有する制御ロジック(プログラム)に基づいて、燃料電池スタック1、カソード反応ガス供給手段2、加湿手段3、冷却水循環手段4、負荷7ならびにパワーマネージャー(PM)8を含む本システムの各構成要素に指令を送り、以下に説明する残留水分の除去処理を含む本システムの運転/停止に必要なすべての動作を統括管理して制御する。
このような構成において、燃料電池システムの運転停止トリガーがオンされてシステムの運転停止が指令されると、それまでの燃料電池スタック1の発電を、燃料電池スタック1の内部で生成された水分の持ち出し量を増大させる発電条件に切り替えて、すなわち制御装置6は加湿手段3を制御して空気の加湿量を低下させ、なお燃料電池スタック1の発電は継続させる。その後所定時間が経過すると、制御装置6はパワーマネージャー8を制御して燃料電池スタック1から負荷7を切り離す。これにより、燃料電池スタック1の発電を停止させるとともに、カソード反応ガス供給手段2を所定時間稼動させ、燃料電池スタック1に空気を供給する。所定時間後、制御装置6によってカソード反応ガス供給手段2を停止して、燃料電池スタック1への空気の供給を停止する。
図2は上記実施形態1(同図(a))と本発明の技術を採用していない従来例(同図(b))とにおける、負荷、空気の加湿量、燃料電池スタック1の水分の持ち出し量、燃料電池スタック1の電解質膜の膜抵抗の時間変化を表したものである。図2を参照して、この実施形態1によれば、システムの運転停止トリガーがオンされると、通常の発電時に発電が円滑に行われるように最適に設定された値よりも加湿量が減った空気が燃料電池スタック1に供給されるため、燃料電池スタック1からの水の持ち出し量が増加し膜抵抗が増加する。加えて、一般に燃料電池スタック1の発電では1つのプロトンが電解質膜の高分子膜を移動する際に、1〜2.5分子の水をドラッグしていくことが知られている(プロトンドラッグ)。
これにより、空気が低加湿で発電が継続されると、アノード極側からカソード極側に水が移動し、カソード極側に水分が集められる。したがって、低加湿での燃料電池スタック1の発電を停止した後、さらにカソード極側を空気でパージすることで、より多くの水を持ち出すことができ、かつ図2に示すように膜抵抗を急激に増加させることができる。
これによって、電解質膜の乾燥度を零下起動に必要な電解質膜の乾燥度合いに比較的短時間で到達させることができる。燃料電池スタック1を例えば車両の動力源として使用する場合には、運転者が車両のイグニッションキーをオフにしてからできるだけ短時間でシステムが停止することが望まれており、この実施形態1の技術はこの要望に寄与することができる。
このように、上記実施形態1においては、システム停止のトリガーがオンされた後、空気の加湿量を低下させるという、燃料電池スタック1からの水の持ち出し量を増大させる発電条件に切替えて発電を継続させることにより、アノード極側からカソード極側に水分が移動し(電気浸透水)、カソード極側に水分が偏った状態にすることができる。その後所定時間が経過して、負荷を切り離して発電を停止するとともに、カソード極側を空気でパージすることにより、カソード極側に偏った水分を一気に除去することができるので、従来の方法と比較して燃料電池スタック1の乾燥時間を短縮することができる。
(実施形態2)
次に、図3を参照して、本発明の実施形態2を説明する。図3はこの実施形態2(同図(a))と従来例(同図(b))とにおける、負荷、燃料電池の温度、燃料電池スタック1の水分の持ち出し量、燃料電池スタック1の電解質膜の膜抵抗の時間変化を表したものである。
この実施形態2の特徴とするところは、先の実施形態1に比べて、システム運転停止のトリガーがオンされた後に、空気の加湿量を減らすことに代えて、それまでの燃料電池スタック1の発電を、燃料電池スタック1の内部で生成された水分の持ち出し量を増大させる発電条件として、負荷を上げて発電を継続させるようにしたことにあり、他は実施形態1と同様である。このような制御は、図1に示す制御装置6がパワーマネージャー8を制御することにより実施することができる。
このような制御により、図3に示すように、システム運転停止トリガーがONされた後の負荷運転で、燃料電池を構成する触媒層での発熱が大きくなり、触媒層近傍での飽和蒸気圧が増加する。このため、この後負荷7を切り離して発電を停止し、カソード極を空気でパージすることにより、より多くの水分を蒸発によって除去することができる。したがって、図3に示すように、システム停止のトリガーがオンされた後の負荷運転で水分の持ち出し量が増加し、かつ負荷を切り離した後のパージでより多くの水分が排出され、膜抵抗が急激に増加する。これにより、先の実施形態1と同様に零下起動に必要な乾燥度合いに比較的短時間で到達させることができる。
このように、上記実施形態2においては、システム停止のトリガーがオンされた後、発電停止される直前の負荷よりも大きな負荷で発電を継続させることで、負荷が小さい場合と比較して触媒層での発熱量を多くすることが可能となる。これにより、パージ時に触媒層近傍での飽和蒸気圧が増加し、水分をより多く短時間に除去することができる。
(実施形態3)
次に、図4を参照して、本発明の実施形態3を説明する。図4はこの実施形態3(同図(a))と従来例(同図(b))とにおける、負荷、空気の流量、燃料電池スタック1の水分の持ち出し量、燃料電池スタック1の電解質膜の膜抵抗の時間変化を表したものである。
この実施形態3の特徴とするところは、先の実施形態1に比べて、システム運転停止のトリガーがオンされた後に、空気の加湿量を減らすことに代えて、それまでの燃料電池スタック1の発電を、燃料電池スタック1の内部で生成された水分の持ち出し量を増大させる発電条件として、空気流量を上げて発電を継続させる、すなわち発電効率を低下させて燃料電池スタック1の発電を行うようにしたことにあり、他は実施形態1と同様である。この制御は、図1の制御装置6がカソード反応ガス供給手段2を制御することにより実施できる。
このような制御により、システム運転停止トリガーがオンされた後、燃料電池スタック1では低利用率で負荷運転が行われ、水の持ち出し量を増加することができる。これにより、前述したプロトンドラッグ現象により電解質膜内の水分をカソード極側に集めることができる。
ただし、低利用率運転で水の持ち出し量を増加させるためには、空気の相対湿度が同等かそれ以下であることが必要である。しかしながら、同じ加湿手段において空気の流量を増大させた場合には低加湿になるのが一般的であるので、この条件は容易に達成することができる。したがって、先の実施形態1と同様にカソード極側に集められた水分は、発電停止後のパージで一気に排出されるため、比較的短時間で零下起動に必要な乾燥度合いに到達させることができる。
このように、上記実施形態3においては、システム停止のトリガーがオンされた後、通常発電時よりも利用率を低い条件で発電を継続させることで、通常の利用率と比較して水の持ち出し量が多くなり、より効率的にカソード極側に水が偏った状態にすることができる。これにより、実施形態3においても、実施形態1と同様の効果を得ることができる。
(実施形態4)
図5は本発明の実施形態4に係る燃料電池システムの構成を示す図であり、図5に示す実施形態4のシステムは、図1に示す先の実施形態1に比べて、燃料電池スタック1の代表温度をモニターするスタック代表温度モニター手段11を燃料電池スタック1に設け、このスタック代表温度モニター手段11でモニターされた温度に基づいて、先の実施形態1〜3のいずれか1つの処理を行って水分を除去するようにしたことにあり、他は実施形態1〜3と同様である。
次に、図6のフローチャートを参照して、この実施形態4の制御手順を説明する。図6において、先ずシステム停止トリガーがオンされると(ステップS60)、その時のスタック代表温度をスタック代表温度モニター手段11でモニターする。続いて、モニターしたスタック代表温度Tが予め設定された所定温度T1以上であるか否かを判別する(ステップS61)。
判別の結果、T>T1である場合には、前述した実施形態1〜3の燃料電池スタック1の発電を継続させる処理をスキップし、所定時間燃料電池スタック1内を空気でパージする処理を行う(ステップS63)。このように、燃料電池スタック1の温度が高い場合には、従来例のように単純に燃料電池スタック1内をパージするだけで、蒸発によって多くの水分を短時間で除去することができる。
しかしながら、燃料電池スタック1の温度が低い場合には、従来例の方法ではパージに時間がかかってしまうので、短時間で水分を除去することが困難となる。そこで、スタック代表温度T<T1である場合には、前述した実施形態1〜3のいずれか1つの方法で燃料電池スタック1の発電を所定時間継続させ、所定時間後燃料電池スタック内を空気でパージする。これによって、燃料電池スタック1が予め設定された温度以下の低温状態であっても比較的短時間で零下起動に必要な乾燥度合いに到達することができる。
このように、上記実施形態4においては、スタック代表温度に基づいて、先の実施形態1〜3のいずれか1つの処理手順を実施するか、もしくはいずれも実施しないかを選択することで、無駄なエネルギーを消費することなく、最適な乾燥パージを実施することができる。
(実施形態5)
次に、図7を参照して、本発明の実施形態5を説明する。図7は負荷、燃料電池スタック1の電解質膜の膜抵抗の時間変化を表したものである。
先の実施形態4では、スタック代表温度モニター手段11によってモニターした温度が低い場合には、前述した実施形態1〜3の制御方法で燃料電池スタック1の発電を継続しても、なかなか電解質膜の抵抗が上がってこないことが予想される。そこで、この実施形態5の特徴とするところは、先の実施形態4に比べて、図7に示すように、温度が低い場合には膜抵抗が予め設定された所定の値に上昇するまで長い時間発電を継続し、その後に先の実施形態1〜3と同じように負荷を切り離してカソード極側をパージして、零下起動に必要な乾燥度合いに到達させるようにしたことにある。
このように、上記実施形態5においては、スタック代表温度に基づいて燃料電池スタック1の発電を継続させる時間を制御するので、比較的低温でシステムを停止した場合には、長い時間発電させて温度を上昇させ、水分をより多く除去することができる。また、高温で停止した場合には、短い時間の発電にすることにより無駄なエネルギーを消費することなく最適な乾燥パージを実施することができる。
(実施形態6)
次に、図8を参照して、本発明の実施形態6を説明する。図8は負荷、燃料電池スタック1の電解質膜の膜抵抗の時間変化を表したものである。
先の実施形態4では、スタック代表温度モニター手段11によってモニターした温度が低い場合には、前述した実施形態1〜3の制御方法で燃料電池スタック1の発電を継続しても、なかなか電解質膜の抵抗が上がってこないことが予想される。そこで、この実施形態6の特徴とするところは、先の実施形態4に比べて、図8に示すように、温度が低い場合には燃料電池スタック1から負荷を切り離した後、カソード電極をパージする時間を先の実施形態4に比べて長く設定し、零下起動に必要な乾燥度合いに到達させるようにしたことにある。
このように、上記実施形態6においては、スタック代表温度に基づいて負荷を切り離した後のパージ時間を制御するので、水分の蒸発が少ない比較的低温でシステムを停止した場合には、より長い時間パージして水分を除去する一方、高温で停止した場合には、短い時間のパージにすることにより、無駄なエネルギーを消費することなく最適な乾燥パージを実施することができる。
(実施形態7)
図9は本発明の実施形態7に係る燃料電池システムの構成を示す図であり、図9に示す実施形態7のシステムは、図5に示す先の実施形態4に比べて、カソード反応ガス供給手段2から排出された空気が加湿手段3をバイパスするバイパスライン12を加湿手段3と並行に設け、加湿手段3の上流側ならびに下流側に三方弁9を設け、制御装置6の制御の下に三方弁9を切り替え制御して、加湿手段3側又はバイパスライン12側に選択的に空気流路を設定するようにしたことにあり、他は図5と同様である。
前述した実施形態1では、システム停止トリガーがオンされた後に、加湿手段3を制御して空気の加湿量を減らして燃料電池スタック1の発電を継続しているが、この実施形態7では、システム停止トリガーがオンされた後、三方弁9をバイパスライン12側に切り替え、加湿手段3をバイパスして空気を燃料電池スタック1に供給する。
これにより、実施形態1よりもさらに燃料電池スタック1からの水の持ち出し量が多くなり、より速く零下起動に必要な膜の乾燥度合いに到達することができる。また、この実施形態7では、システム停止トリガーがオンされ、先の実施形態1〜3のいずれかの制御方法で発電した後に、加湿手段3をバイパスした空気でカソード極側をパージするので、加湿手段3を通過した空気でパージする場合に比べて、より速く零下起動に必要な電解質膜の乾燥度合いに到達することができる。
このように、上記実施形態7においては、システム停止のトリガーがオンされた後供給する空気は、加湿手段3を通さずに加湿されていない乾燥した空気となるので、発電を継続している間も、電解質膜と触媒層の乾燥が促進され、全体としての乾燥時間をより短縮することができる。
(実施形態8)
次に、図10を参照して、本発明の実施形態8を説明する。図10はこの実施形態8(同図(a))と従来例(同図(b))とにおける、冷却水循環量、燃料電池スタック温度、燃料電池スタック1の水分の持ち出し量、燃料電池スタック1の電解質膜の膜抵抗の時間変化を表したものである。
この実施形態10の特徴とするところは、先の図1、図5又は図9に示す構成において、システム停止トリガーがオンされると、冷却水循環手段4を停止して冷却水の循環を停止する。その後、前述した実施形態1〜3のいずれかの制御方法で燃料電池スタック1の発電を継続するようにしたことにある。これにより、冷却水の循環を停止することで、図10(a)に示すように、燃料電池スタック1の温度が上昇して水の持ち出し量が増加し、迅速に零下起動に必要な膜の乾燥度合いにすることができる。
このように、上記実施形態8においては、システム停止のトリガーがオンされた後は、冷却媒体の循環を停止して、燃料電池スタック1の発電を継続するので、燃料電池スタック1の温度を上昇させ、乾燥時間をより短くすることができる。
(実施形態9)
図11は本発明の実施形態9に係る燃料電池システムの構成を示す図であり、図11に示す実施形態9のシステムは、図9に示す先の実施形態7に比べて、燃料電池スタック1での発電により得られた電力を蓄電する二次電池10を備えたことにあり、他は図9と同様である。
このよな構成において、システム停止のトリガーがオンされると、それまでの負荷で燃料電池スタック1の発電が継続され、この発電で得られた電力は二次電池10に充電される。通常、二次電池10の充電状態(SOC)は、次回のシステム起動時に必要な電力分を確保するように蓄電制御されるため、システム停止トリガーがオンされた後に継続される発電電力を充電することによって、図12に示すように、二次電池10のSOCは起動時に必要なSOCよりも多くすることが可能となる。
所定時間後、燃料電池スタック1の発電が停止し、それまでの発電で二次電池10に充電された電力を用いてカソード反応ガス供給手段2を動作させ、燃料電池スタック1のカソード極側を空気でパージする。これにより、乾燥処理が完了してシステムが完全停止した時には、図12に示すように二次電池10のSOCは再び所定のSOCとなり、次回の起動時に二次電池10の充電量が不足して起動できなくなるといった不具合を防止することができる。
このように、上記実施形態9においては、システム停止のトリガーがオンされた後、所定時間継続される発電によって得られた電力は二次電池10に充電され、その後二次電池10に蓄電された電力を用いてカソード極のガス流路を空気でパージすることで、最終的にシステムが停止した時にも二次電池10を常に所定の充電状態を保つことが可能となり、次回起動時に補機の動力源を常に確保しておくことができる。
(実施形態10)
次に、図13を参照して、本発明の実施形態10を説明する。図13は負荷、二次電池のSOC、燃料電池スタック1の電解質膜の膜抵抗の時間変化を表したものである。
この実施形態10の特徴とするところは、先の実施形態9に比べて、システム停止トリガーがオンされた時に、二次電池10のSOCが、負荷を切り離した後カソード極側を所定時間パージするのに必要な電力と、次回システム起動時の補機の動力源に必要な電力とを合計した電力に相当するSOCに達していない場合に適用するようにしたことを特徴とし、他は実施形態9と同様である。なお、負荷を切り離した後カソード極側を所定時間パージするのに必要な電力、ならびに次回起動時の補機の動力源に必要な電力は、実験や机上検討等により予め算出されているものする。また、二次電池10のSOCは、制御装置6で把握、管理される。
制御装置6で測定される二次電池10のSOCが、システム停止トリガーがオンされる前に起動に必要な予め設定された所定のSOCに満たないと制御装置6が判断した場合には、例えば図13(a)に示すように、システム停止トリガーがオンされた後、負荷を増大させることで、先の実施形態9の図12に示すよりも多くの電力を二次電池10に蓄電し、システム停止時に所定のSOCになるように制御する。もしくは、図13(b)に示すように、負荷を増大させることに代えて、発電時間を長くして蓄電量を増やして二次電池10のSOCを上げ、システム停止時に所定のSOCになるように制御する。
いずれの場合でも、先の実施形態9と同様に、乾燥処理が完了してシステムが完全停止した時には、図13に示すように二次電池10のSOCは再び所定のSOCとなり、次回の起動時に二次電池10の充電量が不足して起動できなくなるといった不具合を防止することができる。
このように、上記実施形態10においては、システム停止のトリガーがオンされた後実施される燃料電池スタック1の発電は、負荷を切り離した後カソード極側を所定時間パージするのに必要な電力と、次回起動時の補機の動力源に必要な電力とを合計した電力を、二次電池10に充電するまで継続することで、最終的にシステムが停止した時にも二次電池10を常に所定の充電状態に保つことが可能となり、次回起動時の補機の動力源を常に確保することができる。
なお、上記実施形態1〜10では、すべてカソード極側のみをパージする実施形態を説明したが、カソード極側に加えて、燃料ガスの流通流路を含む燃料電池スタック1のアノード極側も空気でパージするようにしてもよく、同様の効果を得ることができる。
1…燃料電池スタック
2…カソード反応ガス供給手段
3…加湿手段
4…冷却水循環手段
5…冷却水タンク
6…制御装置
7…負荷
8…パワーマネージャー
9…三方弁
10…二次電池
11…スタック代表温度モニター手段
12…バイパスライン

Claims (10)

  1. 燃料ガス流路を介して供給される燃料ガスと酸化剤ガス流路を介して供給される酸化剤ガスとを電気化学反応させて発電を行う燃料電池を備えた燃料電池システムにおいて、
    前記燃料電池システムの運転停止が指令されると、通常運転時よりも低加湿の酸化剤ガスを前記燃料電池に供給する発電条件に切り替えて前記燃料電池の発電を所定時間継続することによりカソード極側に水分が偏った状態にし、その後発電を停止して、前記燃料電池の酸化剤ガス流路、又は酸化剤ガス流路と燃料ガス流路を所定時間パージする
    ことを特徴とする燃料電池システム。
  2. 燃料ガス流路を介して供給される燃料ガスと酸化剤ガス流路を介して供給される酸化剤ガスとを電気化学反応させて発電を行う燃料電池を備えた燃料電池システムにおいて、
    前記燃料電池システムの運転停止が指令されると、酸化剤ガスの流量が増大する発電条件に切り替えて前記燃料電池の発電を所定時間継続することによりカソード極側に水分が偏った状態にし、その後発電を停止して、前記燃料電池の酸化剤ガス流路、又は酸化剤ガス流路と燃料ガス流路を所定時間パージする
    ことを特徴とする燃料電池システム。
  3. 前記燃料電池に供給される酸化剤ガスを加湿する加湿手段を備え、
    前記燃料電池システムの運転停止が指令された後、前記加湿手段で加湿せずに前記燃料電池に酸化剤ガスを供給する
    ことを特徴とする請求項1に記載の燃料電池システム。
  4. 前記燃料電池に供給される酸化剤ガスを加湿する加湿手段を備え、
    前記加湿手段で加湿されない酸化剤ガスでパージする
    ことを特徴とする請求項1又は3に記載の燃料電池システム。
  5. 前記燃料電池の温度をモニターする温度モニター手段を備え、
    前記燃料電池システムの運転停止が指令され時に、前記温度モニター手段でモニターされた温度が予め設定された所定温度以上の場合は、直ちに前記燃料電池の酸化剤ガス流路、又は酸化剤ガス流路と燃料ガス流路を所定時間パージし、前記温度モニター手段でモニターされた温度が前記所定温度以下の場合には、前記燃料電池の発電を所定時間継続し、その後発電を停止して、前記燃料電池の酸化剤ガス流路、又は酸化剤ガス流路と燃料ガス流路を所定時間パージする
    ことを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の燃料電池システム。
  6. 前記燃料電池の温度をモニターする温度モニター手段を備え、
    前記燃料電池システムの運転停止が指令され時に、前記温度モニター手段でモニターされた温度に基づいて、前記燃料電池の発電を継続させる時間を設定する
    ことを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の燃料電池システム。
  7. 前記燃料電池の温度をモニターする温度モニター手段を備え、
    前記燃料電池システムの運転停止が指令され時に、前記温度モニター手段でモニターされた温度に基づいて、前記燃料電池の酸化剤ガス流路、又は酸化剤ガス流路と燃料ガス流路をパージする時間を設定する
    ことを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載の燃料電池システム。
  8. 前記燃料電池に冷媒を流通させて発電で生じた熱を除去する冷却手段を備え、
    前記燃料電池システムの運転停止が指令された後、前記冷却手段による前記冷媒の流通を停止する
    ことを特徴とする請求項1〜7のいずれか1項に記載の燃料電池システム。
  9. 前記燃料電池の発電で得られた電力を貯蔵する電力貯蔵手段を備え、
    前記燃料電池システムの運転停止が指令された後、前記燃料電池で所定時間継続される発電によって得られた電力を前記電力貯蔵手段に貯蔵し、その後前記電力貯蔵手段に貯蔵された電力を用いてパージする
    ことを特徴とする請求項1〜8のいずれか1項に記載の燃料電池システム。
  10. 前記燃料電池の発電で得られた電力を貯蔵する電力貯蔵手段を備え、
    前記燃料電池システムの運転停止が指令された後、パージを実行する際に消費される電力と次回のシステム起動時に消費される電力とを合わせた電力を前記電力貯蔵手段に貯蔵するまで前記燃料電池の発電を継続する
    ことを特徴とする請求項1〜9のいずれか1項に記載の燃料電池システム。
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